JPH08185186A - 報知方法及び報知装置 - Google Patents

報知方法及び報知装置

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JPH08185186A
JPH08185186A JP33843394A JP33843394A JPH08185186A JP H08185186 A JPH08185186 A JP H08185186A JP 33843394 A JP33843394 A JP 33843394A JP 33843394 A JP33843394 A JP 33843394A JP H08185186 A JPH08185186 A JP H08185186A
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sound
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predetermined
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JP33843394A
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Inventor
Yoshinori Hirose
善規 広瀬
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲の人への迷惑を抑制しつつ、確実に報知
の認識ができる報知方法及び報知装置を提供することを
目的とする。 【構成】 ページャーは、報知音を拡声出力するに際
し、まず、最大音量の報知音を1秒間拡声出力した後、
一旦音量を最小音量まで小さくして7秒間出力し、その
後、音量を最大音量まで段階的に大きくしていく。よっ
て、ページャーの利用者は、最初の比較的音量の大きな
報知音で、報知を認識することができ、報知音を停止さ
せるまでに多少の時間を要しても、その後に出力される
報知音が、音量の小さい音から順次出力されるので、周
囲の人にかける迷惑を抑制することができる。また、最
初の比較的音量の大きな報知音で報知を認識することが
できない場合にも、その後に、音量を段階的に大きくし
ていくので、周囲の人への迷惑を抑制しつつ、確実に報
知を認識することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、報知方法及び報知装置
に係り、詳細には、音声出力によって情報を報知する報
知方法及び報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人間に各種情報を報知する報知方法及び
報知装置は、種々の装置やシステムで使用されており、
例えば、ページャー等を含む無線受信機、電話機、ある
いは、火災報知器等に使用されている。従来の報知方法
には、一般的には、ページャー等に適用され、個別呼出
の際に報知音を段階的に大きくするエスカラート方式が
用いられている。
【0003】エスカラート方式は、例えば、ページャー
においては、個別呼出に伴う報知音の音量を、例えば、
小レベル、中レベル、大レベルと、3段階に分け、小レ
ベル→中レベル→大レベルと、徐々に大きくして、ペー
ジャー等の利用者がこの報知音を認識した段階で、報知
音の出力を停止させることにより、報知音による周囲へ
の迷惑を抑えつつ、利用者への報知を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の報知方法及び報知装置にあっては、報知音に
よる周囲への迷惑を考慮した方法として、その音量レベ
ルを徐々に大きくする、いわゆるエスカラート方式を採
用していたため、ある程度音量レベルが大きくならない
と、利用者が報知音を認識することができないおそれが
あり、特に、3段階に音量レベルを分けた場合には、中
レベルか大レベルの音量になって初めて報知音を認識で
きることがある。特に、ページャー等の利用者が位置す
る環境において、周囲音が、大きければ大きいほど、報
知音の音量レベルが大きくならないと、利用者が、報知
音を認識することができない。
【0005】したがって、利用者のいる環境によって
は、報知音の音量レベルがある程度大きくなるまで、報
知音が鳴りつづけることがあり、利用者が報知音を認識
するまでに、時間を要し、また、その間この報知音によ
って周囲の人に迷惑をかけるという問題があった。
【0006】また、報知音は、一般的に利用者が停止さ
せるまで鳴音し続けるので、利用者のいる環境におい
て、周囲音が大きければ大きいほど、鳴音駆動によって
消費する電力が多くなり、特に、電池を電源としている
場合には、無駄に鳴音駆動させるために、電池寿命を縮
めるという問題もあった。
【0007】そこで、本発明は、音声報知の際に、周囲
への迷惑を抑制し、消費電力を低減させた、効果的な報
知を行うことのできる報知方法及び報知装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の報
知方法は、所定時期に所定の音を拡声出力することによ
り報知する報知方法において、前記音を拡声出力するに
際し、まず、比較的音量の大きな音を拡声出力した後、
一旦音量を所定音量まで小さくし、その後、音量を大き
くしていくことにより、上記目的を達成している。
【0009】また、請求項2記載の発明の報知方法は、
所定時期に所定の音を拡声出力することにより報知する
報知方法において、前記音を拡声出力するに際し、ま
ず、比較的音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、
一旦音量を所定音量まで小さくし、その後、音量を段階
的に大きくしていくことにより、上記目的を達成してい
る。
【0010】請求項3記載の発明の報知方法は、所定時
期に所定の音を拡声出力することにより報知する報知方
法において、前記音を拡声出力するに際し、まず、比較
的音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量
を所定音量まで小さくし、その後、音量を所定時間の間
に段階的に大きくしていき、所定音量に達すると、当該
所定音量の音を所定時間拡声出力することにより、上記
目的を達成している。
【0011】請求項4記載の発明の報知方法は、所定時
期に所定の音を拡声出力することにより報知する報知方
法において、前記音を拡声出力するに際し、まず、比較
的音量の大きな音を拡声出力した後、一旦音量を所定音
量まで小さくし、その後、音量を連続的に大きくしてい
くことにより、上記目的を達成している。
【0012】請求項5記載の発明の報知方法は、所定時
期に所定の音を拡声出力することにより報知する報知方
法において、前記音を拡声出力するに際し、まず、比較
的音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量
を所定音量まで小さくし、その後、所定時間の間に音量
を連続的に大きくして、所定音量に達すると、当該所定
音量の音を所定時間拡声出力することにより、上記目的
を達成している。
【0013】請求項6記載の発明の報知方法は、所定時
期に所定の音を拡声出力することにより報知する報知方
法において、前記音を拡声出力するに際し、まず、比較
的高い音程の音を出力した後、一旦音程を下げ、その
後、音程を高くしていくことにより、上記目的を達成し
ている。
【0014】請求項7記載の発明の報知装置は、所定時
期に所定の音を報音手段から拡声出力することにより報
知する報知装置において、前記報音手段から出力される
音の音量レベルを調整する音量調整手段と、前記音量調
整手段を制御して、前記音を拡声出力するに際し、ま
ず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた後、一旦音
量を所定音量まで下げ、その後、音量を上げていく制御
手段と、を備えることにより、上記目的を達成してい
る。
【0015】請求項8記載の発明の報知装置は、所定時
期に所定の音を報音手段から拡声出力することにより報
知する報知装置において、前記報音手段から出力される
音の音量レベルを調整する音量調整手段と、前記音量調
整手段を制御して、前記音を拡声出力するに際し、ま
ず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた後、一旦音
量を所定音量まで下げ、その後、音量を段階的に上げて
いく制御手段と、を備えることにより、上記目的を達成
している。
【0016】請求項9記載の発明の報知装置は、所定時
期に所定の音を報音手段から拡声出力することにより報
知する報知装置において、前記報音手段から出力される
音の音量レベルを調整する音量調整手段と、前記音量調
整手段を制御して、前記音を拡声出力するに際し、ま
ず、比較的音量の大きな音を所定時間拡声出力させた
後、一旦音量を所定音量まで下げ、その後、所定時間の
間に音量を段階的に大きくして、所定音量に達すると、
当該所定音量の音を所定時間拡声出力させる制御手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0017】請求項10記載の発明の報知装置は、所定
時期に所定の音を報音手段から拡声出力することにより
報知する報知装置において、前記報音手段から出力され
る音の音量レベルを調整する音量調整手段と、前記音量
調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに際し、ま
ず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた後、一旦音
量を所定音量まで下げ、その後、音量を連続的に大きく
する制御手段と、を備えることにより、上記目的を達成
している。
【0018】請求項11記載の発明の報知装置は、所定
時期に所定の音を報音手段から拡声出力することにより
報知する報知装置において、前記報音手段から出力され
る音の音量レベルを調整する音量調整手段と、前記音量
調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに際し、ま
ず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた後、一旦音
量を所定音量まで下げ、その後、所定時間の間に音量を
所定音量まで連続的に大きくして、所定音量に達する
と、当該所定音量の音を所定時間拡声出力させる制御手
段と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0019】請求項12記載の発明の報知装置は、所定
時期に所定の音を報音手段から拡声出力することにより
報知する報知装置において、前記報音手段から出力され
る音の音程を調整する音程調整手段と、前記音程調整手
段を制御して、前記音を拡声出力するに際し、まず、比
較的高い音程の音を拡声出力させた後、一旦音程を下
げ、その後、音程を高くしていく制御手段と、を備える
ことにより、上記目的を達成している。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明の報知方法によれば、報知
するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量
の大きな音を拡声出力した後、一旦音量を所定音量まで
小さくし、その後、音量を大きくしていく。
【0021】したがって、利用者は、最初に比較的音量
の大きな音で報知を認識することができ、音を停止させ
るまでに多少の時間を要しても、その後に出力される音
が、音量の小さい音から順次出力されるので、周囲の人
に迷惑をかけることがない。また、最初の比較的音量の
大きな音で報知を認識することができない場合にも、そ
の後に、音量の小さい音から順次音量を大きくしていく
ので、確実に報知を認識することができる。
【0022】請求項2記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を
所定音量まで小さくし、その後、音量を段階的に大きく
していく。
【0023】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知することができ
ない場合にも、その後に、音量の小さい音から順次段階
的に音量を大きくしていくので、確実に報知を認識する
ことができる。
【0024】請求項3記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を
所定音量まで小さくし、その後、音量を所定時間の間に
段階的に大きくしていき、所定音量に達すると、当該所
定音量の音を所定時間拡声出力する。
【0025】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知を認識すること
ができない場合にも、その後に、音量の小さい音から順
次段階的に所定音量まで音量を大きくし、所定音量に達
すると、その音量の音を所定時間拡声出力するので、音
を極端に大きくすることなく、確実に報知を認識するこ
とができるとともに、周囲の人への迷惑をより一層抑制
することができる。
【0026】請求項4記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を拡声出力した後、一旦音量を所定音量
まで小さくし、その後、音量を連続的に大きくしてい
く。
【0027】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知を認識すること
ができない場合にも、その後、音量の小さい音から連続
的に音量を大きくしていくので、確実に報知を認識する
ことができる。
【0028】請求項5記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を
所定音量まで小さくし、その後、所定時間の間に音量を
連続的に大きくして、所定音量に達すると、当該所定音
量の音を所定時間拡声出力する。
【0029】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知を認識すること
ができない場合にも、その後、音量の小さい音から連続
的に所定音量まで音量を大きくし、所定音量に達する
と、その音量の音を所定時間拡声出力するので、音を極
端に大きくすることなく、確実に報知を認識することが
できるとともに、周囲の人への迷惑をより一層抑制する
ことができる。
【0030】請求項6記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
高い音程の音を出力した後、一旦音程を下げ、その後、
音程を高くしていく。
【0031】したがって、利用者は、最初に比較的高い
音程の音で報知を認識することができ、音を停止させる
までに多少の時間を要しても、その後に出力される音
が、低い音程の音から順次出力されるので、周囲の人に
迷惑をかけることがない。また、最初の比較的高い音程
の音で報知を認識することができない場合にも、その後
に、低い音程から順次音程を高くしていくので、確実に
報知を認識することができる。
【0032】請求項7記載の発明の報知装置によれば、
音量調整手段により、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、音量を上げていく。
【0033】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に比較的音量の大きな音で報知を認識することがで
き、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、その
後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力され
るので、周囲の人に迷惑をかけることがない。また、最
初の比較的音量の大きな音で報知を認識することができ
ない場合にも、その後に、音量の小さい音から順次音量
を大きくしていくので、確実に報知を認識することがで
きる。
【0034】請求項8記載の発明の報知装置によれば、
音量調整手段により、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、音量を段階的に上げていく。
【0035】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後に、音量の小
さい音から順次段階的に音量を大きくしていくので、確
実に報知を認識することができる。
【0036】請求項9記載の発明の報知装置によれば、
音量調整手段により、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を所定時間拡声出力させた後、一旦音量を所定音
量まで下げ、その後、所定時間の間に音量を段階的に大
きくして、所定音量に達すると、当該所定音量の音を所
定時間拡声出力させる。
【0037】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後に、音量の小
さい音から順次段階的に所定音量まで音量を大きくし、
所定音量に達すると、その音量の音を所定時間拡声出力
するので、音を極端に大きくすることなく、確実に報知
を認識することができるとともに、周囲の人への迷惑を
より一層抑制することができる。
【0038】請求項10記載の発明の報知装置によれ
ば、音量調整手段が、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、音量を連続的に大きくしていく。
【0039】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後、音量の小さ
い音から連続的に音量を大きくしていくので、確実に報
知を認識することができる。
【0040】請求項11記載の発明の報知装置によれ
ば、音量調整手段が、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、所定時間の間に音量を所定音量まで連続的
に大きくして、所定音量に達すると、当該所定音量の音
を所定時間拡声出力させる。
【0041】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後、音量の小さ
い音から連続的に所定音量まで音量を大きくし、所定音
量に達すると、その音量の音を所定時間拡声出力するの
で、音を極端に大きくすることなく、確実に報知を認識
することができるとともに、周囲の人への迷惑をより一
層抑制することができる。
【0042】請求項12記載の発明の報知装置によれ
ば、音程調整手段が、報音手段から出力される音の音程
を調整し、この音程調整手段を、制御手段が制御して、
音を拡声出力するに際し、まず、比較的高い音程の音を
拡声出力させた後、一旦音程を下げ、その後、音程を上
げていく。
【0043】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に比較的高い音程の音で報知を認識することができ、
音を停止させるまでに多少の時間を要しても、その後に
出力される音が、低い音程から順次出力されるので、周
囲の人に迷惑をかけることがない。また、最初の比較的
高い音程の音で報知を認識することができない場合に
も、その後に、低い音程から順次音程を高くしていくの
で、確実に報知を認識することができる。
【0044】また、請求項1から請求項6までの報知方
法及び請求項7から請求項12までの報知装置によれ
ば、利用者は、最初の比較的音量の大きな音、または、
高い音程での報知を認識し、停止させれば、報知に伴う
無駄な電力を抑えることができ、特に、電池による電源
供給の場合には、電池寿命を縮めず、長持ちさせること
ができる。
【0045】
【実施例】以下、本発明を適用した無線受信機の実施例
を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の報
知方法及び報知装置の一実施例を示す図であり、本実施
例は、ページャーに適用したものである。まず、構成を
説明する。図1は、本発明の報知方法及び報知装置の一
実施例を適用したページャーの回路ブロック図である。
図1において、ページャー1は、アンテナ2、受信部
3、デコーダ部4、ID−ROM5、制御部6、ROM
(Read Only Memory)7、RAM(Random Access Memo
ry)8、キー入力部9、表示部10及び報知部11等を
備えており、報知部11は、LED(Light Emitting D
iode)12、スピーカ13、バイブレータ14及び電源
回路15等を備えている。
【0046】アンテナ2は、図外のページャーサービス
会社等から無線で送信されるページャー1を呼び出す呼
出信号を受信して受信部3に出力する。受信部3は、デ
コーダ部4から入力される制御信号により間欠駆動する
ように制御され、アンテナ2から入力される呼出信号を
間欠受信して、この受信信号を増幅、復調した後、デコ
ーダ部4に出力する。
【0047】デコーダ部4は、受信部3から入力される
呼出信号の呼出番号が自己の認識番号と一致するか否か
を、予め認識番号を登録してあるID−ROM5を参照
して判断する。デコーダ部4は、受信した呼出番号が自
己の認識番号と一致していると、受信部3に対し信号受
信を継続させ、制御部6に呼出検出信号を出力するとと
もに、この呼出信号の後にメッセージデータ等が続く場
合には、このメッセージデータ等も制御部6に出力す
る。
【0048】ID−ROM5は、通常、ページャーサー
ビス会社等により割り当てられた自己の認識番号が予め
格納されており、上述のように、デコーダ部4が、この
ID−ROM5に格納された認識番号と受信した呼出番
号を比較して、自己の呼出しか否かを判別する。
【0049】制御部6は、CPU(Central Processing
Unit )やタイマー、キー入力部9におけるキー入力操
作を保持する入力レジスタ等から構成され、各種制御プ
ログラムや報音モードデータ等が格納されたROM7、
受信したメッセージデータやキー入力データ等を記憶す
るRAM8、キー入力部9、表示部10及び報知部11
が接続されている。
【0050】ROM7は、制御部6が実行する各種制御
プログラムや各種システムデータを格納しており、特
に、報音モード記憶領域を有して、各種報音モードデー
タを記憶し、この報音モードデータに基づいた報音処理
を行う報音制御プログラム等を格納している。
【0051】ROM7の報音モード記憶領域は、例え
ば、図2に示すよう、報音モード領域、出力時間領域及
び出力パターン領域を有しており、報音モード領域に
は、報音モードAから報音モードCの報音モードが、出
力時間領域には、各報音モードA〜Cにおける報知音の
総出力時間(秒)が、出力パターン領域には、各報音モ
ードA〜Cにおける報知音の出力パターンA〜Cが、そ
れぞれ記憶されている。
【0052】この出力パターンは、それぞれ、図3に示
すように、報音モードAのパターンAが、図3(a)に
示すように、大の音量レベルの報知音を報知時間8秒連
続するもので、報音モードBのパターンBが、図3
(b)に示すように、大の音量レベルの報知音を1秒
間、小の音量レベルの報知音を7秒間、中の音量レベル
の報知音を8秒間、そして、大の音量レベルの報知音を
8秒間順次切り換えて報音するもので、報音モードCの
パターンCが、図3(c)に示すように、大の音量レベ
ルの報知音を1秒間、小の音量レベルの報知音を7秒
間、中の音量レベルの報知音を8秒間、そして、大の音
量レベルの報知音を32秒間順次切り換えて報音するも
ので、ある。
【0053】RAM8は、制御部6のワークメモリとし
て使用され、また、上記報音モードA〜Bのうち、設定
された報音モードA〜Cを記憶する報音モード記憶領域
を備えている。制御部6は、ROM7に記憶された各種
制御プログラムに基づいてデコーダ部4から入力される
メッセージデータ、キー入力部9から入力される入力指
示信号に応じて、RAM8をワークメモリとして使用し
て、ページャー1内の各部を制御する。例えば、後述す
る報音処理により、呼出があった旨を報音する。
【0054】また、制御部6は、報知部11を駆動する
駆動回路を備えており、デコーダ部4から呼出検出信号
が入力されると、この駆動回路により報知部11を駆動
させて、呼出があった旨を報知する。
【0055】キー入力部9は、表示部10に表示される
表示内容の出力制御を行う各種操作キー、電源スイッ
チ、報音モード切換スイッチ、鳴音停止スイッチ等を備
えており、各キーやスイッチの指示を制御部6に出力す
る。上記電源スイッチは、ページャー1の電源の投入/
停止を行うスイッチであり、報音モード切換スイッチ
は、ROM7に記憶している報音モードA〜Cの切り換
えを行うスイッチである。また、鳴音停止スイッチは、
鳴音中の報知音の出力を停止させるスイッチである。
【0056】表示部10としては、例えば、LCD(Li
quid Crystal Display)が使用されており、LCDドラ
イバやLCDを備えている。表示部10は、制御部6の
制御下で動作し、制御部6から入力されるメッセージデ
ータやキー入力部9から入力されたキー入力データ等の
各種情報を表示する。報知部11は、上述のように、L
ED12、スピーカ13及びバイブレータ14等を備え
ており、呼出があった際に、その旨を報知する。
【0057】すなわち、LED12は、制御部6に組み
込まれたLCD12用の駆動回路により駆動され、点
灯、あるいは、点滅することにより、呼出があった旨を
報知する。
【0058】バイブレータ14は、制御部6に組み込ま
れたバイブレータ14用の駆動回路により駆動され、振
動することにより、ページャー1の使用者に振動を与え
て、呼出があった旨を報知する。スピーカ13は、制御
部6に組み込まれた音声出力回路と音量レベル制御回路
により、後述するように、キー入力部9の報音モード切
換スイッチにより設定された報音モードA〜Cに基づい
て、駆動され、所定音高の鳴動音を所定音量で拡声出力
して、呼出があった旨を報知する。電源回路15は、ペ
ージャー1の各回路部を駆動させるために電圧供給を行
い、その電源として電池を格納している。
【0059】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例のページャー1は、キー入力部9の電源スイッチを操
作することにより、電源回路15から各回路部へ電圧供
給を受けるとともに、自動的に着信モードにセットさ
れ、自己宛の呼出信号を受信すると、予め報音モード切
換スイッチにより設定された報音モードに基づいて、ス
ピーカ13から鳴動音を報音することにより、呼出があ
った旨を報知する。
【0060】すなわち、ページャー1の利用者は、図3
及び図4に示したように、鳴動音(報知音)の出力時間
と出力音量レベルの組み合わせにより、3つに分類され
た報音モードA〜Cの1つを、キー入力部9のモード切
換スイッチにより選択して、設定する。なお、このと
き、制御部6は、モード切換スイッチによる報音モード
の選択に適した情報を表示部10に表示出力させる。
【0061】ページャー1は、モード切換スイッチによ
り報音モードA〜Cの1つが選択されると、選択された
報音モードA〜CをRAM8の報音モード記憶領域に記
憶する。なお、RAM8の報音モード記憶領域には、所
定の報音モードA〜Cのうち、例えば、報音モードBが
キー入力部9の電源スイッチによる電源投入の際の初期
設定時には、初期設定モードとして予め記憶されてお
り、上記モード設定操作が行われない場合には、上記初
期設定モードが報音モードとして設定される。
【0062】そして、ページャー1は、着信があると、
受信部3が、アンテナ2より受信した受信信号の個別呼
出信号を増幅、復調して、デコーダ部4に出力し、デコ
ーダ部4は、受信部3から入力された個別呼出信号とI
D−ROM5に格納されている自己のIDとを比較し、
一致すると、呼出検出信号を制御部6に出力する。この
とき、デコーダ部4は、個別呼出信号の後に、メッセー
ジデータ等があるときには、このメッセージデータ等も
制御部6に出力する。
【0063】制御部6は、デコーダ部4から呼出検出信
号が入力されると、報知部11を駆動して、呼出があっ
た旨を報知するとともに、メッセージデータ等を表示部
10に表示出力させる。
【0064】すなわち、制御部6は、デコーダ部4から
呼出検出信号が入力されると、LED12用の駆動回路
及びバイブレータ14用の駆動回路によりLED12及
びバイブレータ14を駆動して、LED12を点灯ある
いは点滅させるとともに、バイブレータ14を振動さ
せ、LED12の点灯や点滅及びバイブレータ14の振
動により、呼出があった旨を報知する。
【0065】また、制御部6は、デコーダ部4から呼出
検出信号が入力されると、RAM8の報音モード記憶領
域に記憶されている報音モードA〜Cを読み出し、当該
読み出した報音モードA〜Cに対応する報音モードA〜
Cの出力パターンA〜CをROM7から読み出す。
【0066】制御部6は、この読み出した出力パターン
A〜Cに基づいて音声出力回路と音量レベル制御回路を
制御して、設定されている報音モードA〜Cに対応する
出力パターンA〜Cの報知音(鳴動音)をスピーカ13
から拡声出力させる。例えば、いま、報音モードBが設
定されていると、ページャー1は、図3(b)から分か
るように、大の音量レベルの報知音を1秒間出力し、次
に、小の音量レベルの報知音を7秒間出力した後、中の
音量レベルの報知音を8秒間出力して、最後に、大の音
量レベルの報知音を8秒間出力する。
【0067】そして、この報知音を出力中の任意のタイ
ミングで、キー入力部9の鳴音停止スイッチが投入され
ると、制御部6は、音声出力回路の動作を停止させ、報
知音の出力を停止させる。
【0068】したがって、最初に音量レベルの大きな報
知音を出力することにより、ページャー1の利用者は、
速やかに呼出があった旨の報知を認識することができ、
この段階で、鳴動停止スイッチを投入すると、周囲の人
に迷惑をかけることなく、呼出があったことを適切に確
認することができる。
【0069】また、最初の音量レベルの大きな報知音が
出力されたときに、呼出があったことを利用者が認識
し、鳴動停止スイッチを投入するのに手間取っても、最
初の音量レベルの大きな報知音が短時間であり、その後
に出力される報知音が音量レベルの小さい報知音なの
で、周囲の人に迷惑をかけることなく、呼出があったこ
とを適切に確認して、報知音を停止させることができ
る。
【0070】さらに、最初の報知音で、利用者は、呼出
があったことを認識できない場合においても、その後、
最も小さい音量レベルの報知音から中音量レベルの報知
音、大音量レベルの報知音と切り換えて、順次段階的に
大きな音量レベルの報知音を出力するので、音量レベル
が段階的に大きくなる途中で、呼出があったことを利用
者は、認識することができ、周囲の人に迷惑をかけるこ
とを抑制しつつ、確実に呼出があったことを利用者は認
識することができる。
【0071】また、報音モードが報音モードCに設定さ
れていると、ページャー1は、図3(c)から分かるよ
うに、大の音量レベルの報知音を1秒間出力し、次に、
小の音量レベルの報知音を7秒間出力した後、中の音量
レベルの報知音を8秒間出力して、最後に、大の音量レ
ベルの報知音を32秒間出力する。
【0072】報音モードCの場合にも、報音モードBの
場合と同様に、最初の音量レベルの大きな報知音によ
り、ページャー1の利用者は速やかに呼出があった旨の
報知を認識することができ、この段階で、鳴動停止スイ
ッチを投入すると、周囲の人に迷惑をかけることなく、
呼出があったことを適切に確認することができる。
【0073】報音モードCの場合には、最後の大の音量
レベルの出力時間を32秒間と報音モードBの場合より
も長くしてあるので、ページャー1の利用者の周囲の音
が比較的大きい場合にも、確実に呼出があったことを利
用者は認識することができる。
【0074】さらに、報音モードが報音モードAに設定
されていると、ページャー1は、図3(a)から分かる
ように、大の音量レベルの報知音を8秒間出力する。報
音モードAの場合にも、報音モードBの場合と同様に、
最初の音量レベルの大きな報知音により、ページャー1
の利用者は速やかに呼出があった旨の報知を認識するこ
とができ、鳴動停止スイッチを速やかに投入すると、周
囲の人に迷惑をかけることなく、呼出があったことを適
切に確認することができる。
【0075】また、報音モードAの場合には、大の音量
レベルの報知音のみを8秒間出力させるので、ページャ
ー1の利用者は、周囲の環境音が大きい場合にも、速や
かに、かつ、確実に呼出があったことを利用者に認識さ
せることができる。
【0076】このように、本実施例によれば、報知音を
拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大きな報知音
を拡声出力した後、一旦音量を所定音量まで小さくし、
その後、音量を大きくしていくので、利用者は、最初の
比較的音量の大きな報知音で、報知を認識することがで
き、報知音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される報知音が、音量の小さい音から順次
出力されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。
また、最初の比較的音量の大きな報知音で報知を認識す
ることができない場合にも、その後に、音量の小さな音
から順次音量を大きくしていくので、確実に報知を認識
することができる。
【0077】また、本実施例によれば、利用者は、一旦
音量を所定音量まで小さくした後、音量を段階的に大き
くしていくので、最初の比較的音量の大きな報知音で報
知を認識することができない場合にも、その後に、順次
段階的に音量を大きくなる報知音により、確実に報知を
認識することができる。
【0078】さらに、本実施例によれば、一旦音量を所
定音量まで小さくした後、音量を所定時間の間に段階的
に大きくしていき、所定音量に達すると、当該所定音量
の報知音を所定時間拡声出力するので、利用者は、最初
の比較的音量の大きな報知音で報知を認識することがで
きない場合にも、報知音を極端に大きくすることなく、
確実に報知を認識することができるとともに、周囲の人
への迷惑をより一層抑制することができる。
【0079】図4及び図5は、本発明の報知方法及び報
知装置の他の実施例を示す図であり、本実施例は、報知
音の音量レベルを連続的に変化させるもので、上記図1
に示したページャー1と同様のページャーに適用したも
のである。なお、本実施例の説明においては、上記図1
に示したページャー1に使用した符号をそのまま用いて
説明する。
【0080】図4は、ページャー1のROM7の報音モ
ード記憶領域に記憶されている報音モードデータを示し
ており、上記実施例と同様に、報音モード記憶領域に
は、報音モード領域、出力時間領域及び出力パターン領
域が形成されている。報音モード領域には、報音モード
A及び報音モードD、Eの報音モードが、出力時間領域
には、各報音モードA、D、Eにおける報知音の総出力
時間(秒)が、出力パターン領域には、各報音モード
A、D、Eにおける報知音の出力パターンA、D、E
が、それぞれ記憶されている。
【0081】この出力パターンA、D、Eは、それぞ
れ、図3及び図5に示すように、報音モードAのパター
ンAが、図3(a)に示したように、大の音量レベルの
報知音を報知時間8秒連続するもので、報音モードDの
パターンBが、図5(a)に示すように、報知音の音量
レベルを大の音量レベルから小の音量レベルまで1秒間
の間に連続的に小さくし、次の7秒間で、報知音の音量
レベルを小の音量レベルから中の音量レベルまで連続的
に大きくし、そして、次の8秒間で、報知音の音量レベ
ルを中の音量レベルから大の音量レベルまで連続的に大
きくし、最後に、大の音量レベルの報知音を8秒間報音
するもので、報音モードEのパターンEが、図5(b)
に示すように、報知音の音量レベルを大の音量レベルか
ら小の音量レベルまで1秒間の間に連続的に小さくし、
次の7秒間で、報知音の音量レベルを小の音量レベルか
ら中の音量レベルまで連続的に大きくし、そして、次の
8秒間で、報知音の音量レベルを中の音量レベルから大
の音量レベルまで連続的に大きくし、最後に、大の音量
レベルの報知音を32秒間報音するものである。
【0082】したがって、本実施例においては、報音モ
ードとして、報音モードAが設定されていると、上記実
施例と同様であるが、報音モードとして、例えば、報音
モードDが設定されていると、制御部6は、デコーダ部
4から呼出検出信号が入力され、報音モードとして報音
モードDが設定されていることを、RAM8の報音モー
ド領域から報音モードを読み出して確認すると、音声出
力回路及びレベル調整回路を制御して、まず、大の音量
レベルの報知音を出力させ、その後の1秒間の間に、時
間の経過とともに、報知音の音量レベルを小の音量レベ
ルまで小さくする。そして、次の15秒の間に、音量レ
ベルを、最小の音量レベルから最大の音量レベルまで、
滑らかに大きくし、最大の音量レベルに達すると、8秒
間最大の音量の報知音を出力する。
【0083】したがって、音量レベルを、最初は、最大
にし、そして滑らかに最小にして、その後滑らかに大き
くすることができ、その間に利用者は呼出があったこと
を認識して、鳴動停止スイッチを投入することにより、
より一層周囲の人に迷惑をかけることを抑制しつつ、確
実に報知を認識することができる。
【0084】また、報音モードとして、例えば、報音モ
ードEが設定されていると、制御部6は、音声出力回路
及びレベル調整回路を制御して、まず、最大の音量レベ
ルの報知音を出力させ、その後の1秒間の間に、時間の
経過とともに、報知音の音量レベルを小の音量レベルま
で小さくする。そして、次の32秒間最大音量レベルの
報知音を出力する。
【0085】したがって、音量レベルを、最初は、最大
にし、そして、滑らかに最小にして、その後、滑らかに
大きくすることができるとともに、最大音量を報音モー
ドDよりも長い間出力することができ、より一層周囲の
人に迷惑をかけることを抑制しつつ、確実に報知するこ
とができるとともに、周囲の音が大きい場合にも、確実
に呼出があったことを利用者に認識させることができ
る。
【0086】このように、本実施例によれば、報知音を
拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大きな音を拡
声出力した後、一旦音量を所定音量まで小さくし、その
後、音量を連続的に大きくしていくので、ページャー1
の利用者は、最初に所定時間出力される比較的音量の大
きな報知音で、報知を認識することができ、報知音を停
止させるまでに多少の時間を要しても、その後に出力さ
れる音が、音量の小さい音から順次連続的に大きな音量
の音になるので、周囲の人に迷惑をかけることなく、確
実に報知を認識することができる。また、最初の比較的
音量の大きな報知音で報知を認識することができない場
合にも、その後、連続的に音量を大きくしていくので、
確実に報知することができる。
【0087】また、本実施例によれば、報知音を拡声出
力するに際し、まず、比較的音量の大きな報知音を所定
時間拡声出力した後、一旦音量を所定音量まで小さく
し、その後、所定時間の間に音量を連続的に大きくし
て、所定音量に達すると、当該所定音量の報知音を所定
時間拡声出力するので、ページャー1の利用者が最初の
比較的音量の大きな報知音で報知を認識することができ
ない場合にも、報知音を極端に大きくすることなく、確
実に報知を認識することができるとともに、周囲の人へ
の迷惑をより一層抑制することができる。
【0088】なお、上記各実施例においては、音量レベ
ルを最初は、大きく、次に、最小にして、その後、音量
レベルを上げていくようにしているが、これに限るもの
ではなく、例えば、音程を変化させるものであってもよ
い。
【0089】例えば、最初に高い音程の報知音を出力
し、その後、一旦音程を下げた後、徐々に音程を上げる
ようにしてもよい。
【0090】このようにすると、ページャー1の利用者
は、最初の比較的高い音程の報知音で、報知を認識する
ことができ、報知音を停止させるまでに多少の時間を要
しても、その後に出力される報知音が、低い音程から順
次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけることなく、
確実に報知を認識することができる。また、最初の比較
的高い音程の報知音での報知を認識することができない
場合にも、その後に、順次音程を高くしていくので、確
実に報知を認識することができる。
【0091】本実施例によれば、ページャー1の利用者
は、最初の比較的音量の大きな音、または、高い音程で
の報知を認識し、鳴音停止スイッチを速やかに投入すれ
ば、報知に伴う無駄な電力を抑えることができ、電源回
路15に格納される電池の寿命を縮めずに長持ちさせる
ことができる。
【0092】また、上記実施例においては、ページャー
に適用した場合について説明したが、ページャーに限る
ものではなく、例えば、携帯電話機や電子手帳等にも適
用することができる。
【0093】
【発明の効果】請求項1記載の発明の報知方法によれ
ば、報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比
較的音量の大きな音を拡声出力した後、一旦音量を所定
音量まで小さくし、その後、音量を大きくしていく。
【0094】したがって、利用者は、最初に比較的音量
の大きな音で報知を認識することができ、音を停止させ
るまでに多少の時間を要しても、その後に出力される音
が、音量の小さい音から順次出力されるので、周囲の人
に迷惑をかけることがない。また、最初の比較的音量の
大きな音で報知を認識することができない場合にも、そ
の後に、小さい音量から順次音量を大きくしていくの
で、確実に報知を認識することができる。
【0095】請求項2記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を
所定音量まで小さくし、その後、音量を段階的に大きく
していく。
【0096】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知を認識すること
ができない場合にも、その後に、音量の小さい音から順
次段階的に音量を大きくしていくので、確実に報知を認
識することができる。
【0097】請求項3記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を
所定音量まで小さくし、その後、音量を所定時間の間に
段階的に大きくしていき、所定音量に達すると、当該所
定音量の音を所定時間拡声出力する。
【0098】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知を認識すること
ができない場合にも、その後に、音量の小さい音から順
次段階的に所定音量まで音量を大きくし、所定音量に達
すると、その音量の音を所定時間拡声出力するので、音
を極端に大きくすることなく、確実に報知を認識するこ
とができるとともに、周囲の人への迷惑をより一層抑制
することができる。
【0099】請求項4記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を拡声出力した後、一旦音量を所定音量
まで小さくし、その後、音量を連続的に大きくしてい
く。
【0100】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知を認識すること
ができない場合にも、その後、音量の小さい音から連続
的に音量を大きくしていくので、確実に報知を認識する
ことができる。
【0101】請求項5記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
音量の大きな音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を
所定音量まで小さくし、その後、所定時間の間に音量を
連続的に大きくして、所定音量に達すると、当該所定音
量の音を所定時間拡声出力する。
【0102】したがって、利用者は、最初に所定時間出
力される比較的音量の大きな音で、報知を認識すること
ができ、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、
その後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力
されるので、周囲の人に迷惑をかけることがない。ま
た、最初の比較的音量の大きな音で報知を認識すること
ができない場合にも、その後、音量の小さい音から連続
的に所定音量まで音量を大きくし、所定音量に達する
と、その音量の音を所定時間拡声出力するので、音を極
端に大きくすることなく、確実に報知を認識することが
できるとともに、周囲の人への迷惑をより一層抑制する
ことができる。
【0103】請求項6記載の発明の報知方法によれば、
報知するための音を拡声出力するに際し、まず、比較的
高い音程の音を出力した後、一旦音程を下げ、その後、
音程を高くしていく。
【0104】したがって、利用者は、最初に比較的高い
音程の音で、報知を認識することができ、音を停止させ
るまでに多少の時間を要しても、その後に出力される音
が、低い音程から順次出力されるので、周囲の人に迷惑
をかけることがない。また、最初の比較的高い音程で報
知を認識することができない場合にも、その後に、低い
音程の音から順次音程を高くしていくので、確実に報知
を認識することができる。
【0105】請求項7記載の発明の報知装置によれば、
音量調整手段により、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、音量を上げていく。
【0106】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に比較的音量の大きな音で、報知を認識することがで
き、音を停止させるまでに多少の時間を要しても、その
後に出力される音が、音量の小さい音から順次出力され
るので、周囲の人に迷惑をかけることがない。また、最
初の比較的音量の大きな音で報知を認識することができ
ない場合にも、その後に、音量の小さい音から順次音量
を大きくしていくので、確実に報知を認識することがで
きる。
【0107】請求項8記載の発明の報知装置によれば、
音量調整手段により、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、音量を段階的に上げていく。
【0108】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後に、音量の小
さい音から順次段階的に音量を大きくしていくので、確
実に報知を認識することができる。
【0109】請求項9記載の発明の報知装置によれば、
音量調整手段により、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を所定時間拡声出力させた後、一旦音量を所定音
量まで下げ、その後、所定時間の間に音量を段階的に大
きくして、所定音量に達すると、当該所定音量の音を所
定時間拡声出力させる。
【0110】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後に、順次段階
的に所定音量まで音量を大きくし、所定音量に達する
と、その音量の音を所定時間拡声出力するので、音を極
端に大きくすることなく、確実に報知を認識することが
できるとともに、周囲の人への迷惑をより一層抑制する
ことができる。
【0111】請求項10記載の発明の報知装置によれ
ば、音量調整手段が、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、音量を連続的に大きくしていく。
【0112】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後、音量の小さ
い音から連続的に音量を大きくしていくので、確実に報
知を認識することができる。
【0113】請求項11記載の発明の報知装置によれ
ば、音量調整手段が、報音手段から出力される音の音量
レベルを調整し、この音量調整手段を、制御手段が制御
して、音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大
きな音を拡声出力させた後、一旦音量を所定音量まで下
げ、その後、所定時間の間に音量を所定音量まで連続的
に大きくして、所定音量に達すると、当該所定音量の音
を所定時間拡声出力させる。
【0114】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に所定時間出力される比較的音量の大きな音で、報知
を認識することができ、音を停止させるまでに多少の時
間を要しても、その後に出力される音が、音量の小さい
音から順次出力されるので、周囲の人に迷惑をかけるこ
とがない。また、最初の比較的音量の大きな音で報知を
認識することができない場合にも、その後、音量の小さ
い音から連続的に所定音量まで音量を大きくし、所定音
量に達すると、その音量の音を所定時間拡声出力するの
で、音を極端に大きくすることなく、確実に報知を認識
することができるとともに、周囲の人への迷惑をより一
層抑制することができる。
【0115】請求項12記載の発明の報知装置によれ
ば、音程調整手段が、報音手段から出力される音の音程
を調整し、この音程調整手段を、制御手段が制御して、
音を拡声出力するに際し、まず、比較的高い音程の音を
拡声出力させた後、一旦音程を下げ、その後、音程を高
くしていく。
【0116】したがって、当該報知装置の利用者は、最
初に比較的高い音程の音で報知を認識することができ、
音を停止させるまでに多少の時間を要しても、その後に
出力される音が、低い音程から順次出力されるので、周
囲の人に迷惑をかけることがない。また、最初の比較的
高い音程で報知を認識することができない場合にも、そ
の後に、低い音程から順次音程を高くしていくので、確
実に報知を認識することができる。
【0117】また、請求項1から請求項6までの報知方
法及び請求項7から請求項12までの報知装置によれ
ば、利用者は、最初の比較的音量の大きな音、または、
高い音程の音で、報知を認識し、停止させれば、報知に
伴う無駄な電力を抑えることができ、特に、電池による
電源供給の場合には、電池寿命を縮めず、長持ちさせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の報知方法及び報知装置の一実施例を適
用したページャーの回路ブロック図。
【図2】図1のROM内に形成されている報音モード記
憶領域のメモリマップを示す図。
【図3】報音モードA(図3a)、報音モードB(図3
b)及び報音モードC(図3c)の音量レベルと出力時
間との関係を示す図。
【図4】本発明の報知方法及び報知装置の他の実施例を
適用したページャーのROM内に形成されている報音モ
ード記憶領域のメモリマップを示す図。
【図5】報音モードD(図5a)及び報音モードE(図
5b)の音量レベルと出力時間との関係を示す図。
【符号の説明】
1 ページャー 2 アンテナ 3 受信部 4 デコーダ部 5 ID−ROM 6 制御部 7 ROM 8 RAM 9 キー入力部 10 表示部 11 報知部 12 LED 13 スピーカ 14 バイブレータ 15 電源回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定時期に所定の音を拡声出力することに
    より報知する報知方法において、 前記音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大き
    な音を拡声出力した後、一旦音量を所定音量まで小さく
    し、その後、音量を大きくしていくことを特徴とする報
    知方法。
  2. 【請求項2】所定時期に所定の音を拡声出力することに
    より報知する報知方法において、 前記音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大き
    な音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を所定音量ま
    で小さくし、その後、音量を段階的に大きくしていくこ
    とを特徴とする報知方法。
  3. 【請求項3】所定時期に所定の音を拡声出力することに
    より報知する報知方法において、 前記音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大き
    な音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を所定音量ま
    で小さくし、その後、音量を所定時間の間に段階的に大
    きくしていき、所定音量に達すると、当該所定音量の音
    を所定時間拡声出力することを特徴とする報知方法。
  4. 【請求項4】所定時期に所定の音を拡声出力することに
    より報知する報知方法において、 前記音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大き
    な音を拡声出力した後、一旦音量を所定音量まで小さく
    し、その後、音量を連続的に大きくしていくことを特徴
    とする報知方法。
  5. 【請求項5】所定時期に所定の音を拡声出力することに
    より報知する報知方法において、 前記音を拡声出力するに際し、まず、比較的音量の大き
    な音を所定時間拡声出力した後、一旦音量を所定音量ま
    で小さくし、その後、所定時間の間に音量を連続的に大
    きくして、所定音量に達すると、当該所定音量の音を所
    定時間拡声出力することを特徴とする報知方法。
  6. 【請求項6】所定時期に所定の音を拡声出力することに
    より報知する報知方法において、 前記音を拡声出力するに際し、まず、比較的の高い音程
    の音を出力した後、一旦音程を下げ、その後、音程を高
    くしていくことを特徴とする報知方法。
  7. 【請求項7】所定時期に所定の音を報音手段から拡声出
    力することにより報知する報知装置において、 前記報音手段から出力される音の音量レベルを調整する
    音量調整手段と、 前記音量調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに
    際し、まず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた
    後、一旦音量を所定音量まで下げ、その後、音量を上げ
    ていく制御手段と、 を備えたことを特徴とする報知装置。
  8. 【請求項8】所定時期に所定の音を報音手段から拡声出
    力することにより報知する報知装置において、 前記報音手段から出力される音の音量レベルを調整する
    音量調整手段と、 前記音量調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに
    際し、まず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた
    後、一旦音量を所定音量まで下げ、その後、音量を段階
    的に上げていく制御手段と、 を備えたことを特徴とする報知装置。
  9. 【請求項9】所定時期に所定の音を報音手段から拡声出
    力することにより報知する報知装置において、 前記報音手段から出力される音の音量レベルを調整する
    音量調整手段と、 前記音量調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに
    際し、まず、比較的音量の大きな音を所定時間拡声出力
    させた後、一旦音量を所定音量まで下げ、その後、所定
    時間の間に音量を段階的に大きくして、所定音量に達す
    ると、当該所定音量の音を所定時間拡声出力させる制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする報知装置。
  10. 【請求項10】所定時期に所定の音を報音手段から拡声
    出力することにより報知する報知装置において、 前記報音手段から出力される音の音量レベルを調整する
    音量調整手段と、 前記音量調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに
    際し、まず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた
    後、一旦音量を所定音量まで下げ、その後、音量を連続
    的に大きくする制御手段と、 を備えたことを特徴とする報知装置。
  11. 【請求項11】所定時期に所定の音を報音手段から拡声
    出力することにより報知する報知装置において、 前記報音手段から出力される音の音量レベルを調整する
    音量調整手段と、 前記音量調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに
    際し、まず、比較的音量の大きな音を拡声出力させた
    後、一旦音量を所定音量まで下げ、その後、所定時間の
    間に音量を所定音量まで連続的に大きくして、所定音量
    に達すると、当該所定音量の音を所定時間拡声出力させ
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする報知装置。
  12. 【請求項12】所定時期に所定の音を報音手段から拡声
    出力することにより報知する報知装置において、 前記報知手段から出力される音の音程を調整する音程調
    整手段と、 前記音程調整手段を制御して、前記音を拡声出力するに
    際し、まず、比較的高い音程の音を拡声出力させた後、
    一旦音程を下げ、その後、音程を高くしていく制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする報知装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094060A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Yamaha Corp コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、及びコンテンツ再生プログラム

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