JPH0527738A - データ変換テーブル切替装置 - Google Patents
データ変換テーブル切替装置Info
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- JPH0527738A JPH0527738A JP3184359A JP18435991A JPH0527738A JP H0527738 A JPH0527738 A JP H0527738A JP 3184359 A JP3184359 A JP 3184359A JP 18435991 A JP18435991 A JP 18435991A JP H0527738 A JPH0527738 A JP H0527738A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】テーブル切替情報を別メモリに記憶する必要の
ないデータ変換テーブル切替装置を提供する。 【構成】表示メモリ4は、合成値変換テーブル9,10
のうちの1つを選択するためのテーブル切替情報と画像
データとを同じアドレスに記憶する。画像情報・切替情
報分離手段7は、表示メモリ4から読み出したテーブル
切替情報と画像データとを分離する。テーブル選択手段
8は、画像情報・切替情報分離手段7により分離された
テーブル切替情報に基づいて合成値変換テーブル9,1
0のうちの1つを選択する。
ないデータ変換テーブル切替装置を提供する。 【構成】表示メモリ4は、合成値変換テーブル9,10
のうちの1つを選択するためのテーブル切替情報と画像
データとを同じアドレスに記憶する。画像情報・切替情
報分離手段7は、表示メモリ4から読み出したテーブル
切替情報と画像データとを分離する。テーブル選択手段
8は、画像情報・切替情報分離手段7により分離された
テーブル切替情報に基づいて合成値変換テーブル9,1
0のうちの1つを選択する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の変換や合成に際
してデータ変換テーブルを切り替えるデータ変換テーブ
ル切替装置に関し、特にウィンドウシステム下での制御
を行なう場合のデータ変換テーブル切替装置に関するも
のである。
してデータ変換テーブルを切り替えるデータ変換テーブ
ル切替装置に関し、特にウィンドウシステム下での制御
を行なう場合のデータ変換テーブル切替装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータによる画像表示にお
いて、テレビジョン映像で活用されているワイプやディ
ゾルブなどの特殊効果が実現されてきている。これら
は、プレゼンテーションなどにおいて非常に効果的なイ
ンタフェースであると考えられる。
いて、テレビジョン映像で活用されているワイプやディ
ゾルブなどの特殊効果が実現されてきている。これら
は、プレゼンテーションなどにおいて非常に効果的なイ
ンタフェースであると考えられる。
【0003】具体的には、合成する2枚の画像データの
RGBの色情報に加えて、透過度を記述する情報(以下
「合成パラメータ」と記す)を画素毎に保持し、表示時
にこの合成パラメータに従って重ね合わせを行なうもの
である。この時、合成された画像データの各RGB値は
下記数1で計算される。
RGBの色情報に加えて、透過度を記述する情報(以下
「合成パラメータ」と記す)を画素毎に保持し、表示時
にこの合成パラメータに従って重ね合わせを行なうもの
である。この時、合成された画像データの各RGB値は
下記数1で計算される。
【0004】
【数1】
【0005】ハードウェアによっては、表示時に合成パ
ラメータに対応する値を格納した変換テーブル(以下
「合成値変換テーブル」と記す)を利用し、合成値変換
テーブル内でインデックスされる値で合成するものがあ
る。これによると画素毎の合成パラメータを変更するこ
となく、合成値変換テーブルの部分的な変更で合成パラ
メータを高速に変化させることができる。
ラメータに対応する値を格納した変換テーブル(以下
「合成値変換テーブル」と記す)を利用し、合成値変換
テーブル内でインデックスされる値で合成するものがあ
る。これによると画素毎の合成パラメータを変更するこ
となく、合成値変換テーブルの部分的な変更で合成パラ
メータを高速に変化させることができる。
【0006】また、このような画像データの変換テーブ
ルとしては、合成値変換テーブルの他に、カラーマップ
テーブルもあるが、これは色の値を定義した項目の集合
で、画素値でインデックスされるRGB値を生成するも
のである。
ルとしては、合成値変換テーブルの他に、カラーマップ
テーブルもあるが、これは色の値を定義した項目の集合
で、画素値でインデックスされるRGB値を生成するも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のハードウェアで
は1つの表示画面に対して1つのデータ変換テーブルが
設けられている場合が多く、これをウィンドウシステム
下で利用した場合、1つのウィンドウしかデータ変換テ
ーブルを利用できなかった。またカラーマップテーブル
に関しては、最近、画素毎に切替え可能なシステムも開
発されているが、テーブル切替情報を別メモリとして管
理しており、ソフトウェア、特にウィンドウシステム
が、表示メモリ以外の別メモリを管理することで特殊化
され、実装が困難となっていた。
は1つの表示画面に対して1つのデータ変換テーブルが
設けられている場合が多く、これをウィンドウシステム
下で利用した場合、1つのウィンドウしかデータ変換テ
ーブルを利用できなかった。またカラーマップテーブル
に関しては、最近、画素毎に切替え可能なシステムも開
発されているが、テーブル切替情報を別メモリとして管
理しており、ソフトウェア、特にウィンドウシステム
が、表示メモリ以外の別メモリを管理することで特殊化
され、実装が困難となっていた。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、テーブル切替情報を別メモリに記憶する必要の
ないデータ変換テーブル切替装置を提供することを目的
とする。
であり、テーブル切替情報を別メモリに記憶する必要の
ないデータ変換テーブル切替装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、画素毎に相互
に切替え可能な複数のデータ変換テーブルと、これらデ
ータ変換テーブルのうちの1つを選択するためのテーブ
ル切替情報と画像データとを同じアドレスに記憶する表
示メモリと、この表示メモリから読み出した前記テーブ
ル切替情報と前記画像データとを分離する画像情報・切
替情報分離手段と、この画像情報・切替情報分離手段に
より分離されたテーブル切替情報に基づいて前記データ
変換テーブルのうちの1つを選択するテーブル選択手段
とを備えたことを特徴としている。
に切替え可能な複数のデータ変換テーブルと、これらデ
ータ変換テーブルのうちの1つを選択するためのテーブ
ル切替情報と画像データとを同じアドレスに記憶する表
示メモリと、この表示メモリから読み出した前記テーブ
ル切替情報と前記画像データとを分離する画像情報・切
替情報分離手段と、この画像情報・切替情報分離手段に
より分離されたテーブル切替情報に基づいて前記データ
変換テーブルのうちの1つを選択するテーブル選択手段
とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】表示メモリは、データ変換テーブルのうちの1
つを選択するためのテーブル切替情報と画像データとを
同じアドレスに記憶する。画像情報・切替情報分離手段
は、表示メモリから読み出したテーブル切替情報と画像
データとを分離する。テーブル選択手段は、画像情報・
切替情報分離手段により分離されたテーブル切替情報に
基づいてデータ変換テーブルのうちの1つを選択する。
つを選択するためのテーブル切替情報と画像データとを
同じアドレスに記憶する。画像情報・切替情報分離手段
は、表示メモリから読み出したテーブル切替情報と画像
データとを分離する。テーブル選択手段は、画像情報・
切替情報分離手段により分離されたテーブル切替情報に
基づいてデータ変換テーブルのうちの1つを選択する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例におけるデータ変換
テーブル切替え装置を備えたワークステーションのブロ
ック図で、このワークステーションは、主制御手段1
と、主記憶手段2と、表示メモリ3,4と、表示位置ア
ドレス発生手段5と、画像情報・透過度情報分離手段6
と、画像情報・切替情報分離手段7と、テーブル選択手
段8と、合成値変換テーブル9,10と、画像合成手段
11とにより構成されている。主制御手段1は、システ
ム全体を制御する。主記憶手段2は、画像データなどを
記憶している。表示メモリ3は、合成時の透過度を示す
透過度情報と画像データとを同じアドレスに記憶する。
表示メモリ4は、合成値変換テーブル9,10のうちの
1つを選択するためのテーブル切替情報と画像データと
を同じアドレスに記憶する。表示位置アドレス発生手段
5は、表示読出しアドレスを生成する。画像情報・透過
度情報分離手段6は、画像データと透過度情報とを分離
する。画像情報・テーブル切替情報分離手段7は、画像
データとテーブル切替情報とを分離する。テーブル選択
手段8は、テーブル切替情報に従って合成値変換テーブ
ル9,10のうちの1つをを選択する。画像合成手段1
1は、2つの画像データを指定された透過度情報に基づ
いて合成する。なお、通常ワークステーションでは、こ
の他にもネットワークインタフェースや補助記憶装置な
どを備えているが、本発明の要旨とは直接関係がなく、
しかも周知であるので説明を省略する。また、合成値変
換テーブル9,10のエントリーは、主制御手段1によ
り書き込み可能なものとし、表示位置アドレス発生手段
5は、主制御手段1の設定に従って、表示読出しアドレ
スを表示メモリ3,4に対して発生するものとする。ま
た、表示メモリ3,4は深さ32ビットとし、下位24
ビットにRGBの画像データを記憶するものとする。従
って表示メモリ3は、データの上位8ビットに透過度情
報が格納され、表示メモリ4は、上位8ビットにテーブ
ル切替情報が格納されることになる。
説明する。図1は本発明の一実施例におけるデータ変換
テーブル切替え装置を備えたワークステーションのブロ
ック図で、このワークステーションは、主制御手段1
と、主記憶手段2と、表示メモリ3,4と、表示位置ア
ドレス発生手段5と、画像情報・透過度情報分離手段6
と、画像情報・切替情報分離手段7と、テーブル選択手
段8と、合成値変換テーブル9,10と、画像合成手段
11とにより構成されている。主制御手段1は、システ
ム全体を制御する。主記憶手段2は、画像データなどを
記憶している。表示メモリ3は、合成時の透過度を示す
透過度情報と画像データとを同じアドレスに記憶する。
表示メモリ4は、合成値変換テーブル9,10のうちの
1つを選択するためのテーブル切替情報と画像データと
を同じアドレスに記憶する。表示位置アドレス発生手段
5は、表示読出しアドレスを生成する。画像情報・透過
度情報分離手段6は、画像データと透過度情報とを分離
する。画像情報・テーブル切替情報分離手段7は、画像
データとテーブル切替情報とを分離する。テーブル選択
手段8は、テーブル切替情報に従って合成値変換テーブ
ル9,10のうちの1つをを選択する。画像合成手段1
1は、2つの画像データを指定された透過度情報に基づ
いて合成する。なお、通常ワークステーションでは、こ
の他にもネットワークインタフェースや補助記憶装置な
どを備えているが、本発明の要旨とは直接関係がなく、
しかも周知であるので説明を省略する。また、合成値変
換テーブル9,10のエントリーは、主制御手段1によ
り書き込み可能なものとし、表示位置アドレス発生手段
5は、主制御手段1の設定に従って、表示読出しアドレ
スを表示メモリ3,4に対して発生するものとする。ま
た、表示メモリ3,4は深さ32ビットとし、下位24
ビットにRGBの画像データを記憶するものとする。従
って表示メモリ3は、データの上位8ビットに透過度情
報が格納され、表示メモリ4は、上位8ビットにテーブ
ル切替情報が格納されることになる。
【0012】次に2画像間の合成処理の動作を説明す
る。なお図2のように、画像Aと画像Bとの合成画像を
表示画面上のウィンドウaに表示し、画像Cと画像Dと
の合成画像を表示画面上のウィンドウbに表示するもの
とする。まず主制御手段1は、例えば主記憶手段2から
画像データなどを読み出し、表示メモリ3に対して、図
3のように、ウィンドウaの領域cに画像Aの画像デー
タを描画すると共に、ウィンドウbの領域dに画像Cの
画像データを描画し、表示メモリ4に対して、図4のよ
うに、ウィンドウaの領域eに画像Bの画像データを描
画すると共に、ウィンドウbの領域fに画像Dの画像デ
ータを描画する。つまりウィンドウaに関して、主制御
手段1は、表示メモリ3の領域cに、図5(A)のよう
に上位8ビットが透過度情報で下位24ビットが画像A
の画像データである32ビットデータを格納する。なお
この例では、透過度情報として合成値変換テーブルの0
の値を透過度としてインデックスするように設定されて
いる。さらに主制御手段1は、表示メモリ4の領域e
に、図6(A)のように上位8ビットがテーブル切替情
報で、下位24ビットが画像Bの画像データである32
ビットデータを格納する。なおこの例では、テーブル切
替情報として合成値変換テーブルの0番目すなわち合成
値変換テーブル9を選択するように設定されている。同
様にウィンドウbに関して、主制御手段1は、表示メモ
リ3の領域dに、図5(B)のように上位8ビットが透
過度情報で下位24ビットが画像Cの画像データである
32ビットデータを格納する。なおこの例では、表示メ
モリ3の領域dに描画される透過度情報が、領域cと同
じ合成値変換テーブルの0の値を透過度としてインデッ
クスするように設定されている。したがって主制御手段
1は、ウィンドウaとは独立して合成値を制御するた
め、領域fには図6(B)のように上位8ビットがテー
ブル切替情報としてウィンドウaとは異なるデータ(こ
の例では合成値変換テーブルの1番目すなわち合成値変
換テーブル10を選択)で、下位24ビットが画像Dの
画像データである32ビットデータを格納する。
る。なお図2のように、画像Aと画像Bとの合成画像を
表示画面上のウィンドウaに表示し、画像Cと画像Dと
の合成画像を表示画面上のウィンドウbに表示するもの
とする。まず主制御手段1は、例えば主記憶手段2から
画像データなどを読み出し、表示メモリ3に対して、図
3のように、ウィンドウaの領域cに画像Aの画像デー
タを描画すると共に、ウィンドウbの領域dに画像Cの
画像データを描画し、表示メモリ4に対して、図4のよ
うに、ウィンドウaの領域eに画像Bの画像データを描
画すると共に、ウィンドウbの領域fに画像Dの画像デ
ータを描画する。つまりウィンドウaに関して、主制御
手段1は、表示メモリ3の領域cに、図5(A)のよう
に上位8ビットが透過度情報で下位24ビットが画像A
の画像データである32ビットデータを格納する。なお
この例では、透過度情報として合成値変換テーブルの0
の値を透過度としてインデックスするように設定されて
いる。さらに主制御手段1は、表示メモリ4の領域e
に、図6(A)のように上位8ビットがテーブル切替情
報で、下位24ビットが画像Bの画像データである32
ビットデータを格納する。なおこの例では、テーブル切
替情報として合成値変換テーブルの0番目すなわち合成
値変換テーブル9を選択するように設定されている。同
様にウィンドウbに関して、主制御手段1は、表示メモ
リ3の領域dに、図5(B)のように上位8ビットが透
過度情報で下位24ビットが画像Cの画像データである
32ビットデータを格納する。なおこの例では、表示メ
モリ3の領域dに描画される透過度情報が、領域cと同
じ合成値変換テーブルの0の値を透過度としてインデッ
クスするように設定されている。したがって主制御手段
1は、ウィンドウaとは独立して合成値を制御するた
め、領域fには図6(B)のように上位8ビットがテー
ブル切替情報としてウィンドウaとは異なるデータ(こ
の例では合成値変換テーブルの1番目すなわち合成値変
換テーブル10を選択)で、下位24ビットが画像Dの
画像データである32ビットデータを格納する。
【0013】表示メモリ3,4に描画されたデータは、
表示位置アドレス発生手段5により生成される表示読出
しアドレスに従って読み出される。表示メモリ3から読
み出されたデータは、画像情報・透過度情報分離手段6
に供給され、上位8ビットのデータと下位24ビットの
データとに分離される。分離された上位8ビットのデー
タすなわち透過度情報は、合成値変換テーブル9,10
に供給され、下位24ビットのデータすなわち画像Aあ
るいは画像Cの画像データは、画像合成手段11に供給
される。
表示位置アドレス発生手段5により生成される表示読出
しアドレスに従って読み出される。表示メモリ3から読
み出されたデータは、画像情報・透過度情報分離手段6
に供給され、上位8ビットのデータと下位24ビットの
データとに分離される。分離された上位8ビットのデー
タすなわち透過度情報は、合成値変換テーブル9,10
に供給され、下位24ビットのデータすなわち画像Aあ
るいは画像Cの画像データは、画像合成手段11に供給
される。
【0014】表示メモリ4から読み出されたデータは、
画像情報・テーブル切替情報分離手段7に供給され、上
位8ビットのデータと下位24ビットのデータとに分離
される。分離された上位8ビットのデータすなわちテー
ブル切替情報は、テーブル選択手段8に供給され、下位
24ビットのデータすなわち画像Bあるいは画像Dの画
像データは、画像合成手段11に供給される。
画像情報・テーブル切替情報分離手段7に供給され、上
位8ビットのデータと下位24ビットのデータとに分離
される。分離された上位8ビットのデータすなわちテー
ブル切替情報は、テーブル選択手段8に供給され、下位
24ビットのデータすなわち画像Bあるいは画像Dの画
像データは、画像合成手段11に供給される。
【0015】テーブル選択手段8は、画像情報・テーブ
ル切替情報分離手段7から供給されるテーブル切替情報
に従って合成値変換テーブル9,10の出力を制御す
る。例えば、ウィンドウaの領域c,eでは合成値変換
テーブル9からのデータが透過度情報として画像合成手
段11に供給され、ウィンドウbの領域d,fでは合成
値変換テーブル10からのデータが透過度情報として画
像合成手段11に供給される。
ル切替情報分離手段7から供給されるテーブル切替情報
に従って合成値変換テーブル9,10の出力を制御す
る。例えば、ウィンドウaの領域c,eでは合成値変換
テーブル9からのデータが透過度情報として画像合成手
段11に供給され、ウィンドウbの領域d,fでは合成
値変換テーブル10からのデータが透過度情報として画
像合成手段11に供給される。
【0016】画像合成手段11は、表示メモリ3,4か
らの画像データと、合成値変換テーブル9あるいは10
からの透過度情報すなわち合成パラメータとに従って画
像合成を行い、図2のような複数の合成画像を図外の表
示装置の表示画面上に表示させる。具体的に述べると、
まずウィンドウaでは、テーブル切替情報が0で、透過
度情報が0であるため、合成値変換テーブル9の0番目
の値が合成パラメータとして使用される。合成値変換テ
ーブル9の0番目は、図7のように255であり、これ
はα=1に相当するので、上記数1より、合成画像は表
示メモリ3の領域cの画像データとなる。すなわちこの
例では、ウィンドウaの合成画像として画像Aが表示さ
れる。なお合成値変換テーブル9,10は、図7,8の
ように、8ビットの透過度情報について256個のエン
トリーからなるテーブルである。またウィンドウbで
は、テーブル切替情報が1で、透過度情報が0であるた
め、合成値変換テーブル10の0番目の値が合成パラメ
ータとして使用される。合成値変換テーブル10の0番
目は、図8のように127であり、これはα=0.5に
相当するので、上記数1より、合成画像は表示メモリ3
の領域dの画像データと表示メモリ4の領域fの画像デ
ータとが互いに半透過した画像データとなる。すなわち
この例では、ウィンドウbの合成画像として画像Cと画
像Dとが互いに半透過した状態で表示される。
らの画像データと、合成値変換テーブル9あるいは10
からの透過度情報すなわち合成パラメータとに従って画
像合成を行い、図2のような複数の合成画像を図外の表
示装置の表示画面上に表示させる。具体的に述べると、
まずウィンドウaでは、テーブル切替情報が0で、透過
度情報が0であるため、合成値変換テーブル9の0番目
の値が合成パラメータとして使用される。合成値変換テ
ーブル9の0番目は、図7のように255であり、これ
はα=1に相当するので、上記数1より、合成画像は表
示メモリ3の領域cの画像データとなる。すなわちこの
例では、ウィンドウaの合成画像として画像Aが表示さ
れる。なお合成値変換テーブル9,10は、図7,8の
ように、8ビットの透過度情報について256個のエン
トリーからなるテーブルである。またウィンドウbで
は、テーブル切替情報が1で、透過度情報が0であるた
め、合成値変換テーブル10の0番目の値が合成パラメ
ータとして使用される。合成値変換テーブル10の0番
目は、図8のように127であり、これはα=0.5に
相当するので、上記数1より、合成画像は表示メモリ3
の領域dの画像データと表示メモリ4の領域fの画像デ
ータとが互いに半透過した画像データとなる。すなわち
この例では、ウィンドウbの合成画像として画像Cと画
像Dとが互いに半透過した状態で表示される。
【0017】このように、表示メモリ4の同一アドレス
に画像データとテーブル切替情報とを格納するので、複
数の合成値変換テーブル9,10を設けたものでありな
がらウィンドウシステムの管理負担を軽減できる。特に
本実施例のように、画像合成における合成値変換テーブ
ル9,10の切替えに適用した場合、表示メモリ4の構
成上未使用領域があるため、この未使用領域を利用して
効率的な実装を図ることができる。すなわち合成値変換
テーブル9,10に利用する場合、一般に合成を行なう
画像データがフルカラー画像(各色8ビット)を対象と
することが多く、CPUの語長の32ビットに対して8
ビットの未使用領域があるため、この部分をテーブル切
替情報用に使用できる。またディゾルブなどのように合
成パラメータαを高速に変更する場合、主制御手段1に
よりウィンドウa,b毎に独立した合成値変換テーブル
9,10の値を変化させることで実現できる。また、ウ
ィンドウシステムの制御下では頻繁に発生する、ウィン
ドウa,bの移動や拡大・縮小の場合、従来同様の表示
メモリデータの変更だけで、テーブル切替情報や透過情
報の位置を別途管理することなく実現することが可能と
なる。
に画像データとテーブル切替情報とを格納するので、複
数の合成値変換テーブル9,10を設けたものでありな
がらウィンドウシステムの管理負担を軽減できる。特に
本実施例のように、画像合成における合成値変換テーブ
ル9,10の切替えに適用した場合、表示メモリ4の構
成上未使用領域があるため、この未使用領域を利用して
効率的な実装を図ることができる。すなわち合成値変換
テーブル9,10に利用する場合、一般に合成を行なう
画像データがフルカラー画像(各色8ビット)を対象と
することが多く、CPUの語長の32ビットに対して8
ビットの未使用領域があるため、この部分をテーブル切
替情報用に使用できる。またディゾルブなどのように合
成パラメータαを高速に変更する場合、主制御手段1に
よりウィンドウa,b毎に独立した合成値変換テーブル
9,10の値を変化させることで実現できる。また、ウ
ィンドウシステムの制御下では頻繁に発生する、ウィン
ドウa,bの移動や拡大・縮小の場合、従来同様の表示
メモリデータの変更だけで、テーブル切替情報や透過情
報の位置を別途管理することなく実現することが可能と
なる。
【0018】なお上記実施例では、テーブル切替情報と
透過度情報との双方を8ビットとしたが、テーブル切替
情報をn(0<n<8)ビット、透過度情報を(8−
n)ビットにして、表示メモリ3あるいは4のいずれか
一方にのみ格納することも可能である。また上記実施例
では、データ変換テーブルとして画像合成時に使用する
合成値変換テーブルを用いる場合について説明したが、
データ変換テーブルとしてカラーマップテーブルを用
い、そのテーブル切替情報を画像データの一部に持たせ
ても、上記実施例と同様にソフトウェアの管理を軽減で
きるなどの効果を得られる。
透過度情報との双方を8ビットとしたが、テーブル切替
情報をn(0<n<8)ビット、透過度情報を(8−
n)ビットにして、表示メモリ3あるいは4のいずれか
一方にのみ格納することも可能である。また上記実施例
では、データ変換テーブルとして画像合成時に使用する
合成値変換テーブルを用いる場合について説明したが、
データ変換テーブルとしてカラーマップテーブルを用
い、そのテーブル切替情報を画像データの一部に持たせ
ても、上記実施例と同様にソフトウェアの管理を軽減で
きるなどの効果を得られる。
【0019】また上記実施例では、2個の合成値変換テ
ーブル9,10を設けたが、3個以上の合成値変換テー
ブルを設けてもよいことは勿論である。
ーブル9,10を設けたが、3個以上の合成値変換テー
ブルを設けてもよいことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
素毎に切替え可能な少なくとも2つのデータ変換テーブ
ルと、これらデータ変換テーブルのうちの1つを選択す
るためのテーブル切替情報と画像データとを同じアドレ
スに記憶する表示メモリと、この表示メモリから読み出
したテーブル切替情報と画像データとを分離する画像情
報・テーブル切替情報分離手段と、テーブル切替情報に
基づいてデータ変換テーブルを選択するテーブル選択手
段とを備えたので、複数のデータ変換テーブルを設けた
ものでありながらウィンドウシステムの管理負担を軽減
できる。特に画像合成におけるデータ変換テーブルの切
替えに適用した場合、表示メモリの構成上未使用領域が
あるため、この未使用領域を利用して効率的な実装を図
ることができる。またディゾルブなどのように合成パラ
メータαを高速に変更する場合、ウィンドウ毎に独立し
たデータ変換テーブルの値を変化させることで実現でき
る。またウィンドウシステムの制御下では頻繁に発生す
る、ウィンドウの移動や拡大・縮小の場合、従来同様の
表示メモリデータの変更だけで、テーブル切替情報や透
過情報の位置を別途管理することなく実現することが可
能となる。
素毎に切替え可能な少なくとも2つのデータ変換テーブ
ルと、これらデータ変換テーブルのうちの1つを選択す
るためのテーブル切替情報と画像データとを同じアドレ
スに記憶する表示メモリと、この表示メモリから読み出
したテーブル切替情報と画像データとを分離する画像情
報・テーブル切替情報分離手段と、テーブル切替情報に
基づいてデータ変換テーブルを選択するテーブル選択手
段とを備えたので、複数のデータ変換テーブルを設けた
ものでありながらウィンドウシステムの管理負担を軽減
できる。特に画像合成におけるデータ変換テーブルの切
替えに適用した場合、表示メモリの構成上未使用領域が
あるため、この未使用領域を利用して効率的な実装を図
ることができる。またディゾルブなどのように合成パラ
メータαを高速に変更する場合、ウィンドウ毎に独立し
たデータ変換テーブルの値を変化させることで実現でき
る。またウィンドウシステムの制御下では頻繁に発生す
る、ウィンドウの移動や拡大・縮小の場合、従来同様の
表示メモリデータの変更だけで、テーブル切替情報や透
過情報の位置を別途管理することなく実現することが可
能となる。
【図1】本発明の一実施例におけるデータ変換テーブル
切替装置を備えたワークステーションのブロック図であ
る。
切替装置を備えたワークステーションのブロック図であ
る。
【図2】表示画面の説明図である。
【図3】一方の表示メモリの記憶内容の説明図である。
【図4】他方の表示メモリの記憶内容の説明図である。
【図5】一方の表示メモリに記憶されているデータの構
造の説明図である。
造の説明図である。
【図6】他方の表示メモリに記憶されているデータの構
造の説明図である。
造の説明図である。
【図7】一方の合成値変換テーブルの内容の説明図であ
る。
る。
【図8】他方の合成値変換テーブルの内容の説明図であ
る。
る。
4 表示メモリ 7 画像情報・テーブル切替情報分離手段 8 テーブル選択手段 9 合成値変換テーブル 10 合成値変換テーブル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 画素毎に相互に切替え可能な複数のデー
タ変換テーブルと、これらデータ変換テーブルのうちの
1つを選択するためのテーブル切替情報と画像データと
を同じアドレスに記憶する表示メモリと、この表示メモ
リから読み出した前記テーブル切替情報と前記画像デー
タとを分離する画像情報・切替情報分離手段と、この画
像情報・切替情報分離手段により分離されたテーブル切
替情報に基づいて前記データ変換テーブルのうちの1つ
を選択するテーブル選択手段とを備えたことを特徴とす
るデータ変換テーブル切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184359A JPH0527738A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | データ変換テーブル切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184359A JPH0527738A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | データ変換テーブル切替装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527738A true JPH0527738A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16151862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184359A Pending JPH0527738A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | データ変換テーブル切替装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527738A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5803464A (en) * | 1994-05-09 | 1998-09-08 | Nippon Pillar Packing Co., Ltd. | Gland packing |
JP2005251193A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-15 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | イメージプロセッサ |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184359A patent/JPH0527738A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5803464A (en) * | 1994-05-09 | 1998-09-08 | Nippon Pillar Packing Co., Ltd. | Gland packing |
JP2005251193A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-15 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | イメージプロセッサ |
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