JPH08311039A - 4−ジフルオロハロゲノアルキルピリミジン誘導体 - Google Patents

4−ジフルオロハロゲノアルキルピリミジン誘導体

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JPH08311039A
JPH08311039A JP11978795A JP11978795A JPH08311039A JP H08311039 A JPH08311039 A JP H08311039A JP 11978795 A JP11978795 A JP 11978795A JP 11978795 A JP11978795 A JP 11978795A JP H08311039 A JPH08311039 A JP H08311039A
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weeds
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atom
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JP11978795A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kondo
康夫 近藤
Jun Sato
純 佐藤
Yoshihiro Kudo
佳宏 工藤
Takumi Mikashima
巧 三ケ島
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Tsutomu Nawamaki
勤 縄巻
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式(I): 〔式中Xは、塩素原子、臭素原子または沃素原子を表
し、R1 ,R2 ,R3 ,R 4 は、それぞれ独立して水素
原子あるいはハロゲン原子を表し、Aは−C(O)O
基、−C(O)NH基、−CO基、−NH基、酸素原子
または硫黄原子を表し、nは0または1であり、mは1
または2である。〕で示される化合物ならびに当該化合
物を含有する除草剤。 【効果】 除草剤として優れた活性を示し、且つ種々の
作物に対して安全性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な4−ジフルオロハ
ロゲノアルキル誘導体を有効成分として含有する除草剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、重要作物、例えばイネ、大
豆、小麦、トウモロコシ、ワタ、ビート等を雑草から守
り、これらの重要作物の生産性を高める為に多くの除草
剤が実用化されてきたが依然として既存の除草剤は除草
剤として求められる機能を全て満たしているものではな
い。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新規4−
ジフルオロハロゲノアルキル誘導体の除草作用について
鋭意検討した結果、下記式で示される本発明化合物が優
れた除草作用を有することを見い出し本発明を完成する
に至った。即ち、本発明は、式(I):
【0004】
【化2】
【0005】〔式中Xは、塩素原子、臭素原子または沃
素原子を表し、R1 ,R2 ,R3 ,R 4 は、それぞれ独
立して水素原子あるいはハロゲン原子を表し、Aは−C
(O)O基、−C(O)NH基、−CO基、−NH基、
酸素原子または硫黄原子を表し、nは0または1であ
り、mは1または2である。(但し、これら化合物に、
光学異性体、ジアステレオマー、幾何学異性体が存在す
る場合は、それぞれの混合物及び単離された異性体の双
方を包含する。)〕で示される化合物及びそれらを有効
成分として含有することを特徴とする除草剤である。
【0006】本発明化合物のあるものは畑地、非耕地用
除草剤として、土壌処理、茎葉処理のいずれの処理方法
に於いても、イヌホウズキ(Solanum nigrum )、チョウセ
ンアサガオ(Datura stramonium)等に代表されるナス科
(Solanaceae)雑草、イチビ(Abutilon theophrasti)、ア
メリカキンゴジカ(Sida spinosa)等に代表されるアオイ
科(Malvaceae)雑草、マルバアサガオ(Ipomoea purpu
rea)等のアサガオ類(Ipomoea spps.) やヒルガオ類
Calystegia spps.)等に代表されるヒルガオ科(Conv
olvulaceae)雑草、イヌビユ(Amaranthus lividus) 、
アオビユ (Amaranthus retroflexus)等に代表される
ヒユ科(Amaranthaceae)雑草、オナモミ(Xanthium pen
sylvanicum)、ブタクサ(Ambrosia artemisiaefoli
a)、ヒマワリ(Helianthus annuus)、ハキダメギク(Ga
linsoga ciliata)、セイヨウトゲアザミ(Cirsium arve
nse)、ノボロギク(Senecio vulgaris)、ヒメジョン
Erigeron annus)等に代表されるキク科(Composita
e) 雑草、イヌガラシ(Rorippa indica)、ノハラガラ
シ(Sinapis arvensis)、ナズナ(Capsella Bursapast
oris) 等に代表されるアブラナ科(Cruciferae)雑草、イ
ヌタデ(Polygonum Blumei)、ソバカズラ (Polygonu
m convolvulus)等に代表されるタデ科(Polygonaceae)
雑草、スベリヒユ(Portulaca oleracea)等に代表され
るスベリヒユ科(Portulacaceae)雑草、シロザ(Chenop
odium album)、コアカザ(Chenopodium ficifolium) 、
ホウキギ(Kochia scoparia) 等に代表されるアカザ科(C
henopodiaceae)雑草、ハコベ(Stellaria media)等に代
表されるナデシコ科(Caryophyllaceae)雑草、オオイヌ
ノフグリ(Veronica persica) 等に代表されるゴマノハ
グサ科(Scrophulariaceae) 雑草、ツユクサ(Commelin
a communis) 等に代表されるツユクサ科(Commelinacea
e)雑草、ホトケノザ(Lamium amplexicaule)、ヒメオド
リコソウ(Lamium purpureum) 等に代表されるシソ科
(Labiatae) 雑草、コニシキソウ(Euphorbia supina)
、オオニシキソウ(Euphorbia maculata) 等に代表さ
れるトウダイグサ科(Euphorbiaceae)雑草、ヤエムグラ
Galium spurium)、アカネ(Rubia akane)等に代表さ
れるアカネ科(Rubiaceae) 雑草、 スミレ(Viola mand
shurica)等に代表されるスミレ科(Violaceae)雑草、ア
メリカツノクサネム(Sesbania exaltata)、エビスグサ
Cassia obtusifolia) 等に代表されるマメ科(Legumi
nosae)雑草等の広葉雑草(Broad-leaved weeds)、野生ソ
ルガム(Sorgham bicolor)、オオクサキビ(Panicum di
chotomiflorum)、ジョンソングラス(Sorghum halepens
e)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli var. crus-gal
li )、ヒメイヌビエ(Echinochloa crus-galli var. pra
ticola )、栽培ビエ(Echinochloa utilis) 、メヒシバ
Digitaria adscendens)、 カラスムギ(Avenafatu
a)、オヒシバ(Eleusine indica )、エノコログサ(Se
taria viridis)、スズメノテッポウ(Alopecurus aegua
lis)等に代表されるイネ科雑草(Graminaceous weeds)
、ハマスゲ(Cyperus rotundus, Cyperus esculentus)
等に代表されるカヤツリグサ科雑草(Cyperaceous wee
ds)等の各種畑地雑草(Cropland weeds) に低薬量で高
い殺草力を有する。
【0007】又、水田用除草剤として湛水下の土壌処理
及び茎葉処理のいずれの処理方法に於いても、ヘラオモ
ダカ(Alisma canaliculatum) 、オモダカ(Sagittaria
trifolia)、ウリカワ(Sagittaria pygmaea) 等に代表
されるオモダカ科(Alismataceae)雑草、タマガヤツリ
Cyperus difformis)、ミズガヤツリ(Cyperus seroti
nus)、ホタルイ(Scirpus juncoides)、クログワイ(El
eocharis kuroguwai)等に代表されるカヤツリグサ科
(Cyperaceae) 雑草、アゼナ(Lindemia pyxidaria)等
に代表されるゴマノハグサ科(Scrothulariaceae) 雑
草、コナギ(Monochoria vaginalis) 等に代表されるミ
ズアオイ科(Potenderiaceae) 雑草、ヒルムシロ(Pota
mogeton distinctus) 等に代表されるヒルムシロ科(Pot
amogetonaceae)雑草、キカシグサ(Rotala indica)等に
代表されるミソハギ科(Lythraceae)雑草、タイヌビエ
Echinochloa oryzicola )、ヒメタイヌビエ(Echino
chloa crus-galli var. formosensis)、イヌビエ( Echi
nochloa crus-galli var. crus-galli) 雑草等、各種、
水田雑草(Paddy weeds)に低薬量で高い殺草力を有す
る。
【0008】さらに本発明化合物のあるものは、重要作
物であるイネ、コムギ、オオムギ、ソルゴー、落花生、
トウモロコシ、大豆、棉、ビート等に対して高い安全性
を有する。さらに本発明化合物のあるものは、重要作物
であるイネ、コムギ、オオムギ、ソルゴー、落花生、ト
ウモロコシ、大豆、棉、ビート等に対して高い安全性を
有する。
【0009】本発明化合物は例えばスキーム1〜5に示
す方法によって合成できる。(スキーム1〜5のX,
m,R1 ,R2 ,R3 ,R4 は前記と同様の意味を表
し、R′はC1 〜C4 アルキル基を表し、LはEtO基
またはジメチルアミノ基を表し、Halはハロゲン原子
を表す。)
【0010】
【化3】
【0011】(1)スキーム1の出発物質となる4−ハ
ロアルキルピリミジン−5−カルボン酸クロライド(I
I)は特願平07−021552号に記載の方法によっ
て得られる。IIとアルコール(III)またはアミン(V)
を塩基の存在下、反応させ本発明化合物であるピリミジ
ン誘導体(IV)(−(A)n −:−CO2 −)またはピ
リミジン誘導体(VI)(−(A)n −:−CONH−)
を合成することができる。
【0012】
【化4】
【0013】(2)スキーム2の出発物質となる5−ハ
ロゲノ−4−ハロアルキルピリミジン(VII)はジャーナ
ル・オブ・アグリカルチュアル・フードケミストリー、
第41巻、2131頁(Hegde,S.G.,et
al.,J.Agric.Food Chem.,
,2131(1993))記載のβ−エトキシエノン
誘導体とホルムアミジンによって得られる。VII とアル
コール(III)、アミン(V)またはチオール(X)を塩
基の存在下、反応させ本発明化合物であるピリミジン誘
導体(VIII)(−(A)n −:−O−)、ピリミジン誘
導体(IX)(−(A)n −:−NH−)またはピリミジ
ン誘導体(XI)(−(A)n −:−S−)を合成するこ
とができる。
【0014】
【化5】
【0015】(3)スキーム3の出発物質となるベンジ
ルハライド誘導体(XII)はジャーナル・オブ・オーガニ
ック・ケミストリー、第32巻、3356頁(Herm
anA.Bruson et al.,J.Org.C
hem.,32,3356(1967))記載のケトン
誘導体を還元、ハロゲン化することによって得られる。
XII とピリミジン化合物(XIII)、(XIV)または(XV)
と塩基の存在下、反応させ本発明化合物であるピリミジ
ン誘導体(VIII)(−(A)n −:−O−)、ピリミジ
ン誘導体(IX)(−(A)n −:−NH−)またはピリ
ミジン誘導体(XI)(−(A)n −:−S−)を合成す
ることができる。
【0016】
【化6】
【0017】(4)化合物(XVI)とジフルオロハロゲノ
酢酸エステルを塩基存在下反応させジケト体(XVII)と
し、さらにXVIIにエトキシメチレンあるいはジメチルア
ミノメチレン基を導入し化合物(XVIII)とした後、ホル
ムアミジンと反応させ本発明化合物(XIX)(−(A)n
−:−CO−)を合成することができる。
【0018】
【化7】
【0019】(5)化合物(XX)を塩基の存在下ハロゲ
ノアセトン化合物と反応させ化合物(XXI)とし、さらに
XXI にエトキシメチレンあるいはジメチルアミノメチレ
ン基を導入し化合物(XXII)とした後、ホルムアミジン
と反応させ本発明化合物(XXIII)(−(A)n −:直
結)を合成することができる。尚、スキーム4及び5の
ピリミジン環を形成する反応については、WO−950
4725号公報やHeterocyclic Comp
ounds“ThePyrimidines”volu
me52,D,J.Brown,JohnWiley
& Sons 1994を参考にすることができる。
【0020】
【化8】
【0021】(6)スキーム6はa)化合物(VII)とケ
トン(XXIV)を適当な金属(Sn,Zn,Mg,Li
等)を用いヒドロキシ体(XXV)とし、さらにハロゲン
化、脱ハロゲン化を行い本発明化合物(XXIII)(−
(A)n −:直結)を合成する方法とb)化合物(VII)
(この場合HalはBrあるいはIが好ましい。)とス
ズ化合物(XXVIII)あるいはホウ素化合物(XXVII)とパ
ラジウム(0価)を用いたクロス・カップリング反応等
を用いて本発明化合物(XXIII)(−(A)n −:直結)
を合成する方法を表す。尚、a)b)の具体的な方法と
して第4版、実験化学講座、24巻、有機合成VI、日本
化学会編及び第4版、実験化学講座、25巻、有機合成
VII 、日本化学会編を参考に合成することができる。
【0022】以下に本発明化合物の合成例を実施例とし
て具体的に述べるが、本発明はこれらによって限定され
るものではない。 〔実施例1〕(2,2−ジメチルインダン−1−イル)
−4−クロロジフルオロメチル−5−ピリミジンカルボ
キシラート(本発明化合物No.1)の合成。
【0023】
【化9】
【0024】4−クロロジフルオロメチル−5−ピリミ
ジンカルボン酸クロリド1g及び2,2−ジメチル−1
−ヒドロキシインダン0.6gを乾燥したテトラヒドロ
フランに溶かし氷水で冷却後、トリエチルアミン1ml
を滴下した。室温で反応後、水を加え酢酸エチルで抽出
した。抽出層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去した。残渣を分取薄層クロマトグラフィーで精製
し0.34gの目的物を油状物として得た。
【0025】前記実施例に準じて合成した本発明化合物
の構造式とスペクトルデータおよび物性を前記実施例を
含め表1と表2に示す。
【0026】
【表1】〔表−1〕
【0027】
【化10】
【0028】 ────────────────────────────────── 化合物No.X A n m R1 2 3 4 ────────────────────────────────── 1 Cl CO2 1 1 H H H H ────────────────────────────────── 合成された化合物のNMRのケミカルシフトδ(pp
m)〔solvent〕及び物性は次のとおりである。
【0029】
【表2】 〔表−2〕 ──────────────────────────────────── 化合物No. 1H−NMR δ(ppm)〔solvent〕物性値 ──────────────────────────────────── 1 1.2(s,3H),1.23(s,3H),2.66(d,=15H z,1H ),3.03(d,=15Hz,1H),6.0(s,1H )7.0〜7.52(m,4H),8.97(s,1H),9.28(s ,1H)〔CDCl3 〕 nD 19.7 1.5293 ──────────────────────────────────── 前記スキームあるいは実施例に準じて合成される本発明
化合物を前記実施例で合成した化合物も含め表3及び表
4に示すが、本発明は、これらによって限定されるもの
ではない。
【0030】〔表−3〕
【0031】
【化11】
【0032】
【表3】 ─────────────────────── A n X ─────────────────────── CO2 1 Cl CONH 1 Cl O 1 Cl S 1 Cl NH 1 Cl CO 1 Cl − 0 Cl CO2 1 Br CONH 1 Br O 1 Br S 1 Br NH 1 Br CO 1 Br − 0 Br ───────────────────────── 〔表−4〕
【0033】
【化12】
【0034】
【表4】 ────────────────────────────────── A n R1 2 3 4 ────────────────────────────────── CO2 1 H H Cl H CONH 1 H H Cl H O 1 H H Cl H S 1 H H Cl H NH 1 H H Cl H CO 1 H H Cl H − 0 H H Cl H CO2 1 H Cl H H CONH 1 H Cl H H O 1 H Cl H H S 1 H Cl H H NH 1 H Cl H H CO 1 H Cl H H − 0 H Cl H H CO2 1 Cl H H H CONH 1 Cl H H H O 1 Cl H H H S 1 Cl H H H NH 1 Cl H H H CO 1 Cl H H H − 0 Cl H H H CO2 1 H H H Cl CONH 1 H H H Cl ──────────────────────────────────
【0035】
【表5】 ────────────────────────────────── A n R1 2 3 4 ────────────────────────────────── O 1 H H H Cl S 1 H H H Cl NH 1 H H H Cl CO 1 H H H Cl − 0 H H H Cl CO2 1 H H Br H CONH 1 H H Br H O 1 H H Br H S 1 H H Br H NH 1 H H Br H CO 1 H H Br H − 0 H H Br H CO2 1 H Br H H CONH 1 H Br H H O 1 H Br H H S 1 H Br H H NH 1 H Br H H CO 1 H Br H H − 0 H Br H H CO2 1 H H F H CONH 1 H H F H O 1 H H F H S 1 H H F H ──────────────────────────────────
【0036】
【表6】 ────────────────────────────────── A n R1 2 3 4 ────────────────────────────────── NH 1 H H F H CO 1 H H F H − 0 H H F H CO2 1 H F H H CONH 1 H F H H O 1 H F H H S 1 H F H H NH 1 H F H H CO 1 H F H H − 0 H F H H − 0 Cl Cl H H − 0 Cl H Cl H − 0 Cl H H Cl − 0 H Cl Cl H − 0 H Cl H Cl − 0 H H Cl Cl − 0 Cl Cl Cl H − 0 H Cl Cl Cl − 0 F H Cl H − 0 H Cl H F CO2 1 Cl Cl H H CO2 1 Cl H Cl H CO2 1 Cl H H Cl ──────────────────────────────────
【0037】
【表7】 ────────────────────────────────── A n R1 2 3 4 ────────────────────────────────── CO2 1 H Cl Cl H CO2 1 H Cl H Cl CO2 1 H H Cl Cl CO2 1 Cl Cl Cl H CO2 1 H Cl Cl Cl CO2 1 F H Cl H CO2 1 H Cl H F CONH 1 Cl Cl H H CONH 1 Cl H Cl H CONH 1 Cl H H Cl CONH 1 H Cl Cl H CONH 1 H Cl H Cl CONH 1 H H Cl Cl CONH 1 Cl Cl Cl H CONH 1 H Cl Cl Cl CONH 1 F H Cl H CONH 1 H Cl H F NH 1 Cl Cl H H NH 1 Cl H Cl H NH 1 Cl H H Cl NH 1 H Cl Cl H NH 1 H Cl H Cl NH 1 H H Cl Cl ──────────────────────────────────
【0038】
【表8】 ────────────────────────────────── A n R1 2 3 4 ────────────────────────────────── NH 1 Cl Cl Cl H NH 1 H Cl Cl Cl NH 1 F H Cl H NH 1 H Cl H F O 1 Cl Cl H H O 1 Cl H Cl H O 1 Cl H H Cl O 1 H Cl Cl H O 1 H Cl H Cl O 1 H H Cl Cl O 1 Cl Cl Cl H O 1 H Cl Cl Cl O 1 F H Cl H O 1 H Cl H F S 1 Cl Cl H H S 1 Cl H Cl H S 1 Cl H H Cl S 1 H Cl Cl H S 1 H Cl H Cl S 1 H H Cl Cl S 1 Cl Cl Cl H S 1 H Cl Cl Cl S 1 F H Cl H ──────────────────────────────────
【0039】
【表9】 ────────────────────────────────── A n R1 2 3 4 ────────────────────────────────── S 1 H Cl H F ────────────────────────────────── 本発明化合物を除草剤として施用するにあたっては、一
般には適当な担体、例えばクレー、タルク、ベントナイ
ト、珪藻土、ホワイトカーボン等の固体担体あるいは
水、アルコール類(イソプロパノール、ブタノール、ベ
ンジルアルコール、フルフリルアルコール等)、芳香族
炭化水素類(トルエン、キシレン等)、エーテル類(ア
ニソール等)、ケトン類(シクロヘキサノン、イソホロ
ン等)、エステル類(酢酸ブチル等)、酸アミド類(N
−メチルピロリドン等)またはハロゲン化炭化水素類
(クロルベンゼン等)などの液体担体と混用して適用す
ることができ、所望により界面活性剤、乳化剤、分散
剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、固結防止
剤、安定剤などを添加し、液剤、乳剤、水和剤、ドライ
フロアブル剤、フロアブル剤、粉剤、粒剤等任意の剤型
にて実用に供することができる。
【0040】また、本発明化合物は必要に応じて製剤ま
たは散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺ダニ剤、殺
線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、解毒
剤、土壌改良剤などと混合施用しても良い。特に他の農
薬と混合施用することにより、施用薬量の減少による低
コスト化、混合薬剤の相乗作用によるスペクトラムの拡
大や、より高い除草効果が期待できる。この際、同時に
複数の公知農薬との組み合わせも可能である。本発明化
合物と混合使用する農薬の種類としては、例えば、ファ
ーム・ケミカルズ・ハンドブック(Farm Chem
icals Handbook)1994年版に記載さ
れている化合物などがある。
【0041】本発明化合物の施用薬量は適用場面、施用
時期、施用方法、栽培作物等により差異はあるが一般に
は有効成分量としてヘクタール(ha)当たり0.00
001−10kg程度、好ましくは0.0001−5k
g程度が適当である。次に具体的に本発明化合物を用い
る場合の製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、
これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配
合例において「部」は重量部を意味する。
【0042】〔水和剤〕 本発明化合物───────0.1−80部 固体担体 ───────10−90部 界面活性剤 ─────── 1−10部 その他 ─────── 1− 5部 その他として、例えば固結防止剤などがあげられる。
【0043】〔乳 剤〕 本発明化合物───────0.1−30部 液体担体 ───────30−95部 界面活性剤 ─────── 5−15部 〔フロアブル剤〕 本発明化合物───────0.1−70部 液体担体 ───────15−65部 界面活性剤 ─────── 5−12部 その他 ─────── 5−30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等があげられ
る。
【0044】〔粒状水和剤(ドライフロアブル剤)〕 本発明化合物───────0.1−90部 固体担体 ───────10−70部 界面活性剤 ─────── 1−20部 〔粒 剤〕 本発明化合物───────0.0001−10部 固体担体 ───────90−99.9999部 その他 ───────0.1−10部 〔配合例1〕水和剤 本発明化合物 No.1 ──────50部 ジークライトPFP ────────43部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名) ソルポール5050 ──────── 2部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) ルノックス1000C ─────── 3部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス#80(固結防止剤)─ 2部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0045】使用に際しては上記水和剤、乳剤、フロア
ブル剤、粒状水和剤は水で50−1000倍に希釈し
て、有効成分が1ヘクタール(ha)当たり0.000
01−10kgになるように散布する。次に、本発明化
合物の除草剤としての有用性を以下の試験例において具
体的に説明する。
【0046】〔試験例1〕土壌処理による除草効果試験 縦33cm、横33cm、深さ8cmのプラスチック製
箱に殺菌した洪積土壌を入れ、ノビエ、エノコログサ、
カラスムギ、ブラックグラス、イチビ、オナモミ、アオ
ビユ、アサガオ、オオイヌノフグリ、ハコベ、イネ、ト
ウモロコシ、コムギ、ダイズ、ワタ、ビートの種子を混
播、約1.5cm覆土した後、所定の薬量になるよう
に、配合例に準じて調製した本発明化合物を土壌表面へ
均一に散布した。薬液散布後4週間目に各種雑草に対す
る除草効果及び作物に及ぼす影響について調査した。
【0047】〔試験例2〕茎葉処理による除草効果試験 縦33cm、横33cm、深さ8cmのプラスチック製
箱に殺菌した洪積土壌を入れ、ノビエ、エノコログサ、
カラスムギ、ブラックグラス、イチビ、オナモミ、アオ
ビユ、アサガオ、オオイヌノフグリ、ハコベ、イネ、ト
ウモロコシ、コムギ、ダイズ、ワタ、ビートの種子を混
播、約1.5cm覆土した後、25−30℃の温室に置
いて植物を14日間育成し、所定の薬量になるように、
配合例に準じて調製した本発明化合物を茎葉部へ均一に
散布した。薬液散布後4週間目に各種雑草に対する除草
効果及び作物に及ぼす影響について調査した。
【0048】上記試験例1及び試験例2において本発明
化合物は各種雑草に対し良好な除草活性を示し、種々の
作物に対して安全性を有していた。
【0049】
【発明の効果】本発明化合物は土壌処理、茎葉処理にお
いて優れた除草活性を示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 239/42 C07D 239/42 (72)発明者 三ケ島 巧 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 伊藤 洋一 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 須藤 和久 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 縄巻 勤 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I): 【化1】 〔式中Xは、塩素原子、臭素原子または沃素原子を表
    し、R1 ,R2 ,R3 ,R 4 は、それぞれ独立して水素
    原子あるいはハロゲン原子を表し、Aは−C(O)O
    基、−C(O)NH基、−CO基、−NH基、酸素原子
    または硫黄原子を表し、nは0または1であり、mは1
    または2である。(但し、これら化合物に、光学異性
    体、ジアステレオマー、幾何学異性体が存在する場合
    は、それぞれの混合物及び単離された異性体の双方を包
    含する。)〕で示される化合物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化合物を含有することを
    特徴とする除草剤。
JP11978795A 1995-05-18 1995-05-18 4−ジフルオロハロゲノアルキルピリミジン誘導体 Pending JPH08311039A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001335567A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Ube Ind Ltd 4−(1−フルオロエチル)ピリミジン−5−カルボン酸アミド誘導体及び農園芸用の有害生物防除剤

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JP2001335567A (ja) * 2000-05-26 2001-12-04 Ube Ind Ltd 4−(1−フルオロエチル)ピリミジン−5−カルボン酸アミド誘導体及び農園芸用の有害生物防除剤
JP4491913B2 (ja) * 2000-05-26 2010-06-30 宇部興産株式会社 4−(1−フルオロエチル)ピリミジン−5−カルボン酸アミド誘導体及び農園芸用の有害生物防除剤

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