JPH08305645A - 複合情報伝送装置及び方法 - Google Patents

複合情報伝送装置及び方法

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JPH08305645A
JPH08305645A JP7112763A JP11276395A JPH08305645A JP H08305645 A JPH08305645 A JP H08305645A JP 7112763 A JP7112763 A JP 7112763A JP 11276395 A JP11276395 A JP 11276395A JP H08305645 A JPH08305645 A JP H08305645A
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JP
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Application number
JP7112763A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishikawa
宏 石川
Koichi Takiguchi
孝一 滝口
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書に関連する音声情報を文書情報とは独立
にかつ簡便に伝送して処理できるようにすること。 【構成】 文書を入力する手段1と、入力された文書の
情報に基づいて文書ファイルを作成する手段2と、前記
文書ファイルを符号化する手段3と、音声を入力する手
段4と、入力された音声の情報に基づいて音声ファイル
を作成する手段5と、前記音声ファイルを前記文書ファ
イルとは独立に符号化する手段6と、前記文書ファイル
と前記音声ファイルとを関連付ける手段7と、 関連付
けられた文書ファイルと音声ファイルを音声付きファイ
ルであることを示す識別子を付加して伝送する伝送手段
9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル化された文書
情報と音声情報を伝送する複合情報伝送装置及び方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータで作成されたデジタル化された文書情報を伝送する
手段として、公衆回線やローカルエリアネットワークを
使用した電子メールシステムやファクシミリが知られて
いる。しかし、文書情報だけでは、送信者が意図した内
容を受信者に完全に伝えることは困難であることが多い
ため、電子メールシステムやファクシミリを送信した後
で、電話をかけて口頭で内容の補足説明を行なうことが
よくある。
【0003】一方、静止した文書だけでなく、動画や音
声もデジタル化して処理することが行なわれている。例
えば、アップルコンピュータ(登録商標)社で提供して
いるQuick Time(登録商標)と呼ばれるソフ
トウェアは、マッキントッシュ(登録商標)と呼ばれる
マイクロコンピュータの記憶装置上に蓄積された音声情
報と動画情報を再生可能である。
【0004】また、特開平4−111140号公報に
は、音声情報や動画情報を文書に付加して蓄積可能とし
たマルチメディア文書ファイリング装置が開示されてい
る。同公報に記載の装置においては、動画や文書情報と
音声情報が合成され、混合データは画像情報の中に混在
しており、一連の情報を初めから順に再生するシステム
に向いている。
【0005】一方、文書を中心として情報を広く伝達す
る時には、その文書に音声情報を追加できることは有用
である。例えば、背景の説明や文章で直接表現しにくい
補足説明、データや図の見方などいくつかある。これら
の音声情報は同じ文書でも、必ずしも受け取り手すべて
に共通に必要であるものではない場もあるし、相手によ
って背景の説明のレベルなど変える必要がある。また、
文書と音声は同時に必要ではなく、文書だけプリントし
てからあとで音声情報を聞くこともある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在一般には、相手と
のコミュニケーションは、例に挙げた電子メールやファ
ックスなどを使用した文書か、電話を使った音声により
行なわれている。お互いは別のシステムであり、ファッ
クスを送った後などに電話で相手に確認を行うなどが一
般的である。電話での音声情報は相手を確認をしてから
送付した資料を説明をするものであり、留守番電話など
の音声蓄積ではどの件の説明なのか、文書との関連が取
りにくい。特に複数の情報を同時に受け取るような場合
は混乱を生じる。また音声と文書をファイリングするシ
ステムでは、マニュアルなど固定情報の説明に使うので
あれば適当であるが、相手とのコミュニケーシヨンをす
るには、音声と文書の情報を独立にかつ、簡便に処理で
きる必要があるが、従来技術においては音声と文書が合
成されて混在するため、こうした応用に適用することが
困難であるという問題があった。
【0007】本発明は、これらの問題に鑑み、文書に関
連する音声情報を文書情報とは独立にかつ簡便に伝送し
て処理できるようにすることを目的とする。
【0008】また本発明は、音声情報を元の音声情報と
は異なった形態で再生することを可能とし、また、音声
情報を編集可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の複合情報伝送装
置は、文書を入力する手段と、入力された文書の情報に
基づいて文書ファイルを作成する手段と、前記文書ファ
イルを符号化する手段と、音声を入力する手段と、入力
された音声の情報に基づいて音声ファイルを作成する手
段と、前記音声ファイルを前記文書ファイルとは独立に
符号化する手段と、前記文書ファイルと前記音声ファイ
ルとを関連付ける手段と、関連付けられた文書ファイル
と音声ファイルを音声付きファイルであることを示す識
別子を付加して伝送する伝送手段とを備えていることを
特徴とする。
【0010】また、本発明の複合情報伝送装置は、上記
送り手側の複合情報伝送装置から伝送された前記音声付
きファイルを受信して文書ファイルと音声ファイルの内
容を出力可能な情報伝送装置であって、受信した文書フ
ァイルに前記識別子が付加されているか否かを判別する
手段と、受信した文書ファイルに前記識別子が付加され
ている場合には、その旨を表示する手段とを有すること
を特徴とする。
【0011】また、複合情報伝送方法は、送り手側の複
合情報伝送装置と受け手側の複合情報伝送装置とをネッ
トワークを介して接続すると共に、該ネットワークに蓄
積手段を設け、送り手側の複合情報伝送装置から送信さ
れた前記文書ファイルと音声ファイルのうち、音声ファ
イルを前記ネットワーク上の記憶手段に蓄積し、文書フ
ァイルを受け手側の複合情報伝送装置に直接伝送するこ
とを特徴とする。
【0012】また、複合情報伝送方法は、送り手側の複
合情報伝送装置と受け手側の複合情報伝送装置とをネッ
トワークを介して接続すると共に、該ネットワークに蓄
積手段を設け、送り手側の複合情報伝送装置から送信さ
れた前記文書ファイルと音声ファイルを前記ネットワー
ク上の記憶手段に蓄積し、受け手側の複合情報伝送装置
からの要求に応じて前記文書ファイルと音声ファイルの
一方或いは双方を受け手側の複合情報伝送装置に対して
伝送することを特徴とする。
【0013】
【作用】図1は、本発明の複合情報伝送装置の作用を説
明するための原理図である。本発明の複合情報伝送装置
は、文書を入力する文書入力部1と、入力された文書の
情報に基づいて文書ファイルを作成する文書ファイル作
成部2と、文書ファイルを符号化する文書ファイル符号
化部3と、音声を入力する音声入力部4と、入力された
音声の情報に基づいて音声ファイルを作成する音声ファ
イルを作成部5と、音声ファイルを前記文書ファイルと
は独立に符号化する音声ファイル符号化部6と、前記文
書ファイルと前記音声ファイルとを関連付ける文書/音
声ファイル関連付け部7と、関連付けられた文書ファイ
ルと音声ファイルを一時的に蓄積する文書/音声ファイ
ル蓄積部8と、関連付けられた文書ファイルと音声ファ
イルを音声付きファイルであることを示す識別子を付し
て伝送する文書/音声ファイル伝送部9と、目的とする
文書ファイルと音声ファイルを伝送するために、前記文
書/音声ファイル関連付け部7と文書/音声ファイル蓄
積部8と文書/音声ファイル伝送部9を制御する通信管
理手段10を備えている。
【0014】文書は、たとえば、文書入力部1及び文書
生成部2として、コンピュータやワードプロセッサを使
用して作成される。このとき、文書は予め指定したサイ
ズのページ単位で構成される。作成された文書は、文書
ファイルとしてメモリや磁気ディスクに記録される。ま
た、音声は、音声入力部4としてのマイクから入力さ
れ、A/D(アナログ/デジタル)変換器でデジタル信
号に変換されて時系列データとなる。この時系列データ
は、音声ファイル生成部5により音声ファイルとしてメ
モリや磁気ディスクに記録される。文書ファイルと音声
ファイルは、それぞれ文書ファイル符号化部3と音声フ
ァイル符号化部6により独立に符号化される。このよう
にして符号化された複数の文書ファイルと音声ファイル
の中から、一緒に転送すべき一組の文書ファイルと音声
ファイルが、文書/音声ファイル関連付け部7により関
連付けられる。関連付けは、ファイルのへッダーに含ま
れる送り先アドレスの一致やファイル名の一致、或い
は、これらの組合せにより可能である。このようにして
関連づけられた一組のファイルは、一旦文書/音声ファ
イル蓄積部8に蓄積され、文書/音声ファイル伝送部9
により適当な通信媒体を経由して他の場所に転送され
る。
【0015】いま、ある文書を伝送する指示をすると、
図1に示される通信管理手段10は、文書/音声ファイ
ル関連付け部7を使って、予め作られている音声ファイ
ルの中から、文書ファイルと同一ファイル名、同一アド
レスの情報を持った音声ファイルを検索/照合する。こ
の場合には、ファイル名とアドレスが完全に一致する必
要がある。検索/照合できない場合、通信管理手段10
は、操作者に音声ファイルが見つからないことを表示装
置(図示せず)の画面上に表示された記号等の点滅やブ
ザーなどで知らせる。検索できた場合、通信管理手段1
0は、文書/音声ファイル伝送部9を使ってこの文書/
音声ファイルの伝送処理を開始する。
【0016】
【実施例】
〔実施例1〕図2は、本発明の複合情報伝送装置の全体
構成を示す模式図である。また、図3は、図2に示す複
合情報伝送装置において使用されるコンピュータの構成
例を示すブロック図である。
【0017】図2においては、ネットワーク11を介し
て、送り手側のコンピュータ12、受け手側のコンピュ
ータ13、メールサーバー14、プリンター15等が相
互に接続されている。なお、コンピュータに代えてワー
クステーションも同様に使用できる。なおここでは便宜
上、コンピュータ12を送り手側、コンピュータ13を
受け手側としているが、これは逆でもよい。
【0018】送り手側のコンピュータ12と受け手側の
コンピュータ13は、同様な構成を有しており、それぞ
れ、プロセッサ12a、CRTディスプレイ等の表示装
置12b、キーボード12c、マウス12d、マイク1
2e、スピーカー12f等を備えている。
【0019】送り手側のコンピュータ12を例に挙げて
説明すると、図3に示すように、コンピュータ12は、
バス20を介して、コンピュータ全体の動作を制御する
CPU (中央処理装置) 21、ワークエリア等として使
用するRAM等からなる主記憶装置22、各種アプリケ
ーションが書き込まれている磁気ディスク装置等からな
る補助記憶装置23、キーボード及12cびマウス12
d、マイク12eから入力された音声信号をA/D変換
によりデジタル化して処理するための音声入力部24、
デジタル化された音声データをD/A(デジタル/アナ
ログ)変換によりアナログ信号に変換してスピーカー1
2fを駆動するための音声出力装置25、コンピュータ
12において作成された文書データと音声入力部24か
らの音声データをそれぞれ独立に所定の符号化方式を使
用して符号化する符号化処理部26、図2に示すネット
ワーク11を介して他の機器、たとえば、受け手側のコ
ンピュータ13と通信を行なうための通信部27、作成
される文書データにカラー写真等を添付するための入力
画像装置28、作成された文書をハードコピー上で確認
するための画像出力装置29等が相互に接続されてい
る。
【0020】次に、上述した複合情報伝送装置の動作に
ついて説明する。
【0021】まず文書入力から説明する。コンピュータ
12には文書作成アプリケーションがインストールされ
ており、この文書作成アプリケーションを起動し、ユー
ザーの必要な文書、例えば連絡書や指示書、企画書など
各種の文書をキーボード12cやマウス12dなどを使
用し作成する。作成される文書としては1ページ程度の
ものもあれば、10ページ以上にわたるものもある。作
成された文書は一つの文書ファイルとして主記憶装置2
2上に置かれ、必要に応じて補助記憶装置23に格納さ
れる。完成した文書ファイルのヘッダーには、ファイル
の名前や送り手のアドレス、例えば電話番号や電子メー
ルアドレスなどを付ける。また、この文書ファイルが後
述する音声ファイルと共に伝送される場合には、さらに
音声ファイル付であることを示す識別子を付与する。
【0022】上述のようにして作成された文書は、符号
化処理部26においてページごとに独立して符号化され
る。符号化の目的は、ファイルサイズを小さくしかつ文
書の交換がいろいろなアプリケーションで可能にするた
めである。符号化の例としてゼロックス(登録商標)社
のInterscript(登録商標)で使用されてい
る方法がある。これはレイアウト構造や、文書の論理的
構造、文書内容部分などを規定している。また文書内容
部分は、たとえばASCIIなどの文字コードをバイナ
リーに変換することで符号化されたファイルは、サイズ
がコンパクトになる。文書が正しく入力されているかど
うかは表示装置12bへの表示やプリント出力でチェッ
クできる。例えばInterscript(登録商標)
から文書記述方式に変換し、表示装置12bに内蔵され
た表示用のラスターイメージプロセッサーが文書を表示
したり、ネットワーク11に接続されているプリンター
15またはローカルに接続されているプリンター、すな
わち、画像出力装置29へ送ることでプリンター内のラ
スターイメージプロセッサーが紙の上に文書を再現す
る。
【0023】次に、音声入力について説明する。なお、
コンピュータ12上では、音声入力用のアプリケーショ
ンが動作しているものとする。音声入力の際には、文書
入力と同様にコンピュータ12上で音声入力動作指示を
行う。コンピュータ12のバス20に接続された音声入
力部24は、マイク12eから入力された音声をデジタ
ル信号に変換する機能を有する。この音声入力部24
は、一定時間以内にマイクから入力された音声信号であ
るアナログ信号を増幅し、A/D変換を行なう。デジタ
ル信号のビット幅は8から16ビット程度、サンプリン
グレートは20kHz程度で良い。コンピュータで動作
しているアプリケーションソフトは、一定レベル以上の
音声信号が入力されるとそれをメモリ、すなわち、主記
憶装置22に蓄積する。音声データは実時間で時系列に
入力されるが、サンプリングレートは遅いため、主記憶
装置22や書き込み速度の遅い大容量ディスクを使用す
る補助記憶装置23にも蓄えることができる。音声入力
終了後、キーボード12c或いはマウス12dからコン
ピュータ12に音声入力作業終了を指示する。その後、
音声ファイルは符号化処理部26でパルスコード変換処
理などで符号化され、ファイルサイズがコンパクトにな
る。符号化された音声ファイルはメモリに蓄積される。
なお符号化は、メモリに蓄積する前に行ってもよい。完
成した音声ファイルのヘッダーには、文書ファイルと同
様にファイルの名前や送り手のアドレス、例えば電話番
号や電子メールアドレスなどを付ける。符号化前の音声
ファイルの内容は、D/A変換してコンピュータ12の
音声出力装置25に接続されているスピーカー12fな
どを使って再生することができ、内容に間違いがないか
確認できる。また、符号化後の音声ファイルの内容は一
旦復号してD/A変換すればよい。
【0024】次に、上述のようにして作成した文書ファ
イル及び音声ファイルを、コンピュータ12の通信部2
7に接続された通信手段を経由して相手に伝送する場合
の処理について説明する。通信手段には公衆回線やロー
カルエリアネットワークなどが用いられる。また、有線
だけでなく電波をつかった無線方式でもよい。
【0025】まず、一人の相手に文書ファイルと音声フ
ァイルをローカルエリアネットワークを介して伝送する
例で説明する。作成した文書ファイルには、文書内容の
他に、図4(a)に示すような、ファイル名/伝送アド
レス、作成日時、作成者、エンコーディング(符号化)
方法、ファイルサイズ/ページ数、ファイルの開始を示
す先頭ファイル等の複数の情報を含むへッダーが付加さ
れる。伝送アドレスには、相手のアドレスの他に送り手
のアドレスを含ませることもできる。相手のアドレス
は、例えば名前とネットワークの領域で示される。同一
ネットワーク上には同じアドレスは一つしか存在しない
ので、ファイルにアドレスを含ませることにより送り先
が一義的に決定される。
【0026】音声ファイルに関しても、文書ファイルと
同様に、図4(b)に示すようにへッダーが付加されて
いる。なお、音声ファイルの場合には、音声信号をA/
D変換した際のビット幅とサンプルレートを示す情報が
更に付加されている。
【0027】この伝送の際には、文書ファイルと音声フ
ァイルを、例えばゼロックス(登録商標)社のメーリン
グプロトコル/フォーマットに変換する。これは、CC
ITTTが規定したElectric message
handling system X.400シリー
ズに準拠したものである。
【0028】ファイルの伝送に際しては、音声ファイル
と文書ファイルは別々に伝送されても、図4(c)に示
すように文書ファイルと音声ファイルの両方を一かたま
りの情報として扱ってもよい。どちらの場合でも、通信
管理手段10は両方のファイルが正常に伝送されること
を監視する。図4(d)は、音声ファイルと文書ファイ
ルを別々に伝送する場合のファイル形式を示す。この場
合には、文書/音声ファイル関連付け部7で、ファイル
名に音声付きであることを示す識別子が追加される。
【0029】図5は、電子メールによるファイルの転送
を示す説明図である。
【0030】送り手側のコンピュータ12で作成された
文書ファイルと音声ファイルは、メールトランスポート
処理により、アドレス等を含むヘッダーが付加され電子
メールのフォーマットに変換される。次にクーリエ処理
により、電子メールによる配達が可能なフォーマットに
変換された後、シーケンスパケット処理によりファイル
がパケット化される。更に、このパケットがデータグラ
ム処理によりイーサネット(登録商標)のフォーマット
に変換され、イーサネット(登録商標)を介してメール
サーバー14に向けて送信される。
【0031】メールサーバー14においては、上述と逆
の受信処理が行なわれ、ファイルが受信される。ファイ
ルが正常に受信されると、アクセプトメッセージが送り
手側のコンピュータ12に送信され、送り手側のコンピ
ュータ12では上述と同様な受信処理によりアクセプト
メッセージを受け取る。
【0032】図5に示すファイルの転送処理は、図1に
示す通信管理手段10により行なわれる。なお、この通
信管理手段10は、図3に示すブロック図の、処理を実
行するCPU21、処理する音声/文書ファイルを記憶
する主記憶装置22、通信処理を行なう通信部27の部
分に対応している。
【0033】通信管理手段10は、図5に示すメールサ
ーバー14から文書ファイルと音声ファイルの両方のフ
ァイルをアクセプトしたというメッセージを受け取る
と、操作者に正常終了したことを伝える。なお、通信管
理手段10は、文書/音声ファイルを、文書/音声ファ
イル蓄積部8を使って記憶装置に一旦蓄積させることも
ある。特に、相手のメールサーバーがビジーだったり、
正常動作しない時は、操作者の再度の指示がなくとも自
動伝送可能となる。
【0034】受け手側のコンピュータ13では、メール
サーバー14にアクセスすることにより自分宛の電子メ
ールが着信しているかどうか知ることができ、電子メー
ルが着信している場合には、電子メールを開く処理を行
なうことにより、メールサーバー14のファイルが受け
手側のコンピュータ13に伝送される。
【0035】次に、同じ文書を複数の相手に伝送する例
で説明する。作成した文書ファイルのへッダーには、図
4(a)に示すような情報が付加される。相手のアドレ
スは例えば名前とネットワークの領域で示される。同一
ネット上には同じアドレスは一つしか存在しない。伝送
アドレスには、複数の異なった送り先アドレスが記入さ
れている。その文書を伝送する指示をすると、通信管理
手段10は文書ファイルと同一名、同一アドレスの情報
を持った予め作られている音声ファイルを検索する。文
書ファイルは一つであるが、音声ファイルは複数作成さ
れている。たとえば、各音声ファイルの内容は、受け手
のレベルに応じて異なっている。また、音声ファイルの
へッダーに書かれているアドレスは複数ある場合もあ
る。
【0036】通信管理手段10には予め動作設定が可能
であり、たとえば、検索の結果、文書ファイルに対応す
る音声ファイルが見つからない場合には、操作者に音声
ファイルが見つからないことを点滅やブザーなどで知ら
せ、伝送作業を中止することや、検索できたファイルの
みを伝送する動作を行なわせることもできる。また、音
声ファイルと文書ファイルは別々に伝送されても、両方
を一かたまりの情報として扱ってもよい。どちらの場合
でも、通信管理手段10は、両方のファイルがすべて正
常に伝送されることを監視する。
【0037】図5に示すメイルサーバー14から両方の
ファイルをアクセプトしたというメッセージを受け取る
と、通信管理手段10は操作者に正常終了したことを伝
える。伝送できなかったファイル名は表示装置12bに
表示することで操作者に知らせる。
【0038】上記はファイルの伝送に電子メールシステ
ムを使用した例であるが、通信媒体として電話回線など
の公衆回線も使用する場合は、コンピュータに接続され
たモデムによって文書ファイルや音声ファイルを伝送で
きる。アドレスはその場合、モデムの接続されている電
話番号となる。
【0039】公衆回線を使用した場合、伝送帯域の制限
から伝送速度が制限されるおそれがあるが、近年、公衆
回線の高速化が検討されており、ATM方式を使った非
同期パケット伝送方式では、回線容量が大きいため、文
書と音声を送る場合は多くのファイルを瞬時に送ること
が可能である。また、回線を文書と音声に分けることも
でき、この場合には一層伝送速度が速くなる。
【0040】また、本発明は有線通信のみならず無線通
信方式でも有効である。たとえば、携帯電話は通信帯域
が狭いが、普及型のモデムと同様の伝送速度が可能であ
る。またATMを用いたパーソナルハンデイフォンシス
テムが普及すると、持ち運びができる小型コンピュータ
にファイルを送ることが可能となる。
【0041】応用例として、例えば地域ごとに異なった
文書と音声を送るケースもある。その場合は非常に多く
の人を対象にする。例えば、各家庭にパーソナルコンピ
ュータやファクシミリを設置し、センターから各家庭に
テキストや問題等の教育プログラムを送信する学習塾の
ような教育サポートシステムにおいては、或る特定の地
域の学校に通う同一学年の生徒を対象とした教育プログ
ラムとこれに付随した各個人へのアドバイス等を音声を
送ることが考えられる。
【0042】また、近年、テレビジョン放送電波の音声
帯域に第2の副搬送波にファクシミリチャンネルを設け
るファクシミリ放送システムが実用化されつつあるが、
この第2の副搬送波を使ってファイルを伝送することも
可能である。
【0043】〔実施例2〕次に、本発明の複合情報伝送
装置の他の実施例について説明する。但し、基本的な構
成は、図2〜図3に示したものと同じであり、また、フ
ァイルのフォーマット及びメールの転送手順も図4と図
5に示したものと同じであるので、重複部分の説明は省
略する。
【0044】ここでは、送り手のコンピュータ12から
メールサーバー14を介して受け手のコンピュータ13
にファイルを転送する場合に、ファイルが何処に蓄積さ
れるかについて説明する。図6は、ファイル蓄積場所を
示す説明図である。また図7は、図1に示される文書/
音声ファイル伝送部9の内部ブロック図である。
【0045】文書/音声ファイル伝送部9は、文書/音
声ファイルの蓄積場所を指定する文書/音声ファイル蓄
積制御部31と、ファイルをネットワークを介して伝送
するための所定の通信プロトコルに変換するためのファ
イル伝送プロトコル変換制御部32と、ファイルがネッ
トワーク上をどのように伝送されているかを監視するフ
ァイル伝送処理監視部33と、ファイルを実際にネット
ワークに対して送信するための伝送媒体制御部34とを
備えている。
【0046】図6に示すように、コンピュータ12で生
成されたファイルは、送り手のコンピュータ12からメ
ールサーバー14を経て受け手のコンピュータ13に送
られる。メールサーバー14としては、一般的に大容量
のメモリを持った独立したコンピュータが使用される。
【0047】文書/音声ファイル蓄積制御部31では、
図8に示されるように、伝送したファイルの蓄積場所を
ファイルごとに指定することができる。すなわち、ファ
イル管理手段41にアクセスし、ファイル管理レジスタ
ー42に蓄積場所を予め指定し、文書/音声ファイル蓄
積制御部31以降のファイル伝送プロトコル変換制御部
32、ファイル伝送処理監視部33、伝送媒体制御部3
4による伝送処理を行なう。図4に示す伝送アドレスに
対応したデフォルトのファイル蓄積場所がファイル管理
レジスター42に登録されているため、この作業を行な
わなくても受け手に送ることはできる。
【0048】文書/音声ファイル蓄積部8から文書/音
声ファイル蓄積制御部31により読み出されたファイル
は、ファイル伝送プロトコル変換制御部32を経て、伝
送システムに適した方式に変換され、伝送媒体制御部3
3からネットワーク11に対して伝送される。
【0049】ネットワーク11に送出されたファイル
は、図6に示されるように、ネットワーク11に接続さ
れたメールサーバー14に一旦蓄積される。メールサー
バー14がアクセプトしたかどうかは送り手側のコンピ
ュータ12のファイル伝送処理監視部33が行う。
【0050】図6に示すように、送り手側のコンピュー
タ12から出されたファイルは、文書/音声ファイル蓄
積制御部31で指定された形態で処理される。ここには
以下の3つのケースを示してある。なお、図6におい
て、実線の枠で囲まれたファイルは、実際にそこに存在
するファイルを示し、一点鎖線の枠で囲まれたファイル
は、一時的にそこを通過するか、或いは、現在は存在し
ないが最終的にはそこに存在することになるファイルを
示す。
【0051】 一つめは、文書ファイルと音声ファイ
ルの両方のファイルが、メールサーバー14経由でその
まま受け手側のコンピュータ13に送られる。これらの
ファイルは、受け手側のコンピュータ13の通信部27
に含まれるネットワークインターフェースを経て、主記
憶装置22または補助記憶装置23に蓄積される。
【0052】 二つめは、文書ファイルは、メールサ
ーバー14経由で受け手側のコンピュータ13に送ら
れ、受け手側のコンピュータ13の通信部27に含まれ
るネットワークインターフェースを経て、主記憶装置2
2または補助記憶装置23に蓄積される。一方、音声フ
ァイルは、メールサーバー14に送られ、ここに蓄積さ
れる。また、音声ファイルがメールサーバー14に到着
していることが受け手側のコンピュータ13に知らされ
る。知らせる手段はブザーや、メッセージ表示など何で
あってもよい。
【0053】 三つめは、文書ファイル、音声ファイ
ルともメールサーバー14に蓄積され、また、両ファイ
ルがメールサーバーに到着していることが受け手側のコ
ンピュータ13に知らされる。
【0054】受け手側は、コンピュータ13を使ってサ
ーバー14にアクセスし、必要な文書ファイルまたは音
声ファイルを伝送するようサーバーに要求する。要求す
るときは受け手からサーバー14にアドレスを送付す
る。また、必要に応じて予めサーバー14にアクセス権
のためのパスワードを付けておきパスワードも同時に送
付する。サーバー14は要求元が正しい受取先であるか
どうかをアドレスと必要に応じてパスワードもチェック
する。
【0055】いままでの説明は、送り手の文書/音声フ
ァイル蓄積制御部31が蓄積場所を指定する方法であっ
たが、受け手の文書/音声ファイル蓄積制御部(図示せ
ず)が蓄積場所を指定する方法であってもよい。受け手
から指定する方法であれば、受け手のコンピュータのメ
モリが一杯であったり、別の場所からアクセスする場合
などに都合がよく、使いやすいシステムとなる。
【0056】受け手の通信管理手段は、受け取った文書
ファイルが音声付かどうか判断する。図4(c)に示す
ように、ファイルのヘッダーには音声付かどうかの情報
が添付されているので、この部分を読んで判別する。判
別した結果は、図3に示す送り手側のコンピュータ12
と同様な構成を有する受け手のコンピュータ13のCP
U(図3のCPU21に対応)が表示装置(図3の表示
装置12bに対応)に表示する。音声付のファイルであ
ることを示す表示の形態としては、文字によるメッセー
ジやアイコン形状の変化、色の変化等の視覚的な表示の
他に、ブザー、合成音声等の音響的な表示が考えられ
る。
【0057】受け手は、コンピュータ13を使ってサー
バー14にアクセスし、必要な文書ファイルまたは音声
ファイルを伝送するようサーバー14に要求し、受け取
った結果の文書を表示するようにコンピュータ13に指
示する。
【0058】そのとき音声付きのファイルであれば、音
声ファイルを再生するかどうか指定する。この指定は次
のようにして行なわれる。
【0059】コンピュータ13のデスクトップに受け取
った文書のアイコンが表示されるが、この文書のアイコ
ンは属性を有し、この属性は処理を実行する前に指定す
ることができるので、属性の一つとして音声ファイルを
再生の要否を設定できる。
【0060】音声を再生するのであれば、どの再生装置
を使うのか指定する。これをファイル制御手段61が制
御する。再生装置指定方法はコンピュータ13のディス
プレー上から操作するのであれば、スピーカー58aや
ヘッドフォン58bに対応して表示されたアイコンに音
声付文書ファイルを重ねることでファイル制御手段61
を経由して再生手段選択手段57が再生手段を選ぶ。フ
ァイル制御手段61は音声ファイルに付随するレジスタ
ーデータに基づきデコード方法を設定し、再生させる。
ファイル制御手段61はソフトウェアから構成されてお
り、また、ファイルはネットワーク上のサーバーに保存
されているので、再生場所は特に限定されない。この実
施例では文書をまずアクセスし音声を次に再生する順番
になっているが、音声を先に再生しても構わない。
【0061】文書ファイルと音声ファイルの伝送が受け
手側のコンピュータ13から指示されると、文書ファイ
ルと音声ファイルは、メールサーバー14からネットワ
ーク11を介して受け手側のコンピュータ13に伝送さ
れ、文書ファイルの内容が表示装置13bに表示され
る。このとき音声ファイルを再生することが指定さてい
る場合には、音声ファイルを再生した音声が、音声再生
装置としてのスピーカー13fから出力される。なお、
音声再生装置としてはスピーカー13fの他にヘッドホ
ン等を使用することができ、出力先は音声再生選択手段
(図示せず)で選択すればよい。この音声ファイルの再
生の際には、音声ファイルに含まれている符号化方法及
びA/D変換のビット幅/サンプルレートが参照され、
符号化方法に対応した復号処理及びD/A変換が行なわ
れる。なお、音声ファイル再生時の音量等は、コンピュ
ータ13の表示画面をマウス等で指示して音声信号系の
利得を制御することにより可変できる。
【0062】なお、音声ファイルの再生モードとして
は、受け手の要求に応じて何度でも音声ファイルの再生
が可能なモードと、音声ファイルを1回再生すると音声
ファイルが自動的に消去されるモードがあり、音声ファ
イルの作成時に送り手が音声再生モードを設定できるよ
うになっている。音声ファイル消去を、一回再生時の自
動消去に設定している場合は、一度再生するとサーバー
のファイル管理手段が自動的にファイルを消去するた
め、ファイルの種類を表示する際に、音声付のファイル
であることだけでなく、一回再生されると自動消去され
ることも表示する。このように、音声ファイルを1回再
生すると音声ファイルを自動的に消去することにより、
音は自然消滅する特性をシステムで保証することがで
き、また、音声ファイルが不正に流用されることがなく
なる。また、音声ファイルの管理が容易にまる。
【0063】また、必要に応じてファイルにアクセス権
を設定し、ファイルにアクセスできるユーザを制限する
ようにしてもよい。たとえば、ファイルが個人宛のメッ
セージを含んでいるような場合には、その個人しかファ
イルにアクセスできないようにすることが望ましい。ま
た、ファイルの内容が変更されては不都合な場合は、メ
ールサービスのファイルから読み出されたファイルの内
容は記憶装置に記憶させずに一過的に文書ファイル及び
音声ファイルを再生することが望ましい。アクセス許諾
方法としては、パスワードなどを設定し、限られた人の
みがファイルの編集、再生などが可能となるようにすれ
ばよい。
【0064】次に、ファイルを編集する編集モードにつ
いて説明する。
【0065】図9は、編集モード時のブロック図であ
る。図9において、51は音声を入力しデジタル化する
音声入力部、52はデジタル化された音声データを符号
化する符号化手段、53は符号化された音声データを一
時的に格納するワークエリア、54は編集の対象となる
音声ファイル、55は既存の音声ファイルと新たに入力
された音声データを使用して音声ファイルを編集するフ
ァイル編集手段、56は音声ファイル54内の符号化さ
れた音声データを復号して音声データを復元する復号手
段、57は音声をスピーカー58aで再生するかヘッド
フォン58bで再生するかを選択する再生手段選択手
段、59は映像をCRT60で表示するか他の表示手段
(図示せず)で表示するかを選択する表示手段選択手
段、61は装置全体の動作を制御するファイル制御手段
である。次に、送り手の編集モード時の動作について説
明する。
【0066】ユーザの指示によりコンピュータが編集モ
ードに入るとファイル編集手段55が動作が動作し、表
示手段選択手段50によりCRT等の表示手段60の表
示画面上に編集モードであることが表示される。なお、
ここでは、音声は既に音声入力部51から入力されエン
コード手段52によってエンコードされ、ワークエリア
53に音声ファイルとして蓄積されているものとする。
ユーザが編集するファイル名を指定し、音声の再生を指
示すると、音声ファイル54の内容が再生される。すな
わち、ファイル制御手段61が、指定された音声ファイ
ル54を、デコード手段56、再生手段選択手段57、
再生手段58を使って再生する。
【0067】音声の再生スピードは、デジタル化された
ファイルのサンプリングレートを、入力された時点のレ
ートより小さくすれば遅くすることができ、逆にサンプ
リングレートを大きくすれば早くすることができる。こ
の音声の再生スピードの制御は、ファイル制御手段61
により行なわれる。
【0068】次に、この編集モードを使用して、音声フ
ァイルの中の一部の音声を削除し別の音声に入れ替える
動作を説明する。
【0069】先ず、再生手段選択手段56により再生に
使用する再生装置を指定し、編集すべき音声ファイルを
選択し、デコード手段56においてサンプリングレート
を入力された時点のレートより小さく設定する。次に、
ファイル制御手段60により音声再生を指示すると、指
定の再生装置から指定されたファイルの最初から音声の
再生が開始される。また、表示装置であるCRTには時
系列的に音声信号に対応するアナログデータが表示され
る。削除したい区間の最初の部分になったとき、ファイ
ル編集手段55に含まれるマウスを使って、停止指示を
行い、削除したい区間の最初の部分を指示する。同様に
再度再生を開始しマウスを使って、削除したい区間の最
後の部分を指定する。ファイル制御手段60は、指示さ
れた削除部分を飛び越して音声ファイルを再生させる。
編集結果が良好であれば、ファイル編集手段55は指示
された部分を削除し、音声ファイルの編集が完了する。
なお、削除の数には特に制限はない。また、削除を例に
挙げて説明したが、追加も同様な手順で編集可能であ
る。
【0070】なお、上述の例では、音声ファイルの表示
は時系列的にアナログデータが表示される例で説明した
が、これに限定されるものではない。送り手の音声ファ
イルの入力ユーザは、一般ユーザではなく限定された個
人ユーザであるので、例えば、認識率が高い特定話者用
の音声認識技術を使えば、デコード手段56を経由して
文字表示も可能である。
【0071】また、音声ファイルの内容は一つに限定さ
れるものではなく、二つ以上であってもよい。図10
は、二つの音声内容を有する音声ファイルのファイルフ
ォーマットの例を示す説明図である。この二つの音声内
容を有する音声ファイルに対応するためには、図11に
示すように、音声デコード手段56に二つのデコーダー
56a,56bを内蔵させればよい。例えば、音声によ
る説明を行なう場合には、人間のしやべる音声のほか
に、音楽を背景に流すことがあるが、音声ファイルを音
声ファイル54aと音楽ファイル54bの二つに分けて
設けることにより、音声と音楽を別に編集可能である。
また、二つのデコーダー56a,56bを音声ファイル
制御手段61により制御することにより、音声と音楽を
同時に再生手段58で再生可能である。また、音声と音
楽を同時に表示手段60で表示可能である。なお、独立
した編集が必要でない場合には一つのファイルにすれば
よく、この場合でも再生は可能である。
【0072】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
文書に関連する音声情報を文書情報とは独立にかつ簡便
に伝送して処理できる。
【0073】また、音声情報を元の音声情報とは異なっ
た形態で再生することが可能となり、また、音声情報を
編集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の複合情報伝送装置の作用を説明する
ための原理図である。
【図2】 本発明の複合情報伝送装置の全体構成を示す
模式図である。
【図3】 図1に示す複合情報伝送装置において使用さ
れるコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【図4】 ファイルフォーマットの例を示す説明図であ
る。
【図5】 メールの伝送フロー図である。
【図6】 ファイル蓄積場所を示す説明図である。
【図7】 図1に示される文書/音声ファイル伝送部の
内部ブロック図である。
【図8】 受け手/送り手とサーバーとの関連図であ
る。
【図9】 編集モード時のブロック図である。
【図10】 二つの音声内容を有する音声ファイルのフ
ァイルフォーマットの例を示す説明図である。
【図11】 二つの音声内容を有する音声ファイルに対
応するための復号部のブロック図である。
【符号の説明】
1…文書入力部、2…文書ファイル生成部、3…文書フ
ァイル符号化部、4…音声入力部、5…音声ファイル生
成部、6…音声ファイル符号化部、7…文書/音声ファ
イル関連付け部分、8…文書/音声ファイル蓄積部、9
…文書/音声ファイル伝送部、10…通信管理手段、1
1…ネットワーク、12…コンピュータ、12a…プロ
セッサ、12b…表示装置、12c…キーボード、12
d…マウス、12e…マイク、12f…スピーカー、1
3…コンピュータ、14…メールサーバー、15…プリ
ンター、20…バス、21…CPU、22…主記憶装
置、23…補助記憶装置、24…音声入力部、25…音
声出力装置、26…符号化処理部、27…通信部、31
…文書/音声ファイル蓄積制御部、32…ファイル伝送
プロトコル変換制御部、33…ファイル伝送処理監視
部、34…伝送媒体制御部、41…ファイル管理手段、
51…音声入力部、52…符号化手段、53…ワークエ
リア、54,54a,54b…音声ファイル、55…フ
ァイル編集手段、56…ディスプレイ手段、56a,5
6b…デコーダ、57…再生手段選択手段、58…再生
手段、58a…スピーカー,58b…ヘッドフォン、5
9…表示手段選択手段、60…表示手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書を入力する手段と、 入力された文書の情報に基づいて文書ファイルを作成す
    る手段と、 前記文書ファイルを符号化する手段と、 音声を入力する手段と、 入力された音声の情報に基づいて音声ファイルを作成す
    る手段と、 前記音声ファイルを前記文書ファイルとは独立に符号化
    する手段と、 前記文書ファイルと前記音声ファイルとを関連付ける手
    段と、 関連付けられた文書ファイルと音声ファイルを音声付き
    ファイルであることを示す識別子を付加して伝送する伝
    送手段とを備えていることを特徴とする複合情報伝送装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の複合情報伝送装置から伝送
    された前記音声付きファイルを受信して文書ファイルと
    音声ファイルの内容を出力可能な情報伝送装置であっ
    て、 受信した文書ファイルに前記識別子が付加されているか
    否かを判別する手段と、 受信した文書ファイルに前記識別子が付加されている場
    合には、その旨を表示する手段とを有することを特徴と
    する複合情報伝送装置。
  3. 【請求項3】文書ファイルに関連付けられている音声フ
    ァイルの再生を指示する手段を有することを特徴とする
    請求項2記載の複合情報伝送装置。
  4. 【請求項4】前記音声ファイルの再生位置を指示する手
    段を有することを特徴とする請求項3記載の複合情報伝
    送装置。
  5. 【請求項5】前記音声ファイルの再生速度を可変する手
    段を有することを特徴とする請求項3記載の複合情報伝
    送装置。
  6. 【請求項6】前記音声ファイルの再生を途中で中断する
    手段を有することを特徴とする請求項3記載の複合情報
    伝送装置。
  7. 【請求項7】前記音声ファイルの内容が1回再生された
    後に当該音声ファイルの内容を自動的に消去する手段を
    有することを特徴とする請求項3記載の複合情報伝送装
    置。
  8. 【請求項8】受信した音声ファイルに付加された符号化
    方式に関する情報に基づいて、音声ファイル再生方法を
    設定する手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    複合情報伝送装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の複合情報伝送装置と請求項
    2記載の複合情報伝送装置とをネットワークを介して接
    続すると共に、該ネットワークに蓄積手段を設け、 前記請求項1記載の複合情報伝送装置から送信された前
    記文書ファイルと音声ファイルのうち、音声ファイルを
    前記ネットワーク上の記憶手段に蓄積し、文書ファイル
    を前記請求項2記載の複合情報伝送装置に直接伝送する
    ことを特徴とする複合情報伝送方法。
  10. 【請求項10】請求項1記載の複合情報伝送装置と請求
    項2記載の複合情報伝送装置とをネットワークを介して
    接続すると共に、該ネットワークに蓄積手段と設け、 前記請求項1記載の複合情報伝送装置から送信された前
    記文書ファイルと音声ファイルを前記ネットワーク上の
    記憶手段に蓄積し、請求項2記載の複合情報伝送装置か
    らの要求に応じて前記文書ファイルと音声ファイルの一
    方或いは双方を請求項2記載の複合情報伝送装置に対し
    て伝送することを特徴とする複合情報伝送方法。
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