JPH08322204A - 回転検出装置 - Google Patents
回転検出装置Info
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- JPH08322204A JPH08322204A JP7124830A JP12483095A JPH08322204A JP H08322204 A JPH08322204 A JP H08322204A JP 7124830 A JP7124830 A JP 7124830A JP 12483095 A JP12483095 A JP 12483095A JP H08322204 A JPH08322204 A JP H08322204A
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- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
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- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転速度信号の精度の向上を図り、より精度
の高い回転検出装置を提供する。 【構成】 回転体に配置され、N極とS極を交互に有し
てなるFGマグネットと、このFGマグネットに対向し
て配置され、回転体の回転状態を検出する位相の異なる
信号を2つ出力する磁気感応素子とからなる回転検出手
段を有する。そして、この2つの位相の異なる信号の差
動信号又は加算信号を回転速度信号とすると共に、この
2つの位相の異なる信号より回転方向検出を行う。
の高い回転検出装置を提供する。 【構成】 回転体に配置され、N極とS極を交互に有し
てなるFGマグネットと、このFGマグネットに対向し
て配置され、回転体の回転状態を検出する位相の異なる
信号を2つ出力する磁気感応素子とからなる回転検出手
段を有する。そして、この2つの位相の異なる信号の差
動信号又は加算信号を回転速度信号とすると共に、この
2つの位相の異なる信号より回転方向検出を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばモータ等の回転
体、特にビデオテープレコーダ(以下、VTRとい
う。)に用いられるキャプスタンモータの回転速度検出
及び回転方向検出を行う場合に用いて有用な回転検出装
置に関する。
体、特にビデオテープレコーダ(以下、VTRとい
う。)に用いられるキャプスタンモータの回転速度検出
及び回転方向検出を行う場合に用いて有用な回転検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばVTRには、テープを送るための
モータとしてキャプスタンモータが使用されている。か
かるキャプスタンモータは、駆動用コイルに対向して設
けられた駆動マグネットを有してなる回転体であるロー
タを、回転軸により回転させるようにした,いわゆる偏
平型ブラシレスモータ構造とされるのが一般的である。
モータとしてキャプスタンモータが使用されている。か
かるキャプスタンモータは、駆動用コイルに対向して設
けられた駆動マグネットを有してなる回転体であるロー
タを、回転軸により回転させるようにした,いわゆる偏
平型ブラシレスモータ構造とされるのが一般的である。
【0003】このキャプスタンモータは、ステータとな
る基板上に固定された駆動用コイルと、この駆動用コイ
ルに対して微小間隙を持つように対向配置される駆動マ
グネットを備えたロータヨークと、このロータヨークに
取り付けられる回転軸とから構成される。
る基板上に固定された駆動用コイルと、この駆動用コイ
ルに対して微小間隙を持つように対向配置される駆動マ
グネットを備えたロータヨークと、このロータヨークに
取り付けられる回転軸とから構成される。
【0004】駆動用コイルは、例えば巻線を平面略台形
状に巻回して構成され、駆動マグネットと相対向する位
置に設けられている。一方、ロータヨークは、一方を開
放した高さの低い偏平な円筒体として形成され、基板に
設けられた軸受けに回転自在に支持されてなる回転軸の
一端に固定されている。駆動マグネットは、駆動用コイ
ルと対向する面のロータヨークに設けられている。
状に巻回して構成され、駆動マグネットと相対向する位
置に設けられている。一方、ロータヨークは、一方を開
放した高さの低い偏平な円筒体として形成され、基板に
設けられた軸受けに回転自在に支持されてなる回転軸の
一端に固定されている。駆動マグネットは、駆動用コイ
ルと対向する面のロータヨークに設けられている。
【0005】ところで、このキャプスタンモータには、
モータの回転速度と回転方向を検出するための回転検出
装置が設けられている。かかる回転検出装置は、ロータ
ヨークの外周囲に設けられたFGマグネットと、このF
Gマグネットと対向して設けられるFGセンサとから構
成される。
モータの回転速度と回転方向を検出するための回転検出
装置が設けられている。かかる回転検出装置は、ロータ
ヨークの外周囲に設けられたFGマグネットと、このF
Gマグネットと対向して設けられるFGセンサとから構
成される。
【0006】FGセンサは、図6に示すように、磁界の
変化に応じてその抵抗値が変化する特性を有した磁気抵
抗素子(MR素子)等の如き磁気感応素子からなる。こ
のFGセンサでは、図7に示すブリッジ回路を構成し、
ロータの回転,すなわちFGマグネットの磁界の大きさ
の変化に対応して90度の位相差を持つ2つの信号P
1,P2が得られるようになっている。
変化に応じてその抵抗値が変化する特性を有した磁気抵
抗素子(MR素子)等の如き磁気感応素子からなる。こ
のFGセンサでは、図7に示すブリッジ回路を構成し、
ロータの回転,すなわちFGマグネットの磁界の大きさ
の変化に対応して90度の位相差を持つ2つの信号P
1,P2が得られるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、精度の高い
回転制御を行う場合や、モータの小型化,すなわちFG
マグネットの小径化を図る場合には、FGマグネットの
着磁ピッチを細かくする必要があり、それにより、磁界
の影響する範囲が少なくなるため、FGセンサをFGマ
グネットに対して近づける必要がある。
回転制御を行う場合や、モータの小型化,すなわちFG
マグネットの小径化を図る場合には、FGマグネットの
着磁ピッチを細かくする必要があり、それにより、磁界
の影響する範囲が少なくなるため、FGセンサをFGマ
グネットに対して近づける必要がある。
【0008】このように、FGマグネットの着磁ピッチ
を細かくすると、着磁ピッチが広い場合に比べて、FG
マグネットに対するFGセンサの対向距離(ギャップ)
の調整範囲が狭くなる。このため、十分な信号振幅を得
ようとしてギャップを最適値に設定しようとした場合、
調整範囲が狭いため最適値よりも狭いギャップとなり易
く、磁界が大きすぎてしまうことがある。
を細かくすると、着磁ピッチが広い場合に比べて、FG
マグネットに対するFGセンサの対向距離(ギャップ)
の調整範囲が狭くなる。このため、十分な信号振幅を得
ようとしてギャップを最適値に設定しようとした場合、
調整範囲が狭いため最適値よりも狭いギャップとなり易
く、磁界が大きすぎてしまうことがある。
【0009】FGセンサは、図6に示す特性を有するた
め、磁界が大きすぎると出力値の変化が少ない部分がで
きる。そのときの信号波形を、図8(a)に示す。2つ
の信号P1又はP2を基準値と比較して回転速度信号
を、信号P1,P2より回転方向検出信号を得て回転制
御に用いる。この信号P1を回転速度信号に用いた場合
の回転検出装置を図9に示す。
め、磁界が大きすぎると出力値の変化が少ない部分がで
きる。そのときの信号波形を、図8(a)に示す。2つ
の信号P1又はP2を基準値と比較して回転速度信号
を、信号P1,P2より回転方向検出信号を得て回転制
御に用いる。この信号P1を回転速度信号に用いた場合
の回転検出装置を図9に示す。
【0010】この回転検出装置において、図8(a)に
示す信号を回転速度信号として用いた場合、同図(b)
の信号を用いた場合に比べ、オフセット等のノイズが信
号に加算されたときの回転速度検出精度が悪化してしま
い、回転制御が困難となる。
示す信号を回転速度信号として用いた場合、同図(b)
の信号を用いた場合に比べ、オフセット等のノイズが信
号に加算されたときの回転速度検出精度が悪化してしま
い、回転制御が困難となる。
【0011】そこで本発明は、上述の従来の有する技術
的な課題を解消するために、回転速度信号の精度の向上
が図れ、より精度の高い回転検出装置を提供することを
目的とする。
的な課題を解消するために、回転速度信号の精度の向上
が図れ、より精度の高い回転検出装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上述
の課題を解決すべく、2つの位相の異なる信号の差動信
号又は加算信号を回転速度信号とすると共に、この2つ
の位相の異なる信号より回転方向検出を行うようにし
た。また、2つの位相の異なる信号の差動信号及び加算
信号より回転方向検出を行うようにする。
の課題を解決すべく、2つの位相の異なる信号の差動信
号又は加算信号を回転速度信号とすると共に、この2つ
の位相の異なる信号より回転方向検出を行うようにし
た。また、2つの位相の異なる信号の差動信号及び加算
信号より回転方向検出を行うようにする。
【0013】
【作用】本発明に係る回転検出装置においては、2つの
位相の異なる信号の差動信号又は加算信号を回転速度信
号とすると共に、この2つの位相の異なる信号より、特
に2つの位相の異なる信号の差動信号及び加算信号より
回転方向検出を行うようにしているので、回転速度信号
の精度の向上が図れ、より精度の高い回転制御が行え
る。
位相の異なる信号の差動信号又は加算信号を回転速度信
号とすると共に、この2つの位相の異なる信号より、特
に2つの位相の異なる信号の差動信号及び加算信号より
回転方向検出を行うようにしているので、回転速度信号
の精度の向上が図れ、より精度の高い回転制御が行え
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例は、
VTRに用いられる偏平型ブラシレスモータのキャプス
タンモータに本発明を適用した例である。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例は、
VTRに用いられる偏平型ブラシレスモータのキャプス
タンモータに本発明を適用した例である。
【0015】キャプスタンモータは、図1及び図2に示
すように、ステータ1上に固定された駆動用コイル2
と、この駆動用コイル2に対して微小間隙を持つように
対向配置される駆動マグネット3を備えたロータヨーク
4と、このロータヨーク4に取り付けられる回転軸5と
から構成される。
すように、ステータ1上に固定された駆動用コイル2
と、この駆動用コイル2に対して微小間隙を持つように
対向配置される駆動マグネット3を備えたロータヨーク
4と、このロータヨーク4に取り付けられる回転軸5と
から構成される。
【0016】駆動用コイル2は、例えば巻線を巻回する
ことによって、平面略台形状をなす環状体として形成さ
れている。この駆動用コイル2は、ステータ1の一主面
上に駆動マグネット3と対向する位置に、複数配列され
ている。
ことによって、平面略台形状をなす環状体として形成さ
れている。この駆動用コイル2は、ステータ1の一主面
上に駆動マグネット3と対向する位置に、複数配列され
ている。
【0017】ロータヨーク4は、一方を開放した高さの
低い偏平な円筒体として形成されている。このロータヨ
ーク4は、例えば鉄等からなり、駆動マグネット3のヨ
ークとして機能するようになっている。
低い偏平な円筒体として形成されている。このロータヨ
ーク4は、例えば鉄等からなり、駆動マグネット3のヨ
ークとして機能するようになっている。
【0018】駆動マグネット3は、駆動用コイル2と対
向するロータヨーク4の内壁面に固定されている。この
駆動マグネット3は、図3(a)に示すように、N極と
S極が交互に着磁されている。
向するロータヨーク4の内壁面に固定されている。この
駆動マグネット3は、図3(a)に示すように、N極と
S極が交互に着磁されている。
【0019】そして、この駆動マグネット3を有してな
るロータヨーク4は、ステータ1に固定される軸受け6
に対して回転自在に支持される回転軸5の先端に固定さ
れ、この回転軸5と共に回転するようになされている。
るロータヨーク4は、ステータ1に固定される軸受け6
に対して回転自在に支持される回転軸5の先端に固定さ
れ、この回転軸5と共に回転するようになされている。
【0020】ところで、このキャプスタンモータには、
モータの回転速度と回転方向を検出するための回転検出
装置が設けられている。回転検出装置は、ロータヨーク
4の外周囲に設けられたFGマグネット7と、このFG
マグネット7と対向して設けられるFGセンサ8とから
構成される。
モータの回転速度と回転方向を検出するための回転検出
装置が設けられている。回転検出装置は、ロータヨーク
4の外周囲に設けられたFGマグネット7と、このFG
マグネット7と対向して設けられるFGセンサ8とから
構成される。
【0021】FGマグネット7は、円環状をなすリング
マグネットからなり、ロータヨーク4の外周囲を取り囲
むようにして設けられている。このFGマグネット7に
は、図3(b)に示すように、N極とS極が交互に着磁
されている。ここでの着磁は、より精度の高い回転制御
を行うために、細かいピッチとされている。
マグネットからなり、ロータヨーク4の外周囲を取り囲
むようにして設けられている。このFGマグネット7に
は、図3(b)に示すように、N極とS極が交互に着磁
されている。ここでの着磁は、より精度の高い回転制御
を行うために、細かいピッチとされている。
【0022】一方、FGセンサ8は、例えばホール素子
やMR素子等の如き磁束を感知する磁気感応素子からな
る。このFGセンサ8は、図2に示すように、FGマグ
ネット7に対して所定の距離を持ってステータ1上に対
向配置される。このFGセンサ8は、FGマグネット7
に着磁された磁束を検出することによって、ロータの回
転状態を検出する90度位相の異なる信号を2つ出力す
るようになっている。
やMR素子等の如き磁束を感知する磁気感応素子からな
る。このFGセンサ8は、図2に示すように、FGマグ
ネット7に対して所定の距離を持ってステータ1上に対
向配置される。このFGセンサ8は、FGマグネット7
に着磁された磁束を検出することによって、ロータの回
転状態を検出する90度位相の異なる信号を2つ出力す
るようになっている。
【0023】この回転検出装置は、図4に示すように、
FGセンサ8より得られる90度の位相差を持つ2つの
信号P1,P2の差動信号又は加算信号を回転速度信号
とすると共に、この2つの位相の異なる信号P1,P2
より回転方向検出を行うようにしたものである。
FGセンサ8より得られる90度の位相差を持つ2つの
信号P1,P2の差動信号又は加算信号を回転速度信号
とすると共に、この2つの位相の異なる信号P1,P2
より回転方向検出を行うようにしたものである。
【0024】図5(a)には、FGセンサ8より得られ
る互いに90度の位相差を持つ信号P1,P2の波形を
示す。同じく図5(b)には、FGセンサ8より得られ
た信号P1,P2の差動信号波形を示す。
る互いに90度の位相差を持つ信号P1,P2の波形を
示す。同じく図5(b)には、FGセンサ8より得られ
た信号P1,P2の差動信号波形を示す。
【0025】この図5において、基準値付近の各波形を
見ると、図5(a)に比べて図5(b)では、基準値付
近の傾きが大きくなっている。従って、このFGセンサ
8より得られる90度の位相差を持つ2つの信号P1,
P2の差動信号を回転速度信号として用いれば、回転速
度信号を精度良く検出することができる。その結果、よ
り精度の高い回転体の回転制御を行うことができる。
見ると、図5(a)に比べて図5(b)では、基準値付
近の傾きが大きくなっている。従って、このFGセンサ
8より得られる90度の位相差を持つ2つの信号P1,
P2の差動信号を回転速度信号として用いれば、回転速
度信号を精度良く検出することができる。その結果、よ
り精度の高い回転体の回転制御を行うことができる。
【0026】なお、上記の例では、回転速度信号として
差動信号を用いた場合を説明したが、これら2つの信号
P1,P2の加算信号を用いてもよい。加算信号を用い
た場合においても、差動信号波形と同じように基準値付
近の傾きは大きくなり、回転速度信号を精度良く検出す
ることができる。
差動信号を用いた場合を説明したが、これら2つの信号
P1,P2の加算信号を用いてもよい。加算信号を用い
た場合においても、差動信号波形と同じように基準値付
近の傾きは大きくなり、回転速度信号を精度良く検出す
ることができる。
【0027】また、2つの信号の位相差が90度の場合
について説明したが、位相差が180×N(N:整数)
の場合を除いた任意の位相差において、差動信号又は加
算信号を用いることにより、回転速度信号の精度を向上
させることができる。
について説明したが、位相差が180×N(N:整数)
の場合を除いた任意の位相差において、差動信号又は加
算信号を用いることにより、回転速度信号の精度を向上
させることができる。
【0028】さらに、上記の例では、2つの位相の異な
る信号より回転方向検出を行うようにしたが、これら信
号の差動信号及び加算信号より回転方向検出を行っても
よい。
る信号より回転方向検出を行うようにしたが、これら信
号の差動信号及び加算信号より回転方向検出を行っても
よい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る回転検出装置によれば、FGマグネットから得
られる2つの位相の異なる信号の差動信号又は加算信号
を回転速度信号としているので、回転速度信号を精度良
く検出でき、精度の高い回転体の回転制御を行うことが
できる。また、この差動信号を回転速度信号として用い
た場合は、ノイズ成分の低減も図れ、より精度の高い回
転体の回転制御が行える。従って、モータ等の回転体を
小型化しても回転速度信号を精度良く検出することがで
きる。
明に係る回転検出装置によれば、FGマグネットから得
られる2つの位相の異なる信号の差動信号又は加算信号
を回転速度信号としているので、回転速度信号を精度良
く検出でき、精度の高い回転体の回転制御を行うことが
できる。また、この差動信号を回転速度信号として用い
た場合は、ノイズ成分の低減も図れ、より精度の高い回
転体の回転制御が行える。従って、モータ等の回転体を
小型化しても回転速度信号を精度良く検出することがで
きる。
【図1】モータを一部破断して示す平面図である。
【図2】モータの断面図である。
【図3】(a)は駆動マグネットの着磁状態を示す模式
図であり、(b)はFGマグネットの着磁状態を示す模
式図である。
図であり、(b)はFGマグネットの着磁状態を示す模
式図である。
【図4】回転検出装置の検出機構を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】(a)はFGセンサの出力信号P1,P2を示
す信号波形図であり、(b)は信号P1,P2の差動信
号を示す波形図である。
す信号波形図であり、(b)は信号P1,P2の差動信
号を示す波形図である。
【図6】磁気抵抗素子の特性を示す特性図である。
【図7】90度の位相差を持つ磁気抵抗素子の等価回路
図である。
図である。
【図8】(a)はFGセンサの出力信号P1,P2を示
す信号波形図であり、(b)は信号P1,P2の差動信
号を示す波形図である。
す信号波形図であり、(b)は信号P1,P2の差動信
号を示す波形図である。
【図9】従来の回転検出装置の検出機構を示すブロック
図である。
図である。
【符号の説明】 1 ステータ 2 駆動用コイル 3 駆動マグネット 4 ロータヨーク 5 回転軸 7 FGマグネット 8 FGセンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 回転体に配置され、N極とS極を交互に
有してなるFGマグネットと、このFGマグネットに対
向して配置され、回転体の回転状態を検出する位相の異
なる信号を2つ出力する磁気感応素子とからなる回転検
出手段において、 上記2つの位相の異なる信号の差動信号又は加算信号を
回転速度信号とすると共に、この2つの位相の異なる信
号より回転方向検出を行うようにしたことを特徴とする
回転検出装置。 - 【請求項2】 2つの位相の異なる信号の差動信号及び
加算信号より回転方向検出を行うようにしたことを特徴
とする請求項1記載の回転検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124830A JPH08322204A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124830A JPH08322204A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08322204A true JPH08322204A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14895159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7124830A Withdrawn JPH08322204A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08322204A (ja) |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP7124830A patent/JPH08322204A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |