JPH0830590B2 - 送風マット - Google Patents

送風マット

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JPH0830590B2
JPH0830590B2 JP63112005A JP11200588A JPH0830590B2 JP H0830590 B2 JPH0830590 B2 JP H0830590B2 JP 63112005 A JP63112005 A JP 63112005A JP 11200588 A JP11200588 A JP 11200588A JP H0830590 B2 JPH0830590 B2 JP H0830590B2
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JP
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mat
air
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warm air
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弘之 荻野
正義 三木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主に就寝用として送風によって採暖を行う送
風マットに関する。
従来の技術 従来この種の送風マットは、第7図及び第8図に示す
ように、ヒータ2と送風機3とを内蔵した送風機本体1
と、送風機本体1からの送風を受けかつ表面から吹き出
すマット4と、風温センサ5とマット温センサ6からの
信号に基づきヒータ2と送風機3への通電を制御する制
御装置7とから構成されていた。
この構成により採暖運転開始時は、まずヒータ2に通
電され、一定時間後に送風機3が運転状態に入るといっ
た遅延動作により、始動時に生じるマット面からの冷風
の吹き出しを制御していた。(例えば、特公昭62-29703
号公報) 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、遅延動作を行っ
ても、始動時にはマット内部に冷気がまだ残っている上
に、マット自体も冷えているため、マット内の空気及び
マット自体の温度を、マット内に供給される温風により
十分昇温させるにはかなりの時間を要し、その間マット
面からは冷気が吹き出していた。
したがって、マットが十分昇温するまでは就寝できな
いといった不便さがあった。また、始動後すぐに就寝し
たい場合には、冷風による不快感をしばらくの間我慢し
なければならないといった課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、運転始
動時の冷風吹き出しを抑制して始動直後からでも不快感
なく就寝できる送風マットを提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の送風マットは、温
風を発生する送風ユニットと、前記送風ユニットからの
温風が流入する空洞を内部に有したマットと、前記マッ
トの表面に配設され前記空洞に流入した温風を前記マッ
ト表面から吹き出す複数の第1の空気吹出口と、前記送
風ユニットからの温風を前記マットの表面に沿って吹き
出す第2の空気吹出口とを有する。
また本発明の送風マットは、送風ユニットからの温風
をマットの空洞と第2の空気吹出口とへ分配するダンパ
を有する。
また本発明の送風マットは、始動後から予め定められ
た設定時間までは温風を第2の空気吹出口へ導入し、前
記設定時間以降は温風をマットの空洞へ導入するようダ
ンパを制御する制御手段を有する。
さらに本発明の送風マットは、マット内部に配設され
マット温度を検出する温度センサと、前記温度センサか
ら出力されるマット温度信号に基づきダンパを制御する
制御手段とを有し、制御手段は前記マット温度信号が予
め定められた設定値未満の場合は温風を第2の空気吹出
口へ導入し、前記マット温度信号が前記設定値以上の場
合は温風をマットの空洞へ導入するようダンパを制御す
る。
作用 本発明は上記構成によって、送風ユニットで発生した
温風をマットの表面に設けられた複数の第1の空気吹出
口から吹き出すとともに、第2の空気吹出口からもマッ
トの表面に沿って温風を吹き出す。
また本発明は上記構成によって、送風ユニットで発生
した温風の流路をダンパにより切り替えることにより、
温風を第1の空気吹出口または第2の空気吹出口のいず
れか一方から吹き出す。
また本発明は、始動後から予め定められた設定時間ま
では温風を第2の空気吹出口へ導入し、前記設定時間以
降は温風をマットの空洞へ導入するようダンパを制御す
る。
さらに本発明は、温度センサにより検出したマット温
度が予め定められた設定値未満の場合は温風を第2の空
気吹出口へ導入し、前記マット温度が前記設定値以上の
場合は温風をマットの空洞へ導入するようダンパを制御
する。
実施例 以下、本発明の第1の実施例を添付図面に基づいて説
明する。ここでは就寝時に本実施例を使用する際につい
て説明する。第1図は本実施例の斜視図である。ここ
で、8は円筒形のクッション材9からなるマットで周辺
部の不通気性の布地10と縫い合わされている。クッショ
ン材9はその表面と裏地にそれぞれ溝部11及び12を形成
し、裏面の溝部12は周辺部の布地10の内部の空洞13と連
結している。表面の溝部11は空洞13と通じる複数の第1
の空気吹出口14を有する。16は内部にヒータ17(図示せ
ず)と送風機18(図示せず)と内蔵する送風ユニット
で、ダクト24を介して空洞13及び第2の空気吹出口15と
接続口25(図示せず)連結されている。第2の空気吹出
口15はマットに隣接して設けられ、マットの表面に沿っ
て空気を吹き出す構成となっている。23は空気吸込口で
ある。
上記構成により、空気吸込口23から吸い込まれた室内
空気はヒータ17と送風機18により温風となり、ダクト24
を介してその一部はマットの空洞13を経てマットの表面
に設けられた複数の第1の空気吹出口14から吹き出さ
れ、残りの温風は第2の空気吹出口15からマットの表面
に沿って吹き出される。本実施例の送風マットを就寝時
に使用する際は、運転始動時にはマット内部に冷気がま
だ残っており、マット自体も冷えているため、マット面
からは冷気が吹き出すが、その吹き出し風量は送風ユニ
ット16からの温風の一部で少なく、第2の空気吹出口か
らは温風が直接吹き出して人体に当たるので、送風ユニ
ット16からの温風がすべて第1の空気吹出口14から吹き
出す場合よりも冷風による不快感が軽減される。
上記作用により、送風ユニット16から送風される温風
を第1の空気吹出口14と第2の空気吹出口15双方から吹
き出すので、従来のような運転始動時の冷風による不快
感は軽減されるといった効果がある。
次に本発明の第2の実施例を添付図面に基づいて説明
する。第2図及び第3図は本実施例のダンパ26の状態を
示す図である。本実施例が上記第1の実施例と相違する
点は、送風ユニット16から送風される温風をマットの空
洞13と第2のと空気吹出口15とへ分配するダンパ26を有
している点にある。その他の構成は第1の実施例と同様
なのでここでの詳細な説明は省略する。ダンパ26は手動
で作動することが可能である。
上記構成において、運転を開始の際は手動にてダンパ
26を第2図の状態にセットすると、送風ユニット16から
送風される温風が第2の空気吹出口15からマット8の表
面に沿って吹き出す。しばらくしてマット8が温まった
時点でダンパ26を第3図の状態に手動にてセットする
と、温風はマットの空洞13へ流入して第1の空気吹出口
14から温風が吹き出す。
上記作用により、本実施例によれば、ダンパ26により
流路を切り替えることにより、運転始動時は送風ユニッ
ト16から送風される温風を第2の空気吹出口15に流入さ
せてマットの表面に沿って温風を吹き出させ、マットが
温まった時点でダンパ26を切り替えて温風をマットの空
洞13に流入させて第1の空気吹出口14から温風を吹き出
させることができるので、第1の実施例のように運転始
動時の冷風による不快感がなく快適性がより向上すると
いった効果がある。
本発明の第3の実施例を添付図面に基づき説明する。
第4図は本実施例の原理構成図である。本発明が上記実
施例と相違する点は第4図に示すように、第1のタイマ
20からの信号によりダンパ26の分配動作を制御する制御
部22とからなる制御手段19を有した点にある。その他の
構成は第1及び第2の実施例と同様なのでここでの詳細
な説明は省略する。
上記構成により、運転を開始すると第1のタイマ20が
始動し、制御部22によりダンパ26が第2図の状態にセッ
トされる。これにより送風ユニット16から発生した温風
はダクト24を介して第2の空気吹出口15からマットの表
面に沿って吹き出される。次に第1のタイマ20によりあ
る一定時間がカウントされると、ダンパ26が第3図の状
態にセットされ、温風がマット8の空洞13を経由し第1
の吹出口14から吹き出される。
上記作用より、第2の実施例では、手動でダンパ26を
切り替えていたため、就寝して寝入ってしまうと、ダン
パ26の切り替えを忘れてしまい寝床内の一部のみが熱過
ぎる状態になってしまうといった課題があったが、本実
施例によれば、寝入ってしまってもダンパ26の切り替え
忘れはなく、確実にダンパ26の切り替えを行うことがで
きるといった効果がある。
本発明の第4の実施例を以下説明する。本発明が上記
実施例と相違する点は、マット8の内部に配設されマッ
ト温度を検出する温度センサと、前記温度センサから出
力されるマット温度信号に基づきダンパ26を制御する制
御手段19とを有し、制御手段19は前記マット温度信号が
予め定められた設定値未満の場合は温風を第2の空気吹
出口15へ導入し、前記マット温度信号が前記設定値以上
の場合は温風をマットの空洞13へ導入するようダンパ26
を制御する点にある。その他の構成は上記実施例と同様
なのでここでの詳細な説明は省略する。
上記構成により、運転を開始すると、制御部22により
ダンパ26が第2図の状態にセットされる。これにより送
風ユニット16から発生した温風はダクト24を介して第2
の空気吹出口15からマットの表面に沿って吹き出され
る。この動作は前記温度センサにより検出したマット温
度が予め定められた設定値未満であれば継続される。そ
の後寝床内への温風流入によりマット温度が上昇してマ
ット温度が前記設定値以上になるとダンパ26が第3図の
状態にセットされる。これにより温風がマット8の空洞
13へ導入され、第1の空気吹出口14から温風が吹き出さ
れる。
上記作用により、第3の実施例ではタイマによりダン
パ26を切り替えていたため、例えば室温が非常に低い場
合には、設定時間が経つとマット温度が十分上昇してい
ないのにダンパ26が第3図の状態に切り替わってしま
い、寝床内に冷風が吹き出してしまうといった課題があ
ったが、本実施例によれば温度センサによりマット温度
を検出してマット温度が十分に昇温してからダンパ26の
切り替えを行うので、寝床内に冷風吹き出すといったこ
とがなく、さらに快適性が向上するといった効果があ
る。
上記実施例では運転が始動するとヒータ17と送風機18
が同時に作動する構成であるが、第4図に示すように制
御手段19が第2のタイマ21を有し、運転開始時は、まず
ヒータ17に通電し、一定時間後に送風機18を運転状態に
入るような構成にしてもよい。
また上記実施例では第2の空気吹出口15が1カ所しか
設けていないが、第5図に示すように分岐させて複数個
設けることも可能である。
さらに上記実施例ではダンパ26をマット側に配設した
が、第6図に示すように送風ユニット側に配設してダク
ト24を2通路設けることも可能である。
発明の効果 以上のように本発明の送風マットによれば次のような
効果が得られる。
(1)送風ユニットから送風される温風を第1の空気吹
出口と第2の空気吹出口双方から吹き出すので、従来の
ような運転始動時の冷風による不快感が軽減される。
(2)ダンパにより流路を切り替えることにより、運転
始動時は送風ユニットから送風される温風を第2の空気
吹出口に流入させてマットの表面に沿って温風を吹き出
させ、マットが温まった時点でダンパを切り替えて温風
をマットの空洞に流入させて第1の空気吹出口から温風
を吹き出させることができるので、冷風による不快感が
なく快適性がより向上する。
(3)タイマによりダンパの切り替えを行うので、例え
ば寝入ってしまってダンパの切り替えを忘れてしまい寝
床内の一部のみが熱過ぎる状態になってしまうといった
ことがなく、確実にダンパの切り替えを行うことができ
る。
(4)温度センサによりマット温度を検出してマット温
度が十分に昇温してからダンパの切り替えを行うので、
例えばマット温度が十分上昇していないのにタイマによ
りダンパを切り替えてしまい寝床内に冷風が吹き出して
しまうといった不具合がなく、さらに快適性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における送風マットの一
部切欠斜視図、第2図及び第3図は本発明の第2の実施
例における送風マットのダンパの状態を示す図、第4図
は本発明の第3の実施例における送風マットの動作原理
図、第5図は本発明の他の実施例における第2の空気吹
出口の概略構成図、第6図は本発明の他の実施例におけ
るダンパ及びダクトの概略構成図、第7図は従来の送風
マットの斜視図、第8図は同送風マットの原理構成図で
ある。 8……マット、13……空洞、14……第1の空気吹出口、
15……第2の空気吹出口、16……送風ユニット、17……
ヒータ、18……送風機、19……制御手段、20……第1の
タイマ、22……制御部、24……ダクト、26……ダンパ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温風を発生する送風ユニットと、前記送風
    ユニットからの温風が流入する空洞を内部に有したマッ
    トと、前記マットの表面に配設され前記空洞に流入した
    温風を前記マット表面から吹き出す複数の第1の空気吹
    出口と、前記送風ユニットからの温風を前記マットの表
    面に沿って吹き出す第2の空気吹出口とを有した送風マ
    ット。
  2. 【請求項2】送風ユニットからの温風をマットの空洞と
    第2の空気吹出口とへ分配するダンパを有した特許請求
    の範囲第1項記載の送風マット。
  3. 【請求項3】始動後から予め定められた設定時間までは
    温風を第2の空気吹出口へ導入し、前記設定時間以降は
    温風をマットの空洞へ導入するようダンパを制御する制
    御手段を有した特許請求の範囲第2項記載の送風マッ
    ト。
  4. 【請求項4】マット内部に配設されマット温度を検出す
    る温度センサと、前記温度センサから出力されるマット
    温度信号に基づきダンパを制御する制御手段とを有し、
    制御手段は前記マット温度信号が予め定められた設定値
    未満の場合は温風を第2の空気吹出口へ導入し、前記マ
    ット温度信号が前記設定値以上の場合は温風をマットの
    空洞へ導入するようダンパを制御することを特徴とした
    特許請求の範囲第2項記載の送風マット。
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