JPH08323520A - 震動ドリル - Google Patents

震動ドリル

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JPH08323520A
JPH08323520A JP7130407A JP13040795A JPH08323520A JP H08323520 A JPH08323520 A JP H08323520A JP 7130407 A JP7130407 A JP 7130407A JP 13040795 A JP13040795 A JP 13040795A JP H08323520 A JPH08323520 A JP H08323520A
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JP
Japan
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cam
weight
clutch
clutch cam
spindle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7130407A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Amano
邦男 天野
Akito Hara
章人 原
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Publication date
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Priority to DE19621090A priority patent/DE19621090B4/de
Publication of JPH08323520A publication Critical patent/JPH08323520A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D11/00Portable percussive tools with electromotor or other motor drive
    • B25D11/06Means for driving the impulse member
    • B25D11/10Means for driving the impulse member comprising a cam mechanism
    • B25D11/102Means for driving the impulse member comprising a cam mechanism the rotating axis of the cam member being coaxial with the axis of the tool
    • B25D11/106Means for driving the impulse member comprising a cam mechanism the rotating axis of the cam member being coaxial with the axis of the tool cam member and cam follower having the same shape

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 震動ドリルにおけるモータの過負荷を防止す
るとともに、従来の固定カム方式に比しても十分に大き
な打撃を得ることができるようにしてその穴あけ能力を
向上させる。 【構成】 軸方向に往復動可能かつモータ12により回
転するスピンドル14と、該スピンドル14に設けた回
転カム3と、該回転カム3に対してスプリング4により
押圧付勢されたクラッチカム2とを備え、該クラッチカ
ム2に対する前記回転カム3の相対回転によりなされ
る、両者の対向面に設けたカム面2b,3bの接近また
は離間作用により前記スピンドル14に軸方向の震動が
付与される震動ドリル1であって、前記クラッチカム2
には、その重量を大きくするための重り24を取り付け
た構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばコンクリー
ト、タイルあるいはレンガ等への穴あけ作業に用いられ
る震動ドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の震動ドリルに関して
種々改良が加えられており、例えば本願出願人の出願に
かかる実公平2−30169号公報に開示した震動ドリ
ルは、従来ハウジング等に固定されていたクラッチカム
を軸方向移動可能に支持して、スプリングによりスピン
ドルの回転カムに押圧付勢する構成(以下、「従来の移
動カム方式」ともいう)としたものであり、これによれ
ば使用者が震動ドリル本体を大きな力で押さえ付けた場
合には、クラッチカムがスプリングに抗して後退する
(逃げる)ので回転数が大きく低下することはなく、こ
れによりモーターの過負荷を防止することができた。
【0003】また、震動ドリルには、本来の穴あけ力
(スピンドルの軸方向への移動)としての「震動」とは
別に、上記カム部等の機器自体の「振動」が発生するの
であるが、従来クラッチカムが固定されていたために、
このカム部で発生した振動が使用者の手にそのまま伝わ
り、使用感を損ねていたが、上記構成によればクラッチ
カムの後退がスプリングで受けられるので、使用者の手
に伝わる振動が低減されて、その使用感がよくなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動カム方式によれば、スプリングにより一定の押
圧力が付与されてはいるもののクラッチカムが軸方向に
移動する構成であるので、クラッチカムを軸方向に固定
した構成のもの(以下、「固定カム方式」ともいう)に
比してスピンドルに与えられる打撃力、すなわち当該震
動ドリルの穴あけ能力が若干不足するという問題があっ
た。
【0005】これは、従来のカム移動方式におけるクラ
ッチカムが、固定カム方式において軽量化の観点から必
要最小限の大きさで形成されていたものをそのまま分離
して軸方向に押圧付勢する構成としたものであり、この
ため大きな打撃力を得るにはこの従来の移動カム方式に
おけるクラッチカムの重さが不十分であったことがその
要因の一つと考えられる。
【0006】そこで、本発明は、従来の移動カム方式の
ようにモーターの過負荷が防止されることはもちろん、
スピンドルに与えられる打撃力を高めて従来の固定カム
方式と同等の穴あけ能力を得ることができる震動ドリル
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、軸方向に往復動可能かつモータにより回転す
るスピンドルと、該スピンドルに設けた回転カムと、該
回転カムに押圧付勢されたクラッチカムとを備え、該ク
ラッチカムに対する前記回転カムの相対回転によりなさ
れる、両者の対向面に設けたカム面の接近または離間作
用により前記スピンドルに軸方向の震動が付与される震
動ドリルであって、前記クラッチカムには、その重量を
大きくするための重りを取り付け若しくは重り部を設け
たことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の震
動ドリルであって、請求項1記載の震動ドリルであっ
て、クラッチカム重量と回転カムに対する押圧力との比
率に基づいて、前記クラッチカム重量および前記押圧力
を設定したことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の構成によれば、使用者の当該震
動ドリルを押さえ付ける力が、クラッチカムの回転カム
に対する押圧力に勝ると、回転カムのカム面とクラッチ
カムのカム面との相互作用によりクラッチカムが上記押
圧力に抗して後退し、その反発力によりクラッチカムが
回転カムを打撃することによりスピンドルに穴あけのた
めの軸方向の打撃力が付与される。このことから、スピ
ンドルの打撃力は主としてクラッチカムの重量および回
転カムに対する押圧力の大小により影響を受ける。従っ
て、クラッチカムの重量を大きくすることによりクラッ
チカムのもつ運動エネルギーは大きくなるので、回転カ
ムに対する打撃力は大きくなり、ひいてはスピンドルが
受ける打撃力が大きくなる。
【0010】ここで、上記押圧力を大きくすることによ
ってもクラッチカムの打撃力を大きくできるのである
が、同押圧力は当該震動ドリルを把持する使用者の手に
伝わる振動(使用感)にも影響を与えると考えられるの
で、無制限にその押圧力を大きく設定することは好まし
くなく、また逆に押圧力を必要以上に小さくするとスピ
ンドルの打撃力を低下させるのみならず、回転カムのカ
ム面とクラッチカムのカム面の良好な係合動作が得られ
なくなるので、この押圧力はクラッチカムの打撃力およ
び手に伝わる振動との関係で適切に設定する必要があ
る。
【0011】そこで、請求項2記載の構成によれば、ク
ラッチカム重量と回転カムに対する押圧力との比率に基
づいて、すなわち該比率が一定値以上になるよう、クラ
ッチカム重量は大きく設定し、押圧力は比較的小さく設
定することにより、当該震動ドリルの穴あけ能力を高く
するとともに、使用者の手に伝わる振動を一層低減させ
るという二つの要求を両立させることができる。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、震動ドリ
ル本体を大きな力で押さえ付けた場合におけるモーター
の過負荷が防止されるとともに、従来の固定カム方式に
比しても十分に大きな打撃力を得ることができる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、震動ドリル
の穴あけ能力を大きくばかりでなく、手に伝わる振動を
一層低減してより使用感のよい震動ドリルとすることが
できる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1ないし図5に基
づいて説明する。図1は、本例の震動ドリル1を示して
おり、クラッチカム2およびこれを回転カム3に押圧付
勢するためのスプリング4以外については特に変更を要
しないが、以下簡単に説明すると、図中10は本体ハウ
ジングであり、その後端からはハンドル11が略L字方
向に突き出して設けられている。
【0015】本体ハウジング10の後部にはモーター1
2が内蔵されており、このモーター12は、ハンドル1
1の基部に配置されたトリガスイッチ13の操作により
起動・停止する。モーター12の出力軸12aにはピニ
オンギヤ17が取付けられている。
【0016】一方、本体ハウジング10の中心にはスピ
ンドル14が軸受15,16を介して回転可能かつ軸方
向に移動可能に支持されている。スピンドル14の先端
は本体ハウジング10から突き出されており、その突き
出した部分にはドリル(刃具)を装着するためのチャッ
ク22が取付けられている。このスピンドル14の軸方
向ほぼ中央に上記した回転カム3が固定されている。回
転カム3の外周部には平歯車3aが形成されており、こ
れは中間軸18のギヤ部18aに噛み合わされている。
【0017】中間軸18は、軸受け20,21を介して
回転可能かつスピンドル14と平行に支持されており、
この中間軸18の前端寄りに上記ギヤ部18aに上記回
転カム3の平歯車3aが噛み合わされている。平歯車3
aは、ギヤ部18aに対して軸方向移動可能に噛み合わ
されている。中間軸18の後端部には中間ギヤ19が固
定されており、この中間ギヤ19には上記モーター12
のピニオンギヤ17が噛み合わされている。以上の構成
により、モーター12が起動すると、中間軸18を経て
スピンドル14が所定の回転数で回転する。
【0018】回転カム3の後面(図示右側面)には、鋸
刃状のカム面3bが一定径の円周上に形成されており、
このカム面3bにはクラッチカム2のカム面2bが噛み
合わされている。クラッチカム2は、スピンドル14の
後部寄りに軸方向移動可能に支持されている。但し、こ
のクラッチカム2の後端部には周方向の溝部2aが形成
され、この溝部2aに二股形状をなす規制プレート23
が係合されていることにより、当該クラッチカム2は一
定の範囲でのみ軸方向に移動可能となっている。また、
図3に示すように上記規制プレート23には張出し縁2
3a,23aが一体に形成されており、この両張出し縁
23a,23aが重り24の周面に形成した平坦面24
a,24aにそれぞれ当接されていることにより当該重
り24ひいてはクラッチカム2の回り止めがなされてい
る。
【0019】クラッチカム2と上記規制プレート23と
の間に、上記したスプリング4が介装されており、この
スプリング4によりクラッチカム2が回転カム3に押圧
され、これによりカム面3bとカム面2bが互いに係合
し合う方向に付勢されている。
【0020】このクラッチカム2の外周には円環形状の
重り24が嵌め付けられており、これにより本例のクラ
ッチカム2は、従来の固定カム方式のクラッチカムを単
にハウジング側から分離して回転カムに押圧付勢した構
成すなわち従来の移動カム方式におけるクラッチカムの
重さよりも重り24の重さ分だけ重くなっている。ま
た、スプリング4の押圧力もこの重り24の重さを考慮
して適切に設定されている。
【0021】そこで、上記重り24の重さとスプリング
4の押圧力が穴あけ能力に与える影響について考察す
る。本願出願人は重り24の重さとスプリング4の押圧
力を種々変更した場合の穴あけ能力について比較試験を
行った
【0022】図3は、比較試験Iの結果を示している。
この試験Iは以下の条件で行った。なお、以下の説明に
おいて、「クラッチカム重量」とは、クラッチカム2と
重り24の合計重量をいう。また、以下の機種A〜Eに
はすべて直流電源方式の震動ドリルが用いられている。
【0023】 機種A…(従来の移動カム方式) クラッチカム重量 25.6g スプリング押圧力 11.2kg 機種B…クラッチカム重量 78.2g スプリング押圧力 19.67kg 機種C…クラッチカム重量 78.2g スプリング押圧力 11.2kg 機種D…クラッチカム重量 78.2g スプリング押圧力 5.83kg 機種E…(従来の固定カム方式)
【0024】試験方法は、各機種A〜Eについて径がφ
6.5mmとφ9.5の二種類のドリルを使用して、そ
れぞれコンクリート(図3(A))とレンガ(図3
(B))に対して、φ6.5mmのドリルでは15秒
間、φ9.5mmのドリルでは30秒間だけ穴あけして
その深さを測定した。深さの比較は機種Aの深さを10
0とした場合の数値で示されている。
【0025】この試験Iの結果によれば、穴あけ能力
は、機種Dにφ9.5mmのドリルを用いた場合以外
は、すべて機種Aに比して高くなっていることから、ク
ラッチカムの重さが穴あけ能力に影響を及ぼし、クラッ
チカムが重い方が穴あけ能力が高くなることが判る。し
かも、機種B,C,Dの穴あけ能力が固定カム方式の機
種Eに比して大きく劣るものではなく、ほぼ同等の穴あ
け能力を得ることができ、場合によってはそれ以上の穴
あけ能力が得られることが確認された。このことは、被
加工物の種類に関係なく言える。なお、当然のことなが
ら固定カム方式(機種E)の方が従来の移動カム方式
(機種A)よりも穴あけ能力が高くなっている。
【0026】次に、図4は、交流電源方式の震動ドリル
(機種F〜G)を用いて行った比較試験IIの結果が示
されている。各機種F〜Gは以下のように設定されてい
る。
【0027】 機種F…クラッチカム重量 235.2g スプリング押圧力 12.63kg 機種G…クラッチカム重量 234.4g スプリング押圧力 22.95kg 機種H…(従来のカム固定方式)
【0028】この試験IIは、各機種F〜Hのそれぞれ
について径がφ8,0mmとφ12.5mmのドリルを
用いて穴あけした場合の深さを、機種Hの深さを100
として示している。図4(A)はコンクリートに穴あけ
した場合、図4(B)はレンガに穴あけした場合を示し
ている。
【0029】この場合でも、従来の移動カム方式(クラ
ッチカム重量が25.6g)に比してクラッチカムを重
くすることにより固定カム方式とほぼ同等またはそれ以
上の穴あけ能力を得ることができる。また、この場合ク
ラッチカムの重さがほぼ同じであっても、スプリング押
圧力が大きい方が総じて穴あけ能力が高いことが判る。
【0030】しかし、スプリング押圧力を無制限に大き
くすることは、使用者の手に伝わる振動の点から好まし
くないと思われる。この点について行った試験IIIの
結果が図5に示されている。この比較試験IIIはCE
規格(欧州規格)に準拠して、前記機種A、機種D、固
定カム方式の機種Hと、クラッチカム重量およびスプリ
ング押圧力を種々変更した機種I〜Lを用いて行った。
なお、図5中、Y軸およびZ軸は、それぞれ図1におけ
るY方向およびZ方向を示している。
【0031】 機種A…(従来のカム移動方式) クラッチカム重量 25.6g スプリング押圧力 11.2kg 機種D…クラッチカム重量 78.2g スプリング押圧力 5.83kg 機種H…(カム固定方式) 機種I…クラッチカム重量 144.0g スプリング押圧力 12.63kg 機種J…クラッチカム重量 234.4g スプリング押圧力 12.63kg 機種K…クラッチカム重量 144.0g スプリング押圧力 22.95kg 機種L…クラッチカム重量 234.4g スプリング押圧力 22.95kg
【0032】この試験IIIによれば、手に伝わる振動
は、機種Aと機種Hで高く、その他の機種では低くなっ
ていることから、クラッチカム重量に対してスプリング
押圧力が高いと総じて手に伝わる振動が高くなることが
わかる。そこで、各機種における、クラッチカム重量と
スプリング押圧力との比率μについて考えると、それぞ
れ以下のようになる。
【0033】 機種A…μA=25.6/11.2=2.29 機種D…μD=78.2/5.83=13.41 機種H…μH≒0 機種I…μI=144.0/12.63=11.40 機種J…μJ=234.4/12.63=18.56 機種K…μK=144.0/22.95=6.27 機種L…μL=234.4/22.95=10.21
【0034】これによれば、比率μ=3程度以下である
と手に伝わる振動が大きく、μ=6程度以上であると手
に伝わる振動が低くなる。このことから、スプリング押
圧力はクラッチカム重量との関係で設定されるべきであ
り、大きな打撃力を得る観点からクラッチ重量は重くす
ることが有利である反面、スプリング押圧力はクラッチ
重量に対して低く設定することが、穴あけ能力の向上と
手に伝わる振動の低減を両立させるために好ましいと言
える。
【0035】穴あけ能力の向上と手に伝わる振動の低減
を両立するという観点から、直流電源方式による機種D
が最も好ましい結果を奏している。すなわち、従来の移
動カム方式におけるクラッチカム重量を三倍程度に重く
し(25.6g→78.2g)、スプリング押圧力を半
分程度に弱めることで(11.2kg→5.83k
g)、従来の固定カム方式とほぼ同等の穴あけ能力を得
ることができ、かつ使用者の手に伝わる振動を大幅に低
減(7.50m/s2 →2.01m/s2 、図5参照)
することができた。
【0036】以上説明したように、クラッチカム2に所
定重量の重り24を取り付けてこのクラッチカム重量
を、従来の移動カム方式におけるクラッチカムよりも積
極的に重くすることによりその穴あけ能力を高めること
ができ、ひいては従来の固定カム方式とほぼ同等の穴あ
け能力を確保しつつ、モータの過負荷を防止することが
できる。
【0037】なお、以上の説明において、クラッチカム
2には別途製作した重り24を取付ける構成で例示した
が、これに限らずクラッチカムと重りを一体で形成して
その一部を重り部とする構成であってもよく、またクラ
ッチカム2を回転カム3に押圧付勢するための手段は例
示したスプリング4に限らず、皿ばね、弾性ゴムあるい
はエアダンパー等であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示し、震動ドリルの主要部を
破断して示した全体側面図である。
【図2】クラッチカム周辺の縦断面図である。
【図3】従来の移動カム方式の機種Aに対する機種B〜
Eの穴あけ能力に関する比較図であり、(A)は被加工
物をコンクリートとした場合、(B)はレンガとした場
合を示している。
【図4】従来の固定カム方式の機種Hに対する機種F、
Gの穴あけ能力に関する比較図であり、(A)は被加工
物をコンクリートとした場合、(B)はレンガとした場
合を示している。
【図5】機種A,D,H〜Lの手に伝わる振動に関する
比較図であり、(A)は被加工物をコンクリートとした
場合、(B)はレンガとした場合を示している。
【符号の説明】
1…震動ドリル 2…クラッチカム、2b…カム面 3…回転カム、3a…平歯車、3b…カム面 4…スプリング 10…本体ハウジング、12…モーター 14…スピンドル 24…重り
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】機種A,D,H〜Lの手に伝わる振動に関する
比較図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に往復動可能かつモータにより回
    転するスピンドルと、該スピンドルに設けた回転カム
    と、該回転カムに押圧付勢されたクラッチカムとを備
    え、該クラッチカムに対する前記回転カムの相対回転に
    よりなされる、両者の対向面に設けたカム面の接近また
    は離間作用により前記スピンドルに軸方向の震動が付与
    される震動ドリルであって、前記クラッチカムには、そ
    の重量を大きくするための重りを取り付け若しくは重り
    部を設けたことを特徴とする震動ドリル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の震動ドリルであって、ク
    ラッチカム重量と回転カムに対する押圧力との比率に基
    づいて、前記クラッチカム重量および前記押圧力を設定
    したことを特徴とする震動ドリル。
JP7130407A 1995-05-29 1995-05-29 震動ドリル Pending JPH08323520A (ja)

Priority Applications (3)

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JP7130407A JPH08323520A (ja) 1995-05-29 1995-05-29 震動ドリル
US08/651,257 US5711379A (en) 1995-05-29 1996-05-23 Hammer drill
DE19621090A DE19621090B4 (de) 1995-05-29 1996-05-24 Schlagbohrmaschine

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