JPH08308442A - 魚釣用スピニングリールのスプール着脱装置 - Google Patents
魚釣用スピニングリールのスプール着脱装置Info
- Publication number
- JPH08308442A JPH08308442A JP7123690A JP12369095A JPH08308442A JP H08308442 A JPH08308442 A JP H08308442A JP 7123690 A JP7123690 A JP 7123690A JP 12369095 A JP12369095 A JP 12369095A JP H08308442 A JPH08308442 A JP H08308442A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- ring spring
- front flange
- attached
- operation plate
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプールの前側鍔の表面積と略同じ範囲内の
何処を操作してもスプールの分離ができる着脱装置を提
供することにある。 【構成】 リールシャフト１の先部に環状の掛止め凹部
２を形成し、他方スプール４の前側鍔の中央部には前記
掛止め凹部に嵌入係合する平行な直線杆部からなる挟着
部を備えたリングバネ８を該挟着部が径方向外側に向け
て拡開自在なる如く取り付け、且つそのリングバネの前
方に位置させて該スプールの前側鍔と略同径で、しかも
前側鍔と対向する裏側に前記リングバネの挟着部を構成
する平行な直線杆部間に挿入されることで該挟着部を拡
開する拡開筒部12を同一体に形成した操作板11を、該操
作板の裏側に突設した複数本の支持杆15を前側鍔に開設
した通孔16に摺動自在に挿通すると共に、支持杆の先端
に抜け止め部材17を取付け、更に操作板の裏側と前側鍔
との間にコイルスプリング14を弾圧装着する。
何処を操作してもスプールの分離ができる着脱装置を提
供することにある。 【構成】 リールシャフト１の先部に環状の掛止め凹部
２を形成し、他方スプール４の前側鍔の中央部には前記
掛止め凹部に嵌入係合する平行な直線杆部からなる挟着
部を備えたリングバネ８を該挟着部が径方向外側に向け
て拡開自在なる如く取り付け、且つそのリングバネの前
方に位置させて該スプールの前側鍔と略同径で、しかも
前側鍔と対向する裏側に前記リングバネの挟着部を構成
する平行な直線杆部間に挿入されることで該挟着部を拡
開する拡開筒部12を同一体に形成した操作板11を、該操
作板の裏側に突設した複数本の支持杆15を前側鍔に開設
した通孔16に摺動自在に挿通すると共に、支持杆の先端
に抜け止め部材17を取付け、更に操作板の裏側と前側鍔
との間にコイルスプリング14を弾圧装着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリアドラッグ機構を備え
た魚釣用スピニングリールにおけるスプール着脱装置の
改良に関する。
た魚釣用スピニングリールにおけるスプール着脱装置の
改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種魚釣用スピニングリールにおいて
スプールをワンタッチで着脱交換する装置として、スプ
ール上部の中央に配置した押釦を押圧することにより該
押釦に形成されたテーパ筒でリールシャフトに形成され
た掛止め凹部に係合しているリングバネの挟着部を拡開
してスプールをリールシャフトから分離することが実公
昭５２−８１８号公報で知られている。
スプールをワンタッチで着脱交換する装置として、スプ
ール上部の中央に配置した押釦を押圧することにより該
押釦に形成されたテーパ筒でリールシャフトに形成され
た掛止め凹部に係合しているリングバネの挟着部を拡開
してスプールをリールシャフトから分離することが実公
昭５２−８１８号公報で知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の装置ではリールシャフトの掛止め凹部に嵌入係
合しているリングバネを拡開して係合を解除する押釦は
小さく、操作面は略指先が当たる位の表面積を備えてい
るものであり、しかもそうした押釦がスプールの前面中
央部にポツンと配置されている。その為に、スプールを
リールシャフトから分離する時は、スプールの前面を手
で持ち、中心部の小さな押釦を指先で適確に押さなけれ
ばならず、その押釦の押動操作が中心の一点に限られ、
その結果操作しにくいといった問題点を有していた。
た従来の装置ではリールシャフトの掛止め凹部に嵌入係
合しているリングバネを拡開して係合を解除する押釦は
小さく、操作面は略指先が当たる位の表面積を備えてい
るものであり、しかもそうした押釦がスプールの前面中
央部にポツンと配置されている。その為に、スプールを
リールシャフトから分離する時は、スプールの前面を手
で持ち、中心部の小さな押釦を指先で適確に押さなけれ
ばならず、その押釦の押動操作が中心の一点に限られ、
その結果操作しにくいといった問題点を有していた。
【０００４】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みて成されたもので、その目的とするとこ
ろは、スプールの前側鍔の表面積と略同じ範囲内の何処
を操作してもスプールの分離ができる着脱装置を提供す
ることにある。
る問題点に鑑みて成されたもので、その目的とするとこ
ろは、スプールの前側鍔の表面積と略同じ範囲内の何処
を操作してもスプールの分離ができる着脱装置を提供す
ることにある。
【０００５】更に、本発明の他の目的は着脱装置を構成
する部材の組み付けをスプールに対して簡単に行うこと
ができる着脱装置を提供することにある。
する部材の組み付けをスプールに対して簡単に行うこと
ができる着脱装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は、リールシャフトの先
部に環状の掛止め凹部を形成し、他方スプールの前側鍔
の中央部には前記掛止め凹部に嵌入係合する平行な直線
杆部からなる挟着部を備えたリングバネを該挟着部が径
方向外側に向けて拡開自在なる如く取り付け、且つその
リングバネの前方に位置させて該スプールの前側鍔と略
同径で、しかも前側鍔と対向する裏側に前記リングバネ
の挟着部を構成する平行な直線杆部間に挿入されること
で該挟着部を拡開する拡開筒部を設けた操作板を、該操
作板の裏側に突設した複数本の支持杆を前側鍔に開設し
た通孔に摺動自在に挿通すると共に、支持杆の先端に抜
け止め部材を取付け、更に操作板の裏側と前側鍔との間
にコイルスプリングを弾圧装着したことを特徴とする。
めに本発明が講じた技術的手段は、リールシャフトの先
部に環状の掛止め凹部を形成し、他方スプールの前側鍔
の中央部には前記掛止め凹部に嵌入係合する平行な直線
杆部からなる挟着部を備えたリングバネを該挟着部が径
方向外側に向けて拡開自在なる如く取り付け、且つその
リングバネの前方に位置させて該スプールの前側鍔と略
同径で、しかも前側鍔と対向する裏側に前記リングバネ
の挟着部を構成する平行な直線杆部間に挿入されること
で該挟着部を拡開する拡開筒部を設けた操作板を、該操
作板の裏側に突設した複数本の支持杆を前側鍔に開設し
た通孔に摺動自在に挿通すると共に、支持杆の先端に抜
け止め部材を取付け、更に操作板の裏側と前側鍔との間
にコイルスプリングを弾圧装着したことを特徴とする。
【０００７】又、上記操作板の裏側に設けられる拡開筒
部は該操作板と一体構造でも、別体構造でも良く、別体
構造の場合は操作板の動きに連動する如く定着されてい
ればよい。その定着の形態としては、操作板に対して別
体構造の拡開筒部を接着したり、或いは操作板側に受け
部を形成して拡開筒部を圧入したり、又は非接着であっ
ても両者の位置関係が変化せず、一定状態に保持できれ
ばよい。更に、操作板をスプールの前側鍔の前方に保持
す抜け止め部材としては、前側鍔に開設した通孔の径よ
りも大径な頭部を有したネジ、或いは操作板の支持杆に
周溝を形成し、その周溝に係着するＥリング等が挙げら
れる。
部は該操作板と一体構造でも、別体構造でも良く、別体
構造の場合は操作板の動きに連動する如く定着されてい
ればよい。その定着の形態としては、操作板に対して別
体構造の拡開筒部を接着したり、或いは操作板側に受け
部を形成して拡開筒部を圧入したり、又は非接着であっ
ても両者の位置関係が変化せず、一定状態に保持できれ
ばよい。更に、操作板をスプールの前側鍔の前方に保持
す抜け止め部材としては、前側鍔に開設した通孔の径よ
りも大径な頭部を有したネジ、或いは操作板の支持杆に
周溝を形成し、その周溝に係着するＥリング等が挙げら
れる。
【０００８】
【作用】上記の手段によれば、リールシャフトにスプー
ルを嵌合すると、該スプールの前側鍔の中央部に装着さ
れたリングバネにおける挟着部を構成する平行な直線杆
部が該リールシャフト先端の円錐形部で外方に押し広げ
られ、円錐形部の後端を通過すると該円錐形部に連続し
て形成されている環状の掛止め凹部に挟着部が嵌入係合
してリールシャフトにスプールが掛止め保持される。そ
して、リールシャフトに掛止め保持されたスプールを分
離する時は、スプールの前側鍔前方に保持されている略
前側鍔と同径の操作板を押圧すると該操作板の裏側に設
けられている拡開筒部が掛止め凹部に嵌合する平行な直
線杆部からなる挟着部を外方へ拡開し、平行な直線杆部
相互間の間隔が円錐形部の外径より押し広げられること
で掛止め凹部とリングバネとの掛止めが解除され、スプ
ールはリールシャフトから分離可能となる。しかも、上
記の掛止め凹部とリングバネとの掛止め解除の動作は操
作板のどの部分を押圧しても行われる。
ルを嵌合すると、該スプールの前側鍔の中央部に装着さ
れたリングバネにおける挟着部を構成する平行な直線杆
部が該リールシャフト先端の円錐形部で外方に押し広げ
られ、円錐形部の後端を通過すると該円錐形部に連続し
て形成されている環状の掛止め凹部に挟着部が嵌入係合
してリールシャフトにスプールが掛止め保持される。そ
して、リールシャフトに掛止め保持されたスプールを分
離する時は、スプールの前側鍔前方に保持されている略
前側鍔と同径の操作板を押圧すると該操作板の裏側に設
けられている拡開筒部が掛止め凹部に嵌合する平行な直
線杆部からなる挟着部を外方へ拡開し、平行な直線杆部
相互間の間隔が円錐形部の外径より押し広げられること
で掛止め凹部とリングバネとの掛止めが解除され、スプ
ールはリールシャフトから分離可能となる。しかも、上
記の掛止め凹部とリングバネとの掛止め解除の動作は操
作板のどの部分を押圧しても行われる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
ると、図中、１はリールシャフトでハンドル（図示省
略）の回動によって軸方向に前後摺動する周知の形態を
成し、そのリールシャフト１の先端は円錐形に形成され
ると共に、その円錐形部１aの後端に連続して掛止め凹
部２が環状に形成されると共に、掛止め凹部２より軸方
向後方位置には該軸心と直交させてストップピン３が貫
通固定されている。
ると、図中、１はリールシャフトでハンドル（図示省
略）の回動によって軸方向に前後摺動する周知の形態を
成し、そのリールシャフト１の先端は円錐形に形成され
ると共に、その円錐形部１aの後端に連続して掛止め凹
部２が環状に形成されると共に、掛止め凹部２より軸方
向後方位置には該軸心と直交させてストップピン３が貫
通固定されている。
【００１０】上記のリールシャフト１に掛止め取り付け
られるスプール４は、合成樹脂材又は金属材等で糸巻き
胴部４a の後端に該糸巻き胴部４a の外径より大径な袴
部４b が連設され、糸巻き胴部４a の前端に前側鍔４c
が連設された今日周知の形態を成し、その前側鍔４c の
中央部には糸巻き胴部４a 内に向けて前記したリールシ
ャフト１を支持する軸受筒部４d が同一体に突出形成さ
れている。そして、軸受筒部４d の後部にはリールシャ
フト１に固着されたストップピン３が嵌合する係合溝５
が切り欠き形成され、軸受筒部４d の前部、即ち前側鍔
４c の前面にはリールシャフト１の円錐形部１a の外径
よりも大径な凹部６が穿設されており、更にその凹部６
の開口部周囲には凹所７が形成されてリングバネ８を装
着され、そのリングバネ８はドーナツ状の押え板９で抑
えられている。
られるスプール４は、合成樹脂材又は金属材等で糸巻き
胴部４a の後端に該糸巻き胴部４a の外径より大径な袴
部４b が連設され、糸巻き胴部４a の前端に前側鍔４c
が連設された今日周知の形態を成し、その前側鍔４c の
中央部には糸巻き胴部４a 内に向けて前記したリールシ
ャフト１を支持する軸受筒部４d が同一体に突出形成さ
れている。そして、軸受筒部４d の後部にはリールシャ
フト１に固着されたストップピン３が嵌合する係合溝５
が切り欠き形成され、軸受筒部４d の前部、即ち前側鍔
４c の前面にはリールシャフト１の円錐形部１a の外径
よりも大径な凹部６が穿設されており、更にその凹部６
の開口部周囲には凹所７が形成されてリングバネ８を装
着され、そのリングバネ８はドーナツ状の押え板９で抑
えられている。
【００１１】リングバネ８は、図３に示すように金属線
材を円形に屈曲すると共に、その両端部を円形の直径方
向に向けて平行に屈曲した直線杆部８a ，８b からなる
挟着部８’を有し、その挟着部８’の幅は前記したリー
ルシャフト１の掛止め凹部２の内径に相当する幅とす
る。
材を円形に屈曲すると共に、その両端部を円形の直径方
向に向けて平行に屈曲した直線杆部８a ，８b からなる
挟着部８’を有し、その挟着部８’の幅は前記したリー
ルシャフト１の掛止め凹部２の内径に相当する幅とす
る。
【００１２】リールシャフト１の掛止め凹部２に嵌合係
着するリングバネ８の挟着部８’を拡開させる操作板11
は、スプール４の前側鍔4cの外周縁よりやや小径の円板
で皿状に形成され、その湾曲した膨出面側を操作面と
し、反対側の裏側には円筒状の拡開筒部12が一体に突出
形成されている。そして、その拡開筒部12の先部は直径
線上の相対する面を先細状にカットして挟着部８’を構
成する平行な直線杆部８a ，８b 間に嵌入するテーパ部
12’が形成されている。又、操作板11の裏側には前記拡
開筒部12の外方に位置させてスプリング受け部13が形成
され、そのスプリング受け部13と前記したリングバネ８
を押える押え板９との間に亘ってコイルスプリング14が
弾圧装着されている。
着するリングバネ８の挟着部８’を拡開させる操作板11
は、スプール４の前側鍔4cの外周縁よりやや小径の円板
で皿状に形成され、その湾曲した膨出面側を操作面と
し、反対側の裏側には円筒状の拡開筒部12が一体に突出
形成されている。そして、その拡開筒部12の先部は直径
線上の相対する面を先細状にカットして挟着部８’を構
成する平行な直線杆部８a ，８b 間に嵌入するテーパ部
12’が形成されている。又、操作板11の裏側には前記拡
開筒部12の外方に位置させてスプリング受け部13が形成
され、そのスプリング受け部13と前記したリングバネ８
を押える押え板９との間に亘ってコイルスプリング14が
弾圧装着されている。
【００１３】コイルスプリング14の弾発力で前側鍔４c
から離反する方向に付勢される操作板11は、その操作板
11の裏側に複数本（図面は４本）の支持杆15を突設し、
その支持杆15を前側鍔４c に開設した通孔16に摺動自在
に挿通すると共に、該支持杆15の先端に通孔16の径より
も大径な頭部を有したネジ17を捩じ込み、ネジ17の頭部
が通孔の縁に当接することで操作板11が抜け止めされス
プール４に係合保持される。尚、操作板11の裏側に設け
られる拡開筒部12は操作板11と別体構造とし、操作板11
に対し接着、或いは圧入等の手段によって操作板との相
対位置関係が変わらないようにしてもよい。
から離反する方向に付勢される操作板11は、その操作板
11の裏側に複数本（図面は４本）の支持杆15を突設し、
その支持杆15を前側鍔４c に開設した通孔16に摺動自在
に挿通すると共に、該支持杆15の先端に通孔16の径より
も大径な頭部を有したネジ17を捩じ込み、ネジ17の頭部
が通孔の縁に当接することで操作板11が抜け止めされス
プール４に係合保持される。尚、操作板11の裏側に設け
られる拡開筒部12は操作板11と別体構造とし、操作板11
に対し接着、或いは圧入等の手段によって操作板との相
対位置関係が変わらないようにしてもよい。
【００１４】上記の構成により、スプール４の前側鍔４
c の外径と略同径の操作板11を押圧すると該操作板11は
前側鍔４c の通孔16に挿通されている支持杆15によって
前側鍔４c 側に平行移動し、拡開筒部12が掛止め凹部２
に嵌合係着するリングバネ８の挟着部８’を拡開して掛
止め凹部２から外し、リールシャフト１からスプール４
は分離可能となる。そして、上記の動作はスプール４の
前側鍔４c と略同じ大きさの操作板11のどの部分を押し
ても複数本の支持杆がガイドとなって該操作板11と一体
化されている拡開筒部12を軸方向に移動させ、リングバ
ネ８の挟着部８’を拡開することができる。
c の外径と略同径の操作板11を押圧すると該操作板11は
前側鍔４c の通孔16に挿通されている支持杆15によって
前側鍔４c 側に平行移動し、拡開筒部12が掛止め凹部２
に嵌合係着するリングバネ８の挟着部８’を拡開して掛
止め凹部２から外し、リールシャフト１からスプール４
は分離可能となる。そして、上記の動作はスプール４の
前側鍔４c と略同じ大きさの操作板11のどの部分を押し
ても複数本の支持杆がガイドとなって該操作板11と一体
化されている拡開筒部12を軸方向に移動させ、リングバ
ネ８の挟着部８’を拡開することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明のスプール着脱装置は請求項１に
示した構成により、スプールの前側鍔と略同じ大きさを
した大形の操作板を押圧することでリールシャフトとス
プールとの分離を行うことができるため、簡便に行なう
ことができる。従って、従来のスプール中心に配置され
た小さな押釦を指先で操作しなければならなかった不便
さを解消することができる。そして、上記の操作板はス
プールの前側鍔の中心部に装着されるリングバネをコイ
ルスプリングなどを介して押え、その操作板は前側鍔に
開設した通孔に摺動自在に挿通した支持杆をの抜け止め
して掛止め保持するため、構成部材の組み付けを前側鍔
の前方から簡単に行なうことができ、生産性に富んだ装
置を提供できる。又、抜け止め部材を請求項２に示すよ
うに構成した場合は、上述した部材の組み付けの最後の
工程である操作板の保持をスプール内側から支持杆にネ
ジを捩じ込む簡単な操作で行うことができる。
示した構成により、スプールの前側鍔と略同じ大きさを
した大形の操作板を押圧することでリールシャフトとス
プールとの分離を行うことができるため、簡便に行なう
ことができる。従って、従来のスプール中心に配置され
た小さな押釦を指先で操作しなければならなかった不便
さを解消することができる。そして、上記の操作板はス
プールの前側鍔の中心部に装着されるリングバネをコイ
ルスプリングなどを介して押え、その操作板は前側鍔に
開設した通孔に摺動自在に挿通した支持杆をの抜け止め
して掛止め保持するため、構成部材の組み付けを前側鍔
の前方から簡単に行なうことができ、生産性に富んだ装
置を提供できる。又、抜け止め部材を請求項２に示すよ
うに構成した場合は、上述した部材の組み付けの最後の
工程である操作板の保持をスプール内側から支持杆にネ
ジを捩じ込む簡単な操作で行うことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図２】図１の（Ａ）−（Ａ）線に沿える断面図であ
る。
る。
【図３】図１の（Ｂ）−（Ｂ）線に沿える断面図であ
る。
る。
１…リールシャフト ２…掛止め凹部 ４…スプール ８…リングバネ 11…操作板 12…拡開筒部 14…コイルスプリング 15…支持杆 16…通孔 17…抜け止め部材（ネ
ジ）
ジ）
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年６月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】上記の構成により、スプール４の前側鍔４
c の外周に突設した突縁の内径と略同径の操作板11を押
圧すると該操作板11は前側鍔４c の通孔16に挿通されて
いる支持杆15によって前側鍔４c 側に平行移動し、拡開
筒部12が掛止め凹部２に嵌合係着するリングバネ８の挟
着部８’を拡開して掛止め凹部２から外し、リールシャ
フト１からスプール４は分離可能となる。そして、上記
の動作はスプール４の前側鍔４c と略同じ大きさの操作
板11のどの部分を押しても複数本の支持杆がガイドとな
って該操作板11と一体化されている拡開筒部12を軸方向
に移動させ、リングバネ８の挟着部８’を拡開すること
ができる。
c の外周に突設した突縁の内径と略同径の操作板11を押
圧すると該操作板11は前側鍔４c の通孔16に挿通されて
いる支持杆15によって前側鍔４c 側に平行移動し、拡開
筒部12が掛止め凹部２に嵌合係着するリングバネ８の挟
着部８’を拡開して掛止め凹部２から外し、リールシャ
フト１からスプール４は分離可能となる。そして、上記
の動作はスプール４の前側鍔４c と略同じ大きさの操作
板11のどの部分を押しても複数本の支持杆がガイドとな
って該操作板11と一体化されている拡開筒部12を軸方向
に移動させ、リングバネ８の挟着部８’を拡開すること
ができる。
Claims (2)
- 【請求項１】 ハンドルの回動に因って前後方向に摺動
するリールシャフトの先部に環状の掛止め凹部を形成
し、他方スプールの前側鍔の中央部には前記掛止め凹部
に嵌入係合する平行な直線杆部からなる挟着部を備えた
リングバネを該挟着部が径方向外側に向けて拡開自在な
る如く取り付け、且つそのリングバネの前方に位置させ
て該スプールの前側鍔と略同径で、しかも前側鍔と対向
する裏側に前記リングバネの挟着部を構成する平行な直
線杆部間に挿入されることで該挟着部を拡開する拡開筒
部を設けた操作板を、該操作板の裏側に突設した複数本
の支持杆を前側鍔に開設した通孔に摺動自在に挿通する
と共に、支持杆の先端に抜け止め部材を取付け、更に操
作板の裏側と前側鍔との間にコイルスプリングを弾圧装
着したことを特徴とする魚釣用スピニングリールのスプ
ール着脱装置。 - 【請求項２】 上記支持杆に取り付けられる抜け止め部
材が通孔よりも大径な頭部を有するネジである請求項１
記載の魚釣用スピニングリールのスプール着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7123690A JPH08308442A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 魚釣用スピニングリールのスプール着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7123690A JPH08308442A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 魚釣用スピニングリールのスプール着脱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08308442A true JPH08308442A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14866920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7123690A Withdrawn JPH08308442A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 魚釣用スピニングリールのスプール着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08308442A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100383812B1 (ko) * | 2001-04-17 | 2003-05-16 | 김정식 | 개량된 스피닝 릴의 스풀과 그 제조방법 |
| JP2014128293A (ja) * | 2014-04-08 | 2014-07-10 | Shimano Inc | スピニングリールのスプール連結構造 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP7123690A patent/JPH08308442A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100383812B1 (ko) * | 2001-04-17 | 2003-05-16 | 김정식 | 개량된 스피닝 릴의 스풀과 그 제조방법 |
| JP2014128293A (ja) * | 2014-04-08 | 2014-07-10 | Shimano Inc | スピニングリールのスプール連結構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |