JPH0470224A - 表示機能付無線選択呼び出し受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表示機能付無線選択呼び出し受信機に間し、具
体的には、受信されメモリに記憶されたメツセージを後
に表示器に表示する場合にそのメツセージが保持状態に
あるか否かを受信機携帯者に通知する技術の改良に関す
る。

［従来の技術］ 近年、無線選択呼び出し受信機の多機能化が進み、単な
る呼び出し機能の他に、受信機携帯者へ所望の指令や伝
言を文字や記号等を用いて簡易に伝達できるようにした
メツセージ表示機能を持つものが出現している。このよ
うなメツセージ表示機能を有する従来の無線選択呼び出
し受信機は、受信信号中の選択呼び出し番号が予め自己
に割り当てられている選択呼び出し番号と一致すること
により鳴音や発光等で呼び出し報知を行うと共に、その
受信信号中に含まれるメッセージを検出してメモリに記
憶する一方、ＬＣＤ等の表示器にそのメツセージを表示
する。また、後の時刻において操作部でメツセージ読み
出し操作が行われると、上記メモリムこ記憶されたメツ
セージを読み出して表示器に再表示することにより、メ
ツセージの再確認ができるようにしている。更に、メモ
リに記憶されたメツセージが新たに受信されたメッセー
ジで書替えられてしまうことを防止するため、例えばメ
ツセージが表示器に表示されている状態において操作部
でメツセージ保護登録操作が行われることにより、当該
メツセージを保護状態とし、それを書替えないようにす
る機能も有している。

そして、保護状態にあるメツセージを一メツセージ表示
操作に応答して表示器に表示した際には、その旨を受信
機携帯者に知らしめるために、従来は、メツセージ内容
と同時に表示器に表示したメモリ番号（そのメツセージ
が格納されているメモリの饋域に対応する番号）を線で
囲む等の特定の表示を行うようにしている。なお、当然
のことながら、保護を必要としなくなったメツセージに
ついては、操作部でメツセージ保護解除操作を行うこと
により、その保護状態を解除でき、それが占めていたメ
モリ領域を新たなメツセージの格納に利用することがで
きるようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したような無線選択呼び出し受信機、特にメツセー
ジ保護機能を有する表示機能付無線選択呼び出し受信機
は、残しておきたいメツセージの保護が可能となるので
後に確認したい重要なメ。

セージを受信した場合等には大変有効なものであったが
、保護状態にあるメツセージか否かをメモリ番号を線で
囲む等の方法によって通知しているため、受信者が意識
してその特定の表示を見ない限り、今回表示させたメツ
セージが保護状態にあるのか、ないのかを認識すること
ができないという問題点があった。

そこで本発明の目的は、表示されたメツセージが保護状
態にある場合には、より積極的かつ確実な方法でその旨
を受信機携帯者に通知することができる表示機能付無線
選択呼び出し受信機を提供することにある。

［課題を解決するための手段〕 本発明は上記の目的を達成するために、受信信号中の選
択呼び出し番号が予め自己に割り当てられている選択呼
び出し番号と一致することにより呼び出し報知を行うと
共にその受信信号中に含まれるメツセージをメモリに記
憶し、操作部のメツセージ読み出し操作に応答して前記
メモリに記憶されたメツセージを読み出して表示器に表
示し、更に前記操作部のメツセージ保護登録操作に応答
して前記メモリに記憶されたメツセージが新たなメンセ
ージで書替えられないように保護する表示機能付無線選
択呼び出し受信機において、前記操作部のメツセージ読
み出し操作に応答して前記メモリから読み出されたメツ
セージが保護の対象となっているか否かを判定する判定
手段と、この判定手段によって保護の対象となっている
メンセージであることが判定されることにより、発音素
子を駆動する駆動＠路を動作させる制御手段とを備えて
いる。

また、本発明の好ましい実施例においては、前記発音素
子および駆動回路は、呼び出し報知用にも使用される。

〔作用〕

本発明の表示機能付無線選択呼び出し受信機においては
、受信されメモリに記憶されたメツセージが操作部のメ
ツセージ保護登録操作により保護状態にされた後、操作
部のメツセージ読み出し操作により読み出されて表示器
に表示されると、判定手段が、その読み出されたメツセ
ージが保護の対象となっていることを検出し、制御手段
が、好ましくは呼び出し報知用に使用する発音素子を駆
動する駆動回路を動作させ、保護状態のメッセージであ
る旨を鳴音によって受信機携帯者に通知する。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第２図を参照すると、本発明の一実施例の表示機能付無
線選択呼び出し受信機は、アンテナ１と、これに接続さ
れた無線部２と、その出力を入力する波形整形回路３と
、その出力を入力するデコーダ４と、これに接続された
水晶振動子７．操作部８　　ＥＥＰＲＯＭ９．ＬＥＤ駆
動回路１０．スピーカ駆動回路１２およびＬＣＤ駆動回
路１４と、ＬＥＤ駆動回路１０に接続されたＬＥＤＩＩ
と、スピーカ駆動回路１２に接続されたスピーカ１３と
、ＬＣＤ駆動回路１４に接続されたＬＣＤ１５とを有し
ている。また、デコーダ４は制御部５とメンセージ格納
用のメモリであるメツセージ格納部６とを含んでいる。

同図において、アンテナ１により受信された無線信号は
無線部２で増幅、復調された後、波形整形回路３により
デコーダ４で読み取り可能なディジタル信号に変換され
る。デコーダ４では、送られてきたディジタル信号を水
晶振動子７で生成された基準クロックに対して同期をと
りながら制御部５へ取り入れる。制御部５は、この入力
信号中にＥＥＰＲＯＭ９に記憶された自己の選択呼び出
し番号と同一の選択呼び出し番号が含まれているか否か
を検出し、含まれている場合は引き続いて入力されるメ
ツセージ信号を検出してメツセージ格納部６に格納する
。そして、制御部５は、ＬＥＤ駆動回路ｌＯを起動する
ことによりＬＥＤＩＩを点滅させるか、及び／又は、ス
ピーカ駆動回路１２を起動してスピーカ１３から鳴音を
発生させることにより受信機携帯者に呼び出し報知を行
うと共に、受信したメツセージをＬＣＤ駆動回路１４に
送ってＬＣＤ　１５にメツセージ内容を表示させる。そ
の後、スイッチ等で構成される操作部８が操作されるこ
とにより、ＬＣＤ１５に表示されたメッセージの保護登
録が指示されると、制御部５はメツセージ格納部６の該
当するメツセージに対し保護の設定を行い、新たなメッ
セージが受信されてもそのメツセージを書替えないよう
にする。

また、その後受信機携帯者がメツセージ格納部６に格納
されたメツセージを確認するために、操作部８を操作し
てメツセージ読み出しを指示すると、制御部５は例えば
第１図に示すような処理を行う。先ず、メツセージ格納
部６からメツセージを読み出してＬＣＤ駆動回路１４に
送出することによりＬＣＤ１５にメツセージの表示を行
う（Ｓｌ）０次に、今回読み出したメンセージが保護状
態にあるか否かを判定しくＳ２）、保護状態にあれば（
Ｓ２でＹＥＳ）　、スピーカ駆動回路１２を起動してス
ピーカ１３より鳴音を発しくＳ３）、ＬＣＤ１５に表示
されているメツセージが保護状態にある旨を受信機携帯
者に通知する。なお、このときの鳴音パターンは呼び出
し報知時のパターンと同一であっても良く、区別させる
為に異なるパターンにしても良い。また、従来と同様に
特定の表示をＬＣＤ１５に行うようにしても良い。

また、メツセージが保護状態にない場合（Ｓ２でＮｏの
場合）および処理Ｓ３で鳴音を発生させた後、制御部５
は次に表示すべきメツセージの選択にかかる操作が操作
部８において為されたか否かを判定しくＳ４）、選択さ
れた場合には処理Ｓ１に戻って次のメッセージの表示を
行う。他方、選択されなかった場合（Ｓ４でＮＯ）は、
予め設定された時間後にメツセージ表示を消す為に使用
するオートリセット用のタイマのカウントを行い（Ｓ５
）、その後、オートリセットの設定時間が経過したか否
かを判定しくＳ６）、経過していない場合（Ｓ６でＮｏ
）は次のメツセージ表示の選択が行われたか否かの判定
処理Ｓ４へ戻り、設定時間が経過したならば（Ｓ６でＹ
ＥＳ）、ＬＣＤ駆動回路１４を制御しでＬＣＤ　１５か
らメツセージの表示を消す（Ｓ７）。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の表示機能付無線選択呼び
出し受信機においては、操作部のメッセージ読み出し操
作によってメモリに記憶されたメンセージが読み出され
て表示器に表示されたとき、そのメツセージが保護状態
にあれば鳴音によってその旨が受信機携帯者に通知され
るので、メツセージが保護状態にあることを従来に比べ
より積極的かつ確実に受信機携帯者に知らしめることが
できる。

また、メツセージが保護状態にある旨の鳴音を、呼び出
し報知用に備えられた発音素子およびその駆動回路を使
用して生成しているので、コストや受信機サイズの増大
等はほとんど生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の処理例を示すフローチャー
トおよび、 第２図は本発明の一実施例のブロック図である。 図において、 １・・・アンテナ　　　　　９・・・ＥＥＰＲＯＭ２・
・・無線部　　　　　　ＩＯ・・・ＬＥＤ駆動回路３・
・・波形整形回路　　　１１・・・ＬＥＤ４・・・デコ
ーダ　　　　　１２・・・スピーカ駆動回路５・・・制
御部　　　　　　１３・・・スピーカ６・・・メンセー
ジ格納部　１４・・・ＬＣＤ駆動回路７・・・水晶振動
子　　　　１５・・・ＬＣＤ８・・・操作部 本発明の一実珀創の処理例ゑ示すフローチＶ−ト躬１図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信信号中の選択呼び出し番号が予め自己に割り
   当てられている選択呼び出し番号と一致することにより
   呼び出し報知を行うと共にその受信信号中に含まれるメ
   ッセージをメモリに記憶し、操作部のメッセージ読み出
   し操作に応答して前記メモリに記憶されたメッセージを
   読み出して表示器に表示し、更に前記操作部のメッセー
   ジ保護登録操作に応答して前記メモリに記憶されたメッ
   セージが新たなメッセージで書替えられないように保護
   する表示機能付無線選択呼び出し受信機において、 前記操作部のメッセージ読み出し操作に応答して前記メ
   モリから読み出されたメッセージが保護の対象となって
   いるか否かを判定する判定手段と、該判定手段によって
   保護の対象となっているメッセージであることが判定さ
   れることにより、発音素子を駆動する駆動回路を動作さ
   せる制御手段とを具備したことを特徴とする表示機能付
   無線選択呼び出し受信機。
2. （２）前記発音素子および駆動回路は、呼び出し報知用
   にも使用される請求項１記載の表示機能付無線選択呼び
   出し受信機。