JPH08314665A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】電源を投入して初期化設定を行なっている間、
使用者の興味を引いて気を紛らわせる。 【構成】表示部２と、現在の時刻計時を行なう計時カウ
ンタ１４ａと、この計時カウンタ１４ａで計時される時
刻に対応した複数のイラストパターンを記憶したＲＯＭ
１７と、上記キー入力部４の電源キー４ａ操作により電
源投入を検出した時刻を上記計時カウンタ１４ａより
得、得た時刻に対応して上記ＲＯＭ１７から複数のイラ
ストパターンを読出し、この複数のイラストパターンを
上記表示部２で順次切換表示させるＣＰＵ１４とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えばページング受信
機等のように携帯して使用する電子機器に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、一般的に使用されているページン
グ受信機等の携帯電子機器は、省電力対策と、静電気に
よるメモリ内のデータ破壊を防ぐため、電源投入毎に各
回路部の初期化設定として、電池電圧のチェック、ＲＡ
Ｍ内のメモリチェック、またＩＤコードのデコーダへの
書込み、同期信号のサーチ等を行なう。したがって、こ
のような電子機器の場合、回路の構成や動作処理の内容
が複雑であればあるほど、初期化設定に要する時間が長
くなる。そして、この初期化設定の処理中は、通常その
表示部において何の表示も行なわないか、あるいは予め
固定的に用意されている初期化設定処理用の例えば「た
だいま準備中です」等の文字メッセージなどを表示する
ようになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な電子機器の使用者は、電源投入後、初期化設定が終了
するまでは上記のような表示がなされるので、非常に味
気無かった。また、コミュニションツールとして用いら
れるページング受信機等の場合では、着信を待ち受ける
準備として、所定時間、同期信号のサーチを行なうの
で、その間、非常に退屈するということがあった。

【０００４】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、電源を投入して初
期化設定及び着信待ち受け準備を行なっている間、電源
投入下時間帯、及び当該電子機器の状態に対応して使用
者の興味を引くような、変化に富んだ表示等を行なう電
子機器を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、 （１） 電源投入を検出して各回路部の初期化設定を行
なう設定手段と、計時手段と、この計時手段で計時され
る時刻に対応した複数のイラストパターンを記憶した記
憶手段と、上記イラストパターンを表示する表示手段
と、上記設定手段により電源投入を検出した時刻を上記
計時手段より得、得た時刻に対応して上記記憶手段から
複数のイラストパターンを読出し、この複数のイラスト
パターンを初期化設定を行なう間、上記表示手段に順次
切換表示するよう制御する制御手段とを備えるようにし
たものである。 （２） 上記（１）項において、上記電子機器は電池電
源を有し、上記設定手段は電源投入検出時に各回路部の
初期化設定と共に上記電池電源の供給電圧チェックを行
ない、上記記憶手段はさらに電池電源の低電圧時に読出
される複数のイラストパターンも記憶し、上記制御手段
は上記設定手段の供給電圧チェックにより電池電源の低
電圧状態が検出された際には上記記憶手段から対応する
複数のイラストパターンを読出して初期化設定を行なう
間、上記表示手段に表示するよう制御するようにしたも
のである。 （３） 上記（１）項において、上記電子機器はページ
ング信号を受信する受信手段をさらに有し、初期化設定
として、この受信手段によりページング信号に含まれる
同期信号の受信を検出するようにしたものである。

【０００６】

【作用】上記（１）項に記載した構成によれば、電源を
投入した時刻によって異なる複数のイラストパターンが
表示部に順次切換表示されるため、初期化設定を行なっ
ている間も使用者の興味を引くような変化に富んだ表示
を行なうことができる。

【０００７】上記（２）項に記載した構成によれば、上
記（１）項の作用に加えて、電源となる電池の残容量が
少ないことを上記複数のイラストパターンとは異なるイ
ラストパターンにより知ることができる。

【０００８】上記（３）項に記載した構成によれば、上
記（１）項の作用に加えて、電源をを投入した時刻によ
って異なる複数のイラストパターンが表示部に順次切換
表示されるため、着信待ち受け準備を行なっている間で
も使用者の興味を引くような変化に富んだ表示を行なう
ことができる。

【０００９】

【実施例】以下本発明をページングサービスに適用され
るペ−ジング受信機に適用した場合の一実施例について
図面を参照して説明する。図１はその外観構成を示すも
ので、ページング受信機１は本体ケース１ａの前面に液
晶表示パネルによる表示部２と着信報知時に点灯するＬ
ＥＤ３とが設けられる。また、本体ケース１ａの側面に
は、キー４ａ〜４ｄからなるキー入力部４と、本ページ
ング受信機１をキーホルダ等に取付けるためのキーリン
グ部５とが適宜設けられる。

【００１０】上記表示部２は、上述した如く液晶表示パ
ネルで構成されるものであり、電源としての電池のおお
よその残容量を表示するためのバッテリー表示部２ａ、
着信があった際に報知をブザー音等の音声でも行なうモ
ードが設定されている状態を表示するための着信音報知
表示部２ｂ、４つの日の字状セグメント及び記号「：」
のセグメントにより現在の時刻を表示するための時刻表
示部２ｃ、文字による伝言メッセージ等を表示するため
のメッセージ表示部２ｄ及び図中に示す如く人間の顔の
イラストからなるイラスト表示部２ｅ、タイマースター
トからタイムアップまでの所定時間、同期信号をサーチ
し、受信できなかった場合にそのシンボルが表示される
圏外表示部２ｆを有している。

【００１１】メッセージ表示部２ｄを除くバッテリー表
示部２ａ、着信音報知表示部２ｂ、時刻表示部２ｃ、イ
ラスト表示部２ｅ及び圏外表示部２ｆはいずれもセグメ
ント表示するものであり、対してメッセージ表示部２ｄ
はドットマトリクス表示であるものとする。また、時刻
表示部２ｃは、電源の投入状態にかかわらず常に表示駆
動されて現在の時刻を表示するものとする。

【００１２】上記キー入力部４は、各種の操作用キーと
して、電源キー４ａ、セットキー４ｂ、セレクトキー４
ｃ及びモードキー４ｄを有している。ここで電源キー４
ａは、電源をオン／オフするためのものである。また、
セットキー４ｂは各種モードにおいて設定操作を行なう
際にその決定を指示するもの、セレクトキー４ｃは各モ
ードにおいて選択操作を行なうもの、モードキー４ｄは
その操作回数によって各モードを選択操作するものであ
る。

【００１３】図２は上記ページング受信機１に設けられ
る回路の概略構成を示すもので、一重線は供給電圧の流
れを、二重線は制御信号の流れをそれぞれ示している。
図において１１はアンテナであり、このアンテナ１１は
ＲＦ受信部１２に接続し、このＲＦ受信部１２をデコー
ダ部１３を介してＣＰＵ１４に接続している。ＲＦ受信
部１２は、アンテナ１１で受信した受信データを復調す
る。

【００１４】上記デコーダ部１３は、ＩＤ−ＲＯＭ１５
を接続しており、このＩＤ−ＲＯＭ１５は当該ページン
グ受信機１に個別に割当てられたＩＤコード、詳細には
フレームデータやアドレスデータ等を記憶したもので、
このＩＤコードをデコーダ部１３に与えるようにしてい
る。

【００１５】デコーダ部１３は、電源投入を検出した時
点においては、所定時間内に同期信号が受信されるまで
ＲＦ受信部１２を駆動させ、同期信号を受信すると今度
はＩＤ−ＲＯＭ１５より取込んだＩＤコードに基づいて
間欠駆動させる。そして、ＲＦ受信部１２で復調した信
号を解読し、これが自機に割当てられたＩＤコードに一
致したと判断すると、一致検出信号および続いて受信さ
れるメッセージデータをＣＰＵ１４に送出するようにし
ている。

【００１６】ＣＰＵ１４は、内部に現在の時刻の計時
と、電源投入によりスタートするタイマのタイムアップ
までの所定の時間をカウントするための計時カウンタ１
４ａを有し、さらに上述したキー入力部４及び表示部
２、上記ＬＥＤ３を含む報知部１６、ＲＯＭ１７、ＲＡ
Ｍ１８、検出回路１９を接続している。

【００１７】表示部２は、ＣＰＵ１４の制御の下で動作
するドライバ２０の駆動により各種表示を行なう。報知
部１６は、上記ＬＥＤ３と図示しないスピーカ及びバイ
ブレータで構成され、それぞれがドライバ２１によって
個別に駆動されるもので、呼出し状態をＬＥＤ３は光の
点滅で、スピーカはブザー音で、そしてバイブレータは
振動でそれぞれこのページング受信機１の使用者に報知
するものである。

【００１８】ＲＯＭ１７は、ＣＰＵ１４のために予め用
意された初期化設定プログラムを含む各種制御プログラ
ムを記憶するとともに、初期化設定用イラストテーブ
ル、低電圧警告用イラストテーブルなどを記憶してい
る。

【００１９】ここで初期化設定用イラストテーブルは、
図３に示すように１日２４時間を４つの時間帯、すなわ
ち「６：００〜１２：００」「１２：００〜１８：０
０」「１８：００〜２４：００」「２４：００〜６：０
０」に分割し、各時間帯毎に、上記表示部２に表示する
表示データとして、メッセージ表示部２ｄに表示するメ
ッセージとイラスト表示部２ｅに順次切換表示するイラ
ストとを記憶しているもので、時刻データをアドレスと
して指定することにより、対応する時間帯の表示データ
を読出すようになっている。

【００２０】また、低電圧警告用イラストテーブルは、
図４に示すように時間帯に関係なくメッセージ表示部２
ｄに表示する固定メッセージ「バッテリーブソク！」
と、上記と同様に１日２４時間を４つの時間帯に分割し
たうち「６：００〜１２：００」「１８：００〜２４：
００」に対応し、イラスト表示部２ｅに切換表示表示す
る２枚のイラストと、「１２：００〜１８：００」「２
４：００〜６：００」に対応し、同じくイラスト表示部
２ｅに切換表示するための２枚のイラストとを記憶して
いるもので、時刻データをアドレスとして指定すること
により、無条件にメッセージ表示部２ｄで表示する上記
メッセージを、対応する時間帯の上記２枚分のイラスト
と共に読出すようになっている。

【００２１】ＲＡＭ１８は、ＣＰＵ１４における各種処
理データを一次記憶するためのものである。検出回路１
９は、このページング受信機１の電源となる図示しない
電池及びその供給回路からなる電源回路２２と接続さ
れ、ＣＰＵ１４の制御の下に該電池の供給電圧値を検出
するもので、その得られた検出値はＣＰＵ１４へ送られ
る。

【００２２】しかして、上記電源回路２２からの電圧は
上記ＲＦ受信部１２、デコーダ部１３、キー入力部４、
ドライバ２０，２１、ＣＰＵ１４、検出回路１９及びＲ
ＡＭ１８に供給されるもので、このうち特にキー入力部
４、ドライバ２０、ＣＰＵ１４及びＲＡＭ１８へは上記
電源キー４ａの操作による電源のオン／オフ状態にかか
わらず常に電圧供給され、ＣＰＵ１４内部の計時カウン
タ１４ａの内容により表示部２の時刻表示部２ｃで現在
の時刻を表示すると共に、ＲＡＭ１８の記憶内容をバッ
クアップするようになっている。

【００２３】次に上記実施例の動作について説明する。
図５はキー入力部４の電源キー４ａを操作して電源をオ
ンした際にＣＰＵ１４がＲＯＭ１７から読出して実行す
る初期化設定プログラムの流れを示すフローチャートの
一部を示すものであり、その処理当初には電源回路２２
からの電圧を上記ＲＦ受信部１２、デコーダ部１３、ド
ライバ２１及び検出回路１９にも供給させると共に、Ｉ
Ｄ−ＲＯＭ１５よりＩＤコードを読出してデコーダ部１
３にセットし、ＲＡＭ１８のメモリチェックを行なう。
また、検出回路１９により電源回路２２内の電池からの
供給電圧値を検出させ、同時にタイマスタートさせる
（ステップＳ１）。

【００２４】ＣＰＵ１４は、検出回路１９で検出した内
容が予め用意されている一定値を越えているか否かによ
り、まだ充分に該電池に残容量があるか否かをチェック
するもので、まだ一定値を下回る低電圧状態とはなって
いないと判断した際には（ステップＳ２）、上記図３に
示したＲＯＭ１７の初期化設定用イラストテーブルによ
り計時カウンタ１４ａでカウントしている現在の時刻デ
ータをアドレスとしてアクセスし、現在の時間帯に対応
した上記表示部２のメッセージ表示部２ｄで表示するた
めの表示データとしてメッセージとイラスト表示部２ｅ
で順次切換表示するための３枚のイラストとを読出し、
まず１枚目のイラストを表示部２で表示させる一方、初
期化設定を行ない、着信を待受ける準備として上記ＲＦ
受信部１２及びデコーダ部１３により同期信号をタイム
アップまでサーチする（ステップＳ３）。

【００２５】図６（ａ）はこのときの表示部２での表示
状態を例示するもので、図中の時刻表示部２ｃに示すよ
うに電源オンした時刻が「（午前）１０：００」であ
り、したがってＲＯＭ１７の初期化設定用イラストテー
ブルから対応する時間帯の表示データを読出し、まず１
枚目のイラストを表示部２のイラスト表示部２ｅで表示
させている状態を示す。このとき、初期化設定用イラス
トテーブルの対応する時間帯における１枚目の表示内容
では、メッセージが設定されていないため、図中に破線
で示す如くメッセージ表示部２ｄでのメッセージの表示
は行なわない。また、着信音報知表示部２ｂは着信があ
った際に報知をブザー音等の音声でも行なうモードが設
定されていることを示している。

【００２６】その後、同期信号を受信するか、あるいは
タイムアップすることによるサーチ終了まで上記初期化
設定用イラストテーブルから読出した３枚のイラストを
表示部２で順次繰返して切換表示することにより動画表
示を実行する（ステップＳ４） 図６（ｂ），図６（ｃ）は上記図６（ａ）に続く表示部
２での表示状態を例示するもので、イラスト表示部２ｅ
で表示されるイラストが段階的に変化していることに加
え、この２枚目、３枚目の表示内容ではメッセージ「オ
ハヨウ」が設定されているため、メッセージ表示部２ｄ
ではその文字がドットマトリクスにより表示される。

【００２７】この場合、メッセージ表示部２ｄで表示さ
れる表示メッセージは上記図３に示した如く現在の時刻
の属する時刻帯に対応したものであり、例えば「６：０
０〜１２：００」では上述の如く「オハヨウ」、「１
２：００〜１８：００」では「コンニチワ」、「１８：
００〜２４：００」では「コンバンワ」、「２４：００
〜６：００」では睡眠している状態及び寝ぼけている状
態を模した「ＺＺ…」及び「？」であり、これらの表示
メッセージがイラスト表示部２ｅで表示されるイラスト
の表示切換えに連動して表示されるため、きわめて自然
に使用者の興味を引付けることができる。

【００２８】これら図６（ａ）〜図６（ｃ）に示した表
示部２での表示状態を図６（ａ）→図６（ｂ）→図６
（ｃ）→図６（ａ）→図６（ｂ）→‥‥というように順
次切換えて繰返し行なうことにより動画表示を実行す
る。

【００２９】そして、上記同期信号のサーチが終了する
とＣＰＵ１４は、上記図６に示した動画表示を停止し、
あらためて自機に割当てられた間欠受信のタイミングを
上記同期信号から算出して着信待ちのモードを設定する
と共に、図７（ｃ）に示すように無駄な電力消費を避け
るためにイラスト表示部２ｅでの表示を禁止して、着信
音報知部２ｂ及び時刻表示部２ｃのみ駆動させることに
よる着信待ちモードでの基本画面を表示部２で表示させ
（ステップＳ５）、以上でこの図５の処理を終了して、
図示しない着信待ちモードでの動作処理に移行する。

【００３０】また、タイムアップまで同期信号が受信で
きなかった場合は、基本画面上にさらに圏外表示部２ｆ
にシンボルが点灯する。また、上記ステップＳ２で検出
回路１９で検出した内容が予め用意されている一定値を
越えておらず、あまり該電池に残容量がないと判断した
際には、上記図４に示したＲＯＭ１７の低電圧警告用イ
ラストテーブルにより計時カウンタ１４ａでカウントし
ている現在の時刻データをアドレスとしてアクセスし、
表示部２のメッセージ表示部２ｄで表示するメッセージ
「バッテリーブソク！」と電源オンした時間帯に対応し
たイラスト表示部２ｅで表示するためのイラスト２枚分
とを表示データとして読出し、まず１枚目のイラストを
表示部２で表示させる一方、初期化設定を行ない、着信
を待受ける準備として上記ＲＦ受信部１２及びデコーダ
部１３により同期信号をタイムアップまでサーチする
（ステップＳ６）。

【００３１】図７（ａ）はこのときの表示部２での表示
状態を例示するもので、図中の時刻表示部２ｃに示すよ
うに電源オンした時刻が「（午前）１０：００」であ
り、したがってＲＯＭ１７の低電圧警告用イラストテー
ブルからメッセージと、対応する時間帯の２枚分のイラ
ストとを読出し、まず１枚目のイラストを表示部２のイ
ラスト表示部２ｅで、メッセージをメッセージ表示部２
ｄで表示させている状態を示す。このとき、図中に示す
如く同時にバッテリー表示部２ａでは電源となる電池の
残容量が少ないことを点滅表示させるものとする。ま
た、着信音報知表示部２ｂは着信があった際に報知をブ
ザー音等の音声でも行なうモードが設定されていること
を示している。

【００３２】その後、同期信号を受信するか、あるいは
タイムアップすることによるサーチ終了まで上記低電圧
警告用イラストテーブルから読出したイラストをイラス
ト表示部２ｅで順次繰返して切換表示することにより動
画表示を実行する（ステップＳ７） 図７（ｂ）は上記図７（ａ）に続く上記２枚目の表示デ
ータによる表示部２での表示状態を例示するもので、イ
ラスト表示部２ｅで表示されるイラストが変化してい
る。

【００３３】これら図７（ａ），図７（ｂ）に示した表
示部２での表示状態を図７（ａ）→図７（ｂ）→図７
（ａ）→図７（ｂ）→‥‥というように順次切換えて繰
返し行なうことにより動画表示を実行する。

【００３４】そして、上記同期信号のサーチが終了する
とＣＰＵ１４は、上記図７（ａ），図７（ｂ）に示した
動画表示を停止し、あらためて自機に割当てられた間欠
受信のタイミングを上記同期信号から算出して着信待ち
のモードを設定すると共に、図７（ｃ）の基本画面上に
さらにバッテリ表示部２ａを点灯させて（ステップＳ
８）、以上でこの図５の処理を終了し、図示しない着信
待ちモードでの動作処理に移行する。

【００３５】また、タイムアップまで同期信号が受信で
きなかった場合は、基本画面上にさらに圏外表示部２ｆ
にシンボルが点灯する。なお、本発明は上記実施例にの
み限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実
施できる。例えば、上述した実施例では、イラストパタ
ーンとして似顔絵のパターンを用いたが、イラストパタ
ーンとしては人相の状態に限らず、他の生命体、物体な
どの状態を模写したものを使用しても良い。また、本発
明はページング受信機に限らず、初期化設定が必要な電
子機器、電池電源で携帯使用する電子機器の全てに本発
明は適用できるものである。

【００３６】

【発明の効果】以上に述べた如く本発明によれば、電源
を投入して初期化設定及び着信待ち受け準備を行なって
いる間、電源投入した時間帯及び当該電子機器の状態に
対応して使用者の興味を引くような、なんらかの変化に
富んだ表示等を行なうことができる電子機器を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明野の一実施例に係るページング受信機の
外観構成を示す平面図。

【図２】同実施例に係る回路構成を示すブロック図。

【図３】図２のＲＯＭに記憶される初期化設定用イラス
トテーブルを例示する図。

【図４】図２のＲＯＭに記憶される低電圧警告用イラス
トテーブルを例示する図。

【図５】同実施例に係る初期化設定動作の処理内容を示
すフローチャート。

【図６】同実施例に係る動作の表示例を示す図。

【図７】同実施例に係る動作の表示例を示す図。

【符号の説明】

１…ページング受信機 １ａ…本体ケース ２…表示部 ２ａ…バッテリー表示部 ２ｂ…着信音報知表示部 ２ｃ…時刻表示部 ２ｄ…メッセージ表示部 ２ｅ…イラスト表示部 ２ｆ…圏外表示部 ３…ＬＥＤ ４…キー入力部 ４ａ…電源キー １１…アンテナ １２…ＲＦ受信部 １３…デコーダ部 １４…ＣＰＵ １４ａ…計時カウンタ １５…ＩＤ−ＲＯＭ １６…報知部 １７…ＲＯＭ １８…ＲＡＭ １９…検出回路 ２０，２１…ドライバ ２２…電源回路

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電源投入を検出して各回路部の初期化設
   定を行なう設定手段と、 計時手段と、 この計時手段で計時される時刻に対応した複数のイラス
   トパターンを記憶した記憶手段と、 上記イラストパターンを表示する表示手段と、 上記設定手段により電源投入を検出した時刻を上記計時
   手段より得、得た時刻に対応して上記記憶手段から複数
   のイラストパターンを読出し、この複数のイラストパタ
   ーンを初期化設定を行なう間、上記表示手段に順次切換
   表示するよう制御する制御手段とを具備したことを特徴
   とする電子機器。
2. 【請求項２】 上記電子機器は電池電源を有し、 上記設定手段は電源投入検出時に各回路部の初期化設定
   と共に上記電池電源の供給電圧チェックを行ない、 上記記憶手段はさらに電池電源の低電圧時に読出される
   複数のイラストパターンも記憶し、 上記制御手段は上記設定手段の供給電圧チェックにより
   電池電源の低電圧状態が検出された際には上記記憶手段
   から対応する複数のイラストパターンを読出して初期化
   設定を行なう間、上記表示手段に表示するよう制御する
   ことを特徴とする請求項１記載の電子機器。
3. 【請求項３】 上記電子機器はページング信号を受信す
   る受信手段をさらに有し、 初期化設定として、この受信手段によりページング信号
   に含まれる同期信号の受信を検出することを特徴とする
   請求項１記載の電子機器。