JPH08321011A - 薄膜磁気ヘッドにおける端子及びコイルの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドにおける端子及びコイルの製造方法

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JPH08321011A
JPH08321011A JP14513795A JP14513795A JPH08321011A JP H08321011 A JPH08321011 A JP H08321011A JP 14513795 A JP14513795 A JP 14513795A JP 14513795 A JP14513795 A JP 14513795A JP H08321011 A JPH08321011 A JP H08321011A
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resist
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coil
insulating layer
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Masahiro Agata
正浩 縣
Hisano Tadokoro
寿乃 田所
Nobuo Izumi
伸夫 出水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一回のパターンニングにより、コイル及び端
子を確実に形成する薄膜磁気ヘッドにおける端子及びコ
イルの製造方法を提供すること 【構成】 所定のレジスト21を塗布し、露光現像処理
により逆テーパ状の第1,第2孔部21a,21bを形
成し(同図(B))、エッチング処理して第1孔部に露
出するリード部16側の絶縁層の所定箇所を除去して端
子穴22を形成し、同時に、第2孔部に露出するライト
部17側の絶縁層の所定箇所を除去して、コイル溝20
を形成する(同図(C))。次いで、金を蒸着し、レジ
スト20の表面に金属層24を成膜するとともに、それ
と完全に分離された状態で端子穴,コイル溝の底部表面
に金属を成膜し端子24a,コイル24bとする(同図
(D))。そしてリフトオフを行いレジストとともに、
不要な金属層を除去することにより端子,コイルを同時
に形成する(同図(E))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドにおけ
る端子及びコイルの製造方法に関するもので、より具体
的には、磁気テープ用の薄膜磁気ヘッドの製造プロセス
における一工程である、リード部(MRヘッド)の端子
とライト部のコイルの製造工程の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明の対象となる磁気テープ用
の薄膜磁気ヘッドは、Ni−Znフェライトなどの磁性
基板上に直接または所定層を介して、リード部とライト
部が平面上で交互に平行配置されている。また、複数の
リード部のみが平面上に平行配置されたり、複数のライ
ト部のみが平面上に平行配置されたものもあり、そのよ
うにして一種類のものからなる素子の場合には、リード
部とライト部とを位置合わせしつつ積層した状態にして
複合型の薄膜磁気ヘッドが構成される。そして、本発明
の要部である製造対象の端子はリード部内に設けられ、
またコイルはライト部内に設けられる。
【0003】次に、従来の薄膜磁気ヘッドにおける端
子,コイルの製造プロセスを説明すると、まず、図6
(A)に示すように、磁性基板1の表面に所定の薄膜プ
ロセスにより所定パターンからなる絶縁層2,磁性膜
3,絶縁層4を順次積層形成した状態で、レジスト5を
全面均一に塗布する(同図(B))。この状態で、レジ
スト5のうち上記リード部の領域を所定パターンで露光
現像処理することにより、コイル形成位置に対応する部
分に孔部を形成する。そして、そのうちの一部を示すと
同図(C)に示すように、テーパ状の孔部5aが形成さ
れる。なお、実際には係る孔部5aが平面上で渦巻状に
形成される。次いで、エッチングして、絶縁層4のうち
レジスト5の孔部5aを介して露出する箇所を除去して
端子穴4aを形成する。このとき図示のように、端子穴
4aの側面は、上方に行くに従って拡開するテーパ面と
なる(同図(D))。そして、レジスト5を除去する
(同図(E))。なお、上記処理の間、隣接するライト
部側の領域はレジスト5で覆われたままとなり、同図
(E)の処理によりライト部側の上面を覆っていたレジ
ストも除去される。
【0004】次いで、ライト側のコイル溝の成形プロセ
スに移行する。すなわち、上記したようにレジスト5を
除去することにより、ライト部側は図7(A)に示す状
態に戻る。なお、図示するようにライト部のコイル形成
部分は、上記リード部に設けられた磁性膜3の部分がな
いため、2層の絶縁層2,4が連続して積層された状態
となっている。そして、この2層2,4は、上記したリ
ード層における絶縁層と同時に成形される。
【0005】次いで、絶縁層4の表面全面に均一にレジ
スト6を塗布する(同図(B))。なお、図示省略する
が、これによりリード部側の領域、すなわち、絶縁層4
及び端子溝4aもレジストで覆われる。そして、所定パ
ターンで露光現像処理することにより、図示のごとくラ
イト部の領域の所定位置にテーパ上の孔部6aを形成す
る(同図(C))。なお、この時、上記したリード部側
の領域はレジストで覆われたままとなる。そして、エッ
チングすることにより、孔部6aを介して露出する絶縁
層4の部分及び、その下方に続く絶縁層2の部分を連続
して除去し、コイル溝7を形成する(同図(D))。そ
の後、レジスト6を除去するとライト側では同図(E)
に示すように、コイル溝7が露出し、また、リード部側
では図6(E)に示す状態に戻る。
【0006】次に、金を蒸着することによって端子,コ
イルを形成するが、例えば図7(D)に示すように、レ
ジスト6に形成された孔部6aの側面が緩やかな斜面で
ある状態で金を蒸着すると、露出するコイル溝7の側面
が緩やかな斜面のため金が付着してしまい、さらにはレ
ジスト6の孔部6aの側面にも金が付着し、その結果レ
ジスト6の表面に蒸着される金とコイル溝7内の磁性基
板1の表面に形成される金とが連続して形成されるおそ
れがある。係る場合には、その後のレジスト6の除去工
程での金の切断箇所が定まらずに、コイルの特性(イン
ダクタンス等)が均一にすることができないばかりか、
レジスト6の表面と磁性基板1との接続強度が強い場合
には、金が切断できずレジスト6が除去できなくなると
いう問題を生じる。そして、このことは図6(D)に示
すリード側(端子側)でも同様の問題を生じる。
【0007】そこで、リード部,ライト部に形成された
絶縁層4の上に、レジスト8を塗布し、その絶縁層4並
びに端子穴4a,コイル溝7を被覆する。この後、端子
穴4a,コイル溝7の形成位置に合わせて露光現像処理
を行い、パターンニングを行うことにより、図8
(A),(B)に示すように孔部8a,孔部8bを形成
する。これにより、端子穴4a,コイル溝7の内側傾斜
面はレジスト8で覆われ、絶縁層4は完全に被覆されて
露出しない(端子穴4aの底部である磁性膜3及びコイ
ル溝7の底部である磁性基板1の一部のみが露出す
る)。しかも、このレジスト8により形成した孔部8
a,孔部8bの側面は比較的急斜面となっている。
【0008】次に、この状態で金を蒸着すると、孔部8
a,8bが急斜面であるためその側面に付着することな
く同図(B)に示すように、レジスト8の表面と磁性膜
3,磁性基板1の露出面に、金9,9a,9bが分離さ
れて成膜される。
【0009】そして、リフトオフを行いレジスト8を除
去すると、レジスト8の表面に付着した金9のみ同時に
除去される。これにより、磁性膜3上に成膜された金9
aが端子となり、また磁性基板1の上に形成された金9
bがコイルとなる(同図(C))。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の薄膜磁気ヘッドにおける端子及びコイルの製造
方法では、端子穴4a,コイル溝7及びリフトオフ用の
孔部8a,8bを形成するために合計3回レジスト5,
6,8に渡って塗布し、所定のパターンニングを行う必
要があり、処理工程数が多くその作業が煩雑であり、大
幅に時間がかかってしまう。しかも、そのように処理工
程が多いと、各工程で高精度の位置合わせが必要である
ため、係る問題がより顕著となる。これは、端子の製造
工程に限ってみても端子穴4aの形成と、孔部8aの形
成のために2回のパターンニングを必要とし、上記問題
を有する。
【0011】また、従来の方法では、端子9a,コイル
9bを形成するためにレジスト8を塗布し、パターンニ
ング処理を行うことで形成された孔部8a,8bは、そ
の側面を急斜面に形成するため、係る側面に金が付着す
る可能性は低くなるが、やはり、付着するおそれが残
り、係る場合には、リフトオフを行う際に端子9a,コ
イル9bを形成している金属部分が欠如したり、レジス
ト除去不能といった上記問題を生じることがある。
【0012】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題点を解
決し、一度の工程(レジスト塗布に伴うパターンニン
グ,エッチング,金蒸着,リフトオフ)によって、端子
穴とその内部に形成される端子を形成することができ、
さらに端子穴,コイル溝とその内部に形成される端子,
コイルとを同時に形成することができる薄膜磁気ヘッド
における端子及びコイルの製造方法を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおける端子の製造
方法では、絶縁層の表面に、イメージリバーサルレジス
トを塗布するとともに、前記レジストに対して露光現像
処理により、端子穴を形成する位置に孔部を形成し、エ
ッチングにより前記孔部を介して露出する前記絶縁層を
除去して端子穴を形成し、前記レジストの表面並びに端
子穴の底面に所定の金属層を成膜し、前記レジストとと
もに、前記レジストの表面に成膜された金属層を除去
し、残った前記端子穴の底面に形成した金属層を端子と
した。
【0014】また、本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおけ
る端子及びコイルの製造方法では、絶縁層の表面に、イ
メージリバーサルレジストを塗布するとともに、前記レ
ジストに対して露光現像処理により、端子穴形成位置及
びコイル溝形成位置に逆テーパ状の第1,第2孔部を形
成し、エッチングにより、前記第1,第2孔部を介して
露出する前記絶縁層を除去して、それぞれ端子穴及びコ
イル溝を形成し、前記レジストの表面並びに端子穴及び
コイル溝の底面に所定の金属層を成膜し、前記レジスト
とともに、前記レジストの表面に成膜された金属層を除
去することにより前記端子穴の底面に形成した金属層を
端子とするとともに前記コイル溝の底面に形成した金属
層をコイルとした。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明では、絶縁層の表面にイ
メージリバーサルレジストを塗布し、端子穴形成の所定
位置に露光現像処理することで、レジストに逆テーパ状
の孔部が形成される。そして、エッチングすることによ
り、絶縁層の所定位置(前記孔部に対向する箇所)を除
去して、端子穴を形成した後、露出する表面に、所定の
金属を蒸着して成膜すると、レジストの表面並びに端子
穴の底部表面には金属が付着するが、レジストの孔部側
面は逆テーパ状となっているため、金属は付着しない。
そのため、レジストの表面に形成された金属膜と、端子
穴内に形成された金属膜とは物理的に分離された状態と
なる。したがって、その後にレジスト除去処理(リフト
オフ)を行うと、そのレジスト表面に成膜された金属膜
は、そのレジストとともに簡単に剥がすことができ、端
子穴内に残った金属膜、すなわち、端子は所定形状とな
る。
【0016】請求項2に記載の発明では、端子,コイル
が形成するリード部,ライト部が位置する絶縁層の表面
を覆うようにしてイメージリバーサルレジストを塗布
し、露光現像処理によってパターンニングすることで、
端子穴,コイル溝を形成する位置に逆テーパ状の孔部が
形成される。そして、エッチングにより、絶縁層の所定
位置を除去すると、端子穴,コイル溝が同時に形成され
る。次いで、その表面から全面に所定の金属を蒸着する
と、上記した請求項1の発明と同様の原理により、レジ
ストの表面及び端子穴,コイル溝の底部表面に金属膜が
成膜され、底部表面に形成された金属膜とレジストの表
面に形成された金属膜とは完全に分離される。次いでレ
ジスト除去処理(リフトオフ)を行うと、そのレジスト
表面に形成された不要の金属膜も同時に除去され、端子
穴,コイル溝内に残った金属膜が、端子及びコイルとな
り、両者は同時に所定形状に形成される。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの形成方
法の好適な実施例を添付図面を参照にして詳述する。図
1は本発明の第1実施例である薄膜磁気ヘッドのリード
部における端子の形成方法を示している。磁性基板10
の上部にアルミナからなる絶縁層11,MR素子を含む
磁性膜12,アルミナからなる絶縁層13の順で積層形
成されている(同図(A))。なお、両絶縁層11,1
3,磁性膜12は、従来と同様の通常の薄膜プロセスに
よりそれぞれ所定パターンに形成される。
【0018】ここでまず、絶縁層13の表面に、光をあ
てることで逆テーパ状の孔部を形成することのできるイ
メージリバーサルレジスト14を全面に塗布する。次い
で、そのレジスト14に露光現像処理を行いパターンニ
ングを行うことで、レジスト14の所定位置に逆テーパ
状の孔部14aを形成する(同図(B))。
【0019】次いで、りん酸等に浸漬してウエットエッ
チングする。すると、上側の絶縁層13のうち、孔部1
4aによって露出する部位が浸蝕されるが、その絶縁層
13の下側に位置する磁性膜12はりん酸に浸蝕されな
い。よって選択エッチングされて上側の絶縁層13の所
定部位のみ除去され、端子穴13aが形成される(同図
(C))。この時、端子穴13aの側面は、テーパ状と
なっている。そして、レジスト14に形成した孔部14
aが逆テーパ状となっているため、その先端側は、端子
穴13aの外周縁の一部を覆うような庇状となり、この
例では端子穴1aのテーパ状の側面が覆われ、端子穴1
3aの底部周縁とほぼ一致している。
【0020】この状態で表面全面に金を蒸着すると、レ
ジスト14の表面に金属層15が成膜されると同時に、
端子穴13aの底部表面にも金属層15aが成膜される
(同図(D))。そして、上記したように端子穴13a
の側面の上方はレジスト14で覆われているため金属が
付着することがなく、その結果図示のようにレジスト1
4上の金属層15と端子穴13aの底部(磁性膜12の
露出面)上の金属層15aとは、物理的に完全に分離さ
れた状態となる。
【0021】次いで、リフトオフを行いレジスト14を
除去するとともに、そのレジスト14の上部に形成され
た金属層15も同時に除去し、端子穴13aの底部表面
に形成された金属層15aが残り、これが端子15aと
なる(同図(E))。
【0022】ここで、本発明が適用される磁気テープ用
の薄膜磁気ヘッドの構成の一例について説明すると、図
2に示すように、リード部16とライト部17とが交互
に隣合って配置されている。そして、リード部16は、
図3に示すように、磁性基板10′の上に保護層18を
介して絶縁層11′,磁性層(本例では、2種類の磁極
層を12′a,12′cでシールド層12′bを上下か
ら挟みこんだ3層構造としている)12′,絶縁層1
3′,低抵抗層19が順次積層形成されている。
【0023】そして、図1は模式的に現わしたため磁性
基板10′の上に直接絶縁層11′を配置したが、実際
には図2に示す保護層18を介して絶縁層11′が配置
されている。さらに、この例では磁性膜12′も複数層
から構成しているが、図示の例に限ることなく単層或い
はこれとは異なる所定の複数層から構成されていても良
い。
【0024】そして上方の絶縁層13′には孔部となる
端子穴13′aが形成されている。そして、この端子穴
13′aに密着層及び金属層(金等)が形成されてい
る。そして係る密着層と金層が読取り部における端子1
5′aである。そして、図示の例では金層の下に密着層
を形成したが、係る層は必ずしも形成する必要はなく、
また、図示のように形成する場合には、図1(C)の状
態でまず全面に密着層を構成する物質を蒸着して成膜
し、その後さらにその上から金を蒸着し、次いでリフト
オフすることにより、密着層と金層の2層構造の端子が
形成される。
【0025】一方、ライト部17は、図4に示すよう
に、磁性基板の上に保護層18,2つの絶縁層11′,
13′が順次形成されている。そして、2つの絶縁層1
1′,13′及び保護層18の上面所定深さ位置には所
定のパターンニングされたコイル溝20が形成されてお
り、係るコイル溝20には、密着層上に金属層(金等)
が成膜され、これがライト部17におけるコイル15′
bとなる。
【0026】上記したように、端子とコイルは絶縁層の
孔部に形成された金属層という点で同じであり、そのた
め、リード部16に形成される端子穴やライト部17に
形成されるコイル溝を形成するためのレジスト塗布やパ
ターンニングの処理は同時に行うことができ、係る処理
を同時に行うことにより工程を簡略化することができ
る。
【0027】すなわち、図5は上記した点に着目してな
された本発明の第2実施例を示しており、まず薄膜磁気
ヘッドの製造工程に従い、図5(A)に示すように磁性
基板10の表面に絶縁層11,磁性膜12,絶縁層13
が積層形成される。なお、この図示の例でも模式的に示
している。
【0028】そして、リード部16,ライト部17の上
面に、レジスト21を塗布した後、露光現像処理によ
り、所定形状にパターンニングすることで、リード部1
6,ライト部17に塗布されたレジスト21の所定位置
に第1孔部21a,第2孔部21bを同時に形成する。
ここで、レジスト21はイメージリバーサルレジストを
使用しているので、第1孔部21a,第2孔部21bは
逆テーパ状となる(同図(B))。
【0029】そして、ウエットエッチング処理を施すこ
とにより選択エッチングされ、リード部16側では、第
1孔部21aによって露出された上方の絶縁層13の所
定箇所のみが除去されて端子穴22が形成され、またこ
れと同時に、第2孔部21bによって露出された両絶縁
層11,13の所定箇所が除去されて、コイル溝20が
形成される(同図(C))。尚、リード部側では2つの
絶縁層11,13の間に磁性膜12が存在するため、上
方の絶縁層13がエッチングされたならそれ以上はエッ
チングが進まない。従って同図(C)に示すようにエッ
チングの深さが異なり、所定の部分が露出する。
【0030】次いで、全面に金を蒸着する。すると上記
した第1実施例と同様の原理に従い、レジスト21の表
面に金属層24が成膜されるのと同時に、端子穴22及
びコイル溝20の底部表面に、上記金属層24と分離さ
れた状態で金属層24a,24bが成膜される。(同図
(D))。
【0031】そして、リフトオフを行いリード部16,
ライト部17に塗布されたレジスト21をその表面に形
成された金属層24とともに除去する。これにより端子
穴22,コイル溝20内に成膜された金属層が残り、そ
れぞれ端子24a,コイル24bが同時に形成される
(同図(E))。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る薄膜磁気ヘ
ッドにおける端子及びコイルの製造方法では、薄膜磁気
ヘッドのリード部に形成される端子を形成するために、
イメージリバーサルレジストを使用して、所定パターン
ニングを行い、逆テーパ状の孔部を形成することによっ
て、レジストの表面及び端子穴の底部表面に金属を蒸着
等によって付着させることによりレジスト表面に成膜さ
れる金属層と完全に分離した状態で端子穴の底部表面に
成膜できる。よってレジストの塗布,パターンニング等
の処理が一度だけで済むので工程が簡略化され、また、
部材の節約にもなるので、コスト安となる。
【0033】また、コイル製造方法と端子製造方法は同
じ手段を用いることができ、また、コイルを形成するラ
イト部と端子を形成するリード部とは隣合っているの
で、共通に行うことのできる工程(レジスト塗布,パタ
ーンニング,エッチング等)を同時に行うことで、1回
の製造プロセスにより端子とコイルとを同時に製造する
ことができる。その結果、上記方法よりも更に製造時間
を大幅に短縮することができる。また余分なレジストを
塗布する必要がなくなるので、部材の節約にもなり、コ
スト安となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの端子の製造方法
の一実施例を示す工程図である。
【図2】薄膜磁気ヘッドのライト部,リード部の配置を
示す略図である。
【図3】図2のA−A′矢視断面図である。
【図4】図2のB−B′矢視断面図である。
【図5】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの端子,コイルの
製造方法の一実施例を示す工程図である。
【図6】従来の薄膜磁気ヘッドの端子穴の製造方法を示
す工程図である。
【図7】従来の薄膜磁気ヘッドのコイル溝の製造方法を
示す工程図である。
【図8】従来の薄膜磁気ヘッドの端子,コイルの製造方
法を示す工程図である。
【符号の説明】
11,13 絶縁層 13a 端子穴 14 レジスト 14a 孔部 15 金属層 15a,15′a 端子 20 コイル溝 21 レジスト 21a 第1孔部 21b 第2孔部 22 端子穴 24 金属層 24a 金属層(端子) 24b 金属層(コイル)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード部側の絶縁層の表面に、イメージ
    リバーサルレジストを塗布するとともに、前記レジスト
    に対して露光現像処理により、端子穴形成位置に逆テー
    パ状の孔部を形成し、 エッチングにより前記孔部を介して露出する前記絶縁層
    を除去して端子穴を形成し、 前記レジストの表面並びに前記端子穴の底面に所定の金
    属層を成膜し、 前記レジストとともに、前記レジストの表面に成膜され
    た金属層を除去することにより、前記端子穴の底面に形
    成された金属層を端子とした薄膜磁気ヘッドにおける端
    子の製造方法。
  2. 【請求項2】 リード部及びライト部側の絶縁層の表面
    に、イメージリバーサルレジストを塗布するとともに、
    前記レジストに対して露光現像処理により、端子穴形成
    位置及びコイル溝形成位置に逆テーパ状の第1,第2孔
    部を形成し、 エッチングにより、前記第1,第2孔部を介して露出す
    る前記絶縁層を除去して、それぞれ端子穴及びコイル溝
    を形成し、 前記レジストの表面並びに端子穴及びコイル溝の底面に
    所定の金属層を成膜し、 前記レジストとともに、前記レジストの表面に成膜され
    た金属層を除去することにより前記端子穴の底面に形成
    した金属層を端子とするとともに前記コイル溝の底面に
    形成した金属層をコイルとした薄膜磁気ヘッドにおける
    端子及びコイルの製造方法。
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