JPH08306238A - 単相3線式屋内配線用ケ−ブル - Google Patents
単相3線式屋内配線用ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPH08306238A JPH08306238A JP13579495A JP13579495A JPH08306238A JP H08306238 A JPH08306238 A JP H08306238A JP 13579495 A JP13579495 A JP 13579495A JP 13579495 A JP13579495 A JP 13579495A JP H08306238 A JPH08306238 A JP H08306238A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- phase
- wire
- indoor wiring
- wire conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】可撓性を有し、屈曲等によって断線するおそれ
がなく、かつ誤結線を防止できる単相3線式屋内配電用
ケ−ブルの提供を目的とする。 【構成】両側に絶縁被覆1を施した単線導体2を配置
し、中央部に絶縁被覆1を施し、単線導体2とほぼ同じ
断面積を有する撚線導体3を配置し、その上に保護被覆
4を一括に施す。また、ケ−ブル5の軸方向に沿って、
凹溝6又は突起7を設ける。
がなく、かつ誤結線を防止できる単相3線式屋内配電用
ケ−ブルの提供を目的とする。 【構成】両側に絶縁被覆1を施した単線導体2を配置
し、中央部に絶縁被覆1を施し、単線導体2とほぼ同じ
断面積を有する撚線導体3を配置し、その上に保護被覆
4を一括に施す。また、ケ−ブル5の軸方向に沿って、
凹溝6又は突起7を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単相3線式屋内配線
用ケ−ブルに係るもので、詳しくは欠相の危険や誤結線
等のトラブルがなく、スイッチボックスやコンセントボ
ックス等にアクセスできるように工夫した単相3線式屋
内配線用ケ−ブルの構造に関するものである。
用ケ−ブルに係るもので、詳しくは欠相の危険や誤結線
等のトラブルがなく、スイッチボックスやコンセントボ
ックス等にアクセスできるように工夫した単相3線式屋
内配線用ケ−ブルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、単相3線式屋内配線用ケ−ブルと
しては、3心平形ビニル絶縁ビニルシ−スケ−ブル(V
VF)が使用されているが、このケ−ブルは図5に示す
ように、同一サイズの単線導体100にビニル絶縁体2
00を施したものを3本平行に配置し、その上にビニル
シ−ス300を一括に施した構造であったから、可撓性
がなく、配線工事等の際に過度の屈曲を与えると、断線
し、欠相するという欠点があった。また、従来のVVF
では、200V用のスイッチボックスやコンセントボッ
クスのケ−ブル挿入穴へ、自由に差込むことができるか
ら、100V回路に接続する積もりが、誤って200V
回路に接続してしまうという欠点があった。
しては、3心平形ビニル絶縁ビニルシ−スケ−ブル(V
VF)が使用されているが、このケ−ブルは図5に示す
ように、同一サイズの単線導体100にビニル絶縁体2
00を施したものを3本平行に配置し、その上にビニル
シ−ス300を一括に施した構造であったから、可撓性
がなく、配線工事等の際に過度の屈曲を与えると、断線
し、欠相するという欠点があった。また、従来のVVF
では、200V用のスイッチボックスやコンセントボッ
クスのケ−ブル挿入穴へ、自由に差込むことができるか
ら、100V回路に接続する積もりが、誤って200V
回路に接続してしまうという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は従来の技術
で記述した欠点を解消するためになされたもので、可撓
性を有し、屈曲等によって断線するおそれがなく、かつ
誤結線を防止できる単相3線式屋内配線用ケ−ブルの提
供を目的とするものである。
で記述した欠点を解消するためになされたもので、可撓
性を有し、屈曲等によって断線するおそれがなく、かつ
誤結線を防止できる単相3線式屋内配線用ケ−ブルの提
供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】平形3心ケ−ブルにおい
て、両側に絶縁被覆を施した単線導体を配置し、中央部
に絶縁被覆を施し、前記単線導体とほぼ同じ断面積を有
する撚線導体を配置し、その上に保護被覆を一括に施
す。さらに、前記保護被覆に、ケ−ブルの軸方向に沿っ
て、凹溝又は突起を設ける。
て、両側に絶縁被覆を施した単線導体を配置し、中央部
に絶縁被覆を施し、前記単線導体とほぼ同じ断面積を有
する撚線導体を配置し、その上に保護被覆を一括に施
す。さらに、前記保護被覆に、ケ−ブルの軸方向に沿っ
て、凹溝又は突起を設ける。
【0005】
【作用】前記の中央部に配置した絶縁被覆を施した撚線
導体が、ケ−ブルに可撓性を付与すると共に、屈曲応力
に対しては、アブソ−バ−的作用を果たし、両側に配置
された単線導体の断線を防止し、欠相を防ぐ。また、ケ
−ブルの軸方向に沿って、保護被覆に設けた凹溝又は突
起は、前記のスイッチボックスやコンセントボックスの
ケ−ブル挿入穴へのケ−ブルの自由な差込みを防止し、
誤結線を防ぐ。
導体が、ケ−ブルに可撓性を付与すると共に、屈曲応力
に対しては、アブソ−バ−的作用を果たし、両側に配置
された単線導体の断線を防止し、欠相を防ぐ。また、ケ
−ブルの軸方向に沿って、保護被覆に設けた凹溝又は突
起は、前記のスイッチボックスやコンセントボックスの
ケ−ブル挿入穴へのケ−ブルの自由な差込みを防止し、
誤結線を防ぐ。
【0006】
【実施例】本発明の実施の一例を図面を参照しながら説
明するに、図1及び図2示すように、両側にビニル等の
絶縁被覆1を施した、例えば直径2mmの単線導体2を
配置し、中央部にビニル等の絶縁被覆1を施し、単線導
体2とほぼ同じ断面積を有する、例えば3.5mm2の
撚線導体3を配置し、その上にビニル等の保護被覆4を
一括に施して、単相3線式屋内配線用ケ−ブル5を構成
する。
明するに、図1及び図2示すように、両側にビニル等の
絶縁被覆1を施した、例えば直径2mmの単線導体2を
配置し、中央部にビニル等の絶縁被覆1を施し、単線導
体2とほぼ同じ断面積を有する、例えば3.5mm2の
撚線導体3を配置し、その上にビニル等の保護被覆4を
一括に施して、単相3線式屋内配線用ケ−ブル5を構成
する。
【0007】また、前記の保護被覆4に、ケ−ブル5の
軸方向に沿って、凹溝6又は突起7を設けて、単相3線
式屋内配線用ケ−ブル5を構成する。凹溝6又は突起7
の選択は、図4(a)、(b)に示すように、単相3線
式屋内配線用ケ−ブル5が差込まれる200V用のスイ
ッチボックスやコンセントボックスのケ−ブル挿入穴
8、8’の形状によって決まる。
軸方向に沿って、凹溝6又は突起7を設けて、単相3線
式屋内配線用ケ−ブル5を構成する。凹溝6又は突起7
の選択は、図4(a)、(b)に示すように、単相3線
式屋内配線用ケ−ブル5が差込まれる200V用のスイ
ッチボックスやコンセントボックスのケ−ブル挿入穴
8、8’の形状によって決まる。
【0008】
【効果】本発明は以上のように構成されているので次の
ような効果を呈する。
ような効果を呈する。
【0009】中央部に配置した絶縁導体が可撓性を有す
る撚線から成っているので、ケ−ブル全体が曲げ易くな
り、かつ配線工事等の際において、両側に配置した単線
にかかる過度な屈曲応力の一部を吸収し、断線即ち欠相
事故を防止する。
る撚線から成っているので、ケ−ブル全体が曲げ易くな
り、かつ配線工事等の際において、両側に配置した単線
にかかる過度な屈曲応力の一部を吸収し、断線即ち欠相
事故を防止する。
【0010】ケ−ブルの形状と200V用のスイッチボ
ックスやコンセントボックスのケ−ブル挿入穴の形状が
一致しない場合には、ケ−ブルを前記の挿入穴に差込む
ことができないから、例えば100Vの回路を200V
に接続するような誤結線を防止することができる。
ックスやコンセントボックスのケ−ブル挿入穴の形状が
一致しない場合には、ケ−ブルを前記の挿入穴に差込む
ことができないから、例えば100Vの回路を200V
に接続するような誤結線を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の別の一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の別の一実施例を示す断面図である。
【図4】スイッチボックスやコンセントボックスのケ−
ブル挿入穴の形状を示す一部切欠斜視図である。
ブル挿入穴の形状を示す一部切欠斜視図である。
【図5】従来の実施例を示す断面図である。
1 絶縁体 2 単線導体 3 撚線導体 4 保護被覆 5 単相3線式屋内配線用ケ−ブル 6 凹溝 7 突起 8 挿入穴 8’挿入穴 100 単線導体 200 撚絶縁体 300 保護被覆
Claims (2)
- 【請求項1】平形3心ケ−ブルにおいて、両側に絶縁被
覆を施した単線導体を配置し、中央部に絶縁被覆を施
し、前記単線導体とほぼ同じ断面積を有する撚線導体を
配置し、その上に保護被覆を一括に施したことを特徴と
する単相3線式屋内配線用ケ−ブル - 【請求項2】前記保護被覆に、ケ−ブルの軸方向に沿っ
て、凹溝又は突起を設けたことを特徴とする請求項1に
記載した単相3線式屋内配線用ケ−ブル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13579495A JPH08306238A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 単相3線式屋内配線用ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13579495A JPH08306238A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 単相3線式屋内配線用ケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306238A true JPH08306238A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15159989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13579495A Pending JPH08306238A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 単相3線式屋内配線用ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08306238A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010257729A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Autonetworks Technologies Ltd | フラットケーブル |
JP2017013565A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 古河電気工業株式会社 | 保護材付きワイヤハーネス |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP13579495A patent/JPH08306238A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010257729A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Autonetworks Technologies Ltd | フラットケーブル |
JP2017013565A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 古河電気工業株式会社 | 保護材付きワイヤハーネス |
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