JPH08324174A - シート状物の保持具 - Google Patents
シート状物の保持具Info
- Publication number
- JPH08324174A JPH08324174A JP15846395A JP15846395A JPH08324174A JP H08324174 A JPH08324174 A JP H08324174A JP 15846395 A JP15846395 A JP 15846395A JP 15846395 A JP15846395 A JP 15846395A JP H08324174 A JPH08324174 A JP H08324174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring member
- sheet
- support shaft
- holding
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作が簡単であり、しかも常に安定した保持
力が得られるように改良されたシート状物の保持具を提
供する。 【構成】 新聞紙、図面等を束ねて保持するシート状物
の保持具1の構成を、開口寸法が縮まる向きに弾発付勢
力を発揮する3方が閉じて一方が開いたばね部材5と、
該ばね部材の開口に対して内外に移動可能な支軸7に枢
着した内端と前記ばね部材の開放端に係合した外端とを
有する横片8及び該横片の外端から該横片に交差する向
きに延出した縦片9とからなる一対の挟持部材6と、支
軸の位置を内外に移動させるための操作手段12・14
とを具備してなるものとする。
力が得られるように改良されたシート状物の保持具を提
供する。 【構成】 新聞紙、図面等を束ねて保持するシート状物
の保持具1の構成を、開口寸法が縮まる向きに弾発付勢
力を発揮する3方が閉じて一方が開いたばね部材5と、
該ばね部材の開口に対して内外に移動可能な支軸7に枢
着した内端と前記ばね部材の開放端に係合した外端とを
有する横片8及び該横片の外端から該横片に交差する向
きに延出した縦片9とからなる一対の挟持部材6と、支
軸の位置を内外に移動させるための操作手段12・14
とを具備してなるものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新聞紙、図面、パンフ
レット、或いはリーフレットなどを束ねた状態に保持す
るためのシート状物の保持具に関するものである。
レット、或いはリーフレットなどを束ねた状態に保持す
るためのシート状物の保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一端間が拡開可能な一対の狭着板を、略
コ字形断面をなすバーの内側にねじ手段をもって引き込
むことにより、狭着板同士の間に新聞紙や図面などを束
ねて挟持するようにしたシート状物の保持具が知られて
いる(実開昭49−52611号公報参照)。
コ字形断面をなすバーの内側にねじ手段をもって引き込
むことにより、狭着板同士の間に新聞紙や図面などを束
ねて挟持するようにしたシート状物の保持具が知られて
いる(実開昭49−52611号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来形式の保持具
の場合、ねじを回転させて一対の狭着板間を拡縮させね
ばならないために操作が面倒である上、ねじの締め加減
で挟持力に差が出てしまうので、取り扱う人によって綴
じる力が安定しないという不都合がある。
の場合、ねじを回転させて一対の狭着板間を拡縮させね
ばならないために操作が面倒である上、ねじの締め加減
で挟持力に差が出てしまうので、取り扱う人によって綴
じる力が安定しないという不都合がある。
【0004】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
操作が簡単であり、しかも常に安定した保持力が得られ
るように改良されたシート状物の保持具を提供すること
にある。
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
操作が簡単であり、しかも常に安定した保持力が得られ
るように改良されたシート状物の保持具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、新聞紙、図面等を束ねて保持するシート状
物の保持具の構成を、開口寸法が縮まる向きに弾発付勢
力を発揮する3方が閉じて一方が開いたばね部材と、該
ばね部材の開口に対して内外に移動可能な支軸に枢着し
た内端と前記ばね部材の開放端に係合した外端とを有す
る横片及び該横片の外端から該横片に交差する向きに延
出した縦片とからなる一対の挟持部材と、支軸の位置を
内外に移動させるための操作手段とを具備してなるもの
とすることによって達成される。
明によれば、新聞紙、図面等を束ねて保持するシート状
物の保持具の構成を、開口寸法が縮まる向きに弾発付勢
力を発揮する3方が閉じて一方が開いたばね部材と、該
ばね部材の開口に対して内外に移動可能な支軸に枢着し
た内端と前記ばね部材の開放端に係合した外端とを有す
る横片及び該横片の外端から該横片に交差する向きに延
出した縦片とからなる一対の挟持部材と、支軸の位置を
内外に移動させるための操作手段とを具備してなるもの
とすることによって達成される。
【0006】
【作用】このような構成によれば、操作手段による所謂
ワンタッチ操作でばね部材の開口に対する支軸の位置を
内外2位置間で移動させることにより、一対の挟持部材
の横片同士の枢着部がばね部材の作用によって反転ヒン
ジの機能を果たし、挟持部材が拡・縮2位置をそれぞれ
維持することとなる。またシート状物に対して作用する
挟持部材の保持力は、ばね部材の弾発力で規定される。
ワンタッチ操作でばね部材の開口に対する支軸の位置を
内外2位置間で移動させることにより、一対の挟持部材
の横片同士の枢着部がばね部材の作用によって反転ヒン
ジの機能を果たし、挟持部材が拡・縮2位置をそれぞれ
維持することとなる。またシート状物に対して作用する
挟持部材の保持力は、ばね部材の弾発力で規定される。
【0007】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明に基づき構成された新聞紙
の保持具を示している。この保持具1は、新聞紙2の2
つ折りの部分を綴じた状態で、図示しない別のハンガー
ラックに吊り下げることができるように構成されてお
り、細長い棒状をなしている。
の保持具を示している。この保持具1は、新聞紙2の2
つ折りの部分を綴じた状態で、図示しない別のハンガー
ラックに吊り下げることができるように構成されてお
り、細長い棒状をなしている。
【0009】図2に示すように、保持具1の主部をなす
棒状のハンガー3は、その概ね全長に渡って下方が開放
した溝形の断面形状をなしており、その両端部の内側
に、新聞紙2の背の部分の両端近傍の適度な範囲を挟持
するべく、綴じ具4が装着されている。この綴じ具4
は、ハンガー3の内面に固定されたばね部材5と、一対
の挟持板6とからなっている。
棒状のハンガー3は、その概ね全長に渡って下方が開放
した溝形の断面形状をなしており、その両端部の内側
に、新聞紙2の背の部分の両端近傍の適度な範囲を挟持
するべく、綴じ具4が装着されている。この綴じ具4
は、ハンガー3の内面に固定されたばね部材5と、一対
の挟持板6とからなっている。
【0010】一対の挟持板6は、互いに向き合って延出
された一端同士がピン軸7にて連結された横片8と、横
片8の他端から下向きに延出された縦片9とからなって
いる。そして一対の挟持板6の縦片9同士の対向面に
は、互いに噛み合うように先端が尖った歯10が突設さ
れている。また一方の挟持板6の側面には、ハンガー3
の一側に設けられた切欠部11から露出する閉操作用の
膨出部12が形成されている。
された一端同士がピン軸7にて連結された横片8と、横
片8の他端から下向きに延出された縦片9とからなって
いる。そして一対の挟持板6の縦片9同士の対向面に
は、互いに噛み合うように先端が尖った歯10が突設さ
れている。また一方の挟持板6の側面には、ハンガー3
の一側に設けられた切欠部11から露出する閉操作用の
膨出部12が形成されている。
【0011】ばね部材5は、リップ部13を有する溝形
の断面形状をなし、リップ部13間を縮める向きの弾発
力を発生するようになっており、横片8の他端側、即ち
縦片9との接続部に、そのリップ部13を係合させてい
る。
の断面形状をなし、リップ部13間を縮める向きの弾発
力を発生するようになっており、横片8の他端側、即ち
縦片9との接続部に、そのリップ部13を係合させてい
る。
【0012】他方、ハンガー3の上面に於ける両綴じ具
4の中央部に対応する部分には、開操作用押釦14が装
着されている。この押釦14は、その内端に設けられた
抜止突起15によって上方への変位量が規定された状態
でハンガー3の上面から突出している。そしてその中心
部には、ばね部材5の上面部を貫通して横片8同士の連
結部の上面に当接するように、下向きの軸16が突設さ
れている。この押釦14は、図示されていないばね手段
により、常時上向きに弾発付勢されている。
4の中央部に対応する部分には、開操作用押釦14が装
着されている。この押釦14は、その内端に設けられた
抜止突起15によって上方への変位量が規定された状態
でハンガー3の上面から突出している。そしてその中心
部には、ばね部材5の上面部を貫通して横片8同士の連
結部の上面に当接するように、下向きの軸16が突設さ
れている。この押釦14は、図示されていないばね手段
により、常時上向きに弾発付勢されている。
【0013】さて、膨出部12を内向きに押して両挟持
板6の縦片9の下端間を閉じると、ピン軸7の中心がば
ね部材5の開口よりも内側に入り込む。するとリップ部
13間を縮めようとするばね部材5の弾発力の作用によ
り、両縦片9の下端間を閉じた状態が維持される(図2
の状態)。
板6の縦片9の下端間を閉じると、ピン軸7の中心がば
ね部材5の開口よりも内側に入り込む。するとリップ部
13間を縮めようとするばね部材5の弾発力の作用によ
り、両縦片9の下端間を閉じた状態が維持される(図2
の状態)。
【0014】押釦14を押し下げると、ピン軸7の中心
がばね部材5の開口から外側へ押し出される。するとば
ね部材5の付勢力が、両縦片9の下端間を開いた状態を
維持するように反転して作用する(図3の状態)。
がばね部材5の開口から外側へ押し出される。するとば
ね部材5の付勢力が、両縦片9の下端間を開いた状態を
維持するように反転して作用する(図3の状態)。
【0015】両縦片9の下端間に対象となる新聞紙2を
挟み込んで膨出部12を押し込めば、一対の挟持板6の
両縦片9の下端間に、ばね部材5の弾発力による一定の
力で新聞紙2が挟持される。この時、縦片9同士の対向
面の歯10が食い込むので、新聞紙2はしっかりと綴じ
られる。
挟み込んで膨出部12を押し込めば、一対の挟持板6の
両縦片9の下端間に、ばね部材5の弾発力による一定の
力で新聞紙2が挟持される。この時、縦片9同士の対向
面の歯10が食い込むので、新聞紙2はしっかりと綴じ
られる。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、使用者によ
って挟持力にばらつきが生じるようなことが無く、押す
操作のみで綴じ込み或いは解除を行うことができるの
で、操作性と保持安定性とを共に向上するうえに大きな
効果が得られる。しかも綴じ込み位置及び解除位置の2
位置を保持する付勢力を単一のばね部材で発生させるこ
とができるので、部品点数を低減する上にも効果的であ
る。
って挟持力にばらつきが生じるようなことが無く、押す
操作のみで綴じ込み或いは解除を行うことができるの
で、操作性と保持安定性とを共に向上するうえに大きな
効果が得られる。しかも綴じ込み位置及び解除位置の2
位置を保持する付勢力を単一のばね部材で発生させるこ
とができるので、部品点数を低減する上にも効果的であ
る。
【図1】本発明による保持具の部分的な斜視図。
【図2】挟持板を閉じた状態を示す縦断面図。
【図3】挟持板を開いた状態を示す縦断面図。
【図4】挟持板間に新聞紙を綴じた状態を示す縦断面
図。
図。
1 保持具 2 新聞紙 3 ハンガー 4 綴じ具 5 ばね部材 6 挟持板 7 ピン軸 8 横片 9 縦片 10 歯 11 切欠部 12 膨出部 13 リップ部 14 押釦 15 抜け止め突起 16 軸
Claims (1)
- 【請求項1】 新聞紙、図面等を束ねて保持するシート
状物の保持具であって、 開口寸法が縮まる向きに弾発付勢力を発揮する3方が閉
じて一方が開いたばね部材と、 該ばね部材の開口に対して内外に移動可能な支軸に枢着
した内端と前記ばね部材の開放端に係合した外端とを有
する横片及び該横片の外端から該横片に交差する向きに
延出した縦片とからなる一対の挟持部材と、 前記支軸の位置を前記内外に移動させるための操作手段
とを具備してなることを特徴とするシート状物の保持
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15846395A JPH08324174A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | シート状物の保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15846395A JPH08324174A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | シート状物の保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324174A true JPH08324174A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15672298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15846395A Pending JPH08324174A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | シート状物の保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08324174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185775A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Kokuyo Co Ltd | 紙葉類の挟持具及びペーパーハンガー |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP15846395A patent/JPH08324174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007185775A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Kokuyo Co Ltd | 紙葉類の挟持具及びペーパーハンガー |
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