JP3388927B2 - 薬剤の払出し装置 - Google Patents

薬剤の払出し装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンプルや、バイア
ル、カプセル、細長い錠剤あるいは丸薬等の薬剤を1つ
ずつ取り出せるようにした薬剤払出し装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アンプルを保管し、必要に応じて必要数
のアンプルを1本ずつ取り出すようにしたアンプル払出
し装置は、実開平5−86873号公報、実公平6−1
4753号公報に記載されている。
【0003】ところで、上記公報に記載されたアンプル
払出し装置においては、カートリッジ内に整列されたア
ンプルを1つずつ取り出す構成であるため、アンプルが
無くなると、カートリッジにアンプルを補充する必要が
ある。
【0004】このとき、アンプルはカートリッジに1本
毎注意深く整然と並べる必要があり、補充に非常に手間
がかかるという問題がある。
【0005】実平6−65329号公報には、傾斜状
に配置された上部筒体の下端に下部筒体を回転自在に接
続し、その下部筒体の内周にアングル材を取付け、下部
筒体の下端開口を閉じる底板に吐出口を形成し、上部筒
体から下部筒体内に滑り落下するアンプルを下部筒体と
共に回転するアングル材で抄い上げて周方向に搬送し、
そのアンプルを吐出口の位置において排出させるように
した注射剤払い出し装置が記載されている。
【0006】上記注射払い出し装置においては、下部筒
体の内面に取付けたアングル材でアンプルを抄い上げて
吐出口から排出させるため、上部筒体内にアンプルがラ
ンダムに投入されても姿勢を一定として払い出すことが
でき、アンプルの補充が容易であるという特徴を有す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記注射剤
払い出し装置においては、下部筒体の回転時において、
アングル材で支持されたアンプルを吐出口から滑り落下
させるため、アンプルが吐出口を通過するとき、アンプ
ルの後端部は周方向に移動するアングル材で持ち上げら
れることになり、アンプルが吐出口の位置において狭ま
り、あるいは破損する危険がある。
【0008】この発明の課題は、薬剤収納容器内にラン
ダムに収納されたアンプル等の細長い薬剤を破損させる
ことなく1つずつ確実に払い出すことができるようにし
た薬剤払出し装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、両端に端板を有するドラム
を軸心が傾斜する配置として回転自在に支持し、そのド
ラムの上側端板に薬剤がランダムに供給される供給口を
形成し、下側端板にシュート挿入孔を設け、上記ドラム
の内周にはドラム内に供給された薬剤を掻き上げて周方
向に搬送する複数の掻き上げ羽根を取付け、前記シュー
ト挿入孔には、上記掻き上げ羽根上からドラムの内方向
に転がり落下する薬剤の1つを支持する排出シュートを
挿入し、その排出シュートをドラムと同方向に傾斜させ
た構成を採用している。
【0010】また、第2の発明においては、胴体の両側
に一対の側板を設けた薬剤収納容器の一側に薬剤がラン
ダムに供給される供給口を形成し、他側にシュート挿入
孔を設け、上記薬剤収納容器の内部に上記胴体の内周に
沿って移動する多数の掻き上げ羽根を1つの薬剤が収納
可能な間隔をおいて移動自在に設け、上記シュート挿入
孔には掻き上げ羽根上から薬剤収納容器の内側に転がり
移動する薬剤を受け取って薬剤収納容器の外部に滑り落
下させる傾斜状の排出シュートを挿入した構成を採用し
ている。
【0011】
【作用】第1の発明においては、供給口からドラムの内
部に多数の薬剤をランダムに供給した状態でドラムを回
転し、ドラム内部の薬剤を掻き上げ羽根で掻き上げてド
ラム周方向に搬送し、その掻き上げ羽根が内端に向けて
下り勾配をもって傾斜するとき、その上部の薬剤を掻き
上げ羽根の傾斜に沿って移動させ、掻き上げ羽根の内端
から落下する薬剤を排出シュートで受けて外部に排出す
る。
【0012】また、第2の発明においては、供給口から
薬剤収納容器の内部に多数の薬剤をランダムに供給した
状態において、掻き上げ羽根を一方向に移動させ、掻き
上げ羽根間に侵入する薬剤を薬剤収納容器の内周に沿っ
て上方に搬送し、その掻き上げ羽根が内端に向けて下り
勾配をもって傾斜するとき、その傾斜に沿って薬剤を移
動させ、掻き上げ羽根から落下する薬剤を排出シュート
で受けて外部に排出する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】いま、例えばアンプルの払出しを例にとっ
て説明する。
【0015】図1および図2に示すように、架台1上に
はドラム2が設けられている。ドラム2は両端に端板2
a、2bを有し、外周の両端部には環状の突出部3が設
けられ、その突出部3が架台1上に設けた複数のローラ
4上によって回動自在に支持されている。
【0016】ここで、ドラム2として、図示のような円
筒形の他、長円形や楕円形等の形状を採ることができ
る。このドラム2は軸心が傾斜する配置とされている。
【0017】上記ドラム2の外周にはギヤ5が取付けら
れ、そのギヤ5にモータ6の回転軸に取付けられた駆動
ギヤ7が噛合し、上記モータ6の駆動によってドラム2
が一方向に回転される。
【0018】上記ドラム2の上部端板2aの中心部には
供給口8が設けられ、その供給口8にアンプル供給容器
9の出口が接続されている。アンプル供給容器9は前記
架台1で支持され、そのアンプル供給容器9内のアンプ
ルは自然落下により供給口8にランダムに供給される。
【0019】また、ドラム2の下部端板2bの中心部に
はシュート挿入孔10が形成されている。シュート挿入
孔10に挿通された排出シュート11はドラム2と同方
向に傾斜し、架台1上に設けた脚体12によって支持さ
れている。
【0020】排出シュート11のドラム2の内部に位置
する部分の長さは、一本のアンプルAのみが支持し得る
長さとされている。この排出シュート11の下端部には
アンプルAの通過を検出するセンサPHが取付けられて
いる。
【0021】ドラム2の内周面における上部は供給口8
から送り込まれるアンプルAの落下案内面13とされ、
その落下案内面13に続くドラム内周面の下部に複数の
掻き上げ羽根14が等間隔に取付けられている。
【0022】ここで、掻き上げ羽根14間に形成された
アンプル収納空間14aの大きさはアンプルAがドラム
2の軸方向に向く状態で一本のアンプルAが収納可能な
大きさとされている。
【0023】また、掻き上げ羽根14の内端間にはアン
プル収納空間14aに収納された一本のアンプルAが通
過可能な大きさの間隔が設けられている。
【0024】実施例で示すアンプル払出し装置は上記の
構造から成り、アンプルAの払出しに際しては、アンプ
ル供給容器9からドラム2の内部に多数のアンプルAを
供給し、ドラム2の内部に多数のアンプルAがランダム
に収納された状態においてドラム2を一方向に回転させ
る。
【0025】ドラム2の内部に供給されたアンプルA
は、落下案内面13の傾斜に沿って下方に滑り落下し、
その落下時にアンプルAは長手方向の向きがドラム2の
軸心と平行する状態に修正され、ドラム2の内周下部に
設けられた掻き上げ羽根14間に侵入する。
【0026】ここで、掻き上げ羽根14間の間隔は、一
方のアンプルAが収納可能な大きさであるため、掻き上
げ羽根14間に一本のアンプルAのみが侵入し、そのア
ンプルAはドラム2の回転により掻き上げ羽根14で掻
き上げられて周方向に搬送される。
【0027】アンプルAを支持する掻き上げ羽根14が
内端に向けて下り勾配を傾斜する位置までアンプルAが
周方向に搬送されると、そのアンプルAは掻き上げ羽根
14の傾斜に沿って転がり移動して排出シュート11上
に落下する。排出シュート11上のアンプルAは、その
排出シュート11の傾斜に沿って移動し、シュート先端
から排出される。
【0028】ドラム2が回転している間、排出シュート
11上にアンプルAが順次送り込まれてシュート先端か
ら次々と排出される。
【0029】排出シュート11に取付けられたセンサP
HはアンプルAの通過を検出し、予め設定されたアンプ
ルAが通過したことをセンサPHが検出すると、ドラム
駆動用のモータ6が停止し、払出し動作を終了する。
【0030】上記のようなアンプルAの払出しにおい
て、ドラム2の内部のアンプルAは、そのドラム2の回
転によって攪拌作用を受け、アンプルA同士の衝突によ
って破損するおそれがある。
【0031】そこで、図1に示すように、ドラム2の内
部にスポンジ等から成る緩衝材15を複数収納しておく
と、アンプルA同士の衝突を避けることができるため、
アンプルAの破損防止に効果を挙げることができる。
【0032】図1に示す実施例のように、ドラム2の内
周面上部に落下案内面13を設けておくと、その落下案
内面13に沿ってアンプルAが滑り落下するとき、アン
プルAは長手方向がドラム2の軸心と平行する状態に向
きが修正されるため、掻き上げ羽根14間にアンプルA
が侵入し易く、アンプルAの払い出しを円滑に行なわせ
ることができる。
【0033】図3および図4は、この発明の他の実施例
を示す。この実施例では、ドラム2の内周対向位置に掻
き上げ羽根14を取付け、その掻き上げ羽根14の長さ
をドラム2の軸方向の長さに略等しくしている。
【0034】また、ドラム2の内周に弾性体16を内張
りし、ドラム2の内周にアンプルAが衝突しても、アン
プルAが破損しないようにしている。この弾性体16は
先に述べた実施例のドラム2の内周に取付けてもよい。
【0035】さらに、排出シュート11の上端に柱状の
落下防止部11aを連設している。
【0036】他の構成は、図1に示す実施例のものと同
一であるため、同一部品に同一の符号を付して説明を省
略する。
【0037】上記実施例で示す薬剤払出し装置において
は、供給口8からドラム2の内部にアンプルAを供給す
ると、そのアンプルAは掻き上げ羽根14間に侵入し、
そのアンプルAは掻き上げ羽根14によって周方向に搬
送される。その搬送時に積み重ね状態のアンプルAに崩
れが生じ、アンプルAはその長手方向がドラム2の軸方
向に向く状態に姿勢が修正される。
【0038】掻き上げ羽根14が内端に向けて下り勾配
をもって傾斜する位置までアンプルAが搬送されると、
その掻き上げ羽根14で支持されている複数のアンプル
Aは掻き上げ羽根14の傾斜に沿って移動し、掻き上げ
羽根14の内端から排出シュート11上に落下し、一本
のアンプルAのみが、その排出シュート11で受けら
れ、残りのアンプルAはその排出シュート11あるいは
落下防止部11a上を通り越して対向位置の掻き上げ羽
根14上に転がり移動する。
【0039】排出シュート11上のアンプルAは、その
排出シュート11の傾斜に沿って滑り落ち、排出シュー
ト11の先端から排出される。
【0040】ドラム2内のアンプルAは、ドラム2が回
転している間、排出シュート11上に一本ずつ順次供給
され、排出シュート11上を滑り落下するアンプルはセ
ンサPHによって計数される。予め設定された数のアン
プルAをセンサPHが検出すると、ドラム駆動用のモー
タが停止して、アンプルの払出しを完了する。
【0041】上記実施例においても、ドラム12内に緩
衝材15が収納され、アンプル同士の衝突によってアン
プルAが破損するのを防止している。
【0042】図5および図6は、この発明のさらに他の
実施例を示す。図示のように、薬剤収納容器20は長円
形胴体21の両側に側板22a、22bを設けた構成と
されている。この薬剤収納容器20は胴体21の半円筒
部21a、21bが上下に位置する固定の配置とされて
いる。
【0043】薬剤収納容器20の内部には上下一対の回
転ホイール23a、23bが左右に設けられ、上下の回
転ホイール23a、23bにエンドレス部材24がかけ
渡されている。下部の回転ホイール23bは薬剤収納容
器20の下方に設けた駆動軸25によって回転される。
【0044】ここで、回転ホイール23a、23bとし
て、図示のようなスプロケットの他、プーリを採用する
ことができる。また、エンドレス部材24としてチェー
ン、ベルト、ワイヤ等を採用することができる。
【0045】左右のエンドレス部材24には胴体21の
内周に沿って移動する多数の掻き上げ羽根26が一本の
アンプルAを通過可能とする間隔をおいて設けられてい
る。また、掻き上げ羽根26は内端が外端より移動方向
の前側に位置するよう傾斜状の取付けとされている。
【0046】薬剤収納容器20内の下部に設けられた回
転ホイール23bの一方には供給口27が取付けられ、
その供給口27に薬剤供給容器28の下部出口28aが
挿入されている。
【0047】また、薬剤収納容器20内の上部に設けら
れた回転ホイール23aの他方にはシュート挿入孔29
が形成され、そのシュート挿入孔29に排出シュート3
0が挿入されている。
【0048】排出シュート30は先端に向けて下り勾配
をもって傾斜し、薬剤収納容器20内に位置する後端部
の一側に掻き上げ羽根26から落下するアンプルAを排
出シュート30に案内する案内板31が設けられてい
る。
【0049】排出シュート30の下端部にはアンプルA
の通過を形成するセンサPHが設けられている。
【0050】いま、薬剤供給容器28から薬剤収納容器
20の内部に多数のアンプルAをランダムに供給した状
態において、下部の回転ホイール23bの回転によりエ
ンドレス部材24を図5の矢印方向に移動させると掻き
上げ羽根26が胴部21の内周に沿って移動する。
【0051】上記掻き上げ羽根26の移動によって薬剤
収納容器20内に収納されたアンプルAは攪拌され、そ
の長手方向が掻き上げ羽根26の長手方向と一致するア
ンプルAは掻き上げ羽根26間に侵入する。
【0052】掻き上げ羽根26間のアンプルAは掻き上
げ羽根26の移動によって胴体21の内周に沿って上方
に搬送される。
【0053】掻き上げ羽根26は上部の回転ホイール2
3aの周囲を移動し始めるとき、姿勢が変化し、内端に
向けて下り勾配をもって傾斜すると、その上部のアンプ
ルAは掻き上げ羽根26の傾斜に沿って転がり、案内板
31から排出シュート30上に落下し、排出シュート3
0の傾斜に沿って移動して排出シュート30の先端から
排出される。
【0054】排出シュート30に設けたセンサPHはア
ンプルAの通過を検出し、予め設定されたアンプルAが
通過したことをセンサPHが形成すると、下部の回転ホ
イール23bが停止し、アンプルAの払出しが完了す
る。
【0055】上記のようなアンプルAの払出しにおい
て、薬剤収納容器20内のアンプルAは払い出し羽根2
6の移動によって攪拌作用を受け、アンプル同士の衝突
によってアンプルAが破損するおそれがあるため、薬剤
収納容器26の内部にスポンジ等の柔軟な材料から成る
緩衝材32を収納してアンプルAの破損を防止する。
【0056】上記実施例においても、長手方向の向きを
一定としてアンプルAを一本ずつ払い出すことができる
と共に、薬剤収納容器20の内部において掻き上げ羽根
26を一方向に移動させる構成であるため、図1に示す
実施例のものに比較して払出し装置の設置が容易であ
る。
【0057】図5および図6に示す実施例では薬剤収納
容器20の胴体21が長円形から成るものを採用したが
胴体21を楕円形としてもよく、あるいは円形としても
よい。
【0058】胴体21が円形の場合は、その胴体21の
内部両側に左右一対の回転ホイールを取付け、その回転
ホイールの外周に取付けたエンドレス部材間又は回転ホ
イールの外周部間に掻き上げ羽根を等間隔に取付け、一
方の回転ホイールに供給口を形成し、他方の回転ホイー
ルにシュート挿入孔を形成して排出シュートを挿入す
る。
【0059】なお、各実施例では、アンプルAの払出し
を例にとって説明したが、払い出される薬剤はアンプル
に限定されるものではない。例えば、バイアル、カプセ
ル、細長い錠剤あるいは丸薬であってもよい。
【0060】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので下
記に示す効果を奏する。
【0061】第1の発明においては、ドラム内にランダ
ムに供給された薬剤を破損させることなく長手方向の向
きを一定にして一本ずつ確実に払い出すことができる。
【0062】第2の発明においては、第1の発明と同
に、薬剤収納容器の内部にランダムに供給された薬剤を
破損させることなく長手方向の向きを一定にして一本ず
つ確実に払い出すことができる。
【0063】また、薬剤収納容器の内部において掻き上
げ羽根を移動させるようにしたので、内周に掻き上げ羽
根を取付けたドラムを回転させて薬剤を周方向に掻き上
げるようにしたものに比較して払出し装置の設置が容易
であり、薬剤収納容器として容量の大きいものを用いる
ことができる。
【0064】さらに、ドラムあるいは薬剤収納容器の内
部に緩衝物を収納したことにより、薬剤同士の衝突によ
る破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る薬剤払出し装置の一実施例を示
す縦断正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】この発明に係る薬剤払出し装置の他の実施例を
示す縦断正面図
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図
【図5】この発明に係る薬剤払出し装置のさらに他の実
施例の縦断正面図
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図
【符号の説明】
2 ドラム 2a、2b 端板 8 供給口 10 シュート挿入孔 11 排出シュート 13 落下案内面 14 掻き上げ羽根 15 緩衝材 20 薬剤収納容器 21 胴体 22a、22b 側板 23a、23b 回転ホイール 24 エンドレス部材 26 掻き上げ羽根 27 供給口 29 シュート挿入孔 30 排出シュート 32 緩衝材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/14 103

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端が閉じられたドラムを軸心が傾斜す
    る配置として回転自在に支持し、そのドラムの上側端に
    薬剤がランダムに供給される供給口を形成し、下側端に
    シュート挿入孔を設け、上記ドラムの内周にはドラム内
    に供給された薬剤を掻き上げて周方向に搬送する複数の
    掻き上げ羽根を取付け、前記シュート挿入孔には、上記
    掻き上げ羽根上からドラムの内方向に転がり落下する薬
    剤の1つを支持する排出シュートを挿入し、その排出シ
    ュートをドラムと同方向に傾斜させ、かつ、上記掻き上
    げ羽根の先端を排出シュートとの間から薬剤が通り抜け
    ない位置まで延ばした薬剤の払出し装置。
  2. 【請求項2】 前記ドラムの内部に柔軟な緩衝材を収納
    した請求項1に記載の薬剤の払出し装置。
  3. 【請求項3】 横向き胴体状の薬剤収納容器の一側に薬
    剤がランダムに供給される供給口を形成し、他側にシュ
    ート挿入孔を設け、上記薬剤収納容器の内部に上記胴体
    の内周に沿って移動する多数の掻き上げ羽根を1つの薬
    剤が収納可能な間隔をおいてチェーンなどの屈曲自在に
    走行するエンドレス部材を介して移動自在に設け、上記
    シュート挿入孔には掻き上げ羽根上から薬剤収納容器の
    内側に転がり移動する薬剤を受け取って薬剤収納容器の
    外部に滑り落下させる傾斜状の排出シュートを挿入し、
    かつ、上記掻き上げ羽根は、その薬剤掻き上げ面が胴体
    内周下端から上記シュート挿入孔までは薬剤が滑り落ち
    ない傾斜面となるように前記エンドレス部材に取り付け
    られている薬剤の払出し装置。
  4. 【請求項4】 前記エンドレス部材の屈曲走行路におい
    て、掻き上げ羽根間に薬剤を収納するとともに掻き上げ
    羽根間から薬剤を排出シュートに転がり移動させるよう
    にしたことを特徴とする請求項3に記載の薬剤の払出し
    装置。
  5. 【請求項5】 前記薬剤収納容器の内側に掻き上げ羽根
    間に侵入不可能な大きさの柔軟な緩衝材を収納した請求
    3又は4に記載の薬剤の払出し装置。
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