JPH08325811A - ズボン等のウエスト伸縮構造 - Google Patents
ズボン等のウエスト伸縮構造Info
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- JPH08325811A JPH08325811A JP15214595A JP15214595A JPH08325811A JP H08325811 A JPH08325811 A JP H08325811A JP 15214595 A JP15214595 A JP 15214595A JP 15214595 A JP15214595 A JP 15214595A JP H08325811 A JPH08325811 A JP H08325811A
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- waist
- fabric
- elastic material
- trousers
- elastic
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- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Abstract
のウエスト伸縮構造を、簡単な構造によって提供するこ
と。 【構成】ウエスト部10の下部にタック20aまたはポ
ケット等の布地が重なり合う布地重合部分20を備えた
ズボン等のウエスト伸縮構造であって、前記布地重合部
分20においてウエスト部10を分離し、少なくとも一
部に弾性材31を有する腰裏布地30を、前記弾性材3
1部分が前記ウエスト部10の分離間に連結されるよう
にしてウエスト部10の内側全周に縫着した。
Description
またはポケット等の布地が重なり合う布地重合部分を備
えたズボンやスカート等(以下単にズボン等という)の
ウエスト伸縮構造に関する。
スト部の寸法は、例えば69cm、72cm、75cm
といったように所定間隔で設定されており、着用者は、
自己のウエストの寸法に近いものを選択して購入し、自
己のウエストの寸法に修正したり、ベルト等によって矯
正して着用している。ここで、このような既製品のズボ
ン等において、ウエスト部の寸法を修正する場合には、
修正作業が必要であり、手間及び費用を要するという問
題があり、ベルト等によって矯正する場合には、ウエス
ト部にシワが生じてテザイン的に好ましくなく、また、
着用した際の快適性にも劣るという問題がある。
えば図9に示すように、ズボン等のウエスト部の横側、
或は後ろ側やウエスト部全周を、ゴム等の弾性材により
形成し、この弾性材によってウエスト部を伸縮させるこ
とができるようにしたものがあった。
うな従来のズボン等にあっては、着用者のウエストの寸
法に応じてウエスト部を伸縮させることができ、着用に
際して快適性を十分に確保することができるものの、ウ
エスト部の横側等に備えられた弾性材が露呈して見栄え
が悪く、また、弾性材が縮んだ状態では、弾性材の下部
の布地にシワが生じて美感を損ね、デザイン的に良好な
ものではなかった。
ット等の布地が重なり合う布地重合部分を有するズボン
等において、布地重合部分にてウエスト部を分離し、分
離されたウエスト部間の内側に例えば帯ゴム等の弾性材
を連結してウエスト部を伸縮させることができるように
することが考えられる。このようにすれば、タックやポ
ケット等の布地が重なり合う部分にてウエスト部が伸縮
されるため、伸縮に伴うウエスト部下部の布地の引っ張
り或は縮みは、布地の重なり部分に吸収されて、ウエス
ト部の下部の布地にシワ等を生じさせることなく、ウエ
スト部を伸縮させることができる。
帯ゴム等の弾性材を連結すると、ウエスト部の内側の一
部に弾性材が露呈し、美感や高級感を損なうといった支
障を生じる。また、弾性材を備えた部分だけ厚みが増す
ため、ズボン等の着用時に違和感が生じる。
になされたものであり、その目的とするところは、デザ
イン的に良好で着用感も快適なズボン等のウエスト伸縮
構造を、簡単な構造によって提供することである。
めに、本各発明の採った手段を、図面に使用する符号を
付して説明すると、「ウエスト部10の下部にタック2
0aまたはポケット等の布地が重なり合う布地重合部分
20を備えたズボン等のウエスト伸縮構造であって、前
記布地重合部分20においてウエスト部10を分離し、
少なくとも一部に弾性材31を有する腰裏布地30を、
前記弾性材31部分が前記ウエスト部10の分離間に連
結されるようにしてウエスト部10の内側全周に縫着し
たことを特徴とするズボン等のウエスト伸縮構造」であ
る。
ン等のウエスト伸縮構造においては、は、ウエスト部1
0の内側の布地を構成する所謂腰裏布地30を、少なく
とも一部に弾性材31を有するものとし、この腰裏布地
30を、弾性材31部分が分離されたウエスト部10間
に連結されるようにしてウエスト部10の内側全周に縫
着したものであるため、分離されたウエスト部10間に
おいて、弾性材31のみが露呈して美感を損ねたり、高
級感を損ねる虞はなく、デザイン的に優れることにな
る。
材31を有する腰裏布地30が縫着されているため、分
離されたウエスト部10間が、他の部分より厚くなるこ
とはなく、ズボン等の着用時において違和感を生じさせ
ることもない。
構造の実施例を、図面に従って詳細に説明する。
採用したズボンを示す。このズボンは、ウエスト部10
の下部に、布地が重なり合う布地重合部分20として二
つのタック20aを備えたものであり、内側のタック2
0aに、本発明に係るウエスト伸縮構造が採用されてい
る。このウエスト伸縮構造の具体的な構成を以下に説明
する。
布地21の上部には、ウエスト上側布地11が一体化さ
れており、タック20aの下側の布地22の上部には、
ウエスト上側布地11とは別体のウエスト下側布地12
が一体化されている。そして、ウエスト上側布地11と
ウエスト下側布地12とによって、タック20a部分に
て分離されたズボンのウエスト部10が構成されてい
る。ここで、ウエスト下側布地12のタック20a部分
は、ウエスト上側布地11によって被覆されている。ま
た、ウエスト部10の内側全周には、全体が帯ゴム等の
弾性材31から構成された腰裏布地30が、ウエスト上
側布地11の所望部位と、ウエスト下側布地12におけ
るタック20a部分の最奥端部位とを連結するようにし
て縫着されている。ここで、腰裏布地30の図2におけ
るS部分より左側は、ウエスト上側布地11に縫着され
ており、S部分より右側は、ウエスト下側布地12に縫
着されている。よって、この腰裏布地30においては、
S部分が弾性材31として実質的に機能する部分となっ
ている。
構造の別の実施例を示し、このウエスト伸縮構造の具体
的な構成を以下に説明する。
は、タック20aの先端から延出する延出部11aを有
するウエスト上側布地11が一体化されており、タック
20aの下側の布地22の上部には、ウエスト下側布地
12が一体化されている。そして、ウエスト上側布地1
1とウエスト下側布地12とによって、タック20a部
分にて分離されたズボンのウエスト部10が構成されて
いる。ここで、ウエスト上側布地11の延出部11a
は、ウエスト下側布地12によって被覆されている。ま
た、ウエスト部10の内側全周には、全体が帯ゴム等の
弾性材31からなる腰裏布地30が、ウエスト上側布地
11の延出部11a先端部位と、ウエスト下側布地12
の所望部位とを連結するようにして縫着されている。こ
こで、腰裏布地30の図3におけるS部分より左側は、
ウエスト上側布地11に縫着されており、S部分より右
側は、ウエスト下側布地12に縫着されている。よっ
て、この腰裏布地30においては、S部分が弾性材31
として実質的に機能する部分となっている。
構造のさらに別の実施例を示し、このウエスト伸縮構造
の具体的な構成を以下に説明する。
は、タック20aの先端から延出する延出部11aを有
するウエスト上側布地11が一体化されており、タック
20aの下側の布地22におけるタック20a部分を除
く上部には、ウエスト下側布地12が一体化されてい
る。そして、ウエスト上側布地11とウエスト下側布地
12とによって、タック20a部分にて分離されたズボ
ンのウエスト部10が構成されている。ここで、ウエス
ト上側布地11の延出部11aは、ウエスト下側布地1
2によって被覆されている。また、ウエスト上側布地1
1の延出部11a先端部位と、ウエスト下側布地12の
所望部位とには、後述する腰裏布地30を構成する弾性
材31とは別の弾性材33が連結されており、ウエスト
上側布地11の延出部11a先端部位−ウエスト下側布
地12の所望部位間にて、ウエスト部10が伸縮可能と
なっている。
けるタック20a部分の上部には、前述のウエスト下側
布地12とは別体のウエスト下側布地12aが一体化さ
れており、このウエスト下側布地12aは、ウエスト上
側布地11によって被覆されている。また、ウエスト部
10の内側全周には、全体が帯ゴム等の弾性材31によ
って構成された腰裏布地30が、ウエスト上側布地11
の所望部位と、タック20a部分上部に一体化されたウ
エスト下側布地12aにおけるタック最奥端部位とを連
結するようにして縫着されている。ここで、腰裏布地3
0の図4におけるS部分より左側は、ウエスト上側布地
11に縫着されており、S部分より右側は、ウエスト下
側布地12、12aに縫着されている。よって、この腰
裏布地30においては、S部分が弾性材31として実質
的に機能する部分となっている。なお、ウエスト上側布
地11の延出部11aを被覆するウエスト下側布地12
は、ウエスト上側布地11の延出部11aと弾性材33
とを挟んで折り重ねられており、この折り重ね部分12
bに、腰裏布地30が縫着されている。
帯ゴム等の弾性材31よりなるものに限らず、例えば、
図5に示すように、ウエスト部10の周方向、すなわち
長さ方向に、伸縮性に優れた布地32と、細幅の帯ゴム
等の弾性材31とを並設一体化したものであってもよ
い。このようにすると、腰裏布地30の全幅に渡って高
価な帯ゴム等の弾性材31を使用する必要はなく、材料
コストの低減を図ることができる。また、全幅に渡って
帯ゴム等の弾性材31を使用すると、帯ゴムが幅広とな
り、ズボン等の着用時において、腰裏布地30が固くゴ
ワゴワして快適感を損ねるといった問題を生じるが、腰
裏布地30の幅方向の一部のみを細幅の帯ゴム等の弾性
材31とすることにより、着用時の快適性を確保するこ
とができる。
を、伸縮性に優れた布地32に、ウエスト部10の周方
向の一部、すなわち長さ方向の一部に、弾性材31を一
体化したものとしてもよい。この場合、腰裏布地30に
おける弾性材31として機能すべき部分においてのみ、
弾性材31を一体化すればよく、材料コストのさらなる
低減を図ることができる。
れた布地32と弾性材31とを一体化したものとする場
合、伸縮性に優れた布地32としては、公知のストレッ
チ材やニット等が挙げられるが、他にも、布地を、長さ
方向に対して繊維の織り目方向を斜めする所謂バイアス
方向に使用すれば、伸縮性を得ることができる。この場
合に、布地として、特にスレーキ等の薄くて柔らかい布
地を採用すると、着用時の快適性を向上させることがで
きる。
30における弾性材31として機能すべき部分に、所謂
ギャザー加工を施し、このギャザー部分を弾性材31と
してもよい。この場合には、腰裏布地30を構成する布
地として、伸縮性の良否を問わず、布地広汎を使用する
ことができる。なお、弾性材31として、ギャザーを採
用すると、ギャザー部分の表面が凹凸となり、着用時の
快適性及び美感を損なう虞があるが、ギャザー部分にプ
レス加工を施して表面を平坦化すると、弾性材31とし
ての機能を損なうことなく、着用時の快適性及び美感を
向上させることができる。
ズボン等のウエスト伸縮構造を、ズボンのタック20a
に適用した例を示したが、本発明に係るズボン等のウエ
スト伸縮構造は、タック20aに限らず、例えば布地が
重なり合う布地重合部分20としてポケット等にも適用
することができるものであり、また、ズボンに限らず、
布地が重なり合う布地重合部分20を備えたものであれ
ば、例えば複数のプリーツを備えたスカート等、被服広
汎に適用することができるものである。
係るズボン等のウエスト伸縮構造は、分離されたウエス
ト部間を伸縮自在に連結する弾性材を、ウエスト部の内
側の布地を構成する腰裏布地の一部としたものであり、
分離されたウエスト部間のみに弾性材が露呈したり、そ
の部分のみ厚さが増加するといった不具合を生じないも
のである。
好で着用感も快適なズボン等のウエスト伸縮構造を、簡
単な構造によって提供することができる。
ンの一例を示す正面図である。
す図1におけるA部の分解斜視図である。
示す図1におけるA部の分解斜視図である。
施例を示す図1におけるA部の分解斜視図である。
す正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ウエスト部の下部にタックまたはポケット
等の布地が重なり合う布地重合部分を備えたズボン等の
ウエスト伸縮構造であって、 前記布地重合部分においてウエスト部を分離し、少なく
とも一部に弾性材を有する腰裏布地を、前記弾性材部分
が前記ウエスト部の分離間に連結されるようにしてウエ
スト部の内側全周に縫着したことを特徴とするズボン等
のウエスト伸縮構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7152145A JP3038136B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ウエスト伸縮構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7152145A JP3038136B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ウエスト伸縮構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08325811A true JPH08325811A (ja) | 1996-12-10 |
JP3038136B2 JP3038136B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=15534027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7152145A Expired - Lifetime JP3038136B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ウエスト伸縮構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038136B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010144767A3 (en) * | 2009-06-11 | 2011-03-24 | D Anza Maria E | Conforming band to a designated object |
JP2012233292A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-29 | Midori Anzen Co Ltd | ズボン |
JP6140379B1 (ja) * | 2017-01-25 | 2017-05-31 | 加藤 好司 | ウエスト伸縮自在ボトムス |
JP6140380B1 (ja) * | 2017-01-25 | 2017-05-31 | 加藤 好司 | ウエスト伸縮自在ボトムス |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7152145A patent/JP3038136B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010144767A3 (en) * | 2009-06-11 | 2011-03-24 | D Anza Maria E | Conforming band to a designated object |
JP2012233292A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-29 | Midori Anzen Co Ltd | ズボン |
JP2016169470A (ja) * | 2011-04-22 | 2016-09-23 | ミドリ安全株式会社 | ズボン |
JP6140379B1 (ja) * | 2017-01-25 | 2017-05-31 | 加藤 好司 | ウエスト伸縮自在ボトムス |
JP6140380B1 (ja) * | 2017-01-25 | 2017-05-31 | 加藤 好司 | ウエスト伸縮自在ボトムス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3038136B2 (ja) | 2000-05-08 |
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