JPH08319810A - 動力伝達機構の潤滑装置 - Google Patents

動力伝達機構の潤滑装置

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JPH08319810A
JPH08319810A JP7126412A JP12641295A JPH08319810A JP H08319810 A JPH08319810 A JP H08319810A JP 7126412 A JP7126412 A JP 7126412A JP 12641295 A JP12641295 A JP 12641295A JP H08319810 A JPH08319810 A JP H08319810A
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lubricating oil
differential
power transmission
oil
differential case
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JP7126412A
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Kinya Yoshii
欣也 吉井
Eiji Ichioka
英二 市岡
Takeji Koide
武治 小出
Yoshihiko Sasaki
芳彦 佐々木
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/02Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
    • F16H37/06Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts
    • F16H37/08Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing
    • F16H37/0806Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings with a plurality of driving or driven shafts; with arrangements for dividing torque between two or more intermediate shafts with differential gearing with a plurality of driving or driven shafts
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械式ポンプによる強制潤滑方式を主体とし
て潤滑する場合に、大きなリザーバタンクを用いること
なく潤滑油攪拌によるエネルギーロスを防止するととも
に、低速から高速まで十分な潤滑作用が得られるように
する。 【構成】 差動装置14のピニオンシャフト52にOリ
ング70を配設して、デフケース部22aの取付穴62
との間を液密にシールし、機械式ポンプ74によって油
路80,84からデフケース部22a内に供給された潤
滑油が取付穴62から漏れ出さないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両停止時に総ての回転
が停止する動力伝達機構の潤滑装置に係り、特に、その
動力伝達機構によって駆動される機械式ポンプを利用し
た潤滑装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変速機や減速機、差動装置などの車両用
動力伝達機構においては、各種回転部材の軸受や噛合部
分が焼き付いたり早期に摩耗したりすることを防止する
ために潤滑油を供給する必要があり、そのために種々の
潤滑装置が提案されている。例えば、動力伝達機構の回
転に伴って軸受等の潤滑必要部位が潤滑油に浸漬される
ようにする油浴方式や、ポンプにより潤滑油を吸引して
潤滑必要部位へ圧送する強制潤滑方式が広く知られてお
り、強制潤滑方式には更に、動力伝達機構の一部によっ
てポンプを駆動する機械式と、電動ポンプを用いた電動
式とがある。
【0003】ここで、上記油浴方式の場合は、潤滑油を
攪拌して飛散させるため特に高速走行時のエネルギーロ
スが大きく、例えば電気自動車の場合には1充電当たり
の走行距離が低下してしまう一方、潤滑油が過熱して早
期に劣化したり泡が発生してオイル漏れが生じ易くなっ
たりする問題がある。機械式の強制潤滑方式は、上記油
浴方式に比べてエネルギーロスが少ないが、電気自動車
のように車両停止時に動力伝達機構の総ての部材の回転
が停止する場合には、それに伴ってポンプの作動も停止
して潤滑油が供給されなくなるため、車両発進時に十分
な潤滑油量を確保することが困難である。すなわち、車
両の発進時には動力伝達機構も回転し、ポンプから潤滑
油が圧送されるようになるが、実際に潤滑油が動力伝達
機構に達するまでには時間遅れがあるとともに、発進当
初の回転速度は遅くてポンプの吐出量は少ない一方、発
進時には一般に比較的大きなトルクを伝達するため動力
伝達機構の軸受や噛合部分に大きな負荷が作用し、十分
な潤滑を行うためには多量の潤滑油を必要とするのであ
る。また、発進時にタイヤがスリップすると、差動装置
の歯車は高負荷で高速回転することになり、その場合に
も多量の潤滑油が必要である。電動式の強制潤滑方式
は、動力伝達機構の回転数とは無関係に潤滑油を供給で
きるため、車両停止時に動力伝達機構の総ての部材の回
転が停止する電気自動車にも好適に採用されるが、ポン
プ駆動用の電動モータが必要な分だけ機械式に比べて寿
命が短く、部品交換や点検が必要で管理が面倒である。
また、車両発進時に十分な潤滑作用を得ようとすると、
運転者が何時アクセルを踏み込むか予測できないため車
両停止中も電動モータを作動させて潤滑油を動力伝達機
構へ圧送し続けなければならず、その消費電力は機械式
ポンプの駆動に伴うエネルギーロスより一般に大きくな
る。
【0004】これに対し、未だ未公開の技術ではある
が、特願平6−190253号に記載のように、低速回
転域では油浴方式で潤滑するとともに高速回転域では機
械式ポンプを用いて強制潤滑方式で潤滑する一方、高速
回転域において機械式ポンプで汲み上げた余分な潤滑油
をリザーバタンク内に蓄積することにより、オイルレベ
ルを低下させて高速回転域での潤滑油攪拌によるエネル
ギーロスを防止することが考えられる。例えば、図5に
記載の電気自動車用の動力伝達機構100は、一中心線
Oと同心に配設された遊星歯車式の減速装置102およ
び傘歯車式の差動装置104を含んで構成されており、
図の左側に一中心線Oと同心に配設される図示しない電
動モータのモータ軸106の回転は、減速装置102に
よって減速されたのち差動装置104を介して一対の出
力部材108,110へ伝達され、更に左右の駆動輪へ
伝えられる。減速装置102のキャリア112は、差動
装置104のデフケースの一部を兼ねており、そのデフ
ケース部112aの外周部にはポンプ駆動用の駆動歯車
114が配設され、ドリブンギヤ116を介して機械式
ポンプ(この例ではトロコイドポンプ)118が回転駆
動されるようになっている。
【0005】上記機械式ポンプ118によりオイル溜部
120から汲み上げられた潤滑油は、ハウジング122
に設けられた油路124、デフカバー126に設けられ
た油路128、出力部材110に設けられた径方向の油
路130,軸方向の油路132を経てデフケース部11
2aの内部に供給され、差動装置104の歯車の軸受部
分や噛合部分を潤滑する。油路132から流出する潤滑
油の一部は更に、出力部材108に設けられた油路13
4、モータ軸106との間の環状通路136を経てモー
タ側へ送られ、モータ軸106や出力部材108の軸受
などを潤滑するとともにモータの冷却に利用された後オ
イル溜部120まで戻される。また、前記デフカバー1
26の油路128まで導かれた潤滑油の一部は、同じく
デフカバー126に設けられた油路138、キャリア1
12のデフケース部112aに設けられた油路140を
経て、キャリア112に固設されたピニオンシャフト1
42へ供給され、そのピニオンシャフト142に配設さ
れたステップドピニオンギヤ144の軸受部分を潤滑す
る。キャリア112にはピニオンシャフト142が複数
(この例では3本)設けられており、上記油路138,
140はそのピニオンシャフト142に対応して複数設
けられている。
【0006】また、上記ハウジング122には、その上
部側にリザーバタンク146が設けられ、前記油路12
4から余分な潤滑油が流入させられるようになってい
る。ハウジング122内には、車両停止状態において一
中心線Oの近傍の高さまで達するように潤滑油が充填さ
れ、車両発進時や低速走行時には主に油浴方式によって
十分な潤滑が行われる一方、中高速走行時には機械式ポ
ンプ118から十分な量の潤滑油が各部の潤滑必要部
位、すなわち差動装置104内の歯車の軸受部分や減速
装置102のステップドピニオンギヤ144の軸受部分
などに送られることにより、強制潤滑方式により十分な
潤滑が行われる。その場合に、車速が高くなって機械式
ポンプ118の吐出量が潤滑必要量を越えると、その余
分な潤滑油がリザーバタンク146内へ流入させられ、
ハウジング122内のオイルレベルが減速装置102や
差動装置104の最下端部よりも更に低くなる。これに
より、車両発進時や低速走行時には油浴方式によって十
分な潤滑作用が得られるとともに、高速走行時には潤滑
油攪拌によるエネルギーロスが確実に防止される。リザ
ーバタンク146内の潤滑油は、例えば重力などに従っ
て徐々に潤滑必要部位へ流出させることにより、比較的
短い一時停止時などの潤滑に利用できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな潤滑装置においても、多量の潤滑油をリザーバタン
ク内へ流入させるには時間がかかるため、低速から高速
まで比較的速やかに車速が上昇する場合など、ハウジン
グ内のオイルレベルの低下に時間遅れが生じ、過渡的に
潤滑油攪拌によるエネルギーロスを生じることが避けら
れない。また、このようにリザーバタンクを設けると、
その分だけコストが高くなるとともに、リザーバタンク
を含むハウジングが大きくなって車両への搭載性が悪く
なる。車両発進時に十分な潤滑作用を得るためには多量
の潤滑油が必要であるため、高速走行時の潤滑油攪拌に
よるエネルギーロスを確実に防止するためには、多量の
潤滑油を収容できる大容量のリザーバタンクが必要で、
上記のような問題が生じるのである。
【0008】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、機械式ポンプによる
強制潤滑方式を主体として潤滑する場合に、大きなリザ
ーバタンクを用いることなく潤滑油攪拌によるエネルギ
ーロスを防止するとともに、低速から高速まで十分な潤
滑作用が得られるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、(a)車両停止時に総ての回転が停止
する動力伝達機構と、(b)その動力伝達機構により駆
動されて所定のオイル溜部から潤滑油を吸引する機械式
ポンプとを備え、その機械式ポンプによって吸引した潤
滑油を前記動力伝達機構の潤滑必要部位へ圧送する潤滑
装置において、(c)前記潤滑必要部位を内部に収容す
るとともに前記機械式ポンプから圧送された潤滑油を保
持する潤滑油保持機構を有することを特徴とする。
【0010】
【作用および発明の効果】このような潤滑装置において
は、潤滑必要部位を内部に収容するように潤滑油保持機
構が設けられ、機械式ポンプから圧送された潤滑油を保
持するようになっているため、高速走行時に機械式ポン
プから圧送される潤滑油によって十分な潤滑作用が得ら
れることは勿論、長時間放置した後の車両発進時や低速
走行時にも潤滑油保持機構内に保持された潤滑油によっ
て十分な潤滑作用が得られる。また、潤滑必要部位を内
部に収容して潤滑するようにしているため、潤滑油を無
用に攪拌することがなく、潤滑油攪拌によるエネルギー
ロスが防止される。
【0011】このように、本発明によれば、油浴方式を
併用することなく低速から高速まで十分な潤滑作用が得
られるようになるため、潤滑油攪拌によるエネルギーロ
スが完全に解消し、リザーバタンクを用いて余分な潤滑
油を収容する場合のように過渡的に潤滑油攪拌によるエ
ネルギーロスを生じることがない。また、リザーバタン
クが不要であることから、車両への搭載性が損なわれる
ことがないとともに、装置が簡単且つ安価に構成され得
る。
【0012】以上が本発明特有の作用効果であるが、本
発明は例えば傘歯車式の差動装置を潤滑する場合に好適
に採用され、差動装置の各歯車を収容しているデフケー
スを、内部の潤滑油が重力で流出することのないように
密閉すれば良い。具体的には、回転中心と交差するよう
にデフケースに一体的に設けられて駆動側傘歯車を回転
可能に支持する複数のピニオンシャフトとデフケースと
の間をシール部材によって液密にシールするのである。
差動装置は、差動時以外はデフケース内の歯車がデフケ
ースと一体的に回転するだけであるため、デフケース内
に潤滑油を充填しても攪拌されることはなく、無用な攪
拌による発熱やエネルギーロスを生じることがない。な
お、図5に示す動力伝達機構100は、駆動側傘歯車1
50を回転可能に支持しているピニオンシャフト152
とデフケース部112aの取付穴156との間に隙間が
あるが、車両発進時などに油浴方式で差動装置104を
潤滑しているため、ハウジング122内の潤滑油がデフ
ケース部112a内に充填されるとともに上記隙間から
の潤滑油の流出が防止される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1の電気自動車用動力伝達機構10
は、基本的には前記図5の動力伝達機構100と同じ
で、一中心線Oと同心に配設された遊星歯車式の減速装
置12および傘歯車式の差動装置14を含んで構成され
ており、図の左側に一中心線Oと同心に配設される図示
しない電動モータのモータ軸16の回転は、減速装置1
2によって減速されたのち差動装置14を介して一対の
出力部材18,20へ伝達され、更に左右の駆動輪へ伝
えられる。この動力伝達機構10は電動モータのモータ
軸16に直結されており、車両の走行時には電動モータ
によって回転させられるが、車両停止時に電動モータの
回転が停止すると、動力伝達機構10も総ての構成要素
の回転が停止する。
【0014】上記減速装置12は、一中心線Oまわりの
回転可能に配設されたキャリア22と、大径ピニオンギ
ヤ24および小径ピニオンギヤ26を軸方向に一体に備
え、ピニオンシャフト28を介して一中心線Oと略平行
な軸心まわりの回転自在にキャリア22に等角度間隔で
配設された複数、この実施例では3個のステップドピニ
オンギヤ30と、前記モータ軸16にスプライン嵌合さ
れて一中心線Oまわりに一体的に回転させられるととも
に上記大径ピニオンギヤ24と噛み合わされたサンギヤ
32と、ハウジング34に固定されるとともに上記小径
ピニオンギヤ26と噛み合わされたリングギヤ36とを
備えており、サンギヤ32がモータ軸16によって回転
駆動されることにより、リングギヤ36を反力要素とし
てキャリア22が所定の変速比で減速回転させられる。
【0015】上記キャリア22は、小径ピニオンギヤ2
6側にデフケース部22aを一体に備えており、デフケ
ース部22a側の開口部にデフカバー40が複数のボル
ト41によって一体的に固設されることにより、差動装
置14のデフケースが構成されるとともに、キャリア2
2とデフカバー40とが一体化された状態において、両
端部が一対のベアリング42,44を介してハウジング
34により一中心線Oまわりの回転可能且つ軸方向の移
動不能に支持されている。一方のベアリング42は、ハ
ウジング34に一体的に固設されるギヤカバー46によ
って支持されるようになっている。また、複数のステッ
プドピニオンギヤ30は、それぞれ一対のニードルベア
リング48を介してピニオンシャフト28に回転可能に
配設されているとともに、軸方向両端にそれぞれ配設さ
れた2枚組のワッシャ50を介してキャリア22により
軸方向位置が規定されるようになっている。
【0016】一方、前記差動装置14は、前記ステップ
ドピニオンギヤ30の小径ピニオンギヤ26側、すなわ
ち図1における右側において減速装置12に近接して配
設されており、図2の拡大図から明らかなように、ピニ
オンシャフト52を介して前記一中心線Oと略直交する
軸心まわりの回転自在に前記デフケース部22a内に等
角度間隔で配設された複数、この実施例では3個の駆動
側傘歯車54と、前記一対の出力部材18,20に相対
回転不能にスプライン嵌合されるとともに、それぞれ3
個の駆動側傘歯車54と噛み合わされた一対の従動側傘
歯車56とを備えている。従動側傘歯車56の歯数は3
の整数倍で、一中心線Oまわりに等角度間隔で配設され
た3個の駆動側傘歯車54に対して容易に噛み合わすこ
とができるようになっている。また、一対の出力部材1
8,20は一中心線Oと同心に配設されており、出力部
材18は円筒形状のモータ軸16内を相対回転可能に挿
通させられて電動モータの反対側に達している一方、出
力部材20はデフカバー40を挿通させられてハウジン
グ34の外部に突き出している。なお、上記駆動側傘歯
車54および前記ステップドピニオンギヤ30は、何れ
もピニオンシャフト52,28を介してキャリア22に
配設されているが、それ等の配設位置は、一中心線Oま
わりにおいて略等角度間隔(60°間隔)で互い違いと
なるように定められている。
【0017】上記駆動側傘歯車54とデフケース部22
aとの間には、球面状に湾曲したワッシャ58が配設さ
れているとともに、従動側傘歯車56とデフケース部2
2a,デフカバー40との間にはそれぞれリング状のワ
ッシャ60が配設されている。また、前記ピニオンシャ
フト52は、図3に示すように大径の本体部52aおよ
び小径の先端部52bから成る段付の円柱形状を成して
おり、本体部52aがデフケース部22aに設けられた
取付穴62内に嵌合されるとともに、小径部52bが円
筒形状のホルダ64に設けられた位置決め穴66内に挿
入されることにより、軸方向の取付深さが規定される一
方、本体部52aの端部には切欠52cが設けられ、デ
フケース部22aの外周部に一体的に配設されるポンプ
駆動用の駆動歯車68と係合させられることにより、そ
のピニオンシャフト52の軸心まわりの取付位置が規定
される。図3の(a)は(b)の左側面図で、(c)は
(b)の右側面図である。なお、ホルダ64は、3本の
ピニオンシャフト52の先端部52bと係合させられる
ことにより、一中心線Oと同心に位置決めされる。
【0018】上記ピニオンシャフト52の本体部52a
には環状溝52dが設けられ、その環状溝52d内にシ
ール部材としてOリング70が配設されることにより、
本体部52aとデフケース部22aの取付穴62との間
が液密にシールされるようになっている。前記モータ軸
16の先端部にもシールリング72が配設され、デフケ
ース部22aとの間が液密にシールされるようになって
いる。デフカバー40はデフケース部22aの開口部に
密着する状態で前記ボルト41によって固設されてお
り、上記のようにOリング70,シールリング72によ
ってシールされることにより、デフケース部22a内の
潤滑油が外部へ流出することが規制される。本実施例で
は、デフケース部22a,デフカバー40,Oリング7
0,シールリング72によって潤滑油保持機構が構成さ
れており、それ等の内部に収容されている傘歯車54,
56の軸受部分や噛合部分が潤滑必要部位に相当する。
なお、ピニオンシャフト52の本体部52aのうち、デ
フケース部22a内に突き出して駆動側傘歯車54を支
持する部分には、一対の平面取り52eが設けられ、本
体部52aと駆動側傘歯車54との摺接部に潤滑油が容
易に侵入できるようになっている。
【0019】ハウジング34の下端部には機械式ポンプ
(この例ではトロコイドポンプ)74が設けられてお
り、前記駆動歯車68によりドリブンギヤ76を介して
回転駆動されるようになっている。機械式ポンプ74に
よりオイル溜部78から汲み上げられた潤滑油は、ハウ
ジング34に設けられた油路80、デフカバー40に設
けられた環状溝82,軸方向の油路84から、右側の従
動側傘歯車56と出力部材20,デフカバー40との間
を通ってデフケース部22a内に供給される。デフケー
ス部22a内に潤滑油が充填されると、その油圧によっ
て左側の従動側傘歯車56と出力部材18,デフケース
部22aとの間から、出力部材18とモータ軸16との
間の環状通路86を経てモータ側へ送られ、モータ軸1
6や出力部材18の軸受などを潤滑するとともにモータ
の冷却に利用された後オイル溜部78まで戻される。ま
た、デフカバー40の油路84から流出した潤滑油の一
部は、図2に示すようにデフカバー40に形成された切
欠溝88,油路90,92、キャリア22のデフケース
部22aに設けられた油路94を経て減速装置12のピ
ニオンシャフト28へ供給され、ステップドピニオンギ
ヤ30の軸受部分を潤滑する。上記油路84,90,9
2,94、切欠溝88は、ピニオンシャフト28に対応
して一中心線Oまわりに複数(この例では3箇所)設け
られている。
【0020】以上のような動力伝達機構10の潤滑装置
においては、Oリング70,シールリング72によって
デフケース部22aが略密閉されているため、機械式ポ
ンプ74から圧送された潤滑油の流出が制限され、デフ
ケース部22aの内部に長時間に亘って保持される。モ
ータ側の環状通路86や、デフカバー40と出力部材2
0との摺接部、油路84,90から潤滑油が流出する可
能性があるが、環状通路86内には潤滑油が満たされて
いるとともに流路が長いため、その環状通路86を通っ
て流出する潤滑油量は極めて少ない。デフカバー40と
出力部材20との摺接部についても、その通路は非常に
狭いとともに、外側に設けられたオイルシール95(図
1参照)によって潤滑油が保持されるため、流出する潤
滑油量は極めて少ない。また、油路84,90について
も、その内部に潤滑油が満たされているため、その油路
84,90からの潤滑油の流出油量も極めて少ないので
ある。
【0021】このようにデフケース部22a内に潤滑油
が長時間に亘って保持されるため、そのデフケース部2
2a内に収容されている差動装置14の傘歯車54,5
6の軸受部分や噛合部分の潤滑が、高速走行時には機械
式ポンプ74から圧送される潤滑油によって十分に行わ
れることは勿論、長時間放置した後の車両発進時や低速
走行時にもデフケース部22a内に保持された潤滑油に
よって十分に行われる。また、潤滑必要部位を内部に収
容して潤滑するようにしているため、潤滑油を無用に攪
拌することがなく、潤滑油攪拌によるエネルギーロスが
防止される。特に、差動装置14は、差動時以外は上記
傘歯車54,56がデフケース部22aと一体的に回転
するだけであるため、デフケース部22a内の潤滑油が
攪拌されることはなく、無用な攪拌による発熱やエネル
ギーロスを生じることがない。
【0022】すなわち、本実施例では油浴方式を併用す
ることなく低速から高速まで十分な潤滑作用が得られる
のであり、潤滑油攪拌によるエネルギーロスが完全に解
消し、図5の動力伝達機構100のようにリザーバタン
ク146を用いて余分な潤滑油を収容する場合のように
過渡的に潤滑油攪拌によるエネルギーロスを生じること
がない。また、リザーバタンク146が不要であること
から、車両への搭載性が損なわれることがないととも
に、Oリング70,シールリング72を設けてシールす
るだけで良いため、装置が簡単且つ安価に構成される。
【0023】なお、減速装置12のステップドピニオン
ギヤ30は潤滑油の保持機構を備えていないが、このス
テップドピニオンギヤ30はニードルベアリング48を
介して回転可能に支持されているため、傘歯車54,5
6を滑り軸受で保持している差動装置14程多量の潤滑
油を必要とせず、車両発進時や低速走行時等に潤滑油の
供給が多少遅れても焼付きや早期摩耗等の問題を生じる
ことはない。ステップドピニオンギヤ30の軸方向両端
部にはワッシャ50が配設されているが、必要に応じて
スラストベアリングなどを設けることも可能である。
【0024】一方、このようにデフケース部22aが密
閉されると、そのデフケース部22aをそのまま潤滑油
路として利用でき、本実施例では右側の従動側傘歯車5
6と出力部材20,デフカバー40との間を通ってデフ
ケース部22a内に潤滑油が供給されるとともに、デフ
ケース部22a内に潤滑油が充填されると、その油圧に
よって左側の従動側傘歯車56と出力部材18,デフケ
ース部22aとの間から、出力部材18とモータ軸16
との間の環状通路86を経てモータ側へ送られるように
なっている。このため、前記図5のように出力部材10
8,110の軸心に油路134,132を設ける必要が
なく、それ等の強度低下が防止されるとともに同じ強度
であれば径寸法を小さくできる。
【0025】このような出力部材108,110の強度
に関する効果は、動力伝達機構10のように車両停止時
に総ての構成要素の回転が停止する場合や、その動力伝
達機構10によって回転駆動される機械式ポンプ74で
潤滑油を圧送する場合に限られるものではない。また、
前記差動装置14の潤滑については、電動ポンプを用い
て潤滑油を圧送する場合でも、デフケース部22a内に
潤滑油が保持されることから車両停止時には電動ポンプ
を停止させれば良く、その制御が容易になるとともに消
費電力を節減できる。
【0026】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明は他の態様で実施することも
できる。
【0027】例えば、前記実施例ではOリング70によ
ってピニオンシャフト52とデフケース部22aの取付
穴62との間を液密にシールしていたが、図4に示すピ
ニオンシャフト96のように、FIPG(Formed in Pl
ace Gasket) などの液状ガスケット98を用いてシール
することもできるなど、他の種々のシール部材を用いる
ことが可能である。ピニオンシャフト96は、Oリング
を装着するための環状溝を備えていないが、本体部96
a,先端部96b,切欠96c,一対の平面取り96e
を有する点はピニオンシャフト52と同じである。ま
た、取付穴62の開口部は、液状ガスケット98を充填
するためにテーパ状に拡径されている。この場合は液状
ガスケット98を含んで潤滑油保持機構が構成される。
なお、図5に示すようにピン154によって位置決め固
定されたピニオンシャフト152についても、Oリング
や液状ガスケットなどのシール部材を用いて液密にシー
ルすることにより本発明を適用することが可能で、リザ
ーバタンク146を省略できる。シール部材を用いるこ
となく、ピニオンシャフトとデフケースの取付穴との間
の隙間を小さく管理することによってシールすることも
可能である。
【0028】また、前記実施例ではデフケース部22a
とモータ軸16との間もシールリング72によってシー
ルされているが、このシール部分の位置は比較的高いた
め、シールが無くてもデフケース部22a内の潤滑油が
完全に漏れ出してしまうことはなく、少なくともピニオ
ンシャフト52とデフケース部22aとの間を液密にシ
ールすれば本発明の効果が得られる。
【0029】また、前記実施例では傘歯車式の差動装置
14に本発明が適用された場合について説明したが、他
の差動装置や動力伝達機構にも本発明は同様に適用され
得る。
【0030】また、前記実施例の減速装置12のステッ
プドピニオンギヤ30および差動装置14の駆動側傘歯
車54の配設個数はそれぞれ3個ずつであったが、それ
等の配設個数は適宜変更できる。
【0031】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である潤滑装置を備えた電気
自動車用動力伝達機構の断面図である。
【図2】図1の動力伝達機構における差動装置部分の拡
大図である。
【図3】図2の差動装置において駆動側傘歯車を保持し
ているピニオンシャフトを示す図である。
【図4】図1の動力伝達機構における差動装置のピニオ
ンシャフトとデフケース部との間を液密にシールする別
の態様を示す図で、図2に対応する図である。
【図5】本発明の背景技術である電気自動車用動力伝達
機構の潤滑装置を示す断面図である。
【符号の説明】
10:動力伝達機構 14:差動装置 22a:デフケース部(潤滑油保持機構) 40:デフカバー(潤滑油保持機構) 54:駆動側傘歯車(潤滑必要部位) 56:従動側傘歯車(潤滑必要部位) 70:Oリング(潤滑油保持機構) 72:シールリング(潤滑油保持機構) 74:機械式ポンプ 78:オイル溜部 98:液状ガスケット(潤滑油保持機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 武治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 佐々木 芳彦 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エイ・ダブリュ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両停止時に総ての回転が停止する動力
    伝達機構と、該動力伝達機構により駆動されて所定のオ
    イル溜部から潤滑油を吸引する機械式ポンプとを備え、
    該機械式ポンプによって吸引した潤滑油を前記動力伝達
    機構の潤滑必要部位へ圧送する潤滑装置において、 前記潤滑必要部位を内部に収容するとともに前記機械式
    ポンプから圧送された潤滑油を保持する潤滑油保持機構
    を有することを特徴とする動力伝達機構の潤滑装置。
JP7126412A 1995-03-06 1995-05-25 動力伝達機構の潤滑装置 Pending JPH08319810A (ja)

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