JP3065135U - 制御機器のネジアップ構造 - Google Patents

制御機器のネジアップ構造

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JP3065135U
JP3065135U JP1999005667U JP566799U JP3065135U JP 3065135 U JP3065135 U JP 3065135U JP 1999005667 U JP1999005667 U JP 1999005667U JP 566799 U JP566799 U JP 566799U JP 3065135 U JP3065135 U JP 3065135U
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Japan
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washer
screw
cover
spring
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JP1999005667U
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健一 斉藤
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Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座金付き端子ネジが、端子ネジを端子部か
ら取外したとき、自動的に端子部から遊離する自動復帰
構造で、組立作業性および端子ネジの端子部への締め付
け、取外しが安定して行える、カバーを有する制御機器
の端子ネジ構造を得る。 【解決手段】 座金はL型に折曲した案内部を設け、
該案内部に略凹型のバネ受部を形成し、中間のバネ嵌入
凸部より、両側案内部を長く形成し、前記略凹型のバネ
受部に設けた復帰スプリングからなる端子金具を制御機
器のカバーの裏側の隔壁部により囲まれた独立した溝に
配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カバーを有する制御機器の端子構造に関する内容である。
【0002】
【従来の技術】
端子台における端子の自動復帰構造は、実公平4−49827号公報に示すよ うに、バネ受板の下方にバネを配置する形態を有しているが、制御機器に応用し ようとする場合、装置自身が大型化となり、カバー構造も考慮した端子の自動復 帰構造は特別、提案されていなかった。他の従来例として、特開平9−1807 90号があるが、この構造は座金の平面部分に座金ガイド部とバネ押圧部を設け たものであるが、この構造では座金部分が大型化する問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、座金付き端子ネジが、端子ネジを端子部から取外したとき、自動的 に端子部から遊離する自動復帰構造で、組立作業性及び端子ネジの端子部への締 め付け、取外しが安定して行える端子ネジ構造を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
座金はL型に折曲した案内部を設け、該案内部に略凹型のバネ受部を形成し、 中間のバネ嵌入凸部より、両側案内部を長く形成し、前記略凹型のバネ受部に設 けた復帰スプリングからなる端子金具を制御機器のカバーの裏側の隔壁部により 囲まれた独立した溝に配置することにより、組立作業性も良好な座金付き端子ネ ジが得られる。
【0005】
【考案の実施の形態】
図において、本考案のネジアップ構造について説明をする。1は座金で、L型 に折曲し、端子部1aに対してL型に折曲した案内部1bを設け、該案内部1b に略凹型のバネ受部を形成し、中間にバネ嵌入凸部1cを設け、案内部1bの両 側部1d、1dは長く形成する。
【0006】 2はベース7内に、端子部4を装着した基板3を収納した制御機器に対して保 護するカバーである。図2において、2aは本考案の座金1の端子部1aが嵌入 する溝で、2bは同様に案内部1bが嵌入する溝で、互いに中央部の溝で一体と なっている。実施例では溝2bの中央部は端子ネジの自動復帰構造の復帰スプリ ング5が配置されるため、中心部は円形状で、溝2bの両側が案内部1bの両側 部1d、1dを収納するため矩形状となり、溝2a、溝2bは、いずれもハッチ ングで示す隔壁で形成されている。
【0007】 図3において、本考案のネジアップ構造の具体的構成および機能を以下記述す る。実施例ではカバー2は端子ネジ部の充電部が露出しないフィンガープロテク ター構造を考慮した形態を採用し、前述のようにカバー2の溝2bの中心部に復 帰スプリング5が配置され、順序として次に復帰スプリング5上にバネ嵌入凸部 1cが設定されるように配置している。実際の組立工程ではカバー2裏面を上方 にして、前述した順序で座金1および復帰スプリング5を設定するが、この場合 、溝2bの中心部がいずれも隔壁によってガイドされているため、落とし込み作 業については全く問題はない。6は端子ネジでセムス構造で端子部1aと一体形 成されている。
【0008】 座金1および復帰スプリング5を収納したカバー2と端子部4を装着した基板 3を収納したベース7を組立てて構成する本考案の制御機器で、端子ネジ6を端 子部4にドライバー等で螺着する場合、復帰スプリング5はカバー2内の座金1 内に設定されているため、紛失することなく作業が行える。その場合、座金1の 案内部1bの両側部1d、1dが復帰スプリング5の両端を保護し、さらに両側 部1d、1dがカバー2の周囲の隔壁に沿って移動するため、端子部4に対して 傾斜することなく締め付け作業ができる。端子ネジ6を端子部4から取外す場合 も同様で、この場合は復帰スプリング5の復帰作用で自動的に元の状態に戻る。 以上のように極めて組立作業性が良く、しかも安定した締め付け、取外しが可能 なネジアップ構造を得ることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案では、カバーの裏面から、カバー隔壁部により囲まれた溝に、略凹型の 端子部のバネ受部をカバー裏面を上方にして、容易に組立が可能で、しかも座金 の略凹型の両端で復帰スプリングを押えてあるので、前記カバー隔壁部に沿って 、かつ端子部に対して傾斜することなく作業が可能なため、安定した端子ネジの 自動復帰構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の座金の正面図。
【図2】 本考案のネジアップ構造の制御機器の実施例
のカバーの下視図。
【図3】 本考案のネジアップ構造の制御機器の実施例
の端子部断面図。
【符号の説明】
1 座金 1a 端子部 1b 案内部 1c バネ嵌入凸部 1d 両側部 2 カバー 2a 溝 2b 溝 3 基板 4 端子部 5 復帰スプリング 6 端子ネジ 7 ベース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィンガープロテクター部と一体形成す
    る電気機器のカバー内に、端子部を構成する座金を収納
    する第1のスペースと、該座金の案内部と、中央部にバ
    ネを収納する第2のスペースを第1のスペースに隣接し
    て設け、前記座金は、L型に折曲した案内部を設け、該
    案内部に略凹型のバネ受部を形成し、中間のバネ嵌入凸
    部より両側案内部を長く形成されていることを特徴とす
    る制御機器のネジアップ構造。
JP1999005667U 1999-06-23 1999-06-23 制御機器のネジアップ構造 Expired - Lifetime JP3065135U (ja)

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JP1999005667U JP3065135U (ja) 1999-06-23 1999-06-23 制御機器のネジアップ構造

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