JP2636289B2 - 就寝装置 - Google Patents
就寝装置Info
- Publication number
- JP2636289B2 JP2636289B2 JP62331924A JP33192487A JP2636289B2 JP 2636289 B2 JP2636289 B2 JP 2636289B2 JP 62331924 A JP62331924 A JP 62331924A JP 33192487 A JP33192487 A JP 33192487A JP 2636289 B2 JP2636289 B2 JP 2636289B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- blower
- mat
- temperature sensor
- cooling
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Bedding Items (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は送風によって採涼を行なう就寝装置に関する
ものである。
ものである。
従来の技術 従来のこの種の就寝装置は、第３図に示すように、就
寝者１の体近傍に所定温度及び湿度の空気流を生じる空
気調和装置２と、上記空気流の温度及び湿度を測定する
計測装置３と、上記空気調和装置の動作を制御する制御
装置４とから成り、上記制御装置４は、空気流の温度及
び湿度が各々所定パターンに従って変化するよう予め目
標値を設定し、該目標値と上記計測装置３の出力信号と
を比較して空気流がパターン所定の温度及び湿度となる
ように上記空気調和装置２の動作を制御するようになっ
ていた。（例えば、特開昭56−97416号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、空気調和装置と
して加熱冷却装置５、調湿装置度６などを有しているの
で家庭用の就寝装置としては複雑且つコスト高になると
いう問題点を有していた。また、採涼を行なうために冷
却装置５を運転して冷却空気を直接人体に当てることは
局部的な冷え過ぎなど健康上問題がある。
寝者１の体近傍に所定温度及び湿度の空気流を生じる空
気調和装置２と、上記空気流の温度及び湿度を測定する
計測装置３と、上記空気調和装置の動作を制御する制御
装置４とから成り、上記制御装置４は、空気流の温度及
び湿度が各々所定パターンに従って変化するよう予め目
標値を設定し、該目標値と上記計測装置３の出力信号と
を比較して空気流がパターン所定の温度及び湿度となる
ように上記空気調和装置２の動作を制御するようになっ
ていた。（例えば、特開昭56−97416号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、空気調和装置と
して加熱冷却装置５、調湿装置度６などを有しているの
で家庭用の就寝装置としては複雑且つコスト高になると
いう問題点を有していた。また、採涼を行なうために冷
却装置５を運転して冷却空気を直接人体に当てることは
局部的な冷え過ぎなど健康上問題がある。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、簡単な
構成及び制御によるローコストの装置で採涼を行なう寝
具を提供することを目的とする。
構成及び制御によるローコストの装置で採涼を行なう寝
具を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の就寝装置は、内
部を空洞とし、表面に多数の空気吹出口を有するマット
と、前記マット内部に対して送風を行なう送風機と、室
内温度センサと、前記温度センサからの信号により、前
記送風機の送風量の増減を行なう制御回路とっからなる
構成を備えたものである。
部を空洞とし、表面に多数の空気吹出口を有するマット
と、前記マット内部に対して送風を行なう送風機と、室
内温度センサと、前記温度センサからの信号により、前
記送風機の送風量の増減を行なう制御回路とっからなる
構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、夏季において送風機
によりマット内部に送風し、マット表面の多数の吹出口
より空気を吹き出す。この際、就寝者の温熱感覚に最も
影響を及ぼす室内温度をセンサにより検知して、前記送
風機の送風量の増減をすることにより採涼を行なうので
ある。
によりマット内部に送風し、マット表面の多数の吹出口
より空気を吹き出す。この際、就寝者の温熱感覚に最も
影響を及ぼす室内温度をセンサにより検知して、前記送
風機の送風量の増減をすることにより採涼を行なうので
ある。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図及び第２図において、７は円筒形のクッション
材８からなるマットで周辺部の不通気性の布地９と縫い
合わされている。前記クッション材８はその表面と裏面
にそれぞれ溝部10及び11を形成し、裏面の溝部11は前記
周辺部の布地９の内部の空洞12と連通している。前記表
面の溝部10は前記空洞12と通ずる多数の空気吹出口13を
有する。14は内部に送風機15を有する送風機ユニット
で、ダクト16を介して前記空洞12と接続口17において連
結されている。18は空気吸込口である。
材８からなるマットで周辺部の不通気性の布地９と縫い
合わされている。前記クッション材８はその表面と裏面
にそれぞれ溝部10及び11を形成し、裏面の溝部11は前記
周辺部の布地９の内部の空洞12と連通している。前記表
面の溝部10は前記空洞12と通ずる多数の空気吹出口13を
有する。14は内部に送風機15を有する送風機ユニット
で、ダクト16を介して前記空洞12と接続口17において連
結されている。18は空気吸込口である。
上記構成において、送風機15を運転すれば空気吸吹込
口18で吸い込まれた室内空気は、ダクト16を介して前記
空洞12内に送られ、溝部10及び11に設けられた前記空気
吹出口13よりマット７の表面に吹き出す。
口18で吸い込まれた室内空気は、ダクト16を介して前記
空洞12内に送られ、溝部10及び11に設けられた前記空気
吹出口13よりマット７の表面に吹き出す。
この際、前記送風機ユニット14の近傍に設置された室
内温度センサ19は室温を検知し前記送風機15の送風量を
増減させる。即ち、第２図において、サーミスタなどで
製造された室内温度センサ19は室温が上昇すればその抵
抗値を下げ、トランジスタ20の入力電圧を下げると同時
に前記トランジスタ20の出力電圧即ち、トランジスタ21
の入力電圧を増大させる。その結果前記送風機15に対す
る電流を増大させ、その回転数を増加させる。従って、
室温が高い場合には送風量が増え、前記空気吹出口13か
ら吹き出される空気の風速が増大して就寝者に対する冷
却力が増大する。逆に室温が低い場合には送風量が減少
し、前記空気吹出口13からの風速は減少して冷却力を弱
める。これらの動作により、室温に応じて就寝者に対す
る冷却力を調節することができる。尚、22、23は固定抵
抗、24は可変抵抗、25は電源である。
内温度センサ19は室温を検知し前記送風機15の送風量を
増減させる。即ち、第２図において、サーミスタなどで
製造された室内温度センサ19は室温が上昇すればその抵
抗値を下げ、トランジスタ20の入力電圧を下げると同時
に前記トランジスタ20の出力電圧即ち、トランジスタ21
の入力電圧を増大させる。その結果前記送風機15に対す
る電流を増大させ、その回転数を増加させる。従って、
室温が高い場合には送風量が増え、前記空気吹出口13か
ら吹き出される空気の風速が増大して就寝者に対する冷
却力が増大する。逆に室温が低い場合には送風量が減少
し、前記空気吹出口13からの風速は減少して冷却力を弱
める。これらの動作により、室温に応じて就寝者に対す
る冷却力を調節することができる。尚、22、23は固定抵
抗、24は可変抵抗、25は電源である。
発明の効果 以上のように本発明の就寝装置によれば次の効果が得
られる。
られる。
（１）送風機のみによって採涼を得られるようにしてい
るので装置が簡単でローコストで実現できる。
るので装置が簡単でローコストで実現できる。
（２）室内温度センサにより、送風量の増減を行なうの
で、室温に応じて就寝者に対する冷却力の調節ができ
る。
で、室温に応じて就寝者に対する冷却力の調節ができ
る。
（３）寝具温度や寝床内温度を検知して制御するように
しているものは、例えば寝姿勢により就寝者の体が温度
センサに触れたり寝具の配設の仕方等によって正しく温
度検知できない場合が有り、そのような場合は誤った温
度制御を行う可能性があるが、本発明では室内温度セン
サにより送風量の増減を行うので、室温に応じて就寝者
に対する冷却力の調節ができ、実用的な上、上記のよう
な誤った温度制御による冷え過ぎなど健康上の問題がな
くなる。
しているものは、例えば寝姿勢により就寝者の体が温度
センサに触れたり寝具の配設の仕方等によって正しく温
度検知できない場合が有り、そのような場合は誤った温
度制御を行う可能性があるが、本発明では室内温度セン
サにより送風量の増減を行うので、室温に応じて就寝者
に対する冷却力の調節ができ、実用的な上、上記のよう
な誤った温度制御による冷え過ぎなど健康上の問題がな
くなる。
第１図は本発明の一実施例における就寝装置の斜視図、
第２図は同制御回路図、第３図は従来の就寝装置の構成
図である。 ７……マット、８……クッション材、９……布地、10、
11……溝部、12……空洞、13……空気吹出口、14……送
風機ユニット、19……室内温度センサ。
第２図は同制御回路図、第３図は従来の就寝装置の構成
図である。 ７……マット、８……クッション材、９……布地、10、
11……溝部、12……空洞、13……空気吹出口、14……送
風機ユニット、19……室内温度センサ。
Claims (1)
- 【請求項１】内部を空洞とし表面に多数の空気吹出口を
有するマットと、前記マット内部に対して送風を行なう
送風機と、室内温度センサと、前記室内温度センサから
の信号により前記送風機の送風量の増減を行なう制御回
路とからなる就寝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62331924A JP2636289B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 就寝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62331924A JP2636289B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 就寝装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01171511A JPH01171511A (ja) | 1989-07-06 |
| JP2636289B2 true JP2636289B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=18249162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62331924A Expired - Lifetime JP2636289B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 就寝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636289B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56139714A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-31 | Tokyo Shibaura Electric Co | Coolness feeling bedding |
| JPS56139713A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-31 | Tokyo Shibaura Electric Co | Coolness feeling bedding |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62331924A patent/JP2636289B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01171511A (ja) | 1989-07-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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