JPH08311783A - インクジェットプリント方法 - Google Patents

インクジェットプリント方法

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JPH08311783A
JPH08311783A JP7116102A JP11610295A JPH08311783A JP H08311783 A JPH08311783 A JP H08311783A JP 7116102 A JP7116102 A JP 7116102A JP 11610295 A JP11610295 A JP 11610295A JP H08311783 A JPH08311783 A JP H08311783A
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JP
Japan
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cloth
fabric
ink
printing
dye
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Application number
JP7116102A
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English (en)
Inventor
Hiroko Nishioka
裕子 西岡
Masahiko Hikuma
昌彦 日隈
Nobuyuki Kuwabara
伸行 桑原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/30Ink jet printing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カットシート状布帛に対するインクジェット
プリントを操作性良く行えるインクジェットプリント方
法を提供すること。 【構成】 カットシート状の布帛を、平行に伸びる複数
の線状仮止め線を形成する仮止め部を介して基板上に仮
止めした状態で、インクジェットプリンタに給送し、前
記仮止め線に垂直な方向に前記ヘッドを走査してプリン
トを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布帛を用いたインクジ
ェットプリント方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年インクジェット技術を用いた工業的
なプリント装置が実用化されつつあり、インクジェット
プリンタによって高精細なプリント生地が簡略な工程で
生産されるようになってきた。更に、小型でしかも低価
格のカラーインクジェットプリンタの普及にともなっ
て、小型プリンタを使用して手軽にプリント物を作成す
るための技術開発も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シート状の布帛は剛性
に乏しく、単独でインクジェットプリンタ内での搬送等
適用することが困難であった。そこで、少なくともシー
ト状の布帛と同じ形状の部分を有する下紙を用意し、そ
の全面に粘着層を形成し、これにシート状布帛を重ね合
わせて固定して剛性を上げてプリンタに供給する方法が
例えば、特開平6−316147号公報に開示されてい
る。
【0004】しかしながら、このような全面貼り合せに
よって布帛を下紙に固定したものでは、例えばカラープ
リントにおける記録条件によってインクの付着量が非常
に多くなる場合には、インクが付与された部分での水分
吸収による膨張が起き、プリントにカールが発生して、
プリント物と装置との接触や、プリンタ内でのプリント
物の搬送不良等の不都合が発生する場合があった。
【0005】本発明の目的は、カットシート状布帛に対
するインクジェットプリントを操作性良く行えるインク
ジェットプリント方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明のインクジェットプリント方法は、プリントヘッド
を、カットシート状の布帛のプリント面に対して走査
し、該ヘッドからプリント信号に応じてインクを前記プ
リント面に付与してプリントを行うインクジェットプリ
ント方法において、前記布帛を、平行に伸びる複数の線
状仮止め線を形成する仮止め部を介して基板上に仮止め
した状態で、前記仮止め線に垂直な方向に前記ヘッドを
走査してプリントを行うことを特徴とする。
【0007】本発明においては布帛は適当な大きさのシ
ート状にカットされ、全面貼り合せではなく、部分的に
基板面に仮止めされる。この仮止め部は、線状に伸びる
仮止め線を形成するもので、例えば、プリントやその後
の後処理の後に布帛が基板から剥離できるような仮止め
部を形成できる各種接着剤、アクリル系、ゴム系、シリ
コーン系等の粘着剤、両面テープ等によって作製するこ
とができる。
【0008】例えば、ホットメルト型として、スチレン
−イソプレン−スチレン、スチレン−ブタジエン−スチ
レン、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン、エチ
レン酢酸ビニルなどのブロックポリマー、水溶性型とし
て、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテ
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、デン
プン、にかわ、カゼイン、ゼラチン、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリアクリル酸、ポリ
ビニルエーテル、ポリマレイン酸コポリマー、ポリエチ
レンイミン、アルギン酸ソーダ、ポリリン酸ソーダ、等
を挙げることができる。
【0009】仮止め部の形成に両面テープを用いる場合
は、種々の両面テープが利用でき、例えば、後述する基
板用として例示されたシート状成形体を基材としてその
両面に粘着剤を塗工して形成されたもの等が利用可能で
ある。さらに、接着剤や粘着剤を基板に直接塗工して仮
止め部を形成してもよい。
【0010】仮止め部の幅は、なるべく小さい方が好ま
しい。例えば、2〜20mmの範囲とすることができ、
その上限は10mmが、その下限は3mmがより好まし
い。仮止め部の形状は、例えば、図1に示すように、少
なくとも、所定の間隔で互いに平行な複数の仮止め線を
形成できるものであれば特に制限されない。なお、図1
の例では、矢印Aの方向に仮止め線が形成されており、
この仮止め線に垂直な方向にプリンタのプリントヘッド
が走査される。このように仮止め線は、基本的にはプリ
ントヘッドに平行なもので構成されるが、図1(d)〜
(f)に2aで示すようなプリントヘッドの走査方向に
平行でないものでも、本発明の効果を高めるものであれ
ば使用できる。また、仮止め線は、図2(a)に示すよ
うに1つの仮止め部によって連続的に形成されているも
のでも、図2(b)、(c)に示すように本発明の効果
を損なわない範囲内で不連続な複数の仮止め部によって
形成されているものであっても良い。仮止め部の配置に
ついての1例としては、図3に示すような配置を挙げる
ことができる。図3の例では、布帛端部から仮止め線ま
での距離(A)は例えば0〜10mm、好ましくは0〜
5mmとすることができる。隣接する仮止め線の距離
(B)は例えば5〜50mmでその上限は、30mm
が、その下限は10mmが好ましい。中央部の仮止め線
と、その隣の仮止め線の距離(C)は、所望に応じて設
定でき、例えばBと同じか、それよりも大きく、Eの半
分以下とすることができる。仮止め線上端と布帛上端、
あるいは仮止め線下端と布帛下端との距離(例えばD)
は、所望に応じて設定でき、例えば0〜10mmの範囲
とすることができる。基本的には仮止め線が左右対象に
配置されているのが好ましい。
【0011】このような仮止め部を介して基板にカット
シート状布帛を仮止めして、これをインクジェットプリ
ンタに供給してプリント物の形成を行うことができる。
基板によって裏打ちされた状態の布帛は、各種装置内で
の搬送が可能で、さらに仮止め部の配置によってインク
付与後のカールや変形が防止され、あるいはカールや変
形が生じても良好な搬送性を維持することが可能であ
る。図1の例では、仮止め部は基板上に設けられている
が、布帛の裏面、あるいは基板と布帛の両方に設けても
よい。
【0012】カットシート状の布帛を仮止めする基板と
しては、本発明の効果が得られるものであれば特に限定
されない。例えば、各種樹脂、金属、ガラス、木材、紙
等からなるシートを用いることができ、その厚さは、用
いるシートの材質等に応じて選択することができ、例え
ば、0.05〜2mmのもので、その上限としては、1
mmがより好ましく、その下限としては0.1mmがよ
り好ましい。
【0013】樹脂からなる基板としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、芳香族ポリエステ
ル、ポリブチレンテレフタレート、ポリ酢酸ビニル、セ
ロハン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアルコール、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ
素樹脂(エチレン−テトラフルオロエチレンコポリマ
ー、ポリテトラフルオロエチレン)、ポリアクリロニト
リル、ポリエーテルケトン、ポリイミド、ポリアミド
(ナイロン)、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニ
レンスルフィド、ポリスルホンなどに代表される熱可塑
性樹脂、エラストマー及びそれらのポリマーブレンド等
からなる成形体;ポリジエチレングリコールビスアリル
カーボネート、尿素樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリウレタン、シリコーン樹脂等に代表される熱硬
化性樹脂の成形体;デンプンとエチレンビニルアルコー
ル共重合体系の生分解性プラスチック、デンプンと変性
ポリビニルアルコール系の生分解性プラスチック、キト
サンとセルロースの複合体、脂肪族ポリエステル系の生
分解性プラスチック、微生物発酵系の生分解性プラスチ
ック、ε-カプロラクトン系の生分解性プラスチック、
ジカルボン酸とグリコールの縮合系の生分解性プラスチ
ック、バクテリアセルロース系の生分解性プラスチッ
ク、乳酸系の生分解性プラスチックなどの各種生分解性
プラスチックからなる成形体が利用できる。
【0014】金属基板としては、例えば、アルミニウ
ム、ステンレス、鉄等からなるものが利用できる。
【0015】基板上への各種印刷は任意に行うことがで
きる。
【0016】基板の形状は布帛と同一形状としてもよ
く、あるいは基板を布帛よりも大きくしてもよく、こう
することで、搬送時における各種トラブルの発生の防
止、布帛のプリント後の剥離操作の容易性の向上、布帛
の基板からのはみだしによるヘッドとの接触等の問題を
避けることができる。
【0017】本発明に用いる布帛は、インクジェット用
として利用できるものであれば特に制限なく利用でき
る。例えば、各種のインクジェット方式によるプリント
に適用されている公知の布帛や、イオン性染料を含むイ
ンクでのプリントに好適な染料固着剤を付与した布帛等
が利用できる。
【0018】本発明において染料としてイオン性を有す
る染料を使用する場合、カチオン性染料やアニオン性染
料が例として挙げられるが、アニオン性染料がとりわけ
好ましく使用される。このアニオン性染料は、インクジ
ェット用インクの色材としてよく利用されているもの
で、布帛を着色する際にはイオン結合によって染料と布
帛の繊維のそれぞれの分子どうしが結びつくものであ
る。この染料のイオン性を考慮すると、布帛に染料固着
剤を付与する際に、染料のイオン性とは異なるイオン
性、すなわちカチオン性を持つ染料固着剤が有効となる
ものである。
【0019】本発明で好ましく使用される染料固着剤と
しては、分子量が1000以下のカチオン性低分子物質
と分子量2000以上のカチオン性高分子物質とを含有
するものが挙げられる。ここでいう分子量とは一般によ
く用いられている重量平均分子量である。
【0020】このような染料固着剤を溶液状にして布帛
に含ませることによって、インク滴が到達した際に、イ
ンクはドットとして布帛上あるいは布帛内部に浸透した
位置で染料固着剤と混合する。その結果、反応の第1段
階として布帛中に付与されているカチオン性低分子物質
と、インク中に含まれるアニオン性基を有する染料とが
イオン的相互作用により会合を起し瞬間的に溶液相から
分離を起す。
【0021】次に、反応の第2段階として、上述した染
料とカチオン性低分子物質の会合体が布帛中に付与され
ているカチオン性高分子物質に吸着され、会合により生
じた染料の凝集体がさらに大きくなる。その結果、染料
の凝集体は布帛を構成する繊維間の隙間ではそれ以上移
動しにくくなり、固液分離した液体部分のみが布帛の他
の繊維部分に浸透することになる。
【0022】またこれと同時に、ここで生成した染料の
凝集体は、粘度が非常に大きくなり液媒体の動きととも
に移動することがないので、フルカラーの画像形成時の
ように隣接したドットが異色のインクで形成されていた
としても互いに混じり合うようなことはなく、不必要な
滲みの発生を抑えることが可能となる。そして、上記凝
集体は本質的に水不溶性と変化し、形成された画像の染
着性は完全なものとなる。さらに完全な機構は明確では
ないが、凝集体を構成するカチオン性高分子物質は、布
帛を構成する繊維分子との間で結び付きが強く、このた
め形成された記録画像の各種堅牢性も向上するのであ
る。
【0023】以下に上述した染料固着剤の成分について
さらに詳細に説明する。
【0024】先にも述べたように、カチオン性低分子物
質は、記録画像形成の際に用いるインク中の染料との間
でイオン的相互作用により会合を形成すべく機能する。
この会合体の形成反応速度は極めて遠い必要がある。こ
のことを満たすカチオン性低分子物質の具体例として
は、1級、2級ないし3級アミン塩型の化合物、具体的
にはラウリルアミン、ヤシアミン、ステアリルアミン、
ロジンアミン等の塩酸塩、酢酸塩;第4級アンモニウム
塩型の化合物、具体的にはラウリルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウ
ムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロラ
イド、塩化ベンザルコニウム等;ピリジニウム塩型化合
物、具体的にはセチルピリジニウムクロライド、セチル
ピリジニウムブロマイド等;イミダゾリン型カチオン性
化合物、具体的に2−ヘプタデセニル−ヒドロキシエチ
ルイミダゾリン等;高級アルキルアミンのエチレンオキ
サイド付加物、具体的にはジヒドロキシエチルステアリ
ルアミン等;が好ましい例として挙げられる。
【0025】更に、本発明では、このカチオン性低分子
物質として、あるpH領域においてカチオン性を有する
両性界面活性剤も使用できる。その具体例としては、ア
ミノ酸型両性界面活性剤:R−NH−CH2−CH2−C
OOH型の化合物;ベタイン型の化合物、具体的にはス
テアリルジメチルベタイン、ラウリルジヒドロキシエチ
ルベタイン等のカルボン酸両性界面活性剤;このほか、
硫酸エステル型、スルホン酸型、燐酸エステル型等の両
性界面活性剤等があげられる。これらの両性界面活性剤
を使用する場合には、布帛上でインクと混合した場合
に、等電点以下のpHになるように調整する必要があ
る。
【0026】以上分子量1000以下のカチオン性低分
子物質の例をあげたが、本発明で使用することができる
物質は必ずしもこれらに限定されるものではない。な
お、本発明では、上記低分子量範囲のカチオン性物質の
うち、分子量が100から700までの範囲にあるもの
が界面活性能があり、染料との反応も速いので特に好ま
しい。
【0027】染料固着剤のもう1つの成分であるカチオ
ン性高分子物質は、前述したようにインク中の染料とカ
チオン性低分子物質との会合体を分子中に吸着せしめ会
合で生じた染料の凝集体をさらに大きくし、布帛を構成
する繊維間の隙間ではそれ以上移動しにくくすることに
より、固液分離した液体部分のみが布帛の他の繊維部分
に浸透するようにすることで染色画像の品位、滲みと色
止めを向上させるよう機能する。
【0028】このような成分であるカチオン性高分子物
質の具体例としては、ポリアリルアミン塩、ポリアリル
スルホン、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド、
ポリアミンスルホン塩、ポリビニルアミン塩、キト酸酢
酸塩等の水溶性カチオン性高分子等が使用可能である
が、これらに限定されるわけではない。また、通常はノ
ニオン性であっても、その物質の一部にカチオン性基を
付加したものを用いることもできる。具体例としては、
ビニルピロリドンとアミノアルキルアルキレート4級塩
との共重合体、アクリルアミドとアミノメチルアクリル
アミド4級塩との共重合体を挙げることができるが、も
ちろんこれらの物質に限定されない。さらに、これらの
物質は水溶性であれば申し分ないが、ラテックスやエマ
ルジョンのような分散体であってもよい。また水溶性以
外のものであっても、布帛を侵さない溶媒であればこれ
らに限定されない。
【0029】これらカチオン性高分子物質の分子量は2
000以上であれば本発明を実施する際にその効果は十
分であるが、好適な分子量は2000から20万であ
る。この範囲を超えると、プリント時に染料の付着を阻
害して画像濃度が低下するという弊害が生じやすい。
【0030】布帛は特に制限されず、例えば、日常各種
用途に利用されている布帛を利用することができる。ま
た、従来法によってカチオン化された布帛の利用も好ま
しい。使用できる布帛の具体例としては、綿、羊毛、絹
などの天然繊維、またはナイロン、レーヨン等の合成繊
維がある。
【0031】布帛への染料固着剤の付与は、これらを含
む処理液を調製し、その処理液を公知の方法、例えば、
マングル、ロールコーター、ブレードコーター、エアナ
イフコーター、ゲートロールコーター、バーコーター、
スプレーコート、スリットコート、グラビアコーター、
カーテンコーター等の方法で含浸または塗布することに
よって行うことができる。処理液を付与した布帛を熱風
乾燥炉、熱ドラム等を用いて乾燥させ、インクジェット
プリント用布帛を得ることができる。乾燥後に必要に応
じて熱プレス等で布帛を平坦化して仕上げてもよい。
【0032】これら染料固着剤の布帛への付与量は、そ
れらの合計量が、布帛に対し0.05g/m2〜20g
/m2、より好ましくは1g/m2〜10g/m2とする
ことができる。0.05g/m2未満であると、前述し
たような両成分を併用することの効果が十分に得られな
い。一方、20g/m2を超えると、処理液が高粘度と
なって布帛内へのこれらの成分の浸透が不十分となり、
それに伴って乾燥後に付与成分が布帛表面近くに密集し
て、いわゆる造膜効果をなし、このため布帛を構成する
繊維へのインクの吸収性を悪化させ、そのためプリント
後の色彩が悪化したり、インクが布帛表面に多く残留し
て逆に滲みの発生を顕著にしたり、インクの布帛への染
着性を悪化させたりする。
【0033】また、カチオン性低分子物質とカチオン性
高分子物質の配合の比率は、重量比で1:100〜1
0:1、好ましくは1:10〜10:1の範囲であり、
より好ましくは1:10〜1:1の範囲である。1:1
00よりも低分子物質の配合率が小さいと高分子物質の
布帛への浸透促進作用が不十分となって滲みや色のくす
みによる画像の劣化が起る場合がある。また10:1よ
りも高分子物質の配合率が小さいと染料の色止め効果が
不十分となる場合がある。
【0034】プリントに用いるインクも布帛へのプリン
トを可能とするものであれば特に制限されず、例えば、
染料と、染料を溶解するための液媒体成分を含有して構
成されたものが利用できる。染料としては、例えば、酸
性染料、直接染料、反応性染料等のアニオン性染料、塩
基性染料等のカチオン性染料などを用いることができる
が、アニオン染料がとりわけ好ましく用いられる。これ
らの染料は、インク中に1種以上含有され、色相の異な
ったものを併用することも可能である。その使用量とし
ては、一般的にはインク全量に対して合計で1〜30重
量%、好ましくは1.5〜25重量%、より好ましくは
2〜20重量%の範囲である。1重量%未満では発色濃
度が不十分であり、一方、30重量%を超えるとインク
のインクジェットヘッドからの吐出適性が十分ではなく
なる。
【0035】液媒体成分としては、水単独、または水と
水溶性有機溶剤との混合物等を用いることができる。液
媒体成分の配合量は、例えば、インク全量に対して水が
30〜90重量%、好ましくは40〜90重量%、より
好ましくは50〜85重量%となるように配合し、ま
た、水溶性有機溶剤を用いる場合には、それがインク全
量に対して3〜60重量%、好ましくは5〜50重量%
の範囲とすることができる。
【0036】水と併用する水溶性有機溶剤吐しては、ア
セトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアル
コール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン又は
オキシプロピレン付加重合体;エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、トリメチレングリコール、ブチレ
ングリコール、ヘキシレングリコール等のアルキレン基
が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;
1,2,6−ヘキサントリオール等のトリオール類;チ
オジグリコール;グリセリン;エチレングリコールモノ
メチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコール
モノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリ
コールモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アル
コールの低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコ
ールジメチル(又はエチル)エーテル、テトラエチレン
グリコールジメチル(又はエチル)エーテル等の多価ア
ルコールの低級ジアルキルエーテル類;スルホラン、N
−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン等が挙げられ、これらの1種または2種
以上を用いることができる。なお、最も好ましい液媒体
組成は、少なくとも1種の多価アルコールを含むもの
で、中でもチオジグリコール単独もしくはこれと他の有
機溶剤との混合物が特に好ましい。
【0037】インクには、必要に応じて、各種の分散
剤、カチオンや非イオン型の界面活性剤、ポリビニルア
ルコール、セルロース類等の各種水溶性樹脂などの粘度
調整剤、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等
の表面張力調整剤、蛍光増白剤、緩衝液等のpH調整
剤、防カビ剤等を添加することができる。
【0038】本発明に用いるインクジェットプリンタと
しては、布帛にプリント可能な構成を有するものであれ
ばよく、特に制限されない。特に、本発明では、布帛が
基板に保持されているので、通常の記録紙や剛性のある
シートと同様にこれを取り扱うことが可能である。
【0039】図4に本発明に用い得るインクジェットプ
リント装置の一例の構成例の主要部を断面図として示
す。
【0040】703は、搬送駆動ローラで704の搬送
従動ローラとともに自動装着されたカットシート状布帛
707を押えながら図の矢印Cの方向に回転し、カット
シート状布帛707を随時搬送する。なお、カットシー
ト状布帛は、前述したとおり仮止め部によって基板に仮
止めされた状態で装置に供給されている。キャリッジ7
06は、プリントを行っていないとき、あるいはマルチ
ヘッドの回復作業などを行うときにはホームポジション
(不図示)に待機するようになっている。基板に仮止め
した布帛のプリント部への供給は、プリントヘッドの走
査方向に対して垂直となるように配置した仮止め線と、
プリントヘッド174の走査方向が垂直となるように行
われる。
【0041】プリント開始前にはホームポジションにあ
るキャリッジ706は、プリント開始指令がくると、キ
ャリッジガイド軸708に沿って(図面に対する垂直方
向に)移動しながら、リニアエンコーダの読取り信号に
基づいてタイミングを取ってプリントヘッド174上の
マルチノズルよりプリント信号に応じて、例えばブラッ
ク、シアン、イエロー、マゼンタの4色のインクを吐出
するこにより、布帛のプリント面上に所定のプリント幅
でのプリントを1行分行う。この1回の走査でのプリン
トにより布帛のプリント面上にはプリント信号に応じて
上記4色でのドットの形成が行われる。布帛のプリント
面端部までのデータのプリントが終了するとキャリッジ
は元のホームポジションに戻り、再び次の行のプリント
を行う。この最初のプリントが終了してから2回目のプ
リントが始まる前までに、搬送駆動ローラ703が回転
することにより2回目のプリントが可能となる行間での
布帛の送りが行われる。
【0042】このようにして、キャリッジの1走査ごと
にプリントヘッドのプリント幅だけのプリントと布帛の
送りを行う繰返しにより、プリント面上へのデータのプ
リントが完成する。図4の装置では、プリントが終了し
た時点で搬送手段による排出を行うと同時に、プリント
時に平坦なプリント面を形成していたプラテン709が
排出方向に傾斜して、後端部の排出を補助する構成とし
ている。排出の補助及び布帛のプリント部での安定した
押えを行うために、プリント部の下流側に拍車ローラな
どの手段を設けてもよい。
【0043】このように、基板上にカットシート状の布
帛を仮止めしたことで、図4に示したような自動装着装
置を有する装置への布帛の適用が可能となる。特に、図
4の装置ではプリント媒体を手動でプラテンに位置合せ
する操作が不要で、プリント時におけるカットシート状
布帛の位置合せを自動的に行うことができ、例えば、一
般家庭におけるプリント操作に特に好適である。
【0044】さらに、図4では、自動装着を安定して行
うために傾斜した給送トレイ705を設け、給送トレイ
に沿って基板に仮止めされたカットシート状布帛707
を挿入しておくだけで、その先端部が搬送駆動ローラ7
03に正確に突き当る構成としている。この状態で、搬
送駆動ローラ703を回転駆動することにより、基板に
仮止めした布帛707の先端部は正確に搬送ローラ対の
圧接部に導かれ、斜行やシワを生じさせないで搬送手段
である搬送ローラ対に自動装着される。
【0045】基板に仮止めする布帛は、布目に合わせて
カットしたものが好ましく、こうすることで、布目の方
向に対して安定した画像をプリントでき、プリント布を
切り出してパッチワークなどに用いる場合にプリントの
柄と布目を揃えることが可能となるので、歪みのない高
品位な創作が行える。給送トレイがない場合には。搬送
駆動ローラと搬送従動ローラの圧接部に基板に仮止めし
た布帛の先端部を合わせておいて搬送駆動ローラを回転
駆動させるようにすればよい。
【0046】インクジェットプリントによって所定の文
字、図柄、絵、模様等をプリントした布帛は、用いた布
帛やインクの種類に応じた、スチーミング、水洗、乾燥
等の後処理を施してプリント物とする。
【0047】例えば、染料固着剤を付与した布帛では、
プリントした布帛を自然乾燥してから洗浄して未反応の
染料固着剤を洗い流し、再度乾燥させてプリント物を得
ることができる。プリント後に、布帛に対する染料の定
着を更に促進するために、プリント直後に温風をかけた
り、加熱定着器の上を通過させたり、または家庭用アイ
ロン等によって加熱処理を行ったりしてもよい。また、
洗浄方法は特に限定されず、家庭用の洗濯機、手による
もみ洗い等でよい。洗浄剤は染料固着剤を洗い出す作用
を有するものであればよく、例えば水等を用いることが
でき、その温度は、なるべく高い方が染め上がりを向上
させる点で好ましい。
【0048】インクジェットプリント後の洗浄は、市販
の中性洗剤を用いた水洗でも良いが、より染着性を向上
させるためにフィックス剤等の湿潤堅牢度の向上を図る
処理剤を用いてもよく、これは錠剤、シート状等の形態
で、カットシート状布帛に同梱するなどして提供しても
良い。例えば、後処理剤を袋詰めなどの形態で提供した
り、布帛の非印字(非プリント)領域(例えば、先端部
や後端部)に後処理剤を吸収させておいて、水洗時に溶
け出すようにしてもよい。また、染着性を更に向上させ
るために、洗浄に先立ってアイロン等による加熱処理を
加えることは好ましい。
【0049】
【実施例】以下、実施例によって本発明をより詳細に説
明する。 実施例1 (1)カットシート状布帛の調製 塩化ベンザルコニウム(カチオン性低分子物質)3重量
部、ポリアリルアミン塩酸塩(カチオン性高分子物質、
分子量10万)5重量部、水92重量部を混合して処理
液を調製した。次に、この処理液に、反物状につくられ
た綿100%の生地を十分浸漬しながら、続いてマング
ルで絞り率60%で含浸処理を行い、更に順次140℃
で1分間乾燥させることで、反物状のインクジェットプ
リント用布帛を得た。この布帛へのカチオン性低分子物
質およびカチオン性高分子物質の合計付与量は7.0g
/m2であった。ここで絞り率とは、含浸処理を行う前
後における布帛の重量をそれぞれW1、W2としたときに
以下の式で定義されるものである。
【0050】
【数1】 絞り率(%)=[(W2−W1)/W1]×100 この布帛をA4判のに裁断してカットシート状布帛と
し、これをA4判のポリエチレンテレフタレート(PE
T)からなる基板(厚さ100μm)に、図5のように
配置した両面テープ(基材:PET、粘着剤:アクリル
系)により仮止めした。仮止め線の幅は5mmであっ
た。 (2)インクジェットプリント 上記のようにして基板上にカットシート状布帛を仮止め
したものを多数用意し、これを図4に示す構成のインク
ジェットプリンタの給送トレイにセットして、順次装置
内に送り込んでインクジェットプリントを行ったとこ
ろ、カール等の発生もなく、良好なプリント操作が可能
であった。なお、プリントに用いたインクの組成は以下
の通りであった。
【0051】
【表1】 実施例2 基板として厚さ150μmのPETを用い、仮止め線を
ポリビニルアルコールで幅5mmとして図6のように形
成した以外は実施例1と同様にしてカットシート状布帛
を基板に仮止めしてカラーインクジェットプリントを行
ったところ、カール等の発生もなく、良好な操作性でプ
リント操作を行うことができた。
【0052】実施例3 基板として厚さ200μmの紙を用い、仮止め線をEV
Aで幅10mmとして図7のように形成した以外は実施
例1と同様にしてカットシート状布帛を基板に仮止めし
てカラーインクジェットプリントを行ったところ、カー
ル等の発生もなく、良好な操作性でプリント操作を行う
ことができた。
【0053】
【発明の効果】本発明においては、カットシート状の布
帛を基板に部分的に仮止めしたことで、カットシート状
布帛に対するインクジェットプリントを操作性良く行う
ことが可能となった。特に、カットシート状布帛を下紙
の全面貼り合せで固定した場合に見られるインク付与部
分での水分吸収による膨張によって発生するカールが原
因となるプリント物と装置内部との接触によるプリント
物の汚れや破損、あるいは搬送不良という問題を解消す
ることができる。しかも、仮止め部の面積を最小限に小
さくすれば仮止め部形成用の粘着剤や接着剤の使用量を
大幅に低減化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は基板上の仮止め部の形成例を
示す平面図である。
【図2】(a)〜(c)は仮止め部の構造を例示する平
面図である。
【図3】仮止め部の配置の一例を示す平面図である。
【図4】インクジェットプリンタの一例の要部を示す断
面図である。
【図5】仮止め部の配置の一例を示す平面図である。
【図6】仮止め部の配置の一例を示す平面図である。
【図7】仮止め部の配置の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 仮止め部 3 カットシート状布帛 701 インクタンク 702 4ヘッド一体インクジェットカートリッジ 703 搬送駆動ローラ 704 搬送従動ローラ 705 給送トレイ 706 キャリッジ 707 基板にカットシート状布帛を仮止めしたもの 708 キャリッジガイド 709 プラテン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドを、カットシート状の布
    帛のプリント面に対して走査し、該ヘッドからプリント
    信号に応じてインクを前記プリント面に付与してプリン
    トを行うインクジェットプリント方法において、 前記布帛を、平行に伸びる複数の線状仮止め線を形成す
    る仮止め部を介して基板上に仮止めした状態で、前記仮
    止め線に垂直な方向に前記ヘッドを走査してプリントを
    行うことを特徴とするインクジェットプリント方法。
  2. 【請求項2】 前記布帛に前記インクに含まれる染料と
    は異なるイオン性を有する染料固着剤が付与されている
    請求項1に記載のインクジェットプリント方法。
  3. 【請求項3】 複数の色のインクを用いてカラープリン
    トを形成する請求項1または2に記載のインクジェット
    プリント方法。
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