JPH0248435Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248435Y2 JPH0248435Y2 JP12344386U JP12344386U JPH0248435Y2 JP H0248435 Y2 JPH0248435 Y2 JP H0248435Y2 JP 12344386 U JP12344386 U JP 12344386U JP 12344386 U JP12344386 U JP 12344386U JP H0248435 Y2 JPH0248435 Y2 JP H0248435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge guide
- chute
- damper
- guide chute
- fiber bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 20
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は切断繊維束の排出案内シユートに関
するもので、シユート内の圧力低下を防ぐように
したものである。
するもので、シユート内の圧力低下を防ぐように
したものである。
従来の技術
繊維束(トウ)を切断する装置の一例としては
第3図に示す如く、円周上に多数の刃3を有する
回転ロータ2によつて繊維束を切断し、切断され
た繊維束11は回転ロータ2内部から下方に落下
するようになつているものがある。落下する切断
繊維束11は、二股21,22に分割され、分岐
個所に切換ダンパーを有する排出案内シユート2
0によつて案内され、空気排出ダクト41に送ら
れる。空気排出ダクト41は切断繊維束11を次
工程へ移送する手段として用いられており、ブロ
ワー40から吹き出す空気とともに切断繊維束1
1は該ダクト41内を移動する。そしてこの従来
の排出案内シユート20は2個の排出口21′,
22′を除き周囲は密閉されている。
第3図に示す如く、円周上に多数の刃3を有する
回転ロータ2によつて繊維束を切断し、切断され
た繊維束11は回転ロータ2内部から下方に落下
するようになつているものがある。落下する切断
繊維束11は、二股21,22に分割され、分岐
個所に切換ダンパーを有する排出案内シユート2
0によつて案内され、空気排出ダクト41に送ら
れる。空気排出ダクト41は切断繊維束11を次
工程へ移送する手段として用いられており、ブロ
ワー40から吹き出す空気とともに切断繊維束1
1は該ダクト41内を移動する。そしてこの従来
の排出案内シユート20は2個の排出口21′,
22′を除き周囲は密閉されている。
運転の初期は、切断も不揃いで不良品が出るの
で、ダンパー27は軸26によつて(駆動装置は
図示されていない。)2点鎖線で示す27′の位置
にあり、切断された繊維束の不良品は不良品受箱
30にゆき、ある期間経過後良品が出だすとダン
パー27は左方の実線位置に切り換えられ、良品
の繊維束はブロワー40からの空気により排出ダ
クト41内を移送される。
で、ダンパー27は軸26によつて(駆動装置は
図示されていない。)2点鎖線で示す27′の位置
にあり、切断された繊維束の不良品は不良品受箱
30にゆき、ある期間経過後良品が出だすとダン
パー27は左方の実線位置に切り換えられ、良品
の繊維束はブロワー40からの空気により排出ダ
クト41内を移送される。
従来技術の問題点
従来の装置では前記の如く排出案内シユートが
密閉されているため、ブロワーからの吹き出し空
気とともに切断繊維束をダクト内へ送り込み次工
程へ移送している時、排出案内シユート内の圧力
が大気圧以下に低下する現象が発生していた。そ
の結果完全に切断されていない繊維束が下方に
吸引され排出されるという問題点があつた。この
製品はミスカツトなので不良品となる。また切
換ダンパーがスムースに作動しないという不具合
がある。すなわち、繊維束の種類を変更する場合
や、切断長さを変更するため回転ロータを交換す
る場合、回転ロータを停止するとともに、ダンパ
ーを第1図の2点鎖線位置へ再び切り換えるので
あるが、ダンパーが中立点近傍をすぎた時、大気
圧以下に低下しているシユート内の空気の下方へ
の流れに起因し、ダンパーが急速に倒れシユート
内壁に強く衝突する。さらにダンパーを作動さ
せるエアシリンダーは、切換ダンパー駆動力以上
の動力を必要とする。すなわち、ダンパーを2点
鎖線位置から再び実線位置(良品排出位置)に切
り換えるときは、大気圧以下に低下しているシユ
ート内の空気の下方への流れによつて引つぱられ
ているダンパーを押し上げねばならないので、押
上げ力すなわちダンパーの駆動力プラス引つぱり
力に打ちかつ動力を発生させるエアシリンダーが
必要であつた。
密閉されているため、ブロワーからの吹き出し空
気とともに切断繊維束をダクト内へ送り込み次工
程へ移送している時、排出案内シユート内の圧力
が大気圧以下に低下する現象が発生していた。そ
の結果完全に切断されていない繊維束が下方に
吸引され排出されるという問題点があつた。この
製品はミスカツトなので不良品となる。また切
換ダンパーがスムースに作動しないという不具合
がある。すなわち、繊維束の種類を変更する場合
や、切断長さを変更するため回転ロータを交換す
る場合、回転ロータを停止するとともに、ダンパ
ーを第1図の2点鎖線位置へ再び切り換えるので
あるが、ダンパーが中立点近傍をすぎた時、大気
圧以下に低下しているシユート内の空気の下方へ
の流れに起因し、ダンパーが急速に倒れシユート
内壁に強く衝突する。さらにダンパーを作動さ
せるエアシリンダーは、切換ダンパー駆動力以上
の動力を必要とする。すなわち、ダンパーを2点
鎖線位置から再び実線位置(良品排出位置)に切
り換えるときは、大気圧以下に低下しているシユ
ート内の空気の下方への流れによつて引つぱられ
ているダンパーを押し上げねばならないので、押
上げ力すなわちダンパーの駆動力プラス引つぱり
力に打ちかつ動力を発生させるエアシリンダーが
必要であつた。
問題点を解決するための手段
この考案では従来の欠点を除去するために、排
出案内シユートに空気取入口を設け、シユート内
の圧力が大気圧以下になることを防止するように
したものである。
出案内シユートに空気取入口を設け、シユート内
の圧力が大気圧以下になることを防止するように
したものである。
実施例
第1図はこの考案の排出案内シユートの正面
図、第2図は第1図のA−A矢視図であつて、1
はケースで排出案内シユート20に嵌まつてい
る。シユート20は二股に分かれ、分岐されたシ
ユート21,22となり、夫々不良品受箱30、
空気排出ダクト41に開口している。2はロータ
で放射状の刃3,……を担持している。ロータ2
は第2図から判る如く2枚の板2′,2″からな
り、その間に刃3を担持している。繊維束(ト
ウ)10は案内ローラ4によつてロータ2の間に
導かれ、押付けローラ4′によつて刃3に押し付
けられる切断される。切断された繊維束11は刃
3,……の間を通つてロータ2の内側に出て、排
出案内シユート20内を下方に落下する。5は開
き戸であり、内部が見えるように透明な材料で作
られる。8はロータ駆動モータ、9は減速機であ
る。
図、第2図は第1図のA−A矢視図であつて、1
はケースで排出案内シユート20に嵌まつてい
る。シユート20は二股に分かれ、分岐されたシ
ユート21,22となり、夫々不良品受箱30、
空気排出ダクト41に開口している。2はロータ
で放射状の刃3,……を担持している。ロータ2
は第2図から判る如く2枚の板2′,2″からな
り、その間に刃3を担持している。繊維束(ト
ウ)10は案内ローラ4によつてロータ2の間に
導かれ、押付けローラ4′によつて刃3に押し付
けられる切断される。切断された繊維束11は刃
3,……の間を通つてロータ2の内側に出て、排
出案内シユート20内を下方に落下する。5は開
き戸であり、内部が見えるように透明な材料で作
られる。8はロータ駆動モータ、9は減速機であ
る。
27はシユート21,22の分岐部にある切換
ダンパーで軸26によつて左右に揺動する。(駆
動装置は図示されていない。)運転初期は切断も
順調でなく、不揃いで不良品となるので、ダンパ
ー27は2点鎖線27′の位置にあり、不良品は
シユート21から不良品受箱30に導かれる。良
品が出るようになるとダンパーは実線27の位置
となり良品はシユート22から空気排出ダクト4
1に送られ、ブロワー40からの空気によつて次
工程に送られる。
ダンパーで軸26によつて左右に揺動する。(駆
動装置は図示されていない。)運転初期は切断も
順調でなく、不揃いで不良品となるので、ダンパ
ー27は2点鎖線27′の位置にあり、不良品は
シユート21から不良品受箱30に導かれる。良
品が出るようになるとダンパーは実線27の位置
となり良品はシユート22から空気排出ダクト4
1に送られ、ブロワー40からの空気によつて次
工程に送られる。
この考案では排出案内シユート20及び分岐さ
れて空気排出ダクト41と連結するシユート22
に夫々孔6及び孔23をあけ、各々にあみ7及び
24がかぶせてある。これによつて排出案内シユ
ート内は大気圧に圧力が維持され、ダンパーの開
閉に支障はなく、又ミスカツト製品が吸引される
ことはない。
れて空気排出ダクト41と連結するシユート22
に夫々孔6及び孔23をあけ、各々にあみ7及び
24がかぶせてある。これによつて排出案内シユ
ート内は大気圧に圧力が維持され、ダンパーの開
閉に支障はなく、又ミスカツト製品が吸引される
ことはない。
装置において、図のHで示す寸法を100〜500mm
とし、又Jで示す寸法を100〜500mmとすれば、シ
ユート内での切断繊維束の拡散が充分でき、トウ
の開繊性が良好となるとともに、切断繊維束の落
下が均一化され、次工程での計量時のトラブルの
減少を図ることができる。
とし、又Jで示す寸法を100〜500mmとすれば、シ
ユート内での切断繊維束の拡散が充分でき、トウ
の開繊性が良好となるとともに、切断繊維束の落
下が均一化され、次工程での計量時のトラブルの
減少を図ることができる。
効 果
この考案の排出案内シユートはこのような構成
であるので、シユート内が大気圧に保たれ、その
ため 完全に切断されていない繊維束が吸引される
ことがなくミスカツト製品の排出が防止でき
る。
であるので、シユート内が大気圧に保たれ、その
ため 完全に切断されていない繊維束が吸引される
ことがなくミスカツト製品の排出が防止でき
る。
切換ダンパーの駆動力を低くすることができ
る。
る。
ダンパーの動作がスムースに行なえる。
などの多大の効果を奏するものである。
第1図はこの考案の排出案内シユートの正面
図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は従
来の装置の正面図である。 符号の説明、1……ケース、2……ロータ、3
……刃、4…ローラ、5……開き戸、6……孔、
7……あみ、8……モータ、9……減速機、10
……トウ、20……シユート、21,22……分
岐シユート、23……孔、24……あみ、26…
…軸、27……ダンパー、30……受箱、40…
…ブロワー、41……空気排出ダクト。
図、第2図は第1図のA−A矢視図、第3図は従
来の装置の正面図である。 符号の説明、1……ケース、2……ロータ、3
……刃、4…ローラ、5……開き戸、6……孔、
7……あみ、8……モータ、9……減速機、10
……トウ、20……シユート、21,22……分
岐シユート、23……孔、24……あみ、26…
…軸、27……ダンパー、30……受箱、40…
…ブロワー、41……空気排出ダクト。
Claims (1)
- 繊維束の切断装置と、該切断装置の下方に配設
された空気排出ダクト間に配設され、かつその下
方が少くとも二股に分割されていて、その間の切
断繊維束の流れを切換える切換ダンパーを有する
切断繊維束の排出案内シユートにおいて、排出案
内シユート内の圧力が大気圧以下になることを防
止する空気取入口を設けたことを特徴とする切断
繊維束の排出案内シユート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12344386U JPH0248435Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12344386U JPH0248435Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330357U JPS6330357U (ja) | 1988-02-27 |
JPH0248435Y2 true JPH0248435Y2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=31014552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12344386U Expired JPH0248435Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248435Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046786A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Sanyu:Kk | 開繊方法及び開繊システム並びにリサイクル品の製造方法 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP12344386U patent/JPH0248435Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046786A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Sanyu:Kk | 開繊方法及び開繊システム並びにリサイクル品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330357U (ja) | 1988-02-27 |
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