JPH08325400A - フィルム - Google Patents

フィルム

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JPH08325400A
JPH08325400A JP13456795A JP13456795A JPH08325400A JP H08325400 A JPH08325400 A JP H08325400A JP 13456795 A JP13456795 A JP 13456795A JP 13456795 A JP13456795 A JP 13456795A JP H08325400 A JPH08325400 A JP H08325400A
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resin
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acid
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勝也 伊藤
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 少なくとも異なる2方向に折り曲げたときの
折り曲げ角の差が20度以下である、フィルム。 【効果】 折り畳み方向に関係なくバランスよく折り畳
めるフィルムが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムに関する。さ
らに詳しくは、ラベル、ステッカー、ポスター、カー
ド、記録用紙、包装材料、ビデオプリンター受像紙、バ
ーコードラベル、バーコードプリンター受像紙、熱転写
受像紙、感熱記録紙、昇華転写用受像紙、インクジェッ
ト受像紙、オフセット印刷用紙、フォーム印刷用紙、地
図、無塵紙、表示板、白板、電子白板、印画紙、化粧
紙、壁紙、建材、紙幣、離型紙、折り紙、カレンダー、
磁気カード、トレーシング紙、伝票、配送伝票、感圧記
録紙、複写用紙、臨床検査紙、パラボラアンテナ反射
板、ディスプレイ反射板、平版印刷版などに用いること
に適したフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】紙代替物として、合成樹脂フィルムを基
材とする合成紙が知られている。この合成紙は、天然紙
と比べて、耐水性、吸湿寸法安定性、表面安定性、印刷
時の光沢性と鮮明性、機械的強度などに優れている。近
年、合成紙は、こうした長所を活かして種々の用途に展
開されている。
【0003】上記合成樹脂フィルムとしては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル樹脂などのフィル
ムが、通常用いられる。特にポリエチレンテレフタレー
トを代表とするポリエステル樹脂のフィルムは、他の樹
脂と比べると耐熱性が高い点および腰が強いという点で
優れているため、広範な用途の合成紙に使用し得る。ま
た、ポリエステルフィルムを用いた合成紙は、紙よりも
腰が強いという特徴を有するため、紙よりも薄くし得
る。こうした特徴は、地図、製図用紙、製図、設計図な
ど比較的大きい用紙を折り畳んで使用する場合に便利で
ある。
【0004】ポリエステル樹脂フィルムを合成紙の基材
として好適に用いる方法として、微細な空洞をフィルム
内部に多量に含有させる方法が開示されている(特開昭
49-134755号公報)。この方法によると、基材フィルム
自体に適度な柔軟性が付与されるため、良好な筆記性や
鮮明な印刷・転写性を有する合成紙が得られ得る。
【0005】通常、フィルム内部に微細な空洞を形成さ
せる方法として、樹脂、例えばポリエステルとこれに非
相溶性の樹脂とを含む未延伸フィルムを、縦・横の順に
2軸延伸する方法が用いられる。この方法を用いて多量
の空洞をフィルム内部に形成するためには、ポリエステ
ル樹脂中にポリエステル樹脂とは異なる樹脂を大量に添
加する必要がある。この場合、そのような樹脂を多量に
含むフィルムは引っ張り強度が低下する。従って、この
ようなフィルムを延伸する場合、その延伸倍率(特に縦
方向延伸倍率)は、通常の空洞を必要としない場合のポ
リエステルフィルムの延伸倍率よりも小さくせざるを得
ない。その結果、得られる延伸フィルムは、必然的に縦
延伸方向に比べて横延伸方向にポリマー分子の配向が強
化されたフィルムとなる。こうしたフィルムを基材フィ
ルムとする合成紙を折り畳んで使用する場合、例えば、
縦延伸方向に折った場合と横延伸方向に折った場合との
折曲角の差が非常に大きくなる。すなわち、折り曲げ易
さが折り曲げ方向によって異なるためコンパクトに折り
畳むことができないという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解決すべくなされたものであり、折り曲げ
方向に関係なくバランスよく折り畳めることのできるフ
ィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルムは、少
なくとも基材フィルムを含み、少なくとも異なる2方向
に折り曲げたときの各折り曲げ角間の差が20度以下で
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0008】本発明の好ましい実施態様においては、上
記基材フィルムは内部に多数の空洞を有する。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、上
記基材フィルムは延伸フィルムである。
【0010】本発明の好ましい実施態様においては、上
記異なる2方向が上記基材フィルムの延伸方向とそれに
対して直角な方向とである。
【0011】本発明の好ましい実施態様においては、上
記基材フィルムの少なくとも片面に少なくとも1層のコ
ート層を有する。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、上
記コート層はポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂およ
びポリアクリル樹脂からなる群より選択される樹脂を少
なくとも1種含む。
【0013】本発明の好ましい実施態様においては、上
記基材フィルムはポリエステル樹脂を主成分とする。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、上
記基材フィルムはポリエステル樹脂と該樹脂に非相溶性
の熱可塑性樹脂および/または粒子とを含有する少なく
とも1種のフィルム用樹脂を少なくとも2軸方向に延伸
することによって得られる。本発明の好ましい実施態様
においては、上記コート層は平均粒子径0.3μm以上
の粒子を含む。
【0015】本発明の好ましい実施態様においては、フ
ィルムの見かけ比重は0.6から1.3の範囲である。
【0016】以下に本発明をさらに詳細に説明する。
【0017】本発明のフィルムは、少なくとも基材フィ
ルムを含むフィルムである。
【0018】基材フィルムを形成するための樹脂として
は、特に限定されないが、例えばポリオレフィン系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリウレ
タン系樹脂、ポリビニル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、
ポリスチレン系樹脂などを用い得る。好ましくは、ポリ
エステル系樹脂である。
【0019】本発明に用い得るポリエステル樹脂は、好
適には少なくとも1種のジオールと少なくとも1種のジ
カルボン酸とから合成される飽和または不飽和ポリエス
テルであり、得られるポリエステルは、単独重合体、共
重合体、2種以上の単独重合体の混合物、2種以上の共
重合体の混合物、または少なくとも1種の単独重合体と
少なくとも1種の共重合体との混合物であり得る。
【0020】ジオールとしては、エチレングリコール、
プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、デカメチレングリコール、1,
4−ジヒドロキシヘキサン、1,4−ジヒドロキシメチ
ルシクロヘキサン、ヒドロキノン、p−キシリレングリ
コール、2,5−ジクロロ−p−キシリレングリコール
などが用いられ得る。これらは単独または2種以上混合
して用いられ得る。
【0021】ジカルボン酸としては、マロン酸、コハク
酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカン
ジオン酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,
3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸、1−カルボキシメチル−4−シクロ
ヘキサンカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、
2,5−ジブロモテレフタル酸、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、4,
4’−ジフェニルジカルボン酸、4,4’−ジフェニル
エーテルジカルボン酸、1,2−ビス(4’−カルボキ
シフェノキシ)エタン、ビス(p−カルボキシフェニ
ル)メタン、4,4’−スルホン−ジフェニルジカルボ
ン酸などが用いられ得る。これらは単独または2種以上
混合して用いられ得る。
【0022】上記ジオールとジカルボン酸の組み合わせ
は特に限定されないが、ジカルボン酸において、芳香族
ジカルボン酸をジカルボン酸全体の70モル%以上、好
ましくは80モル%以上、さらに好ましくは90モル%
以上用いることが好ましい。
【0023】上記ポリエステル樹脂は、例えば、ジカル
ボン酸とグリコールとを直接反応させる方法、ジカルボ
ン酸のアルキルエステルとグリコールとをエステル交換
反応させた後重縮合させる方法あるいはジカルボン酸の
ジグリコールエステルを重縮合させる方法によって製造
され得る。本発明に用い得るポリエステル樹脂として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンブチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレー
トまたはこれらの混合物などを挙げることができる。
【0024】本発明のフィルムは、少なくとも異なる2
方向に折り曲げたときの折り曲げ角の差が20度以下、
好ましくは10度以下である。20度を越えると折り曲
げて使用するときのバランスが悪く、折り曲げたフィル
ムを保管するときにコンパクトにまとめることが難しく
なる。折り曲げ角は、10度〜80度、好ましくは15
度〜75度が好ましい。この範囲を外れると、折り畳ん
だ後にフィルムが再び拡がってしまうので保管性が悪く
なる。
【0025】本明細書において、「折り曲げ角」とは、
フィルムを任意の方向で折り曲げたた時の折れ曲がった
フィルムが作る内角をいう。詳細には、フィルムを幅方
向に折り目が入るように、熱傾斜試験機を用いて25℃
でフィルムに1.5kgf/mm2の荷重を1分間かけて折り
曲げる。その後荷重を解き、25℃、湿度65%の環境
下に5分間放置する。この時の折れ曲がったフィルムが
作る内角を折り曲げ角とする。本発明において、少なく
とも異なる2方向、好ましくは縦延伸方向と横延伸方向
にそれぞれ平行に折り曲げたときの折り曲げ角間の差が
20度以下ということは、高分子の配向が等方的である
ことを意味する。
【0026】折り曲げ角は、フィルムを形成する樹脂の
種類、フィルムの内部構造、フィルムの後加工方法など
により制御可能である。好ましくは基材フィルム内部に
微細な空洞を多数含有させることにより好適に制御し得
る。
【0027】フィルム中に微細な空洞を形成する方法と
しては、当該技術分野で公知の方法がいずれも用いられ
得る。好ましくは、基材フィルム用樹脂とそれに非相溶
性の熱可塑性樹脂および/または無機または有機粒子と
を均一に混合し、得られた混合物を通常の方法を用いて
製膜し、次いで得られたフィルムを少なくとも1軸に配
向する方法である。
【0028】基材フィルム用樹脂に非相溶性の熱可塑性
樹脂としては、基材フィルムを構成する樹脂に非相溶性
の樹脂ならばいずれも好適に用い得る。例えば、基材フ
ィルムがポリエステルである場合は、そのような樹脂と
しては、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、
ポリアクリル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスル
ホン系樹脂、セルロース系樹脂などを挙げることができ
る。好ましくは、ポリスチレン系樹脂、ポリメチルペン
テンまたはポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂
である。基材フィルムに添加し得る粒子としては、前記
樹脂の粒子、有機白色顔料または無機粒子を用い得る。
無機粒子としては、シリカ、カオリナイト、タルク、炭
酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、
カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタンなどを用い得
る。
【0029】基材フィルムに含まれる非相溶性樹脂およ
び/または粒子の量は、目的とする空洞の数によって異
なるが、全体に対して3重量%〜39重量%が好まし
く、特に5〜15重量%が好ましい。3重量%未満で
は、空洞の生成量を多くすることに限界があり、目的の
柔軟性や軽量性あるいは描画性が得られない。39重量
%より多いと、フィルムの延伸性が著しく損なわれる
他、耐熱性や強度、腰の強さが損なわれる。また、粒子
径の範囲は、0.01μm〜20μm、好ましくは0.
1μm〜10μmである。上記範囲を外れると、形成さ
れる空洞の大きさのばらつきが大きくなるため、フィル
ムの特性に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0030】本発明の基材フィルムを得るための製造方
法および製造条件は、フィルムを構成する樹脂の種類、
フィルムの用途、目的とするフィルムの厚みなどに応じ
て適宜選択され得る。好適に用い得るフィルムの製造方
法およびその条件として、例えば、未延伸フィルムを加
熱して、縦方向に1段または多段で3.0倍以上延伸し
た後、縦方向に3%以上の緩和処理を施し、次いで緩和
処理後の縦延伸倍率以上の倍率で横延伸および熱処理を
行う方法が挙げられる。
【0031】上記製造方法において、最初の縦延伸工程
は、周速の異なる2本あるいは多数本のロールを用いて
フィルムを延伸し得る。このときの加熱手段としては、
加熱ロールを用いる方法、非接触の加熱方法を用いる方
法またはそれらを併用した方法を用い得る。
【0032】フィルムとフィルム内部の非相溶性樹脂と
の界面において空洞を多数発現させるために、加熱温度
は、例えば、ポリエステルのTg(2次転移温度)+1
0℃からTg+50℃の範囲が好ましい。
【0033】延伸倍率は、3.0倍以上、好ましくは
3.2〜5.0倍の範囲である。延伸倍率が、3.0倍
以下では、フィルム内部に微細空洞を十分に発現させて
フィルムの見掛け比重を1.3以下とすることが困難と
なる。また、縦倍率が5倍を超えると、その後の緩和処
理を十分に行うことが困難になる。
【0034】縦延伸後の緩和処理は、緩和に先立って行
われた縦延伸倍率によって変わるが、縦方向に、通常、
3%以上、好ましくは5%以上施す。より好ましい緩和
率は、緩和後の縦延伸倍率が2.8〜3.5となるよう
に決定され得る。通常、少なくとも3%以上の緩和処理
を施さないと、次工程での横延伸性が著しく不良とな
る。また、縦緩和後の好ましい延伸倍率は2.8〜3.
5である。緩和後の縦延伸倍率が2.8以下の場合に
は、緩和が均一に行われず不均一なフィルムとなること
があるため、好ましくない。逆に緩和後の縦延伸倍率が
3.5を超える場合には、横延伸時の延伸性が不良とな
る場合があるため、好ましくない。
【0035】緩和処理を行う方法としては、一旦フィル
ムを冷却した後、オーブン中で80℃〜150℃に再加
熱する方法、縦延伸直後に冷却することなくロール間で
緩和処理を施す方法、あるいは60℃〜100℃に加熱
した駆動ロール群あるいはフリーロール群の問で緩和処
理を施す方法、あるいはこれらを適宜組み合わせた方法
などを用い得る。好ましくは、縦延伸直後に冷却するこ
となく緩和処理を施す方法を主体とする緩和処理を行う
方法である。これにより均一な緩和処理を効率よく行い
得る。
【0036】横延伸は、フィルムを、例えばテンターに
導入して、縦緩和処理後に達成される縦延伸倍率以上の
倍率で延伸することにより行われ得る。
【0037】好ましい横延伸温度は、縦延伸・縦緩和処
理工程における最高温度からポリエステルの融点(T
m)−10℃の範囲である。
【0038】このようにして得られた2軸延伸フィルム
は、必要に応じて熱処理が施され得る。熱処理はテンタ
ー中で行うのが好ましい。熱処理温度は、ポリエステル
の融点(Tm)−50℃からTmの範囲が好ましい。ま
た、熱処理と並行して、再横延伸、横方向の緩和などを
行い得る。
【0039】本発明のフィルムは、基材フィルムだけか
らなる単層フィルムまたは基材フィルムの少なくとも片
面に少なくとも1層のコート層を有する複合フィルムで
あり得る。コート層を有する場合、インクやコーティン
グ剤などに対する本発明のフィルムの濡れ性や接着性が
向上され得る。
【0040】本発明に用いられ得るコート層は少なくと
も1種類の樹脂を含む。樹脂としては、通常のフィルム
の接着性を向上させる手段として当業者には公知の樹
脂、例えばポリウレタン樹脂、アクリル系樹脂を用い得
る。
【0041】コート層に用い得るポリウレタン樹脂は、
(1)分子内に2個以上の活性水素を有する化合物と
(2)分子内に2個以上のイソシアネート基を有する有
機ポリイソシアネート、および必要に応じて(3)分子
内に少なくとも2個の活性水素を有する鎖伸長剤とを反
応させて得られ、末端にイソシアネート基を有する。
【0042】上記(1)の分子内に2個以上の活性水素
を有する化合物は、末端または分子内に2個以上のヒド
ロキシル基、カルボキシル基、アミノ基あるいはメルカ
プト基を有し得る。このような化合物として、ポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオールおよびポリエ
ーテルエステルポリオールを用い得る。
【0043】ポリエーテルポリオールとしては、例え
ば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドなどの
アルキレンオキサイド類、スチレンオキサイド、または
エピクロルヒドリンを重合単位とする重合体あるいはラ
ンダムまたはブロック共重合体、スチレンオキサイドま
たはエピクロルヒドリンと多価アルコールとの付加重合
体を挙げることができる。
【0044】ポリエステルポリオールとしては、コハク
酸、アジピン酸、フタル酸及び無水マレイン酸などの多
価の飽和および不飽和カルボン酸無水物と多価の飽和お
よび不飽和のアルコール類との反応生成物、およびラク
トンおよびヒドロキシ酸から得られるポリエステル類を
用い得る。
【0045】アルコール類として、例えば、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、1、4−ブタンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1、6−へキサンジオ
ールおよびトリメチロールプロパンを挙げることができ
る。
【0046】ポリエーテルエステルポリオールとして
は、コハク酸、アジピン酸、フタル酸及び無水マレイン
酸などの多価の飽和および不飽和カルボン酸無水物とポ
リアルキレンエーテルグリコール類または上記アルコー
ル類との反応生成物、およびポリエステル類に、エチレ
ンオキサイドあるいはプロピレンオキサイドなどを付加
させたポリエーテルエステル類を用い得る。
【0047】ポリアルキレンエーテルグリコール類とし
て、例えば、低分子量のポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコールを挙げることができる。
【0048】上記ポリエステルポリオールおよびポリエ
ーテルエステルポリオールは、直鎖状あるいは分岐状で
あり得る。
【0049】上記(2)の有機ポリイソシアネートとし
ては、トルイレンジイソシアネートの異性体類;4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネートなどの芳香族
ジイソシアネート類;キシリレンジイソシアネートなど
の芳香族脂肪族ジイソシアネート類;イソホロンジイソ
シアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネートなどの脂肪族ジイソシアネート類;あるいは
単一または複数のこれら化合物とトリメチロールプロパ
ンなどとの付加生成物であるポリイソシアネート類を用
い得る。
【0050】上記(3)の少なくとも2個の活性水素を
有する鎖伸長剤としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオールなどのグリコール類;グリセリン、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの多価
アルコール類;エチレンジアミン、へキサメチレンジア
ミン、ピペラジンなどのジアミン類;モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミンなどのアミノアルコール類;
ジエチレンチオグリコールなどのジチオグリコール類;
あるいは水などを用い得る。
【0051】コート層に用い得るアクリル系樹脂として
は、アクリル酸あるいはメタクリル酸および/またはそ
れらのエステルを重合して得られる樹脂を用い得る。必
要に応じてビニル基を有する他の単量体を共重合させ得
る。
【0052】アクリル酸またはメタアクリル酸のエステ
ルとして、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、
アミル、へキシル、へプチル、オクチル、2−エチルヘ
キシル、ヒドロキシメチルおよびグリシジルエステルを
挙げることができる。
【0053】コート層は、上記樹脂の他に、必要に応じ
て、0.1μm以上、好ましくは0.3μm以上の平均
粒径を有する粒子を含有し得る。粒子を含有することに
より描画性が向上する。このような粒子としては、例え
ば、シリカ、カオリナイト、タルク、炭酸カルシウム、
ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、カーボンブラッ
ク、酸化亜鉛、酸化チタン、有機白色顔料、架橋アクリ
ル粒子、架橋スチレン粒子を用い得る。0.1μm未満
では鉛筆での描画性が不足する場合がある。
【0054】本発明のフィルムは、隠蔽性を向上させる
ために、基材フィルム中あるいは基材フィルムに含まれ
る非相溶性樹脂中に無機または有機粒子が添加され得
る。無機粒子としては、例えば、シリカ、カオリナイ
ト、タルク、炭酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、
硫酸バリウム、カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、有機白色顔料等を用い得る。
【0055】本発明に用い得るコート層を基材フィルム
に付与する方法としては、グラビアコート方式、キスコ
ート方式、ディップ方式、スプレーコート方式、カーテ
ンコート方式、エアナイフコート方式、ブレードコート
方式、リバースロールコート方式などの各種コート方
法、および押し出し積層、押し出し塗装などの通常用い
られている方法を使用し得る。コート層の形成は、フィ
ルムの延伸前、縦延伸後、全ての延伸処理の終了後のい
ずれかに行われ得る。
【0056】このようにして得られるフィルムの見かけ
比重は、含まれる空洞の個数とその体積に依存して変わ
り得るが、通常、0.6〜1.3、好ましくは0.9〜
1.3、より好ましくは1.05〜1.27である。見
かけ比重が0.6未満では空洞含有率が大きすぎるた
め、基材フィルムの強度が著しく損なわれ、フィルム表
面のワレやシワが生じやすくなる。見かけ比重が1.3
を超えると、空洞含有率が小さくなりすぎるため、基材
フィルムのクッション性や柔軟性等の空洞を含有するこ
とによって生じる特性が損なわれる。また折り曲げ角が
80度を越えてしまう。
【0057】
【作用】本発明のフィルムは、少なくとも基材フィルム
を含み、この基材フィルムはフィルム内に微細な空洞を
有し得る。基材フィルムは、好適には樹脂および/また
は粒子を含む未延伸フィルムを加熱して、縦方向に1段
または多段で3.0倍以上延伸した後、縦方向に3%以
上の緩和処理を施し、次いで緩和処理後の縦延伸倍率以
上の倍率で横延伸および熱処理を行って調製され、空洞
を有する基材フィルムの見かけ比重は、0.6〜1.3
である。
【0058】このような空洞含有フィルムは、フィルム
を構成するポリマー分子の配向等方性に優れる。そのた
め、従来の空洞含有フィルムと比べると、あらゆる方向
にフィルムを折り曲げてもそれらの折り曲げ角の差が2
0度以下となり、折り曲げ方向に関係なくバランスよく
折り畳むことのできるフィルムが得られる。また、折り
畳み面が再び開くことのない保管性の良好なフィルムが
得られる。
【0059】
【実施例】以下、本発明のフィルムについて実施例によ
り詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0060】本発明に用いる測定・評価方法を以下に示
す。
【0061】(1)見かけ比重 5cm×5cm角のフィルムの厚さおよび重量を測定して下
式により算出した。
【0062】
【数1】
【0063】(2)折り曲げ角 幅15mm、長さ40mmのフィルムを幅方向に折り目が入
るように折り曲げた。折り曲げは、熱傾斜試験機(東洋
精機(株)製、HG−100)を用いて、25℃でフィ
ルムに1.5kgf/mm2の荷重を1分間かけて行った。そ
の後荷重を解き、25℃、RH65%の環境下に5分間
放置した後、折れ曲がったフィルムが作る内角を求め
た。この試験を、フィルムの幅方向がフィルムの縦延伸
方向に平行な場合と垂直な場合について行った。なおフ
ィルム製膜時の流れ方向に平行に折り曲げたときを縦、
その直角方向に折り曲げたときを横とした。
【0064】(3)熱収縮率 幅10mm、長さ250mmのフィルムに、長さ方向に20
0mmの間隔で印をつけ、このフィルムの長さ方向の両端
を5gの一定張力下で固定して印の間隔Aを測った。続
いて、張力を解放して、150℃の雰囲気中のオーブン
に30分間置いた後の印の間隔Bを求めた。そして、以
下の式により熱収縮率を算出した。
【0065】
【数2】
【0066】(4)光線透過率 JIS−K6714に準じ、ポイック積分球式H.T.
Rメーター(日本精密光学製)を用いて、フィルムの光
線透過率を測定した。この値が小さいほどフィルムの隠
ぺい性が高い。
【0067】(5)折り曲げ後の印字物の保管性 インクジェットプリンター(HP650C)を用いて、
A1版のフィルムに地図を印字し、このフィルムを縦、
横2回ずつ折り曲げておよそA5版の大きさに折り畳ん
だ。このとき印字フィルムが実質的に折り畳んだままの
状態にあれば○、折り畳んだところから元の状態に返っ
たり、反ったら×とした。
【0068】(実施例1)固有粘度0.62のポリエチ
レンテレフタレート樹脂83重量%に汎用ポリスチレン
(三井東圧化学(株)製T570−57U)10重量
%、ポリプロピレン樹脂(三井東圧化学(株)製JHH
−M)3重量%および平均粒径0.3μm(電顕法)の
アナターゼ型二酸化チタン4重量%からなる混合物を押
出機に供給し、290℃で溶融押し出しして、次いで、
押し出し物を30℃の冷却ドラム上に静電密着法を用い
てキャスティングして、厚さ500ミクロンの未延伸フ
ィルムを調製した。
【0069】この未延伸フィルムを70℃に加熱したロ
ールによって予熱し、赤外線ヒーターを用いてさらに加
熱し、次いで、周速の異なるロール間で縦方向に3.7
倍延伸した。このとき、高速ロール(延伸ロール)の温
度を70℃とした。延伸終了後直ちに、延伸フィルムを
冷却することなく、ロール間で14%の緩和処理を施し
た。緩和後の縦延伸倍率は3.2となった。
【0070】次いで、縦緩和終了後のフィルムをテンタ
ーに導き、140℃で8秒間予熱した後、同じ温度で横
方向に3.6倍延伸した。延伸後、フィルムを220℃
で5秒間熱処理し、同温度でさらに横方向に8%再延伸
し、次いで、同温度で5秒間熱処理した。
【0071】このようにして、空洞を有する厚さ45μ
mの厚みのフィルムを得た。
【0072】このフィルムの両面に、イソシアネート基
含有ポリウレタン樹脂(第一工業製薬製エラストロン)
2重量%と平均粒子径2.5μmの球状シリカ粒子0.
8重量%とを含む水とイソプロピルアルコールの7/3
(重量比)混合溶液を、ワイヤーバー(#5)で塗布し
た。塗布後、フィルムを80℃で2分間、次いで170
℃で30秒間乾燥させた。
【0073】得られたフィルムの片面にポリビニルアル
コール(クラレ(株)製PVA117)20重量部およ
びイソシアネート基含有ポリウレタン樹脂(第一工業製
薬製エラストロン)10重量部を水230重量部に溶解
させて得たPVA溶液を、乾燥後10g/cm2となるよう
にワイヤーバーで塗布して、インクジェット記録用フィ
ルムを得た。得られたフィルムの評価結果を表1に示
す。
【0074】(実施例2)固有粘度0.62のポリエチ
レンテレフタレート樹脂83重量%に、汎用ポリスチレ
ン(三井東圧化学(株)製T570−57U)10重量
%、ポリプロピレン樹脂(三井東圧化学(株)製JHH
−M)3重量%および平均粒径0.3μm(電顕法)の
アナ夕一ゼ型二酸化チタン4重量%からなる混合物を押
し出し機に供給して押し出した(A層)。他方、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂97重量%に球状ゼオライト
粒子(水沢化学(株)製JC−20)3重量%からなる
混合物を別の押し出し機に供給し、そしてT−ダイに導
いて押し出した(B層)。これらをフィードブロックに
導き、そして貼り合わせた。続いて、実施例1と同様に
して延伸処理して空洞含有フィルムを得た。得られたフ
ィルムの厚さは、A層が40μm、B層が5μmであっ
た。
【0075】得られたフィルムのA層側に実施例1と同
様にしてコート層を形成して、インクジェット記録用フ
ィルムを得た。得られたフィルムの評価結果を表1に示
す。 (比較例1)縦延伸倍率を3.7倍として縦緩和処理を
行わないこと、および横延伸倍率を3.2倍として再横
延伸を行わないこと以外は、実施例1と同様の方法でイ
ンクジェット記録用フィルムを得た。得られたフィルム
の評価結果を表1に示す。
【0076】(比較例2)縦延伸倍率を3.2倍とし、
縦緩和処理を行わないこと以外は、実施例1と全く同様
にしてインクジェット記録用フィルムを得た。得られた
フィルムの評価結果を表1に示す。
【0077】(比較例3)ポリエチレンテレフタレート
樹脂91重量%、ポリスチレン5重量%および二酸化チ
タン4重量%からなる混合物を用いて、縦延伸倍率を
3.7倍として縦緩和処理を行わないこと以外は、実施
例1と同様にしてインクジェット記録用フィルムを得
た。得られたフィルムの評価結果を表1に示す。
【0078】
【表1】
【0079】表1からわかるように、実施例1および2
で得られたフィルムは、比較例1〜3のフィルムと比べ
て、折り曲げ角の差が2度以下と優れており、保管性に
も優れていた。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、あらゆる方向にフィル
ムを折り曲げてもそれらの折り曲げ角の差が20度以下
となるフィルムが得られる。このフィルムは、折り曲げ
方向に関係なくバランスよく折り畳める。また、折り畳
み面が再び開くことがないため保管性が良好となる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/36 B32B 27/36 27/40 27/40 // B29C 55/02 7639−4F B29C 55/02 B29K 67:00 B29L 9:00 C08L 67:02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも基材フィルムを含むフィルム
    であって、少なくとも異なる2方向に折り曲げたときの
    各折り曲げ角間の差が20度以下である、フィルム。
  2. 【請求項2】 前記基材フィルムが内部に多数の空洞を
    有する、請求項1に記載のフィルム。
  3. 【請求項3】 前記基材フィルムが延伸フィルムであ
    る、請求項2に記載のフィルム。
  4. 【請求項4】 前記異なる2方向が前記基材フィルムの
    延伸方向とそれに対して直角な方向とである、請求項1
    から3のいずれかに記載のフィルム。
  5. 【請求項5】 前記基材フィルムの少なくとも片面に少
    なくとも1層のコート層を有する、請求項1から4のい
    ずれかに記載のフィルム。
  6. 【請求項6】 前記コート層がポリエステル樹脂、ポリ
    ウレタン樹脂およびポリアクリル樹脂からなる群より選
    択される樹脂を少なくとも1種含む、請求項5に記載の
    フィルム。
  7. 【請求項7】 前記基材フィルムがポリエステル樹脂を
    主成分とする、請求項1から6のいずれかに記載のフィ
    ルム。
  8. 【請求項8】 前記基材フィルムがポリエステル樹脂と
    該樹脂に非相溶性の熱可塑性樹脂および/または粒子と
    を含有する少なくとも1種のフィルム用樹脂を少なくと
    も2軸方向に延伸することによって得られる、請求項1
    から7のいずれかに記載のフィルム。
  9. 【請求項9】 前記コート層が平均粒子径0.3μm以
    上の粒子を含む、請求項5または8に記載のフィルム。
  10. 【請求項10】 見かけ比重が0.6から1.3の範囲
    である、請求項1から9のいずれかに記載のフィルム。
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WO2017010306A1 (ja) * 2015-07-10 2017-01-19 東洋紡株式会社 空洞含有ポリエステル系フィルムおよびその製造方法

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JPWO2017010306A1 (ja) * 2015-07-10 2018-03-29 東洋紡株式会社 空洞含有ポリエステル系フィルムおよびその製造方法

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