JPH08308061A - 電気コンセントのコンセントカバー - Google Patents

電気コンセントのコンセントカバー

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JPH08308061A
JPH08308061A JP7106042A JP10604295A JPH08308061A JP H08308061 A JPH08308061 A JP H08308061A JP 7106042 A JP7106042 A JP 7106042A JP 10604295 A JP10604295 A JP 10604295A JP H08308061 A JPH08308061 A JP H08308061A
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JP
Japan
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outlet
plug
cover
outlet cover
receptacle
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JP7106042A
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English (en)
Inventor
Mototaka Yana
基孝 梁
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の電気コンセントの本体やレセプタクル
を変更せずにコンセントカバーのみを交換するだけで差
込みプラグとレセプタクルにかかるトラッキング現象の
発生を防止できるコンセントカバーを提供する。 【構成】 建造物の内壁または外壁に取りつけられ、接
続された差込みプラグに電力を供給する電気コンセント
の前面外装であるコンセントカバー。差込みプラグを電
気コンセントに差込んだとき、差込みプラグが当接しな
い部分のコンセントカバーを前面側に張り出すように形
成させている。これによりレセプタクルとプラグ端面と
の隙間にホコリなどが入りこまない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コンセントのコンセ
ントカバーに関する。さらに詳しくは、建造物の内壁ま
たは外壁に取りつけられ、接続された差込みプラグ側に
電力を供給するために用いられる電気コンセントのコン
セントカバーに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】電気
コンセントは主として、フランジ部2aおよび容器部2
bを含む箱状の本体容器2と、コンセントカバー25
と、レセプタクル26、外挟持板(図示せず)および内
挟持板(図示せず)とから構成されている(図7参
照)。図7は従来の電気コンセントに差込みプラグ(以
下、単にプラグという)を差込んだ状態の側面断面説明
図である。
【0003】従来の電気コンセントにプラグを差込んだ
ばあい、とくに、差込みが不充分なばあいなどにおいて
は、プラグ11の2本の刃側の端面(以下、単にプラグ
の端面という)とコンセントカバー25と同一の面上に
あるレセプタクル26とのあいだに約2mm〜3mmの
隙間Gが生じることが多い。
【0004】このことに関して、プラグと電気コンセン
トとの隙間の部分に空気中のホコリなどがたまり、これ
によって、プラグの2本の刃である電気端子間に電気火
花が発生する、いわゆるトラッキング現象が起こり、こ
のため火災が発生するという問題がある。
【0005】なお、トラッキング(tracking)現象とは
電気工学的には絶縁物の表面に漏電性あるいは絶縁不良
性の経路が生じることをいうが、本発明が対象とする、
プラグを電気コンセントに差込んだ状態でホコリがたま
って火花が発生する現象は電気工学分野においていうト
ラッキング現象と同様の絶縁不良性の経路によるもので
あることから本明細書においてもこの現象をトラッキン
グ現象というものとする。とくに、たとえば調理台の近
辺においてはホコリとともに油、水などの微小な飛まつ
も混じってたまることとなりトラッキング現象がおきや
すく火災が誘発される危険度が大きい。
【0006】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたものであり、既に壁面などに配設されている電気
コンセントの本体やレセプタクルを変更せずにコンセン
トカバーのみを交換するだけでトラッキング現象の発生
を防止できるコンセントカバーを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電気コンセント
のコンセントカバーは建造物の内壁または外壁に取りつ
けられ、接続された差込みプラグに電力を供給する電気
コンセントの前面外装部分であるコンセントカバーであ
って、差込みプラグを前記電気コンセントに差込んだと
き、前記差込みプラグが当接しない部分のコンセントカ
バーを前面側に張り出すように形成させたことを特徴と
している。
【0008】
【作用】本発明のコンセントカバーは前述のようにプラ
グ端面を覆い隠す位置まで張り出させたので、プラグ端
面とレセプタクル前面とのあいだにホコリが入りこまな
い。
【0009】
【実施例】つぎに添付図面を参照しながら本発明のコン
セントカバーについてさらに詳細に説明する。それぞれ
の図において共通の部分には同一の符号を付している。
【0010】図1は本発明のコンセントカバーを用いた
電気コンセントの実施例を示す組立前一部切欠斜視説明
図である。
【0011】図2および図3は本発明の電気コンセント
にプラグを差込んだ状態の、側面断面説明図、図4、図
5および図6は本発明のコンセントカバーを用いた電気
コンセントの他の実施例を示す組立前一部切欠斜視説明
図である。
【0012】図1において、1は電気コンセントであ
り、電気コンセントは本体容器2、内挟持板3、外挟持
板4および矩形板状のコンセントカバー(以下、単にカ
バーという)5から構成されている。また、取りつけ対
象壁板(以下、単に壁板という)Wには円形の取りつけ
孔7が設けられている。
【0013】本体容器2は、フランジ部2aと容器部2
bとから構成されている。フランジ部2aと容器部2b
とは、図示のごとく従来公知の係止爪と係止スリットと
を用いて着脱自在にされている。このようにすることに
よって、本体容器へのレセプタクル6の取りつけ作業を
容易にせしめている。容器部2bの内部にはレセプタク
ル6が収納され、その底部にはケーブルCをレセプタク
ル6にワンタッチで接続するための貫通孔2cが形成さ
れている。
【0014】さらにフランジ部2aにはコンセントカバ
ー5を係着するための係止孔2dがコンセントカバーの
係止爪5aに対応して形成されている。
【0015】内挟持板3は簡易な蝶番3a部で折りたた
み自在にされた方形状のものであり、前述の本体容器2
が挿通される貫通孔8と、貫通孔8を挟む対称な位置に
3個ずつ形成されたねじ孔3b、3cとを有する。また
内挟持板3には、壁板Wへの取りつけおよびねじ締めつ
けを確実にするため、その表面にゴム板3dが予め接着
されている。ゴム板3dは壁板Wへの取りつけおよびね
じ締めつけを確実にするとともに、とくに壁板Wの厚さ
が薄いばあいにねじの有効長に対する締めつけ厚さの調
整の役目もはたしているものである。中央の一対のねじ
孔3bは外挟持板4を壁板Wを挟持するように内挟持板
3に仮止めするためのものであり、残りの4つのねじ孔
3cは最終的に本体容器2のフランジ部2aをしっかり
と固定するためのものである。
【0016】外挟持板4は、小環部4aと台座部4bと
からなり、小環部4aは取りつけ孔7に嵌合する部分で
あり、台座部4bはその背面が取りつけ孔7の周縁に当
接する部分である。台座部4bは外周部に突出した立縁
部4cを有し、この内部に本体容器2のフランジ部2a
およびカバー5が係合される。なお、外挟持板4の立縁
部4cの高さはほぼカバー5の厚さとフランジ部2aの
厚さとを合計した寸法にされている。
【0017】カバー5は、係止爪5a、前面板5b、側
面板5dからなり、レセプタクル6の差込み孔部分が露
出しうる窓5cが形成されており、さらに外挟持板4の
立縁部4cの内周側に嵌着しうるように形成されてい
る。とくに嵌着方法は限定されないが、本実施例では、
図示のごとく、前述の本体容器2におけるフランジ部2
aと容器部2bとの係着機構と同様、カバー5の、フラ
ンジ部2aと対向する面に係止爪5aが形成されてい
る。これによって、ワンタッチでカバー5を嵌着しう
る。
【0018】本発明のコンセントカバーは、前述したよ
うに、プラグ11の端面とレセプタクル6との隙間にホ
コリが入りこまないように、コンセントカバー5は前面
側へ張り出すように形成させてある。張り出す寸法は、
図2に示すように、レセプタクルの前面から本発明のコ
ンセントカバーの前面までの距離Hによって表わすもの
とする。張り出す寸法、すなわち、距離Hは、ホコリが
入りこむのを防止できるように、かつ、大小種々のプラ
グの寸法に応じてプラグの抜き差しに支障がないように
して選択することができる。したがって、たとえば、プ
ラグの端面からケーブルまでの長さLは20mm〜40
mm位の種々のものがあり、たとえば約30mmのプラ
グに対しては、距離Hは好ましくは3mm〜10mm、
とくに好ましくは3mm〜5mmのように定めることが
できる。
【0019】図1には前面板5bの厚さを厚くした例を
示したが、図2に示すように前面板の厚さはそのまま
で、側面板5dの幅を広くして前面板を前面側へ張り出
すように形成させることもできる。さらに、図3に示す
ように窓5cに対して窓枠に相当する部分のみ電気コン
セントの内側方向へ向かってつば状に厚さを厚くして、
つば状部分5eを設けることもできる。
【0020】またさらに、窓5cの形状は、差込まれる
プラグの形状に応じて選択することができ、図1に示す
ような矩形の他に、円形に形成させることも可能であ
る。
【0021】図1、図2および図3から明らかなように
本発明のコンセントカバーは電気コンセントにプラグ1
1が差込まれた状態で、レセプタクル6とプラグ11と
の隙間の上部をおおうように、すなわち、前面側に張り
出すように形成させたのでここにホコリなどが入りこむ
ことは著しく減少するものである。
【0022】また、カバー5とフランジ部2aとの係着
のための係止爪5aは従来と同様に係着できるように寸
法を変更して設けているので従来のコンセントカバーを
本発明のコンセントカバーに簡単に取りかえることがで
きる。
【0023】したがって、本発明のコンセントカバーを
既設の、または広く流通している汎用のレセプタクル6
およびフランジ部2aに対しても使用することができ
る。
【0024】図4は図1に示した角形の電気コンセント
の他の実施例を示す組立前説明図である。前面のコンセ
ントカバー5は本発明にしたがってレセプタクル6とプ
ラグ端面との隙間の上部をおおうように形成されてい
る。図4に示したばあいとは少し異なり、カバー5には
カバー5をフランジ部2aに係着するための係止爪5a
が設けられている。この係止爪5aによって従来のコン
セントカバーを本発明のコンセントカバーに簡単に取り
かえることができる。本実施例のばあいにおいても既設
の、または広く流通している汎用のレセプタクル6、フ
ランジ部2aおよびコンセントカバー枠9に対しても本
発明のコンセントカバーを使用することができる。
【0025】図5はその外周が丸形の電気コンセントと
しての実施例を示す組立前説明図である。コンセントカ
バー5の前面板5bは本発明にしたがってレセプタクル
6とプラグ端面との隙間の上部をおおうように形成され
ている。本実施例においてはカバー5にはカバー5をフ
ランジ部2aに係着するための係止爪5aが設けられて
いる。かかる係止爪5aによって従来のコンセントカバ
ーを本発明のコンセントカバーに簡単に取りかえること
ができる。
【0026】図6はレセプタクルが1個で形成される電
気コンセントとしての実施例を示す組立前説明図であ
る。コンセントカバー5の前面板5bは本発明にしたが
ってレセプタクル6とプラグ端面との隙間の上部をおお
うように形成されている。本実施例においてはカバー5
にはカバー5をフランジ部2aに係着するための係止爪
5aが設けられている。
【0027】かかる係止爪5aによって従来のコンセン
トカバーを本発明のコンセントカバーに簡単に取りかえ
ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、既設の、または広く流通している汎用のレセプタク
ルおよびフランジ部を変更することなくコンセントカバ
ーのみを簡単に交換することにより、プラグ端面とコン
セントカバーとの隙間の部分にホコリがたまることのな
いコンセントカバーが提供される。本発明のコンセント
カバーは、トラッキング現象の発生を防止することがで
き、さらにトラッキング現象の発生を防止することによ
り火災の誘発を未然に防止できるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンセントカバーを用いた電気コンセ
ントの一例を示す組立前一部切欠斜視説明図である。
【図2】本発明のコンセントカバーを用いた電気コンセ
ントにプラグを差込んだ状態の断面説明図である。
【図3】本発明の他の例のコンセントカバーを用いた電
気コンセントにプラグを差込んだ状態の断面説明図であ
る。
【図4】本発明のコンセントカバーを用いた電気コンセ
ントの他の例を示す組立前一部切欠斜視説明図である。
【図5】本発明のコンセントカバーを用いた電気コンセ
ントのさらに他の例を示す組立前一部切欠斜視説明図で
ある。
【図6】本発明のコンセントカバーを用いた電気コンセ
ントのさらに他の実施例を示す組立前一部切欠斜視図で
ある。
【図7】従来のコンセントカバーを用いた電気コンセン
トにプラグを差込んだ状態の断面説明図である。
【符号の説明】
1 電気コンセント 2 本体容器 2a フランジ部 2b 容器部 2c 貫通孔 2d 係止孔 3 内挟持板 3a 蝶番 3b ねじ孔 3c ねじ孔 3d ゴム板 4 外挟持板 4a 小環部 4b 台座部 4c 立縁部 5 コンセントカバー 5a 係止爪 5b 前面板 5c 窓 5d 側面板 5e つば状部分 6 レセプタクル 7 取りつけ孔 8 貫通孔 9 取りつけ枠 11 プラグ 25 コンセントカバー 26 レセプタクル C ケーブル W 壁板 G 隙間 H 張り出し寸法 L プラグの長さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物の内壁または外壁に取りつけら
    れ、接続された差込みプラグに電力を供給する電気コン
    セントの前面外装部分であるコンセントカバーであっ
    て、前記差込みプラグを前記電気コンセントに差込んだ
    とき、前記差込みプラグが当接しない部分のコンセント
    カバーを前面側に張り出すように形成させたことを特徴
    とする電気コンセントのコンセントカバー。
JP7106042A 1995-04-28 1995-04-28 電気コンセントのコンセントカバー Pending JPH08308061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7106042A JPH08308061A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 電気コンセントのコンセントカバー

Applications Claiming Priority (1)

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JP7106042A JPH08308061A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 電気コンセントのコンセントカバー

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JPH08308061A true JPH08308061A (ja) 1996-11-22

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ID=14423589

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JP7106042A Pending JPH08308061A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 電気コンセントのコンセントカバー

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JP (1) JPH08308061A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2404097A (en) * 2003-07-12 2005-01-19 Paul William Richardson Wall Mounted Electrical Connector Module
CN101807761A (zh) * 2009-02-16 2010-08-18 松下电工株式会社 配线器具用面板和配线装置
JP2012175886A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Mirai Ind Co Ltd 器具取付枠及び器具取付方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2404097A (en) * 2003-07-12 2005-01-19 Paul William Richardson Wall Mounted Electrical Connector Module
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