JPH08315607A - 車両用前照灯 - Google Patents
車両用前照灯Info
- Publication number
- JPH08315607A JPH08315607A JP14517395A JP14517395A JPH08315607A JP H08315607 A JPH08315607 A JP H08315607A JP 14517395 A JP14517395 A JP 14517395A JP 14517395 A JP14517395 A JP 14517395A JP H08315607 A JPH08315607 A JP H08315607A
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- JP
- Japan
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- spherical head
- pivot
- housing
- head part
- ribs
- Prior art date
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- Granted
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- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
るとハウジングとリフレクタの保持力が不足して車両用
前照灯としての機能を損い、保持力を確保すると組立工
程中の歩留り低下を生じて生産性を損なう問題点があっ
た。 【構成】 本発明により、ピボット受3は、受リブ31
と2枚の押えリブ32とで構成され、受リブ31は挿着
方向の正面に設けられ凹部31cで球状頭部5aの位置
決めを行い、押えリブ32は受リブ31から略135°
となる位置に対称に設けられて受リブ31とで球状頭部
5aを保持すると共に球状頭部5aと接する板面側がハ
ウジング2に対して自由端とされている車両用前照灯1
とし、球状頭部5aの挿着時には2枚の押えリブ32が
拡がるように変形し少ない力での挿着を可能し、ピボッ
ト5に抜け方向の力が加わるときには2枚の押えリブ3
2が閉じるように変形して強固に保持するものとして課
題を解決する。
Description
照明用の車両用灯具に関するものであり、詳細にはハウ
ジングに対してリフレクタが稼働とされ、これにより照
準を行うことを可能な構成とした車両用灯具に係るもの
である。
の例を示すものが図4、図5であり、ハウジング91に
は凹球面92aを有するピボット受92が設けられ、他
方のリフレクタ93には球状頭部94aを有するピボッ
ト94が設けられ、前記ピボット94を所定の挿着方向
Zからピボット受92に嵌着させることでリフレクタ9
3のハウジング91への組付が行われるものとされてい
る。
に示すようにスリット92bが設けられ、前記凹球面9
2aに球状頭部94aを嵌着させるときには応力で変形
して拡がり球状頭部94aの最大径を通過させ、通過後
には復帰して球状頭部94aを保持するものとされてい
る。
の嵌合が行われた後にはエーミングネジ95などが設け
られて、前記ハウジング91の外部から照準が行われる
ものとされると共に、前記ハウジング91の開口部には
レンズ96が取付けられるものとされ、リフレクタ93
に雨水、塵埃などが直接に達することが防止されてい
る。
た車両用前照灯90の構成では、第一には、ハウジング
91とリフレクタ93との組付を行う際にピボット受9
2を変形させてピボット94を嵌着するものであるの
で、ハウジング91とリフレクタ93との組付けを容易
に行えるようにするとピボット受92とピボット94と
の係着力が弱くなり外れ易く車両用前照灯90の信頼性
が低下するものとなる。
係着力を強固なものとするとハウジング91とリフレク
タ93との組付工程が困難となり生産性が低下すると言
う相反する性質を有するものとなり、実施に当たっては
何れか一方の機能を不十分なものと設定せざるを得な
く、即ち、従来の構成では車両用前照灯90は信頼性、
生産性の何れかに問題点を生じるものとなっていた。
ボット受92を一体に形成した場合、通常に前記ハウジ
ング91が形成される部材、例えばポリプロピレン樹脂
(PP樹脂)では、上記したピボット94の嵌着時の変
形でピボット受92に割れを発生し易く、歩留まりが低
下する問題点を生じるものとなる。
軟性、弾力性に富む部材、例えばナイロン樹脂で別体に
形成することで解決できるものではあるが、この場合に
は前記ピボット受92の取付工程など新たな工程が必要
となり、車両用前照灯90の組立工程が煩雑化する問題
点を生じ、これらの点の解決が課題とされるものとなっ
ていた。
の課題を解決するための具体的な手段として、リフレク
タ側に設けられるピボットの球状頭部を所定の挿着方向
からハウジングに設けられたピボット受に嵌着し、前記
ハウジングに対して前記リフレクタを照準可能としてあ
る車両用前照灯において、前記ハウジングに設けられる
ピボット受は、夫々が前記球状頭部の中心に向う板厚方
向とされて、この球状頭部とは板厚面で接する1枚の受
リブと2枚の押えリブとで構成され、前記受リブは前記
挿着方向の正面に設けられて前記板厚面に設けられた凹
部で前記球状頭部の位置決めを行い、前記押えリブは前
記受リブから略135°となる位置に対称に設けられて
前記受リブとで前記球状頭部を回動自在に保持すると共
に前記球状頭部と接する板面側が前記ハウジングに対し
て自由端とされていることを特徴とする車両用前照灯を
提供することで課題を解決するものである。
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に
係る車両用前照灯であり、この車両用前照灯1のハウジ
ング2にはピボット受3が設けられ、リフレクタ4に設
けられたピボット5とで所定の挿着方向Zからの嵌着が
行われ、組立られるものである点は従来例のものと同様
である。
の係着が行われた後には、エーミングネジ6などが設け
られて、前記ハウジング2の外部から照準が行えるもの
とされると共に、前記ハウジング2の開口部にはレンズ
7が取付けられ、リフレクタ4が雨水あるいは塵埃など
から防護されるものである点も従来例のものと同様であ
る。
3を図2および図3に示す形状としてハウジング2と一
体に形成するものであり、このときに前記ピボット受3
は1枚の受リブ31と2枚の押えリブ32とで構成さ
れ、従来例と同様な形状とされたピボット5の球状頭部
5aを保持するものとされている。
前記球状頭部5aを保持する状態では、その板厚方向を
球状頭部5aの中心に向かうものとして形成され、これ
により、前記球状頭部5aとは夫々が板厚面31a、板
厚面32aで接触するものとされている。
て前記挿着方向Zの正面に設けられるもの、即ち、前記
挿着方向Zに板厚方向を一致させ且つ球状頭部5aの挿
着方向Zに沿う中心線上で接するものとされ、加えて前
記板厚面31aには前記球状頭部5aの曲率と同じ曲率
とした凹部31bが設けられて球状頭部5aの位置決め
が行えるものとされている。
記受リブ31から所定の角度αをもって設置されるもの
であり、前記角度αは一方が時計回りの135°の位
置、他方が反時計回りの135°の位置とされるもので
あり、このときに、上記にも説明したように板厚方向を
球状頭部5aの中心に向かわせるものであるので、押え
リブ32の2枚は略ハ字状として球状頭部5aに板厚面
32aで接するものとなる。
板厚面32aが自由端とされているものであり、これは
前記板厚面32aと対峙する側の辺に支柱部32bが設
けられ、この支柱部32bでハウジング2に接続される
ことで行われている。従って、押えリブ32をリフレク
タ4側から観視するときには、恰も夫々が奥に向かい4
5°で半開となった2枚の門扉のように認められるもの
となる。
作用、効果について説明を行えば、先ず、このピボット
受3にピボット5の挿着を行うときに、前記球状頭部5
aの最大径の部分が2枚の押えリブ32間を通過すると
きには、奥に向かい45°で半開の門扉状となった押え
リブ32を更に押し拡げるように変形させて通過するも
のとなる。
は板状であるので変形は容易であり、比較的に少ない応
力で前記押えリブ32間を球状頭部5aが通過するもの
となり、そして、球状頭部5aの通過後には前記押えリ
ブ32は弾性で復帰し、前記受リブ31とで球状頭部5
aを保持するものとなる。
31bにより球状頭部5aの位置決めが行われると共
に、受リブ31、押えリブ32共に板厚面側の狭い面積
で球状頭部5aに接しているので回動は自在であり、期
待するピボット受3の作用を果たすものとなる。
5を引き抜く方向の外部応力が加えられたとすると、2
枚の前記押えリブ32は球状頭部5aに押されて、その
半開の門扉状を閉じる方向に変形するものとなり、極め
て強固な保持力を発生するものとなって、ピボット受3
からのピボット5の離脱を防止するものとなる。
頭部5aの挿着を行うために変形が要求される押えリブ
32の形状は、変形を行う部分の形状が板状と単純化さ
れているので、変形を生じるときにも応力が一部に集中
することなく全体に分散されるものとなる。
P樹脂など、格別に柔軟性に優れるとは言えない樹脂で
前記ピボット受3を形成するときにも、上記の球状頭部
5aの挿着時に破損を生じる恐れはないものとなり、こ
れにより、ピボット受3のハウジング2との一体成形
が、組立工程中での歩留りの低下などの恐れを生じるこ
となく可能となる。
ウジングに設けられるピボット受は、夫々が球状頭部の
中心に向う板厚方向とされて、この球状頭部とは板厚面
で接する1枚の受リブと2枚の押えリブとで構成され、
前記受リブは前記挿着方向の正面に設けられて前記板厚
面に設けられた凹部で前記球状頭部の位置決めを行い、
前記押えリブは前記受リブから略135°となる位置に
対称に設けられて前記受リブとで前記球状頭部を回動自
在に保持すると共に前記球状頭部と接する板面側が前記
ハウジングに対して自由端とされている車両用前照灯と
したことで、第一には、球状頭部の挿着時には半開の門
扉状とした2枚の押えリブが更に拡がるように変形し少
ない力での挿着を可能としてハウジングとリフレクタと
の組立を容易とすると共に、ピボットとピボット受とに
抜け方向の力が加わるときには前記半開の門扉状とした
2枚の押えリブが閉じるように変形して強固に保持する
ものとなり、これにより車両用前照灯の組立工程の作業
性の向上と信頼性の向上とに極めて優れた効果を奏する
ものである。
ピボット受の前記球状頭部の挿着時に変形を生じる押え
リブの形状を単純化し、その変形時にも応力の集中によ
る破損を生じないものとして、ピボット受のハウジング
との一体成形を可能とし、部品点数、組立工数の低減を
可能として、この種の車両用前照灯のコストダウンにも
優れた効果を奏するものである。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 リフレクタ側に設けられるピボットの球
状頭部を所定の挿着方向からハウジングに設けられたピ
ボット受に嵌着し、前記ハウジングに対して前記リフレ
クタを照準可能としてある車両用前照灯において、前記
ハウジングに設けられるピボット受は、夫々が前記球状
頭部の中心に向う板厚方向とされて、この球状頭部とは
板厚面で接する1枚の受リブと2枚の押えリブとで構成
され、前記受リブは前記挿着方向の正面に設けられて前
記板厚面に設けられた凹部で前記球状頭部の位置決めを
行い、前記押えリブは前記受リブから略135°となる
位置に対称に設けられて前記受リブとで前記球状頭部を
回動自在に保持すると共に前記球状頭部と接する板面側
が前記ハウジングに対して自由端とされていることを特
徴とする車両用前照灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14517395A JP3680163B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 車両用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14517395A JP3680163B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 車両用前照灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08315607A true JPH08315607A (ja) | 1996-11-29 |
JP3680163B2 JP3680163B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=15379132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14517395A Expired - Fee Related JP3680163B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 車両用前照灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3680163B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011003908A1 (de) * | 2011-02-10 | 2012-08-16 | Automotive Lighting Reutlingen Gmbh | Festlager für einen Scheinwerfer eines Kraftfahrzeugs |
JP2014182910A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具のピボットホルダ構造 |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP14517395A patent/JP3680163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011003908A1 (de) * | 2011-02-10 | 2012-08-16 | Automotive Lighting Reutlingen Gmbh | Festlager für einen Scheinwerfer eines Kraftfahrzeugs |
DE102011003908B4 (de) * | 2011-02-10 | 2019-04-18 | Automotive Lighting Reutlingen Gmbh | Scheinwerfer eines Kraftfahrzeugs |
JP2014182910A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具のピボットホルダ構造 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3680163B2 (ja) | 2005-08-10 |
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