JP3578877B2 - 同軸ケーブル用分岐器・分配器 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸ケーブルから送られてきた電気信号を分岐あるいは分配して他の同軸ケーブルへ伝送させる同軸ケーブル用分岐器・分配器に関する。
【0002】
【従来の技術】
アンテナからミキサー、ブースター等へ、また、ミキサー、ブースター等からテレビ、ラジオ等へ電気信号を伝送するために同軸ケーブルが一般的に用いられている。オフィスビル、マンション、集合住宅等の高層ビルにおいては、共有アンテナを設置する場合が多く、共有アンテナからの電気信号を各階、各部屋へ分配供給するために同軸ケーブルを分岐させる必要があり、そのために、同軸ケーブル用分岐器・分配器が使用される。
【0003】
従来の同軸ケーブル用分岐器・分配器を図7に示す。
【0004】
筐体2にレセプタクルコネクタ72を取り付け、電気信号を分岐あるいは分配するための回路基板1を筐体2に組み込み、そのレセプタクルコネクタ72についているピン73と回路基板1とをハンダ付けにて接続させ、さらに、同軸ケーブル3側にピン型のコネクタ71を取り付け、このコネクタ71と、筐体2側のレセプタクルコネクタ72とを篏合させて接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法では、筐体2へのレセプタクルコネクタ72の取り付け、レセプタクルコネクタ72のピン73の基板1へのハンダ付け、同軸ケーブル3へのコネクタ71の取り付け等、作業工数が多くかかる。また、同軸ケーブル3へのコネクタ71の取り付けは、作業者による作業のバラツキがあり、電気的信頼性が低い。さらに、同軸ケーブル3と回路基板1とは、コネクタ71およびレセプタクルコネクタ72を介しての接続のため、電気的な接触面が多く、電気的なロスが大きい。
【0006】
本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、分岐器・分配器へ同軸ケーブルを取り付ける際の作業工数の軽減と、接続部で接触不良を起こしたり断線したりすることのない信頼性の高い分岐器・分配器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る同軸ケーブル用分岐器・分配器は、内部導体と、該内部導体を被覆する絶縁体と、該絶縁体を被覆する編組からなる外部導体と、該外部導体を被覆するシースとから構成される複数本の同軸ケーブルが、接続部材を用いて筐体に支持固定され、一方の同軸ケーブルから送られてきた電気信号を他方の同軸ケーブルへ分岐あるいは分配する回路基板が前記筐体の内部に収容され、前記同軸ケーブルの内部導体と回路基板とがコネクタを介さず直接電気的に接続されている同軸ケーブル用分岐器・分配器において、
前記接続部材は、導電性の材質からなり、前記同軸ケーブルの外部導体と電気的に接続するための薄肉部と、前記筐体の壁面と当接する鍔部と、前記回路基板のアースと電気的に接続するための突起とを有しており、前記同軸ケーブルの外部導体の端部が前記薄肉部の外周を覆い被し、圧着スリーブが前記薄肉部と連係して前記外部導体を固定すると共に、前記同軸ケーブルの内部導体と絶縁体とが前記接続部材の内部を貫通する構造を有する接続子であるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器の一実施例を図1から図6を用いて説明する。
【0010】
図2は本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器の外観図である。
【0011】
筐体2に同軸ケーブル(図示せず)を支持固定するための接続部材としての接続子4が接続された状態を示している。筐体2は、図3に示すような、側面に複数個(図3の場合は4つ)の孔31が設けられて、上面が開口した箱形の構造をしている。
【0012】
図2においては、前記孔31に接続子4が取り付けられ、この筐体2の内部に、同軸ケーブル(図示せず)から送られてきた電気信号を他の同軸ケーブルへ分岐あるいは分配するための回路基板(図示せず)が組み入れられて、蓋がされた状態を示している。
【0013】
図4は、本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器に係わる接続子の構成図である。
【0014】
接続子本体21は、材質が黄銅からなり、その内部を中空とした略円筒状に形成されている。接続子本体21の図面左側の外周には、筐体2(図1)の壁面と当接する鍔部22を有し、この鍔部22は、後述する六角ナット28と連係して筐体2の壁面を挟み、筐体2に接続子本体21を固定する作用を果たすものである。接続子本体21の筐体側(図面左側)先端は、回路基板1(図5)のアースへ接続するための突起23が2つ形成されている。接続子本体21の同軸ケーブル側(図面右側)先端は、後述する同軸ケーブルの外部導体64(図1)と電気的に接続するための薄肉部25が形成されている。薄肉部25は、同軸ケーブル抜けを防ぐために、その外周面にローレット加工が施されている。鍔部22と薄肉部25との間には螺旋溝26が切られている。筐体2への接続子本体21の取り付けは、筐体2の孔31へ薄肉部25を先端にして筐体2の内側から接続子本体21を挿入することにより行う。この時、接続子本体21が回転しないように、筐体2の孔31の直線部32に合わせて六角ナット取付部24にHカット部24aが施されている。筐体2の孔31へ接続子本体21を挿入した後、接続子本体21の薄肉部25側から歯付座金27および六角ナット28が通される。接続子本体21に形成された螺旋溝26に六角ナット28を螺合させ締め付けることにより、筐体2に接続子本体21が固定される。圧着スリーブ29は、接続子本体21に形成された薄肉部25と連係して同軸ケーブルの外部導体64(図1)を挟み込み固定するためのものである。
【0015】
次に図1および図5を用いて、同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルの接続を説明する。
【0016】
図1は、本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した垂直面の一部拡大部分断面図である。
【0017】
図5は、本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した水平面の一部拡大図である。
【0018】
接続子本体21は、上述したように、螺旋溝26に螺合された六角ナット28を締め付けることにより、筐体2に固定されている。鍔部22に当接された筐体2の壁面は、歯付座金27を介して六角ナット28により挟め込まれている。
【0019】
筐体2内に回路基板1を設置した後、段剥ぎした同軸ケーブル3の先端が接続子本体21内に挿入される。この回路基板1は、同軸ケーブル3から送られてきた電気信号を他の同軸ケーブルへ分岐あるいは分配するためのものである。
【0020】
同軸ケーブル3は、図6に示された構成を有している。すなわち、同軸ケーブル3は、中心に単線によって構成された内部導体61と、内部導体61の周上を被覆する絶縁体62と、絶縁体62の周上を巻回するアルミテープ63と、アルミテープ63の周上を被覆する編組からなる外部導体64と、外部導体64の周上を被覆するシース65とから構成されている。例えば、内部導体61は、軟銅線によって構成された充実形の構造をしており、絶縁体62は、PE(ポリエチレン)樹脂、シース65は、PVC(ポリ塩化ビニル)の材質からなる。
【0021】
同軸ケーブル3の内部導体61は、図1に示すように、絶縁体62により接続子本体21とは電気的に絶縁された状態で回路基板1ヘはんだ付け接続される。同軸ケーブル3の外部導体64の端部は、接続子本体21に形成された薄肉部25の外周を覆い被すようにして設置され、予め図5のように同軸ケーブル3に嵌挿させておいた圧着スリーブ27を薄肉部25上へ移動させ、圧着スリーブ27を圧着スリーブかしめ工具(図示せず)にて外側からかしめることによって、外部導体64と接続子本体21を電気的に接続させる。これと同時に、同軸ケーブル3は、接続子本体21に固定される。接続子本体21に形成された突起23は、図5に示すように、回路基板1のアースへはんだ付け接続される。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、同軸ケーブルへのコネクタ取り付けという作業が無く、作業者による電気的なバラツキも無くなる。さらに、同軸ケーブルの内部導体を、直接分岐器・分配器内の基板と接続するため、接続部での接触不良や断線を防ぎ、安定した分岐器・分配器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した垂直面の一部拡大部分断面図である。
【図2】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器の外観図である。
【図3】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器に係わる接続子の構成図である。
【図4】同軸ケーブル用分岐器・分配器の筐体を説明するための斜視図である。
【図5】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した水平面の一部拡大図である。
【図6】同軸ケーブルの構成を説明するための図である。
【図7】従来の同軸ケーブル用分岐器・分配器の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 回路基板
2 筐体
3 同軸ケーブル
4 接続子
21 接続子本体
22 鍔部
23 突起
24 六角ナット取付部
24a Hカット部
25 薄肉部
26 螺旋溝
27 歯付座金
28 六角ナット
29 圧着スリーブ
31 孔
32 直線部
61 内部導体
62 絶縁体
63 アルミテープ
64 外部導体
65 シース
71 コネクタ
72 レセプタクルコネクタ
73 ピン
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸ケーブルから送られてきた電気信号を分岐あるいは分配して他の同軸ケーブルへ伝送させる同軸ケーブル用分岐器・分配器に関する。
【0002】
【従来の技術】
アンテナからミキサー、ブースター等へ、また、ミキサー、ブースター等からテレビ、ラジオ等へ電気信号を伝送するために同軸ケーブルが一般的に用いられている。オフィスビル、マンション、集合住宅等の高層ビルにおいては、共有アンテナを設置する場合が多く、共有アンテナからの電気信号を各階、各部屋へ分配供給するために同軸ケーブルを分岐させる必要があり、そのために、同軸ケーブル用分岐器・分配器が使用される。
【0003】
従来の同軸ケーブル用分岐器・分配器を図7に示す。
【0004】
筐体2にレセプタクルコネクタ72を取り付け、電気信号を分岐あるいは分配するための回路基板1を筐体2に組み込み、そのレセプタクルコネクタ72についているピン73と回路基板1とをハンダ付けにて接続させ、さらに、同軸ケーブル3側にピン型のコネクタ71を取り付け、このコネクタ71と、筐体2側のレセプタクルコネクタ72とを篏合させて接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法では、筐体2へのレセプタクルコネクタ72の取り付け、レセプタクルコネクタ72のピン73の基板1へのハンダ付け、同軸ケーブル3へのコネクタ71の取り付け等、作業工数が多くかかる。また、同軸ケーブル3へのコネクタ71の取り付けは、作業者による作業のバラツキがあり、電気的信頼性が低い。さらに、同軸ケーブル3と回路基板1とは、コネクタ71およびレセプタクルコネクタ72を介しての接続のため、電気的な接触面が多く、電気的なロスが大きい。
【0006】
本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、分岐器・分配器へ同軸ケーブルを取り付ける際の作業工数の軽減と、接続部で接触不良を起こしたり断線したりすることのない信頼性の高い分岐器・分配器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る同軸ケーブル用分岐器・分配器は、内部導体と、該内部導体を被覆する絶縁体と、該絶縁体を被覆する編組からなる外部導体と、該外部導体を被覆するシースとから構成される複数本の同軸ケーブルが、接続部材を用いて筐体に支持固定され、一方の同軸ケーブルから送られてきた電気信号を他方の同軸ケーブルへ分岐あるいは分配する回路基板が前記筐体の内部に収容され、前記同軸ケーブルの内部導体と回路基板とがコネクタを介さず直接電気的に接続されている同軸ケーブル用分岐器・分配器において、
前記接続部材は、導電性の材質からなり、前記同軸ケーブルの外部導体と電気的に接続するための薄肉部と、前記筐体の壁面と当接する鍔部と、前記回路基板のアースと電気的に接続するための突起とを有しており、前記同軸ケーブルの外部導体の端部が前記薄肉部の外周を覆い被し、圧着スリーブが前記薄肉部と連係して前記外部導体を固定すると共に、前記同軸ケーブルの内部導体と絶縁体とが前記接続部材の内部を貫通する構造を有する接続子であるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器の一実施例を図1から図6を用いて説明する。
【0010】
図2は本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器の外観図である。
【0011】
筐体2に同軸ケーブル(図示せず)を支持固定するための接続部材としての接続子4が接続された状態を示している。筐体2は、図3に示すような、側面に複数個(図3の場合は4つ)の孔31が設けられて、上面が開口した箱形の構造をしている。
【0012】
図2においては、前記孔31に接続子4が取り付けられ、この筐体2の内部に、同軸ケーブル(図示せず)から送られてきた電気信号を他の同軸ケーブルへ分岐あるいは分配するための回路基板(図示せず)が組み入れられて、蓋がされた状態を示している。
【0013】
図4は、本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器に係わる接続子の構成図である。
【0014】
接続子本体21は、材質が黄銅からなり、その内部を中空とした略円筒状に形成されている。接続子本体21の図面左側の外周には、筐体2(図1)の壁面と当接する鍔部22を有し、この鍔部22は、後述する六角ナット28と連係して筐体2の壁面を挟み、筐体2に接続子本体21を固定する作用を果たすものである。接続子本体21の筐体側(図面左側)先端は、回路基板1(図5)のアースへ接続するための突起23が2つ形成されている。接続子本体21の同軸ケーブル側(図面右側)先端は、後述する同軸ケーブルの外部導体64(図1)と電気的に接続するための薄肉部25が形成されている。薄肉部25は、同軸ケーブル抜けを防ぐために、その外周面にローレット加工が施されている。鍔部22と薄肉部25との間には螺旋溝26が切られている。筐体2への接続子本体21の取り付けは、筐体2の孔31へ薄肉部25を先端にして筐体2の内側から接続子本体21を挿入することにより行う。この時、接続子本体21が回転しないように、筐体2の孔31の直線部32に合わせて六角ナット取付部24にHカット部24aが施されている。筐体2の孔31へ接続子本体21を挿入した後、接続子本体21の薄肉部25側から歯付座金27および六角ナット28が通される。接続子本体21に形成された螺旋溝26に六角ナット28を螺合させ締め付けることにより、筐体2に接続子本体21が固定される。圧着スリーブ29は、接続子本体21に形成された薄肉部25と連係して同軸ケーブルの外部導体64(図1)を挟み込み固定するためのものである。
【0015】
次に図1および図5を用いて、同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルの接続を説明する。
【0016】
図1は、本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した垂直面の一部拡大部分断面図である。
【0017】
図5は、本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した水平面の一部拡大図である。
【0018】
接続子本体21は、上述したように、螺旋溝26に螺合された六角ナット28を締め付けることにより、筐体2に固定されている。鍔部22に当接された筐体2の壁面は、歯付座金27を介して六角ナット28により挟め込まれている。
【0019】
筐体2内に回路基板1を設置した後、段剥ぎした同軸ケーブル3の先端が接続子本体21内に挿入される。この回路基板1は、同軸ケーブル3から送られてきた電気信号を他の同軸ケーブルへ分岐あるいは分配するためのものである。
【0020】
同軸ケーブル3は、図6に示された構成を有している。すなわち、同軸ケーブル3は、中心に単線によって構成された内部導体61と、内部導体61の周上を被覆する絶縁体62と、絶縁体62の周上を巻回するアルミテープ63と、アルミテープ63の周上を被覆する編組からなる外部導体64と、外部導体64の周上を被覆するシース65とから構成されている。例えば、内部導体61は、軟銅線によって構成された充実形の構造をしており、絶縁体62は、PE(ポリエチレン)樹脂、シース65は、PVC(ポリ塩化ビニル)の材質からなる。
【0021】
同軸ケーブル3の内部導体61は、図1に示すように、絶縁体62により接続子本体21とは電気的に絶縁された状態で回路基板1ヘはんだ付け接続される。同軸ケーブル3の外部導体64の端部は、接続子本体21に形成された薄肉部25の外周を覆い被すようにして設置され、予め図5のように同軸ケーブル3に嵌挿させておいた圧着スリーブ27を薄肉部25上へ移動させ、圧着スリーブ27を圧着スリーブかしめ工具(図示せず)にて外側からかしめることによって、外部導体64と接続子本体21を電気的に接続させる。これと同時に、同軸ケーブル3は、接続子本体21に固定される。接続子本体21に形成された突起23は、図5に示すように、回路基板1のアースへはんだ付け接続される。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、同軸ケーブルへのコネクタ取り付けという作業が無く、作業者による電気的なバラツキも無くなる。さらに、同軸ケーブルの内部導体を、直接分岐器・分配器内の基板と接続するため、接続部での接触不良や断線を防ぎ、安定した分岐器・分配器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した垂直面の一部拡大部分断面図である。
【図2】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器の外観図である。
【図3】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器に係わる接続子の構成図である。
【図4】同軸ケーブル用分岐器・分配器の筐体を説明するための斜視図である。
【図5】本発明の同軸ケーブル用分岐器・分配器と同軸ケーブルを接続した水平面の一部拡大図である。
【図6】同軸ケーブルの構成を説明するための図である。
【図7】従来の同軸ケーブル用分岐器・分配器の全体斜視図である。
【符号の説明】
1 回路基板
2 筐体
3 同軸ケーブル
4 接続子
21 接続子本体
22 鍔部
23 突起
24 六角ナット取付部
24a Hカット部
25 薄肉部
26 螺旋溝
27 歯付座金
28 六角ナット
29 圧着スリーブ
31 孔
32 直線部
61 内部導体
62 絶縁体
63 アルミテープ
64 外部導体
65 シース
71 コネクタ
72 レセプタクルコネクタ
73 ピン
Claims (1)
- 内部導体と、該内部導体を被覆する絶縁体と、該絶縁体を被覆する編組からなる外部導体と、該外部導体を被覆するシースとから構成される複数本の同軸ケーブルが、接続部材を用いて筐体に支持固定され、一方の同軸ケーブルから送られてきた電気信号を他方の同軸ケーブルへ分岐あるいは分配する回路基板が前記筐体の内部に収容され、前記同軸ケーブルの内部導体と回路基板とがコネクタを介さず直接電気的に接続されている同軸ケーブル用分岐器・分配器において、
前記接続部材は、導電性の材質からなり、前記同軸ケーブルの外部導体と電気的に接続するための薄肉部と、前記筐体の壁面と当接する鍔部と、前記回路基板のアースと電気的に接続するための突起とを有しており、前記同軸ケーブルの外部導体の端部が前記薄肉部の外周を覆い被し、圧着スリーブが前記薄肉部と連係して前記外部導体を固定すると共に、前記同軸ケーブルの内部導体と絶縁体とが前記接続部材の内部を貫通する構造を有する接続子であることを特徴とする同軸ケーブル用分岐器・分配器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26300696A JP3578877B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 同軸ケーブル用分岐器・分配器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26300696A JP3578877B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 同軸ケーブル用分岐器・分配器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10112923A JPH10112923A (ja) | 1998-04-28 |
JP3578877B2 true JP3578877B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=17383591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26300696A Expired - Fee Related JP3578877B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 同軸ケーブル用分岐器・分配器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3578877B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP26300696A patent/JP3578877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH10112923A (ja) | 1998-04-28 |
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