JPH0918919A - 無線呼出装置 - Google Patents

無線呼出装置

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JPH0918919A
JPH0918919A JP7167195A JP16719595A JPH0918919A JP H0918919 A JPH0918919 A JP H0918919A JP 7167195 A JP7167195 A JP 7167195A JP 16719595 A JP16719595 A JP 16719595A JP H0918919 A JPH0918919 A JP H0918919A
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JP
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notification
drive signal
sound
unit
driving
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JP7167195A
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English (en)
Inventor
Masahiro Inosaki
昌宏 猪崎
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深夜や通勤途上の車中において、着信を知ら
せるブザー音などにより、使用者が周囲に迷惑をかける
ことがあった。 【解決手段】 報知制御部113は、(ブザー駆動信号
+LED駆動信号)または(バイブレータ駆動信号+L
ED駆動信号)を出力し、ブザー132、LED13
3、バイブレータ134の組合わせにより、基地局から
の通信の受信を報知する。記憶部135は、指定された
タイマー設定時刻と、ブザー132、LED133、バ
イブレータ134のうちから指定された報知手段を記憶
する。タイマー部122は、タイマー設定時刻における
受信があり、記憶されている報知手段がLED133の
みであれば、報知制御部113に(ブザー駆動信号+L
ED駆動信号)を出力させるとともに、ブザー制御回路
131にブザー132へのブザー駆動信号を遮断させ、
LED133のみを駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線チャネルを介
して基地局から受信した電波により、使用者を呼び出す
ポケットベルなどの携帯用の無線呼出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、無線チャネルを介して基地局から
受信した電波により、使用者を呼び出すポケットベルな
どの携帯用の無線呼出装置が普及している。このような
無線呼出装置が普及し始めた初期には、無線呼出装置
は、基地局から電波を受信すると、ブザーにより、ある
いはLED(発光ダイオード)とブザーとにより使用者
に着信を報知するとともに、使用者を呼び出した相手先
の電話番号をメモリに記憶しておき、後に使用者の指示
により表示するという程度の機能しか備えられていなか
った。これに対し、今日の普及により、このような無線
呼出装置は多種多様な使用者によって多種多様な状況で
使用されるようになり、これに応じて、無線呼出装置を
利用した情報提供サービスも充実してきた。例えば、中
国では、加入者に対して加入者の無線呼出装置に天気予
報、交通情報、テレビジョンの番組案内などの文字情報
を提供する情報提供サービスがある。このように、無線
呼出装置に対して提供されるサービスの充実に伴い、無
線呼出装置は、ますます多種多様な使用者によって多種
多様な状況下で利用されることになり、使用者の使用状
況に、より適した機能を備えることが望まれている。
【0003】特に、基地局からの情報の着信を知らせる
報知方法については、従来、通勤途上の電車の中や、会
議中あるいは深夜に突然、ブザーが鳴り、使用者が周囲
の人に迷惑をかけるという問題点があった。これに対
し、無線呼出装置には、着信の報知だけではなく他の機
能も充実させるために、マイクロコンピュータ(以下、
「マイコン」と略称する)が搭載されるようになり、こ
のマイコン制御により、使用者によってタイマーに設定
された時間に応じて、LEDとブザーとにより、あるい
は、LEDと振動とにより選択的に着信を報知すること
ができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LED
と振動とにより着信を報知する場合には、例えば、使用
者が無線呼出装置をポケットに入れているなどして身に
付けているときには周囲に迷惑を掛けることなく使用者
だけに着信を報知することができる。しかし、深夜や就
寝中などに使用者が無線呼出装置を身に付けていること
は考えにくく、例えば、無線呼出装置が机の上などに置
かれている場合などには、着信を報知する振動により、
無線呼出装置が机の上から落ちたり、金属などの固いも
のと接触している場合には振動音を出して周囲に迷惑を
かけてしまうという問題点があった。
【0005】さらに、ブザーや、特に振動により着信を
報知する場合には、無線呼出装置の消費電力が一時的に
大きくなる。このような場合、無線呼出装置に装着され
ている電池の電圧が低下しているときには、例えば、無
線呼出装置の電源電圧が0.95V〜1.0Vまで低下
してしまい、表示内容などがリセットされてしまうこと
がある。さらに、例えば、揮発性メモリを使用している
場合、メモリバックアップ用の電池が装着されていない
ときには、それまでに受信した受信内容がメモリ内から
消去されてしまうという問題点があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、使用者が使用状況に応じて、無線呼出装置への
着信の報知方法を選択することができる無線呼出装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の記載の無線呼出装置は、無線チャネ
ルを介して、基地局からのメッセージを受信する受信手
段と、基地局からのメッセージの受信を音で使用者に報
知する音報知手段と、基地局からのメッセージの受信を
振動で使用者に報知する振動報知手段と、基地局からの
メッセージの受信を光で使用者に報知する光報知手段
と、指定されたタイマー開始時刻とタイマー終了時刻と
からなるタイマー設定時刻と、前記報知手段のうちから
指定された少なくとも1つの報知手段とを組にして記憶
するタイマー記憶手段と、基地局からのメッセージが受
信されると、その受信時刻が前記タイマー設定時刻の範
囲内であるか否かを判定する時刻判定手段と、受信時刻
がタイマー設定時刻の範囲内であると判定された場合、
タイマー記憶手段に記憶されているその時刻に対応した
報知手段を駆動する報知制御手段とを備える。
【0008】請求項2記載の無線呼出装置は、請求項1
記載の無線呼出装置において、前記報知制御手段は、前
記音報知手段を駆動する音報知駆動信号と前記光報知手
段を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ音報知手段
と光報知手段とに出力する第1駆動手段と、前記振動報
知手段を駆動する振動報知駆動信号と前記光報知手段を
駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ振動報知手段と
光報知手段とに出力する第2駆動手段と、第1駆動手段
から音報知手段への音報知駆動信号を遮断する遮断手段
とを備え、前記報知制御手段は、前記タイマー記憶手段
に記憶されている報知手段が光報知手段のみである場
合、第1駆動手段にて音報知駆動信号と光報知駆動信号
とを出力させるとともに、遮断手段にて音報知駆動信号
を遮断させる。
【0009】請求項3記載の無線呼出装置は、無線チャ
ネルを介して、基地局からのメッセージを受信する受信
手段と、基地局からのメッセージの受信を音で使用者に
報知する音報知手段と、基地局からのメッセージの受信
を振動で使用者に報知する振動報知手段と、基地局から
のメッセージの受信を光で使用者に報知する光報知手段
と、電源電圧を検出し、検出された電圧が所定の電圧値
以下であるか否かを判定する電圧判定手段と、検出され
た電圧が所定の電圧値以下であると判定された場合、光
報知手段のみを駆動する報知制御手段とを備える。
【0010】請求項4記載の無線呼出装置は、請求項3
記載の無線呼出装置において、前記報知制御手段は、前
記音報知手段を駆動する音報知駆動信号と前記光報知手
段を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ音報知手段
と光報知手段とに出力する第1駆動手段と、前記振動報
知手段を駆動する振動報知駆動信号と前記光報知手段を
駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ振動報知手段と
光報知手段とに出力する第2駆動手段と、第1駆動手段
から音報知手段への音報知駆動信号を遮断する遮断手段
とを備え、前記報知制御手段は、検出された電圧が所定
の電圧値以下であると判定された場合、第1駆動手段に
て音報知駆動信号と光報知駆動信号とを出力させるとと
もに、遮断手段にて音報知駆動信号を遮断させる。
【0011】請求項5記載の無線呼出装置は、無線チャ
ネルを介して、基地局からのメッセージを受信する受信
手段と、基地局からのメッセージの受信を音で使用者に
報知する音報知手段と、基地局からのメッセージの受信
を振動で使用者に報知する振動報知手段と、基地局から
のメッセージの受信を光で使用者に報知する光報知手段
と、音報知手段と振動報知手段と光報知手段とのうちか
ら、使用者からの報知手段の指定を受け付ける受付手段
と、音報知手段を駆動する音報知駆動信号と光報知手段
を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ音報知手段と
光報知手段とに出力する第1駆動手段と、振動報知手段
を駆動する振動報知駆動信号と光報知手段を駆動する光
報知駆動信号とを、それぞれ振動報知手段と光報知手段
とに出力する第2駆動手段と、第1駆動手段から音報知
手段への音報知駆動信号を遮断する遮断手段と、光報知
手段のみが指定された場合、第1駆動手段にて音報知駆
動信号と光報知駆動信号とを出力させるとともに、遮断
手段にて音報知駆動信号を遮断させる報知制御手段とを
備える。
【0012】
【発明の実施の形態】
【0013】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の第1実施例である無線呼
出装置100の構成を示すブロック図である。無線呼出
装置100は、受信部101、デコーダ110、マイコ
ン120、ブザー制御回路131、ブザー132、LE
D133、バイブレータ134、記憶部135、表示制
御部136および表示部137を備える。デコーダ11
0は識別部111、通信部112および報知制御部11
3を備え、マイコン120はデータ処理部121および
タイマー部122を備える。
【0014】受信部101は、一定時間間隔で、所定の
長さの無線情報を受信し、受信した無線情報を識別部1
11に出力する。識別部111は、受信された無線情報
から、その情報が当該無線呼出装置100に宛てて送信
されたものであるか否かを識別する。識別の結果、当該
無線呼出装置100宛てであれば、引き続き無線情報を
受信するよう受信部101に指示するとともに、報知制
御部113およびタイマー部122に着信を知らせる。
さらに、識別部111は、受信された無線情報を通信部
112に転送する。
【0015】通信部112は、受信された無線情報をシ
リアルデータとしてデータ処理部121に転送する。ま
た、通信部112は、報知制御部113およびタイマー
部122に着信の終了を知らせる。報知制御部113
は、ブザー駆動信号、LED駆動信号およびバイブレー
タ駆動信号を生成し、LED133、バイブレータ13
4およびブザー132に出力する。これにより、着信か
ら約200msec後に、所定の報知方法により、着信
が報知される。具体的には、報知制御部113は、従来
の報知制御部と同様、1つの着信に対して、LED13
3とブザー132とを駆動するLED駆動信号とブザー
駆動信号とを、または、LED133とバイブレータ1
34とを駆動するLED駆動信号とバイブレータ駆動信
号とを生成する。本実施例の無線呼出装置100では、
後述のタイマー設定により、タイマー部122の起動中
にはブザー報知モード、振動報知モードおよびLED報
知モードのいずれかの報知モードで着信を報知するが、
報知制御部113は、常に前記2種類の駆動信号のいず
れかを生成するよう設計されているので、LED133
のみによって着信を報知するLED報知モードでは、ブ
ザー報知モードと同様、LED駆動信号とブザー駆動信
号とを生成する。これに対し、ブザー制御回路131が
報知制御部113からブザー132へのブザー駆動信号
を遮断することによりLEDのみによる着信の報知が行
われる。また、報知制御部113は、振動報知モードで
はLED133とバイブレータ134とにLED駆動信
号とバイブレータ駆動信号とを出力する。タイマーが起
動されていないとき、または、タイマー設定時間外に
は、報知制御部113は、あらかじめ設定された報知モ
ードに対応する駆動信号を出力する。
【0016】データ処理部121は、通信部112から
転送されてきたデータのうち、表示すべきデータだけを
選択して、表示制御部136に出力するとともに、その
データを記憶部135に記憶させる。タイマー部122
は、起動されているとき、記憶部135内に記憶されて
いるタイマー開始時刻からタイマー終了時刻までの間に
着信があったときには、記憶部135内に記憶されてい
る報知モードによって着信が報知されるよう、報知制御
部113およびブザー制御回路131を制御する。具体
的には、図示しない入力部からの入力により、あらかじ
め、タイマー設定時間における着信報知方法として、
(1)LED133のみによって着信を報知するLED
報知モードと、(2)LED133とブザー132とに
よって着信を報知するブザー報知モードと、(3)LE
D133とバイブレータ134とによって着信を報知す
る振動報知モードとのうちのいずれかの報知モードが選
択され、記憶部135に記憶される。タイマー部122
が起動されているときには、タイマー部122は、識別
部111からの着信の知らせを受けた際、記憶部135
からタイマー設定時刻を読み出して、当該着信時刻がタ
イマー設定された時間内であるか否かを判定する。判定
の結果、タイマー設定された時間内であれば、その時間
に対して指定された報知モードを記憶部135から読み
出す。読み出された報知モードがブザー報知モードまた
はLED報知モードであれば、ブザー報知モードを報知
制御部113に通知する。LED報知モードであれば、
さらに、ブザー制御回路131にブザー132へのブザ
ー駆動信号を遮断するよう指示する。また、タイマー部
122は、記憶部135から読み出された報知モードが
振動報知モードであれば、報知制御部113に振動報知
モードを通知する。また、判定の結果、着信時刻がタイ
マー設定された時間外であれば、タイマー設定時間外で
あることを報知制御部113に通知する。
【0017】ブザー制御回路131は、タイマー部12
2からの指示に応じて、ブザー132へのブザー駆動信
号を導通または遮断する。ブザー132は、報知制御部
113からのブザー駆動信号に従ってブザー音を発生
し、使用者に無線情報の着信を聴覚的に報知する。LE
D133は、報知制御部113からのLED駆動信号に
従って点灯または点滅し、使用者に無線情報の着信を視
覚的に報知する。
【0018】バイブレータ134は、報知制御部113
からのバイブレータ駆動信号に従って振動を発生し、使
用者に無線情報の着信を触覚的に報知する。記憶部13
5は、デコーダ110およびマイコン120の動作プロ
グラムを記憶するとともに、外部から指定されたタイマ
ー開始時刻とタイマー終了時刻とからなるタイマー設定
時刻およびタイマー開始時刻からタイマー終了時刻まで
の時間に対して指定された着信報知方法、および、受信
された無線情報から得られた受信データなどを記憶す
る。記憶部135は必ずしも一つのメモリによって構成
される必要はなく、例えば、マスクROM、EEPRO
M(electrical erasable PRO
M)およびSRAM(スタティックRAM)などの性質
の異なる複数のメモリから構成されてもよい。この場
合、例えば、デコーダ110およびマイコン120の動
作プログラムはマスクROMに、タイマー設定時刻とそ
れに対応する着信報知方法とはEEPROMに、受信デ
ータなどはSRAMにというように、記憶部135内に
保持しておくべきデータの性質および用途に応じて、そ
れに適したメモリを使用することができる。
【0019】表示制御部136は、例えば、LCD(液
晶表示装置)ドライバなどによって実現され、データ処
理部121から転送されてきたデータに基づいて表示用
データを作成する。表示部137は、例えば、128×
32ドットのドットマトリクスLCDなどによって実現
され、表示制御部136からの表示用データにより、呼
び出した相手先や受信された無線情報の内容などを文字
や図形で表示する。
【0020】図2は、無線呼出装置100のタイマー部
122の起動中における着信報知の処理手順を示すフロ
ーチャートである。通信部112において間欠受信され
た無線情報から、その無線情報が当該無線呼出装置10
0宛ての無線情報であることが識別部111において識
別されると、識別部111はタイマー部122に着信が
あったことを知らせる(ステップS201)。
【0021】タイマー部122は、記憶部135からタ
イマー開始時刻とタイマー終了時刻とそのタイマー設定
時間内に指定された報知モードとを読み出し(ステップ
S202)、着信時刻がタイマー設定時間内か否かを判
定する(ステップS203)。判定の結果、タイマー設
定時間内であって、その時間内に指定された報知モード
が振動報知モード以外であれば(ステップS204)、
報知制御部113にブザー報知モードを通知するととも
に(ステップS205)、指定された報知モードがLE
D報知モードであれば(ステップS206)、ブザー制
御回路131にブザー132へのブザー駆動信号を遮断
するよう指示する(ステップS207)。これにより、
報知制御部113からブザー駆動信号とLED駆動信号
とがそれぞれブザー132とLED133とに出力され
るが、ブザー制御回路131によってブザー132への
ブザー駆動信号が遮断され、LED133のみによる着
信の報知が行われる(ステップS208)。
【0022】ステップS206において、指定された報
知モードがLED報知モード以外であれば、報知制御部
113からのブザー駆動信号とLED駆動信号とによっ
て、ブザー132とLED133とによる着信の報知が
行われる(ステップS209)。ステップS204にお
いて、指定された報知モードが振動報知モードであれ
ば、タイマー部122は報知制御部113に振動報知モ
ードを通知する(ステップS210)。これにより、報
知制御部113からバイブレータ駆動信号とLED駆動
信号とがそれぞれバイブレータ134とLED133と
に出力され、バイブレータ134とLED133とによ
る着信の報知が行われる(ステップS211)。
【0023】また、ステップS203において、着信時
刻がタイマー設定時間内でなければ、タイマー部122
は報知制御部113にブザー報知モードを通知し(ステ
ップS212)、ステップS209の処理に移る。以上
のように本実施例によれば、無線呼出装置100は使用
者によってあらかじめタイマー設定された時刻に応じ
て、LEDのみによる報知と、LEDとブザーとによる
報知と、LEDと振動とによる報知とのうちのいずれか
により、使用者に無線呼出装置100への着信の報知を
行うことができる。従って、使用者は、タイマーを設定
しておくことにより、着信時刻に応じて、上記3通りの
報知方法のうちから無線呼出装置100の個人的使用環
境に最も適すると考えられる着信の報知方法を選択する
ことができる。
【0024】なお、タイマー開始時刻とタイマー終了時
刻とを同一時刻に設定しておくことにより、着信時刻に
よらず、着信の報知方法を選択することができるように
してもよい。 (実施例2)図3は、本発明の第2実施例である無線呼
出装置300の構成を示すブロック図である。
【0025】無線呼出装置300は、受信部101、デ
コーダ110、マイコン120、ブザー制御回路13
1、ブザー132、LED133、バイブレータ13
4、記憶部135、表示制御部136および表示部13
7を備える。デコーダ110は、識別部111、通信部
112および報知制御部113を備える。マイコン12
0は、データ処理部121および電圧検出部301を備
える。なお、図1に示した無線呼出装置100と同様の
構成要素についてはすでに説明しているので、同一の参
照符号を付し説明を省略する。
【0026】電圧検出部301は、着信の都度、電池
(基準電圧:1.5V)から供給されている電源電圧を
検出し、検出された電源電圧が評価電圧として定める
1.10V〜1.15V以下の値になると、無線呼出装
置300への着信を報知する報知モードをLED報知モ
ードのみに限定する。具体的には、電圧検出部301
は、着信に際して検出された電源電圧が1.10V〜
1.15V以下の値であれば、報知制御部113にブザ
ー報知モードを通知するとともに、ブザー制御回路13
1にブザー132へのブザー駆動信号を遮断するよう指
示する。
【0027】図4は、第2実施例の無線呼出装置300
の着信報知の処理手順を示すフローチャートである。通
信部112において間欠受信された無線情報から、その
無線情報が当該無線呼出装置300宛ての無線情報であ
ることが識別部111において識別されると、識別部1
11は電圧検出部301に着信があったことを知らせる
(ステップS401)。
【0028】電圧検出部301は、報知制御部113に
ブザー報知モードを通知するとともに(ステップS40
2)、電源電圧を検出する(ステップS403)。検出
された電源電圧が、評価電圧1.10V〜1.15V以
下であるか否かを判定する(ステップS404)。評価
電圧以下であれば、ブザー制御回路131にブザー13
2へのブザー駆動信号を遮断するよう指示する(ステッ
プS405)。これにより、報知制御部113からブザ
ー駆動信号とLED駆動信号とがそれぞれブザー132
とLED133とに出力されるが、ブザー制御回路13
1によってブザー132へのブザー駆動信号が遮断さ
れ、LED133のみによる着信の報知が行われる(ス
テップS406)。
【0029】ステップS404において、検出された電
源電圧が評価電圧より高い値であれば、報知制御部11
3からのブザー駆動信号とLED駆動信号とによって、
ブザー132とLED133とによる着信の報知が行わ
れる(ステップS407)。以上のように本実施例によ
れば、無線呼出装置300は、装着されている電池の電
源電圧を検出し、検出された電圧値に応じて、着信の報
知方法をLEDのみによる報知に強制的に限定するの
で、装着されている電池が消耗している場合でも、ブザ
ーや振動による報知が行われる場合に比べて、着信の報
知による電源電圧の低下を緩和することができる。ま
た、着信の報知がLED133のみに強制的に限定され
てしまうことにより、使用者に対して、電池の消耗に気
付く機会を与えることができるので、着信の報知により
表示内容がリセットされたり、記憶部135の記憶内容
がリセットされてしまうという可能性を低減することが
できる。
【0030】なお、本実施例においては、タイマーによ
る報知方法の設定を行わなず、装着されている電池の電
源電圧のみに応じて、着信の報知方法を選択する場合に
ついて説明したが、本発明は上記内容に限定されない。
具体的には、例えば、第1実施例のタイマー部122と
本実施例の電圧検出部301との両方を備え、装着され
ている電池の電源電圧が低下しているときには、電圧検
出部301の指示により、強制的にLEDのみの報知を
行うようにしてもよい。また、電圧検出部301は装着
されている電池の電源電圧を検出したが、他の部分にお
ける供給電圧を検出し、検出された供給電圧に応じて着
信の報知方法を決定しても良い。
【0031】さらに、上記実施例においては、着信時刻
または電源電圧のレベルに応じて、着信の報知をLED
のみによって行う場合について説明したが、着信の報知
方法を使用者が手動で切り換えることができるよう、専
用の切り換えスイッチを備えてもよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の無線呼出装置によれば、
メッセージの受信時刻に応じて、あらかじめ指定された
報知手段によりメッセージの着信を報知することができ
るという効果を奏する。請求項2記載の無線呼出装置に
よれば、第1駆動手段と第2駆動手段との機能を備える
従来のデコーダを用いて前記報知手段を駆動する場合に
も、請求項1記載の無線呼出装置と同様の効果を得るこ
とができる。
【0033】請求項3記載の無線呼出装置によれば、電
源電圧が低下しているときには、消費電力量の少ない光
報知手段のみを用いてメッセージの受信を報知すること
ができるので、電源電圧があらかじめ定められた電圧値
よりも低下してしまうことによって生じる表示内容の消
去や、記憶内容の消去などの不都合の発生を低減するこ
とができるという効果を奏する。
【0034】請求項4記載の無線呼出装置によれば、第
1駆動手段と第2駆動手段との機能を備える従来のデコ
ーダを用いて前記報知手段を駆動する場合にも、請求項
3記載の無線呼出装置と同様の効果を得ることができ
る。請求項5記載の無線呼出装置によれば、使用者は、
前記受付手段に所望の報知手段を指定しておくことによ
って、随時、指定された報知手段に着信の報知を行わせ
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である無線呼出装置100
の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の無線呼出装置100の着信報知の
処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例である無線呼出装置300
の構成を示すブロック図である。
【図4】第2実施例の無線呼出装置300の着信報知の
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 無線呼出装置 101 受信部 110 デコーダ 111 識別部 112 通信部 113 報知制御部 120 マイコン 121 データ処理部 122 タイマー部 131 ブザー制御回路 132 ブザー 133 LED 134 バイブレータ 135 記憶部 136 表示制御部 137 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線チャネルを介して、基地局からのメ
    ッセージを受信する受信手段と、 基地局からのメッセージの受信を音で使用者に報知する
    音報知手段と、 基地局からのメッセージの受信を振動で使用者に報知す
    る振動報知手段と、 基地局からのメッセージの受信を光で使用者に報知する
    光報知手段と、 指定されたタイマー開始時刻とタイマー終了時刻とから
    なるタイマー設定時刻と、前記報知手段のうちから指定
    された少なくとも1つの報知手段とを組にして記憶する
    タイマー記憶手段と、 基地局からのメッセージが受信されると、その受信時刻
    が前記タイマー設定時刻の範囲内であるか否かを判定す
    る時刻判定手段と、 受信時刻がタイマー設定時刻の範囲内であると判定され
    た場合、タイマー記憶手段に記憶されているその時刻に
    対応した報知手段を駆動する報知制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする無線呼出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線呼出装置において、 前記報知制御手段は、 前記音報知手段を駆動する音報知駆動信号と前記光報知
    手段を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ音報知手
    段と光報知手段とに出力する第1駆動手段と、 前記振動報知手段を駆動する振動報知駆動信号と前記光
    報知手段を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ振動
    報知手段と光報知手段とに出力する第2駆動手段と、 第1駆動手段から音報知手段への音報知駆動信号を遮断
    する遮断手段とを備え、 前記報知制御手段は、前記タイマー記憶手段に記憶され
    ている報知手段が光報知手段のみである場合、第1駆動
    手段にて音報知駆動信号と光報知駆動信号とを出力させ
    るとともに、遮断手段にて音報知駆動信号を遮断させる
    ことを特徴とする無線呼出装置。
  3. 【請求項3】 無線チャネルを介して、基地局からのメ
    ッセージを受信する受信手段と、 基地局からのメッセージの受信を音で使用者に報知する
    音報知手段と、 基地局からのメッセージの受信を振動で使用者に報知す
    る振動報知手段と、 基地局からのメッセージの受信を光で使用者に報知する
    光報知手段と、 電源電圧を検出し、検出された電圧が所定の電圧値以下
    であるか否かを判定する電圧判定手段と、 検出された電圧が所定の電圧値以下であると判定された
    場合、光報知手段のみを駆動する報知制御手段とを備え
    ることを特徴とする無線呼出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無線呼出装置において、 前記報知制御手段は、 前記音報知手段を駆動する音報知駆動信号と前記光報知
    手段を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ音報知手
    段と光報知手段とに出力する第1駆動手段と、 前記振動報知手段を駆動する振動報知駆動信号と前記光
    報知手段を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ振動
    報知手段と光報知手段とに出力する第2駆動手段と、 第1駆動手段から音報知手段への音報知駆動信号を遮断
    する遮断手段とを備え、 前記報知制御手段は、検出された電圧が所定の電圧値以
    下であると判定された場合、第1駆動手段にて音報知駆
    動信号と光報知駆動信号とを出力させるとともに、遮断
    手段にて音報知駆動信号を遮断させることを特徴とする
    無線呼出装置。
  5. 【請求項5】 無線チャネルを介して、基地局からのメ
    ッセージを受信する受信手段と、 基地局からのメッセージの受信を音で使用者に報知する
    音報知手段と、 基地局からのメッセージの受信を振動で使用者に報知す
    る振動報知手段と、 基地局からのメッセージの受信を光で使用者に報知する
    光報知手段と、 音報知手段と振動報知手段と光報知手段とのうちから、
    使用者からの報知手段の指定を受け付ける受付手段と、 音報知手段を駆動する音報知駆動信号と光報知手段を駆
    動する光報知駆動信号とを、それぞれ音報知手段と光報
    知手段とに出力する第1駆動手段と、 振動報知手段を駆動する振動報知駆動信号と光報知手段
    を駆動する光報知駆動信号とを、それぞれ振動報知手段
    と光報知手段とに出力する第2駆動手段と、 第1駆動手段から音報知手段への音報知駆動信号を遮断
    する遮断手段と、 光報知手段のみが指定された場合、第1駆動手段にて音
    報知駆動信号と光報知駆動信号とを出力させるととも
    に、遮断手段にて音報知駆動信号を遮断させる報知制御
    手段とを備えることを特徴とする無線呼出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009147660A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Toshiba Corp 移動通信端末装置
US8391678B2 (en) 2002-12-18 2013-03-05 Kyocera Corporation Portable telephone

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