JPH08310642A - 薬剤の払出し方法およびその装置 - Google Patents
薬剤の払出し方法およびその装置Info
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- JPH08310642A JPH08310642A JP11974495A JP11974495A JPH08310642A JP H08310642 A JPH08310642 A JP H08310642A JP 11974495 A JP11974495 A JP 11974495A JP 11974495 A JP11974495 A JP 11974495A JP H08310642 A JPH08310642 A JP H08310642A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランダムに収納された円柱状の薬剤を長手方
向の向きを一定にして一本ずつ取り出せるようにした薬
剤払出し方法を提供する。 【構成】 一側に開口部2を有し、その開口部2に向け
て底板3を傾斜させた薬剤収納容器1内に円柱状の薬剤
をランダムに収納する。開口部2の側方に設けた複数の
突き上げ部材P1 乃至P4 をその傾斜上端面11が外側
に向けて上り階段を形成するよう配置する。上記突き上
げ部材P1 乃至P4 を薬剤収納容器1に近い突き上げ部
材P1 から順に昇降動させ、その突き上げ部材P1 に載
置された薬剤Aを隣接する突き上げ部材の上端面に受け
渡して薬剤を斜め上方に搬送し、最外側の突き上げ部材
P4 の上端面11からその側方に設けられた排出シュー
ト30上に排出する。
向の向きを一定にして一本ずつ取り出せるようにした薬
剤払出し方法を提供する。 【構成】 一側に開口部2を有し、その開口部2に向け
て底板3を傾斜させた薬剤収納容器1内に円柱状の薬剤
をランダムに収納する。開口部2の側方に設けた複数の
突き上げ部材P1 乃至P4 をその傾斜上端面11が外側
に向けて上り階段を形成するよう配置する。上記突き上
げ部材P1 乃至P4 を薬剤収納容器1に近い突き上げ部
材P1 から順に昇降動させ、その突き上げ部材P1 に載
置された薬剤Aを隣接する突き上げ部材の上端面に受け
渡して薬剤を斜め上方に搬送し、最外側の突き上げ部材
P4 の上端面11からその側方に設けられた排出シュー
ト30上に排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンプルや、バイア
ル、カプセルあるいは細長い錠剤等の細長い薬剤を1つ
ずつ取り出せるようにした薬剤払出し装置に関するもの
である。
ル、カプセルあるいは細長い錠剤等の細長い薬剤を1つ
ずつ取り出せるようにした薬剤払出し装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アンプルを保管し、必要に応じて必要数
のアンプルを1本ずつ取り出すようにしたアンプル払出
し装置は、実開平5−86873号公報、実公平6−1
4753号公報に記載されている。
のアンプルを1本ずつ取り出すようにしたアンプル払出
し装置は、実開平5−86873号公報、実公平6−1
4753号公報に記載されている。
【0003】ところで、上記公報に記載されたアンプル
払出し装置においては、カートリッジ内に整列されたア
ンプルを1つずつ取り出す構成であるため、アンプルが
無くなると、カートリッジにアンプルを補充する必要が
ある。
払出し装置においては、カートリッジ内に整列されたア
ンプルを1つずつ取り出す構成であるため、アンプルが
無くなると、カートリッジにアンプルを補充する必要が
ある。
【0004】このとき、アンプルはカートリッジに1本
毎注意深く整然と並べる必要があり、補充に非常に手間
がかかるという問題がある。
毎注意深く整然と並べる必要があり、補充に非常に手間
がかかるという問題がある。
【0005】実公平6−65329号公報には、傾斜状
に配置された上部筒体の下端に下部筒体を回転自在に接
続し、その下部筒体の内周にアングル材を取付け、下部
筒体の下端開口を閉じる底板に吐出口を形成し、上部筒
体から下部筒体内に滑り落下するアンプルを下部筒体と
共に回転するアングル材で抄い上げて周方向に搬送し、
そのアンプルを吐出口の位置において排出させるように
した注射剤払い出し装置が記載されている。
に配置された上部筒体の下端に下部筒体を回転自在に接
続し、その下部筒体の内周にアングル材を取付け、下部
筒体の下端開口を閉じる底板に吐出口を形成し、上部筒
体から下部筒体内に滑り落下するアンプルを下部筒体と
共に回転するアングル材で抄い上げて周方向に搬送し、
そのアンプルを吐出口の位置において排出させるように
した注射剤払い出し装置が記載されている。
【0006】上記注射払い出し装置においては、下部筒
体の内面に取付けたアングル材でアンプルを抄い上げて
吐出口から排出させるため、上部筒体内にアンプルがラ
ンダムに投入されても姿勢を一定として払い出すことが
でき、アンプルの補充が容易であるという特徴を有す
る。
体の内面に取付けたアングル材でアンプルを抄い上げて
吐出口から排出させるため、上部筒体内にアンプルがラ
ンダムに投入されても姿勢を一定として払い出すことが
でき、アンプルの補充が容易であるという特徴を有す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記注射剤
払い出し装置においては、下部筒体の回転時において、
アングル材で支持されたアンプルを吐出口から滑り落下
させるため、アンプルが吐出口を通過するとき、アンプ
ルの後端部は周方向に移動するアングル材で持ち上げら
れることになり、アンプルが吐出口の位置において狭ま
り、あるいは破損する危険がある。
払い出し装置においては、下部筒体の回転時において、
アングル材で支持されたアンプルを吐出口から滑り落下
させるため、アンプルが吐出口を通過するとき、アンプ
ルの後端部は周方向に移動するアングル材で持ち上げら
れることになり、アンプルが吐出口の位置において狭ま
り、あるいは破損する危険がある。
【0008】この発明の課題は、薬剤収納容器内にラン
ダムに収納されたアンプル等の円柱状の薬剤を破損させ
ることなく1つずつ確実に払い出すことができるように
した薬剤の払出し装置を提供することである。
ダムに収納されたアンプル等の円柱状の薬剤を破損させ
ることなく1つずつ確実に払い出すことができるように
した薬剤の払出し装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、方法の発明においては、一側に開口部を有し、そ
の開口部に向けて底板を下り勾配をもって傾斜させた薬
剤収納容器内に円柱状の薬剤をランダムに収納し、その
薬剤収納容器の上記開口部の側方に一つの薬剤を横向き
状態で支持可能な幅寸法の複数の突き上げ部材を、側面
が対向し、かつ傾斜状の上端面が外側の突き上げ部材に
向けて上り階段を形成するよう段差をもって配置し、そ
の複数の突き上げ部材を薬剤収納容器に近い突き上げ部
材から順に昇降動させ、薬剤収納容器から突き上げ部材
上に乗る薬剤を隣接する突き上げ部材の上端面間で受け
渡しを行なって斜め上方に搬送し、最外側の突き上げ部
材の上端面からその外側に設けたシュート上に転がり排
出させる構成を採用している。
めに、方法の発明においては、一側に開口部を有し、そ
の開口部に向けて底板を下り勾配をもって傾斜させた薬
剤収納容器内に円柱状の薬剤をランダムに収納し、その
薬剤収納容器の上記開口部の側方に一つの薬剤を横向き
状態で支持可能な幅寸法の複数の突き上げ部材を、側面
が対向し、かつ傾斜状の上端面が外側の突き上げ部材に
向けて上り階段を形成するよう段差をもって配置し、そ
の複数の突き上げ部材を薬剤収納容器に近い突き上げ部
材から順に昇降動させ、薬剤収納容器から突き上げ部材
上に乗る薬剤を隣接する突き上げ部材の上端面間で受け
渡しを行なって斜め上方に搬送し、最外側の突き上げ部
材の上端面からその外側に設けたシュート上に転がり排
出させる構成を採用している。
【0010】また、装置の発明においては、一側に開口
部を有し、その開口部に向けて底板を下り勾配をもって
傾斜させた薬剤収納容器と、上記開口部の側方に配置さ
れ、薬剤収納容器内にランダムに収納された円柱状の薬
剤を1つずつ斜め上方に搬送する薬剤搬送機構と、その
薬剤搬送機構から送り出される薬剤を受け取って目的地
に案内する排出シュートとから成り、前記薬剤搬送機構
が、一つの薬剤を横向き状態で支持可能な幅寸法の板体
から成る複数の突き上げ部材を有し、その突き上げ部材
を上端面が外側の突き上げ部材に向けて上り階段を形成
するよう段差をもって並列に配置し、各突き上げ部材の
上端面を外側の突き上げ部材に向けて下り勾配をもって
傾斜させ、上記複数の突き上げ部材を少なくとも上端面
の段差に相当する距離をストローク量として薬剤収納容
器側の突き上げ部材から順に昇降動させる昇降装置を設
けた構成を採用している。
部を有し、その開口部に向けて底板を下り勾配をもって
傾斜させた薬剤収納容器と、上記開口部の側方に配置さ
れ、薬剤収納容器内にランダムに収納された円柱状の薬
剤を1つずつ斜め上方に搬送する薬剤搬送機構と、その
薬剤搬送機構から送り出される薬剤を受け取って目的地
に案内する排出シュートとから成り、前記薬剤搬送機構
が、一つの薬剤を横向き状態で支持可能な幅寸法の板体
から成る複数の突き上げ部材を有し、その突き上げ部材
を上端面が外側の突き上げ部材に向けて上り階段を形成
するよう段差をもって並列に配置し、各突き上げ部材の
上端面を外側の突き上げ部材に向けて下り勾配をもって
傾斜させ、上記複数の突き上げ部材を少なくとも上端面
の段差に相当する距離をストローク量として薬剤収納容
器側の突き上げ部材から順に昇降動させる昇降装置を設
けた構成を採用している。
【0011】
【作用】上記のように構成したことにより、複数の突き
上げ部材を薬剤収納容器側の突き上げ部材から順に昇降
動させることにより、薬剤収納容器内の開口部に位置す
る薬剤は突き上げられて攪拌され、長手方向の向きが底
板の傾斜方向に対して直交する薬剤は突き上げ部材の上
端面で支持される。
上げ部材を薬剤収納容器側の突き上げ部材から順に昇降
動させることにより、薬剤収納容器内の開口部に位置す
る薬剤は突き上げられて攪拌され、長手方向の向きが底
板の傾斜方向に対して直交する薬剤は突き上げ部材の上
端面で支持される。
【0012】突き上げ部材で支持された薬剤は突き上げ
部材の上昇時に、その外側に位置する突き上げ部材の上
端面で受け渡しされて順次斜め外方に搬送され、最外側
の突き上げ部材の上端面から排出シュートに排出され
る。
部材の上昇時に、その外側に位置する突き上げ部材の上
端面で受け渡しされて順次斜め外方に搬送され、最外側
の突き上げ部材の上端面から排出シュートに排出され
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0014】図1乃至図3に示すように、多数の薬剤が
ランダムに収納される薬剤収納容器1は一側に開口部2
を有し、その開口部2に向けて底板3が下り勾配をもっ
て傾斜している。
ランダムに収納される薬剤収納容器1は一側に開口部2
を有し、その開口部2に向けて底板3が下り勾配をもっ
て傾斜している。
【0015】薬剤収納容器1の開口部一側には薬剤Aを
斜め上方に搬送する薬剤搬送機構10が設けられてい
る。
斜め上方に搬送する薬剤搬送機構10が設けられてい
る。
【0016】薬剤搬送機構10は側面を対向させて並列
に配置した板状の複数の突き上げ部材P1 乃至P4 から
成る。
に配置した板状の複数の突き上げ部材P1 乃至P4 から
成る。
【0017】突き上げ部材P1 乃至P4 は、薬剤Aの1
つを横向き状態で支持可能な幅寸法を有している。複数
の突き上げ部材P1 乃至P4 は、薬剤収納容器1から離
れる方向に向けて上端面11が上り階段を形成する配置
とされ、各突き上げ部材P1乃至P4 の上端面11が外
側に位置する突き上げ部材に向けて下り勾配をもって傾
斜する傾斜面とされている。
つを横向き状態で支持可能な幅寸法を有している。複数
の突き上げ部材P1 乃至P4 は、薬剤収納容器1から離
れる方向に向けて上端面11が上り階段を形成する配置
とされ、各突き上げ部材P1乃至P4 の上端面11が外
側に位置する突き上げ部材に向けて下り勾配をもって傾
斜する傾斜面とされている。
【0018】複数の突き上げ部材P1 乃至P4 は昇降装
置20によって薬剤収納容器1側の突き上げ部材P1 か
ら順に昇降動される。
置20によって薬剤収納容器1側の突き上げ部材P1 か
ら順に昇降動される。
【0019】昇降装置20は、カム軸21に突き上げ部
材P1 乃至P4 と同数のカム22を取付け、上記カム軸
21と共に回転するカム22によって突き上げ部材P1
乃至P4 を昇降動させるようにしている。
材P1 乃至P4 と同数のカム22を取付け、上記カム軸
21と共に回転するカム22によって突き上げ部材P1
乃至P4 を昇降動させるようにしている。
【0020】ここで、薬剤収納容器1に近い突き上げ部
材P1 が下限位置まで下降すると、その上端面11は底
板3の傾斜下部と略同レベルに保持されるようになって
いる。
材P1 が下限位置まで下降すると、その上端面11は底
板3の傾斜下部と略同レベルに保持されるようになって
いる。
【0021】なお、昇降装置20は上記構成のものに限
定されない。例えば、クランク機構によって突き上げ部
材P1 乃至P4 を順に昇降動させるようにしてもよい。
定されない。例えば、クランク機構によって突き上げ部
材P1 乃至P4 を順に昇降動させるようにしてもよい。
【0022】複数の突き上げ部材P1 乃至P4 の薬剤収
納容器1から最も離れた位置に設けられた最外側の突き
上げ部材P4 の一側方には排出シュート30が設けられ
ている。
納容器1から最も離れた位置に設けられた最外側の突き
上げ部材P4 の一側方には排出シュート30が設けられ
ている。
【0023】排出シュート30は先端に向けて下り勾配
をもって傾斜し、その後端は最外側の突き上げ部材P4
における上端面11の上限位置と一致する位置、又はそ
れより少し下方に配置されている。
をもって傾斜し、その後端は最外側の突き上げ部材P4
における上端面11の上限位置と一致する位置、又はそ
れより少し下方に配置されている。
【0024】いま、薬剤収納容器1の内部に多数の薬剤
Aをランダムに収納した状態において、薬剤搬送機構1
0の突き上げ部材P1 乃至P4 を薬剤収納容器1に近接
する内端側の突き上げ部材P1 から順に昇降動させる
と、各突き上げ部材P1 乃至P4 の上下動によって薬剤
搬送機構10の近くの薬剤Aが攪拌される。
Aをランダムに収納した状態において、薬剤搬送機構1
0の突き上げ部材P1 乃至P4 を薬剤収納容器1に近接
する内端側の突き上げ部材P1 から順に昇降動させる
と、各突き上げ部材P1 乃至P4 の上下動によって薬剤
搬送機構10の近くの薬剤Aが攪拌される。
【0025】ここで、薬剤Aが攪拌されると、薬剤A同
士衝突によって薬剤Aが破損するおそれがあるため、薬
剤収納容器1内にスポンジ等の柔軟な緩衝材4を収納し
て薬剤Aの損傷を防止するのがよい。
士衝突によって薬剤Aが破損するおそれがあるため、薬
剤収納容器1内にスポンジ等の柔軟な緩衝材4を収納し
て薬剤Aの損傷を防止するのがよい。
【0026】上記攪拌によって薬剤Aはその長手方向が
底板3の傾斜に対して直交する方向に整列され、突き上
げ部材P1 乃至P4 の上端面11で支持された薬剤A
は、図4(I)乃至(IV)で示すように、その突き上げ
部材P1 乃至P4 の上昇により上方に搬送され、突き上
げ部材P1 乃至P4 が上限位置に達したとき、上端面1
1の傾斜に沿って移動して上段側突き上げ部材P1 乃至
P4 の上端面11に乗り移り、複数の突き上げ部材P1
乃至P4 の上端面11で形成される上り階段を順次搬送
される。
底板3の傾斜に対して直交する方向に整列され、突き上
げ部材P1 乃至P4 の上端面11で支持された薬剤A
は、図4(I)乃至(IV)で示すように、その突き上げ
部材P1 乃至P4 の上昇により上方に搬送され、突き上
げ部材P1 乃至P4 が上限位置に達したとき、上端面1
1の傾斜に沿って移動して上段側突き上げ部材P1 乃至
P4 の上端面11に乗り移り、複数の突き上げ部材P1
乃至P4 の上端面11で形成される上り階段を順次搬送
される。
【0027】最外側の突き上げ部材P4 の上端面11上
に送り込まれた薬剤は、その突き上げ部材P4 の上限位
置までの上昇により排出シュート30上に送り込まれ、
その排出シュート30の傾斜に沿って移動してシュート
先端から排出される。
に送り込まれた薬剤は、その突き上げ部材P4 の上限位
置までの上昇により排出シュート30上に送り込まれ、
その排出シュート30の傾斜に沿って移動してシュート
先端から排出される。
【0028】排出シュート30には薬剤Aの通過を検出
するセンサPHが設けられ、そのセンサPHが予め設定
された数の薬剤Aの通過を検出すると、昇降装置20が
停止し、薬剤Aの払出しが停止する。
するセンサPHが設けられ、そのセンサPHが予め設定
された数の薬剤Aの通過を検出すると、昇降装置20が
停止し、薬剤Aの払出しが停止する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、複
数の突き上げ部材を薬剤収納容器に近い突き上げ部材か
ら外側の突き上げ部材に向けて順次昇降動させることに
より、突き上げ部材の上端面で1つの薬剤が横向きで支
持され、その薬剤が順次斜め上方に搬送されて排出シュ
ートから排出されるため、薬剤収納容器内にランダムに
収納された薬剤を長手方向の向きを一定として1つずつ
連続して払い出すことができる。
数の突き上げ部材を薬剤収納容器に近い突き上げ部材か
ら外側の突き上げ部材に向けて順次昇降動させることに
より、突き上げ部材の上端面で1つの薬剤が横向きで支
持され、その薬剤が順次斜め上方に搬送されて排出シュ
ートから排出されるため、薬剤収納容器内にランダムに
収納された薬剤を長手方向の向きを一定として1つずつ
連続して払い出すことができる。
【図1】この発明に係る薬剤払出し装置の一実施例を示
す縦断正面図
す縦断正面図
【図2】同上の平面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】薬剤の払出し動作を説明する図
1 薬剤収納容器 2 開口部 3 底板 P1 乃至P4 突き上げ部材 11 上端面 20 昇降装置 30 排出シュート
Claims (2)
- 【請求項1】 一側に開口部を有し、その開口部に向け
て底板を下り勾配をもって傾斜させた薬剤収納容器内に
円柱状の薬剤をランダムに収納し、その薬剤収納容器の
上記開口部の側方に一つの薬剤を横向き状態で支持可能
な幅寸法の複数の突き上げ部材を、側面が対向し、かつ
傾斜状の上端面が外側の突き上げ部材に向けて上り階段
を形成するよう段差をもって配置し、その複数の突き上
げ部材を薬剤収納容器に近い突き上げ部材から順に昇降
動させ、薬剤収納容器から突き上げ部材上に乗る薬剤を
隣接する突き上げ部材の上端面間で受け渡しを行なって
斜め上方に搬送し、最外側の突き上げ部材の上端面から
その外側に設けたシュート上に転がり排出させる薬剤の
払出し方法。 - 【請求項2】 一側に開口部を有し、その開口部に向け
て底板を下り勾配をもって傾斜させた薬剤収納容器と、
上記開口部の側方に配置され、薬剤収納容器内にランダ
ムに収納された円柱状の薬剤を1つずつ斜め上方に搬送
する薬剤搬送機構と、その薬剤搬送機構から送り出され
る薬剤を受け取って目的地に案内する排出シュートとか
ら成り、前記薬剤搬送機構が、一つの薬剤を横向き状態
で支持可能な幅寸法の板体から成る複数の突き上げ部材
を有し、その突き上げ部材を上端面が外側の突き上げ部
材に向けて上り階段を形成するよう段差をもって並列に
配置し、各突き上げ部材の上端面を外側の突き上げ部材
に向けて下り勾配をもって傾斜させ、上記複数の突き上
げ部材を少なくとも上端面の段差に相当する距離をスト
ローク量として薬剤収納容器側の突き上げ部材から順に
昇降動させる昇降装置を設けた薬剤の払出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11974495A JP3388940B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 薬剤の払出し方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11974495A JP3388940B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 薬剤の払出し方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310642A true JPH08310642A (ja) | 1996-11-26 |
JP3388940B2 JP3388940B2 (ja) | 2003-03-24 |
Family
ID=14769073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11974495A Expired - Fee Related JP3388940B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 薬剤の払出し方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3388940B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101321405B1 (ko) * | 2013-05-22 | 2013-10-23 | 정춘호 | 철근 자동 정렬 및 절단장치 |
CN105645085A (zh) * | 2014-11-11 | 2016-06-08 | 扬州市鑫丰自动化设备有限公司 | 一种自动整理塑料瓶的设备 |
CN108698767A (zh) * | 2016-03-07 | 2018-10-23 | 三菱电机株式会社 | 物品移送装置 |
CN116767804A (zh) * | 2023-07-25 | 2023-09-19 | 南京明盛制冷科技有限公司 | 一种制冷铜管加工的管件自动排序装置 |
CN117262761A (zh) * | 2023-11-23 | 2023-12-22 | 海通安恒科技股份有限公司 | 一种智能制造生产线用产品输送装置 |
WO2024133799A1 (fr) * | 2022-12-22 | 2024-06-27 | Seti-Tec | Dispositif de distribution de composants d'assemblage equipe d'au moins un extracteur de composants comprenant plusieurs parties mobiles entre elles. |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP11974495A patent/JP3388940B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101321405B1 (ko) * | 2013-05-22 | 2013-10-23 | 정춘호 | 철근 자동 정렬 및 절단장치 |
CN105645085A (zh) * | 2014-11-11 | 2016-06-08 | 扬州市鑫丰自动化设备有限公司 | 一种自动整理塑料瓶的设备 |
CN105645085B (zh) * | 2014-11-11 | 2017-10-03 | 扬州艾萨克自动化科技有限公司 | 一种自动整理塑料瓶的设备 |
CN108698767A (zh) * | 2016-03-07 | 2018-10-23 | 三菱电机株式会社 | 物品移送装置 |
WO2024133799A1 (fr) * | 2022-12-22 | 2024-06-27 | Seti-Tec | Dispositif de distribution de composants d'assemblage equipe d'au moins un extracteur de composants comprenant plusieurs parties mobiles entre elles. |
FR3144119A1 (fr) * | 2022-12-22 | 2024-06-28 | Seti-Tec | Dispositif de distribution de composants d’assemblage equipe d’au moins un extracteur de composants comprenant plusieurs parties mobiles entre elles. |
CN116767804A (zh) * | 2023-07-25 | 2023-09-19 | 南京明盛制冷科技有限公司 | 一种制冷铜管加工的管件自动排序装置 |
CN116767804B (zh) * | 2023-07-25 | 2024-01-16 | 南京明盛制冷科技有限公司 | 一种制冷铜管加工的管件自动排序装置 |
CN117262761A (zh) * | 2023-11-23 | 2023-12-22 | 海通安恒科技股份有限公司 | 一种智能制造生产线用产品输送装置 |
CN117262761B (zh) * | 2023-11-23 | 2024-02-20 | 海通安恒科技股份有限公司 | 一种智能制造生产线用产品输送装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3388940B2 (ja) | 2003-03-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |