JPH0119824Y2 - - Google Patents

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JPH0119824Y2
JPH0119824Y2 JP1982132446U JP13244682U JPH0119824Y2 JP H0119824 Y2 JPH0119824 Y2 JP H0119824Y2 JP 1982132446 U JP1982132446 U JP 1982132446U JP 13244682 U JP13244682 U JP 13244682U JP H0119824 Y2 JPH0119824 Y2 JP H0119824Y2
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JP
Japan
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coaxial cable
series unit
simple connector
conductor
communal
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JP1982132446U
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JPS5936586U (ja
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  • Details Of Television Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビ電波を共同アンテナで受信
し、この受信信号を幹線同軸ケーブルで複数のテ
レビ受像機に供給する共聴設備に使用する共同ア
ンテナ用直列ユニツトの改良に関するものであ
る。
一般に、共同アンテナ用直列ユニツトは、分岐
器、分配器、整合器などを一つに納めたテレビ用
端子であり、第1図に示すように、各部屋の壁面
に埋め込んで直列に接続して使用するものであ
る。
従来の共同アンテナ用直列ユニツト(以下、単
に、直列ユニツトという)は、第2図及び第3図
に示すように、各部屋の壁面に埋め込む当該直列
ユニツト格納用アウトレツトボツクス1内に配線
されている幹線同軸ケーブル2を壁面から引き出
し、この引き出された幹線同軸ケーブル2の外被
を取り除き、直列ユニツト3の側面に設けられて
いる入力端子3A及び出力端子3Bに止めネジ4
で取り付け、その後、取り付けに必要であつた長
さの入出力幹線同軸ケーブル2のたるみを直列ユ
ニツト3に巻き付けるように直列ユニツト3を回
転させながらアウトレツトボツクス1内に押し込
んで、第3図に示すように、直列ユニツト3を止
めネジ4等で固定していた。
このように、従来の直列ユニツトでは次のよう
な欠点があつた。
(1) 壁面のアウトレツトボツクス1から引き出し
た入出力幹線同軸ケーブル2が短い場合、配線
取付工事が極めて困難であつた。
(2) 幹線同軸ケーブル2の内部導体、直列ユニツ
ト3の入出力端子3A,3B及び止めネジ4が
大気中に露出しているため、テレビ電源受信信
号が漏洩する。
(3) 直列ユニツト3の入出力端子部が止めネジ構
造であるため、インピーダンスマツチングがと
りにくい。また、広帯域の周波数にわたつて分
布定数回路でなくなり、定在波比(リターンロ
ス)を良くすることが困難であつた。
(4) 直列ユニツト3の側面の入出力端子3A,3
Bの部分が露出しているため、別の防塵及び防
滴用カバーが必要であつた。
また、第4図A,Bに示すように、同一階に複
数個の直列ユニツト3′を設け、複数個のテレビ
受像機に電波受信信号を供給する場合には、横引
き分岐端子3Cを有する(即ち側面に分岐端子を
設けた)直列ユニツト3′が必要であり、この場
合には、さらに幹線同軸ケーブル2が多くなり直
列ユニツト3′への取り付けが困難になる欠点が
あつた。
本考案は、前記従来の欠点を除去した直列ユニ
ツトを提供することを目的とし、その特徴は、テ
レビ電波を共同アンテナで受信し、この受信信号
を幹線同軸ケーブルで複数のテレビ受像機に供給
する共聴設備に使用する共同アンテナ用直列ユニ
ツトの入力及び出力部にそれぞれ細い曲げやすい
同軸ケーブルの一端を接続し、該細い曲げやすい
同軸ケーブルの他端に簡易コネクタを取り付けた
共同アンテナ用直列ユニツトであつて、前記簡易
コネクタは、導体からなるコネクトピン36Fが
絶縁体36E,36Gで保持され、導体からなる
簡易コネクタ本体36Aで同軸状に覆われてお
り、その両端に導体からなるアダプタ36B,3
6Dが同軸ケーブルのアース導体35Aを保持す
る構造になつていることにある。
以下、実施例とともに本考案を詳細に説明す
る。
第5図〜第8図は、本考案の一実施例の構成を
示す図であり、第5図はその正面図、第6図はそ
の背面図、第7図はその左側面図、第8図は第5
図のA−A矢視断面図である。
図中、31は直列ユニツト本体であり、その両
端部には壁面取付用ネジ穴31A、フラツシユプ
レート取付用ネジ穴31B及びアウトレツトボツ
クス取付用ネジ穴31Cを設けてある。また、直
列ユニツト本体31の中央部にはテレビ受像機接
続用分岐端子を取付ける取付座32が設けられて
おり、この取付座32に分岐端子33が取付けら
れている。分岐端子33の一端は、第8図に示す
ように、プリント基板34に電気的に接続され、
プリント基板34には細い曲げやすい同軸ケーブ
ル35の一端を電気的に接続している。同軸ケー
ブル35の他端にはそれぞれ簡易コネクタ36が
かしめリング37によつて取り付けられている。
そして、前記分岐端子33及びプリント基板34
は、金属ケース38で覆う。また、防水型にする
ときはパツキンを入れる。
第9図及び第10図は、前記簡易コネクタ36
の具体的な構成を示す図であり、第9図はその斜
視図、第10図はその断面図である。第9図及び
第10図において、36Aは円筒状の金属体から
なる簡易コネクタ36の本体であり、この簡易コ
ネクタ本体36Aの一端には同軸ケーブル35の
網状のアース導体35Aと電気的に接続される第
1アダプタ36Bが簡易コネクタ本体36Aと一
体に形成されている。簡易コネクタ本体36Aの
他端の内周はネジ部36Cが施されており、この
ネジ部36Cには幹線同軸ケーブル2の網状アー
ス導体と電気的に接続される第2導電性アダプタ
36Dが螺合されている。36Eは絶縁体、36
Fはコンタクトピンであり、絶縁体36Gを介し
て簡易コネクタ本体36Aで支持されている。
また、前記ネジ部36Cを施す代りに簡易コネ
クタ本体36Aの内側を削り取り、絶縁体36E
との間に第2導電性アダプタ36Dを挿入した
後、かしめて固定してもよい。35Bは同軸ケー
ブル35の導電性芯線である。
また、前記第2導電性アダプタ36Dの内側
に、内径の異なる幹線同軸ケーブル2の接続用第
3導電性アダプタ36D′を使用することにより、
どのような線径の幹線同軸ケーブル2であつても
本考案の簡易コネクタ36が適用できる。
第11図〜第13図は、前記簡易コネクタ36
の第2の実施例の構成を示す図であり、第11図
はその斜視図、第12図はその断面図、第13図
はU字形アダプタの構成を示す図である。
この簡易コネクタ36の第2実施例は、前記第
1実施例の第2導電性アダプタ36Dの代りに、
第13図に示すような一端に導電性リング36
D1を有し、内面に突起36D2を有するU字形導
電性アダプタ36D″を使用したものである。当
該U字形導電性アダプタ36D″は第11図及び
第12図に示すように、そのリング部分を簡易コ
ネクタ本体36Aと絶縁体36Eとの間に挿入し
てかしめて固定する。
次に、本実施例の直列ユニツトの使用方法を説
明する。
第14図に示すように、壁面に設けられている
アウトレツトボツクス1に取り付けられている電
線管1Aを通つてあらかじめ配線されている幹線
同軸ケーブル2の端子をそれぞれ直列ユニツトの
入出力簡易コネクタ36に取り付け、直列ユニツ
ト本体31をアウトレツトボツクス1に止めネジ
で取り付け、フラツシユプレート39でアウトレ
ツトボツクス1の前面を覆う。
なお、本考案は、前記実施例に限定されること
なく、その要旨を変更しない範囲において種々変
更し得ることは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を得ることができる。
(1) 壁面のアウトレツトボツクスから引き出した
入出力幹線同軸ケーブルが短い場合であつても
配線取付工事が容易にできる。
(2) 直列ユニツト本体からの入出力同軸ケーブル
を細く曲げやすいものにしたので、アウトレツ
トボツクス内に容易に納めることができる。
(3) 直列ユニツトの側面の入出力端子をその内側
に設けることにより、薄くて小型化したので、
壁の厚さが薄い場所での取付やアウトレツトボ
ツクスへ入出力同軸ケーブルとともに取り付け
る場合であつても簡単に収納できる。
(4) 幹線同軸ケーブルと簡易コネクタで直列ユニ
ツトを接続し、入出力端子分を金属ケースで覆
うようにしたので、受信信号の漏洩を防止する
ことができる。また、防塵、防滴ができ、パツ
キンを入れることによる防水型とすることも可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図A,Bは、従来の直列ユニツト
の問題点を説明するための図、第5図〜第13図
は、本考案の実施例の構成を説明するための図、
第14図は、本実施例の使用方法を説明するため
の図である。 31……直列ユニツト本体、32……取付座、
33……分岐端子、34……プリント基板、35
……細い曲げやすい同軸ケーブル、36……簡易
コネクタ、37……かしめリング、38……金属
ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビ電波を共同アンテナで受信し、この受信
    信号を幹線同軸ケーブルで複数のテレビ受像機に
    供給する共聴設備に使用する共同アンテナ用直列
    ユニツトの入力及び出力部にそれぞれ細い曲げや
    すい同軸ケーブルの一端を接続し、該細い曲げや
    すい同軸ケーブルの他端に簡易コネクタを取り付
    けた共同アンテナ用直列ユニツトであつて、前記
    簡易コネクタは、導体からなるコネクトピン36
    Fが絶縁体36E,36Gで保持され、導体から
    なる簡易コネクタ本体36Aで同軸状に覆われて
    おり、その両端に導体からなるアダプタ36B,
    36Dが同軸ケーブルのアース導体35Aを保持
    する構造になつていることを特徴とする共同アン
    テナ用直列ユニツト。
JP1982132446U 1982-09-01 1982-09-01 共同アンテナ用直列ユニツト Granted JPS5936586U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982132446U JPS5936586U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 共同アンテナ用直列ユニツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982132446U JPS5936586U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 共同アンテナ用直列ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5936586U JPS5936586U (ja) 1984-03-07
JPH0119824Y2 true JPH0119824Y2 (ja) 1989-06-07

Family

ID=30299088

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982132446U Granted JPS5936586U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 共同アンテナ用直列ユニツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61129040U (ja) * 1985-01-31 1986-08-13
JP2012089326A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Nippon Antenna Co Ltd 直列ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5936586U (ja) 1984-03-07

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