JPH07252253A - イミノスルホニルウレア誘導体及び除草剤 - Google Patents

イミノスルホニルウレア誘導体及び除草剤

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JPH07252253A
JPH07252253A JP424895A JP424895A JPH07252253A JP H07252253 A JPH07252253 A JP H07252253A JP 424895 A JP424895 A JP 424895A JP 424895 A JP424895 A JP 424895A JP H07252253 A JPH07252253 A JP H07252253A
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JP
Japan
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group
substituted
alkyl
alkyl group
alkoxy
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Application number
JP424895A
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English (en)
Inventor
Kenji Makino
健二 牧野
Hideaki Suzuki
秀章 鈴木
Takeshi Nagaoka
武志 長岡
Toshio Niki
俊夫 仁木
Toshimasa Hamada
敏正 濱田
Yoshiyuki Kusuoka
義之 楠岡
Tsutomu Nawamaki
勤 縄巻
Shigeomi Watanabe
重臣 渡辺
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Kunimitsu Nakahira
国光 中平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(1): 【化1】 [式中、Qはチアゾリン基等を表し、Xは酸素原子等を
表し、Lは水素原子等を表し、Gはピリミジン基等を表
す。]で表される置換イミノスルホニルウレア誘導体、
及びそれを含有する除草剤。 【効果】 この化合物は重要作物に安全に使用でき、多
くの雑草に対して低薬量で高い効果を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なイミノスルホニル
ウレア誘導体およびそれらを有効成分とする除草剤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】イネ、小麦、トウモロコシ、大豆、ワ
タ、ビート等重要な作物を雑草害から守り増収をはかる
為に除草剤を使用することは欠くことができない。特に
近年はこれらの有用作物と雑草の混在する耕地において
作物と雑草の茎葉部へ同時処理しても作物に対して薬害
を示さず雑草のみを選択的に枯殺しうる選択性除草剤が
望まれている。また、環境汚染防止、輸送、散布の際の
経済コスト低減等の観点から、できるだけ低薬量で高い
除草効果をあげる化合物の探索研究が長年にわたり続け
られている。このような特性を有する化合物のいくつか
は選択性除草剤として現在使用されているが、依然とし
てこれらの性質を備える更に優れた新しい化合物の需要
も存在する。
【0003】本発明化合物に構造が類似する先行技術と
しては、イミノ構造の窒素原子にスルホニルウレアが結
合した化合物が、国際特許出願公開WO93/0033
6号公報に開示されているが、該特許ではトリアジン環
及びピリミジン環の置換基がC1-4 アルキル基、C1-4
アルコキシ基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC1-4 アル
キル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC1-4 アルコキシ
基、ハロゲン原子、C 1-4 アルキルアミノ基またはジ
(C1-4 アルキル)アミノ基に限定されている。本発明
化合物のトリアジン環及びピリミジン環の置換基はC
1-4 アルコキシ基によって置換されたC1-4 アルキル
基、C2-5 アルケニルオキシ基によって置換されたC
1-4 アルキル基、C2-5 アルキニルオキシ基によって置
換されたC1-4 アルキル基、C1-4 アルコキシ基によっ
て置換されたC1-4 アルコキシ基 C2-5アルケニル
基、C2-5 アルキニル基、C2-5 アルケニルオキシ基ま
たはC2-5 アルキニルオキシ基、C3-6 シクロアルキル
基、C1-4 アルキルチオ基、C1-4 アルキルスルフィニ
ル基、C1-4 アルキルスルホニル基、C1-4 アルキルチ
オ基によって置換されたC1-4 アルキル基、C1-4 アル
キルスルフィニル基によって置換されたC1-4 アルキル
基、C1-4 アルキルスルホニル基によって置換されたC
1-4 アルキル基であり、本発明化合物は従来全く知られ
ておらず新規化合物である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、重要作物
に対して選択性のある除草剤を開発するため長年にわた
る研鑽をつづけ、殺草力のより高い、かつ選択性をもつ
化合物を生み出すべく、多くの化合物についてその除草
特性を検討してきた。その結果、式(1):
【0005】
【化7】
【0006】〔式中、Qは
【0007】
【化8】
【0008】(但し、Qa及びQbにおいて、Qの環内
の窒素原子は水素原子以外の任意の置換基によって置換
されており、Qの環内の炭素原子は任意の置換基によっ
て置換されていてもよい。)を表し、好ましくは、Qは
【0009】
【化9】
【0010】を表し、 R1 はC1-8 アルキル基、C
2-8 アルケニル基、C2-8 アルキニル基、C1-6 アルコ
キシ基によって置換されたC1-6 アルキル基、C2-6
ルケニルオキシ基によって置換されたC1-6 アルキル
基、C2-6 アルキニルオキシによって置換されたC1-6
アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC1-6 アルコ
キシ基によって置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ
或いはポリハロゲノC2-6 アルケニルオキシ基によって
置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロ
ゲノC2-6 アルキニルオキシ基によって置換されたC
1-6 アルキル基、C1-6アルキルチオ基によって置換さ
れたC1-6 アルキル基、C1-6 アルキルスルフィニル基
によって置換されたC1-6 アルキル基、C1-6 アルキル
スルホニル基によって置換されたC1-6 アルキル基、モ
ノ、ジ或いはポリハロゲノC1-8 アルキル基、モノ、ジ
或いはポリハロゲノC2-8 アルケニル基、モノ、ジ或い
はポリハロゲノC2-8 アルキニル基、C2-7 アルコキシ
カルボニル基によって置換されたC 1-6 アルキル基、C
2-7 アルコキシカルボニル基によって置換されたC2-6
アルケニル基、C2-7 アルコキシカルボニル基によって
置換されたC2-6 アルキニル基、C2-7 アルキルカルボ
ニル基によって置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ
或いはポリハロゲノC2-7 アルキルカルボニル基によっ
て置換されたC1-6 アルキル基、C2-7 アルキルカルボ
ニル基によって置換されたC2-6 アルケニル基、C2-7
アルキルカルボニル基によって置換されたC2-6 アルキ
ニル基、フェニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、C1-6 アルキル
基、C1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボニ
ル基から選ばれる1または2以上の置換基によって置換
されていてもよい。)によって置換されたC1-6 アルキ
ル基、フェニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、C1-6 アルキル
基、C1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボニ
ル基から選ばれる1または2以上の置換基によって置換
されていてもよい。)によって置換されたC2-7 アルケ
ニル基、フェニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、C1-6アルキル
基、C1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボニ
ル基から選ばれる1または2以上の置換基によって置換
されていてもよい。)によって置換されたC2-6 アルキ
ニル基を表し、R2 およびR3 は独立してそれぞれ水素
原子、C1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノ
1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基、モノ、ジ或い
はポリハロゲノC1-6 アルコキシ基、C1-6 アルキルチ
オ基、C1-6 アルキルスルフィニル基、C1-6 アルキル
スルホニル基、C2-7 アルコキシカルボニル基、C2-7
アルキルカルボニル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シア
ノ基またはフェニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン
原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、C1-6アルキ
ル基、C1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボ
ニル基から選ばれる1または2以上の置換基によって置
換されていてもよい。)を表し、R4 およびR5 は独立
してそれぞれ水素原子、C1-8 アルキル基、またはフェ
ニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン原子、トリフル
オロメチル基、ニトロ基、C1-6 アルキル基、C1-6
ルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボニル基から選ば
れる1または2以上の置換基によって置換されていても
よい。)を表し、R6 はC1-8 アルキル基、C2-8 アル
ケニル基、C2-8 アルキニル基、C1-6アルコキシ基に
よって置換されたC1-6 アルキル基、C2-6 アルケニル
オキシ基によって置換されたC1-6 アルキル基、C2-6
アルキニルオキシによって置換されたC1-6 アルキル
基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC1-6 アルコキシ基に
よって置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポ
リハロゲノC2-6 アルケニルオキシ基によって置換され
たC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC
2-6 アルキニルオキシ基によって置換されたC1-6 アル
キル基、C1-6 アルキルチオ基によって置換されたC
1-6 アルキル基、C1-6 アルキルスルフィニル基によっ
て置換されたC1-6 アルキル基、C1-6 アルキルスルホ
ニル基によって置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ
或いはポリハロゲノC1-8 アルキル基、モノ、ジ或いは
ポリハロゲノC2-8 アルケニル基、モノ、ジ或いはポリ
ハロゲノC2- 8 アルキニル基、C2-7 アルコキシカルボ
ニル基によって置換されたC1-6 アルキル基、C2-7
ルコキシカルボニル基によって置換されたC2-6 アルケ
ニル基、C2-7 アルコキシカルボニル基によって置換さ
れたC2-6 アルキニル基、C2- 7 アルキルカルボニル基
によって置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いは
ポリハロゲノC2-7 アルキルカルボニル基によって置換
されたC1-6 アルキル基、C2-7 アルキルカルボニル基
によって置換されたC2-6 アルケニル基、C2-7アルキ
ルカルボニル基によって置換されたC2-6 アルキニル
基、フェニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン原子、
トリフルオロメチル基、ニトロ基、C1-6 アルキル基、
1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボニル基
から選ばれる1または2以上の置換基によって置換され
ていてもよい。)、フェニル基(但し、フェニル基は、
ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、C
1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコ
キシカルボニル基から選ばれる1または2以上の置換基
によって置換されていてもよい。)によって置換された
1-6 アルキル基を表し、Xは酸素原子またはイオウ原
子を表し、Lは水素原子、C1-6 アルキル基、C 2-6
ルケニル基またはC2-6 アルキニル基を表し、Gは
【0011】
【化10】
【0012】を表し、AはCH基または窒素原子を表
し、BはC1-4 アルキル基、C1-4 アルコキシ基を表
し、DはC1-4 アルコキシ基によって置換されたC1-4
アルキル基、C2- 5 アルケニルオキシ基によって置換さ
れたC1-4 アルキル基、C2-5 アルキニルオキシ基によ
って置換されたC1-4 アルキル基、C1-4 アルコキシ基
によって置換されたC1-4 アルコキシ基、C2-5 アルケ
ニル基、C2-5 アルキニル基、C2- 5 アルケニルオキシ
基またはC2-5 アルキニルオキシ基、C3-6 シクロアル
キル基、C1-4 アルキルチオ基、C1-4 アルキルスルフ
ィニル基、C1-4 アルキルスルホニル基、C1-4 アルキ
ルチオ基によって置換されたC1-4 アルキル基、C1- 4
アルキルスルフィニル基によって置換されたC1-4 アル
キル基、C1-4 アルキルスルホニル基によって置換され
たC1-4 アルキル基を表す。〕で表されるイミノスルホ
ニルウレア誘導体及びそれらの農業的に適している塩類
(以下、本発明化合物と称する)が、土壌処理、土壌混
和処理、茎葉処理、のいずれの場合にも、多くの雑草に
対して格段に強い殺草力を有し、かつ重要作物であるコ
ムギ、トウモロコシ、ワタ、ダイズ、ビート、イネ等に
対して高い安全性を有することを見出して本発明を完成
した。
【0013】本発明化合物の置換基R1 、R2 、R3
4 、R5 、R6 、L、B及びDを具体的に列記すると
以下のようになる。但し、記号はそれぞれ以下の意味を
示す。Me:メチル基、Et:エチル基、Pr−n:ノ
ルマルプロピル基、Pr−iso:イソプロピル基、B
u−n:ノルマルブチル基、Bu−iso:イソブチル
基、Bu−sec:セカンダリーブチル基、Bu−te
rt:ターシャリーブチル基、Pen−n:ノルマルペ
ンチル基、Hex−n:ノルマルヘキシル基、Hep−
n:ノルマルヘプチル基、Pr−cyc:シクロプロピ
ル基、Bu−cyc:シクロブチル基、Pen−cy
c:シクロペンチル基、Hex−cyc:シクロヘキシ
ル基、Ph:フェニル基
【0014】〔本発明化合物の置換基R1 の具体例〕M
e、Et、Pr−n、Pr−iso、Bu−n、Bu−
iso、Bu−sec、Bu−tert、Pen−n、
Hex−n、Hep−n、CH2 CH=CH2 、CH2
CH=CHMe、CH2 CH=CHEt、CH2 CH2
CH=CH2 、CH2 CH2 CH=CHMe、CH2
H=CMe2 、CHMeCH=CH2 、CH2 CMe=
CH2 、CH2 CMe=CHMe、CHMeCH=CH
Me、CH2 CMe=CHEt、CH2 CH2 CH=C
Me2 、CH 2 CMe=CMe2 、CH2 C≡CH、C
2 C≡CMe、CH2 C≡CEt、CH2 CH2 C≡
CH、CH2 CH2 C≡CMe、CHMeC≡CH、C
HMeC≡CMe、CH2 OMe、CH2 OEt、CH
2 OPr−n、CH2 OPr−iso、CH2 CH2
Me、CH2 CH2 OEt、CH2 CH2 OPr−n、
CHMeOMe、CHMeOEt、CH2 CHMeOM
e、CH2 CHMeOEt、CH2 CH2 CH2 OM
e、CH2 CH2 CH2 OEt、CH2 OCH2 CH=
CH2 、CH2 OCH2 CH=CHMe、CH2 CH2
OCH2 CH=CH 2 、CH2 CH2 OCH2 CH=C
HMe、CH2 OCH2 C≡CH、CH2 OCH2 C≡
CMe、CH2 OCHMeC≡CH、CH2 OCMe2
C≡CH、
【0015】CH2 CH2 OCH2 C≡CH、CH2
2 OCH2 C≡CMe、CH2 CH 2 OCHMeC≡
CH、CH2 CH2 OCMe2 C≡CH、CH2 OCH
2 、CH2 OCF3 、CH2 OCF2 CF3 、CH2
CH2 OCHF2 、CH2 CH 2 OCF3 、CH2 CH
2 OCF2 CF3 、CH2 OCH2 CF3 、CH2 CH
2 OCH2 CF3 、CH2 OCH2 CHF2 、CH2
2 OCH2 CHF2 、CH2 OCH2 CH2 F、CH
2 OCH2 CH2 Cl、CH2 OCH2 CH2 Br、C
2 CH2 OCH2 CH2 F、CH2 CH2 OCH2
2 Cl、CH2CH2 OCH2 CH2 Br、CH2
CH2 CH=CHCl、CH2 CH2 OCH2 CH=C
HCl、CH2 OCH2 CH=CHBr、CH2 CH2
OCH2 CH=CHBr、CH2 OCH2 CF=C
2 、CH2 CH2 OCH2 CF=CF 2 、CH2 OC
H=CHCl、CH2 CH2 OCH=CHCl、CH2
OCF=CF2 、CH2 CH2 OCF=CF2 、CH2
OCF2 CF=CF2 、CH2 CH2 OCF2 CF=C
2 、CH2 OCH2 CH=CF2 、CH2 CH2 OC
2 CH=CF2 、CH2 OCH2 CH=CHCF3
CH2 CH2 OCH2 CH=CHCF3 、CH2 OCH
2 C≡CI、CH2 OCH2 CH2 C≡CI、
【0016】CH2 CH2 OCH2 C≡CI、CH2
CH2 C≡CCF3 、CH2 CH2 OCH2 C≡CCF
3 、CH2 OCMe2 C≡CI、CH2 CH2 OCMe
2 C≡CI、CH2 OCMe2 C≡CCF3 、CH2
2 OCMe2 C≡CCF3 、CH2 SMe、CH2
Et、CH2 SPr−n、CH2 CH2 SMe、CH2
CH2 SEt、CH2 CH2 SPr−n、CHMeSM
e、CHMeSEt、CH2 CHMeSMe、CH2
HMeSEt、CH2 SOMe、CH2 SOEt、CH
2 SOPr−n、CH2 CH2 SOMe、CH2 CH2
SOEt、CH2CH2 SOPr−n、CHMeSOM
e、CHMeSOEt、CH2 CHMeSOMe、CH
2 CHMeSOEt、CH2 SO2 Me、CH2 SO2
Et、CH 2 SO2 Pr−n、CH2 CH2 SO2
e、CH2 CH2 SO2 Et、CH2CH2 SO2 Pr
−n、CHMeSO2 Me、CHMeSO2 Et、CH
2 CHMeSO2 Me、CH2 CHMeSO2 Et、C
2 CH2 F、CH2 CHF2、CH2 CF3 、CH2
CH2 Cl、CH2 CH2 Br、CH2 CCl3 、CH
2 CH2 CF3 、CH2 CH2 CCl3 、CH2 CH2
CH2 F、CH2 CH2CH2 Cl、CF2 CF3 、C
2 CF2 CF3 、CH2 CH=CHCl、
【0017】CH2 CH=CHBr、CH2 CH=CF
2 、CH2 CF=CF2 、CH2 CH=CHCF3 、C
2 CH=CBrMe、CH2 CH=CClMe、CH
2 CH=C(CF3 )Me、CF2 CF=CF2 、CH
2 C≡CI、CH2 CH2 C≡CI、CH2 C≡CCF
3 、CH2 CH2 C≡CCF3 、CH2 CO2 Me、C
2 CO2 Et、CH2 CO2 Pr−n、CH2 CO2
Pr−iso、CH2 CO2 Bu−n、CHMeCO2
Me、CHMeCO2 Et、CH2 CH2 CO2Me、
CH2 CH2 CO2 Et、CH2 CHMeCO2 Me、
CH2 CH2 CH 2 CO2 Me、
【0018】CH2 CH=CHCO2 Me、CH2 CH
=CHCO2 Et、CH2 CH=CHCO2 Pr−n、
CH2 CH=CMeCO2 Me、CH2 CMe=CHC
2 Me、CHMeCH=CHCO2 Me、CHMeC
H=CHCO2 Et、CH2 CH2 CH=CHCO2
e、CH2 CH=CHCH2 CO2 Me、CH2 C≡C
CO2 Me、CH2 C≡CCO2 Et、CH2 C≡CC
2 Pr−n、CH2 CH2 C≡CCO2 Me、CH2
CHMeC≡CCO2 Me、CH2 CMe2 C≡CCO
2 Me、CH2 C≡CCH2 CO2 Me、CH2 COM
e、CH2 COEt、CH2 COPr−n、CH2 CH
2 COMe、CH2 CH2 COEt、CH 2 CHMeC
OMe、CH2 CMe2 COMe、CH2 COCF3
CH2 COCCl3 、CH2 CH2 COCF3 、CH2
COCH2 CF3 、CH2 COCH 2 CHF2 、CH2
COCH2 CHCl2 、CH2 COCH2 F、CH2
OCH2 Cl、CH2 COCH2 Br、
【0019】CH2 CH=CHCOMe、CH2 CH=
CHCOEt、CHMeCH=CHCOMe、CHMe
CH=CHCOEt、CH2 C≡CCOMe、CH2
≡CCOEt、CHMeC≡CCOMe、CHMeC≡
CCOEt、CH2 Ph、CH 2 CH2 Ph、CH2
2 CH2 Ph、
【0020】CHMePh、CH2 CHMePh、CH
2 CMe2 Ph、CH2 CH=CHPh、CH2 CH=
CMePh、CHMeCH=CHPh、CH2 CMe=
CMePh、CHMeCMe=CMePh、CH2 C≡
CPh、CHMeC≡CPh、CH2 CMe2 C≡CP
h、CH2 C(Br)=CH2 、CH2 C(Cl)=C
HCl
【0021】〔本発明化合物の置換基R2 及びR3 の具
体例〕H、Me、Et、Pr−n、Pr−iso、Bu
−n、Bu−iso、Bu−sec、Bu−tert、
CH2 F、CHF2 、CF3 、CH2 Cl、CH2
r、CH2 CF3 、CH2 CH2 F、CH2 CH2
l、CH2 CH2 Br、CF2 CF3 、OMe、OE
t、OPr−n、OPr−iso、OCF3 、OCH 2
CF3 、SMe、SEt、SPr−n、SPr−is
o、SOMe、SOEt、SOPr−n、SOPr−i
so、SO2 Me、SO2 Et、SO2 Pr−n、SO
2 Pr−iso、CO2 Me、CO2 Et、CO2 Pr
−n、CO2 Pr−iso、CO2 Bu−n、COM
e、COEt、COPr−n、COPr−iso、CO
Bu−n、F、Cl、Br、I、NO2 、CN、Ph
【0022】〔本発明化合物の置換基R4 及びR5 の具
体例〕H、Me、Et、Pr−n、Pr−iso、Bu
−n、Bu−iso、Bu−sec、Bu−tert、
Pen−n、Hex−n、Hep−n、Ph 〔本発明化合物の置換基R6 の具体例〕Me、Et、P
r−n、Pr−iso、Bu−n、Bu−iso、Bu
−sec、Bu−tert、Pen−n、Hex−n、
Hep−n、CH2 CH=CH2 、CH2 CH=CHM
e、CH2 CH=CHEt、CH2 CH2 CH=C
2 、CH2 CH2 CH=CHMe、CH2 CH=CM
2 、CHMeCH=CH2 、CH2 CMe=CH2
CH2 CMe=CHMe、CHMeCH=CHMe、C
2 CMe=CHEt、CH2 CH2 CH=CMe2
CH 2 CMe=CMe2 、CH2 C≡CH、CH2 C≡
CMe、CH2 C≡CEt、CH2 CH2 C≡CH、C
2 CH2 C≡CMe、CHMeC≡CH、CHMeC
≡CMe、CH2 OMe、CH2 OEt、CH2 OPr
−n、CH2 OPr−iso、CH2 CH2 OMe、C
2 CH2 OEt、CH2 CH2 OPr−n、CHMe
OMe、CHMeOEt、CH2 CHMeOMe、CH
2 CHMeOEt、CH2 CH2 CH2 OMe、CH2
CH2 CH2 OEt、CH2 OCH2 CH=CH2 、C
2 OCH2 CH=CHMe、CH2 CH2 OCH2
H=CH 2 、CH2 CH2 OCH2 CH=CHMe、C
2 OCH2 C≡CH、CH2 OCH2 C≡CMe、C
2 OCHMeC≡CH、CH2 OCMe2 C≡CH、
【0023】CH2 CH2 OCH2 C≡CH、CH2
2 OCH2 C≡CMe、CH2 CH 2 OCHMeC≡
CH、CH2 CH2 OCMe2 C≡CH、CH2 OCH
2 、CH2 OCF3 、CH2 OCF2 CF3 、CH2
CH2 OCHF2 、CH2 CH 2 OCF3 、CH2 CH
2 OCF2 CF3 、CH2 OCH2 CF3 、CH2 CH
2 OCH2 CF3 、CH2 OCH2 CHF2 、CH2
2 OCH2 CHF2 、CH2 OCH2 CH2 F、CH
2 OCH2 CH2 Cl、CH2 OCH2 CH2 Br、C
2 CH2 OCH2 CH2 F、CH2 CH2 OCH2
2 Cl、CH2CH2 OCH2 CH2 Br、CH2
CH2 CH=CHCl、CH2 CH2 OCH2 CH=C
HCl、CH2 OCH2 CH=CHBr、CH2 CH2
OCH2 CH=CHBr、CH2 OCH2 CF=C
2 、CH2 CH2 OCH2 CF=CF 2 、CH2 OC
H=CHCl、CH2 CH2 OCH=CHCl、CH2
OCF=CF2 、CH2 CH2 OCF=CF2 、CH2
OCF2 CF=CF2 、CH2 CH2 OCF2 CF=C
2 、CH2 OCH2 CH=CF2 、CH2 CH2 OC
2 CH=CF2 、CH2 OCH2 CH=CHCF3
CH2 CH2 OCH2 CH=CHCF3 、CH2 OCH
2 C≡CI、CH2 OCH2 CH2 C≡CI、
【0024】CH2 CH2 OCH2 C≡CI、CH2
CH2 C≡CCF3 、CH2 CH2 OCH2 C≡CCF
3 、CH2 OCMe2 C≡CI、CH2 CH2 OCMe
2 C≡CI、CH2 OCMe2 C≡CCF3 、CH2
2 OCMe2 C≡CCF3 、CH2 SMe、CH2
Et、CH2 SPr−n、CH2 CH2 SMe、CH2
CH2 SEt、CH2 CH2 SPr−n、CHMeSM
e、CHMeSEt、CH2 CHMeSMe、CH2
HMeSEt、CH2 SOMe、CH2 SOEt、CH
2 SOPr−n、CH2 CH2 SOMe、CH2 CH2
SOEt、CH2CH2 SOPr−n、CHMeSOM
e、CHMeSOEt、CH2 CHMeSOMe、CH
2 CHMeSOEt、CH2 SO2 Me、CH2 SO2
Et、CH 2 SO2 Pr−n、CH2 CH2 SO2
e、CH2 CH2 SO2 Et、CH2CH2 SO2 Pr
−n、CHMeSO2 Me、CHMeSO2 Et、CH
2 CHMeSO2 Me、CH2 CHMeSO2 Et、C
2 CH2 F、CH2 CHF2、CH2 CF3 、CH2
CHFCl、CH2 CH2 Cl、CH2 CH2 Br、C
2 CCl3 、CH2 CH2 CF3 、CH2 CH2 CC
3 、CH2 CH2 CH 2 F、CH2 CH2 CH2
l、CF2 CF3 、CH2 CF2 CF3 、CH2 CH=
CHCl、
【0025】CH2 CH=CHBr、CH2 CH=CF
2 、CH2 CF=CF2 、CH2 CH=CHCF3 、C
2 CH=CBrMe、CH2 CH=CClMe、CH
2 CH=C(CF3 )Me、CF2 CF=CF2 、CH
2 C≡CI、CH2 CH2 C≡CI、CH2 C≡CCF
3 、CH2 CH2 C≡CCF3 、CH2 CO2 Me、C
2 CO2 Et、CH2 CO2 Pr−n、CH2 CO2
Pr−iso、CH2 CO2 Bu−n、CHMeCO2
Me、CHMeCO2 Et、CH2 CH2 CO2Me、
CH2 CH2 CO2 Et、CH2 CHMeCO2 Me、
CH2 CH2 CH 2 CO2 Me、
【0026】CH2 CH=CHCO2 Me、CH2 CH
=CHCO2 Et、CH2 CH=CHCO2 Pr−n、
CH2 CH=CMeCO2 Me、CH2 CMe=CHC
2 Me、CHMeCH=CHCO2 Me、CHMeC
H=CHCO2 Et、CH2 CH2 CH=CHCO2
e、CH2 CH=CHCH2 CO2 Me、CH2 C≡C
CO2 Me、CH2 C≡CCO2 Et、CH2 C≡CC
2 Pr−n、CH2 CH2 C≡CCO2 Me、CH2
CHMeC≡CCO2 Me、CH2 CMe2 C≡CCO
2 Me、CH2 C≡CCH2 CO2 Me、CH2 COM
e、CH2 COEt、CH2 COPr−n、CH2 CH
2 COMe、CH2 CH2 COEt、CH 2 CHMeC
OMe、CH2 CMe2 COMe、CH2 COCF3
CH2 COCCl3 、CH2 CH2 COCF3 、CH2
COCH2 CF3 、CH2 COCH 2 CHF2 、CH2
COCH2 CHCl2 、CH2 COCH2 F、CH2
OCH2 Cl、CH2 COCH2 Br、
【0027】CH2 CH=CHCOMe、CH2 CH=
CHCOEt、CHMeCH=CHCOMe、CHMe
CH=CHCOEt、CH2 C≡CCOMe、CH2
≡CCOEt、CHMeC≡CCOMe、CHMeC≡
CCOEt、CH2 Ph、CH2 CH2 Ph、CH2
2 CH2 Ph、
【0028】CHMePh、CH2 CHMePh、CH
2 CMe2 Ph、CH2 C(Cl)=CH2 、Ph、C
2 C(Cl)=CHCl
【0029】〔本発明化合物の置換基Lの具体例〕H,
Me,Et,Pr−n,CH2 CH=CH2 ,CH2
≡CH 〔本発明化合物の置換基Bの具体例〕Me,Et,Pr
−n,Pr−iso,Bu−n OMe,OEt,OPr−n,OPr−iso,OBu
−n 〔本発明化合物の置換基Dの具体例〕CH2 OMe,C
2 OEt,CH2 OPr−n,CH2 OPr−is
o,CH2 OBu−n,CH2 CH2 OMe,CH2
H(OMe)Me,CH2 CH 2 OEt,CH2 CH2
CH2 OMe,CH2 CH2 CH2 CH2 OMe,CH
2 OCH2 CH=CH2 ,CH2 OCH2 C≡CH,O
CH2 OMe,OCH2OEt,OCH2 CH2 OM
e,OCH2 CH2 OEt,OCH2 CH2 CH2OM
e,OCH2 CH(OMe)Me,CH=CH2 ′,C
2 CH=CH2 ,CH2 CH=CHMe,C≡CH,
CH2 C≡CH,CH2 C≡CMe,OCH 2 CH=C
2 ,OCH2 CH=CHMe,OCH2 C≡CH,O
CH2 C≡CMePr−cyc,Bu−cyc,Pen
−cyc,Hex−cyc,SMe,SEt,SPr−
n,SPr−iso,SBu−n,SOMe,SOE
t,SOPr−n,SOPr−iso,SOBu−n,
SO2 Me,SO2 Et,SO2Pr−n,SO2 Pr
−iso,SO2 Bu−n,CH2 SMe,CH2 SE
t,CH2 SPr−n,CH2 SPr−iso,CH2
SBu−n,CH2 CH2SMe,CH2 CH(SM
e)Me,CH2 CH2 SEt,CH2 CH2 CH2
Me,CH2 CH2 CH2 CH2 SMe,CH2 SOM
e,CH2 SOEt,CH2 SOPr−n,CH2 SO
Pr−iso,CH2 SOBu−n,CH2 CH2 SO
Me,CH2 CH(SOMe)Me,CH2 CH2 SO
Et,CH2 CH2 CH2 SOMe,CH2 CH2 CH
2 CH2 SOMe,CH2 SO2 Me,CH2 SO2
t,CH2 SO2 Pr−n,CH2 SO2 Pr−is
o,CH2SO2 Bu−n,CH2 CH2 SO2 Me,
CH2 CH(SO2 Me)Me,CH2 CH2 SO2
t,CH2 CH2 CH2 SO2 Me,CH2 CH2 CH
2 CH2 SO2 Me, 本発明化合物は、下記の反応式1〜7のいずれかを選ぶ
ことにより容易に製造できる。 〔反応式1〕
【0030】
【化11】
【0031】〔式中、Q、G及びLは前記と同様の意味
を表し、Zはハロゲン原子を表す。〕 すなわち、アミン類(2) を、テトラヒドロフラン、ジ
メトキシエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル、
ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、エチレンジク
ロリド、ベンゼン、トルエン等の溶媒中、クロルスルホ
ニルイソシアナートと反応させ、引続き、トリエチルア
ミン、ピリジン、水素化ナトリウム、ナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸カリウム等の塩基の存在下、イミン類
(3) または(4) と反応させることにより本発明化合
物(1:X=O)を得ることができる。
【0032】クロルスルホニルイソシアナートはアミン
類(2) 1モルに対して0.7から1.3モル量用いら
れる。反応温度は−50℃から80℃の範囲から任意に
選択できる。イミン類(3) または(4) はアミン類
(2) 1モルに対して0.7から1.3モル量、また、
塩基はイミン類(3) または(4) 1モルに対して0.
5から4.0モル量用いられる。反応温度は−50℃か
ら100℃の範囲から任意に選択できる。 〔反応式2〕
【0033】
【化12】
【0034】〔式中、Q、G、L及びZは前記と同様の
意味を表し、Yは炭素原子数1〜6の低級アルキル基ま
たはフェニル基を表す。〕 すなわちイミン類(3) または(4) とフェニルN−ク
ロルスルホニルカーバメート(5:Y=フェニル基)あ
るいはアルキルN−クロルスルホニルカーバメート
(5:Y=低級アルキル基)との反応は、イミン類
(3) または(4) 1モルに対してカーバメート誘導体
(5) を0.5から3.0モル量用いて行われる。好ま
しくは0.9から1.2モル量の範囲が適当である。
【0035】反応温度は−50℃から100℃の範囲か
ら任意に選択できるが、好ましくは−20℃から30℃
の範囲が適当である。本反応は各種の塩基を用いて実施
される。塩基の量はイミン類(3) または(4) 1モル
に対して0.5から4.0モル量用いられる。適当な塩
基としては、例えばトリエチルアミン、ピリジン等の有
機塩基類、水素化ナトリウム等の金属水素化物類、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等の無機
塩基類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド
等の金属アルコキシド類が用いられる。
【0036】本反応の適当な溶媒としては、本反応に不
活性な溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、エ
チレンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、エチルエ
ーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオ
ニトリル等のニトリル類、石油エーテル、石油ベンジ
ン、ヘプタン等の炭化水素類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチ
ルリン酸トリアミド等のアミド類である。
【0037】これら溶媒は単独でまたは混合して用いて
もよい。特に好ましくは、エーテル類またはアミド類を
用いた場合である。次いで、フェニルN−置換イミノス
ルホニルカーバメート(6:X=O、Y=フェニル基)
あるいはアルキルN−置換イミノスルホニルカーバメー
ト(6:X=O、Y=低級アルキル基)と化合物(2)
をベンゼン、トルエン、キシレン、ジオキサン等の各種
溶媒中にて加熱することにより本発明化合物(1:X=
O)を得ることができる。 〔反応式3〕
【0038】
【化13】
【0039】〔式中、Q、G、L及びYは前記と同様の
意味を表す。〕 すなわち、置換イミノスルホンアミド誘導体(7) を、
アセトン、アセトニトリル、ジオキサン等の溶媒中、炭
酸カリウム等の無機塩基あるいは、トリエチルアミン、
1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセ
ン(DBU)等の有機塩基の存在下、カーバメート誘導
体(8) と反応させることにより本発明化合物(1:X
=O)を得ることができる。 〔反応式4〕
【0040】
【化14】
【0041】〔式中、Q、G、L、X及びYは前記と同
様の意味を表す。〕 すなわち、置換イミノスルホンアミド誘導体(7) を、
アセトン、メチルエチルケトン、アセトニトリル、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド等
の溶媒中、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ピリジン
等の塩基の存在下クロルギ酸(チオ)エステルもしくは
炭酸(チオ)エステルと反応させることにより化合物
(6) を得て、次いでトルエン、キシレン、ベンゼン、
ジオキサン等の溶媒中にて化合物(2) と加熱すること
により本発明化合物(1) を得ることができる。 〔反応式5〕
【0042】
【化15】
【0043】〔式中、Q、G及びLは前記と同様の意味
を表す。〕 すなわち、イミン類(3) とクロルスルホニルイソシア
ナートとの反応は、イミン類(3) 1モルに対してクロ
ルスルホニルイソシアナート0.7から2.0モル量用
いて行われる。好ましくは0.9から1.5モル量の範
囲が適当である。
【0044】本反応において、中間体1−(置換イミノ
スルホニル)−3−(クロルスルホニル)尿素の合成
は、反応温度−50℃から50℃の範囲で実施される。
次に、反応温度を、60℃から150℃の範囲から転位
反応およびそれに伴う生成塩化水素の除去に適した温度
に設定し、加熱することにより置換イミノスルホニルイ
ソシアナート(9) に導くことができる。
【0045】本反応の適当な溶媒としては、本反応に不
活性な溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、クロルベンゼン、ジクロルベンゼ
ン等の芳香族ハロゲン化物類、ニトロベンゼン等の芳香
族ニトロ化物類、エチレンジクロリド等のハロゲン化炭
化水素類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル
類、石油エーテル、石油ベンジン、ヘプタン等の炭化水
素類、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等
のエステル類である。これら溶媒は単独でまたは混合し
て用いてもよい。特に好ましくは、芳香族ハロゲン化物
類または芳香族炭化水素類を用いた場合である。
【0046】次いで、置換イミノスルホニルイソシアナ
ート(9) とアミン類(2) を、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、エチレンジクロリド、エチルエーテル、ジオ
キサン、アセトニトリル、アセトン、メチルエチルケト
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン、
ジクロルベンゼン等の溶媒中にて反応することにより本
発明化合物(1) を得ることができる。 〔反応式6〕
【0047】
【化16】
【0048】〔式中、Q、G及びLは前記と同様の意味
を表す。〕 すなわち、置換イミノスルホニルクロリド(10) とア
ミン類(2) およびシアン酸ナトリウムとの反応は、置
換イミノスルホニルクロリド(10) 1モルに対してア
ミン類(2) を0.5から1.5モル量、シアン酸ナト
リウムを1から3モル量用いて行われる。反応温度は−
20℃から50℃の範囲から任意に選択できるが、好ま
しくは5℃から30℃の範囲が適当である。
【0049】本反応は各種の塩基を用いて実施される。
塩基の量は置換イミノスルホニルクロリド(10) 1モ
ルに対して1から3モル量用いられる。適当な塩基とし
ては、トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基類、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等の金属ア
ルコキシド類、水素化ナトリウム等の金属水素化物類、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等の
無機塩基類が用いられる。
【0050】特に好ましくは、有機塩基類を用いた場合
である。本反応の適当な溶媒としては、本反応に不活性
な溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、エチレ
ンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、
プロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等の
アミド類である。
【0051】これら溶媒は単独でまたは混合して用いて
もよい。特に好ましくはニトリル類またはアミド類を用
いた場合である。 〔反応式7〕
【0052】
【化17】
【0053】〔式中、Q及びGは前記と同様の意味を表
す。〕 すなわち、置換イミノスルホンアミド誘導体(7) を、
アセトン、アセトニトリル、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等の溶媒中、炭酸カリウム等の無機塩基あるい
は、トリエチルアミン、DBU等の有機塩基の存在下、
イソチオシアナート誘導体(11) と反応させることに
より本発明化合物(1:X=S,L=H)を得ることが
できる。
【0054】置換イミノスルホニルクロリド(10) は
以下の反応式8等の方法を用い、イミン類(3) または
(4) より合成することができる。 〔反応式8〕
【0055】
【化18】
【0056】〔式中、Q及びZは前記と同様の意味を表
す。〕 反応式8において、塩化スルフリルの量は当モルから過
剰量まで任意に選択することができる。本反応は各種の
塩基を用いて実施される。塩基の量はイミン類(3) ま
たは(4) 1モルに対して0.8から5モル量用いられ
る。
【0057】適当な塩基としては、トリエチルアミン、
ピリジン等の有機塩基類、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド等の金属アルコキシド類、水素化ナト
リウム等の金属水素化物類、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸カリウム等の無機塩基類が用いられる。
特に好ましくは、有機塩基類を用いた場合である。
【0058】本反応の適当な溶媒としては、本反応に不
活性な溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、エ
チレンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
等のアミド類である。
【0059】これら溶媒は単独でまたは混合して用いて
もよい。反応温度は−50℃から100℃の範囲から任
意に選択できるが、好ましくは−20℃から50℃の範
囲が適当である。置換イミノスルホンアミド誘導体
(7) は以下の反応式9および10の方法を用い合成す
ることができる。 〔反応式9〕
【0060】
【化19】
【0061】〔式中、Q及びZは前記と同様の意味を表
す。〕 反応式9においてtert−ブタノールとクロルスルホ
ニルイソシアナートとの反応は、それ自体公知の方法例
えば、特開昭50−101323号公報を参考にして実
施することができる。
【0062】イミン類(3) または(4) とtert−
ブチルスルファモイルクロリドとの反応は、イミン類
(3) または(4) 1モルに対してtert−ブチルス
ルファモイルクロリド0.5から3.0モル量を用いて
行なわれる。好ましくは0.9から1.2モル量の範囲
が適当である。反応温度は−50℃から100℃の範囲
から任意に選択できるが、好ましくは−20℃から30
℃の範囲が適当である。
【0063】本反応は各種の塩基を用い実施される。塩
基の量はイミン類(3) または(4) 1モルに対し、
0.5から4.0モル量用いられる。好ましくは0.8
から2.5モル量の範囲が適当である。適当な塩基とし
ては、例えば水素化ナトリウム等の金属水素化物類、ト
リエチルアミン、ピリジン等の有機塩基類、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等の無機塩基
類、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等の
金属アルコキシド類が用いられる。
【0064】特に好ましくは、有機塩基類を用いた場合
である。本反応の適当な溶媒としては、本反応に不活性
な溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホルム、エチレ
ンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、エチルエーテ
ル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニト
リル等のニトリル類、石油エーテル、石油ベンジン、ヘ
プタン等の炭化水素類、アセトン、ルチルエチルケトン
等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、シメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン
酸トリアミド等のアミド類である。
【0065】これら溶媒は単独でまたは混合して用いて
もよい。特に好ましくは、エーテル類またはアミド類が
用いられた場合である。反応式9において、tert−
ブチル基の除去はトリフルオロ酢酸を用いて行なわれ
る。トリフルオロ酢酸の量は当モルから過剰量まで任意
に選択することができる。トリフルオロ酢酸を溶媒とし
て用いても何ら問題はない。
【0066】反応温度は−50℃から80℃の範囲から
任意に選択できる。好ましくは−20℃から30℃の範
囲が適当である。本反応に溶媒を用いる場合には、本反
応に不活性な溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホ
ルム、エチレンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、
エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、
プロピオニトリル等のニトリル類、石油エーテル、石油
ベンジン、ヘプタン等の炭化水素類、アセトン、メチル
エチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル
類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘ
キサメチルリン酸トリアミド等のアミド類である。これ
ら溶媒は単独でまたは混合して用いても良い。 〔反応式10〕
【0067】
【化20】
【0068】〔式中、Qは前記と同様の意味を表す。〕 反応式10において、アンモニアの量は置換イミノスル
ホニルクロリド(10) 1モルに対して、2モルから過
剰量まで任意に選択することができる。アンモニアとし
ては、液体状、ガス状或いは水溶液のアンモニアを用い
ても何ら問題はない。
【0069】反応温度は−76℃から80℃の範囲から
任意に選択できる。本反応の適当な溶媒としては、本反
応に不活性な溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホ
ルム、エチレンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、
エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、
プロピオニトリル等のニトリル類、石油エーテル、石油
ベンジン、ヘプタン等の炭化水素類、アセトン、メチル
エチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル
類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘ
キサメチルリン酸トリアミド等のアミド類、メタノー
ル、エタノール等のアルコール類である。これら溶媒は
単独でまたは混合して用いてもよい。また、使用するア
ンモニアの性状により最適な溶媒は異なる。
【0070】本発明に用いられる中間体の置換イミノス
ルホニルイソシアナート(9)及び置換イミノスルホニ
ルクロリド(10)もまた新規化合物である。反応式2
において、フェニルN−クロルスルホニルカーバメート
(5:Y=フェニル基)及びアルキルN−クロルスルホ
ニルカーバメート(5:Y=低級アルキル基)は、それ
自体公知の方法例えば、ケミィッシェ・ベリィヒテ(C
hemische Berichte)、96巻、56
頁(1963年)を参考にして合成することができる。
【0071】上記反応の出発原料として用いられるイミ
ン類(3) および(4) は、例えば国際特許出願公開W
O93/00336号公報、ジャーナル・オブ・オーガ
ニック・ケミストリー(Journal of Org
anic Chemistry)、第30巻、4298
頁(1965年)、DD291757、アメリカ特許
4,237,302号、ジャーナル・オブ・ケミカル・
ソサイアティー(Journal of Chemic
al Society)、307頁(1956年)及び
ケイミカル・アンド・ファーマソイティカル・ブリテン
(Chemical and Pharmaceuti
cal Bulletin)、26巻、3658頁(1
978年)等を参考にして合成することができる。
【0072】アミン類(2) は有機合成化学協会誌、2
0巻(6号)、568頁(1962年)、薬学雑誌、9
5巻(5号)、499頁(1975年)、ジャーナル・
オブ・ケミカル・ソサイアティー(Journal o
f Chemical Society)、561頁
(1948年)及び薬学雑誌、87巻(4号)、419
頁(1967年)等を参考にして合成することができ
る。
【0073】代表例として2−アミノ−4−メトキシ−
6−メトキシメチルトリアジン、2−アミノ−4−メト
キシ−6−メトキシメチルピリミジン、2−アミノ−4
−アリルオキシ−6−メトキシトリアジン、2−アミノ
−4−アリルオキシ−6−メトキシピリミジン及び、2
−アミノ−4−メチル−6−メチルチオピリミジンの合
成スキームを反応式11、12、13、14及び15に
示す。 〔反応式11〕 2−アミノ−4−メトキシ−6−メトキシメチルトリア
ジンの合成スキーム
【0074】
【化21】
【0075】〔反応式12〕 2−アミノ−4−メトキシ−6−メトキシメチルピリミ
ジンの合成スキーム
【0076】
【化22】
【0077】〔反応式13〕 2−アミノ−4−アリルオキシ−6−メトキシトリアジ
ンの合成スキーム
【0078】
【化23】
【0079】〔反応式14〕 2−アミノ−4−アリルオキシ−6−メトキシピリミジ
ンの合成スキーム
【0080】
【化24】
【0081】〔反応式15〕 2−アミノ−4−メチル−6−メチルチオピリミジンの
合成スキーム
【0082】
【化25】
【0083】以下に本発明化合物の合成例を参考例及び
実施例として具体的に述べるが、本発明はこれらに限定
されるものではない。 〔参考例1〕 2−アミノ−4−メトキシ−6−メトキシメチルトリア
ジンの合成
【0084】
【化26】
【0085】塩化第二銅二水和物49.2g(288m
ol)をメタノール230mlに加え、加熱溶解した。
次にジシアンジアミド50g(595mmol)を加
え、還流温度にて2時間攪拌した。冷却後、析出した結
晶を濾取しメタノールで洗浄し、グアニル−O−メチル
イソ尿素塩化第二銅塩103gを得た。
【0086】グアニル−O−メチルイソ尿素塩化第二銅
塩103g(284mmol)を水600mlに懸濁
し、撹拌しながら硫化水素ガス10g(313mmo
l)を加えた。析出した結晶を濾取し、濾液を減圧下に
濃縮した。得られた結晶をイソプロピルアルコール30
mlで洗浄し、グアニル−O−メチルイソ尿素塩酸塩5
4gを得た。融点154−155℃(分解) グアニル−O−メチルイソ尿素塩酸塩10g(65.4
mmol)をアセトニトリル55mlに懸濁し、室温に
て水55mlに溶解した水酸化ナトリウム7.8g(1
96mmol)を加えた。5分間撹拌後、0℃以下の温
度にてアセトニトリル22mlに溶解したメトキシアセ
チルクロリド16.3g(150mmol)を滴下し、
引き続き室温で一夜撹拌した。減圧下溶媒を留去した
後、得られた残渣に水100mlを加え、析出した結晶
をエタノールより再結晶し、2−アミノ−4−メトキシ
−6−メトキシメチルトリアジン4.1gを得た。融点
127−129℃ 〔参考例2〕 2−アミノ−4−メトキシ−6−メトキシメチルピリミ
ジンの合成
【0087】
【化27】
【0088】ナトリウムメトキシド16.4g(300
mmol)を乾燥メタノール300mlに溶解し、これ
にグアニジン塩酸塩14.5g(150mmol)を加
えた。15分間加熱還流後、クロロアセト酢酸エチル2
5g(150mmol)を加えさらに6時間加熱還流し
た。冷却後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水1
00mlを加え、酢酸にてpH6に調整した。析出した
結晶を濾取、水洗後、減圧下乾燥し、2−アミノ−4−
クロロメチル−6−ヒドロキシピリミジン4.4gを得
た。融点260−265°C(分解) 2−アミノ−4−クロロメチル−6−ヒドロキシピリミ
ジン4.1g(25.7mmol)をオキシ塩化リン2
0g(129mmol)に加え、100°Cにて1時間
加熱した。冷却後、反応液を氷水150mlにあけ、酢
酸エチル50mlにて抽出した。水層を炭酸ナトリウム
により中和後、クロロホルム50mlで3回抽出し、ク
ロロホルム層を水50mlにて洗浄した。無水硫酸ナト
リウムにて乾燥後、減圧下溶媒を留去、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにより精製し、2−アミノ−4−
クロロ−6−クロロメチルピリミジン1.5gを得た。
融点 113−116°C 2−アミノ−4−クロロ−6−クロロメチルピリミジン
1.1g(6.2mmol)を乾燥メタノール30ml
に溶解し、ナトリウムメトキシド1.3g(24.7m
mol)を加えた。6時間加熱還流後、減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣に水50mlを加えた。析出した結
晶を濾取し、減圧下乾燥することにより目的の2−アミ
ノ−4−メトキシ−6−メトキシメチルピリミジン0.
5gを得た。 融点 110−113°C 〔参考例3〕 2−アミノ−4−アリルオキシ−6−メトキシトリアジ
ンの合成
【0089】
【化28】
【0090】塩化シアヌル80g(434mmol)を
ジオキサン440ml及びセロソルブ67mlの混合溶
媒に溶解し、5℃にてアンモニアガス14.8g(86
8mmol)を加えた。還流温度にて一時間撹拌した
後、熱時結晶を濾取、得られた濾液を減圧下濃縮し、2
−アミノ−4,6−ジクロルトリアジン41.0gを得
た。融点210℃ 2−アミノ−4,6−ジクロルトリアジン15g(91
mmol)に室温下撹拌しながらナトリウムメトキシド
4.66g(86.4mmol)のメタノール溶液と滴
下し、引き続き室温にて1.5時間撹拌した。析出した
結晶を濾取し、水、メタノール、酢酸エチルにて順次洗
浄し、2−アミノ−4−クロル−6−メトキシトリアジ
ン10.8gを得た。融点220−224℃ 2−アミノ−4−クロル−6−メトキシトリアジン0.
8g(5mmol)をアリルアルコール20mlに溶解
し、これに85%水酸化カリウム0.33g(5mmo
l)を加え、100℃にて5時間撹拌した。減圧下溶媒
を留去し、残渣に水を加えて析出した結晶を濾取した。
得られた結晶をエーテルにて洗浄し、2−アミノ−4−
アリルオキシ−6−メトキシトリアジン0.4gを得
た。融点93−94℃ 〔参考例4〕 2−アミノ−4−メチル−6−メチルチオピリミジンの
合成
【0091】
【化29】
【0092】2−アミノ−4−クロロ−6−メチルピリ
ミジン4g(27.9mmol)をジオキサン50ml
に溶解し、メチルメルカプタンナトリウム7.8g(1
11mmol)を加えた。100°Cにて4時間加熱攪
拌後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣に水50mlを
加えた。析出した結晶を濾取、減圧下、乾燥することに
より目的の2−アミノ−4−メチル−6−メチルチオピ
リミジン3gを得た。融点150−151℃ 前記参考例と同様に方法を用いることにより合成された
化合物の構造式と物性値を以下に示した。
【0093】
【化30】
【0094】
【化31】
【0095】
【実施例】
〔実施例1〕 1−〔3−(3−クロルアリルオキシ)チアゾリジン−
2−イミノスルホニル〕−3−(4−メトキシ−6−メ
トキシメチルトリアジン−2−イル)尿素の合成
【0096】
【化32】
【0097】2−アミノ−4−メトキシ−6−メトキシ
メチルトリアジン0.54g(2.94mmol)を乾
燥テトラヒドロフラン10mlに懸濁し、室温でクロル
スルホニルイソシアネート0.42g(2.94mmo
l)を滴下した。室温にて10分間撹拌した後、乾燥テ
トラヒドロフラン10mlに懸濁させた2−イミノ−3
−(3−クロルアリルオキシ)チアゾリジン臭化水素塩
0.89g(3.27mmol)及びトリエチルアミン
0.66g(6.54mmol)を少量ずつ加え、引き
続き室温で30分間撹拌した。減圧下溶媒を留去した
後、得られた残渣に水を加え、遊離した油状物をクロロ
ホルム40mlにて3回抽出した。抽出液を水50ml
で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶
媒を留去した。得られた結晶をエーテルとアセトニトリ
ルにて洗浄し、目的の1−〔3−(3−クロルアリルオ
キシ)チアゾリジン−2−イミノスルホニル〕−3−
(4−メトキシ−6−メトキシメチルトリアジン−2−
イル)尿素0.4gを得た。融点130−132℃ 〔実施例2〕 1−(3−n−プロピルチアゾリン−2−イミノスルホ
ニル)−3−(4−メトキシ−6−メトキシメチルトリ
アジン−2−イル)尿素の合成
【0098】
【化33】
【0099】2−アミノ−4−メトキシ−6−メトキシ
メチルトリアジン0.85g(5mmol)を乾燥テト
ラヒドロフラン20mlに懸濁し、室温でクロルスルホ
ニルイソシアネート0.71g(5mmol)を滴下し
た。反応混合物を引き続き室温で30分間撹拌した。次
に乾燥テトラヒドロフラン20mlに懸濁させた、2−
イミノ−3−n−プロピルチアゾリン0.71g(5m
mol)及びトリエチルアミン0.56g(5.5mm
ol)を少量ずつ加え、引続き室温で30分間撹拌し
た。減圧下溶媒を留去した後、得られた残渣に水を加
え、遊離した油状物をクロロホルム100mlにて3回
抽出した。抽出液を水100mlで1回洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。得られ
た残渣をエーテルとアセトニトリルにて結晶化し、目的
の1−(3−n−プロピルチアゾリン−2−イミノスル
ホニル)−3−(4−メトキシ−6−メトキシメチルト
リアジン−2−イル)尿素0.21gを得た。融点15
2−154℃ 前記実施例と同様の方法を用いることにより合成された
化合物の構造式と物性値を以下に示した。
【0100】
【化34】
【0101】
【化35】
【0102】
【化36】
【0103】
【化37】
【0104】次に、本発明に含まれる化合物の例を、前
記実施例で合成した化合物を含め以下の第1A−1表、
第1B−1表、第1C−1表、第1A−2表、第1B−
2表、第1C−2表、第2−1表、第2−2表、第3−
1表、および第3−2表に示すが本発明化合物はこれら
に限定されるものではない。但し、表中の記号はそれぞ
れ以下の意味を示す。
【0105】Me:メチル基、Et:エチル基、Pr−
n:ノルマルプロピル基、Pr−iso:イソプロピル
基、Bu−n:ノルマルブチル基、Bu−iso:イソ
ブチル基、Bu−sec:セカンダリーブチル基、Bu
−tert:ターシャリーブチル基、Pen−n:ノル
マルペンチル基、Hex−n:ノルマルヘキシル基、H
ep−n:ノルマルヘプチル基、Ph:フェニル基 Gnは前記Gと同義であり以下のGa、Gb、Gcを意
味する。
【0106】Ga=G1〜G46(すなわち、G1から
G46のいずれをも意味する。) Gb=G1〜G14(すなわち、G1からG14のいず
れをも意味する。) Gc=G1〜G6(すなわち、G1からG6のいずれを
も意味する。)
【0107】
【化38】
【0108】
【化39】
【0109】
【化40】
【0110】
【化41】
【0111】
【化42】
【0112】
【化43】
【0113】
【表1】〔第1A−1表〕
【0114】
【化44】
【0115】
【化45】
【0116】
【化46】
【0117】 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── Me Ga Et Ga Pr−n Ga Pr−iso Ga Bu−n Ga Bu−iso Ga Bu−sec Gb Bu−tert Gb Pen−n Ga Hex−n Gb Hep−n Gb CH2 CH=CH2 Ga CH2 CH=CHMe Ga CH2 CH=CHEt Ga CH2 CH=CMe2 Gb CH2 CMe=CH2 Gb CH2 CHMeCH=CHMe Gc CH2 CH2 CH=CH2 Gb CH2 CH2 CH=CHMe Gb CH2 C≡CH Ga CH2 C≡CMe Ga CH2 C≡CEt Ga CH2 CH2 C≡CH Gb CH2 CH2 C≡CMe Gb ──────────────────────────────
【0118】 〔第1A−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── CHMeC≡CH Gb CHMeC≡CMe Gc CH2 OMe Ga CH2 OEt Ga CH2 OPr−n Gb CH2 CH2 OMe Ga CH2 CH2 OEt Ga CH2 CH2 OPr−n Gb CH2 CHMeOMe Gb CH2 CH2 CH2 OMe Ga CH2 CH2 CH2 OEt Ga CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 OCH2 CH=CHMe Ga CH2 CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 CH2 OCH2 CH=CHMe Ga CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 OCH2 C≡CMe Ga CH2 CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 CH2 OCH2 C≡CMe Ga CH2 OCHF2 Ga CH2 OCF3 Ga CH2 CH2 OCHF2 Ga CH2 CH2 OCF3 Ga ──────────────────────────────
【0119】 〔第1A−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── CH2 OCH2 CF3 Ga CH2 CH2 OCH2 CF3 Ga CH2 OCH2 CH2 F Ga CH2 OCH2 CH2 Cl Ga CH2 CH2 OCH2 CH2 F Ga CH2 CH2 OCH2 CH2 Cl Ga CH2 OCH2 CH=CHCl Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CHCl Gb CH2 OCH2 CH=CHBr Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CHBr Gb CH2 OCH2 CH=CF2 Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CF2 Gb CH2 OCH2 CH=CHCF3 Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CHCF3 Gb CH2 OCH2 C≡CI Gb CH2 CH2 OCH2 C≡CI Gb CH2 OCH2 C≡CCF3 Gb CH2 CH2 OCH2 C≡CCF3 Gb CH2 SMe Ga CH2 SEt Ga CH2 SPr−n Gb CH2 CH2 SMe Ga CH2 CH2 SEt Ga ──────────────────────────────
【0120】 〔第1A−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── CH2 CH2 SPr−n Gb CH2 SOMe Gb CH2 SOEt Gb CH2 CH2 SOMe Gb CH2 CH2 SOEt Gb CH2 SO2 Me Ga CH2 SO2 Et Ga CH2 SO2 Pr−n Gb CH2 CH2 SO2 Me Ga CH2 CH2 SO2 Et Ga CH2 CH2 SO2 Pr−n Gb CH2 CH2 F Ga CH2 CHF2 Ga CH2 CF3 Ga CH2 CH2 Cl Ga CH2 CH2 Br Ga CH2 CH2 CF3 Ga CH2 CF2 CF3 Ga CH2 CH=CHCl Ga CH2 CH=CHBr Gb CH2 CH=CF2 Gb CH2 CH=CHCF3 Gb CH2 C≡CI Gb ──────────────────────────────
【0121】 〔第1A−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── CH2 C≡CCF3 Gb CH2 CO2 Me Gb CH2 CO2 Et Gb CH2 CO2 Pr−n Gb CHMeCO2 Me Gb CHMeCO2 Et Gb CH2 CH2 CO2 Me Ga CH2 CH2 CO2 Et Ga CH2 CH2 CH2 CO2 Me Gb CH2 CH=CHCO2 Me Ga CH2 CH=CHCO2 Et Ga CHMeCH=CHCO2 Me Ga CHMeCH=CHCO2 Et Ga CH2 C≡CCO2 Me Ga CH2 C≡CCO2 Et Ga CH2 COMe Ga CH2 COEt Ga CH2 COPr−n Gb CH2 CH2 COMe Ga CH2 CH2 COEt Ga CH2 COCF3 Ga CH2 CH2 COCF3 Ga CH2 COCH2 CF3 Gb ──────────────────────────────
【0122】 〔第1A−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── CH2 COCH2 F Gb CH2 CH=CHCOMe Ga CH2 CH=CHCOEt Ga CHMeCH=CHCOMe Ga CHMeCH=CHCOEt Ga CH2 C≡CCOMe Ga CH2 C≡CCOEt Ga CH2 Ph Gb CH2 CH2 Ph Gb CH2 CH2 CH2 Ph Gb CHMePh Gb CH2 CH=CHPh Ga CHMeCH=CHPh Ga CH2 C≡CPh Ga CHMeC≡CPh Ga CH2 CH2 CH2 F Ga CH2 CH2 CH2 Cl Ga CH2 C(Cl)=CH2 Ga CH2 C(Br)=CH2 Ga ──────────────────────────────
【0123】
【表2】〔第1B−1表〕
【0124】
【化47】
【0125】
【化48】
【0126】
【化49】
【0127】
【化50】
【0128】
【化51】
【0129】 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── Me Ga Et Ga Pr−n Ga Pr−iso Ga Bu−n Ga Bu−iso Gb Pen−n Gb Hex−n Gb CH2 CH=CH2 Ga CH2 CH=CHMe Ga CH2 C≡CH Ga CH2 C≡CMe Ga CH2 OMe Ga CH2 OEt Ga CH2 CH2 OMe Ga CH2 CH2 OEt Ga CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 OCH2 CF3 Ga CH2 CH2 OCH2 CF3 Ga CH2 SMe Ga CH2 SEt Ga CH2 CH2 SMe Ga ──────────────────────────────
【0130】 〔第1B−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── CH2 CH2 SEt Ga CH2 SO2 Me Ga CH2 SO2 Et Ga CH2 CH2 SO2 Me Ga CH2 CH2 SO2 Et Ga CH2 CH2 F Ga CH2 CF3 Ga CH2 CO2 Me Gb CH2 CO2 Et Gb CHMeCO2 Me Gb CHMeCO2 Et Gb CH2 CH2 CO2 Me Ga CH2 CH2 CO2 Et Ga CH2 CH=CHCO2 Me Ga CH2 CH=CHCO2 Et Ga CHMeCH=CHCO2 Me Ga CH2 COMe Ga CH2 COEt Ga CH2 COPr−n Gb CH2 COCF3 Ga CH2 CH=CHCOMe Ga CHMeCH=CHCOMe Ga CH2 Ph Gb ──────────────────────────────
【0131】 〔第1B−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── CH2 CH2 Ph Gb CH2 CH2 CH2 Ph Gb CHMePh Gb CH2 CH=CHPh Gb CHMeCH=CHPh Gb CH2 CH2 CH2 F Ga CH2 CH2 CH2 Cl Ga ──────────────────────────────
【0132】
【表3】〔第1C−1表〕
【0133】
【化52】
【0134】
【化53】
【0135】
【化54】
【0136】
【化55】
【0137】
【化56】
【0138】
【化57】
【0139】
【化58】
【0140】
【化59】
【0141】
【化60】
【0142】 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── Me Ga Et Ga Pr−n Ga Pr−iso Gb Bu−n Ga Bu−iso Ga Pen−n Gb CH2 CH=CH2 Ga CH2 CH=CHMe Ga CH2 C≡CH Ga CH2 C≡CMe Ga CH2 CH2 OMe Ga CH2 OMe Ga CH2 CH2 SMe Ga CH2 SMe Ga CH2 SO2 Me Ga CH2 CH2 SO2 Me Ga CH2 CF3 Ga CH2 COMe Ga CH2 COEt Ga CH2 CH=CHCOMe Ga CH2 CH2 CH2 F Ga CH2 CH2 CH2 Cl Ga ──────────────────────────────
【0143】
【表4】〔第1A−2表〕
【0144】
【化61】
【0145】 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── Me Ga Et Ga Pr−n Ga Pr−iso Ga Bu−n Ga Bu−iso Ga Bu−sec Gb Bu−tert Gb Pen−n Ga Hex−n Gb Hep−n Gb CH2 CH=CH2 Ga CH2 CH=CHMe Ga CH2 CH=CHEt Ga CH2 CH=CMe2 Gb CH2 CMe=CH2 Gb CH2 CMeCH=CHMe Gc CH2 CH2 CH=CH2 Gb CH2 CH2 CH=CHMe Gb CH2 C≡CH Ga CH2 C≡CMe Ga CH2 C≡CEt Ga CH2 CH2 C≡CH Gb CH2 CH2 C≡CMe Gb CHMeC≡CH Gb ──────────────────────────────
【0146】 〔第1A−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── CHMeC≡CMe Gc CH2 OMe Ga CH2 OEt Ga CH2 OPr−n Gb CH2 CH2 OMe Ga CH2 CH2 OEt Ga CH2 CH2 OPr−n Gb CH2 CHMeOMe Gb CH2 CH2 CH2 OMe Ga CH2 CH2 CH2 OEt Ga CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 OCH2 CH=CHMe Ga CH2 CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 CH2 OCH2 CH=CHMe Ga CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 OCH2 C≡CMe Ga CH2 CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 CH2 OCH2 C≡CMe Ga CH2 OCHF2 Ga CH2 OCF3 Ga CH2 CH2 OCHF2 Ga CH2 CH2 OCF3 Ga CH2 OCH2 CF3 Ga ──────────────────────────────
【0147】 〔第1A−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── CH2 CH2 OCH2 CF3 Ga CH2 OCH2 CH2 F Ga CH2 OCH2 CH2 Cl Ga CH2 CH2 OCH2 CH2 F Ga CH2 CH2 OCH2 CH2 Cl Ga CH2 OCH2 CH=CHCl Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CHCl Gb CH2 OCH2 CH=CHBr Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CHBr Gb CH2 OCH2 CH=CF2 Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CF2 Gb CH2 OCH2 CH=CHCF3 Gb CH2 CH2 OCH2 CH=CHCF3 Gb CH2 OCH2 C≡CI Gb CH2 CH2 OCH2 C≡CI Gb CH2 OCH2 C≡CCF3 Gb CH2 CH2 OCH2 C≡CCF3 Gb CH2 SMe Ga CH2 SEt Ga CH2 SPr−n Gb CH2 CH2 SMe Ga CH2 CH2 SEt Ga CH2 CH2 SPr−n Gb ──────────────────────────────
【0148】 〔第1A−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── CH2 SOMe Gb CH2 SOEt Gb CH2 CH2 SOMe Gb CH2 CH2 SOEt Gb CH2 SO2 Me Ga CH2 SO2 Et Ga CH2 SO2 Pr−n Gb CH2 CH2 SO2 Me Ga CH2 CH2 SO2 Et Ga CH2 CH2 SO2 Pr−n Gb CH2 CH2 F Ga CH2 CHF2 Ga CH2 CF3 Ga CH2 CH2 Cl Ga CH2 CH2 Br Ga CH2 CH2 CF3 Ga CH2 CF2 CF3 Ga CH2 CH=CHCl Ga CH2 CH=CHBr Gb CH2 CH=CF2 Gb CH2 CH=CHCF3 Gb CH2 C≡CI Gb CH2 C≡CCF3 Gb ──────────────────────────────
【0149】 〔第1A−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── CH2 CO2 Me Gb CH2 CO2 Et Gb CH2 CO2 Pr−n Gb CHMeCO2 Me Gb CHMeCO2 Et Gb CH2 CH2 CO2 Me Ga CH2 CH2 CO2 Et Ga CH2 CH2 CH2 CO2 Me Gb CH2 CH=CHCO2 Me Ga CH2 CH=CHCO2 Et Ga CHMeCH=CHCO2 Me Ga CHMeCH=CHCO2 Et Ga CH2 C≡CCO2 Me Ga CH2 C≡CCO2 Et Ga CH2 COMe Ga CH2 COEt Ga CH2 COPr−n Gb CH2 CH2 COMe Ga CH2 CH2 COEt Ga CH2 COCF3 Ga CH2 CH2 COCF3 Ga CH2 COCH2 CF3 Gb CH2 COCH2 F Gb ──────────────────────────────
【0150】 〔第1A−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── CH2 CH=CHCOMe Ga CH2 CH=CHCOEt Ga CHMeCH=CHCOMe Ga CHMeCH=CHCOEt Ga CH2 C≡CCOMe Ga CH2 C≡CCOEt Ga CH2 Ph Gb CH2 CH2 Ph Gb CH2 CH2 CH2 Ph Gb CHMePh Gb CH2 CH2 CH2 F Ga CH2 CH2 CH2 Cl Ga CH2 C(Cl)=CH2 Ga Ph Ga CH2 C(Cl)=CHCl Ga CH2 CHFCl Ga ──────────────────────────────
【0151】
【表5】〔第1B−2表〕
【0152】
【化62】
【0153】 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── Me Ga Et Ga Pr−n Ga Pr−iso Ga Bu−n Ga Bu−iso Gb Pen−n Gb Hex−n Gb CH2 CH=CH2 Ga CH2 CH=CHMe Ga CH2 C≡CH Ga CH2 C≡CMe Ga CH2 OMe Ga CH2 OEt Ga CH2 CH2 OMe Ga CH2 CH2 OEt Ga CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 CH2 OCH2 CH=CH2 Ga CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 CH2 OCH2 C≡CH Ga CH2 OCH2 CF3 Ga CH2 CH2 OCH2 CF3 Ga CH2 SMe Ga CH2 SEt Ga CH2 CH2 SMe Ga ──────────────────────────────
【0154】 〔第1B−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── CH2 CH2 SEt Ga CH2 SO2 Me Ga CH2 SO2 Et Ga CH2 CH2 SO2 Me Ga CH2 CH2 SO2 Et Ga CH2 CH2 F Ga CH2 CF3 Ga CH2 CO2 Me Gb CH2 CO2 Et Gb CHMeCO2 Me Gb CHMeCO2 Et Gb CH2 CH2 CO2 Me Ga CH2 CH2 CO2 Et Ga CH2 CH=CHCO2 Me Ga CH2 CH=CHCO2 Et Ga CHMeCH=CHCO2 Me Ga CH2 COMe Ga CH2 COEt Ga CH2 COPr−n Gb CH2 COCF3 Ga CH2 CH=CHCOMe Ga CHMeCH=CHCOMe Ga CH2 Ph Gb ──────────────────────────────
【0155】 〔第1B−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── CH2 CH2 Ph Gb CH2 CH2 CH2 Ph Gb CHMePh Gb Ph Ga CH2 CH=CHCl Ga ──────────────────────────────
【0156】
【表6】〔第1C−2表〕
【0157】
【化63】
【0158】
【化64】
【0159】
【化65】
【0160】
【化66】
【0161】 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── Me Ga Et Ga Pr−n Ga Pro−iso Gb Bu−n Ga Bu−iso Ga Pen−n Gb CH2 CH=CH2 Ga CH2 CH=CHMe Ga CH2 C≡CH Ga CH2 C≡CMe Ga CH2 CH2 OMe Ga CH2 OMe Ga CH2 CH2 SMe Ga CH2 SMe Ga CH2 SO2 Me Ga CH2 CH2 SO2 Me Ga CH2 CF3 Ga CH2 COMe Ga CH2 COEt Ga CH2 CH=CHCOMe Ga Ph Ga CH2 CH=CHCl Ga ──────────────────────────────
【0162】
【表7】〔第2−1表〕
【0163】
【化67】
【0164】
【化68】
【0165】
【化69】
【0166】 ────────────────────────────── R1 L Gn ────────────────────────────── Me Me Ga Me Et Gb Et Me Ga Et Et Gb Pr−n Me Ga Pr−n Et Gb Pr−n CH2 CH=CH2 Gb Pr−n CH2 C≡CH Gb Bu−n Me Ga Bu−n Et Gb Bu−n CH2 CH=CH2 Gb Bu−n CH2 C≡CH Gb Pen−n Me Gb CH2 CH=CH2 Me Ga CH2 CH=CH2 Et Gb CH2 CH=CH2 CH2 CH=CH2 Gb CH2 CH=CH2 CH2 C≡CH Gb CH2 C≡CH Me Gb CH2 C≡CH Et Gb CH2 C≡CH CH2 CH=CH2 Gb CH2 C≡CH CH2 C≡CH Gb CH2 CH2 OMe Me Gb CH2 CH2 SMe Me Gb CH2 SO2 Me Me Gb ──────────────────────────────
【0167】 〔第2−1表 続き〕 ────────────────────────────── R1 L Gn ────────────────────────────── CH2 CF3 Me Gb CH2 CF3 Et Gb CH2 CF3 CH2 CH=CH2 Gb CH2 CF3 CH2 C≡CH Gb CH2 COMe Me Gb CH2 COMe Et Gb CH2 COMe CH2 CH=CH2 Gb CH2 COMe CH2 C≡CH Gb ──────────────────────────────
【0168】
【表8】〔第2−2表〕
【0169】
【化70】
【0170】 ────────────────────────────── R6 L Gn ────────────────────────────── Me Me Ga Me Et Gb Me CH2 CH=CH2 Gb Me CH2 C≡CH Gb Et Me Ga Et Et Gb Et CH2 CH=CH2 Gb Et CH2 C≡CH Gb Pr−n Me Ga Pr−n Et Gb Bu−n Me Ga Bu−n Et Gb Pen−n Me Gb CH2 CH=CH2 Me Ga CH2 CH=CH2 Et Gb CH2 CH=CH2 CH2 CH=CH2 Gb CH2 CH=CH2 CH2 C≡CH Gb CH2 C≡CH Me Gb CH2 C≡CH Et Gb CH2 C≡CH CH2 CH=CH2 Gb CH2 C≡CH CH2 C≡CH Gb CH2 CH2 OMe Me Gb CH2 CH2 SMe Me Gb CH2 SO2 Me Me Gb ──────────────────────────────
【0171】 〔第2−2表 続き〕 ────────────────────────────── R6 L Gn ────────────────────────────── CH2 CF3 Me Gb CH2 CF3 Et Gb CH2 CF3 CH2 CH=CH2 Gb CH2 CF3 CH2 C≡CH Gb CH2 COMe Me Gb CH2 COMe Et Gb CH2 COMe CH2 CH=CH2 Gb CH2 COMe CH2 C≡CH Gb Ph Me Gb ──────────────────────────────
【0172】
【表9】〔第3−1表〕
【0173】
【化71】
【0174】 ────────────────────────────── R1 Gn ────────────────────────────── Me Gc Et Gc Pr−n Gc Pr−iso Gc Bu−n Gc Bu−iso Gc Pen−n Gc CH2 CH=CH2 Gc CH2 CH=CHMe Gc CH2 C≡CH Gc CH2 C≡CMe Gc CH2 CH2 OMe Gc CH2 OMe Gc CH2 CH2 SMe Gc CH2 SMe Gc CH2 SO2 Me Gc CH2 CH2 SO2 Me Gc CH2 CF3 Gc CH2 COMe Gc CH2 COEt Gc CH2 CH=CHCOMe Gc ──────────────────────────────
【0175】
【表10】〔第3−2表〕
【0176】
【化72】
【0177】 ────────────────────────────── R6 Gn ────────────────────────────── Me Gc Et Gc Pr−n Gc Pr−iso Gc Bu−n Gc Bu−iso Gc Pen−n Gc CH2 CH=CH2 Gc CH2 CH=CHMe Gc CH2 C≡CH Gc CH2 C≡CMe Gc CH2 CH2 OMe Gc CH2 OMe Gc CH2 CH2 SMe Gc CH2 SMe Gc CH2 SO2 Me Gc CH2 CH2 SO2 Me Gc CH2 CF3 Gc CH2 COMe Gc CH2 COEt Gc CH2 CH=CHCOMe Gc Ph Gc ──────────────────────────────
【0178】本発明化合物の施用薬量は適用場面、施用
時期、施用方法、対象雑草、栽培作物等により差異はあ
るが、一般には有効成分量としてヘクタール(ha) 当た
り0.0001〜10kg程度、好ましくは0.005〜
5kg程度が適当である。また、本発明化合物は必要に応
じて製剤または散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺
菌剤、植物生長調節剤、共力剤、セーフナーなどと混合
施用しても良い。特に、他の除草剤と混合施用すること
により、施用薬量の減少による低コスト化、混合薬剤の
相乗作用による殺草スペクトラムの拡大や、より高い殺
草効果が期待できる。この際、同時に複数の公知除草剤
との組み合わせも可能である。本発明化合物と混合使用
する除草剤の種類としては、例えば、ファーム・ケミカ
ルズ・ハンドブック(Farm Chemicals
Handbook)1990年版に記載されている化合
物などがある。
【0179】本発明化合物を除草剤として施用するにあ
たっては、一般には適当な担体、例えばクレー、タル
ク、ベントナイト、珪藻土、ホワイトカーボン等の固体
担体あるいは水、アルコール類(イソプロパノール、ブ
タノール、ベンジルアルコール、フルフリルアルコール
等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、エ
ーテル類(アニソール等)、ケトン類(シクロヘキサノ
ン、イソホロン等)、エステル類(酢酸ブチル等)、酸
アミド類(N−メチルピロリドン等)またはハロゲン化
炭化水素類(クロルベンゼン等)などの液体担体と混用
して適用することができ、所望により界面活性剤、乳化
剤、分散剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、固
結防止剤、安定剤などを添加し、液剤、乳剤、水和剤、
ドライフロアブル剤、フロアブル剤、粉剤、粒剤等任意
の剤型にて実用に供することができる。
【0180】次に具体的に本発明化合物を用いる場合の
製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、これらの
みに限定されるものではない。なお、以下の配合例にお
いて「部」は重量部を意味する。 〔水和剤〕 本発明化合物───────── 5〜80部 固体担体 ─────────10〜85部 界面活性剤 ───────── 1〜10部 その他 ───────── 1〜5部 その他として、例えば固結防止剤などがあげれらる。
【0181】〔乳 剤〕 本発明化合物───────── 1〜30部 液体担体 ─────────30〜95部 界面活性剤 ───────── 5〜15部 〔フロアブル剤〕 本発明化合物───────── 5〜70部 液体担体 ─────────15〜65部 界面活性剤 ───────── 5〜12部 その他 ───────── 5〜30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等があげられ
る。
【0182】〔粒状水和剤(ドライフロアブル剤)〕 本発明化合物─────────20〜90部 固体担体 ─────────10〜60部 界面活性剤 ───────── 1〜20部 〔粒 剤〕 本発明化合物─────────0.1〜10部 固体担体 ─────────90〜99.9部 その他 ───────── 1〜 5部 〔配合例1〕水和剤 本発明化合物 No.1────────── 20部 ジークライトA ───────────76部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名) ソルポール5039─────────── 2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス(固結防止剤)────── 2部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0183】〔配合例2〕水和剤 本発明化合物 No.2───────────40部 ジークライトA ───────────54部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名) ソルポール5039────────────2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス(固結防止剤)───────4部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0184】〔配合例3〕乳 剤 本発明化合物 No.3─────────── 5部 キシレン ───────────75部 ジメチルホルムアミド──────────15部 ソルポール2680────────────5部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混
合物:東邦化学工業(株)商品名) 以上を均一に混合して乳剤とする。
【0185】〔配合例4〕フロアブル剤 本発明化合物 NO.4───────────25部 アグリゾールS−710─────────10部 (非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名) ルノックス1000C──────────0.5部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) 1%ロドポール水 ───────────20部 (増粘剤:ローン・プーラン社商品名) 水 ───────────44.5部
以上を均一に混合して、フロアブル剤とする。
【0186】〔配合例5〕フロアブル剤 本発明化合物 No.5───────────40部 アグリゾールS−710─────────10部 (非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名) ルノックス1000C──────────0.5部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) 1%ロドポール水 ───────────20部 (増粘剤:ローン・プーラン社商品名) 水 ───────────29.5部 以上を均一に混合して、フロアブル剤とする。
【0187】 〔配合例6〕粒状水和剤(ドライフロアブル剤) 本発明化合物 No.8───────────75部 イソバン No.1 ───────────10部 (アニオン性界面活性剤:クラレイソプレンケミカル
(株)商品名) バニレックスN ─────────── 5部 (アニオン性界面活性剤:山陽国策パルプ(株)商品
名) カープレックス#80──────────10部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合微粉砕してドライフロアブル剤とす
る。
【0188】〔配合例7〕粒 剤 本発明化合物 No.9─────────── 1部 ベントナイト ───────────55部 タルク ───────────44部 以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて攪拌混
合捏和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤にす
る。
【0189】使用に際しては上記水和剤、乳剤、フロア
ブル剤、粒状水和剤は水で50〜1000倍に希釈し
て、有効成分が1ヘクタール(ha) 当たり0.0001
〜10kgになるように散布する。本発明化合物は、畑地
用の除草剤として、土壌処理、土壌混和処理、茎葉処理
のいずれの処理方法においても使用できる。本発明化合
物の対象とする畑地雑草(Cropland weeds)としては、
例えば、イヌホウズキ(Solanum nigrum)、チョウセン
アサガオ(Datura stramonium )等に代表されるナス科
(Solanaceae)雑草、イチビ(Abutilon theophrast
i)、アメリカキンゴジカ(Side spinosa)等に代表さ
れるアオイ科(Malvaceae )雑草、マルバアサガオ(Ip
omoea purpurea)等のアサガオ類(Ipomoea spps.) や
ヒルガオ類(Calystegia spps.) 等に代表されるヒルガ
オ科(Convolvulaceae)雑草、イヌビユ( Amaranthus l
ividus)、アオビユ(Amaranthus viridis)等に代表さ
れるヒユ科(Amaranthaceae)雑草、オナモミ(Xanthium
strumarium ) 、ブタクサ(Ambrosia artemisiaefoli
a)、ヒマワリ(Helianthus annuu) 、ハキダメギク( G
alinsoga ciliat )、セイヨウトゲアザミ( Cirsium arv
ense)、ノボロギク(Senecio vulgaris)、ヒメジョン
Erigeron annus)等に代表されるキク科(Composita
e) 雑草、イヌガラシ(Rorippa indica)、ノハラガラ
シ(Sinapis arvensis)、ナズナ( Capsella Bursapast
ris )等に代表されるアブラナ科(Cruciferae)雑草、
イヌタデ(Polygonum Blumei)、ソバカズラ(Polygonum
convolvulus )等に代表されるタデ科(Polygonaceae)
雑草、スベリヒユ(Portulaca oleracea)等に代表され
るスベリヒユ科(Portulacaceae )雑草、シロザ(Chen
opodium album )、コアカザ(Chenopodium ficifoliu
m)、ホウキギ(Kochia scoparia)等に代表されるア
カザ科(Chenopodiaceae)雑草、ハコベ(Stellaria me
dia )等に代表されるナデシコ科(Caryophyllaceae )
雑草、オオイヌノフグリ(Veronica persica)等に代表
されるゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)雑草、ツユ
クサ(Commelina communis)等に代表されるツユクサ科
(Commelinaceae )雑草、ホトケノザ(Lamium amplexi
caule )、ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum)等に
代表されるシソ科(Labiatae)雑草、コニシキソウ(Eu
phorbia supina)、オオニシキソウ(Euphorbia macula
ta) 等に代表されるトウダイグサ科(Euphorbiaceae)雑
草、トゲナシヤエムグラ(Galium spurium)、ヤエムグ
ラ(Galium aparine)、アカネ(Rubia akane ) 等に代
表されるアカネ科(Rubiaceae )雑草、スミレ(Viola
arvensis)等に代表されるスミレ科(Violaceae )雑
草、アメリカツノクサネム(Sesbania exaltata )、エ
ビスグサ(Cassia obtusifolia)等に代表されるマメ科
(Leguminosae )雑草等の広葉雑草(Broad-leaved wee
ds)、野生ソルガム(Sorgham bicolor)、オオクサキビ
Panicum dichotomiflorum )、ジョンソングラス(So
rghum halepense )、イヌビエ( Echinochloa crus-gal
li) 、メヒシバ(Digitaria adscendens)、カラスムギ
Avena fatua )、オヒシバ(Eleusine indica )、エ
ノコログサ(Setaria viridis )、スズメノテッポウ
Alopecurusaegualis )等に代表されるイネ科雑草(G
raminaceous weeds)、ハマスゲ(Cyperus rotundus, C
yperus esculentus)等に代表されるカヤツリグサ科雑
草(Cyperaceous weeds )等があげられる。
【0190】また、本発明化合物は水田用の除草剤とし
て、湛水下の土壌処理及び茎葉処理のいずれの処理方法
に於いても使用できる。水田雑草(Paddy weeds)とし
ては、例えば、ヘラオモダカ(Alisma canaliculatu
m)、オモダカ(Sagittaria trifolia )、ウリカワ(S
agittaria pygmaea)等に代表されるオモダカ科(Alism
ataceae)雑草、タマガヤツリ(Cyperus difformis)
ミズガヤツリ( Cyperus serotinus )、ホタルイ( Scir
pus juncoides )、クログワイ( Eleocharis kuroguwa
i)等に代表されるカヤツリグサ科(Cyperaceae)雑
草、アゼナ(Lindemia pyxidaria) に代表されるゴマノ
ハグサ科(Scrothulariaceae)雑草、コナギ(Monochor
ia vaginalis)等に代表されるミズアオイ科(Potender
iaceae)雑草、ヒルムシロ(Potamogeton distinctus
等に代表されるヒルムシロ科(Potamogetonaceae)雑
草、キカシグサ(Rotala indica )等に代表されるミソ
ハギ科(Lythraceae)雑草、タイヌビエ(Echinochloa
crus-galli)等に代表されるイネ科(Gramineae )雑草
等があげられる。
【0191】また、本発明化合物は畑地、水田、果樹園
などの農園芸分野以外に運動場、空地、線路端など非農
耕地における各種雑草の防除にも適用することができ
る。次に、本発明化合物の除草剤としての有用性を以下
の試験例において具体的に説明する。 〔試験例−1〕 土壌処理による除草効果試験 縦33cm、横33cm、深さ8cmのプラスチック製箱に殺
菌した洪積土壌を入れ、ノビエ、エノコログサ、カラス
ムギ、ブラックグラス、イチビ、オナモミ、アオビユ、
アサガオ、オオイヌノフグリ、ハコベを混播し、約1.
5cm覆土した後、有効成分量が所定の割合になるように
調整した本発明化合物を土壌表面へ均一に散布した。散
布の際の薬液は、前記配合例等に準じて適宜調整した水
和剤を水で希釈して小型スプレーで全面に散布した。薬
液散布後、4週間目に各種雑草に対する除草効果を下記
の判定基準に従い目視により調査した。結果を第4表に
示す。なお、表中の番号は実施例に記載した化合物番号
に対応し、記号は次の意味を示す。A:ノビエ、B:エ
ノコログサ、Cカラスムギ、:D:ブラックグラス、
E:イチビ、F:オナモミ、G:アオビユ、H:アサガ
オ、I:オオイヌノフグリ、J:ハコベ 判定基準 5…殺草率 90%以上(ほとんど完全枯死) 4…殺草率 70〜90% 3…殺草率 40〜70% 2…殺草率 20〜40% 1…殺草率 5〜20% 0…殺草率 5%以下(ほとんど効力なし) 〔試験例−2〕 茎葉処理による除草効果試験 縦33cm、横33cm、深さ8cmのプラスチック製箱に殺
菌した洪積土壌を入れ、ノビエ、エノコログサ、カラス
ムギ、ブラックグラス、イチビ、オナモミ、アオビユ、
アサガオ、オオイヌノフグリ、ハコベを混播し、約1.
5cm覆土した。25〜30°Cの温室に置いて植物を1
4日間育成し、有効成分量が所定の割合となるように調
整した本発明化合物を茎葉部へ均一に散布した。散布の
際の薬液は、前記配合例等に準じて適宜調整された水和
剤を水で希釈して小型スプレーで各種雑草の茎葉部の全
面に散布した。薬液散布4週間後に各種雑草に対する除
草効果を試験例−1の判定基準に従い目視により調査し
た。結果を第5表に示す。なお、表中の番号は実施例に
記載した化合物番号に対応し、記号は試験例−1と同様
である。
【0192】〔試験例−3〕 湛水条件における雑草発
生前処理による除草効果試験 1/5000アールのワグネルポット中に沖積土壌を入
れた後、水を入れて混和し、水深4cmの湛水条件とし
た。ノビエ、ホタルイ、コナギ、キカシグサの種子、ウ
リカワ、ミズガヤツリの塊茎をそれぞれ上記のポットに
混播し、ポットを25〜30℃の温室内に置いて植物を
育成し、播種後1日目に水面へ所定の割合になるよう
に、前記配合例等に準じて適宜調整した水和剤を水で希
釈して滴下処理した。処理後3週間目に各種雑草に対す
る除草効果を試験例−1の判定基準に従い目視により調
査した。結果を第6表に示す。尚、表中の番号は実施例
に記載した化合物番号に対応し、記号は次の意味を表
す。K:ノビエ、L:ホタルイ、M:コナギ、N:キカ
シグサO:ウリカワ、P:ミズガヤツリ 〔試験例−4〕 湛水条件における雑草発生後処理によ
る除草効果試験 1/5000アールのワグネルポット中に沖積土壌を入
れた後、水を入れて混和し、水深4cmの湛水条件とし
た。ノビエ、ホタルイ、コナギ、キカシグサの種子、ウ
リカワ、ミズガヤツリの塊茎をそれぞれ上記のポットに
混播し、ポットを25〜30℃の温室内に置いて植物を
育成し、播種後14日目に水面へ有効成分量が所定の割
合になるように、前記配合例等に準じて適宜調整した水
和剤を水で希釈して滴下処理した。処理後3週間目に各
種雑草に対する除草効果を試験例−1の判定基準に従い
目視により調査した。結果を第7表に示す。尚、表中の
番号は実施例に記載した化合物番号に対応し、記号は試
験例−3と同様である。
【0193】
【表11】 〔第4表〕 ──────────────────────────────── 化合物 薬量 A B C D E F G H I J No. (g/a) ──────────────────────────────── 1 6.3 5 5 3 4 3 1 5 0 5 5 3 6.3 5 4 0 3 1 1 5 1 5 5 4 6.3 5 5 0 3 0 0 5 1 3 5 5 6.3 5 5 0 4 0 1 5 1 3 5 6 6.3 5 5 0 3 0 1 5 0 5 5 7 6.3 5 4 2 4 0 0 5 2 1 3 9 6.3 5 5 0 2 0 0 5 0 5 5 10 6.3 4 2 3 3 0 0 5 2 − 5 13 6.3 5 3 2 4 0 0 5 0 5 2 14 6.3 2 3 0 3 0 0 5 0 0 5 16 6.3 5 4 0 0 0 3 5 0 3 3 18 6.3 4 4 0 − 3 0 5 0 3 5 19 6.3 5 4 2 0 3 0 5 0 5 5 20 6.3 3 3 0 − 0 0 5 1 3 3 ────────────────────────────────
【0194】
【表12】 〔第5表〕 ──────────────────────────────── 化合物 薬量 A B C D E F G H I J No. (g/a) ──────────────────────────────── 1 6.3 5 5 4 5 3 3 5 5 5 5 3 6.3 5 4 3 4 3 5 5 4 5 5 4 6.3 5 5 2 5 4 4 5 4 0 5 5 6.3 5 5 3 5 4 5 5 4 0 5 6 6.3 5 5 3 5 4 5 5 3 0 5 7 6.3 5 5 4 5 5 5 5 4 5 5 9 6.3 4 5 3 5 4 5 5 4 3 5 10 6.3 5 5 4 5 5 5 5 5 5 5 13 6.3 5 4 2 3 1 4 5 3 5 5 14 6.3 5 4 2 3 5 5 5 1 0 5 16 6.3 3 2 2 2 3 4 2 1 4 5 18 6.3 3 3 3 3 3 4 4 2 3 5 19 6.3 5 5 5 5 5 5 2 4 3 5 20 6.3 4 4 3 3 3 5 1 2 4 5 ────────────────────────────────
【0195】
【表13】
【0196】
【表14】
フロントページの続き (72)発明者 仁木 俊夫 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 濱田 敏正 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 楠岡 義之 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 縄巻 勤 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 渡辺 重臣 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 伊藤 洋一 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 須藤 和久 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 中平 国光 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 〔式中、Qは 【化2】 (但し、Qa及びQbにおいて、Qの環内の窒素原子は
    水素原子以外の任意の置換基によって置換されており、
    Qの環内の炭素原子は任意の置換基によって置換されて
    いてもよい。)を表し、Xは酸素原子またはイオウ原子
    を表し、 Lは水素原子、C1-6 アルキル基、C2-6 アルケニル基
    またはC2-6 アルキニル基を表し、Gは 【化3】 を表し、AはCH基または窒素原子を表し、BはC1-4
    アルキル基、C1-4 アルコキシ基を表し、DはC1-4
    ルコキシ基によって置換されたC1-4 アルキル基、C
    2-5 アルケニルオキシ基によって置換されたC1-4 アル
    キル基、C2-5 アルキニルオキシ基によって置換された
    1-4 アルキル基、C1-4 アルコキシ基によって置換さ
    れたC1-4 アルコキシ基、C2-5 アルケニル基、C2-5
    アルキニル基、C2-5 アルケニルオキシ基またはC2-5
    アルキニルオキシ基、C3-6 シクロアルキル基、C1-4
    アルキルチオ基、C1-4 アルキルスルフィニル基、C
    1-4 アルキルスルホニル基、C1-4 アルキルチオ基によ
    って置換されたC1-4 アルキル基、C1-4 アルキルスル
    フィニル基によって置換されたC1-4 アルキル基、C
    1-4アルキルスルホニル基によって置換されたC1-4
    ルキル基を表す。〕で表されるイミノスルホニルウレア
    誘導体またはその塩類。
  2. 【請求項2】 式(I): 【化4】 〔式中、Qは 【化5】 を表し、 R1 はC1-8 アルキル基、C2-8 アルケニル基、C2-8
    アルキニル基、C1-6アルコキシ基によって置換された
    1-6 アルキル基、C2-6 アルケニルオキシ基によって
    置換されたC1-6 アルキル基、C2-6 アルキニルオキシ
    によって置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いは
    ポリハロゲノC1-6 アルコキシ基によって置換されたC
    1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2-6
    ルケニルオキシ基によって置換されたC1-6 アルキル
    基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC 2-6 アルキニルオキ
    シ基によって置換されたC1-6 アルキル基、C1-6 アル
    キルチオ基によって置換されたC1-6 アルキル基、C
    1-6 アルキルスルフィニル基によって置換されたC1-6
    アルキル基、C1-6 アルキルスルホニル基によって置換
    されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノ
    1-8 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2-8
    アルケニル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2- 8 アル
    キニル基、C2-7 アルコキシカルボニル基によって置換
    されたC1-6 アルキル基、C2-7 アルコキシカルボニル
    基によって置換されたC2-6 アルケニル基、C2-7 アル
    コキシカルボニル基によって置換されたC2-6 アルキニ
    ル基、C2- 7 アルキルカルボニル基によって置換された
    1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2-7
    アルキルカルボニル基によって置換されたC1-6 アルキ
    ル基、C2-7 アルキルカルボニル基によって置換された
    2-6 アルケニル基、C2-7アルキルカルボニル基によ
    って置換されたC2-6 アルキニル基、フェニル基(但
    し、フェニル基は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
    基、ニトロ基、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基
    及びC2-7 アルコキシカルボニル基から選ばれる1また
    は2以上の置換基によって置換されていてもよい。)に
    よって置換されたC1-6 アルキル基、フェニル基(但
    し、フェニル基は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
    基、ニトロ基、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基
    及びC2-7 アルコキシカルボニル基から選ばれる1また
    は2以上の置換基によって置換されていてもよい。)に
    よって置換されたC2-7 アルケニル基、フェニル基(但
    し、フェニル基は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
    基、ニトロ基、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基
    及びC2-7 アルコキシカルボニル基から選ばれる1また
    は2以上の置換基によって置換されていてもよい。)に
    よって置換されたC2-6アルキニル基を表し、 R2 およびR3 は独立してそれぞれ水素原子、C1-6
    ルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC1-6 アルキル
    基、C1-6 アルコキシ基、モノ、ジ或いはポリハロゲノ
    1-6 アルコキシ基、C1-6 アルキルチオ基、C1-6
    ルキルスルフィニル基、C1-6 アルキルスルホニル基、
    2-7 アルコキシカルボニル基、C2-7アルキルカルボ
    ニル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基またはフェ
    ニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン原子、トリフル
    オロメチル基、ニトロ基、C1-6アルキル基、C1-6
    ルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボニル基から選ば
    れる1または2以上の置換基によって置換されていても
    よい。)を表し、 R4 およびR5 は独立してそれぞれ水素原子、C1-8
    ルキル基、またはフェニル基(但し、フェニル基は、ハ
    ロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、C1-6
    アルキル基、C1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコキシ
    カルボニル基から選ばれる1または2以上の置換基によ
    って置換されていてもよい。)を表し、 R6 はC1-8 アルキル基、C2-8 アルケニル基、C2-8
    アルキニル基、C1-6アルコキシ基によって置換された
    1-6 アルキル基、C2-6 アルケニルオキシ基によって
    置換されたC1-6 アルキル基、C2-6 アルキニルオキシ
    によって置換されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いは
    ポリハロゲノC1-6 アルコキシ基によって置換されたC
    1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2-6
    ルケニルオキシ基によって置換されたC1-6 アルキル
    基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC 2-6 アルキニルオキ
    シ基によって置換されたC1-6 アルキル基、C1-6 アル
    キルチオ基によって置換されたC1-6 アルキル基、C
    1-6 アルキルスルフィニル基によって置換されたC1-6
    アルキル基、C1-6 アルキルスルホニル基によって置換
    されたC1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノ
    1-8 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2-8
    アルケニル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2- 8 アル
    キニル基、C2-7 アルコキシカルボニル基によって置換
    されたC1-6 アルキル基、C2-7 アルコキシカルボニル
    基によって置換されたC2-6 アルケニル基、C2-7 アル
    コキシカルボニル基によって置換されたC2-6 アルキニ
    ル基、C2- 7 アルキルカルボニル基によって置換された
    1-6 アルキル基、モノ、ジ或いはポリハロゲノC2-7
    アルキルカルボニル基によって置換されたC1-6 アルキ
    ル基、C2-7 アルキルカルボニル基によって置換された
    2-6 アルケニル基、C2-7アルキルカルボニル基によ
    って置換されたC2-6 アルキニル基、フェニル基(但
    し、フェニル基は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
    基、ニトロ基、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基
    及びC2-7 アルコキシカルボニル基から選ばれる1また
    は2以上の置換基によって置換されていてもよい。)、
    フェニル基(但し、フェニル基は、ハロゲン原子、トリ
    フルオロメチル基、ニトロ基、C1-6 アルキル基、C
    1-6 アルコキシ基及びC2-7 アルコキシカルボニル基か
    ら選ばれる1または2以上の置換基によって置換されて
    いてもよい。)によって置換されたC 1-6 アルキル基を
    表し、 Xは酸素原子またはイオウ原子を表し、Lは水素原子、
    1-6 アルキル基、C 2-6 アルケニル基またはC2-6
    ルキニル基を表し、 Gは 【化6】 を表し、 AはCH基または窒素原子を表し、BはC1-4 アルキル
    基、C1-4 アルコキシ基を表し、DはC1-4 アルコキシ
    基によって置換されたC1-4 アルキル基、C2- 5 アルケ
    ニルオキシ基によって置換されたC1-4 アルキル基、C
    2-5 アルキニルオキシ基によって置換されたC1-4 アル
    キル基、C1-4 アルコキシ基によって置換されたC1-4
    アルコキシ基、C2-5 アルケニル基、C2-5 アルキニル
    基、C2- 5 アルケニルオキシ基またはC2-5 アルキニル
    オキシ基、C3-6 シクロアルキル基、C1-4 アルキルチ
    オ基、C1-4 アルキルスルフィニル基、C1-4 アルキル
    スルホニル基、C1-4 アルキルチオ基によって置換され
    たC1-4 アルキル基、C1- 4 アルキルスルフィニル基に
    よって置換されたC1-4 アルキル基、C1-4 アルキルス
    ルホニル基によって置換されたC1-4 アルキル基を表
    す。〕で表されるイミノスルホニルウレア誘導体または
    その塩類。
  3. 【請求項3】請求項1記載の化合物の1種または2種以
    上を有効成分として含有する除草剤。
  4. 【請求項4】請求項2記載の化合物の1種または2種以
    上を有効成分として含有する除草剤。
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