JPH08323534A - 切断線材収束装置 - Google Patents
切断線材収束装置Info
- Publication number
- JPH08323534A JPH08323534A JP10337695A JP10337695A JPH08323534A JP H08323534 A JPH08323534 A JP H08323534A JP 10337695 A JP10337695 A JP 10337695A JP 10337695 A JP10337695 A JP 10337695A JP H08323534 A JPH08323534 A JP H08323534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rod
- wire
- cutting
- cut
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切断された多数の線材91を自動的に整然と揃
え纏めることができ、人件費を低減し、生産スピ−ドを
高めた切断線材集束装置１を提供する。 【構成】 断面樋状の固定部121 と断面樋状の可動部12
2 ともつた線材ガイド器12であつて固定部121 と可動部
122 とで中空部を形成するように固定部121 と可動部12
2 とを対向接触させて中空部を線材91が通過するように
し、一方の接触部の固定部121 と可動部122 とを互いに
軸支123 させて他方の接触部の前記固定部121 と前記可
動部122 とを互いに開閉可能にして成る線材ガイド器12
と、この線材ガイド器12の開閉可能部が下向きにくるよ
うに固定部121 を取付け支持する支持体14と、線材ガイ
ド器12の他方の接触部の固定部121 と可動部122 とが開
閉するように可動部122 を駆動する駆動装置とから構成
した。
え纏めることができ、人件費を低減し、生産スピ−ドを
高めた切断線材集束装置１を提供する。 【構成】 断面樋状の固定部121 と断面樋状の可動部12
2 ともつた線材ガイド器12であつて固定部121 と可動部
122 とで中空部を形成するように固定部121 と可動部12
2 とを対向接触させて中空部を線材91が通過するように
し、一方の接触部の固定部121 と可動部122 とを互いに
軸支123 させて他方の接触部の前記固定部121 と前記可
動部122 とを互いに開閉可能にして成る線材ガイド器12
と、この線材ガイド器12の開閉可能部が下向きにくるよ
うに固定部121 を取付け支持する支持体14と、線材ガイ
ド器12の他方の接触部の固定部121 と可動部122 とが開
閉するように可動部122 を駆動する駆動装置とから構成
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、線材切断装置で切断さ
れた多数の線材を自動的に収束するための切断線材収束
装置に関する。
れた多数の線材を自動的に収束するための切断線材収束
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、線材切断装置で切断されたこの種
の多数の線材は、線材搬送装置で送られた後そのまま自
動的に下方の台上へ投げだされるようになつていたた
め、線材の先端が勢いよく台に衝突して線材が曲がつた
り、台が線材先端で傷ついたりし、また切断された多数
の線材がバラバラに台上に投げ出されるのでそれらをま
とめるのが大変であつた。また、線材が捩じり線の芯線
で出来ているリ−ド線の場合では、芯線の先端がボサボ
サに乱れるという欠点もあつた。そこで、線材切断装置
で切断されたこの種の多数の線材は人手を使つて１本１
本揃え纏められていたが、これでは人件費がかさみ全体
のコスト高につながつてしまつた。
の多数の線材は、線材搬送装置で送られた後そのまま自
動的に下方の台上へ投げだされるようになつていたた
め、線材の先端が勢いよく台に衝突して線材が曲がつた
り、台が線材先端で傷ついたりし、また切断された多数
の線材がバラバラに台上に投げ出されるのでそれらをま
とめるのが大変であつた。また、線材が捩じり線の芯線
で出来ているリ−ド線の場合では、芯線の先端がボサボ
サに乱れるという欠点もあつた。そこで、線材切断装置
で切断されたこの種の多数の線材は人手を使つて１本１
本揃え纏められていたが、これでは人件費がかさみ全体
のコスト高につながつてしまつた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
欠点を解決するもので、切断された多数の線材を自動的
に整然と揃えまとめることのできる切断線材収束装置を
提供し、人件費のかからないようにし、しかも生産スピ
−ドをあげることを目的とするものである。
欠点を解決するもので、切断された多数の線材を自動的
に整然と揃えまとめることのできる切断線材収束装置を
提供し、人件費のかからないようにし、しかも生産スピ
−ドをあげることを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的をたつするべ
く、本発明によれば線材ガイド器を用いるもので、その
線材ガイド器を断面樋状の固定部と断面樋状の可動部と
で中空部を形成するように前記固定部と前記可動部とを
対向接触させて該中空部を線材が通過するようにしたも
のである。そして、その一方の接触部の前記固定部と前
記可動部とを互いに軸支させて他方の接触部の前記固定
部と前記可動部とを互いに開閉可能にしている。さらに
この線材ガイド器の開閉可能部が下向きにくるように前
記固定部を取付け支持する支持体と駆動装置とを設け、
この駆動装置が線材ガイド器の前記他方の接触部の固定
部と可動部とが開閉するように前記可動部を駆動するよ
うにしたものである。
く、本発明によれば線材ガイド器を用いるもので、その
線材ガイド器を断面樋状の固定部と断面樋状の可動部と
で中空部を形成するように前記固定部と前記可動部とを
対向接触させて該中空部を線材が通過するようにしたも
のである。そして、その一方の接触部の前記固定部と前
記可動部とを互いに軸支させて他方の接触部の前記固定
部と前記可動部とを互いに開閉可能にしている。さらに
この線材ガイド器の開閉可能部が下向きにくるように前
記固定部を取付け支持する支持体と駆動装置とを設け、
この駆動装置が線材ガイド器の前記他方の接触部の固定
部と可動部とが開閉するように前記可動部を駆動するよ
うにしたものである。
【０００５】
【作用】以上のようにすることにより、線材切断装置を
通過した線材が線材ガイド器の中空部を通過することが
でき、線材が切断されたあと下向きに開口する線材ガイ
ド器の開口部から垂直下方へ落下し、線材は同じ箇所に
堆積されていくので、自動的に整然と揃えまとめられる
ことができる。
通過した線材が線材ガイド器の中空部を通過することが
でき、線材が切断されたあと下向きに開口する線材ガイ
ド器の開口部から垂直下方へ落下し、線材は同じ箇所に
堆積されていくので、自動的に整然と揃えまとめられる
ことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の切断線材収束装置の一実施例
を図面を用いて詳しく説明する。第１図は本発明の切断
線材収束装置の一実施例を示す斜視図である。１は本発
明の切断線材収束装置で、１２はこの切断線材集束の中
核を成す線材ガイド器であり、線材ガイド器はガイド器
固定部１２１とガイド器可動部１２２とで構成されてい
る。１２３はこれらのガイド器固定部１２１とガイド器
可動部１２２とを軸支するピンである。１２４はガイド
器可動部１２２に固定された連結部で、ここにプランジ
ャ１３の駆動棒１３１が連結される。プランジャ１３は
電気的．液圧的．空気的のいずれかで駆動されるそれ自
体周知のもので、駆動によりその駆動棒１３１が往復運
動すると、連結部１２４の介在によりガイド器可動部１
２２がピン１２３を中心に図３の状態から図４の状態へ
と回動し下方部に大きな開口を形成する。４は線材ガイ
ド器を取り付ける支持体で、その下方にははかま１５が
配設されている。はかま１５は落下した切断線材を所定
の位置にまとめ集めるためのものである。
を図面を用いて詳しく説明する。第１図は本発明の切断
線材収束装置の一実施例を示す斜視図である。１は本発
明の切断線材収束装置で、１２はこの切断線材集束の中
核を成す線材ガイド器であり、線材ガイド器はガイド器
固定部１２１とガイド器可動部１２２とで構成されてい
る。１２３はこれらのガイド器固定部１２１とガイド器
可動部１２２とを軸支するピンである。１２４はガイド
器可動部１２２に固定された連結部で、ここにプランジ
ャ１３の駆動棒１３１が連結される。プランジャ１３は
電気的．液圧的．空気的のいずれかで駆動されるそれ自
体周知のもので、駆動によりその駆動棒１３１が往復運
動すると、連結部１２４の介在によりガイド器可動部１
２２がピン１２３を中心に図３の状態から図４の状態へ
と回動し下方部に大きな開口を形成する。４は線材ガイ
ド器を取り付ける支持体で、その下方にははかま１５が
配設されている。はかま１５は落下した切断線材を所定
の位置にまとめ集めるためのものである。
【０００７】図２は本発明の切断線材集束装置を使つて
線材が集束されるまでの一連の動作を示す概念図であ
る。２は線材切断装置、３は線材搬送装置、９は線材、
９１は切断されて集束された線材である。図３は本切断
線材集束装置の線材ガイド器の閉状態を示す図であり、
図４は開状態を示す図である。図２において、線材９が
切材搬送装置３によつて切断装置２を通過し、線材９の
先端は切断線材集束装置１の線材ガイド器１２の中空部
へと進入していく。線材搬送装置３はここではロ−ラで
実現しているが、このロ−ラの一つを線材長測定用のセ
ンサとして利用すると、ロ−ラ３の半径と回転数とから
切断装置２を通過した線材３の長さをＣＰＵ（図示な
し。）で計算することが出来、所定の設定長の線材に達
した時に搬送をストップして、切断装置２で線材３を切
断する。切断された線材はその後、切断装置２の下流に
ある搬送装置１３１によつてさらに線材ガイド器１２の
中空部へ送られ、最後にプランジャ１３により駆動棒１
３１を吸引することによりガイド器可動部１２２がピン
１２３を中心に図３の閉状態から図４の開状態へ回動し
下方部に大きな開口を開け、中空部に到達している切断
線材９１は下方へ落下する。下方へ落下した切断線材９
１ははかま１５面を滑つて台上へ整然と集まる。また、
切断された残りの線材は、再び線材搬送装置３によつて
線材ガイド器１２の中空部へ送られ、前述のように切断
装置２を通過した線材３の長さを計算して、搬送をスト
ップして、線材３を切断し、線材ガイド器１２の中へ送
りこまれたあと、ガイド器可動部１２２がピン１２３を
中心に回動し下方部に大きな開口を開け、下方へ落下す
る。下方へ落下した切断線材９１ははかま１５面を滑つ
て台上へ整然と集まる。
線材が集束されるまでの一連の動作を示す概念図であ
る。２は線材切断装置、３は線材搬送装置、９は線材、
９１は切断されて集束された線材である。図３は本切断
線材集束装置の線材ガイド器の閉状態を示す図であり、
図４は開状態を示す図である。図２において、線材９が
切材搬送装置３によつて切断装置２を通過し、線材９の
先端は切断線材集束装置１の線材ガイド器１２の中空部
へと進入していく。線材搬送装置３はここではロ−ラで
実現しているが、このロ−ラの一つを線材長測定用のセ
ンサとして利用すると、ロ−ラ３の半径と回転数とから
切断装置２を通過した線材３の長さをＣＰＵ（図示な
し。）で計算することが出来、所定の設定長の線材に達
した時に搬送をストップして、切断装置２で線材３を切
断する。切断された線材はその後、切断装置２の下流に
ある搬送装置１３１によつてさらに線材ガイド器１２の
中空部へ送られ、最後にプランジャ１３により駆動棒１
３１を吸引することによりガイド器可動部１２２がピン
１２３を中心に図３の閉状態から図４の開状態へ回動し
下方部に大きな開口を開け、中空部に到達している切断
線材９１は下方へ落下する。下方へ落下した切断線材９
１ははかま１５面を滑つて台上へ整然と集まる。また、
切断された残りの線材は、再び線材搬送装置３によつて
線材ガイド器１２の中空部へ送られ、前述のように切断
装置２を通過した線材３の長さを計算して、搬送をスト
ップして、線材３を切断し、線材ガイド器１２の中へ送
りこまれたあと、ガイド器可動部１２２がピン１２３を
中心に回動し下方部に大きな開口を開け、下方へ落下す
る。下方へ落下した切断線材９１ははかま１５面を滑つ
て台上へ整然と集まる。
【０００８】
【発明の効果】以上の実施例から判るように、この切断
線材集束装置を用いると、線材切断装置を通過した線材
が線材ガイド器の中空部を通過することができ、線材が
切断されたあと下向きに開口する線材ガイド器の開口部
から垂直下方へ落下し、線材は同じ箇所に堆積されてい
くので、自動的に整然と揃えまとめられのることができ
る。このように、切断線材が人手によらずに自動的に整
然と揃えまとめるので、従来よりも一本につき約０．２
秒早く切断でき生産スピ−ドを上げることができ、よつ
て製品のコスト安という素晴らしい効果が得られる。ま
た、線材はガイド器中で切断されるから空気中へ切断屑
を飛散することもなく、作業員を損傷するおそれがな
い。
線材集束装置を用いると、線材切断装置を通過した線材
が線材ガイド器の中空部を通過することができ、線材が
切断されたあと下向きに開口する線材ガイド器の開口部
から垂直下方へ落下し、線材は同じ箇所に堆積されてい
くので、自動的に整然と揃えまとめられのることができ
る。このように、切断線材が人手によらずに自動的に整
然と揃えまとめるので、従来よりも一本につき約０．２
秒早く切断でき生産スピ−ドを上げることができ、よつ
て製品のコスト安という素晴らしい効果が得られる。ま
た、線材はガイド器中で切断されるから空気中へ切断屑
を飛散することもなく、作業員を損傷するおそれがな
い。
【図１】本発明の切断線材集束装置の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】本発明の切断線材集束装置を使つて線材が集束
されるまでの一連の動作を示す概念図である。
されるまでの一連の動作を示す概念図である。
【図３】本発明の切断線材集束装置の線材ガイド器閉状
態を示す図面である。
態を示す図面である。
【図４】本発明の切断線材集束装置の線材ガイド器開状
態を示す図面である。
態を示す図面である。
１・・・切断線材集束 １２・・・線材ガイド器 １２１・・・ガイド器固定部 １２２・・・ガイド器可動部 １２３・・・ピン １２４・・・連結部 １３・・・プランジャ １３１・・・駆動棒 １４・・・支持体 １５・・・はかま ２・・・線材切断装置 ３・・・線材搬送装置 ９・・・線材 ９１・・・切断された線材。
Claims (2)
- 【請求項１】 断面樋状の固定部と断面樋状の可動部と
もつた線材ガイド器であつて前記固定部と前記可動部と
で中空部を形成するように前記固定部と前記可動部とを
対向接触させて前記中空部を線材が通過するようにし、
一方の接触部の前記固定部と前記可動部とを互いに軸支
させて他方の接触部の前記固定部と前記可動部とを互い
に開閉可能にして成る線材ガイド器と、 この線材ガイド器の開閉可能部が下向きにくるように前
記固定部を取付け支持する支持体と、 線材ガイド器の前記他方の接触部の固定部と可動部とが
開閉するように前記可動部を駆動する駆動装置と、 から構成されることを特徴とする切断線材収束装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の切断線材収束装置にお
いて、 線材切断装置と線材搬送装置とを線材の上流側に備え、
前記線材切断装置と前記線材搬送装置とを通過した線材
が前記線材ガイド器の中空部に進入するようにしたこと
を特徴とする切断線材収束装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10337695A JPH08323534A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 切断線材収束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10337695A JPH08323534A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 切断線材収束装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323534A true JPH08323534A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=14352387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10337695A Pending JPH08323534A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 切断線材収束装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08323534A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100957993B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2010-05-17 | 주식회사 포스코 | 저항복비와 우수한 연신율을 갖는 고강도 냉연강판의제조방법 |
| CN111299462A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-06-19 | 戴昌湖 | 一种电子生产用集成电路板剪脚机 |
| CN113458292A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-10-01 | 中铁十六局集团第三工程有限公司 | 钢绞线下料存放装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10337695A patent/JPH08323534A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100957993B1 (ko) * | 2002-10-31 | 2010-05-17 | 주식회사 포스코 | 저항복비와 우수한 연신율을 갖는 고강도 냉연강판의제조방법 |
| CN111299462A (zh) * | 2020-03-09 | 2020-06-19 | 戴昌湖 | 一种电子生产用集成电路板剪脚机 |
| CN111299462B (zh) * | 2020-03-09 | 2021-09-21 | 南京多基观测技术研究院有限公司 | 一种电子生产用集成电路板剪脚机 |
| CN113458292A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-10-01 | 中铁十六局集团第三工程有限公司 | 钢绞线下料存放装置 |
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