JPH08317284A - 画像出力装置およびデータ合成方法 - Google Patents
画像出力装置およびデータ合成方法Info
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- JPH08317284A JPH08317284A JP7123288A JP12328895A JPH08317284A JP H08317284 A JPH08317284 A JP H08317284A JP 7123288 A JP7123288 A JP 7123288A JP 12328895 A JP12328895 A JP 12328895A JP H08317284 A JPH08317284 A JP H08317284A
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- JP
- Japan
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- component data
- memory
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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- Studio Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 CPU12は、部品メモリ16に蓄積した部
品データを合成パラメータメモリ18に蓄積された合成
パラメータに従って処理し、これをワークメモリ20に
一旦保持する。CPU12はその後、合成パラメータに
従って優先順位第1位の部品データを1−α(α:その
部品データの透過率)と合成荷重Wとの乗算結果に従っ
て表示メモリ26aまたは26bに足し込む。その後、
合成荷重Wを1−αだけ減算する。そして、優先順位第
2位の部品データを、減算された合成荷重Wと1−αと
の乗算結果に従って表示メモリ26aまたは26bに足
し込む。これによって作成された画像データが、D/A
変換器28を介してモニタに与えられ、所望の画像がモ
ニタから出力される。 【効果】 合成パラメータに従って処理された部品デー
タが表示メモリに足し込まれるため、少ないデータ量で
所望の画像をモニタに表示することができる。
品データを合成パラメータメモリ18に蓄積された合成
パラメータに従って処理し、これをワークメモリ20に
一旦保持する。CPU12はその後、合成パラメータに
従って優先順位第1位の部品データを1−α(α:その
部品データの透過率)と合成荷重Wとの乗算結果に従っ
て表示メモリ26aまたは26bに足し込む。その後、
合成荷重Wを1−αだけ減算する。そして、優先順位第
2位の部品データを、減算された合成荷重Wと1−αと
の乗算結果に従って表示メモリ26aまたは26bに足
し込む。これによって作成された画像データが、D/A
変換器28を介してモニタに与えられ、所望の画像がモ
ニタから出力される。 【効果】 合成パラメータに従って処理された部品デー
タが表示メモリに足し込まれるため、少ないデータ量で
所望の画像をモニタに表示することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像出力装置およびデ
ータ合成方法に関し、特にたとえばパーソナルコンピュ
ータに適用され、複数の部品データを合成した画像デー
タをモニタやプリンタから出力する画像出力装置、およ
び複数の部品データを合成するデータ合成方法に関す
る。
ータ合成方法に関し、特にたとえばパーソナルコンピュ
ータに適用され、複数の部品データを合成した画像デー
タをモニタやプリンタから出力する画像出力装置、およ
び複数の部品データを合成するデータ合成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータを用いて図4に
示すように遠くに飛び去る飛行機の一連のシーンを表示
する場合、従来は、時刻T0から時刻T10の間の飛行
機および背景の画像をフレーム毎に予め作成してメモリ
しておき、それぞれを1フレーム毎に順次出力する必要
があった。
示すように遠くに飛び去る飛行機の一連のシーンを表示
する場合、従来は、時刻T0から時刻T10の間の飛行
機および背景の画像をフレーム毎に予め作成してメモリ
しておき、それぞれを1フレーム毎に順次出力する必要
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、各フレーム毎の飛行機画像および背景画像
をメモリしなければならないので、データ量が膨大にな
るという問題点があった。それゆえに、この発明の主た
る目的は、少ないデータ量で所望の画像を出力すること
ができる、画像出力装置を提供することである。
来技術では、各フレーム毎の飛行機画像および背景画像
をメモリしなければならないので、データ量が膨大にな
るという問題点があった。それゆえに、この発明の主た
る目的は、少ないデータ量で所望の画像を出力すること
ができる、画像出力装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の部
品データを合成した画像データを出力する画像出力装置
において、複数の部品データを保持した第1メモリ手
段、複数の部品データのそれぞれに対応する合成パラメ
ータを保持した第2メモリ手段、合成パラメータに従っ
て複数の部品データを処理するデータ処理手段、および
処理された複数の部品データを合成するデータ合成手段
を備えることを特徴とする、画像出力装置である。
品データを合成した画像データを出力する画像出力装置
において、複数の部品データを保持した第1メモリ手
段、複数の部品データのそれぞれに対応する合成パラメ
ータを保持した第2メモリ手段、合成パラメータに従っ
て複数の部品データを処理するデータ処理手段、および
処理された複数の部品データを合成するデータ合成手段
を備えることを特徴とする、画像出力装置である。
【0005】第2の発明は、透過率αおよび足し込みの
優先順位を含む合成パラメータと合成荷重Wとに従って
複数の部品データをメモリに足し込むデータ合成方法で
あって、(a) 初期値として合成荷重Wを1に設定し、
(b) 1−αと合成荷重Wとの乗算結果に従ってその透過
率αに対応する部品データをメモリに足し込み、そして
(c) 荷重Wを1−αだけ減算する、データ合成方法であ
る。
優先順位を含む合成パラメータと合成荷重Wとに従って
複数の部品データをメモリに足し込むデータ合成方法で
あって、(a) 初期値として合成荷重Wを1に設定し、
(b) 1−αと合成荷重Wとの乗算結果に従ってその透過
率αに対応する部品データをメモリに足し込み、そして
(c) 荷重Wを1−αだけ減算する、データ合成方法であ
る。
【0006】
【作用】たとえばCPUは、部品メモリから読み出した
部品データを合成パラメータメモリから読み出した合成
パラメータに従って処理し、処理した部品データを表示
メモリに足し込む。これによって、たとえばモニタから
出力すべき画像データを得る。CPUは、以下に説明す
る方法で部品データを表示メモリに足し込む。すなわ
ち、まず、初期値として合成荷重Wを1に設定し、優先
順位第1位の部品データを1−α(α:その部品データ
の透過率)と合成荷重Wとの乗算結果に従って表示メモ
リに足し込む。その後、合成荷重Wを1−αだけ減算す
る。そして、優先順位第2位の部品データを、減算され
た合成荷重Wと1−αとの乗算結果に従って表示メモリ
に足し込む。
部品データを合成パラメータメモリから読み出した合成
パラメータに従って処理し、処理した部品データを表示
メモリに足し込む。これによって、たとえばモニタから
出力すべき画像データを得る。CPUは、以下に説明す
る方法で部品データを表示メモリに足し込む。すなわ
ち、まず、初期値として合成荷重Wを1に設定し、優先
順位第1位の部品データを1−α(α:その部品データ
の透過率)と合成荷重Wとの乗算結果に従って表示メモ
リに足し込む。その後、合成荷重Wを1−αだけ減算す
る。そして、優先順位第2位の部品データを、減算され
た合成荷重Wと1−αとの乗算結果に従って表示メモリ
に足し込む。
【0007】
【発明の効果】第1の発明によれば、合成パラメータに
従って複数の部品データが合成されるため、各フレーム
毎の画像データを作成する必要がなく、少ないデータ量
で所望の画像を出力することができる。第2の発明によ
れば、複数の部品データが透過率αおよび足し込みの優
先順位に従ってメモリに足し込まれるため、少ないデー
タ量で所望の画像データを作成することができる。
従って複数の部品データが合成されるため、各フレーム
毎の画像データを作成する必要がなく、少ないデータ量
で所望の画像を出力することができる。第2の発明によ
れば、複数の部品データが透過率αおよび足し込みの優
先順位に従ってメモリに足し込まれるため、少ないデー
タ量で所望の画像データを作成することができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例のパーソナルコ
ンピュータ10は、CPU12を含む。CPU12は、
バス14を介して部品メモリ16,合成パラメータメモ
リ18,ワークメモリ20,記録媒体22,合成荷重マ
ップ24および表示メモリ(フレームメモリ)26aお
よび26bと接続される。また、表示メモリ26aおよ
び26bは表示切換スイッチSW1を介してD/A変換
器28と接続され、さらにD/A変換器28がモニタ
(図示せず)と接続される。なお、モニタのX軸座標お
よびY軸座標と表示メモリ26aおよび26bのX軸ア
ドレスおよびY軸アドレスとは互いに一致する。記録媒
体22にはモニタから出力すべき複数の部品データとそ
れぞれの部品データに対応する合成パラメータとが蓄積
される。これらの部品データおよび合成パラメータは、
それぞれ部品メモリ16および合成パラメータメモリ1
8に書き込まれ、合成パラメータに従って処理された部
品データはワークメモリ20に書き込まれる。一方、合
成荷重マップ24はCPU12が画素透過処理をする際
に用いるもので、表示用メモリ26aおよび26bと同
じアドレスを持ち、表示用メモリ26aおよび26bに
部品データを足し込むときの各アドレスの合成荷重W
(x,y)を保持している。ワークメモリ20に書き込
まれた部品データは、この合成荷重マップ24に従って
表示メモリ26aまたは26bに足し込まれ、画像デー
タが作成される。そして、表示切換スイッチSW1に従
って表示メモリ26aおよび26bのいずれか一方から
画像データが読み出され、これがD/A変換器28を介
してモニタから出力される。
ンピュータ10は、CPU12を含む。CPU12は、
バス14を介して部品メモリ16,合成パラメータメモ
リ18,ワークメモリ20,記録媒体22,合成荷重マ
ップ24および表示メモリ(フレームメモリ)26aお
よび26bと接続される。また、表示メモリ26aおよ
び26bは表示切換スイッチSW1を介してD/A変換
器28と接続され、さらにD/A変換器28がモニタ
(図示せず)と接続される。なお、モニタのX軸座標お
よびY軸座標と表示メモリ26aおよび26bのX軸ア
ドレスおよびY軸アドレスとは互いに一致する。記録媒
体22にはモニタから出力すべき複数の部品データとそ
れぞれの部品データに対応する合成パラメータとが蓄積
される。これらの部品データおよび合成パラメータは、
それぞれ部品メモリ16および合成パラメータメモリ1
8に書き込まれ、合成パラメータに従って処理された部
品データはワークメモリ20に書き込まれる。一方、合
成荷重マップ24はCPU12が画素透過処理をする際
に用いるもので、表示用メモリ26aおよび26bと同
じアドレスを持ち、表示用メモリ26aおよび26bに
部品データを足し込むときの各アドレスの合成荷重W
(x,y)を保持している。ワークメモリ20に書き込
まれた部品データは、この合成荷重マップ24に従って
表示メモリ26aまたは26bに足し込まれ、画像デー
タが作成される。そして、表示切換スイッチSW1に従
って表示メモリ26aおよび26bのいずれか一方から
画像データが読み出され、これがD/A変換器28を介
してモニタから出力される。
【0010】CPU12は図2に示すアルゴリズムに従
って部品データを処理する。すなわち、まずステップS
1において、記録媒体22に蓄積された部品データおよ
び合成パラメータを部品メモリ16および合成パラメー
タメモリ18へ転送する。また、時刻Tを初期化すると
ともに、表示切換スイッチSW1を表示メモリ26aに
セットする。次に、ステップS3において時刻Tにおけ
る各部品データの優先順位Pを決定し、続いてステップ
S5において合成荷重マップ24の合成荷重W(x,
y)を全て“1”に設定する。その後、ステップS7〜
S11において、優先順位Pに従って部品データを表示
メモリ26aまたは26bに足し込む。すなわち、ま
ず、ステップS7において時刻Tにおける部品データの
合成パラメータ(表示座標(X,Y),拡大率Sおよび
透過率α)を決定する。なお、部品データの横および縦
のサイズはNx およびNy であり、その左上が表示座標
(X,Y)となる。続いて、ステップS9において部品
メモリ16からその部品データを読み出し、拡大率Sに
従って拡大処理した後、その結果をワークメモリ20に
保持する。これによって、拡大後の部品データのサイズ
は、Nx =S×Nx およびNy =S×Ny となる。
って部品データを処理する。すなわち、まずステップS
1において、記録媒体22に蓄積された部品データおよ
び合成パラメータを部品メモリ16および合成パラメー
タメモリ18へ転送する。また、時刻Tを初期化すると
ともに、表示切換スイッチSW1を表示メモリ26aに
セットする。次に、ステップS3において時刻Tにおけ
る各部品データの優先順位Pを決定し、続いてステップ
S5において合成荷重マップ24の合成荷重W(x,
y)を全て“1”に設定する。その後、ステップS7〜
S11において、優先順位Pに従って部品データを表示
メモリ26aまたは26bに足し込む。すなわち、ま
ず、ステップS7において時刻Tにおける部品データの
合成パラメータ(表示座標(X,Y),拡大率Sおよび
透過率α)を決定する。なお、部品データの横および縦
のサイズはNx およびNy であり、その左上が表示座標
(X,Y)となる。続いて、ステップS9において部品
メモリ16からその部品データを読み出し、拡大率Sに
従って拡大処理した後、その結果をワークメモリ20に
保持する。これによって、拡大後の部品データのサイズ
は、Nx =S×Nx およびNy =S×Ny となる。
【0011】次に、ステップS11において、合成荷重
W(X+i,Y+j)が0より大きければ数1に従って
部品データを現在表示中でない方の表示メモリ26aま
たは26bに足し込む。
W(X+i,Y+j)が0より大きければ数1に従って
部品データを現在表示中でない方の表示メモリ26aま
たは26bに足し込む。
【0012】
【数1】F(X+i,Y+j)=F(X+i,Y+j)
+(1−α)×W(X+i,Y+j)×I(i,j) i=0,…,Nx −1、 j=0,…,Ny −1 ここで、iおよびjは足し込みに係る部品データに含ま
れる画素データIのx軸座標およびy軸座標であり、そ
の部品データの左上が原点となる。数1からわかるよう
に、“1”を透過率αで減じた値と合成荷重W(X+
i,Y+j)とが乗算され、その乗算結果と部品データ
I(i,j)とが乗算されている。これによって、画素
データI(i,j)が表示メモリ26aまたは26bの
所定アドレスに足し込まれ、合成データF(X+i,Y
+j)が生成される。
+(1−α)×W(X+i,Y+j)×I(i,j) i=0,…,Nx −1、 j=0,…,Ny −1 ここで、iおよびjは足し込みに係る部品データに含ま
れる画素データIのx軸座標およびy軸座標であり、そ
の部品データの左上が原点となる。数1からわかるよう
に、“1”を透過率αで減じた値と合成荷重W(X+
i,Y+j)とが乗算され、その乗算結果と部品データ
I(i,j)とが乗算されている。これによって、画素
データI(i,j)が表示メモリ26aまたは26bの
所定アドレスに足し込まれ、合成データF(X+i,Y
+j)が生成される。
【0013】次に、合成荷重W(X+i,Y+j)を数
2に従って変更する。
2に従って変更する。
【0014】
【数2】W(X+i,Y+j)=W(X+i,Y+j)
−(1−α) i=0,…,Nx −1、 j=0,…,Ny −1 これによって、部品データが足し込まれたエリアに対応
する合成荷重W(X+i,Y+j)の値は他のエリアに
比べて小さくなる。
−(1−α) i=0,…,Nx −1、 j=0,…,Ny −1 これによって、部品データが足し込まれたエリアに対応
する合成荷重W(X+i,Y+j)の値は他のエリアに
比べて小さくなる。
【0015】続いて、ステップS13において全ての部
品データについて処理が終了したか否か判断し、“N
O”であればステップS7に戻るが、“YES”であれ
ばステップS15において時間ΔTが経過するまで待
つ。そして、その後ステップS17において表示切換ス
イッチSW1を切り換える。これによって、全ての部品
データの合成データからなる画像データが読み出され
る。続いて、ステップS19において画像データの再生
が終了したか否か判断し、“NO”であればステップS
3に戻るが、“YES”であれば処理を終了する。
品データについて処理が終了したか否か判断し、“N
O”であればステップS7に戻るが、“YES”であれ
ばステップS15において時間ΔTが経過するまで待
つ。そして、その後ステップS17において表示切換ス
イッチSW1を切り換える。これによって、全ての部品
データの合成データからなる画像データが読み出され
る。続いて、ステップS19において画像データの再生
が終了したか否か判断し、“NO”であればステップS
3に戻るが、“YES”であれば処理を終了する。
【0016】図3(A)に示す飛行機画像の部品データ
番号を“0”とし、図3(B)に示す背景画像の部品デ
ータ番号を“1”とし、飛行機画像を時刻T0から時刻
T10にかけて図4に示すように移動させたいとき、そ
れぞれの部品データのサイズおよび合成パラメータは表
1のように表される。
番号を“0”とし、図3(B)に示す背景画像の部品デ
ータ番号を“1”とし、飛行機画像を時刻T0から時刻
T10にかけて図4に示すように移動させたいとき、そ
れぞれの部品データのサイズおよび合成パラメータは表
1のように表される。
【0017】
【表1】
【0018】表1からわかるように、背景画像は静止し
ており拡大率も変わらない。また、背景画像の優先順位
は飛行機画像よりも低く設定されているため、飛行機画
像と重なる部分については飛行機画像が優先的に表示さ
れる。飛行機は、拡大率“1”からスタートして“0.
1”ずつ拡大率を減らし、時刻T=10となった段階で
“0”となる。すなわち、飛行機は段々小さくなりやが
て消滅してしまう。また、飛行機の表示座標(X,Y)
は、(200,300)からスタートし、X座標および
Y座標ともに徐々に小さくなる。したがって、飛行機は
左上に飛んでいく。飛行機の透過率は当初“0”である
ため、飛行機と重なる背景は全く表示されないが、時間
とともに透過率が上がっていくため、飛行機と重なる背
景は徐々に透けて見えることになる。これをまとめる
と、飛行機は背景画像の中にフェードアウトしながら左
上の方向に飛んで行き、段々小さくなり、やがて消滅す
る。
ており拡大率も変わらない。また、背景画像の優先順位
は飛行機画像よりも低く設定されているため、飛行機画
像と重なる部分については飛行機画像が優先的に表示さ
れる。飛行機は、拡大率“1”からスタートして“0.
1”ずつ拡大率を減らし、時刻T=10となった段階で
“0”となる。すなわち、飛行機は段々小さくなりやが
て消滅してしまう。また、飛行機の表示座標(X,Y)
は、(200,300)からスタートし、X座標および
Y座標ともに徐々に小さくなる。したがって、飛行機は
左上に飛んでいく。飛行機の透過率は当初“0”である
ため、飛行機と重なる背景は全く表示されないが、時間
とともに透過率が上がっていくため、飛行機と重なる背
景は徐々に透けて見えることになる。これをまとめる
と、飛行機は背景画像の中にフェードアウトしながら左
上の方向に飛んで行き、段々小さくなり、やがて消滅す
る。
【0019】この実施例によれば、モニタからは部品デ
ータを合成パラメータに従って処理して作成された画像
データが出力されるため、各フレーム毎に画像データを
作成する必要がない。したがって、少ないデータ量で所
望の画像を出力することができる。また、パラメータの
時間的推移を指定することができるため、それぞれの部
品データの状態遷移を簡単なアルゴリズムで表すことが
できる。
ータを合成パラメータに従って処理して作成された画像
データが出力されるため、各フレーム毎に画像データを
作成する必要がない。したがって、少ないデータ量で所
望の画像を出力することができる。また、パラメータの
時間的推移を指定することができるため、それぞれの部
品データの状態遷移を簡単なアルゴリズムで表すことが
できる。
【0020】なお、この実施例ではパーソナルコンピュ
ータを用いて説明したが、この発明はプリンタにも適用
できることはもちろんである。
ータを用いて説明したが、この発明はプリンタにも適用
できることはもちろんである。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
る。
【図3】(A)は飛行機画像を示す図解図であり、
(B)は背景画像を示す図解図である。
(B)は背景画像を示す図解図である。
【図4】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
10 …パーソナルコンピュータ 12 …CPU 16 …部品メモリ 18 …合成パラメータメモリ 20 …ワークメモリ 24 …合成荷重マップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻野 和宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】複数の部品データを合成した画像データを
出力する画像出力装置において、 複数の部品データを保持した第1メモリ手段、 複数の部品データのそれぞれに対応する合成パラメータ
を保持した第2メモリ手段、 合成パラメータに従って複数の部品データを処理するデ
ータ処理手段、および処理された複数の部品データを合
成するデータ合成手段を備えることを特徴とする、画像
出力装置。 - 【請求項2】前記処理された複数の部品データを保持す
る第3メモリ手段をさらに備え、 前記データ合成手段は前記処理された複数の部品データ
を前記合成パラメータに従って前記第3メモリ手段に足
し込む足込手段を含む、請求項1記載の画像出力装置。 - 【請求項3】前記合成パラメータは対応する前記部品デ
ータの表示座標,拡大率,透過率および足し込みの優先
順位の少なくとも1つとその時間関数とを含む、請求項
1または2記載の画像出力装置。 - 【請求項4】透過率αおよび足し込みの優先順位を含む
合成パラメータと合成荷重Wとに従って複数の部品デー
タをメモリに足し込むデータ合成方法であって、 (a) 初期値として合成荷重Wを1に設定し、 (b) 1−αと合成荷重Wとの乗算結果に従ってその透過
率αに対応する部品データを前記メモリに足し込み、そ
して (c) 荷重Wを1−αだけ減算する、データ合成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7123288A JPH08317284A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 画像出力装置およびデータ合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7123288A JPH08317284A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 画像出力装置およびデータ合成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08317284A true JPH08317284A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14856855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7123288A Withdrawn JPH08317284A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 画像出力装置およびデータ合成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08317284A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002368978A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号編集装置 |
JP2013541032A (ja) * | 2010-08-24 | 2013-11-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ディスプレイ上でのピクセルレンダリング |
US9087409B2 (en) | 2012-03-01 | 2015-07-21 | Qualcomm Incorporated | Techniques for reducing memory access bandwidth in a graphics processing system based on destination alpha values |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP7123288A patent/JPH08317284A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002368978A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | 映像信号編集装置 |
JP2013541032A (ja) * | 2010-08-24 | 2013-11-07 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ディスプレイ上でのピクセルレンダリング |
JP2015146204A (ja) * | 2010-08-24 | 2015-08-13 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | ディスプレイ上でのピクセルレンダリング |
US9087409B2 (en) | 2012-03-01 | 2015-07-21 | Qualcomm Incorporated | Techniques for reducing memory access bandwidth in a graphics processing system based on destination alpha values |
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Date | Code | Title | Description |
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