JP2740951B2 - ケーブル線路 - Google Patents

ケーブル線路

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JP2740951B2
JP2740951B2 JP63065276A JP6527688A JP2740951B2 JP 2740951 B2 JP2740951 B2 JP 2740951B2 JP 63065276 A JP63065276 A JP 63065276A JP 6527688 A JP6527688 A JP 6527688A JP 2740951 B2 JP2740951 B2 JP 2740951B2
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義仁 宗政
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はケーブル線路に関する。
〔従来の技術〕
従来、屋内配線等に使用されるケーブル線路において
は、第4図に示す様に、幹線ケーブルa…が該ケーブル
a…から離れた位置に設けられた分電盤bの遮断器c…
に、接続線dを介して接続され、該遮断器cから各電灯
又はコンセント等まで分岐ケーブルeにて接続されてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたケーブル線路では、各階ごとに必
ず分電盤bが必要となり、かつ、その分電盤bは大型な
ものとなっていた。従って、各階の空間スペースが、こ
の分電盤b及び接続線d等のために小さくなる等の問題
点があった。
そこで、本発明ではこのような問題点を解決して、分
電盤を別に設ける必要がないか又は設ける場合も極めて
コンパクトなものとすることができ、しかも施工コスト
の低減をも図れるケーブル線路を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のケーブル線路
は、複数の幹線ケーブルを備えたケーブル線路であっ
て、該複数の幹線ケーブルのうちの1本の幹線ケーブル
の導線に接続端子が直付けされて該1本の幹線ケーブル
の一部に支え保持される遮断器部を備え、かつ、他のケ
ーブルの該遮断器部近傍から突出させた短寸の分岐線を
該遮断器部に接続すると共に、該遮断器部の出力側から
接続線を分岐させたものである。
〔作用〕
1本の幹線ケーブルに遮断器部が設けられると共に、
他のケーブルも該遮断器部に接続されるので、別途遮断
器を設ける必要がなくなり、分電盤を付設する必要がな
くなったり、付設した場合も極めてコンパクトなものと
することができる。しかも、遮断器部はその接続端子が
幹線ケーブルの導線に直付けされるので、工場出荷時
に、該遮断器部が付いた状態で幹線ケーブルをドラムに
巻き付けることができる。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るケーブル線路の一実施例を示
し、このケーブル線路は、複数本(図例では、3本)の
幹線ケーブル1…を備えると共に、その1本の一部に
は、遮断器部2が支え保持されている。
しかして、この場合、幹線ケーブル1は、第2図に示
す様に、平形断面を有するものであり、複数本の導線3
…と、該導線3…を被覆する絶縁体4と、該絶縁体4を
被覆する外被シース5と、からなり、また、遮断器部2
は、遮断器本体6と、該遮断器本体6に取付けられる接
続端子7と、を備え、該接続端子7が導線3に固着され
ている。
また、接続端子7は、第3図に示す様に、基端部に取
付板部8を有する横断面略Uの字状の接続端子本体9
と、該接続端子本体9の先端部に取付けられる横断面略
Uの字状の先端部材10と、からなり、本体9と先端部材
10とが取付けられた状態にて、導線3が挿通固定される
挿通孔11が形成される。即ち、本体9の先端開口部外周
縁に基端側が大凹周溝12とされ先端側が小凹周溝13とさ
れる係合部14を形成すると共に、先端部材10の基端開口
部内周縁に、基端側が小凹溝15とされ先端側が大凹溝16
とされる係合部17を形成し、係合部14,17を相互に係合
させて、該本体9と先端部材10とを一体状に連結してい
る。
しかして、この接続端子7を導線3に固着するには、
第2図に示す様に、幹線ケーブル1の所定部位におい
て、絶縁体4及び外被シース5から導線3…を露出さ
せ、接続端子7の本体9の凹溝18及び先端部材10の凹溝
19に、その露出した導線3を嵌合させた状態にて、該本
体9の係合部14と先端部材10の係合部17とを係合させ
る。そして、係合させる場合、本体9と先端部材10とを
相互に長手方向にスライドさせれば、簡単かつ迅速に本
体9と先端部材10とを連結することができる。また、挿
通孔11の幅寸法Aは導線3の外径寸法Bより僅かに小と
され、該導線3…が内方へ押圧され、該導線3…にこの
接続端子7は確実に固着される。
また、遮断器本体6は、既存の遮断器が使用され、そ
の裏面6aが接続端子7の取付板部8にボルト20にて取付
けられている。なお、このボルト20は、該遮断器本体6
と接続端子7との接続線も兼ねるものである。
しかして、遮断器本体6及び接続端子7は、カバー21
にて被覆され、遮断器本体6の切換ツマミ22が該カバー
21の窓部23から露出し、接続線24が該カバー21の貫孔25
から突出している。また、カバー21の端部は夫々粘着テ
ープ26が巻設され、該カバー21の端部は幹線ケーブル1
の外被シース5に密着状とされる。
そして、水密性・気密性を高めるために、露出した導
線3…を絶縁性樹脂等からなるコンパウンドにて包囲す
るようにするも好ましいが、カバー21が、絶縁性がよく
硬質な材質からなるものであれば、このカバー21内を空
白状態とするも好ましい。このように、遮断器部2は、
1本の幹線ケーブル1に支え保持されるものであって、
幹線ケーブル1としては比較的大型のケーブルが使用さ
れる。
また、第1図に示す様に、この遮断器部2近傍の他の
ケーブル1,1からは短寸の分岐線27,27が夫々突出し、該
分岐線27,27が遮断器部2に接続されている。即ち、分
岐線27は、分岐部28から突出されるものであって、この
分岐部28は、遮断器部2を形成する場合と同様、所定部
位において、絶縁体4及び外被シース5から導線3…を
露出させ、その露出した導線3…に分岐スリーブ(図示
省略)を固着し、該分岐スリーブに分岐線27の一端を接
続すると共に、露出した導線3乃至分岐スリーブを絶縁
カバー29にて被覆してなる。なお、該絶縁カバー29内
に、内側が自己融着ブチルゴムテープ、外側が粘着ビニ
ルテープとされる絶縁性テープ類を巻設するのが好まし
い。また、絶縁カバー29の両端部は粘着テープ26が巻設
されている。
しかして、遮断器本体6の上面には、接続部30が設け
られ、該接続部30,30に分岐線27,27が夫々接続される。
そして、これらの幹線ケーブル1…が、複数階有する
ビルの屋内配線に使用される場合、1本のケーブル1に
設けられる遮断器部2が各階に配設されるように長手方
向に沿って所定間隔に設けられる。また、他のケーブル
1の分岐部28も同様に、長手方向に沿って所定間隔に配
設される。
従って、これらの幹線ケーブル1…を使用すれば、各
階ごとに遮断器を設ける必要がなくなり、分電盤に遮断
器を付設する必要がなくなる。
また、遮断器部2が設けられた幹線ケーブル1も分岐
部28が設けられた幹線ケーブル1も、遮断器部2又は分
岐部28が設けられたままドラム巻きすることができ、ド
ラム巻きされれば、現場において、遮断器部2又は分岐
部28を形成する必要がなく現場の作業性が一層向上す
る。なお、遮断器部2が設けられている幹線ケーブル1
の場合、ツマミ22がカバー21から露出しているので、該
ツマミ22が破損しないように、第2図の仮想線に示す様
に、窓部23に施蓋部材27を着脱自在に取付けておくのが
好ましい。
なお、本発明は上述の図例の実施例に限らず、本発明
を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、幹線
ケーブル1の数及び各幹線ケーブル1内の導線3の数は
任意であり、かつ、遮断器本体6に使用される遮断器と
しては、切換ツマミ22が正面を向くものや、接続端子7
と遮断器本体6との接続が別途接続線を使用するタイプ
のものであってもよい。また、分岐線27の長さ寸法とし
ては、勿論自由であるが、極度に折れ曲がって内部の導
線が破断されない程度の短寸寸法とするのが好ましい。
さらに、遮断器部2が設けられる幹線ケーブル1におい
ても、分岐部28を設け、かつ、該遮断器部2として、接
続端子7を有さないものとし、遮断器本体6をその幹線
ケーブル1に取付けて、該遮断器本体6に該幹線ケーブ
ル1の分岐部28からの分岐線27を接続するようにするも
自由である。さらに、幹線ケーブル1としては円形断面
を有するものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
複数の幹線ケーブル1…のうちの1本の幹線ケーブル
1の一部にのみ遮断器部2を設けるだけでよいので、こ
のケーブル線路形成作業が著しく容易となる。
遮断器部2は、1本の幹線ケーブル1に支え保持され
るので、遮断器を設けるための従来の大型の分電盤を設
ける必要がなく、全体の布設スペースを小とすることが
でき、このケーブル線路が形成される室内の空間スペー
スを広くとることができる。
遮断器部2はその接続端子が幹線ケーブル1の導線3
に直付けされるので、工場出荷時に、該遮断器部2が付
いた状態で幹線ケーブル1をドラムに巻き付けておくこ
とができ、これによって、現場において該遮断器部2を
形成する作業を省略することができ、現場作業が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の施工状態を示す側面図、第
2図は要部拡大断面正面図、第3図は要部拡大断面平面
図である。第4図は従来例の施工状態を示す簡略図であ
る。 1……幹線ケーブル、2……遮断器部、27……分岐線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の幹線ケーブルを備えたケーブル線路
    であって、該複数の幹線ケーブルのうちの1本の幹線ケ
    ーブルの導線に接続端子が直付けされて該1本の幹線ケ
    ーブルの一部に支え保持される遮断器部を備え、かつ、
    他のケーブルの該遮断器部近傍から突出させた短寸の分
    岐線を該遮断器部に接続すると共に、該遮断器部の出力
    側から接続線を分岐させたことを特徴とするケーブル線
    路。
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JPS5154286A (ja) * 1974-11-06 1976-05-13 Furukawa Electric Co Ltd Haisenhoho
JPS5372186A (en) * 1976-12-08 1978-06-27 Hitachi Cable Ltd Cable line

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