JPH08321531A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents
半導体集積回路装置の製造方法Info
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- JPH08321531A JPH08321531A JP12634395A JP12634395A JPH08321531A JP H08321531 A JPH08321531 A JP H08321531A JP 12634395 A JP12634395 A JP 12634395A JP 12634395 A JP12634395 A JP 12634395A JP H08321531 A JPH08321531 A JP H08321531A
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Abstract
おいて所望の電源電圧・信号印加を実現することで半導
体集積回路装置の製品の信頼性を高める。 【構成】 拡散工程終了後、第1のウェハ検査工程で電
源電流が過大に流れる不良チップや、信号端子に過大な
電流が流れる不良チップを検出し、ウェハ上の不良チッ
プの座標データを求める。次に、その座標データをもと
に、不良チップのパッド電極を切断する。その後、ウェ
ハ・バーンイン工程でウェハのバーンイン・スクリーニ
ングを行なう。その後、第2のウェハ検査を実施してバ
ーンイン不良等、不良チップを除去する。この場合、不
良チップにインク打点してもよいし、引っかき傷を付け
てもよい。次に、MCM工程で良品チップをモジュール
に組み立てる。
Description
製造方法に関するものである。
子機器は、軽量小型化されてきている。それにともな
い、半導体集積回路装置の実装は薄型パッケージから複
数のチップを実装するMCM(Multi Chip Module )が
開発されてきている。MCMにより高密度実装が実現で
きる。MCMには、複数のメモリーチップを使用した大
容量メモリーモジュールや、メモリーチップとマイコン
チップとを使用した複合モジュールがある。これらは、
大容量モジュールや、高速モジュールをより安価に市場
に提供するものである。
は、バーンイン・スクリーニングをした高信頼性のチッ
プKGD(Known Good Die)でないとMCMのチップ実
装後の歩留まりが悪化する。なぜなら、チップ単体のバ
ーンイン歩留まりが95%であると仮定したとき、バー
ンインをせずに4個のチップを実装した場合、MCMの
実装後のバーンイン歩留まりは81%になる。また、バ
ーンインをせずに8個のチップを実装した場合にはその
MCMのバーンイン歩留まりは66%まで悪化する。ま
た、メモリーチップとマイコンチップとを実装した複合
モジュールでは、メモリーのアドレス指定ができない場
合にはMCM実装後のバーンイン・スクリーニングが困
難であり、MCMの信頼性が悪くなる。
スクリーニングが必要になる。その一つの方法に、ウェ
ハ状態でバーンインするウェハ・バーンインがある。
造方法を示すフロー図である。図10によれば、拡散工
程終了後、そのままウェハ・バーンインを実施し、次い
でMCM工程で良品チップが実装される。
工程の様子を示す概略側面図である。半導体ウェハ1に
プローブカード2を圧着することにより、半導体集積回
路装置チップの電極(図示せず)にプローブ(図示せ
ず)を立てる。電圧・信号源3とプローブカード2とを
ケーブル4で接続してある。ウェハ・バーンインは、ウ
ェハ全面のチップ(図示せず)に所定の電圧・信号を電
圧・信号源3で印加して、一定時間スクリーニングする
ものである。
の中には、電源回路とGND(グラウンド)回路とが短
絡して過大な電源電流が流れる不良チップや、信号端子
に過大な電流が流れる不良チップがある。このままウェ
ハ・バーンインを実施した場合、電圧・信号源3やプロ
ーブカード2を破損する可能性や、スクリーニングのた
めの所望の電圧・信号が印加できないという問題があっ
た。
品の信頼性を高め、製造歩留まりの低下を防ぐ半導体集
積回路装置の製造方法を提供することを目的とするもの
である。
め、本発明は、半導体ウェハの上の不良チップのウェハ
内座標を求める工程と、前記不良チップのパッド電極の
配線を切断加工する工程と、該切断加工が施された半導
体ウェハに高電圧・信号印加をすることによりウェハ・
バーンインを行なう工程を備えた構成を採用したもので
ある。
電極の配線を保護膜の上からパルスレーザー光を連続照
射して切断加工する工程、不良チップのパッド電極の配
線を保護膜の被っていない金属電極の周囲4辺にパルス
レーザー光を連続照射して切断加工する工程、あるいは
不良チップのパッド電極の配線を保護膜の被っていない
金属電極の全域にパルスレーザー光を連続照射して切断
加工する工程で実現される。切断加工工程に使用するパ
ルスレーザー光としては、YAG(イットリウム−アル
ミニウム−ガーネット)レーザー光、あるいはYLF
(イットリウム−リチウム−フロライド)レーザー光が
好適である。
に、不良チップのパッド電極の配線に切断加工が施され
る。したがって、ウェハ・バーンイン工程で半導体ウェ
ハの全チップにプローブを立てても、電源電流が過大に
流れることや、信号端子に過大な電流が流れることがな
い。
路装置の製造方法を示す製造フロー図である。まず、拡
散工程終了後、第1のウェハ検査工程で電源電流が過大
に流れる不良チップや、信号端子に過大な電流が流れる
不良チップを検出し、ウェハ上の不良チップの座標デー
タを求める。次に、その座標データをもとに、不良チッ
プのパッド電極を切断する。その後、ウェハ・バーンイ
ン工程でウェハのバーンイン・スクリーニングを行な
う。その後、第2のウェハ検査を実施してバーンイン不
良等、不良チップを除去する。この場合、不良チップに
インク打点してもよいし、引っかき傷を付けてもよい。
また、不良チップのウェハ面内の座標をデータとして次
の工程に引き渡してもよい。次に、MCM工程で良品チ
ップをモジュールに組み立てる。
におけるウェハの平面図であり、図3は図2のX3 −
X’3 での断面図である。ただし、図2は図3中のパッ
シベーション保護膜8を除去した状態を示している。図
2及び図3に示すように、半導体ウェハ5の上の不良チ
ップの配線6の端部は、良品チップと同様に、電源・信
号供給のできるパッド電極7としてパッシベーション保
護膜8を開口してできている。
含む配線6を切断加工することにより、ウェハ・バーン
インで使用する図11のプローブカード2のプローブと
不良チップとの電気的な接触が断たれる。以下、切断態
様の三例を説明する。
を示すウェハの平面図であり、図5は図4のX5 −X’
5 での断面図である。ただし、図4は図5中のパッシベ
ーション保護膜8を除去した状態を示している。
保護膜8の上からレーザー光を照射部9に照射して配線
6を切断する。例えば、安定なレーザーエネルギーの出
るYAG(イットリウム−アルミニウム−ガーネット)
やYLF(イットリウム−リチウム−フロライド)のレ
ーザーを5μmのスポットサイズに形成して、3μJの
エネルギーのパルスレーザーを4μmずつずらせながら
連続して照射することで、配線6の切断を実現できる。
レーザーエネルギーの安定性が少し劣るが、CO2 ガス
レーザー、キセノンガスレーザー等を同様に連続照射し
て配線6を切断してもよい。
を示すウェハの平面図であり、図7は図6のX7 −X’
7 での断面図である。ただし、図6は図7中のパッシベ
ーション保護膜8を除去した状態を示している。
保護膜8で覆われていないパッド電極7の周囲4辺の照
射部10にレーザー光を照射してパッド電極7を切断す
る。例えば、YAGやYLFのレーザーを5μmのスポ
ットサイズに形成して、2μJのエネルギーのパルスレ
ーザーを4μmずつずらせながら連続して照射すること
で、パッド電極7の周囲4辺の切断を実現できる。照射
部10はパッシベーション保護膜8で覆われていないた
め、パルスレーザー光の照射時に金属配線が遠くに飛散
する結果、切断はほぼ100%完全にすることができ
る。レーザーエネルギーの安定性が少し劣るが、CO2
ガスレーザー、キセノンガスレーザー等を同様に連続照
射してパッド電極7の周囲4辺を切断してもよい。
を示すウェハの平面図であり、図9は図8のX9 −X’
9 での断面図である。ただし、図8は図9中のパッシベ
ーション保護膜8を除去した状態を示している。
保護膜8で覆われていないパッド電極7の全域を照射部
11としてレーザー光を照射してパッド電極7を全て除
去する。例えば、YAGやYLFのレーザーを5μmの
スポットサイズに形成して、2μJのエネルギーのパル
スレーザーを4μmずつずらせながら連続して照射する
ことで、パッド電極7の全域除去を実現できる。照射部
11はパッシベーション保護膜8で覆われていないパッ
ド電極7の全域のため、レーザー照射は少し時間はかか
るが、ウェハ・バーンイン後に、図11のプローブカー
ド2のプローブの先端に金属電極が付着することがな
い。レーザーエネルギーの安定性が少し劣るが、CO2
ガスレーザー、キセノンガスレーザー等を同様に連続照
射してパッド電極7の全域を除去してもよい。
程の前に不良チップのパッド電極の配線に切断加工を施
すこととしたので、不良チップがバーンイン・スクリー
ニングの対象から除外される。したがって、ウェハ・バ
ーンイン装置や、プローブカードを破損することなく良
品チップに高電圧・信号を印加することが可能になる。
その結果、高信頼性の半導体集積回路装置を製造でき
る。
造方法を説明するための製造フロー図である。
ェハの平面図である。
断態様を示すウェハの平面図である。
断態様を示すウェハの平面図である。
断態様を示すウェハの平面図である。
するための製造フロー図である。
示す概略側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体ウェハの上の不良チップのウェハ
内座標を求める工程と、 前記不良チップのパッド電極の配線を切断加工する工程
と、 前記切断加工が施された半導体ウェハに高電圧・信号印
加をすることによりウェハ・バーンインを行なう工程を
備えたことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、 前記切断加工工程は、前記不良チップのパッド電極の配
線を保護膜の上からパルスレーザー光を連続照射して切
断加工する工程を有することを特徴とする半導体集積回
路装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、 前記切断加工工程は、前記不良チップのパッド電極の配
線を保護膜の被っていない金属電極の周囲4辺にパルス
レーザー光を連続照射して切断加工する工程を有するこ
とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の半導体集積回路装置の製
造方法において、 前記切断加工工程は、前記不良チップのパッド電極の配
線を保護膜の被っていない金属電極の全域にパルスレー
ザー光を連続照射して切断加工する工程を有することを
特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項2〜4のうちのいずれか1項に記
載の半導体集積回路装置の製造方法において、 前記切断加工工程に使用するパルスレーザー光がYAG
(イットリウム−アルミニウム−ガーネット)レーザー
光であることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項6】 請求項2〜4のうちのいずれか1項に記
載の半導体集積回路装置の製造方法において、 前記切断加工工程に使用するパルスレーザー光がYLF
(イットリウム−リチウム−フロライド)レーザー光で
あることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12634395A JP3558411B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12634395A JP3558411B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321531A true JPH08321531A (ja) | 1996-12-03 |
JP3558411B2 JP3558411B2 (ja) | 2004-08-25 |
Family
ID=14932823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12634395A Expired - Fee Related JP3558411B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3558411B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6684340B1 (en) * | 1999-10-07 | 2004-01-27 | Endress + Hauser Gmbh + Co. | Measuring instrument having two pairs of lines connected to two indentical pairs of terminals, via which signal current flows through one pair and supply current flows through the other pair |
JP2006286991A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 発光装置及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP12634395A patent/JP3558411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6684340B1 (en) * | 1999-10-07 | 2004-01-27 | Endress + Hauser Gmbh + Co. | Measuring instrument having two pairs of lines connected to two indentical pairs of terminals, via which signal current flows through one pair and supply current flows through the other pair |
JP2006286991A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 発光装置及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3558411B2 (ja) | 2004-08-25 |
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