JPH0831521A - 電線用コネクタ - Google Patents

電線用コネクタ

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JPH0831521A
JPH0831521A JP6164207A JP16420794A JPH0831521A JP H0831521 A JPH0831521 A JP H0831521A JP 6164207 A JP6164207 A JP 6164207A JP 16420794 A JP16420794 A JP 16420794A JP H0831521 A JPH0831521 A JP H0831521A
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hole
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coaxial cable
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Hiroyuki Kuroda
宏之 黒田
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/38Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts
    • H01R24/40Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency
    • H01R24/52Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure having concentrically or coaxially arranged contacts specially adapted for high frequency mounted in or to a panel or structure
    • HELECTRICITY
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    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
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    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R2103/00Two poles

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、接触子と絶縁部材とを十分な強度で
固定するとともに、容易に組み立てられる電線用コネク
タを提供することを目的とする。 【構成】一軸方向に貫通する貫通孔(13)とこの軸と
は異なる方向に沿って外部と貫通孔の間に設けられた横
孔部(15,34,48)を有する絶縁部材(12,3
3,47)と、この貫通孔に挿入され横孔部の貫通孔側
の開口である内側開口に相対する位置に被嵌合構造部
(10)を有する接触子(8)と、横孔部へ外部側の開
口(16)から挿入され接触子の被嵌合構造部に嵌合し
て接触子の位置を規制する位置規制部材(17,29,
40,44,54)とを具備することによって、絶縁部
材と接触子との位置を規制し固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号ケーブルの一端に
取り付けられる電線用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、信号あるいは電力等を伝達するた
めの同軸ケーブルを着脱できるように、その一端に同軸
ケーブル接続コネクタが用いられている。この同軸ケー
ブル接続コネクタは主に内側から順に、内部導体、この
内部導体の周囲に配置された絶縁部材、さらにこの絶縁
部材の周囲に配置された外部導体から構成される。そし
て、内部導体と外部導体はそれぞれ同軸ケーブルの中心
線とシールド線に接続される。
【0003】ここで、同軸ケーブル接続コネクタは、多
数回の着脱に耐えうるよう、内部導体、絶縁部材および
外部導体の以上3つの部材を脱着の軸方向に相互に固定
する必要がある。
【0004】このため、従来の同軸ケーブル接続コネク
タにおいては、これら3つの部材のうち、絶縁部材や外
部導体を外力により塑性変形または弾性変形させること
により固着力を確保し、それぞれの部材を着脱の方向に
固定するようにしている。
【0005】例えば、実公昭61─21811号公報に
開示されているごとく、絶縁部材の中心軸に沿って設け
られた貫通孔の径よりも大きな径のテーパー状突起部が
形成された内部導体が、弾性を有する前記絶縁部材の貫
通孔に圧入保持固定されるとともに、外部導体の内周部
にテーパー部を設けて、これに前記弾性を有する絶縁部
材を圧入保持固定する同軸ケーブル接続コネクタがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】同軸ケーブル接続コネ
クタは、着脱を繰り返すので、内部導体と絶縁部材ある
いは外部導体とを強固に固定しておく必要がある。
【0007】上述した実公昭61─21811号公報の
同軸ケーブル接続コネクタにおいて、内部導体の絶縁部
材への固定強度を向上させるためには、内部導体のテー
パー状突起部の径を大きくするか、または絶縁部材によ
り大きなヤング率を有する即ち固い材料を用いるという
設計変更を行う必要がある。しかし、内部導体の挿入時
に前記テーパー状突起部が絶縁部材の貫通孔を押し拡げ
る構造であるためにかかる設計変更による固定強度の向
上にも限界があり、多数回の脱着に耐えうる固定強度を
確保することが困難であるという欠点がある。
【0008】また、内部導体の挿入時に前記テーパー状
突起部が絶縁部材の貫通孔を変形させるため、絶縁部材
は、余程柔らかい材料でできていない限り、このテーパ
ー状突起部の外形形状に沿って復元することがない。し
たがって、テーパー状突起部と形状が復元しない絶縁部
材の接触面積は設計値よりも減少してしまうのである。
この点でも、十分な固定強度を確保することが難しいも
のとなっている。
【0009】さらに、内部導体は外径の大きなストッパ
ー部を有しており、このストッパー部が絶縁部材の側面
に当接されて位置決めをする構造となっているが、弾性
を有する絶縁部材を用いているので当接による反発力が
弱く、内部導体を絶縁部材に圧入する作業の完了の目安
とはなり難い。従って不完全な圧入を判別できないと同
時にストッパー部が絶縁部材にもぐり込んでしまう場合
もある。このように、絶縁部材と内部導体の位置決めが
困難であるという欠点も有する。
【0010】以上の欠点は、内部導体を絶縁部材に圧入
するときばかりでなく、絶縁部材を外部導体に圧入する
ときにも同様に存在する。
【0011】また、圧入という作業が内部導体と絶縁部
材の組み立ておよび絶縁部材と外部導体の組み立て時に
必要となり、同軸ケーブル接続コネクタの組み立てに手
間がかかるという問題もある。
【0012】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、上述した同軸ケーブル接続コネクタの内部
導体等の接触子と、この接触子の周囲に配置される絶縁
部材とを十分な強度で固定するとともに容易に組み立て
られる電線用コネクタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による電線用コネ
クタは、一軸方向に貫通する貫通孔とこの軸とは異なる
方向に沿って外部と前記貫通孔の間に設けられた横孔部
を有する絶縁部材と、前記貫通孔に挿入され前記横孔部
の貫通孔側の開口である内側開口に相対する位置に被嵌
合構造部を有する接触子と、前記横孔部の外部側の開口
である外側開口から挿入され前記接触子の被嵌合構造部
に嵌合し前記接触子の位置を規制する位置規制部材を有
するように構成される。
【0014】
【作用】本発明による電線用コネクタによれば、絶縁部
材に設けられた横孔部に挿入される位置規制部材が、絶
縁部材に形成された貫通孔に挿入される接触子と嵌合す
ることで、絶縁部材と接触子との位置が固定される。
【0015】
【実施例】以下、図1乃至図3を用いて、本発明の第1
実施例を説明する。なお、以下の実施例では、電線用コ
ネクタとして同軸ケーブル接続コネクタを例に採って説
明する。
【0016】図1に同軸ケーブル接続コネクタ1の外形
を示す。
【0017】同軸ケーブル接続コネクタ1は、円筒形状
に形成された導電性の外部導体2を有している。外部導
体2の一方の端面にはケーブル側端部3が形成される。
このケーブル側端部3からは後述する内部導体のケーブ
ル固定部に接続された同軸ケーブル4の中心線5が引き
出される。また、外部導体2のケーブル側端部3の付近
には図示しない同軸ケーブルのシールド線がハンダ付け
等によって接続されるケーブル接続部が設けられてい
る。
【0018】外部導体2の他の一方の端面には、図示し
ない同軸ケーブル接続アダプタが嵌合するコネクタ開口
部6が設けられている。
【0019】また、外部導体2は後述するように、内部
に絶縁部材を収納したのち治具等を用いてカシメ加工さ
れたカシメ部7を有する。そして、このカシメ部7にて
前記絶縁部材を保持固定する。
【0020】図2に同軸ケーブル接続コネクタ1を構成
する部材を示す。
【0021】同軸ケーブル接続コネクタ1は図2(a)
に示すように同軸ケーブル4の中心線5と接続される接
触子としての内部導体8を有している。この内部導体8
は円柱形状の長尺な導電体で形成されておりその一端の
ケーブル固定部9に中心線5をハンダ付けまたはカシメ
によって接続する。
【0022】また、この内部導体8の中央部分には被嵌
合構造である溝10が形成されている。この溝10は円
柱状の内部導体8の軸を中心として外周面の全周にわた
って形成されている。
【0023】そして、内部導体8の先端側には電気接点
部11が形成されている。この電気接点部11は図示し
ない同軸ケーブル接続アダプタの中心導体と電気的に接
続される。
【0024】また、このように構成された内部導体8の
外周を絶縁するため同軸ケーブル接続コネクタ1は円筒
状の絶縁部材12を有している。
【0025】絶縁部材12は4フッ化エチレン、塩化ビ
ニル等の容易に変形可能な絶縁材料を成形してなる。そ
して、この円筒状の絶縁部材12の中心軸に沿って貫通
する貫通孔13が形成されている。
【0026】この貫通孔13は前記円柱状の内部導体8
を挿入するための孔でありその内径は、内部導体8の外
径と略同一に形成されている。そして、内部導体8はこ
の貫通孔13に対してさほど抵抗なく挿入できるように
なっている。
【0027】また、絶縁部材12の外周面には、その面
の一部を切り落とした形状の平面部14を形成してい
る。この平面部14は後述する横孔部15を形成するた
めに設けたものである。
【0028】つまり、この平面部14の一部には、その
表面から前記貫通孔13に連通する横孔部15が形成さ
れる。この横孔部15は、絶縁部材12の中心軸に直交
する方向に方形状の孔を形成したものであり、前記絶縁
部材12の表面側に外側開口16と貫通孔13側の図示
しない内側開口を形成することとなる。
【0029】そして、この横孔部15には、図2(b)
に示すような位置規制部材17が挿入される。
【0030】横孔部15に挿入される位置規制部材17
は、上方からみると前記横孔部15の開口形状と略同一
の形状に形成されている。
【0031】また、この位置規制部材17は馬蹄形面部
18を有する馬蹄形状に形成されている。
【0032】前記馬蹄形面部18に形成された二股部1
9の内法は、前記絶縁部材12の貫通孔13に挿入され
る内部導体8に形成された溝10の外径と略同一の寸法
に形成されている。また、前記位置規制部材17の奥行
き寸法は前記溝の寸法と略同一に形成されている。
【0033】そして、前記絶縁部材12に前記内部導体
8を挿入したとき、前記位置規制部材16を前記溝10
に嵌合させることができるような形状にされている。
【0034】また、位置規制部材17を構成する部材に
は、前記絶縁部材12と同様絶縁性を有する材質のもの
を用いる。たとえば、4フッ化エチレン、フッ化ビニリ
デンに代表されるフッ化エチレンの重合体、塩化ビニル
等に代表される塩素置換されたエチレンの重合体、もし
くはこれらの共重合体といった電線用コネクタの絶縁材
料として慣用される樹脂ばかりでなく、アクリル樹脂や
ゴム等の高分子樹脂、あるいはシリコンゴムに代表され
る珪素系の高分子樹脂等も使用できる。さらに、アルミ
ナ、石英ガラス、窒化珪素等の酸化物系あるいは窒化物
系の絶縁性セラミクスを使用してもよい。
【0035】また、同軸ケーブル接続コネクタ1は、絶
縁部材12の外周を被うように設けられる前記外部導体
2を有している。
【0036】この外部導体2は、図2(c)に示すよう
に導電性の金属を筒状に形成したものである。この筒状
の外部導体2の中空部20は、前記絶縁部材12の外径
と略等しい内径を有しており、前記絶縁部材12を容易
に挿入できるようになっている。
【0037】この外部導体2は導電性の金属で形成され
ているが治具によってその形を変形できるようになって
いる。したがって、図2(c)および図1に示されてい
るように、外部導体2の中空部20に絶縁部材12を挿
入し、前記外部導体2を治具等によってカシメ加工する
ことによって、前記カシメ部7にて前記絶縁部材12を
前記外部導体2に保持固定することができる。
【0038】また、この外部導体2の外周には必要に応
じて、電気的に絶縁する絶縁部材を設けることもでき
る。
【0039】以上示したような、内部導体8、絶縁部材
12、位置規制部材17、外部導体2から構成される同
軸ケーブル接続コネクタ1の組み立て手順について図1
および図2(a)〜(c)を用いて説明する。
【0040】まず、図2(a)に示すように一端に同軸
ケーブル4の中心線5が接続された内部導体8を、絶縁
部材12に形成された貫通孔13の後端からこの絶縁部
材12に挿入する。このときの内部導体8の挿入時に、
絶縁部材12に形成された横穴部15の外側開口から、
内部導体8の溝10が完全に見える位置で内部導体8を
位置決めする。
【0041】横孔部15から溝10が確認できる状態で
内部導体8を位置決めしたのち、図2(b)の如く位置
規制部材17を横穴部15の外側開口16から挿入す
る。これにより、位置規制部材17の二股部19を内部
導体8の溝10に嵌合させる。
【0042】このとき、位置規制部材17の奥行き方向
の寸法と絶縁部材12の軸方向への横孔部15の寸法が
略同じに形成されているので、位置規制部材17の馬蹄
形面部18を構成する面と横孔部15の前記軸に垂直な
側面が当接することとなる。
【0043】この結果、内部導体8と絶縁部材12が位
置規制部材17を介して、互いに固定されることにな
る。
【0044】次に、位置規制部材17によって互いに固
定された内部導体8と絶縁部材12の半組上がり品を、
円筒状の外部導体2に形成された中空部20に、その後
端から挿入する(図2(c))。外部導体2の中空部2
0の先端側には、図示しないが、前記絶縁部材12が挿
入されたときにその位置を規制するための当接部が設け
られている。したがって、中空部20の後端から挿入さ
れた絶縁部材12は、電気接点部11が適当な位置に位
置した時点で前記当接部と当接し、それ以上挿入できな
くなる。
【0045】そこで、挿入された絶縁部材12の後端部
近傍に相当する前記外部導体2の部分を治具等によって
変形させる。この変形によってつくられたカシメ部7に
よって外部導体2に絶縁部材12をカシメ固定する(図
1)。
【0046】また、この時、外部導体2は位置規制部材
17が挿入された横孔部15を被い、位置規制部材17
が脱落するのを防止する。
【0047】この状態を図3に示す。図3は、横孔部1
5に沿って同軸ケーブル接続コネクタ1を切断した断面
図である。
【0048】絶縁部材12の横穴部15に挿入された位
置規制部材17は図示されたように、変形せずに内部導
体8の溝10に嵌合し、溝10の側壁の破線で示した十
分な面積の接触面21にて内部導体8を固定している。
また、位置規制部材17は、その頂部22が外部導体2
に接しているので絶縁部材12から脱落することはな
い。したがって、内部導体8を絶縁部材12に対して、
常時、位置決め固定している。
【0049】以上示したように、第1実施例の電線用コ
ネクタとしての同軸ケーブル接続コネクタでは、絶縁部
材12に形成された横孔部15に挿入される位置規制部
材17を、絶縁部材12に形成された貫通孔13に挿入
される内部導体8に形成された溝10と嵌合させること
により、前記内部導体8と絶縁部材12とを固定するよ
うにしている。
【0050】すなわち、絶縁部材12または位置規制部
材17の馬蹄形面部18を変形させることなく両者を固
定できるので、位置規制部材17と溝10との接触面積
を十分大きくとることができる。
【0051】また、同じ理由から、設計値通りの上記接
触面積を実際に確保することができる。
【0052】したがって、内部導体8と絶縁部材12の
固定強度を従来に比べ大きくすることができる。
【0053】また、位置規制部材17は変形する必要が
ないので、上に掲げた絶縁材料の中でもほとんど弾性変
形しない固い材料、例えばアクリル、絶縁性セラミクス
等を用いることが可能であり、この場合は、上記固定強
度をさらに向上させることができる。
【0054】さらに、内部導体8の溝10を絶縁部材1
2の横穴部15に位置させ、位置規制部材17を挿入す
るだけで位置を固定できるので、内部導体8の挿入時の
位置決め作業が正確になるという効果をも併せて奏す
る。
【0055】次に、図4乃至図6を用いて本発明の第2
実施例を示す。なお、第1実施例と同一の部材について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0056】図4に第2実施例の外形を示す。
【0057】同軸ケーブル接続コネクタ23の外観は、
後述するカシメ部24が形成された円筒形状の外部導体
25と、この外部導体25が挿入されるやはり後述する
カバー部材26及びこのカバー部材26の中空部側に突
出するよう、カバー部材26の外周面にプレス加工等に
て形成された位置決め突起部26aからなる。外部導体
25は第1実施例と同様ケーブル側端部3、コネクタ開
口部6を有する。
【0058】図5に同軸ケーブル接続コネクタ23を構
成する部材を示す。
【0059】内部導体8および絶縁部材12は、第1実
施例と同様に構成されている。平面部14は、第1実施
例では横孔部15を形成するために設けられているもの
であった。本実施例ではこの他に、後述する外部導体の
位置決め孔を通して入ってくる前記位置決め突起部26
aの先端部を収容する空間を形成するという目的をも有
する。
【0060】そして、前記絶縁部材12を挿通する中空
部27が形成された外部導体25は図5(a)に示すよ
うに金属を筒状に形成してなる。この外部導体25の側
面には窓28が形成されている。この窓28は、中空部
27に絶縁部材12が挿入されたとき、絶縁部材12に
形成された横孔部15の外側開口16が露出するように
設けられている。そして、この窓28を介して、位置規
制部材29を絶縁部材12の横孔部15に挿入できるよ
うにしている。
【0061】さらに、窓28の後方には、位置決め孔2
5aが形成されている。この位置決め孔25aは、カバ
ー部材26に外部導体25が挿入され窓28が被われた
とき、カバー部材26に形成された位置決め突起部26
aが嵌まるように設けられている。このように形成され
た位置決め孔25aに位置決め突起部26aが嵌まるこ
とにより、カバー部材26と外部導体25の挿入位置決
めをできるようにしている。
【0062】また、外部導体25には、図示しない同軸
ケーブルのシールド線がハンダ付け等により後端側に接
続される。
【0063】外部導体25の窓28から挿入される位置
規制部材29は、図5(c)に示すように第1実施例の
位置規制部材17と略同一のものであるが、内部導体8
の溝10に嵌合したときにその頂部30が外部導体25
の外周面に略一致するような高さを有するように形成さ
れている。
【0064】この実施例の同軸ケーブル接続コネクタ2
3は上述したように、外部導体25の外周にカバー部材
26を被せるようになっている(図5(d))。
【0065】カバー部材26は内部に外部導体25が挿
入されるような空間を有する中空円筒形状の弾性部材で
あり、たとえば金属製の中空円筒であってその長手方向
に切れ目31を有する構造としている。よって、この切
れ目31を押し広げながら、外部導体25に容易に被せ
ることができるものである。
【0066】また、カバー部材26の外周部には弾性を
有する羽根状突起が設けられており、同軸ケーブル接続
コネクタ23を図示しないハウジング部材に容易にとり
つけることができる。さらに、カバー部材26には、上
述のようにカバー部材26の中空部側に突出するよう、
カバー部材26の外周面にプレス加工等にて形成された
位置決め突起部26aが設けられている。
【0067】次に、この実施例の同軸ケーブル接続コネ
クタの組み立て手順を説明する。まず、絶縁部材12を
外部導体25に挿入し、絶縁部材12の横穴部15の外
側開口16を外部導体25の窓28に位置させておく。
そして、絶縁部材12の後端部に対応する外部導体25
の外周部を治具等で変形させカシメ部24を形成する。
これにより、外部導体25に絶縁部材12を固定してお
く(図5(a))。
【0068】そして、一端に同軸ケーブル4の中心線5
が接続された内部導体8を絶縁部材12に挿入してい
く。この挿入作業は外部導体25の窓28および絶縁部
材12の横穴部15を通して、内部導体8の溝10が完
全に見えるまで行う(図5(b))。窓28から溝10
が確認できた時点で、位置規制部材29を窓28から挿
入し、その二股部19を内部導体8の溝10に嵌合させ
る(図5(c))。
【0069】この時、位置規制部材29は、その形状が
横孔部15の開口形状と略同一に形成されているので、
その奥行き方向にて横穴部15の側面に当接する。この
結果、絶縁部材12と内部導体8が位置規制部材29を
介して互いに固定されることになる。
【0070】そして、さらにこの状態の外部導体25に
カバー部材26を被せる。この作業は、位置決め突起部
26aが位置決め孔25aに嵌まり、その先端部が平面
部14が形成する空間に収容されるように行う。このと
き、カバー部材26は位置規制部材29が挿入された窓
28を被うことになる。これによって、位置規制部材2
9が外部導体25から脱落するのを防止する(図5
(d))。
【0071】上記のようにして組み立てられた同軸ケー
ブル接続コネクタ23の窓28に沿った断面を図6に示
す。外部導体25の窓28から絶縁部材12の横穴部1
5に挿入された位置規制部材29は図示されたように、
変形せずに内部導体8の溝10に嵌合し、溝10の側壁
の破線で示した十分な面積の接触面32にて内部導体8
を固定している。また、位置規制部材29は、その頂部
30がカバー部材26に接しているので外部導体25か
ら脱落することはない。
【0072】このように構成された第2実施例の同軸ケ
ーブル接続コネクタ23によれば、第1実施例の有する
効果を備える。さらに、第2実施例では、予め内部導体
8を絶縁部材12に挿入しておく必要がないので、外部
導体25への絶縁部材12の挿入作業を同軸ケーブルの
中心線5がない状態で行うことができ、組み立ての作業
が容易になる。
【0073】また、カバー部材26は特に上述の構成に
限られず、位置規制部材29の脱落を防止できる部材な
らなんでもよい。たとえば、材料には金属の代わりにゴ
ム等の弾性材料を用いることもできる。
【0074】本発明は、上述の実施例に限らず幾多の変
形が可能である。図7に第2実施例における位置規制部
材29の変形例の一つを示す。本変形例において、絶縁
部材33の横孔部34は内部導体8が挿入される貫通孔
に交差しこの絶縁部材33を貫通するようにして設けら
れる。
【0075】この横孔部34は絶縁部材33の外周面に
第1及び第2の外側開口35および36を有する。
【0076】また、外部導体37は、絶縁部材33の挿
入時にその第1および第2の外側開口35、36が露出
するように設けられた第1および第2の外部窓38およ
び39を有する。
【0077】そして、内部導体8と絶縁部材33の位置
を規制するための位置規制部材40には、その二股部4
1の先端に突起部42および43を形成する。
【0078】そして、これらの部材を組み立てる際に
は、外部導体37に絶縁部材33および内部導体8を挿
入したのち、位置規制部材40を外部導体37の第1の
外部窓38から挿入し内部導体8に嵌合させるととも
に、その先端の突起部42および43を絶縁部材33の
第2の外側開口36に懸けるようにする。
【0079】よって、位置規制部材40は突起部42お
よび43が第2の外側開口36に懸かり絶縁部材33に
単独で固定されることとなる。したがって、位置規制部
材40の脱落を防止するためにこれを被うように設けら
れた第2実施例におけるカバー部材26に相当する部材
が不要になり部材費用の削減および組み立て作業におけ
る省力化なる効果が得られる。
【0080】また、第1実施例の位置規制部材17を用
いた位置規制を同軸ケーブル接続コネクタではない単芯
の電線用コネクタに適用することができるが、この場合
外部導体2が存在しなくなるために、位置規制部材17
の脱落防止手段が本来別に必要になる。しかし、本変形
例の位置規制部材を用いれば位置規制部材自体の脱落防
止手段を省くことができる。
【0081】図8に第2実施例における位置規制部材2
9の別の変形例を示す。
【0082】図8は第2実施例におけるカバー部材26
を図示せずに、外部導体25の窓28へ位置規制部材4
4が挿入された状態を窓28の上方から見た図である。
【0083】図8に示した位置規制部材44は、第2実
施例における外部導体25の窓28の形成する窓の側面
46に当接するように、この位置規制部材44の頂部に
前記窓の側面46の内法に略等しい寸法を有する肩部4
5が設けられている。すなわち、位置規制部材44の挿
入時にこの肩部45が窓28に嵌合するように構成され
たものである。
【0084】かかる構成を採用することによって、内部
導体8と絶縁部材12の軸方向への固定強度がより大き
くなるほかに、位置規制部材44を挿入するだけで内部
導体8、絶縁部材12を外部導体25に固定することが
でき、外部導体25の絶縁部材12へのカシメ等の固定
作業を省くことができる。
【0085】また、カシメ等の固定作業を省くことがで
きるので、絶縁部材12は変形可能な絶縁材料で形成す
る必要がなく、前掲のアクリル、絶縁性セラミクス等の
殆ど弾性変形しない材料で形成することができる。
【0086】このとき、絶縁部材12と位置規制部材4
4は、両者とも弾性変形せずに互いに当接する構成とで
きるので、軸方向の固定強度をさらに向上させることが
できる
【0087】さらに、外部導体25に第2の外部窓を追
加したものを外部導体51とするとともに、上述の位置
規制部材44を変形して二股部の先端部も外部導体51
の第2の外部窓に嵌合するような位置規制部材54とし
てもよい。図9にこの構成における外部導体51の外部
窓に沿った断面を示す。
【0088】図9において、絶縁部材47の横孔部48
は内部導体8が挿入される貫通孔に交差しこの絶縁部材
47を貫通するようにして設けられる。
【0089】この横孔部48は絶縁部材47の外周面に
第1及び第2の外側開口49および50を有する。
【0090】また、外部導体51は、絶縁部材47の挿
入時にその第1および第2の外側開口49、50が露出
するように設けられた第1および第2の外部窓52およ
び53を有する。
【0091】そして、内部導体8と絶縁部材47の位置
を規制するための位置規制部材54には、外部導体51
の第1及び第2の外部窓52、53の側面に当接するよ
うに、この位置規制部材54の頂部55および二股部5
6に前記外部窓の側面の内法に略等しい寸法を有する第
1および第2の肩部57、58が設けられている。すな
わち、位置規制部材54の挿入時にこの肩部57、58
が第1および第2の外部窓52、53に嵌合するように
構成されたものである。
【0092】このように構成された位置規制部材54
は、内部導体8を中心にして位置規制部材54の頂部5
5および二股部56の先端の二つの部分で、外部導体5
1を嵌合支持することができる。したがって、図8にお
ける片持ち支持の位置規制部材44に比べ一層強固に、
内部導体8と外部導体51を固定することができる。
【0093】また、位置規制部材54の二股部56の先
端に突起部を設けて、第2の外側開口50に懸かるよう
にすれば、位置規制部材54の脱落を防止するためにこ
れを被うように設けられたカバー部材26が不要になり
部材費用の削減および組み立て作業における省力化なる
効果が得られることは、上述の図7の変形例と同様であ
る。
【0094】また、第1実施例および第2実施例では内
部導体8の被嵌合構造部は、長手方向の軸を中心として
内部導体8の外周面全周に設けられた溝10であった
が、たとえば外周の一部に設けられた溝でもよく、この
溝の形状と嵌合する形状を有する位置規制部材17等を
横孔部15等から挿入して位置を規制することができ
る。
【0095】以上の実施例としては、同軸ケーブル接続
コネクタを例に採って説明したが、本発明はその思想を
逸脱しない範囲で通常の電線の着脱を行う電線用コネク
タにも適用できることは以上の説明から明らかである。
【0096】上述の実施態様によれば、付記に示すよう
な構成が得られる。 (付記項1) 一軸方向に貫通する貫通孔とこの軸とは
異なる方向に沿って外部と前記貫通孔の間に設けられた
横孔部を有する絶縁部材と、前記貫通孔に挿入され前記
横孔部の貫通孔側の開口である内側開口に相対する位置
に被嵌合構造部を有する接触子と、前記横孔部の外部側
の開口である外側開口からこの横孔部に挿入され前記接
触子の被嵌合構造部に嵌合し前記接触子の位置を規制す
る位置規制部材を有することを特徴とする電線用コネク
タ。 (付記項2) 前記横孔部が沿う方向は、前記貫通孔の
軸に直交する方向であることを特徴とする付記項1に記
載の電線用コネクタ。 (付記項3) 前記被嵌合構造部は、前記接触子の外周
に設けられた溝であり、前記位置規制部材はこの溝に嵌
合する凸部を有することを特徴とする付記項2に記載の
電線用コネクタ。 (付記項4) 前記被嵌合構造部は、前記接触子の外周
面の全周に設けられた溝であり、前記位置規制部材はこ
の溝に嵌合する二股部を有する馬蹄形に形成されてなる
ことを特徴とする付記項2に記載の電線用コネクタ。 (付記項5) 前記位置規制部材は、前記孔部の外側開
口に嵌合する肩部を有することを特徴とする付記項2に
記載の電線用コネクタ。 (付記項6) 一軸方向に貫通する貫通孔とこの軸とは
異なる方向に沿って外部と前記貫通孔の間に設けられた
横孔部を有する円筒形状の絶縁部材と、前記貫通孔に挿
入され前記横孔部の貫通孔側の開口である内側開口に相
対する位置に被嵌合構造部を有する長尺の内部導体と、
前記横孔部の外部側の開口である外側開口からこの横孔
部に挿入され前記接触子の被嵌合構造部に嵌合し前記内
部導体の位置を規制する絶縁材料でできた位置規制部材
を有することを特徴とする同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項7) 前記横孔部が沿う方向は、前記貫通孔の
軸に直交する方向であることを特徴とする付記項6に記
載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項8) 前記被嵌合構造部は、前記内部導体の外
周に設けられた溝であり、前記位置規制部材はこの溝に
嵌合する凸部を有することを特徴とする付記項7に記載
の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項9) 前記被嵌合構造部は、前記内部導体の長
手方向の軸を中心にして外周面の全周に設けられた溝で
あり、前記位置規制部材はこの溝に嵌合する二股部を有
する馬蹄形に形成されてなることを特徴とする付記項7
に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項10) 前記絶縁部材の周囲に配置され前記横
孔部の外側開口を覆ってなる外部導体を有することを特
徴とする付記項7に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項11) 前記絶縁部材の周囲に配置され前記横
孔部の外側開口が露出するような窓を有する外部導体
と、この外部導体の周囲に配置されこの外部導体の窓を
被うカバー部材を有することを特徴とする付記項7に記
載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項12) 前記位置規制部材は、前記横孔部の外
側開口に嵌合する肩部を有することを特徴とする付記項
7または付記項11に記載の同軸ケーブル接続コネク
タ。 (付記項13) 前記位置規制部材は、前記外部導体の
窓に嵌合する肩部を有することを特徴とする付記項11
または付記項12に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項14) 前記絶縁部材の横孔部は前記貫通孔と
交差しこの絶縁部材を貫通するように形成されてなり、
前記長尺の内部導体の被嵌合構造部は前記貫通孔と横孔
部が交差する位置に形成されてなり、前記位置規制部材
は前記横孔部の外部側の一方の開口である第1の外側開
口から挿入され前記内部導体の被嵌合構造部に嵌合し前
記横孔部の外部側の他の一方の開口である第2の外側開
口にいたる絶縁材料でできた部材であることを特徴とす
る付記項7に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項15) 前記被嵌合構造部は、前記内部導体の
外壁に設けられた溝であり、前記位置規制部材はこの溝
に嵌合する凸部を有することを特徴とする付記項14に
記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項16) 前記被嵌合構造部は、前記内部導体の
長手方向の軸を中心にして外周面の全周に設けられた溝
であり、前記位置規制部材はこの溝に嵌合する二股部を
有する馬蹄形に形成されてなることを特徴とする付記項
14に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項17) 前記位置規制部材は、前記第2の外側
開口に懸かる突起部を有することを特徴とする付記項1
4に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項18) 前記絶縁部材の周囲に配置され前記横
孔部の第1及び第2の外側開口が露出するような第1及
び第2の外部窓を有する外部導体を有することを特徴と
する付記項17に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項19) 前記絶縁部材の周囲に配置され前記横
孔部の第1及び第2の外側開口を覆ってなる外部導体を
有することを特徴とする付記項14に記載の同軸ケーブ
ル接続コネクタ。 (付記項20) 前記絶縁部材の周囲に配置され前記横
孔部の第1及び第2の外側開口が露出するような第1及
び第2の外部窓を有する外部導体と、この外部導体の周
囲に配置されこの外部導体の第1の外部窓を被うカバー
部材を有することを特徴とする付記項14に記載の同軸
ケーブル接続コネクタ。 (付記項21) 前記位置規制部材は、前記横孔部の第
1または第2の外側開口に嵌合する肩部を有することを
特徴とする付記項14または付記項18または付記項2
0に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。 (付記項22) 前記位置規制部材は、前記外部導体の
第1または第2の外部窓口に嵌合する肩部を有すること
を特徴とする付記項18または付記項20または付記項
21に記載の同軸ケーブル接続コネクタ。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電線
用コネクタでは、絶縁部材に設けられた横孔部から挿入
される位置規制部材と接触子に形成された被嵌合構造部
とを嵌合させることによって、絶縁部材と接触子の相互
の固定を行うようにしているので、固定のための接触面
積を大きくとることができ、固定強度を向上させること
ができる。また、設計通りの固定強度を得やすく、固定
の作業も容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す同軸ケーブル接続
コネクタの斜視図。
【図2】(a)第1実施例の内部導体と絶縁部材を示す
斜視図。 (b)第1実施例の内部導体と絶縁部材の半組上がり品
と位置規制部材を示す斜視図。 (c)第1実施例の位置規制部材が嵌合した半組上がり
品と外部導体を示す斜視図。
【図3】第1実施例の同軸ケーブル接続コネクタの横孔
部の断面図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す同軸ケーブル接続
コネクタの斜視図。
【図5】(a)第2実施例の絶縁部材と外部導体を示す
斜視図。 (b)第2実施例の絶縁部材と外部導体の半組上がり品
と内部導体を示す斜視図。 (c)第2実施例の内部導体が挿入された半組上がり品
と位置規制部材を示す斜視図。 (d)第2実施例の位置規制部材が嵌合した半組上がり
品とカバー部材を示す斜視図。
【図6】第2実施例の同軸ケーブル接続コネクタの横孔
部の断面図。
【図7】本発明の位置規制部材の変形例の挿入嵌合状態
を示す同軸ケーブル接続コネクタの縦断側面図。
【図8】本発明の位置規制部材の他の変形例の挿入嵌合
状態を示す同軸ケーブル接続コネクタの側面図。
【図9】本発明の位置規制部材の別の変形例の挿入嵌合
状態を示す同軸ケーブル接続コネクタの縦断側面図。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル接続コネクタ 2 外部導体 8 内部導体(接触子) 10 溝(被嵌合構造部) 12 絶縁部材 13 貫通孔 15 横孔部 16 外側開口 17 位置規制部材 23 同軸ケーブル接続コネクタ 25 外部導体 29 位置規制部材 33 絶縁部材 34 横孔部 37 外部導体 40 位置規制部材 44 位置規制部材 47 絶縁部材 48 横孔部 51 外部導体 54 位置規制部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一軸方向に貫通する貫通孔とこの軸とは異
    なる方向に沿って外部と前記貫通孔の間に設けられた横
    孔部を有する絶縁部材と、前記貫通孔に挿入され前記横
    孔部の貫通孔側の開口である内側開口に相対する位置に
    被嵌合構造部を有する接触子と、前記横孔部の外部側の
    開口である外側開口からこの横孔部に挿入され前記接触
    子の被嵌合構造部に嵌合し前記接触子の位置を規制する
    位置規制部材を有することを特徴とする電線用コネク
    タ。
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