JPH08326093A - モータグレーダのブレード昇降装置 - Google Patents

モータグレーダのブレード昇降装置

Info

Publication number
JPH08326093A
JPH08326093A JP13148395A JP13148395A JPH08326093A JP H08326093 A JPH08326093 A JP H08326093A JP 13148395 A JP13148395 A JP 13148395A JP 13148395 A JP13148395 A JP 13148395A JP H08326093 A JPH08326093 A JP H08326093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
lateral movement
detecting
movement amount
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13148395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sakamoto
正昭 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP13148395A priority Critical patent/JPH08326093A/ja
Publication of JPH08326093A publication Critical patent/JPH08326093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの操作レバーを操作することでブレード
を真直ぐに昇降できるようにする。 【構成】 前後に操作可能な第1操作レバーと、この第
1操作レバーの信号によって第1・第2・第3比例電磁
弁に伸縮信号を出力するコントローラ26と、ブレード
9の昇降後のブレード横移動量を演算する演算回路36
を備え、第1操作レバーを操作することで第1・第2比
例電磁弁を伸縮位置に切換えて左右昇降シリンダ3,4
を伸縮してブレードを昇降すると共に、第3比例電磁弁
を伸縮位置に切換えて横送りシリンダ5を伸縮してブレ
ード9をブレード横移動量だけ左右に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータグレーダのブレ
ードを昇降する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータグレーダは例えば図1に示すもの
が知られている。すなわち、車体1の前端部にドローバ
2を揺動自在に支承し、このドローバ2と車体1とに亘
って左右昇降シリンダ3,4及び横送りシリンダ5を連
結し、このドローバ2に旋回サークル6を旋回油圧モー
タ7で旋回自在に設け、この旋回サークル6のブラケッ
ト8にブレード9をシフトシリンダ10で左右移動自在
に設けてあると共に、前輪11を図示しないリーニング
シリンダで左右に傾倒(リーニング)できるようにして
ある。
【0003】前述のブレード9を昇降する装置としては
例えば図2に示すように、左右ブレードリフト操作レバ
ー12,13により切換えられる左右ブレードリフト弁
14,15によって油圧ポンプ16の吐出圧油を左右昇
降シリンダ3,4に供給するようにしたものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のブレード昇降装
置であると左右ブレードリフト操作レバー12,13を
操作して左右ブレードリフト弁14,15を切換えて油
圧ポンプ16の吐出圧油を左右昇降シリンダ3,4に供
給するので、その操作が大変面倒となるし、両手を使う
ことになるからハンドル操作ができずに走行中にブレー
ト9を昇降する場合には危険となる。
【0005】また、左右昇降シリンダ3,4を伸長・縮
少してブレード9を昇降する時に横送りシリンダ5のた
めにブレード9が左右に動き、ブレード9を真直ぐ昇降
するには横送りシリンダ5を伸縮しなくてはならず、図
2に示す横送り操作レバー17を操作して横送り弁18
を切換えて油圧ポンプ16の吐出圧油を横送りシリンダ
5に供給するので、前述のブレード9を真直ぐ昇降する
操作が大変面倒となる。
【0006】そこで本発明は前述の課題を解決できるよ
うにしたモータグレーダのブレード昇降装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、車体1に
ドローバ2を左右昇降シリンダ3,4で上下揺動自在に
支承し、このドローバ2と車体1に亘って横送りシリン
ダ5を連結し、そのドローバ2にブレード9を取付けた
モータグレーダにおいて、ブレード昇降信号を出力する
操作部材と、前記左昇降シリンダ3に圧油を供給する第
1の弁と、右昇降シリンダ4に圧油を供給する第2の弁
と、前記横送りシリンダ5に圧油を供給する第3の弁
と、ブレード9を昇降した時のブレード横移動量を検出
する手段と、コントローラ26を設け、前記コントロー
ラ26を、前記操作部材のブレード昇降信号によって、
左右昇降シリンダ3,4を伸縮作動させるべく前記第1
・第2の弁に伸縮信号を出力すると共に、前記横送りシ
リンダ5を伸縮作動させるべく前記第3の弁に伸縮信号
を出力するし、かつ前記ブレード横移動量検出手段で検
出したブレード横移動量がゼロとなると伸縮信号の出力
を停止するようにしたモータグレーダのブレード昇降装
置である。第2の発明は、車体1にドローバ2を左右昇
降シリンダ3,4で上下揺動自在に支承し、このドロー
バ2と車体1に亘って横送りシリンダ5を連結し、その
ドローバ2にブレード9を取付けたモータグレーダにお
いて、ブレード昇降信号を出力する操作部材と、前記左
昇降シリンダ3に圧油を供給する第1の弁と、右昇降シ
リンダ4に圧油を供給する第2の弁と、前記横送りシリ
ンダ5に圧油を供給する第3の弁と、ブレード9を昇降
した時のブレード横移動量を検出する手段と、ブレード
9の昇降前と昇降後のブレード左右方向傾斜角度を検出
する手段と、コントローラ26を設け、前記コントロー
ラ26を、前記操作部材のブレード昇降信号によって、
左右昇降シリンダ3,4を伸縮作動させるべく前記第1
・第2の弁に伸縮信号を出力すると共に、前記横送りシ
リンダ5を伸縮作動させるべく前記第3の弁に伸縮信号
を出力するし、かつ前記ブレード横移動量検出手段で検
出したブレード横移動量がゼロとなると伸縮信号の出力
を停止し、さらに前記昇降前と昇降後のブレード左右傾
斜角度に差がある時に第1・第2の弁の一方に伸縮信号
を出力し、かつ前記差がゼロとなると伸縮信号の出力を
停止するようにしたモータグレーダのブレード昇降装置
である。
【0008】
【作 用】第1の発明によれば、1つの操作部材を操
作してブレード昇降信号を出力することで左右昇降シリ
ンダ3,4が伸縮とともに横送りシリンダ5が伸縮して
ブレード9が昇降した時の横移動量だけブレード9を左
右に移動するから、1つの操作部材を操作することでブ
レード9を水平姿勢を維持して真直ぐに昇降できる。第
2の発明によれば、1つの操作部材を操作してブレード
昇降信号を出力することで左右昇降シリンダ3,4が伸
縮とともに横送りシリンダ5が伸縮してブレード9が昇
降した時の横移動量だけブレード9を左右に移動し、し
かも昇降前と昇降後のブレード左右方向傾斜角度が異な
る時には一方の昇降シリンダが伸縮して昇降後のブレー
ド左右方向傾斜角度を昇降前のブレード左右方向傾斜角
度とするので、1つの操作部材を操作することで左右方
向に傾斜した姿勢のブレード9をその姿勢を維持して真
直ぐ昇降できる。
【0009】
【実 施 例】図3に示すように、前記図1に示すモー
タグレーダの運転室20の座席21の左右には操作部
材、例えば第1操作レバー22と第2操作レバー23が
設けてあり、座席21の前方にハンドル24が設けてあ
る。なお、第1・第2操作レバー22,23はハンドル
24の支持部材25の左右両側に取付けても良い。前記
第1・第2操作レバー22,23は前後方向及び左右方
向並びに斜め前後左右方向に傾倒操作可能となり、その
操作ストロークに比例した電気信号を出力する。つま
り、第1・第2操作レバー22,23を操作するとポテ
ンションメータが回転されてその操作方法に応じ、かつ
操作ストロークに比例した電気信号を出力する。
【0010】前記第1・第2操作レバー22,23の出
力信号は図4に示すようにコントローラ26に入力さ
れ、このコントローラ26には切換えスイッチ27より
ON、OFF信号が入力されると共に、左右角度センサ
28−1,28−2より左右昇降シリンダ3,4の垂直
に対する角度信号が入力され、左右ストロークセンサ2
9−1、29−2より左右昇降シリンダ3,4のストロ
ーク信号が入力され、コントローラ26は入力された信
号に基づいて各シリンダ、旋回油圧モータに圧油を供給
する方向制御弁、例えば比例電磁弁30のソレノイドに
電気信号を出力すると共に、表示パネル31に信号を送
って作動状況等を表示する。
【0011】図5は油圧回路図であり、前記比例電磁弁
30は左昇降シリンダ3に圧油を供給する第1比例電磁
弁30−1、右昇降シリンダ4に圧油を供給する第2比
例電磁弁30−2、横送りシリンダ5に圧油を供給する
第3比例電磁弁30−3、シフトシリンダ10に圧油を
供給する第4比例電磁弁30−4、ステアリングシリン
ダ32に圧油を供給する第5比例電磁弁30−5、リー
ニングシリンダ33に圧油を供給する第6比例電磁弁3
0−6、スカリファイヤ用シリンダ34に圧油を供給す
る第7比例電磁弁30−7、旋回油圧モータ7に圧油を
供給する第8比例電磁弁30−8を備え、第1〜第8比
例電磁弁30−1〜30−8にコントローラ26より通
電信号を送って切換えることで油圧ポンプ35の吐出圧
油を各シリンダ、旋回油圧モータ7に供給する。なお、
前記第1〜第8比例電磁弁30−1〜30−8は通電量
に比例したストロークだけ切換えられて開口面積(供給
流量)が通電量に比例するようにしてある。
【0012】前記第1操作レバー22は図6に示すよう
に前・後・左・右・右前、右後・左前・左後に操作さ
れ、その操作ストロークに比例した電気信号を図7に示
すように出力する。この第1操作レバー22の出力した
電気信号はコントローラ26に送られて切換スイッチ2
7のON、OFF信号によって操作パターンを判定して
出力信号の組合せを選択する。
【0013】前記左右角度センサ28−1,28−2は
図8に示すように、左右昇降シリンダ3,4を車体に左
右揺動自在に取付ける取付ヨーク(図示せず)の左右揺
動角、つまり左右昇降シリンダ3,4の左右方向の角度
θ1 、θ2 を検出し、左右ストロークセンサ29−1,
29−2は左右昇降シリンダ3,4のストロークを検出
し、それらの検出信号は前記コントローラ26の演算回
路35に入力される。
【0014】前記演算回路35はsin(90°−
θ1 )×L1 で左昇降シリンダ3のブレード連結部3a
の左右方向位置を演算し、sin(90°−θ2 )×L
2 で右昇降シリンダ4のブレード連結部4aの左右方向
位置を演算し、ブレード9を昇降する以前のブレード連
結部3a,4aの左右方向位置と昇降した後のブレード
連結部3a,4aの左右方向位置の差によってブレード
9の横移動量△Lを演算する。
【0015】前記演算式において、L1 ,L2 は左右昇
降シリンダ3,4の車体連結部とブレード連結部3a,
4aとの間の距離であり、左右ストロークセンサ29−
1,29−2の検出ストロークによって求められ、角度
θ1 ,θ2 は左右昇降シリンダ3,4が垂直姿勢の時に
90度となるようにしてあり、ブレード連結部3a,4
aの左右方向位置は左右昇降シリンダ3,4が垂直姿勢
の時にゼロとなるようにしてある。
【0016】つまり、左右角度センサ28−1,28−
2と左右ストロークセンサ29−1,29−2と演算回
路35によってブレード横移動量検出手段を構成してい
る。
【0017】前記演算回路35はcos(90°−
θ1 )×L1 で左昇降シリンダ3のブレード連結部3a
の上下方向位置を演算し、cos(90°−θ2 )×L
2 で右昇降シリンダ4のブレード連結部4aの上下方向
位置を演算し、ブレード9を昇降する以前のブレード連
結部3a,4aの上下方向位置と昇降した後のブレード
連結部3a,4aの上下方向位置との差によってブレー
ド連結部3a,4aの上下移動量△Hを演算する。
【0018】次に水平姿勢であるブレード9を真直ぐ昇
降する動作を説明する。左右角度センサ28−1,28
−2の検出角度θ1 ,θ2 が90度であり、左右ストロ
ークセンサ29−1,29−2の検出ストローク
(L1 ,L2 )が等しいこと、又は左右昇降シリンダ
3,4のブレード連結部3a,4aの上下方向位置が同
一で左右方向位置がゼロであることによりブレード9が
車体の左右方向中央に位置して水平姿勢であることをコ
ントローラ35が判断する。
【0019】第1操作レバー22を後に操作すると操作
方向と、その操作ストロークに比例した信号がコントロ
ーラ26に入力され、そのコントローラ26は第1・第
2比例電磁弁30−1,30−2に入力信号に応じた大
きさの縮小信号を出力して縮小位置bとし、その開度は
第1操作レバー22の操作ストロークに比例したものと
なって左右昇降シリンダ3,4の縮小室3b,4bに開
度に応じた流量の圧油を供給して左右昇降シリンダ3,
4を第1操作レバー22の操作ストロークに比例した速
度で縮小するから、ブレード9が上昇する。
【0020】この時、コントローラ35は前記cos
(90°−θ1 )×L1 、cos(90°−θ2 )×L
2 の式により左右昇降シリンダ3,4のブレード連結部
3a,4aの上下移動量△Hを演算し、その各上下移動
量△Hが同一となるように第1・第2比例電磁弁30−
1,30−2の開度を調整してブレード9を水平姿勢を
維持しながら上昇する。
【0021】これと同時にコントローラ26は第3比例
電磁弁30−3に縮小信号を出力して縮小位置bとし、
横送りシリンダ5を縮小してブレード9を図8において
右方に移動する。この時、コントローラ26の演算回路
35は前述の各式によりブレード9の上昇による左右昇
降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4aの左右方
向位置を演算してブレード横移動量△Lを求め、そのブ
レード横移動量△Lがゼロとなったら第3比例電磁弁3
0−3への縮小信号の出力を停止する。
【0022】これにより、ブレード9は左右に移動せず
に真直ぐに水平姿勢で上昇する。
【0023】以上の動作を具体的に説明する。図8の実
線で示す状態より左右昇降シリンダ3,4を同一ストロ
ーク縮小してブレード9を水平姿勢で上昇すると、横送
りシリンダ5の長さが同一であると横送りシリンダ5の
ブレード連結部5aが円孤跡跡×に沿って移動するので
ブレード9は図8で仮想線で示すように△Lだけ左方に
横移動する。
【0024】ブレード9が上昇すると以前の左右昇降シ
リンダ3,4のブレード連結部3a4aの左右方向位置
は、θ1 =90°,θ2 =90°であるからゼロとな
り、ブレード9が仮想線で示す位置の時には左右昇降シ
リンダ3,4が垂直姿勢に対して揺動し、そのブレード
連結部3a,4aの左右方向位置は、 sin(90°−θ1 )×(L1 −LX ) sin(90°−θ2 )×(L2 −LX ) となり、前記ブレード9の横移動量△Lは、 |sin(90°−θ1 )×(L1 −LX )| |sin(90°−θ2 )×(L2 −LX )| となる。ただし、Lx は左右昇降シリンダ3,4の縮小
ストロークである。
【0025】前述の状態で横送りシリンダ5を縮小する
とブレード9が右方に横移動して左右昇降シリンダ3,
4は垂直姿勢に向けて揺動し、左右角度センサ28−
1,28−2の出力が90度に順次近ずき、垂直姿勢と
なると90度となって前述の横移動量△Lがゼロとなっ
て横送りシリンダ5が停止する。
【0026】なお、前述の横送りシリンダ5の縮小動作
は左右昇降シリンダ3,4の縮小動作と同期して連続し
て行なっても良いし、左右昇降シリンダ3,4を停止し
た後に行なっても良い。
【0027】また、第1操作レバー22を前に操作した
時には前述と同様、第1・第2・第3比例電磁弁30−
1,30−2,30−3が制御されて伸長位置aとな
り、左右昇降シリンダ3,4の伸長室3a,4aと横送
りシリンダ5の伸長室5aに圧油が供給されてブレード
9は水平姿勢で真直ぐに下降する。
【0028】次に図8に示す状態より横送りシリンダ5
を伸縮して左右昇降シリンダ3,4を垂直姿勢より左右
方向に揺動することで、ブレード9を図9の実線で示す
ように車体左右方向中央位置(点線位置)より左右方向
一方に移動し、かつ水平姿勢の状態より真直ぐ昇降する
動作を説明する。
【0029】左右角度センサ28−1,28−2の検出
角度θ10、θ20が等しく、左右ストロークセンサ29−
1,29−2の検出ストロークが等しいこと、又は左右
昇降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4aの上下
方向位置及び左右方向位置が同一であることによってコ
ントローラ35が前述の状態であると判断する。
【0030】コントローラ35は左昇降シリンダ3のブ
レード連結部3aの左右方向変位量aを、a=sin
(90°−θ10)+Lの式で演算し、右昇降シリンダ4
のブレード連結部4aの左右方向変位量bを、b=si
n(90°−θ20)×L2 の式で演算する。なおこの場
合はa=bとなる。
【0031】第1操作レバー22を後に操作してコント
ローラ26より前述と同様にして第1・第2比例電磁弁
30−1,30−2の開度を調整して左右昇降シリンダ
3,4のブレード連結部3a,4aの上下移動量△Hを
同一とし、ブレード9を水平姿勢を維持して図9の仮想
線で示すように上昇する。
【0032】これと同時に前述と同様にして第3比例電
磁弁30−3の開度をコントローラ26が調整して横送
りシリンダ5を縮小してブレード9を右方に移動し、ブ
レード9の横移動量△L1 、△L2 がゼロとなったら第
3比例電磁弁30−3の開度をゼロ(中立位置)として
横送りシリンダ5を停止し、ブレード9を水平姿勢を維
持して真直ぐ上昇する。
【0033】前述のブレード9の横移動量△L1 と△L
2 は次式で演算される。なお、この場合は△L1 =△L
2 となっている。 △L1 =sin(90°−θ1 )×(L1 −Lx )−a △L2 =sin(90°−θ2 )×(L2 −Lx )−b
【0034】次に図9に示す状態より左昇降シリンダ3
のストロークを長く、右昇降シリンダ4のストロークを
短かくして図10に示すようにブレード9を水平に対し
て左右に傾斜した状態で真直ぐ上昇する。動作を説明す
る。
【0035】この場合には、左右角度センサ28−1,
28−2の上昇前検出角度(つまり、左右昇降シリンダ
3,4の上昇前揺動角度)θ10、θ20が異なることと左
右角度センサ29−1,29−2の上昇前検出ストロー
ク(つまり、左右昇降シリンダ3,4の上昇前揺動角
度)L10,L20が異なること、又は左昇シリンダ3,4
のブレード連結部3a,4aの左右方向変位量a,bが
異なることと左右昇降シリンダ3,4のブレード連結部
3a,4aの上下方向位置に差Hがあることによってブ
レード9が前述の状態であることをコントローラ26が
判断する。
【0036】前記左昇降シリンダ3のブレード連結部3
aの上昇前の左右方向変位量aは、a=sin(90°
−θ10)×L10で演算される。前記右昇降シリンダ4の
ブレード連結部4aの上昇前の左右方向変位量bは、b
=sin(90°−θ20)×L20で演算される。そし
て、θ10とθ20は異なるし、L10とL20も異なるために
aとbは異なる値となる。
【0037】前記左昇降シリンダ3のブレード連結部3
aの上昇後の横移動量△L1 は、△L1 =sin(90
°−θ1 )×L1 −aで演算される。前記右昇降シリン
ダ4のブレード連結部4aの上昇後の横移動量△L
2 は、△L2 =sin(90°−θ2 )×L2 −bで演
算される。この横移動量△L1 と△L2 と異なる値とな
る。ただし、θ1 はブレード上昇後の左昇降シリンダ3
の揺動角度、θ2 はブレード上昇後の右昇降シリンダ4
の揺動角度、L1 はブレード上昇後の左昇降シリンダ3
のストローク、L2 はブレード上昇後の右昇降シリンダ
4のストロークである。
【0038】第1操作レバー22を後に操作してコント
ローラ26より第1・第2比例電磁弁30−1、30−
2の開度を調整して左右昇降シリンダ3,4を縮小して
ブレード9を斜めの姿勢で上昇する。
【0039】コントローラ26の演算回路35は前述の
式により左昇降シリンダ3のブレード連結部3aの横移
動量△L1 を演算し、コントローラ26は第3比例電磁
弁30−3の開度を調整して横送りシリンダ5を縮小し
てブレード9を右方に横移動し、前記横移動量△L1
ゼロになったら第3比例電磁弁30−3を中止位置とし
て横送りシリンダ5を停止する。
【0040】これとともに上昇前のブレード左右方向傾
斜角度(ブレード左右方向勾配)αと上昇後のブレード
左右傾斜角度α1 を比較し、α1 >αの場合には第2比
例電磁弁30−2を伸長位置bとして右昇降シリンダ4
伸長してα1 =αとする。
【0041】α1 >α場合には第2比例電磁弁30−2
を縮小位置aとして右昇降シリンダ4を縮小してα1
αとする。
【0042】前記上昇前のブレード左右方向傾斜角度α
は次のようにして演算する。まず、ブレード上昇前の左
右昇降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4aの上
下方向高さの差Hを、H={L20×cos(90°−θ
20)}−{L10×cos(90°−θ10)}の式で演算
する。そして、α=sin-1(H/lB )の式で演算す
る。ただし、lB は左右ブレード連結部3a,4a間の
距離である。
【0043】前記上昇後のブレード左右方向傾斜角度α
1 は次のようにして演算する。まず、ブレード上昇後の
左右昇降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4aの
上下方向の高さの差H1 を、 H1 ={L2 ×cos(90°−θ2 )}−{L1 ×c
os(90°−θ1 ) }の式で演算する。そして、α1 =sin-1(H1 /l
B )の式で演算する。
【0044】なお、図10に仮想線で示すようにブレー
ド9に左右方向傾斜角を検出する角度計36を取付けて
前述の上昇前のブレード左右方向傾斜角度αと上昇後の
ブレード左右方向傾斜角度α1 を検出しても良い。この
場合には左右昇降シリンダ3,4の一方のブレード連結
部3a又は4aの位置を基準としてブレード左右方向傾
斜角度α1 とブレード連結部3a,4a間の距離に基づ
いて左右昇降シリンダ3,4の他方のブレード連結部3
a又は4aの位置を演算できるので、左右角度センサ2
8−1、28−2、左右ストロークセンサ29−1、2
9−2の一方を用いて左右昇降シリンダ3a,4aの一
方のブレード連結部3a又は4aの位置を検出すれば良
く、センサの数が少なくなって安価となる。
【0045】以上の説明において、左右昇降シリンダ
3,4と横送りシリンダ5はブレード9に直接連結して
あるように説明したが、実際には左右昇降シリンダ3,
4と横送りシリンダ5は図1に示すようにドローバ2に
連結してあり、そのドローバ2に旋回サークル6、ブラ
ケット8を介してブレード9が取付けてあるので、理論
的には前述のようにブレード9に直接連結した場合と同
様である。
【0046】本発明の第2実施例を説明する。ブレード
9は図1に示すようにドローバ2に取付けられ、そのド
ローバ2は図11に示すように球継手2aで車体1に任
意方向に揺動自在に支承されているから、ブレード9が
昇降するとドローバ2が球継手2aを中心として矢印
A,Bで示すように上下方向に揺動し、ブレード9が横
移動するとドローバ2が球継手2aを中心として矢印
C,Dで示すように水平面に沿って左右方向に揺動し、
ブレード9が水平に対して左右方向に傾斜するとドロー
バ2が球継手2aを中心として矢印E,Fで示すように
車体中心軸Y回りに揺動する。
【0047】このようであるから、図11に示すように
ドローバ2の球継手2aの上方向揺動角度を検出する第
1角度センサ37と、球継手2aの水平面に沿った左右
方向揺動角度を検出する第2角度センサ38と、球継手
2aの車体中心軸回りの揺動角度を検出する第3角度検
出器39を設け、それらの揺動角度によって前記各値を
演算する。
【0048】次に操作部材の他の実施例を説明する。図
12は第2実施例を示し、第1操作部材50と第2操作
部材60を複数の押釦スイッチを有する押し釦タイプと
してある。つまり、第1操作部材50は矩形状の本体5
1の左前隅角部51a寄りに左前押釦スイッチ52、右
前隅角度51b寄りに右前押釦スイッチ53、左後隅角
部51c寄りに左後押釦スイッチ54、右後隅角部51
d寄りに右後押釦スイッチ55をそれぞれ設け、前記本
体51の左右中間前部51e寄りに前押釦スイッチ5
6、左右中間後部51f寄りに後押釦スイッチ57、前
後中間左部51g寄りに左押釦スイッチ58、前後中間
右部51h寄りに右押釦スイッチ59をそれぞれ設けて
ある。
【0049】前記各押釦スイッチは押すことで電気信号
を出力すると共に、その出力電気信号のレベルは押し続
ける時間に比例して順次大きくなり、この左操作部材5
0は前述の第1操作レバー22と同様の機能を有する。
なお、その各押釦スイッチはON、OFF的な機能とし
ても良い。
【0050】前記各押釦スイッチは三角形状となって各
隅角部と隣接する押釦スイッチ間にそれぞれ配設されて
いるので、小さな本体51は各押釦スイッチを効率良く
配設できてコンパクトになるし、各押釦スイッチの位置
によってその押釦スイッチの機能、つまり作動するアク
チュエータの種類を容易に判別できてオペレータの操作
性を向上できる。
【0051】前記第2操作部材60は矩形状の本体61
の左右中間前部61a寄りに前押釦スイッチ62、左右
中間後部61b寄りに後押釦スイッチ63、前後中間左
部61c寄りに左押釦スイッチ64、前後中間右部61
d寄りに右押釦スイッチ65がそれぞれ設けてある。
【0052】前記各押釦スイッチは押すことで電気信号
を出力すると共に、その出力電気のレベルは押し続ける
時間に比例して順次大きくなり、この右操作部材60は
前述の第2操作レバー23と同様な機能を有する。な
お、各押釦スイッチはON、OFF的な機能としても良
い。
【0053】図13は第3実施例を示し、第1操作部材
50の本体51を左右方向に長尺で弯曲した形状とし、
この本体51に左押釦スイッチ58、右押釦スイッチ5
9、後押釦スイッチ57、前押釦スイッチ56、左後押
釦スイッチ54、左前押釦スイッチ52、右後押釦スイ
ッチ55、右前押釦スイッチ53を左から順次並べて設
けてある。
【0054】第2操作部材60の本体61を左右方向に
長尺で弯曲した形状とし、この本体61に前押釦スイッ
チ62、後押釦スイッチ63、右押釦スイッチ65、左
押釦スイッチ64を左から順次並べて設けてある。
【0055】このようにすれば、第1操作部材50と第
2操作部材51を座席21の左右に接近して配設できる
から、オペレータから各押釦スイッチまでの距離が短く
なって操作し易くなる。
【0056】図14は第4実施例を示し、第1操作部材
50の本体51を左右方向に長い長方形状とし、その本
体51に後押釦スイッチ57、左押釦スイッチ58、右
押釦スイッチ59、左後押釦スイッチ54、右後押釦ス
イッチ55を左から右に順次並べて設け、後押釦スイッ
チ57と左押釦スイッチ58の間の前部寄りに前押釦ス
イッチ56を設け、右押釦スイッチ59と左後押釦スイ
ッチ54との間の前部寄りに左前押釦スイッチ52を設
け、右後押釦スイッチ55の右前部寄りに右前押釦スイ
ッチ53を設けてあり、このようにすれば左手によって
ピアノを弾くような感じで押釦スイッチを操作できる。
【0057】図14に示すように、第2操作部材60の
本体61を左右方向に長い長方形状とし、その本体61
に後押釦スイッチ63、左押釦スイッチ64、右押釦ス
イッチ65を左から順次並べて設け、後押釦スイッチ6
3と左押釦スイッチ64との間の前部寄りに前押釦スイ
ッチ62が設けてあり、このようにすれば右手によって
ピアノを弾くように押釦スイッチを操作できる。これら
の操作部材によりブレードを昇降するには第1操作部材
50の前押釦スイッチ56、後押釦スイッチ57を押し
て前信号、後信号をコントローラ26に入力すれば良
い。
【0058】図15は第5実施例を示し、第1操作部材
50の本体51を左右方向に長い長方形状とし、その本
体51に第1・第2・第3・第4押釦70,71,7
2,73を左から順次並べて設け、この第1・第2・第
3・第4スイッチ70,71,72,73は前後中間を
支点として揺動自在となり、第1スイッチ70の前部7
0aを押すと左前信号を出力し、後部70bを押すと左
後信号を出力し、同様に第2スイッチ71の前部71a
を押すと前信号、後部71bを押すと後信号を出力し、
第3スイッチ72の前部72aを押すと左信号、後部7
2bを押すと右信号を出力し、第4スイッチ73の前部
73aを押すと右前信号、後部73bを押すと右後信号
を出力し、第1・第2・第3・第4スイッチ70,7
1,72,73はシーソースイッチとなっている。
【0059】第2操作部材60の本体61に第1・第2
スイッチ74,75を設け、この第1・第2スイッチ7
4,75は前後中間を支点として揺動自在となり、第1
スイッチ74の前部74aを押すと前信号を出力し、後
部74bを押すと後信号を出力するシーソースイッチと
なり、第2スイッチ75の前部75aを押すと左信号、
後部75bを押すと右信号を出力するシーソースイッチ
となっている。これらの操作部材でブレードを昇降する
には第1操作部材50の第2スイッチ71の前部71
a、後部71bを押して前信号、後信号をントローラ2
6に入力すれば良い。
【0060】次に方向切換弁の他の実施例を説明する。
以上の実施例では方向制御弁を比例電磁弁としたが、図
16に示すように、パイロット圧で切換作動するパイロ
ット式切換弁80と、そのパイロット式切換弁80のパ
イロット圧受部81にパイロット圧に供給する比例電磁
圧力制御弁82とにより方向制御弁とし、その比例電磁
圧力制御弁82のソレノイド83にコントローラ26よ
り通電してパイロット切換弁80の開度をその通電量に
比例した値とするようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】第1の発明によれば、1つの操作部材を
操作してブレード昇降信号を出力することで左右昇降シ
リンダ3,4が伸縮するとともに横送りシリンダ5が伸
縮してブレード9が昇降した時の横移動量だけブレード
9を左右に移動するから、1つの操作部材を操作するこ
とでブレード9を水平姿勢を維持して真直ぐに昇降でき
る。
【0062】第2の発明によれば、1つの操作部材を操
作してブレード昇降信号を出力することで左右昇降シリ
ンダ3,4が伸縮とともに横送りシリンダ5が伸縮して
ブレード9が昇降した時の横移動量だけブレード9を左
右に移動し、しかも昇降前と昇降後のブレード左右方向
傾斜角度が異なる時には一方の昇降シリンダが伸縮して
昇降後のブレード左右方向傾斜角度を昇降前のブレード
左右方向傾斜角度とするので、1つの操作部材を操作す
ることで左右方向に傾斜した姿勢のブレード9をその姿
勢を維持して真直ぐ昇降できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータグレーダの側面図である。
【図2】従来の操作装置の正面図である。
【図3】本発明の操作装置を備えた運転室の斜視図であ
る。
【図4】操作装置の斜視図である。
【図5】油圧回路図である。
【図6】左操作レバーの操作方向説明図である。
【図7】ストロークと出力信号の関係を示す図表であ
る。
【図8】ブレードの動作説明図である。
【図9】ブレードの動作説明図である。
【図10】ブレードの動作説明図である。
【図11】本発明の第2実施例を示すドローバ部分の斜
視図である。
【図12】操作部材の第2実施例の説明図である。
【図13】操作部材の第3実施例の説明図である。
【図14】操作部材の第4実施例の説明図である。
【図15】操作部材の第5実施例の説明図である。
【図16】方向制御弁の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…車体 2…ドローバ 3…左昇降シリンダ 3a…ブレード連結部 4…右昇降シリンダ 4a…ブレード連結部 5…横送りシリンダ 5a…ブレード連結部 9…ブレード 12…左ブレードリフト操作レバー 13…右ブレードリフト操作レバー 14…左ブレードリフト弁 15…右ブレードリフト弁 16…油圧ポンプ 17…横送り操作レバー 18…横送り弁 22…第1操作レバー 23…第2操作レバー 26…コントローラ 28−1…左角度センサ 28−2…右角度センサ 29−1…左ストロークセンサ 29−2…右ストロークセンサ 30−1…第1比例電磁弁 30−2…第2比例電磁弁 30−3…第3比例電磁弁 35…演算回路 36…角度計 37…第1角度センサ 38…第2角度センサ 39…第3角度センサ 50…第1操作部材 60…第2操作部材 80…パイロット式切換弁 82…比例電磁圧力制御弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1にドローバ2を左右昇降シリンダ
    3,4で上下揺動自在に支承し、このドローバ2と車体
    1に亘って横送りシリンダ5を連結し、ドローバ2にブ
    レード9を取付けたモータグレーダにおいて、 ブレード昇降信号を出力する操作部材と、前記左昇降シ
    リンダ3に圧油を供給する第1の弁と、右昇降シリンダ
    4に圧油を供給する第2の弁と、前記横送りシリンダ5
    に圧油を供給する第3の弁と、ブレード9を昇降した時
    のブレード横移動量を検出する手段と、コントローラ2
    6を設け、 前記コントローラ26を、前記操作部材のブレード昇降
    信号によって、左右昇降シリンダ3,4を伸縮作動させ
    るべく前記第1・第2の弁に伸縮信号を出力すると共
    に、前記横送りシリンダ5を伸縮作動させるべく前記第
    3の弁に伸縮信号を出力するし、かつ前記ブレード横移
    動量検出手段で検出したブレード横移動量がゼロとなる
    と伸縮信号の出力を停止するようにしたモータグレーダ
    のブレード昇降装置。
  2. 【請求項2】 車体1にドローバ2を左右昇降シリンダ
    3,4で上下揺動自在に支承し、このドローバ2と車体
    1に亘って横送りシリンダ5を連結し、そのドローバ2
    にブレード9を取付けたモータグレーダにおいて、 ブレード昇降信号を出力する操作部材と、前記左昇降シ
    リンダ3に圧油を供給する第1の弁と、右昇降シリンダ
    4に圧油を供給する第2の弁と、前記横送りシリンダ5
    に圧油を供給する第3の弁と、ブレード9を昇降した時
    のブレード横移動量を検出する手段と、ブレード9の昇
    降前と昇降後のブレード左右方向傾斜角度を検出する手
    段と、コントローラ26を設け、 前記コントローラ26を、前記操作部材のブレード昇降
    信号によって、左右昇降シリンダ3,4を伸縮作動させ
    るべく前記第1・第2の弁に伸縮信号を出力すると共
    に、前記横送りシリンダ5を伸縮作動させるべく前記第
    3の弁に伸縮信号を出力するし、かつ前記ブレード横移
    動量検出手段で検出したブレード横移動量がゼロとなる
    と伸縮信号の出力を停止し、さらに前記昇降前と昇降後
    のブレード左右傾斜角度に差がある時に第1・第2の弁
    の一方に伸縮信号を出力し、かつ前記差がゼロとなると
    伸縮信号の出力を停止するようにしたモータグレーダの
    ブレード昇降装置。
  3. 【請求項3】 左右昇降シリンダ3,4の左右方向揺動
    角度を検出する手段と、左右昇降シリンダ3,4のスト
    ロークを検出する手段と、各検出手段の検出値によって
    左右昇降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4aの
    左右方向位置を演算してブレード横移動量を算出する演
    算回路35とで前記ブレード横移動量検出手段とした請
    求項1又は2記載のモータグレーダのブレード昇降装
    置。
  4. 【請求項4】 左昇降シリンダ3又は右昇降シリンダ4
    の左右方向揺動角度を検出する手段と、左昇降シリンダ
    3又は右昇降シリンダ4のストロークを検出する手段
    と、ブレード9の左右方向傾斜角度を検出する角度計
    と、各検出手段の検出値と角度計の検出角度によって左
    右昇降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4aの左
    右方向位置を演算してブレード横移動量を算出する演算
    回路35とで前記ブレード横移動量検出手段とした請求
    項1又は2記載のモータグレーダのブレード昇降装置。
  5. 【請求項5】 ドローバ2の上下方向揺動角度を検出す
    る手段と、ドローバ2の水平面方向での左右揺動角度を
    検出する手段と、ドローバ2の車体中心軸回りの揺動角
    度を検出する手段と、各検出手段の検出値によってブレ
    ード横移動量を算出する演算回路35とで前記ブレード
    横移動量検出手段とした請求項1又は2記載のモータグ
    レーダのブレード昇降装置。
  6. 【請求項6】 左右昇降シリンダ3,4の左右方向揺動
    角度を検出する手段と、左右昇降シリンダ3,4のスト
    ロークを検出する手段と、各検出手段の検出値によって
    左右昇降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4aの
    上下方向位置の差を演算し、その上下方向位置の差と左
    右昇降シリンダ3,4のブレード連結部3a,4a間の
    距離とによりブレード左右方向傾斜角度を算出する演算
    回路35とで前記ブレード左右方向傾斜角度検出手段と
    した請求項2記載のモータグレーダのブレード昇降装
    置。
JP13148395A 1995-05-30 1995-05-30 モータグレーダのブレード昇降装置 Pending JPH08326093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13148395A JPH08326093A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 モータグレーダのブレード昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13148395A JPH08326093A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 モータグレーダのブレード昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08326093A true JPH08326093A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15059042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13148395A Pending JPH08326093A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 モータグレーダのブレード昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08326093A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102071715A (zh) * 2010-12-30 2011-05-25 三一重工股份有限公司 一种用于工程机械中铲刀的智能提升方法及装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102071715A (zh) * 2010-12-30 2011-05-25 三一重工股份有限公司 一种用于工程机械中铲刀的智能提升方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080023250A1 (en) Ergonomic machine control console
WO1999058771A1 (fr) Machine de construction
JPH08326093A (ja) モータグレーダのブレード昇降装置
JPS6358522B2 (ja)
JPH08326094A (ja) モータグレーダのブレード傾斜装置
JPH0771057A (ja) バックホウ
JPH073836A (ja) ブルドーザの作業機コントロール装置
JP3256694B2 (ja) モータグレーダの操作装置
JP2655055B2 (ja) モータグレーダのブレード昇降装置
JP2655054B2 (ja) モータグレーダのブレード傾斜装置
JP3197722B2 (ja) モータグレーダのブレード旋回操作装置
JPS6258684B2 (ja)
JPH06212660A (ja) モータグレーダのブレード傾斜角制御装置
JPH07216930A (ja) 油圧ショベルの直線掘削制御装置
JP2682925B2 (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
JP3048868B2 (ja) 対地作業車におけるレバー位置検出スイッチの配設構造
JPH06257180A (ja) バックホウの姿勢制御構造
JPH06101247A (ja) モータグレーダの操作装置
JPH06207418A (ja) モータグレーダのブレード制御装置
JP2729978B2 (ja) モータグレーダの操作装置
JP4352420B2 (ja) 田植機の植付部位置制御機構
JP2907684B2 (ja) バックホウ
JP3242794B2 (ja) 作業用走行車における傾斜設定器の配設構造
JP3169197B2 (ja) モータグレーダのブレード制御装置
JP2595931Y2 (ja) 移動農機の作業機昇降制御装置