JPH083205Y2 - ロータリ耕耘機 - Google Patents

ロータリ耕耘機

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JPH083205Y2
JPH083205Y2 JP1988106917U JP10691788U JPH083205Y2 JP H083205 Y2 JPH083205 Y2 JP H083205Y2 JP 1988106917 U JP1988106917 U JP 1988106917U JP 10691788 U JP10691788 U JP 10691788U JP H083205 Y2 JPH083205 Y2 JP H083205Y2
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JP
Japan
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soil
adhesion preventing
rotary
soil adhesion
preventing member
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Expired - Lifetime
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JP1988106917U
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JPH0229202U (ja
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達哉 前山
武 森本
義史 長峯
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロータリ耕耘機に関する。
(従来の技術) ロータリ耕耘機は、横軸回りに回転駆動される耕耘爪
を有するロータリ耕耘部と、このロータリ耕耘部の上方
を覆うロータリカバーとが備えられている。
このロータリ耕耘機では、耕耘作業中に土がロータリ
カバーの下面に付着し易く、カバーに土が付着成長する
と耕耘効率が低下していた。
そこで、実公昭61−2号、実開昭58−7502号等で開示
されているように、ロータリカバーの内面(下面)に、
爪の回転方向に進む側をフリー(自由端)にし反対側を
固定している弾性(可撓性)を有する板状体(土付着防
止部材)を設けることで、土の付着成長を防止した技術
が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記公報にて開示の従来技術にあっては、板状体(土
付着防止部材)が一枚物であり、その固着部分(取付け
部分)とフリー(自由端)との弾性変位が異なることか
ら、全面に亘って均一な土付着を防止することができ難
いという課題があった。
そこで本考案は、爪の回転方向において土付着防止部
材の複数枚を並設することで全面に亘っての均一な土付
着を防止できるとともに、土付着防止部材の固着部分へ
の土侵入を防止して耐久性を向上したことを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、横軸廻りに回転駆動される耕耘爪10を有す
るロータリ耕耘部6と、このロータリ耕耘部6の上方を
覆うロータリカバー11と、該ロータリカバー11の下面側
で前記爪10の回転方向進む側をフリーとして反対側を固
定手段21で装着した弾性変形可能な板状の土付着防止部
材20と、が備えられているロータリ耕耘機において、前
述の目的を達成するために次の技術的手段を講じてい
る。
前記土付着防止材20は、前記爪10の回転方向で複数枚
を並列してなり、該土付着防止部材20はいずれも爪10の
回転方向進む側をフリーとしているとともに、隣り合う
土付着防止部材20で固定手段21を下面側から覆っている
ことを特徴とするものである。
(作用) 耕耘作業時に、爪10で持上げられた土がロータリカバ
ー11に付着しようとするのは、複数枚の土付着防止部材
20によって防止される。
該土付着防止部材20は爪10の回転方向で並列されてい
るので、弾性変位(変形)は略均一となって全面に亘っ
て確実に土付着を防止する。
また、固着手段21は隣りの土付着防止部材20で下面側
から覆われていることから、土の侵入及び衝撃が少ない
ことから、簡単には離脱することはない。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照して詳述する。
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、同図におい
て1はロータリ耕耘機を示し、2はロータリ機枠で、こ
のロータリ機枠2はトップリンク3及び左右一対のロア
リンク4を介して図外のトラクタに装着されている。
ロータリ機枠2はギヤケース23と、このケース23両側
から左右に突設された一対のサポートアーム24と、各ア
ーム24外側端から下設されたチェンケース5及びサイド
プレート7等から成る。
6はロータリ耕耘部で、このチェーンケース5とサイ
ドフレーム7とに回転自在に支持された爪軸8に、多数
の耕耘爪10を設けて構成され、耕耘爪10は矢印A方向に
回転駆動される。
11はロータリカバーで、耕耘部6が上方を覆う主カバ
ー12と、この主カバー12の前方に位置する前補助カバー
12aと、主カバー12の後部に枢支連結された後部カバー1
3と、側部カバー14とを有しいる。15は後部カバー13に
連結された均平圧調整機構、16はゲージ支持枠、17はゲ
ージ輪である。
20は主カバー12に土が付着するのを防止する土付着防
止部材で、帯板状のゴム材料から成り、主カバー12の下
面に設けられている。この土付着防止部材20はその長手
方向が主カバー12の略全幅に亘って配設され、且つ、耕
耘爪10の回転方向Aの後方側の一方が複数のボルト21で
主カバー12の下面に当て板22を介して取付けられてい
る。また、この部材20の他方は自由端とされ、全体とし
て上下方向に弾性変形自在に円弧状に保持されている。
そして、この土付着防止部材20は主カバー12の前後方向
に多数設けられ且つこれらは互いに平行に配置されてい
る。また、これら土付着防止部材20は主カバー12の下面
全域とボルト21を覆うように、前記各ボルト21の前後方
向の間隔は、土付着防止部材20の前後方向の長さよりも
小さくされている。
すなわち、前記土付着防止部材20は、前記爪10の回転
方向で複数枚を並列してなり、該土付着防止部材20はい
ずれも爪10の回転方向進む側をフリーとしているととも
に、隣り合う土付着防止部材20でボルト21で示している
固定手段を下面側から覆っている。
以上において、耕耘作業時に耕耘爪10の矢印A方向へ
の回転耕耘により土付着防止部材20に付着した場合、そ
の重量により土付着防止部材20の自由端側が弾性力に抗
して下降し、付着した土は耕耘爪10にかき落される。
なお、上記実施例では、土付着防止部材20は耕耘爪10
の回転方向Aの後方側の一方が取付けられ、他方が自由
端とされているので、耕耘爪10と主カバー12との間を主
カバー12前方から後方に流れる土の流れが悪くなった
り、主カバー12と土付着防止部材20との間に土が溜った
りしない。
土がかき落された後に、土付着防止部材20は弾性力で
もとの位置に復元する。
尚、本考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、上記と反対方向に耕耘爪10の回転するロータリ耕耘
機にも前記土付着部材20を設けることができ、この場合
も、土付着防止部材20の取付側と自由端側との耕耘爪回
転方向に対する関係は上記実施例と同様とするのが好ま
しい。
(考案の効果) 本考案によれば、土付着防止部材20は各フリー端を爪
10の回転方向進む側として並列しているので、弾性変位
は略均一となって全面に亘って確実に土付着を防止す
る。
また、土付着防止部材20の固着手段21は、隣りの土付
着防止部材20で下面側から覆われていることから、土の
侵入及び衝撃が少なくなって簡単に離脱することはな
い。
(他の技術の開示) ロータリカバー11に土が付着するのを防止する装置と
して、第4図及び第5図に示すものと、第6図と第8図
に示すものとがある。
第4図及び第5図において、土付着防止部材20aは一
枚の布から成り、側断面視円弧状の主カバー12の下面を
全域に亘って覆つている。30は帯状の板バネで、土付着
防止部材20a及び板バネ30の後端部がホルト31により主
カバー12に取付けられており、土付着防止部材20aは板
バネ30により主カバー12の下面に押圧されている。ま
た、主カバー12の前端部には回動自在な左右方向のロー
ル32を有する巻取り装置33が設けられており、前記土付
着防止部材20aの前端部はロール32に巻着されている。
そして、土付着防止部材20aに付着した土を落す場
合、土付着防止部材20aを巻取る方向にロールを回転す
ると、土付着防止部材20aは板バネ30の弾性力に抗して
第4図に示す如く、耕耘爪10の近傍に位置するように真
直に張られる。そうすると、土は土付着防止部材20aに
円弧状に付着していたので、土付着防止部材20aが真直
に張られることで土付着防止部材20aから剥離する。
第6図及び第7図において、主カバー12は平面視矩形
状の鉄製の枠体34と、可とう性を有するシート部材20b
とから主構成されており、枠体34は前後一対の横フレー
ム35とこの横フレーム35を連結する複数の連結フレーム
36とからなる。シート部材20bは平面視矩形状を呈し、
その下面または上下両面がテフロン加工されている。こ
のシート部材20bの前後方向の両縁部は袋部38が設けら
れており、各袋部38に板バネ材39が左右方向に挿通され
ている。40は両袋部38に両端が挿通された板バネ材であ
る。42はシート状の保持部材で、シート部材20bに前後
方向両縁が開口する袋状に取付けられており、前記板バ
ネ材38が挿通されている。
そして、前記枠体34の連結フレーム36の前後方向両端
には、係合フック41が一体に形成されており、この係合
フック41を介して枠体34にシート部材20bが横方向から
挿通されることで、枠体34にシート部材20bが着脱自在
に係合されている。尚、後部カバー13も第8図に示すよ
うに前記主カバー12と同様に構成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1図は要部
の断面側面図、第2図はロータリ耕耘機の一部断面側面
図、第3図は同一部断面正面図、第4図は要部の断面側
面図、第5図は土付着防止部材及び板バネの底面図、第
6図は要部の断面側面図、第7図は主カバーの平面図、
第8図は後部カバーの平面図である。 6……ロータリ耕耘部、10……耕耘爪、11……ロータリ
カバー、20……土付着防止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横軸廻りに回転駆動される耕耘爪(10)を
    有するロータリ耕耘部(6)と、このロータリ耕耘部
    (6)の上方を覆うロータリカバー(11)と、該ロータ
    リカバー(11)の下面側で前記爪(10)の回転方向進む
    側をフリーとして反対側を固定手段(21)で装着した弾
    性変形可能な板状の土付着防止部材(20)と、が備えら
    れているロータリ耕耘機において、 前記土付着防止部材(20)は、前記爪(10)の回転方向
    で複数枚を並列してなり、該土付着防止部材(20)はい
    ずれも爪(10)の回転方向進む側をフリーとしていると
    ともに、隣り合う土付着防止部材(20)で固定手段(2
    1)を下面側から覆っていることを特徴とするロータリ
    耕耘機。
JP1988106917U 1988-08-11 1988-08-11 ロータリ耕耘機 Expired - Lifetime JPH083205Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988106917U JPH083205Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 ロータリ耕耘機

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JP1988106917U JPH083205Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 ロータリ耕耘機

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Publication Number Publication Date
JPH0229202U JPH0229202U (ja) 1990-02-26
JPH083205Y2 true JPH083205Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31340857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988106917U Expired - Lifetime JPH083205Y2 (ja) 1988-08-11 1988-08-11 ロータリ耕耘機

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JPH0229202U (ja) 1990-02-26

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