JPH08310502A - 袋詰め封止装置 - Google Patents

袋詰め封止装置

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JPH08310502A
JPH08310502A JP11733395A JP11733395A JPH08310502A JP H08310502 A JPH08310502 A JP H08310502A JP 11733395 A JP11733395 A JP 11733395A JP 11733395 A JP11733395 A JP 11733395A JP H08310502 A JPH08310502 A JP H08310502A
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bag
packaging bag
opening
folding
filling
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Nobuyuki Watabe
信幸 渡部
Taijiro Fujita
泰二郎 藤田
Kazuo Okutsu
和雄 奥津
Makoto Ikeda
誠 池田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被包装物の挿入前に包装袋を所定の開口形状に
確実に成形し、この被包装物の挿入時に前記包装袋に皺
が発生することがなく、効率的かつ高精度な袋詰め作業
を可能にする。 【構成】ガセット袋12を強制的に所定の開口形状に成
形する開口機構18と、前記開口されたガセット袋12
に製品20を挿入する挿入機構22と、前記製品20が
挿入されたガセット袋12の開口端部12aを扁平状に
成形する開口端部成形機構24と、前記開口端部12a
を折り返して口折り部26を成形する口折り機構28
と、前記口折り部26を固定する封止機構30とを備
え、開口機構18、挿入機構22、開口端部成形機構2
4、口折り機構28および封止機構30が搬送コンベア
16の搬送方向に沿って順次配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装袋を開口した後、
該包装袋内に被包装物を挿入し、さらに前記包装袋の開
口端部を折り返して封止する袋詰め封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガセット袋にロール状の写真感
光材料を挿入した後、このガセット袋の開口部を口折り
して粘着テープで封止する作業を、ラインに沿って自動
的に行うために、種々の袋詰め封止装置が使用されてい
る。
【0003】この種の袋詰め封止装置は、例えば、本出
願人による特開平4−87910号公報に開示されてい
るように、包装袋(ガセット袋)をその開口が搬送方向
に直交する方向に向かう姿勢で搬送するコンベア手段
と、このコンベア手段を介して前記包装袋が順次搬送さ
れる被包装物挿入ステーションと、開口形成部成形ステ
ーションおよび所定数の開口形成部口折りステーション
とを備えている。
【0004】この被包装物挿入ステーションでは、包装
袋の開口部側が上下に配設されたサクションカップによ
って吸引されて上下方向に開かれるとともに、製品(ロ
ール状写真感光材料)が該開口部側から包装袋内に挿入
される。次いで、開口形成部成形ステーションでは、包
装袋の開口部側が、横方向に動く6本の成形爪と上下か
らこの開口部側を挟持する成形板の作用下に略扁平な状
態に畳まれる。さらに、開口形成部口折りステーション
では、略扁平状態に畳まれた開口部が、複数段階にわた
って口折り処理される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術では、被包装物挿入ステーションにおいて、包装袋
の開口部側がサクションカップに吸引されて上下に開放
された状態で被包装物が挿入される。このため、包装袋
は、開口部側のみが開かれており、底部側が略扁平状の
ままである。従って、包装袋内に被包装物が挿入される
際に、この包装袋が押し広げられることになり、前記包
装袋に皺が発生し易くなってしまう。
【0006】被包装物の挿入時に包装袋に皺が発生する
と、この包装袋の形状が崩れてしまい、その後に開口部
側を閉塞して口折りする際に該開口部側にも皺が生じ、
あるいは、さらに皺が増えてしまう。これにより、開口
部側を口折りする際、該皺の影響によって口折り部の把
持が困難になるとともに、該口折り部の折り返しが戻っ
て口折り不良が発生してしまうという問題が指摘されて
いる。
【0007】また、被包装物を包装袋に挿入することに
よりこの包装袋を押し広げるため、前記被包装物と前記
包装袋が互いに摺接し、特に、前記被包装物が損傷し易
くなり、製品不良が惹起されるという問題がある。
【0008】さらにまた、上記の従来技術では、包装袋
が搬送中にずれたり、この包装袋の開口時に該開口形状
が長方形にならず、これによって被包装物の挿入不良が
発生するという不具合がある。
【0009】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、被包装物の挿入前に包装袋を所定の開口形状に確
実に成形し、この被包装物の挿入時に前記包装袋に皺が
発生することがなく、効率的かつ高精度な袋詰め作業が
可能な袋詰め封止装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、一端に開口を有する包装袋を、該開口
が搬送方向に交差する方向に向かう姿勢で搬送する搬送
コンベアと、前記包装袋に被包装物を挿入する前に、該
包装袋を強制的に所定の開口形状に成形するための開口
機構と、前記開口機構により開口された包装袋に、前記
被包装物を挿入するための挿入機構と、前記被包装物が
挿入された包装袋の開口端部を扁平状に成形するための
開口端部成形機構と、前記扁平状に成形された開口端部
を折り返して口折り部を成形するための口折り機構と、
前記折り返された口折り部を固定するための封止機構
と、を備えるとともに、前記開口機構、前記挿入機構、
前記開口端部成形機構、前記口折り機構および前記封止
機構は、前記搬送コンベアの搬送方向に沿って順次配置
されることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係る袋詰め封止装置では、包装袋に被
包装物を挿入するための挿入機構の上流側に、この包装
袋を強制的に所定の開口形状に成形するための開口機構
が配置されている。このため、包装袋は、被包装物が挿
入される前に両側部の直角度を維持した開口形状に成形
され、この被包装物の挿入動作によって該包装袋が押し
広げられることがない。これにより、包装袋に皺が発生
することを確実に阻止することができ、安定した口折り
工程が可能になって袋詰め封止作業全体の効率化が遂行
される。さらに、被包装物の挿入時にこの被包装物と包
装袋が摺接することがなく、前記被包装物に損傷等が発
生することを有効に防止することができる。
【0012】また、上側および下側吸着ベルトを取り付
けることで、搬送中の包装袋に位置ずれが発生すること
を防止し、しかも、コーナーガイド手段により包装袋の
開口部が4つのコーナーを確実に保持された長方形状に
保持されることで、被包装物の挿入不良を防止すること
ができる。
【0013】
【実施例】本発明に係る袋詰め封止装置について実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0014】図1において、参照数字10は、本実施例
に係る袋詰め封止装置を示す。この袋詰め封止装置10
は、ガセット袋(包装袋)12の開口14が搬送方向
(矢印A方向)に交差する方向(矢印B方向)に向かう
姿勢でこのガセット袋12を搬送する搬送コンベア16
と、前記ガセット袋12を強制的に所定の開口形状に成
形する開口機構18と、前記開口されたガセット袋12
にロール状の製品(被包装物)20を挿入する挿入機構
22と、前記製品20が挿入されたガセット袋12の開
口端部12aを扁平状に成形する開口端部成形機構24
と、前記扁平状の開口端部12aを複数回(3回)折り
返して口折り部26を成形する口折り機構28と、この
口折り部26をテーピングする封止機構30とを備え
る。
【0015】開口機構18、挿入機構22、開口端部成
形機構24、口折り機構28および封止機構30は、搬
送コンベア16の搬送方向(矢印A方向)に沿って順次
配置されるとともに、この搬送コンベア16の端部に
は、袋投入部37から位置決めされて送られるガセット
袋12を前記搬送コンベア16に移送する移載部38が
設けられる。
【0016】袋投入部37は、ガセット袋12の搬送方
向先端側に係合する昇降自在な位置決め爪40と、この
位置決め爪40に当接したガセット袋12を矢印B方向
に搬送して開口端部12a側を位置決め板42に当接さ
せるローラ44と、この位置決め板42に当接して位置
決めされた該ガセット袋12を搬送コンベア16側に移
送する移送手段46とを備える。
【0017】移送手段46は、矢印A方向に延在するレ
ール部(図示せず)に沿って進退自在な移動台50を備
える。この移動台50の下部側には、軸52を介して揺
動自在な複数(3個)の揺動爪54が設けられるととも
に、一つの揺動爪54に、前記移動台50に固着された
シリンダ56から下方向に延びるロッド58が係着され
る。
【0018】移載部38から挿入機構22に対応する位
置まで延在し、ガセット袋12の開口端部12a側の下
面を吸着保持するための下側吸着ベルト60が配設され
るとともに、開口機構18から前記挿入機構22に対応
する位置まで延在し、前記ガセット袋12の開口端部1
2a側の上面を吸着保持するための上側吸着ベルト62
が配設される。下側吸着ベルト60および上側吸着ベル
ト62は、エンドレス状ベルトで構成されており、ガセ
ット袋12の寸法に応じてそれぞれ幅方向に複数列に多
数の吸着孔64、66が形成される。移載部38には、
ガセット袋12の開口端部12a側の下面を下側吸着ベ
ルト60に押圧してこの下面を確実に吸着させるための
押圧板68が昇降自在に配設される。
【0019】図2に示すように、開口機構18は、ガセ
ット袋12を上下方向から吸引して開口させる吸引手段
70と、このガセット袋12内に進入して該ガセット袋
12の両側部に形成されたガセット12bを押し広げる
ガセットローラ72a、72bと、前記ガセット袋12
の底部12cを吸引し、この底部12cを開口時の該ガ
セット袋12の上下方向略中間の高さ位置に保持する底
部吸引手段74と、前記底部12c側を押圧する底部成
形手段76とを備える。
【0020】図3および図4に示すように、開口機構1
8は、ガセットローラ72a、72bをガセット袋12
内に進退させる駆動手段78と、前記ガセットローラ7
2a、72bを前記ガセット袋12内で矢印D方向(ガ
セット袋12の幅方向)に揺動変位させる開閉手段80
とを備える。
【0021】駆動手段78は、矢印BおよびC方向に延
在するガイドレール82に沿って進退自在な可動本体部
84を有し、この可動本体部84に矢印C方向に長尺な
第1支持部材86が固定される。可動本体部84にモー
タ88が固着され、矢印C方向に長尺な第2支持部材9
0が、このモータ88の回転軸に連結されるボールねじ
89を介して矢印A方向に進退自在に装着される。
【0022】第1および第2支持部材86、90の先端
部に、支軸92a、92bを介して揺動体94a、94
bが揺動自在に支持され、この揺動体94a、94bに
は、ガセットローラ72a、72bが鉛直軸回りに回転
自在に設けられる。開閉手段80は、第1および第2支
持部材86、90の先端縁部に固定されたシリンダ9
6、98を有し、このシリンダ96、98から延在する
ロッド96a、98aが揺動体94a、94bの端部に
係合する。
【0023】図2および図5に示すように、吸引手段7
0は、ガセット袋12の開口端部12a側の下面を吸引
する複数の下側吸着盤100a〜100dと、この開口
端部12a側の上面を吸着する複数の上側吸着盤102
a〜102dとを備える。下側吸着盤100a〜100
dと上側吸着盤102a〜102dは、互いに対称に配
列されており、それぞれガセット袋12のサイズに応じ
て選択的に吸引動作を行うように構成されている。下側
吸着盤100a〜100dおよび上側吸着盤102a〜
102dは、それぞれ昇降枠体104、106を介して
支持される。
【0024】図5に示すように、上側吸着盤102a〜
102dは、後述するカム機構によって上下動するカム
ロッド105を介して昇降自在であり、さらにシリンダ
107を介して所定距離だけ昇降可能である。上側吸着
盤102a〜102dに近接してガセット袋12のカー
ル矯正用シリンダ109が設けられている(図2参
照)。
【0025】図2に示すように、底部吸引手段74は、
サイズ切換用モータ108に連結されたボールねじ11
0を介して矢印BおよびC方向に移動自在なスライドベ
ース112を備える。このスライドベース112の上部
に設けられたモータ114には、図示しないボールねじ
を介して昇降部材116が係合し、この昇降部材116
の下端部に矢印A方向に整列された複数の吸着盤118
が揺動自在に支持される。
【0026】図6に示すように、底部成形手段76は、
所定の角度範囲で回動自在な回動軸120を備え、この
回動軸120が基台122に回動自在に支持されるとと
もに、その略中間部からアーム部124が突出し、この
アーム部124に連結棒126を介して角体128が係
合する。角体128には一対のロッド130a、130
bの一端が固定されており、各ロッド130a、130
bは基台122上のガイド部材131a、131bに摺
動自在に支持され、前記ロッド130a、130bの他
端に成形板132が一体的に固定される。
【0027】図7および図8に示すように、挿入機構2
2は、開口されたガセット袋12内に進入してこのガセ
ット袋12の形状を維持するコーナーガイド手段140
と、前記コーナーガイド手段140に保持された該ガセ
ット袋12内に製品20を挿入する押し出し手段142
と、この製品20を載置して昇降自在な挿入コンベア1
44と、前記ガセット袋12の底部12c側を押圧する
製品受け板141とを備える。
【0028】図7および図9に示すように、コーナーガ
イド手段140は、ガセット袋12の両側部にそれぞれ
上下に係合する上ガイド部材143a、143bおよび
下ガイド部材145a、145bと、前記上ガイド部材
143aおよび下ガイド部材145aと前記上ガイド部
材143bおよび下ガイド部材145bをそれぞれ水平
方向に一体的に揺動させる回動軸146a、146bと
を備える。回動軸146aは、枠体148に対し鉛直方
向に指向して回転自在に支持されており、この回動軸1
46aの下部に下ガイド部材145aが固着されるとと
もに、上ガイド部材143aがスライダ150aを介し
て前記回動軸146aに高さ位置調整可能に支持され
る。回動軸146aの上部に回転部材152aが固着さ
れ、この回転部材152aに固定されたピン部154a
は、水平方向に進退自在なカム部材156aに係合す
る。
【0029】回動軸146bは、図9に示すように、可
動枠体158に対し鉛直方向に指向して回動自在に支持
される。この可動枠体158は、モータ160に連結さ
れて水平方向に延在するボールねじ162に係合する。
回動軸146bの下部に下ガイド部材145bが固着さ
れ、上ガイド部材143bがスライダ150bを介して
前記回動軸146bに高さ位置調整可能に支持される。
回動軸146bの上部に回転部材152bが固着され、
この回転部材152bに設けられたピン部154bが水
平方向に進退自在なカム部材156bに係合する。
【0030】回動軸146a、146bの下方には、水
平方向に延在して旋回軸164が配設され、この旋回軸
164の一端部に揺動カム166が固定される(図7お
よび図9参照)。旋回軸164には、それぞれ所定の形
状を有しかつ所定間隔離間して複数の袋下押さえ板16
8が固定される。
【0031】押し出し手段142は、図7、図8および
図10に示すように、製品20をセンタリングしながら
押圧する一対のローラ170a、170bと、この製品
20の両側方に対応して配置され前記製品20とガセッ
ト袋12とが接触することを阻止する側方ガイド板17
2a、172bとを備える。図7、図11および図12
に示すように、押し出し手段142を構成する可動ガイ
ド部材174aと固定ガイド部材174bは、互いに平
行にかつ矢印BおよびC方向に延在して配設されてお
り、この可動ガイド部材174aとこの固定ガイド部材
174bに間隔調整手段176が装着される。
【0032】間隔調整手段176を構成するモータ17
8には、ベルト・プーリ180を介してボールねじ18
2が連結される。ボールねじ182は、矢印A方向に延
在して固定ガイド部材174bに回転自在に支持される
とともに、可動ガイド部材174aに設けられたナット
部184に嵌合する。可動ガイド部材174aと固定ガ
イド部材174bの先端側には、一端を固定ガイド部材
174bに固定されるガイドロッド185と、前記可動
ガイド部材174aに設けられてこのガイドロッド18
5が挿入されるガイド部材187が配設される。
【0033】可動ガイド部材174aおよび固定ガイド
部材174bの下部側には、スライドベース186a、
186bが支持されており、このスライドベース186
bに板体188を介してカムロッド190が係合する。
図12に示すように、スライドベース186aにアーム
部材192が固定される。このアーム部材192は、ス
ライドベース186a側に延在しており、前記アーム部
材192に形成された長溝194に前記スライドベース
186aに固着されたガイドピン196が嵌合する。
【0034】図7および図10に示すように、スライド
ベース186a、186bの下部に矢印C方向に長尺な
取付板198a、198bが固定され、この取付板19
8a、198bの先端には、ローラ170a、170b
が鉛直軸線回りに回転自在に支持される。取付板198
a、198bにシリンダ200a、200bが装着さ
れ、このシリンダ200a、200bから延在するロッ
ド202a、202bの先端には、揺動部材204a、
204bが支軸206a、206bを介して揺動自在に
係合する。揺動部材204a、204bには、側方ガイ
ド板172a、172bの端部が固着され、この側方ガ
イド板172a、172bの先端側にはテーパ部208
a、208bが形成される。
【0035】挿入コンベア144は、製品ストック部2
10(図1参照)から送り出される製品20を順次載置
し、上昇した後にこの製品20を矢印C方向に搬送する
ものであり、図7に示すように、モータ212にベルト
・プーリ214を介して周回走行されるエンドレスベル
ト216を備える。このエンドレスベルト216は、固
定板215に対して昇降自在なスライダ217a、21
7bに支持され、製品ストック部210からの製品受け
取り高さ位置(図7中、二点鎖線参照)とガセット袋1
2への送り出し高さ位置(図7中、実線参照)とに配置
自在に構成されている。スライダ217a、217bの
下端に連結板220が固定され、この連結板220に
は、後述するカム機構の作用下に昇降自在なカムロッド
222の端部が係合する。固定板215には、シリンダ
224a、224bが設けられる。このシリンダ224
a、224bは、通常、エンドレスベルト216を上方
に付勢しており、ガセット袋12が製品挿入位置に配置
されていない時、このエンドレスベルト216を下方に
引き込んで該エンドレスベルト216上の製品20を送
り出し高さ位置に上昇させない機能を有する。
【0036】図1および図13に示すように、開口端部
成形機構24は、ガセット袋12の両側部外方に配置さ
れ互いに近接する方向に揺動してこのガセット袋12の
両側部に形成されたガセット12bを内方に折り込む第
1および第2成形爪230a、230bと、この第1お
よび第2成形爪230a、230bにより折り込まれた
前記ガセット袋12の開口端部12aを閉塞する閉塞手
段232とを備える。
【0037】図14および図15に示すように、第1お
よび第2成形爪230a、230bを互いに近接離間変
位させるための駆動手段234が設けられる。この駆動
手段234は、基台236を備え、この基台236上に
第1および第2ボールねじ238a、238bが矢印A
方向に延在して互いに平行にかつそれぞれ位置をずらし
て回転自在に配設される。第1および第2ボールねじ2
38a、238bは、基台236の下方に配置された第
1および第2モータ240a、240bにベルト・プー
リ242a、242bを介して係合するとともに、前記
第1および第2ボールねじ238a、238bに第1お
よび第2可動レール244a、244bが係合する。
【0038】第1および第2可動レール244a、24
4bには、第1および第2移動台246a、246bが
載置され、この第1および第2移動台246a、246
bが連結板248によって一体的に固定されており、こ
の連結板248にカムロッド250が係合する。第1お
よび第2移動台246a、246bに第1および第2シ
リンダ252a、252bが揺動自在に装着され、この
第1および第2シリンダ252a、252bから延在す
るロッド254a、254bが第1および第2成形爪2
30a、230bの後端部側に係合する。
【0039】閉塞手段232は、図13に示すように、
ガセット袋12の開口端部12aを上下方向から挟持す
る第1上挟持板256aおよび第1下挟持板258a
と、このガセット袋12の開口端部12aを前記第1上
挟持板256aおよび第1下挟持板258aの挟持位置
より内方で挟持する第2上挟持板256bおよび第2下
挟持板258bと、この第2上挟持板256bおよび第
2下挟持板258bの挟持位置より内方の位置で前記開
口端部12aを挟持するとともに、該挟持姿勢で搬送コ
ンベア16に沿って口折り機構28に対応する位置まで
移動可能な第3上挟持板256cおよび第3下挟持板2
58cとを備える。
【0040】図16および図17に示すように、閉塞手
段232を構成する上支持板260には、それぞれ対を
なす上スライダ262、264が支持され、この対をな
す上スライダ262の下端に板体266が固定される。
板体266上に、矢印BおよびC方向に指向して一対の
平行なガイドレール268が設けられ、このガイドレー
ル268に第1上挟持板256aが所定距離だけ進退自
在に支持される。
【0041】対をなす上スライダ264の下端には、第
1上挟持板256aよりも幅狭な第2上挟持板256b
が固着される。この第2上挟持板256bの下面には、
複数のローラ267が一列に配設されている。
【0042】上支持板260に対向して下支持板269
が配設され、この下支持板269にそれぞれ一対の下ス
ライダ270、272が支持される。下スライダ270
の上端に板体273が固定されるとともに、この板体2
73に設けられた一対のガイドレール274を介して第
1下挟持板258aが矢印BおよびC方向に変位自在に
載置される。
【0043】下スライダ272の上端に第1下挟持板2
58aよりも幅狭な第2下挟持板258bが固着され
る。この第2下挟持板258bの上面には、複数のロー
ラ275が一列に配設されている。
【0044】図18に示すように、閉塞手段232を構
成する上レール部材276が、開口端部成形機構24か
ら口折り機構28に対応する位置に向かって矢印A方向
に延在しており、この上レール部材276に上移動ベー
ス278が配設される。上移動ベース278は、図示し
ないカムの駆動源を有し、上レール部材276に沿って
矢印A方向とは逆方向に移動可能に構成される。
【0045】上移動ベース278には、鉛直方向に向か
ってシリンダ280が固着され、このシリンダ280か
ら下方に延びるロッド280aに第3上挟持板256c
が固定されるとともに、この第3上挟持板256cに一
対のガイドロッド282が固定される。第3上挟持板2
56cの下面には、複数のローラ283が一列に配設さ
れる。
【0046】上レール部材276の下方には、下レール
部材284が矢印A方向に指向して配設され、この下レ
ール部材284に下移動ベース286が支持される。下
移動ベース286には、鉛直方向に向かって一対の棒体
288が昇降自在に挿入され、この棒体288の上端部
に第3下挟持板258cが固定されるとともに、前記棒
体288の下部に板体290を介してカムローラ292
が固定される。下移動ベース286の側部にカムロッド
294が係合し、このカムロッド294を介して前記下
移動ベース286が矢印A方向に進退自在である。
【0047】第3下挟持板258cの上面に複数のロー
ラ295が配設され、この第3下挟持板258cの端部
に孔部296が形成される一方、第3上挟持板256c
にはこの孔部296に嵌合する係止ピン298が設けら
れる。
【0048】図1に示すように、口折り機構28は、搬
送コンベア16に沿って矢印A方向に順次配置されガセ
ット袋12の開口端部12aを略180°ずつ3回折り
返して口折り部26を成形するための第1〜第3口折り
ステーション300、302および304、前記開口端
部12aを口折りされた状態で保持して第2口折りステ
ーション302、第3口折りステーション304、およ
び、封止機構30に対応する位置に移送する移送手段3
06を備える。
【0049】第1口折りステーション300は、水平方
向に延在するガセット袋12の開口端部12aを鉛直下
方向に折り曲げる折り曲げ手段308を備える。折り曲
げ手段308は、図19および図20に示すように、第
1カム部材310によって昇降自在な一対の支持ロッド
312と、第2カム部材314によって水平方向に進退
自在でかつ前記支持ロッド312の下端部に設けられた
ガイド部316に進退自在に支持される水平ロッド31
8とを備え、この水平ロッド318の先端に可動折り曲
げ板320が鉛直方向に指向して固着される。この可動
折り曲げ板320の下方には、所定の位置に固定折り曲
げ板322が鉛直方向に指向して配置されている。
【0050】図19〜図21に示すように、第1口折り
ステーション300には、第1口折り手段330が配設
される。第1口折り手段330は、複数(4本)のスラ
イダ332を備え、各スライダ332の上端に昇降板3
34が保持される。昇降板334上に固着された一対の
ガイドレール336に、スライド部材338が矢印Bお
よびC方向に進退自在に載置されるとともに、このスラ
イド部材338の端部に鉛直方向に延在して案内部材3
40が固着され、案内部材340には、第1揺動カム3
42の端部に固定されたローラ344が係合する。
【0051】第1揺動カム342に併設して第2揺動カ
ム346が配置され、この第2揺動カム346の端部に
固着されたローラ348は、鉛直方向に指向してスライ
ダ350に固着された案内部材352に係合する。この
スライダ350には、矢印BおよびC方向に延在してラ
ック354が固定され、このラック354に噛合するピ
ニオン356が固着された回転軸358は、ベルト・プ
ーリ360を介して第1口折り板362に係合する。第
1口折り板362は、図示しないスプリングにより閉状
態に付勢されており、スライド部材338上のシリンダ
364から延在するロッド364aに固着された押圧板
366に係合し、この押圧板366の進退動作によって
強制的に開放される。
【0052】図22に示すように、第2口折りステーシ
ョン302は、第2口折り手段370を備える。この第
2口折り手段370は、第1口折り手段330と略同様
に構成されており、複数のスライダ372の上端に昇降
板374が固着される。昇降板374に固着されたガイ
ドレール376に、スライド部材378が進退自在に載
置される。
【0053】スライド部材378の端部に鉛直方向に指
向して固着された案内部材382に第1揺動カム384
の端部に設けられたローラ386が係合する。第1揺動
カム384に併設された第2揺動カム388の端部に固
着されたローラ390が案内部材392に係合し、この
案内部材392に保持されたラック394にピニオン3
96が噛合するとともに、このピニオン396が固着さ
れた回転軸398にベルト・プーリ400を介して第2
口折り板402が係合する。第2口折り板402は、所
定間隔離間して複数配置されており、その先端部は屈曲
成形されている。
【0054】第3口折りステーション304には、図2
3に示すように、第3口折り手段410が配設されてい
る。この第3口折り手段410は、第2口折り手段37
0と同様に構成されており、同一の構成要素には同一の
参照数字を付してその詳細な説明は省略する。この第3
口折り手段410を構成する第3口折り板412は、そ
れぞれの幅寸法および離間間隔が選択されて複数設けら
れている。
【0055】図24に示すように、移送手段306は、
第1移送チャック500と第2移送チャック502と第
3移送チャック504とを備え、これらが連結バー50
6、508を介して矢印A方向に延在するガイドレール
510に沿って一体的に進退自在に構成される。
【0056】第1移送チャック500は、図24および
図25に示すように、ガイドレール510に支持される
移動台512を備え、この移動台512に鉛直方向に挿
入される一対のロッド514の下端部には、連結板51
6を介してカム518が設けられる。各ロッド514の
上部には、ガセット袋12の1回口折りされた開口端部
12aを把持するために複数の第1チャック524が取
付台520を介してそれぞれ所定の間隔ずつ離間して配
設される。
【0057】第2移送チャック502は、第1移送チャ
ック500と同様に構成されており、同一の構成要素に
は同一の参照数字を付してその詳細な説明は省略する。
この第2移送チャック502は、ガセット袋12の2回
口折りされた開口端部12aを把持するために複数の第
2チャック525を備える。
【0058】図24および図26に示すように、第3移
送チャック504は、ガイドレール510に支持される
移動台526を備え、この移動台526に一対のロッド
528が挿入されるとともに、該ロッド528の下部に
連結板529を介して上下にカム530aとシリンダ
(図示せず)に連結されるカムフロア530bが設けら
れる。このカムフロア530bを設けることにより、第
3移送チャック504は、図示しないシリンダを介して
第1および第2移送チャック500、502とは個別に
単独で昇降することができる。ロッド528の上部にシ
リンダ532が配設され、このシリンダ532から水平
方向に延びるロッド532aに一対の揺動部材534の
下端部が係合し、この揺動部材534は、支点536を
介してその上部側に設けられた第3チャックとしての押
圧板538を揺動させる。
【0059】図1に示すように、封止機構30は、ガセ
ット袋12の口折り部26を押圧支持するための一対の
押圧棒540と、各押圧棒540の間に配設されシリン
ダ542を介して進退自在なローラ544とを備える。
このローラ544は、上方から引き出されて所定長さ毎
に切断されたテープ546を口折り部26に接着させる
動作を行う。
【0060】図1に示すように、袋詰め封止装置10を
構成する本体550内には、モータ552によって回転
駆動されるカム機構554が配設されており、このカム
機構554は、搬送コンベア16の駆動に同期して開口
機構18、挿入機構22、開口端部成形機構24、口折
り機構28および封止機構30を一体的に駆動する。
【0061】挿入機構22、開口端部成形機構24およ
び口折り機構28を構成する第1〜第3口折りステーシ
ョン300、302および304には、それぞれガセッ
ト袋12の上面を押圧支持するための押し板560が昇
降自在に配設されている。
【0062】以上のように構成される本実施例に係る袋
詰め封止装置10の動作について、以下に説明する。
【0063】先ず、図1において、搬送コンベア16が
間欠駆動されるとともに、モータ552の作用下にカム
機構554がこの搬送コンベア16に同期して駆動され
る。このため、袋投入部37に投入されたガセット袋1
2は、位置決め爪40により矢印A方向の端面位置を規
制された状態でローラ44を介して矢印B方向に搬送さ
れ、その開口端部12a側が位置決め板42に当接支持
される。
【0064】袋投入部37でガセット袋12が位置決め
されると、移送手段46が駆動され、揺動爪54が鉛直
方向に保持されて矢印A方向に移動することにより、前
記ガセット袋12が移載部38側に送り出される。そし
て、押圧板68が下降され、ガセット袋12の開口端部
12a側は、下側吸着ベルト60に押圧されてこの下側
吸着ベルト60に確実に吸着される。
【0065】下側吸着ベルト60が矢印A方向に周回走
行されるとともに、図示しない吸引機構が付勢されるた
め、ガセット袋12は、この下側吸着ベルト60に吸着
保持されて矢印A方向に搬送され、開口機構18に対応
する位置で停止される。
【0066】この開口機構18では、カム機構554を
介してカムロッド105が吸引手段70を構成する上側
吸着盤102a〜102dと一体的に下降するととも
に、シリンダ等の作用下に昇降枠体104と下側吸着盤
100a〜100dが一体的に上昇する。これにより、
上側吸着盤102a〜102dと下側吸着盤100a〜
100dを介してガセット袋12の開口端部12aが上
下から吸着される。上側吸着盤102a〜102dの下
降時には、図2に示すように、底部吸引手段74を構成
するモータ114が駆動され、昇降部材116と一体的
に吸着盤118が下降してガセット袋12の底部12c
を吸着する。
【0067】次いで、上側吸着盤102a〜102dが
ガセット袋12の開口端部12a側の上面を吸着してこ
のガセット袋12の開口高さ位置まで上昇する一方、下
側吸着盤100a〜100dが前記ガセット袋12の開
口端部12a側の下面を吸着して基準面よりやや下の位
置まで下降する。また、底部吸引手段74を構成する吸
着盤118は、モータ114の作用下にガセット袋12
の底部12cをこのガセット袋12の開口高さの1/2
の高さまで持ち上げる。
【0068】この状態で、図3および図4に示すよう
に、可動本体部84がカム機構554を介してガセット
袋12側(矢印C方向)に移動し、互いに内方に揺動支
持されているガセットローラ72a、72bが前記ガセ
ット袋12側に前進する。ガセットローラ72a、72
bが開口14からガセット袋12内の所定の位置まで進
入した後、第1および第2支持部材86、90に設けら
れている開閉手段80を構成するシリンダ96、98が
駆動され、ガセットローラ72a、72bが支軸92
a、92bを介して外方に揺動する。このため、ガセッ
トローラ72a、72bは、ガセット袋12内でその両
側部のガセット12bを外方に押し広げる動作を行う。
【0069】なお、ガセットローラ72a、72bが外
方に開いた時の該ガセットローラ72a、72bの間隔
は、ガセット袋12の幅寸法より若干狭く設定されてい
る。従って、ガセットローラ72a、72bを介してガ
セット12bが外方に押し広げられる際、このガセット
12bが前記ガセット袋12の外側に飛び出すことを防
止することができる。
【0070】ガセットローラ72a、72bがガセット
袋12内に進入する動作に同期して、底部成形手段76
が駆動される。すなわち、図6に示すように、底部成形
手段76を構成する回動軸120がカム機構554を介
して矢印方向に回転され、この回動軸120に設けられ
たアーム部124および連結棒126を介してロッド1
30a、130bが矢印B方向に移動する。このため、
ロッド130a、130bの先端部に設けられた成形板
132がガセット袋12の底部12c側に移動し、底部
吸引手段74を構成する吸着盤118がこの底部12c
の吸着を解除して上昇した後、前記成形板132が前記
ガセット袋12の該底部12cに対してガセットローラ
72a、72bと同着する。その後、カム機構554を
介して回動軸120が矢印方向とは反対方向に回動し、
成形板132がガセット袋12の底部12cから離間す
る一方、ガセットローラ72a、72bは、開閉手段8
0を介して互いに近接する方向(内方)に揺動され、ガ
セット袋12の形状を崩すことなく可動本体部84と一
体的にこのガセット袋12から退動される。さらに、上
側吸着盤102a〜102dおよび下側吸着盤100a
〜100dの吸着が解除され、シリンダ107の作用下
に前記上側吸着盤102a〜102dが所定距離だけ上
昇され、上側吸着盤102a〜102dをガセット袋1
2から確実に離間させる。これによって、ガセット袋1
2は、開口端部12a側から底部12c側にわたり全体
として所定の開口形状に成形されることになる。
【0071】開口機構18により所定の開口形状に強制
的に成形されたガセット袋12は、その開口端部12a
側を下側吸着ベルト60および上側吸着ベルト62に吸
着支持された状態で、搬送コンベア16を介して矢印A
方向に搬送され、挿入機構22に位置決めされる。
【0072】この挿入機構22では、図9に示すよう
に、カム部材156a、156bがカム機構554を介
して駆動され、回転部材152a、152bと一体的に
回動軸146a、146bが90°以上、本実施例では
100°前後回動する。従って、上ガイド部材143a
と下ガイド部材145aおよび上ガイド部材143bと
下ガイド部材145bがガセット袋12内に進入し、こ
のガセット袋12の両側部に内方から係合し、回動軸1
46a、146bの回動にかかわらず、図示しないスプ
リングを介して前記ガセット袋12の両側部に係合した
姿勢で保持される(図8参照)。
【0073】これにより、ガセット袋12の両ガセット
12bに弛みが発生することがなく、このガセット12
bを真っ直ぐな状態に維持することができ、後述する製
品20の挿入時に側方ガイド板172a、172bが前
記ガセット袋12を突き破るという不具合が確実に回避
される。なお、この場合、カム機構554によって揺動
カム166が駆動され、袋下押さえ板168が旋回軸1
64と一体的に回動してガセット袋12の開口端部12
aの下面を内方から押圧保持する。
【0074】一方、図1に示す製品ストック部210に
載置されている製品20が、位置決めされた状態で挿入
コンベア144上に送り出されると、図7に示すよう
に、モータ212の駆動が停止された後、カム機構55
4を介してカムロッド222が上昇される。このため、
カムロッド222に固定された連結板220およびスラ
イダ217a、217bと一体的にエンドレスベルト2
16が上昇し、このエンドレスベルト216上の製品2
0が押し出し手段142に対応する位置に配置される。
【0075】その際、シリンダ200a、200bの作
用下にロッド202a、202bを介して揺動部材20
4a、204bが揺動され、側方ガイド板172a、1
72bが外方に開放されて製品20の上昇時にこの製品
20と前記側方ガイド板172a、172bとが接触す
ることを防止している。挿入コンベア144の上昇完了
後、シリンダ200a、200bが駆動されて側方ガイ
ド板172a、172bがそれぞれ内方に揺動する(図
10参照)。
【0076】そこで、モータ212を介してエンドレス
ベルト216が周回走行されるのに同期し、カム機構5
54の作用下にカムロッド190が、図7中、矢印C方
向に引張される。このため、押し出し手段142を構成
する取付板198a、198bが、可動ガイド部材17
4aおよび固定ガイド部材174bに沿ってガセット袋
12側に移動する。ここで、押し出し手段142による
移動速度は、挿入コンベア144による搬送速度より若
干速く設定されており、前記取付板198a、198b
に設けられたローラ170a、170bは、前記挿入コ
ンベア144上の製品20をセンタリングしながら押圧
し、この製品20をガセット袋12内に挿入する(図8
参照)。
【0077】なお、押し出し手段142が前進端に到着
する前に、製品受け板141がカム機構554の駆動下
にガセット袋12の底部12cに対応する位置まで前進
している。
【0078】この場合、製品20は、その両側方に配置
された側方ガイド板172a、172bによってガセッ
ト袋12に接触することがない。しかも左右一対のロー
ラ170a、170bでこの製品20をセンタリングし
ながら押圧するために該製品20と前記側方ガイド板1
72a、172bとが接触することが防止される。従っ
て、製品20が側方ガイド板172a、172bおよび
ガセット袋12に接触して損傷することを有効に阻止し
ながら、前記製品20をこのガセット袋12内に確実に
挿入することができる。なお、側方ガイド板172a、
172bの先端部にテーパ部208a、208bが設け
られているため、この側方ガイド板172a、172b
によりガセット袋12の側面を突き破ることがない。
【0079】ガセット袋12に製品20が挿入された
後、カム機構554を介して押し出し手段142が後退
し、ローラ170a、170bおよび側方ガイド板17
2a、172bがこのガセット袋12から離脱するとと
もに、製品受け板141が前記ガセット袋12の底部1
2cから後退する。そして、コーナーガイド手段140
を構成する回動軸146a、146bが回動し、上ガイ
ド部材143a、下ガイド部材145aおよび上ガイド
部材143b、下ガイド部材145bが互いに内方に揺
動してガセット袋12の両側部から離間する。一方、旋
回軸164を介して袋下押さえ板168が上方向に揺動
し、このガセット袋12の開口端部12aの下面から離
間する。
【0080】次に、製品20が挿入されたガセット袋1
2は、搬送コンベア16を介して開口端部成形機構24
に対応する位置に配置される。開口端部成形機構24で
は、図14および図15に示すように、カムロッド25
0がカム機構554を介して矢印C方向に引張され、第
1および第2移動台246a、246bが第1および第
2可動レール244a、244bに沿って矢印C方向に
移動する。第1および第2成形爪230a、230b
は、図14中、二点鎖線で示すように、互いに開いた状
態でガセット袋12側に移動し、この第1および第2成
形爪230a、230bが所定の位置まで前進する。そ
こで、駆動手段234を構成する第1および第2シリン
ダ252a、252bが駆動され、ロッド254a、2
54bが矢印C方向に進出し、第1および第2成形爪2
30a、230bが互いに近接する方向に揺動すること
により、前記第1および第2成形爪230a、230b
がガセット袋12の各ガセット12bを外方から内方へ
と折り込む。
【0081】さらに、閉塞手段232が駆動される。す
なわち、図16および図17に示すように、カム機構5
54を介して上スライダ262が駆動され、板体266
を介して第1上挟持板256aが所定の位置まで下降す
る一方、下スライダ270が駆動されて板体273と第
1下挟持板258aが所定の高さ位置まで上昇する。こ
のため、第1上挟持板256aと第1下挟持板258a
は、ガセット袋12のガセット12bを内方に折り込ん
でいる第1および第2成形爪230a、230bの厚さ
よりも広く離間するように配置されて前記ガセット袋1
2の開口端部12aを挟持する。そして、第1および第
2成形爪230a、230bが、駆動手段234を構成
する第1および第2シリンダ252a、252bを介し
て互いに離間する方向に変位しながら矢印B方向に後退
するとともに、上スライダ262および下スライダ27
0が駆動されて第1上挟持板256aと第1下挟持板2
58aが完全に閉じられ、ガセット袋12の開口端部1
2aが扁平状に保持される。
【0082】次いで、上スライダ264および下スライ
ダ272が駆動され、第2上挟持板256bと第2下挟
持板258bが互いに近接する方向に移動し、ガセット
袋12の開口端部12aを第1上挟持板256aと第1
下挟持板258aの挟持位置よりも内方位置で挟持す
る。その後、図18に示すように、シリンダ280を介
して第3上挟持板256cが下降する一方、カム機構5
54に係合するカムローラ292を介して棒体288が
上昇し、第3下挟持板258cが上昇する。第3上挟持
板256cと第3下挟持板258cは、ガセット袋12
の開口端部12aを内方位置で挟持する。
【0083】ここで、第1上挟持板256aと第1下挟
持板258aでガセット袋12の開口端部12aが挟持
された状態で、第2上挟持板256bと第2下挟持板2
58b、さらに第3上挟持板256cと第3下挟持板2
58cで前記開口端部12aが順次挟持されるため、前
記ガセット袋12に抵抗が発生する。
【0084】その際、第1上挟持板256aおよび第1
下挟持板258aは、それぞれ板体266、273に対
してガイドレール268および274を介し進退自在に
構成されている。従って、第1上挟持板256aおよび
第1下挟持板258aは、矢印C方向に自由に移動する
ことができ、ガセット袋12に抵抗が発生することがな
い。また、第2および第3上挟持板256b、256c
と第2および第3下挟持板258b、258cには、そ
れぞれガセット袋12に接する部分にローラ267、2
83と275、295が設けられており、このガセット
袋12に抵抗が発生することを可及的に阻止している。
【0085】これによって、閉塞手段232によりガセ
ット袋12の開口端部12aを閉塞する際に、この開口
端部12aに皺が発生することがなく、かつこのガセッ
ト袋12内の製品20が損傷することを防止することが
できる。
【0086】第3上挟持板256cと第3下挟持板25
8cが互いに近接する方向に変位すると、図18に示す
ように、孔部296に係止ピン298が嵌合した状態で
ガセット袋12の開口端部12aを挟持する。そして、
上スライダ262、264および下スライダ270、2
72が駆動され、第1および第2上挟持板256a、2
56bが上昇する一方、第1および第2下挟持板258
a、258bが下降した後、搬送コンベア16の駆動に
同期してカム機構554を介しカムロッド294が矢印
A方向に引張される。
【0087】このため、下移動ベース286に支持され
ている第3下挟持板258cは、孔部296に係止ピン
298を嵌合している第3上挟持板256cと一体的に
ガセット袋12の開口端部12aを挟持した状態で矢印
A方向に移動し、前記ガセット袋12を口折り機構28
を構成する第1口折りステーション300に搬送する。
ガセット袋12が第1口折りステーション300に搬送
されると、カム機構554を介して第3下挟持板258
cが下降される一方、シリンダ280の駆動作用下に第
3上挟持板256cが上昇する。第3下挟持板258c
は、カムロッド294を介して矢印A方向とは逆方向に
移動して開口端部成形機構24に対応する位置に戻さ
れ、第3上挟持板256cは、上移動ベース278に係
合する図示しないシリンダ等によって前記開口端部成形
機構24に対応する位置まで戻される。
【0088】第1口折りステーション300では、図1
9および図20に示すように、折り曲げ手段308を構
成する第1および第2カム部材310、314がカム機
構554を介して揺動され、可動折り曲げ板320が固
定折り曲げ板322から所定間隔離間した位置で下降さ
れ、水平方向に延在していたガセット袋12の扁平状開
口端部12aが鉛直下方向に90°折り曲げられる。
【0089】そこで、第1口折り手段330を構成する
第1口折り板362が、図27に示すように動作するこ
とにより、鉛直下方向に折り曲げられたガセット袋12
の開口端部12aを上方に略180°だけ折り返す工程
(第1口折り工程)が行われる。
【0090】すなわち、第1揺動カム342がカム機構
554を介して駆動され、この第1揺動カム342に設
けられたローラ344と案内部材340を介しスライド
部材338がガイドレール336に沿って昇降板334
上を矢印C方向に移動する(図19および図21参
照)。第1口折り板362が、図27中、位置P1に至
る前に(位置P6)シリンダ364を介して押圧板36
6が駆動され、この第1口折り板362が強制的に開放
されており、この位置P1で前記シリンダ364が滅勢
されることによって前記第1口折り板362が閉動しそ
の先端部でガセット袋12の開口端部12aの先端を把
持する。
【0091】次に、カム機構554を介して第2揺動カ
ム346が駆動され、ローラ348と案内部材352を
介してスライダ350が矢印B方向に移動すると、この
スライダ350に設けられたラック354に噛合するピ
ニオン356が回転する。このピニオン356の回転
は、回転軸358に係合するベルト・プーリ360を介
して第1口折り板362に伝えられ、この第1口折り板
362が、図27に示すように180°上方向に旋回
し、位置P2に至る。このため、第1口折り板362に
把持されている開口端部12aは、鉛直下方向から鉛直
上方向に180°折り曲げられ、この状態で、図24お
よび図25に示すように、第1移送チャック500を構
成するカム518を介して取付台520が上昇し、第1
チャック524がこの180°上方に折り曲げられた開
口端部12aを下方向から把持する。
【0092】さらに、図19および図20に示すよう
に、カム機構554を介してスライダ332が駆動され
て昇降板334が上昇し、第1口折り板362が位置P
3に至ると、第1揺動カム342の揺動作用下にスライ
ド部材338が矢印B方向に移動してこの第1口折り板
362が位置P4に搬送される。そして、スライダ33
2を介して昇降板334が下降することにより、第1口
折り板362が位置P5に搬送された後、第1揺動カム
342および第2揺動カム346が駆動され、この第1
口折り板362が位置P6で上方に指向して配置され
る。
【0093】一方、ガセット袋12の開口端部12aを
把持した第1移送チャック500は、カム機構554を
介して搬送コンベア16に同期して矢印A方向に搬送さ
れ、ガセット袋12を第1口折りステーション300か
ら第2口折りステーション302に搬送する。この第2
口折りステーション302では、図28に示すように、
第2口折り手段370を構成する第2口折り板402が
位置P1aから位置P6aに示すような動作を行い、第
1口折り工程終了後の開口端部12aをさらに180°
折り返して第2口折り工程を行う。
【0094】この第2口折り手段370の動作は、前述
した第1口折り手段330と略同様であり、図22を参
照して以下に概略的に説明する。先ず、スライド部材3
78が、第1揺動カム384を介して矢印C方向に移動
するとともに、スライダ372を介して上昇し、第2口
折り板402が位置P1aに配置され、この第2口折り
板402に開口端部12aの第1口折り部が把持される
と、第1移送チャック500を構成する第1チャック5
24が取付台520を介して下降し、この第1チャック
524が前記開口端部12aから離脱する。この第1移
送チャック500は、第2口折りステーション302で
下降された状態のままカム機構554を介して矢印A方
向とは反対方向に移動され、第1口折りステーション3
00に配置される。
【0095】第2口折り板402がガセット袋12の開
口端部12a(第1口折り部)を把持した後、図22に
示すように、第2揺動カム388の駆動作用下にラック
394およびピニオン396を介して回転軸398が回
転され、ベルト・プーリ400の伝動作用下に前記第2
口折り板402が上方向に略180°回転する。これに
より、ガセット袋12の開口端部12aは、上方にさら
に180°折り返され、第2口折り工程が行われる。そ
して、スライダ372と第1および第2揺動カム38
4、388の駆動作用下に、第2口折り板402が位置
P2a〜位置P6aを通って再び位置P1aに至り、次
なるガセット袋12の第2口折り工程のために待機す
る。
【0096】図28中、位置P2aで開口端部12aに
第2口折り工程が行われると、図24に示すように、第
2移送チャック502が上昇してこの開口端部12aの
第2口折り部を把持し、該第2口折り部から第2口折り
板402が離脱した後(位置P3a参照)、搬送コンベ
ア16と同期して前記第2移送チャック502が第3口
折りステーション304に移動する。
【0097】第3口折りステーション304では、第3
口折り手段410を構成する第3口折り板412が、図
29中、位置P1bから位置P6bに示す動作を行っ
て、2回口折り処理が施された開口端部12aに第3口
折り工程を施す。なお、この第3口折り手段410は、
前述した第2口折り手段370と同様に動作するもので
あり、その詳細な説明は省略する。
【0098】第3口折り板412が位置P3bに至って
ガセット袋12の開口端部12aに第3口折り処理が施
された状態で、図24および図26に示す第3移送チャ
ック504が駆動される。すなわち、シリンダ532が
駆動されて揺動部材534が支点536を介して揺動
し、押圧板538がガセット袋12の開口端部12a
(第3口折り部)を押圧保持する。この状態で、第1移
送チャック500、第2移送チャック502および第3
移送チャック504が一体的にガイドレール510に沿
って搬送コンベア16に同期して矢印A方向に移動し、
この第3移送チャック504が封止機構30に対応する
位置に搬送される。
【0099】このように口折り機構28では、第1口折
りステーション300でガセット袋12の開口端部12
aが折り曲げ手段308によって鉛直下方向に折り曲げ
られた後、第1口折り手段330によってこの開口端部
12aが上方向に略180°口折りされ、さらに、第2
口折りステーション302で第2口折り手段370を介
して上方に180°口折りされた後、第3口折りステー
ション304で第3口折り手段410を介して鉛直上方
向に180°口折りされ、結果的に3回の口折り処理が
施される。
【0100】従って、ガセット袋12の開口端部12a
は、下方から上方に180°ずつ口折り処理されるた
め、各口折り処理後に第1〜第3口折り板362、40
2および412が上方に移動可能となり、各口折り処理
後の開口端部12aを保持して矢印A方向に搬送するた
めの第1〜第3移送チャック500、502および50
4と前記第1〜第3口折り板362、402および41
2の干渉を確実に阻止することができる。これによっ
て、第1〜第3口折り板362、402および412を
退避させるためのスペースに対応して開口端部12aの
口折り長さを長くする必要がなく、しかも口折り不良の
発生を確実に阻止することが可能になる。
【0101】3回口折りされた開口端部12a、すなわ
ち、口折り部26が第3移送チャック504により保持
されたガセット袋12は、第2口折りステーション30
2から封止機構30に対応する位置に搬送された後、押
圧棒540が突出してこの口折り部26が押圧保持され
るとともに、前記第3移送チャック504を構成するシ
リンダ532の作用下に押圧板538が該口折り部26
から離脱する。この第3移送チャック504は、第1移
送チャック500および第2移送チャック502より早
い時点で下降した後、これらと一体的に矢印A方向とは
逆方向に移動して第3口折りステーション304に対応
して配置される。
【0102】封止機構30では、図1に示すように、押
圧棒540によりガセット袋12の口折り部26が保持
された状態でシリンダ542が駆動され、ローラ544
がこのガセット袋12側に進出して所定長さに切断され
たテープ546を前記口折り部26に貼り付ける作業を
行う。従って、ガセット袋12の封止工程が終了し、こ
のガセット袋12は、搬送コンベア16から次なる工程
へと送り出される。
【0103】ところで、本実施例では、挿入機構22の
前工程として開口機構18が設けられ、この開口機構1
8によってガセット袋12を所定の開口形状に強制的に
成形する作業が行われている。このため、挿入機構22
に対応して搬送されたガセット袋12は、直方体状に強
制的に開口されており、このガセット袋12に製品20
を挿入する際、該ガセット袋12に皺が発生することを
確実に阻止することができる。
【0104】これにより、次に続く開口端部成形機構2
4でガセット12bを内方に折り込んで開口端部12a
を平坦化する際に、この開口端部12aに皺が発生する
ことがなく、さらに、口折り機構28を構成する第1〜
第3口折りステーション300、302および304で
の口折り処理工程時に皺の発生や該皺による口折り不良
の発生を可及的に阻止することが可能になるという効果
が得られる。また、製品20によりガセット袋12を強
制的に押し広げることがなく、この製品20が損傷する
ことを有効に防止することができる。これによって、製
品20の袋詰め封止工程が効率的かつ高精度に遂行され
るという利点がある。
【0105】なお、本実施例では、開口機構18、挿入
機構22、開口端部成形機構24、口折り機構28およ
び封止機構30が、搬送コンベア16に同期してカム機
構554により一体的に駆動制御されている。これによ
り、袋詰め工程全体の高速化が容易に図られる。
【0106】
【発明の効果】本発明に係る袋詰め封止装置では、以下
の効果乃至利点が得られる。
【0107】包装袋は、被包装物が挿入される前に、例
えば、両側部の直角度を維持した開口形状に成形され、
この被包装物の挿入動作によって該包装袋が押し広げら
れることがない。これによって、包装袋に皺が発生する
ことを確実に阻止することができ、安定した口折り処理
工程が可能になり、袋詰め封止作業全体の効率化が達成
される。さらに、被包装物の挿入時にこの被包装物と包
装袋が摺接することがなく、前記被包装物に損傷等が発
生することを有効に防止することができる。
【0108】また、上側および下側吸着ベルトにより搬
送中の包装袋のずれを防止でき、しかもコーナーガイド
手段で包装袋の開口部を長方形状に確実に広げることが
可能になり、被包装物の挿入不良が発生することを阻止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る袋詰め封止装置全体の概略斜視構
成図である。
【図2】前記袋詰め封止装置を構成する開口機構の概略
側面図である。
【図3】前記開口機構を構成するガセットローラの駆動
系を示す平面図である。
【図4】前記ガセットローラの駆動系を示す側面図であ
る。
【図5】前記開口機構を構成する吸引手段の正面図であ
る。
【図6】前記開口機構を構成する底部成形手段の側面図
である。
【図7】前記袋詰め封止装置を構成する挿入機構の側面
説明図である。
【図8】前記挿入機構の要部斜視説明図である。
【図9】前記挿入機構を構成するコーナーガイド手段の
正面説明図である。
【図10】前記挿入機構を構成する押し出し手段の平面
説明図である。
【図11】前記押し出し手段の間隔調整手段を説明する
平面図である。
【図12】前記押し出し手段の背面図である。
【図13】前記袋詰め封止装置を構成する開口端部成形
機構の要部斜視説明図である。
【図14】前記開口端部成形機構を構成する成形爪の駆
動手段を説明する平面図である。
【図15】前記成形爪の駆動手段の側面図である。
【図16】前記開口端部成形機構を構成する閉塞手段の
斜視図である。
【図17】前記閉塞手段の側面説明図である。
【図18】前記閉塞手段を構成する第3上下挟持板の駆
動機構の正面説明図である。
【図19】前記袋詰め封止装置を構成する口折り機構に
おける第1口折りステーションの側面説明図である。
【図20】前記第1口折りステーションの正面説明図で
ある。
【図21】前記第1口折りステーションに設けられる第
1口折り手段の平面図である。
【図22】前記口折り機構を構成する第2口折りステー
ションに配置される第2口折り手段の斜視図である。
【図23】前記口折り機構を構成する第3口折りステー
ションに配置される第3口折り手段の斜視図である。
【図24】前記口折り機構を構成する移送手段の正面説
明図である。
【図25】前記移送手段を構成する第1移送チャックの
側面図である。
【図26】前記移送手段を構成する第3移送チャックの
側面図である。
【図27】前記第1口折りステーションにおける第1口
折り板の動作説明図である。
【図28】前記第2口折りステーションにおける第2口
折り板の動作説明図である。
【図29】前記第3口折りステーションにおける第3口
折り板の動作説明図である。
【符号の説明】
10…袋詰め封止装置 12…ガセット
袋 12a…開口端部 16…搬送コン
ベア 18…開口機構 20…製品 22…挿入機構 24…開口端部
成形機構 26…口折り部 28…口折り機
構 30…封止機構 60…下側吸着ベルト 62…上側吸着
ベルト 70…吸引手段 72a、72b
…ガセットローラ 74…底部吸引手段 76…底部成形
手段 78…駆動手段 80…開閉手段 100a〜100d…下側吸着盤 102a〜10
2d…上側吸着盤 118…吸着盤 132…成形板 140…コーナーガイド手段 142…押し出
し手段 143a、143b…上ガイド部材 144…挿入コ
ンベア 145a、145b…下ガイド部材 146a、14
6b…回動軸 170a、170b…ローラ 172a、17
2b…側方ガイド板 230a、230b…成形爪 232…閉塞手
段 256a〜256c…上挟持板 258a〜25
8c…下挟持板 300、302、304…口折りステーション 306…移送手段 308…折り曲
げ手段 330、370、410…口折り手段 362、40
2、412…口折り板 500、502、504…移送チャック 552…モータ 554…カム機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 誠 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に開口を有する包装袋を、該開口が搬
    送方向に交差する方向に向かう姿勢で搬送する搬送コン
    ベアと、 前記包装袋に被包装物を挿入する前に、該包装袋を強制
    的に所定の開口形状に成形するための開口機構と、 前記開口機構により開口された包装袋に、前記被包装物
    を挿入するための挿入機構と、 前記被包装物が挿入された包装袋の開口端部を扁平状に
    成形するための開口端部成形機構と、 前記扁平状に成形された開口端部を折り返して口折り部
    を成形するための口折り機構と、 前記折り返された口折り部を固定するための封止機構
    と、 を備えるとともに、 前記開口機構、前記挿入機構、前記開口端部成形機構、
    前記口折り機構および前記封止機構は、前記搬送コンベ
    アの搬送方向に沿って順次配置されることを特徴とする
    袋詰め封止装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の袋詰め封止装置において、
    前記開口機構は、前記包装袋を上下方向から吸引して該
    包装袋を強制的に開口させる吸引手段と、 前記包装袋内に進入して該包装袋の両側部に形成された
    ガセットを押し広げるガセットローラと、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の袋詰め封止装置において、
    前記ガセットローラは、前記包装袋の幅寸法に対応して
    一対に構成されており、 前記開口機構は、前記一対のガセットローラを前記包装
    袋内に進退させる駆動手段と、 前記一対のガセットローラを前記包装袋内で該包装袋の
    幅方向に変位させる開閉手段と、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の袋詰め封止装置において、
    前記開口機構は、前記包装袋の開口側とは反対側の底部
    を吸引し、該底部を開口時の前記包装袋の上下方向略中
    間の高さ位置に保持する底部吸引手段を備えることを特
    徴とする袋詰め封止装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の袋詰め封止装置において、
    前記開口機構は、前記包装袋の開口時に前記包装袋の開
    口側とは反対側の底部を押圧して該底部を成形する底部
    成形手段を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の袋詰め封止装置において、
    前記挿入機構は、前記開口された包装袋内に進入して該
    包装袋の両側部に係合することにより該両側部の形状を
    維持するコーナーガイド手段と、 前記コーナーガイド手段に保持された前記包装袋内に前
    記被包装物を挿入する押し出し手段と、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の袋詰め封止装置において、
    前記コーナーガイド手段は、前記包装袋の両側部にそれ
    ぞれ上下に係合する二つずつからなる一対のガイド部材
    と、 前記上下に配置されたガイド部材を水平方向に一体的に
    揺動させて該包装袋の側部に係合させる回動軸と、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の袋詰め封止装置において、
    前記押し出し手段は、前記被包装物をセンタリングしな
    がら押圧する一対のローラと、 前記被包装物の両側方に対応して配置され、該被包装物
    と前記包装袋の接触を阻止する側方ガイド板と、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の袋詰め封止装置において、
    前記開口端部成形機構は、前記包装袋の両側部外方に配
    置され、互いに近接する方向に移動して該包装袋の両側
    部に形成されたガセットを内方に折り込む第1および第
    2成形爪と、 前記第1および第2成形爪により折り込まれた前記包装
    袋の開口端部を閉塞する閉塞手段と、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の袋詰め封止装置におい
    て、前記閉塞手段は、前記包装袋の開口端部を上下方向
    から挟持するとともに該包装袋に向かって進退自在な第
    1上下挟持板と、 前記包装袋の開口端部を、前記第1上下挟持板の挟持位
    置より内方の位置で上下方向から挟持する第2上下挟持
    板と、 前記包装袋の開口端部を、前記第2上下挟持板の挟持位
    置より内方の位置で上下方向から挟持するとともに、該
    開口端部を挟持した状態で前記搬送コンベアに沿って前
    記口折り機構に対応する位置まで移動可能な第3上下挟
    持板と、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の袋詰め封止装置におい
    て、前記口折り機構は、前記包装袋の開口端部に下方か
    ら係合して該開口端部を上方に略180゜だけ折り返す
    口折り手段が配設された複数の口折りステーションと、 前記包装袋の折り返された開口端部を把持し、該包装袋
    を各口折りステーション間に移送する移送手段と、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の袋詰め封止装置におい
    て、第1の口折りステーションは、水平方向に延在する
    包装袋の開口端部を鉛直下方向に折り曲げる折り曲げ手
    段を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  13. 【請求項13】請求項1記載の袋詰め封止装置におい
    て、前記包装袋を位置決めして前記搬送コンベアに移送
    する移載部と、前記移載部から前記挿入機構に対応する
    位置まで前記包装袋の下側を吸着保持する下側吸着ベル
    トと、 前記開口機構から前記挿入機構に対応する位置まで前記
    包装袋の上側を吸着保持する上側吸着ベルトと、 を備えることを特徴とする袋詰め封止装置。
  14. 【請求項14】請求項1記載の袋詰め封止装置におい
    て、前記開口機構、前記挿入機構、前記開口端部成形機
    構、前記口折り機構および前記封止機構を、前記搬送コ
    ンベアに同期して一体的に駆動するカム機構を備えるこ
    とを特徴とする袋詰め封止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108438344A (zh) * 2018-04-28 2018-08-24 温州市伟牌机械有限公司 一种进料装置及设有该进料装置的包装机

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