JP2003229931A - 携帯端末 - Google Patents
携帯端末Info
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- JP2003229931A JP2003229931A JP2002028979A JP2002028979A JP2003229931A JP 2003229931 A JP2003229931 A JP 2003229931A JP 2002028979 A JP2002028979 A JP 2002028979A JP 2002028979 A JP2002028979 A JP 2002028979A JP 2003229931 A JP2003229931 A JP 2003229931A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のメールの予約送信機能を備えた携帯端
末では、電源がオフの場合には、送信予定時刻になって
もメールを送信することができず、不便であり、電源が
オフの場合でもメールの予約送信を行って利便性を向上
させると共に、送信後電源をオフにして消費電力を低減
し、またユーザに予約送信の成否を報知できる携帯端末
を提供する。 【解決手段】 制御部2に電源スイッチ9のオン/オフ
を切り換える電源制御手段22を備え、制御部2が、メ
ールスケジュールテーブル71に登録されたデータに基
づいて、現在時刻と送信予定日時とを比較して、送信予
定日時に電源スイッチ9がオフであれば、オンにしてメ
ールを送信し、送信終了後再びオフにしておくと共に、
送信の成否を示すメッセージを記憶しておき、外部から
の操作による電源投入時に当該メッセージを表示する携
帯端末である。
末では、電源がオフの場合には、送信予定時刻になって
もメールを送信することができず、不便であり、電源が
オフの場合でもメールの予約送信を行って利便性を向上
させると共に、送信後電源をオフにして消費電力を低減
し、またユーザに予約送信の成否を報知できる携帯端末
を提供する。 【解決手段】 制御部2に電源スイッチ9のオン/オフ
を切り換える電源制御手段22を備え、制御部2が、メ
ールスケジュールテーブル71に登録されたデータに基
づいて、現在時刻と送信予定日時とを比較して、送信予
定日時に電源スイッチ9がオフであれば、オンにしてメ
ールを送信し、送信終了後再びオフにしておくと共に、
送信の成否を示すメッセージを記憶しておき、外部から
の操作による電源投入時に当該メッセージを表示する携
帯端末である。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末に係り、特
に電源OFFの場合でもメールの予約送信を可能にして
利便性を向上させることができる携帯端末に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の携帯電話機やPHS端末等の携帯
端末としては、メール送信機能を備えたものが多く、一
般的にはメール機能を選択してから所定の操作を行って
メールを送信するようになっていた。 【0003】また、従来の携帯端末としては、予めメー
ル送信のスケジュールを登録しておき、予定時刻になる
とメッセージやアラーム音でユーザにメール送信を促す
スケジュールアラーム機能を備えたものや、予定時刻に
なるとメールを自動送信するメールの予約送信機能を備
えたものも考案されている。 【0004】メールの予約送信機能を備えた従来の携帯
端末としては、平成12年12月15日公開の特開20
00−349928「情報通信装置」(出願人:株式会
社日立製作所、発明者:柏博文他)がある。この従来技
術は、情報の送信時刻と、送信する情報と、送信先とを
送信情報として記憶しておき、送信情報を参照して該当
する送信時刻に送信先へ情報を送信し、また、送信先に
送信できなかった送信情報を記憶して再送する情報通信
装置であり、メールの再送及び予約送信を実現するもの
である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メールの予約送信機能を備えた携帯端末では、携帯端末
の電源がOFFになっている場合には、メール送信予定
時刻になってもメールを送信することができず、不便で
あるという問題点があった。 【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、電源がOFFになっている場合でも登録しておいた
スケジュールに従ってメールの予約送信を行うことがで
き、利便性を向上させると共に消費電力を低減すること
ができる携帯端末を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、予め登録されたメール本文とそ
れに対応する宛先と送信予定日時とを記憶する記憶部
と、メールの送信を行う無線部と、記憶部に登録された
送信予定日時になると登録内容に基づいて対応するメー
ルを無線部に出力する制御部と、制御部からの指示に従
って表示を行う表示部とを有する携帯端末であって、制
御部が、記憶部に登録された送信予定日時になった時に
無線部への電源供給のスイッチがオフであれば、スイッ
チをオンに切り替え、当該送信予定日時に対応するメー
ルを無線部に出力してスイッチをオフに切り替え、当該
メールの送信の成否を表すメッセージを記憶部の特定の
エリアに記憶しておき、外部からの操作で少なくとも表
示部への電源供給のスイッチがオンになった場合に、特
定のエリアに記憶されたメッセージを記憶部から読み出
して表示部に出力する制御部である携帯端末としてお
り、各部に電源を供給する電源スイッチがオフであって
もメールの予約送信を行うことができ、また、送信時の
み電源スイッチをオンにするため常時電源スイッチをオ
ンにしておくのに比べて消費電力を低減することがで
き、更にユーザが電源スイッチを投入した場合に電源オ
フの間の予約送信の成否を迅速にユーザに報知すること
ができ、利便性を向上させることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。 【0009】本発明の携帯端末は、制御部に電源スイッ
チのON/OFFを切り換える手段を備え、予め登録さ
れたメール送信のスケジュールについて、制御部が、現
在時刻とスケジュールとを比較してスケジュールのチェ
ックを行い、送信予定時刻に電源がOFFであれば、電
源をONにしてメールを送信し、送信終了後再び電源を
OFFにしておくと共に、送信の成否を示すメッセージ
を記憶しておき、外部からの電源投入時に特別な操作が
為されなくても当該メッセージを表示するものであり、
電源がOFFになっていても予定通りメールを予約送信
することができると共に無駄に電源をONにし続けなく
て済み、消費電力を低減でき、更にメール送信の成否を
ユーザに確実に報知することができ、利便性を向上させ
ることができるものである。 【0010】まず、本発明の実施の形態に係る携帯端末
の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明
の実施の形態に係る携帯端末の構成ブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る携帯端末
(本装置)は、アンテナを備え無線信号の送受信を行う
無線部1と、通信に伴う符復号化等の処理や装置全体の
制御を行う制御部2と、各種情報を表示するLCD等か
ら成る表示部3と、制御部2からの指示に従って表示部
3への表示画面の制御を行うLCDドライバ4と、受信
メールを格納するフォントROM5と、ユーザが操作を
行う入力キー10と、通話音声の信号処理を行う音声処
理部11と、受話信号を音声に変換して受話音声を出力
するスピーカ12と、送話音声を入力して電気的信号に
変換するマイク13と、制御部2における処理のプログ
ラムを記憶するROM6と、電話帳情報やメールアドレ
ス等を記憶するRAM7と、電力を供給する電源8と、
電源8からの電力を装置各部に供給するか否か(電源の
ON/OFF)を切り換える電源スイッチ9とから構成
されている。そして、制御部2の構成及び動作が従来と
は一部異なっているものである。 【0011】RAM7には、メール送信のスケジュール
を記憶するメールスケジュールテーブル71と、電源O
FFの間に行われた予約送信の成否を表すメッセージを
表示するためのデータを記憶する表示保存エリア(図示
せず)が設けられている。尚、メールスケジュールテー
ブル71及び表示保存エリアは、RAM7ではなく制御
部2のワークエリアに設けるようにしてもよい。 【0012】ここで、RAM7に記憶されているメール
スケジュールテーブル71について図2を用いて説明す
る。図2は、メールスケジュールテーブル71の説明図
である。図2に示すように、RAM7に記憶されている
メールスケジュールテーブル71は、「メールスケジュ
ール登録」の機能によって登録されたメールについて、
予約送信に必要なデータを記憶するものであり、メール
番号(No.)と、メール本文と、宛先と、送信予定日時
とを記憶しているものである。メールスケジュールテー
ブル71への登録は、ユーザの操作に基づいて制御部2
のメール登録手段21によって為されるものである。 【0013】また、専用のメールスケジュールテーブル
を設けなくても、「メール作成」の機能によって作成さ
れたメールを記憶するテーブルに「送信予定日時」の記
憶エリアを設けておき、作成されたメールについて、メ
ール番号(No.)と、メール本文と、宛先を記憶し、
「メールスケジュール登録」が為されたメールについて
のみ送信予定日時を記憶するようにしてもよい。この場
合にはテーブルに記憶された全てのメールについて「送
信予定日時」が記憶されているとは限らない。 【0014】制御部2は、従来と同様のメールの作成や
スケジュールの登録を行うメール登録手段21と、本装
置の特徴部分である電源スイッチ9のON/OFFを切
り換える電源制御手段22と、メールスケジュールテー
ブル71に記憶されているスケジュールに従ってメール
を送信するスケジュール監視手段23を備えている。ま
た、図示は省略するが、現在日時を管理する時計手段
(タイマ)や送信メールの符号化や受信メールの復号化
を行うメール送受信手段等一般的な機能が設けられてい
る。 【0015】そして、制御部2は、電源スイッチ9のO
N/OFFにかかわらず常時電源8から電力の供給を受
け、本装置の特徴として、常時メールスケジュール監視
を行って、送信予定日時になった場合には該当するメー
ルを送信する処理を行うものである。また、本装置の特
徴として、制御部2は、送信予定日時になったときに電
源OFFであった場合には、電源をONにしてメールを
送信し、送信後再び電源をOFFにするものである。制
御部2の動作については後で詳細に説明する。尚、RA
M7にも常時電源が供給されているものである。 【0016】また、電源スイッチ9は、電源8からの電
力を制御部2以外の装置各部に供給するか否かを切り換
えるスイッチであり、ユーザによる外部からの操作又は
制御部2の電源制御手段22によってON/OFFを切
り換えられるようになっている。 【0017】次に、本装置の動作について説明する。本
装置におけるメールスケジュール登録の動作は従来とほ
ぼ同様であり、入力キー10からの操作により、メニュ
ーから「メールスケジュール登録」が選択されると、メ
ール登録手段21が起動して、メールスケジュール登録
をサポートする画面を表示し、ユーザに本文の入力、宛
先の入力、送信予定日時の入力を促す。そして、メール
登録手段21が、入力に従ってメールスケジュールテー
ブル71にデータを登録するようになっている。 【0018】次に、本装置の特徴部分の動作について説
明すると、本装置では、制御部2のスケジュール監視手
段23が、メールスケジュールテーブル71に登録され
ている送信予定日時と現在時刻とを比較して、メールの
送信時刻であるかどうかを常時監視している。この監視
動作は、電源スイッチ9のON/OFFにかかわらず行
われるものである。 【0019】そして、現在時刻と送信予定時刻とが一致
した場合に、スケジュール監視手段23が該当するメー
ルを送信する。特に、本装置の特徴として、スケジュー
ル監視手段23は、送信予定時刻になった場合に、電源
制御手段22を介して電源スイッチ9のON/OFFを
チェックし、電源スイッチ9がONであれば、そのまま
メールスケジュールテーブル71に従って該当するメー
ル本文を指定された宛先に送信する。 【0020】また、電源スイッチ9がOFFであれば、
スケジュール監視手段23は、電源監視手段に電源スイ
ッチ9をONにするよう指示を出力し、電源ONになれ
ば、スケジュール監視手段23はメールを送信し、その
後再び電源制御手段22に電源スイッチ9をOFFにす
るよう指示を出力する。このようにして本装置の動作が
行われるものである。 【0021】これにより、ユーザは予めメールスケジュ
ールテーブル71にスケジュールを登録しておけば、時
間を気にしながらメールを送信しなくて済み、大いに利
便性を向上させることができるものである。更に本装置
では、電源OFFの場合でも、電源制御手段22によっ
て一旦電源をONにして、スケジュールに従ってメール
を送信し、その後再び電源をOFFにしているので、メ
ールスケジュールのためにずっと電源をONにし続けな
くて済み、消費電力を大幅に低減できるものである。 【0022】更に、本装置では、メールの送信履歴を記
憶すると共に、メールスケジュールによるメールの予約
送信が成功したか否かをユーザに報知するメッセージを
表示するようにしている。電源スイッチ9がONの場合
には、制御部2が、メール送信直後に、送信成功であれ
ば送信日時及び宛先と共に「メールスケジュールでメー
ルを送信しました」をLCDドライバ4を介して表示部
3に出力する。また、送信失敗であれば、制御部2が、
送信日時及び宛先と共に「メールスケジュールでのメー
ル送信はできませんでした」といったメッセージを表示
する。 【0023】これにより、ユーザはメールの予約送信の
成功又は失敗をすぐに知ることができるものであり、特
に失敗した場合には直ちに対応することができるもので
ある。尚、このようなメール送信成功又は失敗のメッセ
ージデータは予めROM6又はRAM7に記憶されてお
り、必要に応じて制御部2が読み出して表示部3に表示
されるようになっている。 【0024】更にメッセージと共に成功又は失敗に対応
する特定の音を出力したりLED等の発光ヲ行ってもよ
く、このようにすれば、ユーザはメールの予約送信の成
功又は失敗をより確実に且つタイムリーに認識すること
ができるものである。 【0025】また、本装置の特徴として、電源スイッチ
9がOFFの場合には、制御部2は、メールスケジュー
ルによるメール送信の成功又は失敗を示すメッセージ
を、送信日時及び宛先及び本文等と共にRAM7の特定
の場所(表示保存エリア、図示せず)に記憶しておき、
外部からの操作で電源スイッチ9がONになった場合に
は、特別な操作が行われなくても表示保存エリアを参照
して、データが記憶されていれば、制御部2は、当該デ
ータに基づいて送信日時と宛先と本文とメール送信の成
否を示すメッセージを表示部3に出力するようにしてい
る。 【0026】また、電源OFF時の予約送信の成否を報
知するために表示保存エリアに記憶される表示保存デー
タとしては、送信日時とメール番号と予約送信の成否を
示すデータとしてもよく、この場合には、電源投入時
に、制御部2が、RAM7の表示保存エリアを参照し
て、メール番号を読み出して、メールスケジュールテー
ブル71から対応する宛先、本文等を読み出し、更に予
約送信の成否のデータに対応する成功又は失敗を示すメ
ッセージをROM6から読み出して送信日時及び宛先、
本文と共に表示部3に表示する。 【0027】これにより、ユーザは、電源OFFの間に
為されたメールスケジュールによるメール送信の成功又
は失敗を、電源ONの操作を行った際に迅速に知ること
ができ、特に失敗の場合には直ちに対応することができ
るものである。 【0028】次に、本装置の制御部2におけるメールの
予約送信処理について図3を用いて具体的に説明する。
図3は、本装置の制御部2におけるメールの予約送信処
理を示すフローチャート図である。図3に示すように、
制御部2は、現在時刻とRAM7の送信予定日時とを比
較して(100)、一致した場合には、電源スイッチ9
がONになっているかどうかを判断し(102)、ON
になっている場合には、メールスケジュールテーブル7
1に従って、該当するメッセージを対応する宛先に送信
する(104)。 【0029】そして、制御部2は、メール送信が成功し
たかどうかを判断し(106)、送信の成否を含む送信
履歴を記憶して、メール送信が成功した場合には、LC
Dドライバ4を介してメール送信成功を報知するメッセ
ージを表示部3に表示し(108)、メールスケジュー
ルテーブル71から当該データを削除し(110)、処
理100に戻ってスケジュールを監視する。 【0030】また、処理106において、メール送信に
失敗した場合には、制御部2は、メール送信失敗を報知
するメッセージを表示部3に表示し(112)、処理1
00に移行する。 【0031】また、処理102において、送信予定日時
になった時に電源がOFFであった場合には、制御部2
は、電源スイッチ9を制御して電源をONにし(12
0)、メールスケジュールテーブル71に従ってメール
を送信する(122)。 【0032】そして、制御部2は、メール送信が成功し
たかどうかを判断し(124)、送信履歴を記憶して、
成功した場合にはメール送信成功を表すメッセージを、
RAM7の表示保存エリアに保存する(表示保存、12
6)。そして、制御部2は、メールスケジュールテーブ
ル71の当該データを削除して(128)、電源スイッ
チ9をOFFにし(132)、処理100に移行する。 【0033】また、処理124で、メール送信が失敗し
た場合には、制御部2は、メール送信失敗を示すメッセ
ージをRAM7に表示保存し(130)、処理132に
移行して電源スイッチ9をOFFにする。このようにし
て本装置のメールの予約送信処理が行われるものであ
る。 【0034】次に、制御部2における電源投入時の表示
処理について図4を用いて説明する。図4は、外部から
の操作で電源が投入された場合の制御部2における表示
処理を示すフローチャート図である。図4に示すよう
に、制御部2は、外部からの操作で電源が投入されると
(電源ON)、RAM7の表示保存エリアにデータが記
憶されているかどうかをチェックし(200)、データ
がなければそのまま処理を終わり通常動作に移行する。 【0035】また、表示保存エリアにデータがあれば、
制御部2は、表示保存データを読み出して(202)、
データに従って送信日時及び宛先と共に、電源が切られ
ていた間のメールの予約送信の成功又は失敗を示すメッ
セージを表示し(204)、当該表示保存データを削除
する(206)。 【0036】そして、制御部2は、処理200に戻って
別の表示保存データの有無を確認し、同様に処理を繰り
返すようになっている。このようにして制御部2の電源
投入時の表示処理が行われるものである。 【0037】本発明の実施の形態に係る携帯端末(本装
置)によれば、予めRAM7のメールスケジュールテー
ブル71にメール本文と、宛先と、送信日時とを登録し
ておき、制御部2に電源スイッチ9のON/OFFを制
御する電源制御手段22を備え、制御部2が、現在日時
と送信日時を比較して監視し、メールスケジュールテー
ブル71に登録された予約送信日時になった場合に、電
源スイッチ9がOFFであれば、電源スイッチ9をON
にして送信すべきメールを送信し、その後電源スイッチ
9をOFFにするようにしているので、電源がOFFに
なっていてもメールの予約送信を予定通り行って、確実
にメールを送信することができ、相手とのコミュニケー
ションを取りやすくなり、利便性を向上させることがで
きと共に、予約送信のために常時電源をONにしておく
必要が無くなり、無駄な電力が不要となり、消費電力を
低減できる効果がある。 【0038】また、本装置によれば、電源OFF時にメ
ールの予約送信を行うと、当該メールの送信日時と宛先
と送信の成否を報知するメッセージをRAM7の表示保
存エリアに記憶しておき、外部からの操作で電源が投入
された場合に、表示保存エリアに記憶されているデータ
を読み出して、送信日時と宛先と予約送信の成否を報知
するメッセージを表示するようにしているので、ユーザ
は、装置の電源をONにしたときに直ちに電源OFFの
間の予約送信の成否を確認することができ、特に失敗の
場合には迅速に対応することができる効果がある。 【0039】 【発明の効果】本発明によれば、予め記憶部に登録され
たメール本文とそれに対応する宛先と送信予定日時とに
基づいてメールの予約送信を行う携帯端末であって、制
御部が、記憶部に登録された送信予定日時になった時に
無線部への電源供給のスイッチがオフであれば、スイッ
チをオンに切り替え、当該送信予定日時に対応するメー
ルを無線部に出力してスイッチをオフに切り替え、当該
メールの送信の成否を表すメッセージを記憶部の特定の
エリアに記憶しておき、外部からの操作で少なくとも表
示部への電源供給のスイッチがオンになった場合に、特
定のエリアに記憶されたメッセージを記憶部から読み出
して表示部に出力する制御部である携帯端末としている
ので、各部に電源を供給する電源スイッチがオフであっ
てもメールの予約送信を行うことができ、また、送信時
のみ電源スイッチをオンにするため常時電源スイッチを
オンにしておくのに比べて消費電力を低減することがで
き、更にユーザが電源スイッチを投入した場合に電源オ
フの間の予約送信の成否を迅速にユーザに報知すること
ができ、利便性を向上させることができる。
に電源OFFの場合でもメールの予約送信を可能にして
利便性を向上させることができる携帯端末に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の携帯電話機やPHS端末等の携帯
端末としては、メール送信機能を備えたものが多く、一
般的にはメール機能を選択してから所定の操作を行って
メールを送信するようになっていた。 【0003】また、従来の携帯端末としては、予めメー
ル送信のスケジュールを登録しておき、予定時刻になる
とメッセージやアラーム音でユーザにメール送信を促す
スケジュールアラーム機能を備えたものや、予定時刻に
なるとメールを自動送信するメールの予約送信機能を備
えたものも考案されている。 【0004】メールの予約送信機能を備えた従来の携帯
端末としては、平成12年12月15日公開の特開20
00−349928「情報通信装置」(出願人:株式会
社日立製作所、発明者:柏博文他)がある。この従来技
術は、情報の送信時刻と、送信する情報と、送信先とを
送信情報として記憶しておき、送信情報を参照して該当
する送信時刻に送信先へ情報を送信し、また、送信先に
送信できなかった送信情報を記憶して再送する情報通信
装置であり、メールの再送及び予約送信を実現するもの
である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メールの予約送信機能を備えた携帯端末では、携帯端末
の電源がOFFになっている場合には、メール送信予定
時刻になってもメールを送信することができず、不便で
あるという問題点があった。 【0006】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、電源がOFFになっている場合でも登録しておいた
スケジュールに従ってメールの予約送信を行うことがで
き、利便性を向上させると共に消費電力を低減すること
ができる携帯端末を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、予め登録されたメール本文とそ
れに対応する宛先と送信予定日時とを記憶する記憶部
と、メールの送信を行う無線部と、記憶部に登録された
送信予定日時になると登録内容に基づいて対応するメー
ルを無線部に出力する制御部と、制御部からの指示に従
って表示を行う表示部とを有する携帯端末であって、制
御部が、記憶部に登録された送信予定日時になった時に
無線部への電源供給のスイッチがオフであれば、スイッ
チをオンに切り替え、当該送信予定日時に対応するメー
ルを無線部に出力してスイッチをオフに切り替え、当該
メールの送信の成否を表すメッセージを記憶部の特定の
エリアに記憶しておき、外部からの操作で少なくとも表
示部への電源供給のスイッチがオンになった場合に、特
定のエリアに記憶されたメッセージを記憶部から読み出
して表示部に出力する制御部である携帯端末としてお
り、各部に電源を供給する電源スイッチがオフであって
もメールの予約送信を行うことができ、また、送信時の
み電源スイッチをオンにするため常時電源スイッチをオ
ンにしておくのに比べて消費電力を低減することがで
き、更にユーザが電源スイッチを投入した場合に電源オ
フの間の予約送信の成否を迅速にユーザに報知すること
ができ、利便性を向上させることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。 【0009】本発明の携帯端末は、制御部に電源スイッ
チのON/OFFを切り換える手段を備え、予め登録さ
れたメール送信のスケジュールについて、制御部が、現
在時刻とスケジュールとを比較してスケジュールのチェ
ックを行い、送信予定時刻に電源がOFFであれば、電
源をONにしてメールを送信し、送信終了後再び電源を
OFFにしておくと共に、送信の成否を示すメッセージ
を記憶しておき、外部からの電源投入時に特別な操作が
為されなくても当該メッセージを表示するものであり、
電源がOFFになっていても予定通りメールを予約送信
することができると共に無駄に電源をONにし続けなく
て済み、消費電力を低減でき、更にメール送信の成否を
ユーザに確実に報知することができ、利便性を向上させ
ることができるものである。 【0010】まず、本発明の実施の形態に係る携帯端末
の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明
の実施の形態に係る携帯端末の構成ブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る携帯端末
(本装置)は、アンテナを備え無線信号の送受信を行う
無線部1と、通信に伴う符復号化等の処理や装置全体の
制御を行う制御部2と、各種情報を表示するLCD等か
ら成る表示部3と、制御部2からの指示に従って表示部
3への表示画面の制御を行うLCDドライバ4と、受信
メールを格納するフォントROM5と、ユーザが操作を
行う入力キー10と、通話音声の信号処理を行う音声処
理部11と、受話信号を音声に変換して受話音声を出力
するスピーカ12と、送話音声を入力して電気的信号に
変換するマイク13と、制御部2における処理のプログ
ラムを記憶するROM6と、電話帳情報やメールアドレ
ス等を記憶するRAM7と、電力を供給する電源8と、
電源8からの電力を装置各部に供給するか否か(電源の
ON/OFF)を切り換える電源スイッチ9とから構成
されている。そして、制御部2の構成及び動作が従来と
は一部異なっているものである。 【0011】RAM7には、メール送信のスケジュール
を記憶するメールスケジュールテーブル71と、電源O
FFの間に行われた予約送信の成否を表すメッセージを
表示するためのデータを記憶する表示保存エリア(図示
せず)が設けられている。尚、メールスケジュールテー
ブル71及び表示保存エリアは、RAM7ではなく制御
部2のワークエリアに設けるようにしてもよい。 【0012】ここで、RAM7に記憶されているメール
スケジュールテーブル71について図2を用いて説明す
る。図2は、メールスケジュールテーブル71の説明図
である。図2に示すように、RAM7に記憶されている
メールスケジュールテーブル71は、「メールスケジュ
ール登録」の機能によって登録されたメールについて、
予約送信に必要なデータを記憶するものであり、メール
番号(No.)と、メール本文と、宛先と、送信予定日時
とを記憶しているものである。メールスケジュールテー
ブル71への登録は、ユーザの操作に基づいて制御部2
のメール登録手段21によって為されるものである。 【0013】また、専用のメールスケジュールテーブル
を設けなくても、「メール作成」の機能によって作成さ
れたメールを記憶するテーブルに「送信予定日時」の記
憶エリアを設けておき、作成されたメールについて、メ
ール番号(No.)と、メール本文と、宛先を記憶し、
「メールスケジュール登録」が為されたメールについて
のみ送信予定日時を記憶するようにしてもよい。この場
合にはテーブルに記憶された全てのメールについて「送
信予定日時」が記憶されているとは限らない。 【0014】制御部2は、従来と同様のメールの作成や
スケジュールの登録を行うメール登録手段21と、本装
置の特徴部分である電源スイッチ9のON/OFFを切
り換える電源制御手段22と、メールスケジュールテー
ブル71に記憶されているスケジュールに従ってメール
を送信するスケジュール監視手段23を備えている。ま
た、図示は省略するが、現在日時を管理する時計手段
(タイマ)や送信メールの符号化や受信メールの復号化
を行うメール送受信手段等一般的な機能が設けられてい
る。 【0015】そして、制御部2は、電源スイッチ9のO
N/OFFにかかわらず常時電源8から電力の供給を受
け、本装置の特徴として、常時メールスケジュール監視
を行って、送信予定日時になった場合には該当するメー
ルを送信する処理を行うものである。また、本装置の特
徴として、制御部2は、送信予定日時になったときに電
源OFFであった場合には、電源をONにしてメールを
送信し、送信後再び電源をOFFにするものである。制
御部2の動作については後で詳細に説明する。尚、RA
M7にも常時電源が供給されているものである。 【0016】また、電源スイッチ9は、電源8からの電
力を制御部2以外の装置各部に供給するか否かを切り換
えるスイッチであり、ユーザによる外部からの操作又は
制御部2の電源制御手段22によってON/OFFを切
り換えられるようになっている。 【0017】次に、本装置の動作について説明する。本
装置におけるメールスケジュール登録の動作は従来とほ
ぼ同様であり、入力キー10からの操作により、メニュ
ーから「メールスケジュール登録」が選択されると、メ
ール登録手段21が起動して、メールスケジュール登録
をサポートする画面を表示し、ユーザに本文の入力、宛
先の入力、送信予定日時の入力を促す。そして、メール
登録手段21が、入力に従ってメールスケジュールテー
ブル71にデータを登録するようになっている。 【0018】次に、本装置の特徴部分の動作について説
明すると、本装置では、制御部2のスケジュール監視手
段23が、メールスケジュールテーブル71に登録され
ている送信予定日時と現在時刻とを比較して、メールの
送信時刻であるかどうかを常時監視している。この監視
動作は、電源スイッチ9のON/OFFにかかわらず行
われるものである。 【0019】そして、現在時刻と送信予定時刻とが一致
した場合に、スケジュール監視手段23が該当するメー
ルを送信する。特に、本装置の特徴として、スケジュー
ル監視手段23は、送信予定時刻になった場合に、電源
制御手段22を介して電源スイッチ9のON/OFFを
チェックし、電源スイッチ9がONであれば、そのまま
メールスケジュールテーブル71に従って該当するメー
ル本文を指定された宛先に送信する。 【0020】また、電源スイッチ9がOFFであれば、
スケジュール監視手段23は、電源監視手段に電源スイ
ッチ9をONにするよう指示を出力し、電源ONになれ
ば、スケジュール監視手段23はメールを送信し、その
後再び電源制御手段22に電源スイッチ9をOFFにす
るよう指示を出力する。このようにして本装置の動作が
行われるものである。 【0021】これにより、ユーザは予めメールスケジュ
ールテーブル71にスケジュールを登録しておけば、時
間を気にしながらメールを送信しなくて済み、大いに利
便性を向上させることができるものである。更に本装置
では、電源OFFの場合でも、電源制御手段22によっ
て一旦電源をONにして、スケジュールに従ってメール
を送信し、その後再び電源をOFFにしているので、メ
ールスケジュールのためにずっと電源をONにし続けな
くて済み、消費電力を大幅に低減できるものである。 【0022】更に、本装置では、メールの送信履歴を記
憶すると共に、メールスケジュールによるメールの予約
送信が成功したか否かをユーザに報知するメッセージを
表示するようにしている。電源スイッチ9がONの場合
には、制御部2が、メール送信直後に、送信成功であれ
ば送信日時及び宛先と共に「メールスケジュールでメー
ルを送信しました」をLCDドライバ4を介して表示部
3に出力する。また、送信失敗であれば、制御部2が、
送信日時及び宛先と共に「メールスケジュールでのメー
ル送信はできませんでした」といったメッセージを表示
する。 【0023】これにより、ユーザはメールの予約送信の
成功又は失敗をすぐに知ることができるものであり、特
に失敗した場合には直ちに対応することができるもので
ある。尚、このようなメール送信成功又は失敗のメッセ
ージデータは予めROM6又はRAM7に記憶されてお
り、必要に応じて制御部2が読み出して表示部3に表示
されるようになっている。 【0024】更にメッセージと共に成功又は失敗に対応
する特定の音を出力したりLED等の発光ヲ行ってもよ
く、このようにすれば、ユーザはメールの予約送信の成
功又は失敗をより確実に且つタイムリーに認識すること
ができるものである。 【0025】また、本装置の特徴として、電源スイッチ
9がOFFの場合には、制御部2は、メールスケジュー
ルによるメール送信の成功又は失敗を示すメッセージ
を、送信日時及び宛先及び本文等と共にRAM7の特定
の場所(表示保存エリア、図示せず)に記憶しておき、
外部からの操作で電源スイッチ9がONになった場合に
は、特別な操作が行われなくても表示保存エリアを参照
して、データが記憶されていれば、制御部2は、当該デ
ータに基づいて送信日時と宛先と本文とメール送信の成
否を示すメッセージを表示部3に出力するようにしてい
る。 【0026】また、電源OFF時の予約送信の成否を報
知するために表示保存エリアに記憶される表示保存デー
タとしては、送信日時とメール番号と予約送信の成否を
示すデータとしてもよく、この場合には、電源投入時
に、制御部2が、RAM7の表示保存エリアを参照し
て、メール番号を読み出して、メールスケジュールテー
ブル71から対応する宛先、本文等を読み出し、更に予
約送信の成否のデータに対応する成功又は失敗を示すメ
ッセージをROM6から読み出して送信日時及び宛先、
本文と共に表示部3に表示する。 【0027】これにより、ユーザは、電源OFFの間に
為されたメールスケジュールによるメール送信の成功又
は失敗を、電源ONの操作を行った際に迅速に知ること
ができ、特に失敗の場合には直ちに対応することができ
るものである。 【0028】次に、本装置の制御部2におけるメールの
予約送信処理について図3を用いて具体的に説明する。
図3は、本装置の制御部2におけるメールの予約送信処
理を示すフローチャート図である。図3に示すように、
制御部2は、現在時刻とRAM7の送信予定日時とを比
較して(100)、一致した場合には、電源スイッチ9
がONになっているかどうかを判断し(102)、ON
になっている場合には、メールスケジュールテーブル7
1に従って、該当するメッセージを対応する宛先に送信
する(104)。 【0029】そして、制御部2は、メール送信が成功し
たかどうかを判断し(106)、送信の成否を含む送信
履歴を記憶して、メール送信が成功した場合には、LC
Dドライバ4を介してメール送信成功を報知するメッセ
ージを表示部3に表示し(108)、メールスケジュー
ルテーブル71から当該データを削除し(110)、処
理100に戻ってスケジュールを監視する。 【0030】また、処理106において、メール送信に
失敗した場合には、制御部2は、メール送信失敗を報知
するメッセージを表示部3に表示し(112)、処理1
00に移行する。 【0031】また、処理102において、送信予定日時
になった時に電源がOFFであった場合には、制御部2
は、電源スイッチ9を制御して電源をONにし(12
0)、メールスケジュールテーブル71に従ってメール
を送信する(122)。 【0032】そして、制御部2は、メール送信が成功し
たかどうかを判断し(124)、送信履歴を記憶して、
成功した場合にはメール送信成功を表すメッセージを、
RAM7の表示保存エリアに保存する(表示保存、12
6)。そして、制御部2は、メールスケジュールテーブ
ル71の当該データを削除して(128)、電源スイッ
チ9をOFFにし(132)、処理100に移行する。 【0033】また、処理124で、メール送信が失敗し
た場合には、制御部2は、メール送信失敗を示すメッセ
ージをRAM7に表示保存し(130)、処理132に
移行して電源スイッチ9をOFFにする。このようにし
て本装置のメールの予約送信処理が行われるものであ
る。 【0034】次に、制御部2における電源投入時の表示
処理について図4を用いて説明する。図4は、外部から
の操作で電源が投入された場合の制御部2における表示
処理を示すフローチャート図である。図4に示すよう
に、制御部2は、外部からの操作で電源が投入されると
(電源ON)、RAM7の表示保存エリアにデータが記
憶されているかどうかをチェックし(200)、データ
がなければそのまま処理を終わり通常動作に移行する。 【0035】また、表示保存エリアにデータがあれば、
制御部2は、表示保存データを読み出して(202)、
データに従って送信日時及び宛先と共に、電源が切られ
ていた間のメールの予約送信の成功又は失敗を示すメッ
セージを表示し(204)、当該表示保存データを削除
する(206)。 【0036】そして、制御部2は、処理200に戻って
別の表示保存データの有無を確認し、同様に処理を繰り
返すようになっている。このようにして制御部2の電源
投入時の表示処理が行われるものである。 【0037】本発明の実施の形態に係る携帯端末(本装
置)によれば、予めRAM7のメールスケジュールテー
ブル71にメール本文と、宛先と、送信日時とを登録し
ておき、制御部2に電源スイッチ9のON/OFFを制
御する電源制御手段22を備え、制御部2が、現在日時
と送信日時を比較して監視し、メールスケジュールテー
ブル71に登録された予約送信日時になった場合に、電
源スイッチ9がOFFであれば、電源スイッチ9をON
にして送信すべきメールを送信し、その後電源スイッチ
9をOFFにするようにしているので、電源がOFFに
なっていてもメールの予約送信を予定通り行って、確実
にメールを送信することができ、相手とのコミュニケー
ションを取りやすくなり、利便性を向上させることがで
きと共に、予約送信のために常時電源をONにしておく
必要が無くなり、無駄な電力が不要となり、消費電力を
低減できる効果がある。 【0038】また、本装置によれば、電源OFF時にメ
ールの予約送信を行うと、当該メールの送信日時と宛先
と送信の成否を報知するメッセージをRAM7の表示保
存エリアに記憶しておき、外部からの操作で電源が投入
された場合に、表示保存エリアに記憶されているデータ
を読み出して、送信日時と宛先と予約送信の成否を報知
するメッセージを表示するようにしているので、ユーザ
は、装置の電源をONにしたときに直ちに電源OFFの
間の予約送信の成否を確認することができ、特に失敗の
場合には迅速に対応することができる効果がある。 【0039】 【発明の効果】本発明によれば、予め記憶部に登録され
たメール本文とそれに対応する宛先と送信予定日時とに
基づいてメールの予約送信を行う携帯端末であって、制
御部が、記憶部に登録された送信予定日時になった時に
無線部への電源供給のスイッチがオフであれば、スイッ
チをオンに切り替え、当該送信予定日時に対応するメー
ルを無線部に出力してスイッチをオフに切り替え、当該
メールの送信の成否を表すメッセージを記憶部の特定の
エリアに記憶しておき、外部からの操作で少なくとも表
示部への電源供給のスイッチがオンになった場合に、特
定のエリアに記憶されたメッセージを記憶部から読み出
して表示部に出力する制御部である携帯端末としている
ので、各部に電源を供給する電源スイッチがオフであっ
てもメールの予約送信を行うことができ、また、送信時
のみ電源スイッチをオンにするため常時電源スイッチを
オンにしておくのに比べて消費電力を低減することがで
き、更にユーザが電源スイッチを投入した場合に電源オ
フの間の予約送信の成否を迅速にユーザに報知すること
ができ、利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯端末の構成ブロ
ック図である。 【図2】メールスケジュールテーブル71の説明図であ
る。 【図3】本装置の制御部2におけるメールの予約送信処
理を示すフローチャート図である。 【図4】外部からの操作で電源が投入された場合の制御
部2における表示処理を示すフローチャート図である。 【符号の説明】 1…無線部、 2…制御部、 3…表示部、 4…LC
Dドライパ、 5…フォントROM、 6…ROM、
7…RAMリセットスイッチ、 8…電源、9…電源ス
イッチ、 10…入力キー、 11…音声処理部、 1
2…スピーカ、 13…マイク、 21…メール登録手
段、 22…電源制御手段、 23…スケジュール監視
手段、 71…メールスケジュールテーブル
ック図である。 【図2】メールスケジュールテーブル71の説明図であ
る。 【図3】本装置の制御部2におけるメールの予約送信処
理を示すフローチャート図である。 【図4】外部からの操作で電源が投入された場合の制御
部2における表示処理を示すフローチャート図である。 【符号の説明】 1…無線部、 2…制御部、 3…表示部、 4…LC
Dドライパ、 5…フォントROM、 6…ROM、
7…RAMリセットスイッチ、 8…電源、9…電源ス
イッチ、 10…入力キー、 11…音声処理部、 1
2…スピーカ、 13…マイク、 21…メール登録手
段、 22…電源制御手段、 23…スケジュール監視
手段、 71…メールスケジュールテーブル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 予め登録されたメール本文とそれに対応
する宛先と送信予定日時とを記憶する記憶部と、メール
の送信を行う無線部と、前記記憶部に登録された送信予
定日時になると前記登録内容に基づいて対応するメール
を前記無線部に出力する制御部と、前記制御部からの指
示に従って表示を行う表示部とを有する携帯端末であっ
て、 前記制御部が、前記記憶部に登録された送信予定日時に
なった時に前記無線部への電源供給のスイッチがオフで
あれば、前記スイッチをオンに切り替え、前記送信予定
日時に対応するメールを前記無線部に出力して前記スイ
ッチをオフに切り替え、前記メールの送信の成否を表す
メッセージを前記記憶部の特定のエリアに記憶してお
き、外部からの操作で少なくとも前記表示部への電源供
給のスイッチがオンになった場合に、前記特定のエリア
に記憶されたメッセージを前記記憶部から読み出して前
記表示部に出力する制御部であることを特徴とする携帯
端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002028979A JP2003229931A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002028979A JP2003229931A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 携帯端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003229931A true JP2003229931A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27749964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002028979A Pending JP2003229931A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003229931A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100678131B1 (ko) | 2005-06-28 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 이동 통신 단말기 및 그 단말기의 메시지 처리 방법 |
US7684824B2 (en) | 2003-12-30 | 2010-03-23 | Lg Electronics Inc. | Method for transmitting message of mobile terminal |
-
2002
- 2002-02-06 JP JP2002028979A patent/JP2003229931A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7684824B2 (en) | 2003-12-30 | 2010-03-23 | Lg Electronics Inc. | Method for transmitting message of mobile terminal |
US7747278B2 (en) | 2003-12-30 | 2010-06-29 | Lg Electronics Inc. | Method for transmitting message of mobile terminal |
KR100678131B1 (ko) | 2005-06-28 | 2007-02-02 | 삼성전자주식회사 | 이동 통신 단말기 및 그 단말기의 메시지 처리 방법 |
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