JPH0784780A - ソフトウエア版権保護方法 - Google Patents

ソフトウエア版権保護方法

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JPH0784780A
JPH0784780A JP5225741A JP22574193A JPH0784780A JP H0784780 A JPH0784780 A JP H0784780A JP 5225741 A JP5225741 A JP 5225741A JP 22574193 A JP22574193 A JP 22574193A JP H0784780 A JPH0784780 A JP H0784780A
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JP
Japan
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software
communication
unit
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communication terminal
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JP5225741A
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Inventor
Takeshi Kokado
健 古門
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給したソフトウエアの容易かつ確実な版権
保護方法を提供する。 【構成】 (1) 通信網上で正当性が検証された情報を認
証に用いる。 (2) ソフトウエア実行時に不可欠のデータ、プログラム
の一部等をソフトウエア本体から切り放した上データ管
理部に配置し、これらを必要とする度に認証要求を送
り、版権が認められた場合のみ供給を受けられるように
する。 (3) ソフトウエアの供給装置は、通信回線を通じて送信
要求のあったソフトウエアを供給する際に、要求元の通
信部に関する情報を認証情報として登録し、利用する。 (4) 記憶媒体に入ったソフトウエアを供給する場合に
は、その初期実行時にユーザ登録要求をソフトウエア供
給装置に自動送信し、認証部はこれにより通信網がユー
ザに対して有する情報を得て、これを認証情報として登
録し、利用するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソフトウエアの版権保護
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ソフトウエア(一連のプログラ
ム。なお、本明細書では計算機が処理する演算を一定形
式で記載した文章という意味でのプログラムに対し「ソ
フトウエア」という用語を使用する。また「プログラ
ム」という用語はその論理式の内容そのものやその一
部、実行、演算の内容、手順、論理面に使用する。ただ
し、請求の範囲における「ソフトウエア」という語は、
版権の対象となるプログラムやデータ等をも含めた概念
である。)の販売にあたり、その版権(若しくは著作権
に対する複製権、あるいは正当使用権)保護が重要な課
題となっている。このソフトウエアの保護方式としては
次のようなものが考えられている。
【0003】1)固有コードを記録した記憶装置と、ソ
フトウエアに含まれたコードが対応した場合にのみ動作
可能とするものとして、特開昭61-067161 号公報にて開
示されたものがある。これは、固有コードを記憶した固
有コード記憶装置(例えばROM)とその固有コードに
対応したコードが埋め込まれた記憶媒体で構成し、ソフ
トウエアの本来の目的の作業に先立って両者のコードを
ソフトウエア自身等が所定のプログラムにのっとって比
較し対応していると判断した場合のみ記憶媒体に記憶さ
れているソフトウエア本来の目的に動作可能とするもの
である。
【0004】2)ソフトウエアとハードウエアに固有の
コードを設定するものとして、特開昭62-236035 号公報
にて開示されたものがある。この方式は、ハードウエア
に対応した固有のコードを生成するソフトウエアにより
ハードウエアに対して固有のコード設定するものであ
る。そして、ソフトウエアの本来の目的の作動に先立っ
て、このソフトウエア内を検査し、ソフトウエアのプロ
グラム処理に際して処理するソフトウエア中に設定され
た固有コードと、ハードウエアに対して設定された固有
コードとをソフトウエア自身若しくはハードウエアが比
較照合し、両コードが一致するとはじめて処理の実行を
可能にするものである。
【0005】3)ソフトウエア実行に必要なデータの一
部及びプログラムの一部のうちの少なくとも一方を情報
記憶カードに記憶しておくものとして、特開昭62-07952
6 号公報にて開示されたものがある。この方式は、ソフ
トウエア実行に必要なデータの一部及びプログラムの一
部のうちの少なくとも一方を情報記憶カードに記憶して
おき、ソフトウエアの実行は所定の手順でこのカードの
データ及びプログラムを読みだしてはじめて可能とする
ものである。
【0006】4)通信装置によりソフトウエアの実行制
限回数を設定し、ソフトウエアの実行時にその使用回数
を計算し、制限回数に達したらソフトウエアの実行を中
止するものとして、特開平03-288227 号公報にて開示さ
れたものがある。これは、電話回線等の通信装置を使用
し、ソフトウエアの使用制限回数を予め設定しておき、
使用回数が制限回数に達した後はそのソフトウエアを実
行不能にするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ソフトウエアの版権保護方式には次のような課題が生じ
る。 1)固有コードを記録した固有コード記憶装置と、ソフ
トウエアに含まれたコードが対応した場合にのみ動作可
能とする保護方式では、ソフトウエア販売時にソフトウ
エアに対応するコードが埋め込まれたハードウエアを対
にして販売するか、ソフトウエア提供者が、なんらかの
方法で(ただし、この具体的内容は上述の出願の明細書
では述べられていない)ソフトウエアを実行するハード
ウエアに設定されたコードを入手し、そのコードに対応
するコードをプログラム的に埋め込んだソフトウエアを
提供しなければならず、ソフトウエア販売のコストが高
くなる。
【0008】2)ソフトウエア内にプログラム的にハー
ドウエアに固有のコードを設定する保護方式では、その
固有のコードを設定するソフトウエア自身をコピーされ
ると供給するソフトウエアの版権の保護ができなくな
る。 3)ソフトウエア実行に必要なデータの一部及びプログ
ラムの一部を情報記憶カードに記憶しておく方式では、
ソフトウエア販売時にソフトウエア本体と対応する情報
記憶用カードを対にして販売する必要があり、ソフトウ
エア販売のコストが高くなる。また、情報記憶カードを
読みとるための専用のハードウエアが必要となる。加え
て、情報記憶カードを紛失する危険性も生じる。
【0009】4)通信装置によりソフトウエアの実行制
限回数を設定し、ソフトウエアの実行時にその使用回数
を数える方法では、使用回数が制限回数に達していない
ソフトウエアが入った記憶媒体がコピーされるとソフト
ウエアの版権保護が出来ない。また、制限回数、使用回
数が記録されている記憶媒体上での領域が解析されて書
き換えられると、ソフトウエアの使用管理効果がなくな
る。
【0010】以上の他、ソフトウエアの代金を別途人手
等を介して処理したり、通信回線料と別にソフトウエア
の使用料を徴集するのは、事務処理が複雑ともなる。本
発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、ソフト
ウエア販売のコストを上げることなしに、ソフトウエア
を実行する情報処理装置を限定することを可能とし、ま
た、ソフトウエアが記憶されている記憶媒体だけをコピ
ーされてもソフトウエアの実行を不可能とすることによ
りソフトウエア版権の保護を全うし、併せて料金徴集の
合理化を図る方法を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、通信部とソフトウエア
の実行を行う情報処理部とを備えた複合通信端末と、通
信部とソフトウエアの実行に関する情報を記憶し、供給
するソフトウエア供給部とソフトウエア実行に関する認
証判定をおこなう認証部とを有するソフトウエア供給装
置と、複合通信端末の通信部からの呼の設定要求により
通信部からの呼設定要求の内容のみ若しくはこれと通信
部そのものについて通信網上での正当性を検証した後、
複合通信端末とソフトウエア供給装置との間に通信路を
設定し情報の送受信を可能とする通信網からなるソフト
ウエア供給システムにおいて、ソフトウエア供給装置内
の認証部が管理するソフトウエア実行に関する認証情報
として通信網が正当性を検証した複合通信端末の通信部
に関する通信情報を管理し、併せて、ソフトウエア実行
のための認証の必要性が発生した複合通信端末の通信部
からの認証要求または認証要求のための呼の設定要求を
受信したときには、該認証要求内または認証要求のため
の呼の設定要求内に含まれている、そして、前記通信網
が正当性を検証した複合通信端末の通信部に関する通信
情報を直接取り出すか通信網に対して該通信情報の提示
を要求の上取得した上でこれを自分が管理している通信
情報と比較することにより認証判定を行い、その結果両
者が一致した場合には、ソフトウエア供給部が記憶して
いるソフトウエアの実行を可能とするための情報を自分
の通信部を通じて複合通信端末に送信することを特徴と
するソフトウエア版権保護方法としている。
【0012】請求項2の発明では、通信部とソフトウエ
アの実行を行う情報処理部とを備えた複合通信端末と、
通信部とソフトウエアを管理し指定されたソフトウエア
の読みだしを行うソフトウエア供給部とソフトウエア実
行に関する認証判定を行う認証部を備えたソフトウエア
供給装置と、複合通信端末の通信部からの呼の設定要求
により、該通信部からの呼設定要求の内容のみ若しくは
これと該通信部そのものとについて通信網上での正当性
を検証した後、複合通信端末とソフトウエア供給装置と
の間に通信路を設定し情報の送受信を可能とする通信網
とから構成されるソフトウエア供給システムにおいて、
複合通信端末が、その通信部により通信網を通じてソフ
トウエア供給装置にソフトウエア送信要求を送信してソ
フトウエア供給装置からソフトウエアを取得する際に、
この要求を受信したソフトウエア供給装置で認証部が、
前記ソフトウエア送信要求内またはソフトウエア送信要
求のための呼の設定要求内に含まれている通信網が正当
性を検証した複合通信端末の通信部に関する通信情報を
取り出すか、通信網からこれを取得し、送信したソフト
ウエアの認証情報としてこれを内蔵する記憶部に登録
し、以降の認証に使用することを特徴とするソフトウエ
アの版権保護のためのユーザ登録方法としている。
【0013】請求項3の発明では、通信部とソフトウエ
アの実行を行う情報処理部とを備えた複合通信端末と、
通信部とソフトウエアを管理し、指定されたソフトウエ
アの読み出しを行うソフトウエア供給部とソフトウエア
実行に関する認証判定をおこなう認証部とを備えたソフ
トウエア供給装置と、複合通信端末が有する通信部から
の呼の設定要求により、該通信部からの呼設定要求の内
容のみ若しくはこれと該通信部そのものとについて通信
網上での正当性を検証した後、複合通信端末とソフトウ
エア供給装置との間に通信路を設定し情報の送受信を可
能とする通信網とから構成されるソフトウエア供給シス
テムにおいて、供給されるソフトウエアは、複合通信端
末におけるその初期実行時にその通信部に通信網を通じ
てソフトウエア供給装置宛に、ソフトウエア本体に埋め
込まれた固有の番号を含めたユーザ登録要求を自動的に
送信するようプログラムされ、このユーザ登録要求を受
信したソフトウエア供給装置においては、認証部が、該
ユーザ登録要求内またはユーザ登録要求のための呼の設
定要求内の通信網が正当性を検証した複合通信端末の通
信部に関する情報を取り出すか、通信網からこれを取得
し、ユーザ登録要求で通知された固有のソフトウエア番
号の妥当性を検証し、その結果正当であると判断したと
きには、取得した通信部の情報を内蔵の記憶部に固有の
ソフトウエア番号に対する認証情報として登録し、将来
のユーザの認証要求のため利用することを特徴とするソ
フトウエア版権保護のためのユーザ登録方法としてい
る。
【0014】請求項4の発明では、前記ソフトウエア供
給装置の認証部で管理する情報として、複合通信端末の
通信部の回線番号、同じく通信部の端末識別番号、使用
者の個人番号、の少なくとも一つ使用することを特徴と
する請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3記載の
ソフトウエア実行の認証システムとしている。請求項5
の発明では、前記ソフトウエア供給装置の認証部で管理
する情報として、複合通信端末の所在する地域を所挙す
る無線基地局の識別番号を使用することを特徴とする請
求項1若しくは請求項2若しくは請求項3記載のソフト
ウエア実行の認証システムとしている。
【0015】請求項6の発明では、通信部とソフトウエ
アの実行を行う情報処理部とを備えた複合通信端末と、
通信部と複合通信端末で実行するソフトウエアの実行に
不可欠なデータ若しくはプログラムの少なくも一を管理
するデータ管理部とソフトウエア実行に関する認証判定
をおこなう認証部とを備えたソフトウエア供給装置と、
複合通信端末の通信部からの呼の設定要求により、通信
部からの呼設定要求の内容のみ若しくはこれと該通信部
とについて通信網上での正当性を検証した後、複合通信
端末とソフトウエア供給装置の間に通信路を設定し情報
の送受信を可能とする通信網とから構成されるソフトウ
エア供給システムにおいて、データ管理部は、ソフトウ
エア実行時に不可欠なデータ若しくはプログラムのうち
の少なくとも一方を、供給するソフトウエア本体からあ
らかじめ切り放して保持し、供給するソフトウエアは、
複合通信端末にてその実行時にデータ若しくはプログラ
ムが必要となる毎にソフトウエア供給装置にその送信要
求を送らせるようプログラミングされ、ソフトウエア供
給装置においては、認証部がこの送信要求を判定し、そ
の結果、正当性が認められた場合には、データ管理部が
その管理する要求のあったデータ若しくはプログラム又
はこれらを取り出すことを可能とする情報を複合通信端
末に送信するかし、複合通信端末がこれらを取得するこ
とを特徴とするソフトウエア版権の保護方法としてい
る。
【0016】請求項7の発明では、通信部とソフトウエ
アの実行を行う情報処理部とを備えた複合通信端末と、
通信部と複合通信端末で実行するソフトウエアの実行に
不可欠なデータ若しくはプログラムの少なくも一を管理
するデータ管理部と供給したデータ及びプログラムにつ
いての代金を求める代金徴集部とを有するソフトウエア
供給装置と、複合通信端末の通信部からの呼の設定要求
により、通信部からの呼設定要求の内容のみ若しくはこ
れと該通信部そのものについて通信網上での正当性を検
証した後、複合通信端末とデータ管理装置との間に通信
路を設定し情報の送受信を可能とする通信網とから構成
されるソフトウエア供給システムにおいて、 データ管
理部はソフトウエア実行時に不可欠となるデータ若しく
はプログラムのうちの少なくとも一方を供給するソフト
ウエア本体からあらかじめ切り放して保持し、供給され
るソフトウエアは、複合通信端末にて、その実行時にデ
ータ若しくはプログラムが必要となる毎に、ソフトウエ
ア供給装置にその送信要求を送らせるようプログラミン
グされ、データ管理部はこのデータ送信要求を受けて必
要なデータ若しくはプログラムを複合通信端末へ送信
し、併せてその内容を代金徴集部へ通知し、代金徴集部
が、ソフトウエア供給装置の通信部から通知を受けて若
しくは通信網から通知を受けて代金の請求先を特定し、
代金徴集部がこの上で該特定した請求先へ送信したデー
タ若しくはプログラムに対する代金を請求することを特
徴とするソフトウエアの代金徴集システムとしている。
【0017】請求項8の発明では、通信部とソフトウエ
アの実行を行う情報処理部とを備えた複合通信端末と、
通信部と複合通信端末で実行するソフトウエアの実行に
不可欠なデータ若しくはプログラムの少なくも一を管理
するデータ管理部と供給したデータ及びプログラムにつ
いての代金を求める代金請求部とを有するソフトウエア
供給装置と、ソフトウエア供給装置から代金についての
情報を受け取り課金処理を行う代金徴集部と複合通信端
末の通信部からの呼の設定要求により、通信部からの呼
設定要求の内容のみ若しくはこれと該通信部そのものに
ついて通信網上での正当性を検証した後、複合通信端末
とデータ管理装置との間に通信路を設定し情報の送受信
を可能とする通信網本体部とからなる通信網とから構成
されるソフトウエア供給システムにおいて、データ管理
部はソフトウエア実行時に不可欠となるデータ若しくは
プログラムのうちの少なくとも一方を供給するソフトウ
エア本体からあらかじめ切り放して保持し、供給される
ソフトウエアは、複合通信端末にて、その実行時にデー
タ若しくはプログラムが必要となる毎に、ソフトウエア
供給装置にその送信要求を送らせるようプログラミング
され、データ管理部はこのデータ送信要求を受けて必要
なデータ若しくはプログラムを複合通信端末へ送信し、
代金請求部が送信したデータ若しくはプログラムについ
ての代金を計算の上代金徴集部へ通知し、代金徴集部
が、データ送信要求内またはデータ送信要求のための呼
の設定要求内の通信網本体部が正当性を検証した複合通
信端末の通信部に関する通信情報から代金の請求先を特
定し若しくはソフトウエア供給装置か通信網本体部から
通知を受けて特定し、代金徴集部が該特定した請求先へ
送信したデータ若しくはプログラムに対する代金を通信
回線料にあわせて特定した請求先へ請求することを特徴
とするソフトウエアの代金徴集システムとしている。
【0018】請求項9の発明では、ソフトウエアの代金
の請求先を特定するために用いる情報として、複合通信
端末の通信部の回線番号、同じく通信部の端末識別番
号、使用者の個人番号の少なくとも一つ使用することを
特徴とする請求項7若しくは請求項8記載のソフトウエ
ア実行の代金徴集システムとしている。請求項10の発
明では、ソフトウエアの代金の請求先を特定するために
用いる情報として、複合通信端末の所在する地域を所挙
する無線基地局の識別番号を使用することを特徴とする
請求項7若しくは請求項8記載のソフトウエア実行の代
金徴集システムとしている。
【0019】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、
認証部が管理するソフトウエア実行に関する認証情報と
して通信網が正当性を検証する複合通信端末の通信部に
関する通信情報を管理する(記憶し、利用し、また登録
する)。そして、ソフトウエア実行のための認証の必要
性が発生した複合通信端末の通信部から認証要求または
認証要求のための呼の設定要求を受信したときには、該
認証要求内または認証要求のための呼の設定要求内に含
まれている、そして、前記通信網が正当性を検証した複
合通信端末の通信部に関する通信情報を直接取り出すか
通信網に対して該通信情報の提示を要求の上取得した上
でこれを認証部で管理している通信情報と比較すること
により認証判定を行う。
【0020】その結果両者が一致した場合には、ソフト
ウエアの実行を可能とするための情報を複合通信端末に
送信する。請求項2の発明においては、複合通信端末
が、その通信部により通信網を通じてソフトウエア供給
装置にソフトウエア送信要求を送信して必要なソフトウ
エアを取得する。
【0021】この要求を受信したソフトウエア供給装置
で認証部が、前記ソフトウエア送信要求内またはソフト
ウエア送信要求のための呼の設定要求内に含まれている
通信網が正当性を検証した複合通信端末の通信部に関す
る通信情報を取り出すか、通信網からこれを取得して送
信したソフトウエアの認証情報として登録し、以降の認
証に使用する。
【0022】請求項3の発明においては、供給するソフ
トウエアは、複合通信端末におけるその初期実行時に、
複合通信端末の通信部に通信網を通じてソフトウエア供
給装置宛に、ソフトウエア本体に埋め込まれた固有の番
号を含めたユーザ登録要求を自動的に送信させるようプ
ログラムされている。このユーザ登録要求を受信したソ
フトウエア供給装置においては、認証部が、該ユーザ登
録要求内またはユーザ登録要求のための呼の設定要求内
の通信網が正当性を検証した複合通信端末の通信部に関
する情報を取り出すか、通信網からこれを取得し、ユー
ザ登録要求で通知された固有のソフトウエア番号の妥当
性を検証し、その結果正当であると判断したときには取
得した通信部に関する情報を認証部に内蔵の記憶部に固
有のソフトウエア番号に対する認証情報として登録す
る。
【0023】請求項4の発明においては、認証部で記
憶、登録等した上で認証に使用する情報として、前記複
合通信端末の通信部の端末識別番号、回線番号、使用者
の個人番号のうち少なくとも一つを使用する。請求項5
の発明においては、認証部で認証に使用する情報として
複合通信端末の所在する地域の無線基地局の識別番号を
用いる。
【0024】請求項6の発明においては、データ管理部
はソフトウエア実行時に不可欠となるデータ若しくはプ
ログラムのうちの少なくとも一方を、供給するソフトウ
エア本体からあらかじめ切り放して保持する。供給する
ソフトウエアは、複合通信端末にてその実行時にデータ
及びプログラムが必要となる毎にソフトウエア供給装置
宛に送信要求を送らせるようプログラミングされてい
る。
【0025】ソフトウエア供給装置においては、認証部
がこの送信要求を判定し、その結果正当性が認められた
場合には、データ管理部がその管理する要求のあったデ
ータ若しくはプログラム又は複合通信端末がこれらを取
り出すことを可能とする情報を複合通信端末に送信す
る。請求項7の発明においては、データ管理装置はソフ
トウエア実行時に不可欠となるデータ若しくはプログラ
ムうちの少なくとも一方を、供給するソフトウエア本体
からあらかじめ切り放して持っている。
【0026】供給するソフトウエアは、複合通信端末に
てその実行時にデータ若しくはプログラムが必要となる
毎に、ソフトウエア供給装置宛にそれらの送信要求を送
らせるようプログラミングされている。データ管理装置
はこのデータ送信要求を受けて必要なデータ及びプログ
ラムを複合通信端末へ送信し、代金徴集部が送信したデ
ータ若しくはプログラムについての代金を計算する。ま
た、代金請求部複合通信端末の通信部に関する通信情報
を通信部若しくは通信網からえて、代金の請求先を特定
する。以上のもとで代金徴集部が送信したデータ若しく
はプログラムに対する代金を送信先に請求する。
【0027】請求項7の発明においては、データ管理装
置はソフトウエア実行時に不可欠となるデータ若しくは
プログラムうちの少なくとも一方を、供給するソフトウ
エア本体からあらかじめ切り放して持っている。供給す
るソフトウエアは、複合通信端末にてその実行時にデー
タ若しくはプログラムが必要となる毎に、ソフトウエア
供給装置宛にそれらの送信要求を送らせるようプログラ
ミングされている。
【0028】データ管理装置はこのデータ送信要求を受
けて必要なデータ及びプログラムを複合通信端末へ送信
し、代金徴集部が送信したデータ若しくはプログラムに
ついての代金を計算する。また、代金請求部複合通信端
末の通信部に関する通信情報を通信部若しくは通信網か
らえて、代金の請求先を特定する。以上のもとで代金徴
集部が送信したデータ若しくはプログラムに対する代金
を送信先に請求する。
【0029】請求項8の発明においては、データ管理装
置はソフトウエア実行時に不可欠となるデータ若しくは
プログラムうちの少なくとも一方を、供給するソフトウ
エア本体からあらかじめ切り放して持っている。供給す
るソフトウエアは、複合通信端末にてその実行時にデー
タ若しくはプログラムが必要となる毎に、ソフトウエア
供給装置宛にそれらの送信要求を送らせるようプログラ
ミングされている。
【0030】データ管理装置はこのデータ送信要求を受
けて必要なデータ及びプログラムを複合通信端末へ送信
し、代金請求部が送信したデータ若しくはプログラムに
ついての代金を計算の上代金徴集部へ通知する。代金請
求部若しくは代金徴集部ががデータ送信要求内またはデ
ータ送信要求のための呼の設定要求内の通信網が正当性
を検証した複合通信端末の通信部に関する通信情報から
代金の請求先を特定する。以上のもとで代金徴集部が送
信したデータ若しくはプログラムに対する代金を通信回
線料にあわせて請求する。
【0031】請求項9の発明においては、代金の請求先
を特定するための情報として、複合通信端末の通信部の
端末識別番号、回線番号、使用者の個人番号のうち少な
くとも一つ使用する。請求項10の発明においては、代
金の請求先を特定するための情報として、複合通信端末
の通信部の所在地を所掌する無線基地局の識別番号を用
いる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。 (実施例1)ソフトウエアを購入時に認証情報を登録す
る認証システムの一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0033】図1は本発明の構成を示すものである。本
図において、10は、通信網を通じて通信を行う通信部
11と、ソフトウエアの実行を行う情報処理部12とを
備えた複合通信端末である。30は、複合通信端末10
の要求によりソフトウエアの送信と複合通信端末による
ソフトウエアの実行の認証を行うソフトウエア供給装置
であり、通信網を通じた通信を行う通信部31と、認証
判定を行う認証部32と、ソフトウエアを管理するソフ
トウエア管理部33と、ソフトウエア実行時に必要とな
るデータ及びプログラムの一部を管理するデータ管理部
34とを備えている。20は、複合通信端末10または
ソフトウエア供給装置30の要求により両者の間に通信
路を設定し通信を可能とさせる通信網であり、複合通信
端末とソフトウエア供給装置の通信部自身及び通信部か
らの呼設定要求の内容について通信網上での正当性を検
証する検証部21と、通信時の回線使用による課金とユ
ーザ(ソフトウエア提供者)との契約によりユーザが提
供するソフトウエアの代金の徴集をユーザの代わりに行
う課金部22とを備えている。
【0034】次に、以上のように構成された認証システ
ムについて、その動作を説明する。複合通信端末10の
使用者が実行したいと思ったソフトウエアがその記憶装
置(図示せず)に記憶されていない場合には、ソフトウ
エアを取得するためにその通信部11を用いて、図2に
示すソフトウエア送信要求(SETUP+UUI(ユー
ザ・ユーザ情報要素) )を送信する。このソフトウエア
送信要求を受信した通信網20は、発番号を検証部21
で検証し、誤りがあれば訂正した後、着信先であるソフ
トウエア供給装置30にこのソフトウエア送信要求を送
信する。
【0035】このソフトウエア送信要求を受信したソフ
トウエア供給装置30は、受信したソフトウエア送信要
求から発番号と取得希望ソフトウエア種別を取り出し、
この要求そのものがあらかじめ別途の取決め等でソフト
ウエアを供給してよい使用者か否かを判断するだけでは
なく、併せて発番号とソフトウエア種別を認証部32で
これ以降に認証要求があった際の判定に使用する認証情
報として記憶し、管理する。次に、取得を希望している
ソフトウエアをソフトウエア管理部33から取り出し、
自己の通信部31より通信網20を介して複合通信端末
10に送信する。
【0036】ソフトウエア供給装置30側のユーザは、
予めソフトウエア送信の代金の代理徴集を通信網20提
供者と契約しておくことにより、通信網20の課金部2
2が回線使用料と併せてソフトウエアの送信の代金を複
合通信端末10の通信部11宛に課金する。さて、この
際ソフトウエア供給装置30が送信したソフトウエア
は、ソフトウエア実行時に不可欠のデータ及びプログラ
ムの一部があらかじめ切り放されており、ソフトウエア
本体のみでは完全な実行が不可能なものになっている。
【0037】そこで、ソフトウエアを取得した複合通信
端末10は、ソフトウエア実行時に、データ及びプログ
ラムの一部が必要となると、その度にソフトウエア供給
装置30から必要なデータ若しくはプログラムの一部を
送信してもらう必要が生じる。このため複合通信端末1
0は、ソフトウエア実行中に切り放されたデータ及びプ
ログラムが必要になると、図3に示すように通信部11
を通じて認証要求をソフトウエア供給装置30に送信
し、ソフトウエア供給装置30からデータ及びプログラ
ムを受け取り実行を続けるように作られている。また、
切り放されているデータ及びプログラムはソフトウエア
を実行する情報処理部12のメモリ上でのアドレスが重
なるように作られ、切り放されたデータ及びプログラム
すべてを一度に取得しても完全な実行が出来ず、随時、
データ及びプログラムを取得することではじめて完全な
実行が可能となるよう作られている。なお、図7にこの
際の動作流れを示す。
【0038】さて、複合通信端末10から認証要求が送
信されると、それを受信した通信網20の検証部21が
発番号の正当性を確認した後、ソフトウエア供給装置3
0に認証要求を送信する。認証要求を受信したソフトウ
エア供給装置30は、受信した認証要求から認証ソフト
ウエア種別と発番号を取り出し、認証部32が管理する
認証情報と比較することで認証判定を行う。認証判定に
より、複合通信端末10のソフトウエアの実行権が確認
されると、データ管理部34からソフトウエアの実行に
必要なデータ及びプログラムの一部を取り出し、複合通
信端末10に送信する。
【0039】ユーザ登録されていない不正なユーザは、
回線番号が正式なユーザとは異なるためソフトウエアの
実行に必要なデータ及びプログラムの一部が入手出来
ず、ソフトウエアを完全に実行できない。また、ソフト
ウエア供給装置30が予めソフトウエア送信の代金の代
理徴集を通信網20と契約しておくことにより、通信網
20の課金部22が回線使用料とは別にこの実行用デー
タの送信の代金を複合通信端末10の使用者に課金する
ことができ、ソフトウエア実行に対する代金の徴集が行
える。これにより、ソフトウエアの実行の度合いに応じ
た代金の請求が可能となる。 (実施例2)ソフトウエア初期実行時に認証情報を登録
する認証システムの一実施例について、図面を参照しな
がら説明する。
【0040】図4は、本発明の構成を示すものである。
本図において、10は情報処理機能と無線による通信機
能を備えた複合通信端末であり、無線による通信を可能
とする通信部11と、ソフトウエアを実行する情報処理
部12とを備えている。40は無線区間の制御を行う無
線基地局である。20は、複合通信端末10またはソフ
トウエア供給装置50の要求により両者の間に通信路を
設定し通信を可能とさせる通信網であり、通信部本体及
び複合通信端末、ソフトウエア供給装置の通信部からの
呼設定要求の内容について通信網上での正当性を検証す
る検証部21を備えている。50は、複合通信端末10
にソフトウエアを供給し、またその実行の認証を行うソ
フトウエア供給装置であり、通信網を通じた通信を行う
通信部51と、認証判定を行う認証部52と、ソフトウ
エア実行時に必要となるデータ及びプログラムの一部を
管理するデータ管理部53と、認証判定後にデータ及び
プログラムを送信するときに、送信先である複合通信端
末10宛にソフトウエア実行の代金を請求する代金請求
部54とを備えている。
【0041】次に、以上のように構成された認証システ
ムについて、その動作を説明する。複合通信端末10で
実行するソフトウエアは、初期実行時にユーザ登録を自
動的に行うユーザ登録プログラムと、本来目的とする処
理を行うターゲットプログラムから構成されている。複
合通信端末10の使用者がソフトウエアを入手し、はじ
めてそのソフトウエアの実行がなされるときには、ソフ
トウエア内のユーザ登録プログラムが起動し、図5に示
すように複合通信端末の通信部11にユーザ登録を行う
ソフトウエアの種別を表すソフトウエア種別と、ソフト
ウエア本体に固有に付けられたソフトウエア固有番号を
含むユーザ登録要求をソフトウエア供給装置50に送信
させるようプログラムされている。
【0042】通信部11からのユーザ登録要求を無線基
地局40により受信した通信網20は、検証部21によ
り検証手順を実行し、通信部11の通信網上での正当性
を検証した後、着信先であるソフトウエア供給装置50
にユーザ登録要求を送信する。この認証要求を受信した
ソフトウエア供給装置50は、ユーザ登録要求からソフ
トウエア種別、ソフトウエア固有番号を取り出すと共
に、通信網20に対して、通信網20が通信網上での正
当性を検証するためとルーティングと料金の請求のため
に管理する複合通信端末の通信部11のデータ(具体的
には、通信部11の回線番号と端末識別番号(PS-ID) 、
料金の請求先)の提示の要求を行いこれを取得する。
【0043】ソフトウエア固有番号を取りだしたソフト
ウエア供給装置50の認証部52は、ソフトウエア固有
番号の妥当性を以下の2点について調べる。 ・取りだされたソフトウエア固有番号の値は、ソフトウ
エア配布時に付した値に対応するか否か。 ・現在、認証部52で管理する認証情報の中に、取り出
されたソフトウエア固有番号でユーザ登録しているユー
ザの有無。
【0044】前者は、ソフトウエア配布時に付されてい
ない、つまり、不正につけられた、固有番号でユーザ登
録されるのを防止するためであり、後者はソフトウエア
が不正にコピーされユーザ登録されることを防止するた
めである。固有番号の正当性の検証の結果、正当である
と判断された場合には、認証部52は認証情報として、
ソフトウエア種別毎に分類してソフトウエア固有番号と
通信部11の回線番号と端末識別番号を登録する。ま
た、代金請求部54に請求先情報として、ソフトウエア
種別毎に分類して回線番号と端末識別番号と料金とその
請求先情報を通知し、併せて登録終了を通信網20を介
して複合通信端末10に通知する。
【0045】また、検証の結果、正当でないと判断され
た場合には原因追求のため、その固有番号と回線番号と
端末識別番号(PS-ID) 、料金の請求先を別途記録してお
き、登録が出来なかったことを複合通信端末10に通知
する。複合通信端末のユーザ登録プログラム実行中のソ
フトウエアは、登録終了の通知の受信により自分自身を
書換え、次回起動時からはターゲットプログラムのみが
起動されるようにした後、ターゲットプログラムを起動
する。この際の動作流れとプログラムを図8に示す。
【0046】ところで、このターゲットプログラムは、
実行時に必要となるデータ及びプログラムの一部があら
かじめ切り放されており、ターゲットプログラム単体で
は完全な実行が不可能なものになっている。そこで、タ
ーゲットプログラムは、ターゲットプログラム実行時
に、データ及びプログラムの一部が必要となると、その
度にソフトウエア供給装置50からデータ及びプログラ
ムの一部を送信してもらう必要が生じる。
【0047】このためソフトウエアは、実行中に切り放
されているデータ及びプログラムが必要になると、図6
に示すように通信部11を通じて認証要求をソフトウエ
ア供給装置50に送信し、ソフトウエア供給装置からデ
ータ及びプログラムを受け取り実行を続けるようにプロ
グラムされている。また、切り放されているデータ及び
プログラムはソフトウエアを実行する情報処理部12の
メモリ上でのアドレスが重なるように作られ、切り放さ
れたデータ及びプログラムすべてを一度に取得しても完
全な実行が出来ず、随時、データ及びプログラムを取得
することではじめて完全な実行が可能となるよう作られ
ている。
【0048】複合通信端末10から認証要求が送信され
ると、認証要求を無線基地局40により受信した通信網
20は、検証部21により検証手順を実行し、複合通信
端末10の通信部11の通信網上での正当性を検証した
後、着信先であるソフトウエア供給装置50に認証要求
を送信する。認証要求を受信したソフトウエア供給装置
50は、受信した認証要求からソフトウエア種別を取り
出すと共に、通信網20に対して、通信網20が通信網
上での正当性を検証するためとルーティングのために管
理する通信部11のデータ、具体的には、通信部11の
回線番号と端末識別番号(PS-ID) の提示の要求を行いこ
れを取得する。
【0049】その後、取得したソフトウエア種別、回線
番号、端末識別番号を認証部52が管理する認証情報と
比較することで認証判定を行う。認証判定により、ソフ
トウエアの実行権が確認されると、データ管理部53か
らソフトウエアの実行に必要なデータ及びプログラムの
一部を取り出し、図6に示すようにユーザ・ユーザ情報
要素を用いて複合通信端末10に送信する。
【0050】一方、ユーザ登録されていない不正なユー
ザは、回線番号、端末識別番号が正式なユーザとは異な
るためソフトウエアの実行に必要なデータ及びプログラ
ムの一部が入手出来ず、ソフトウエアを完全に実行でき
ない。また、取得したソフトウエア種別と回線番号と端
末識別番号から代金請求部54が請求先情報を検索し、
ソフトウエア実行に対する代金の請求処理を行う。これ
により、ソフトウエアの実行の度合いに応じた代金の請
求が可能となる。 (実施例3)無線基地局の識別番号を利用した認証シス
テムの一実施例について説明する。本実施例と先の実施
例2との相違点は、ソフトウエア供給装置50の認証部
52で管理される認証情報として、ソフトウエア種別毎
に分類した上で通信部11が位置登録しているべき無線
基地局の識別番号が複数または1つ登録されている点
と、代金請求部54で管理される代金の請求先情報とし
て、ソフトウエア種別毎に分類して複数または一つの無
線基地局の識別番号と料金請求先を対応づけて登録され
ている点である。
【0051】第2実施例と同様に複合通信端末10で実
行するソフトウエアは、ソフトウエア実行時に必要とな
るデータ及びプログラムの一部があらかじめ切り放され
ており、ソフトウエア単体では完全な実行が不可能なも
のになっている。このためソフトウエアは、実行中に切
り放されたデータ及びプログラムが必要になると、図6
に示すように通信部11を通じて認証要求をソフトウエ
ア供給装置50に送信し、ソフトウエア供給装置50か
らデータ及びプログラムを受け取り実行を続けるように
作られている。また、切り放されているデータ及びプロ
グラムはソフトウエアを実行する情報処理部12のメモ
リ上でのアドレスが重なるように作られ、切り放された
データ及びプログラムすべてを一度に取得しても完全な
実行が出来ず、随時、データ及びプログラムを取得する
ことではじめて完全な実行が可能となるよう作られてい
る。
【0052】複合通信端末10から認証要求が送信され
ると、認証要求を無線基地局40により受信した通信網
20は、検証部21により検証手順を実行し通信部11
の通信網上での正当性を検証した後、着信先であるソフ
トウエア供給装置50に認証要求を送信する。ちなみ
に、複合通信端末10の通信部11は、通信網20から
の着信を可能とするために、所在地域を担当する無線基
地局40の識別番号を予め通信部11の位置情報として
通信網20に位置登録している。
【0053】認証要求を受信したソフトウエア供給装置
50は、受信した認証要求からソフトウエア種別を取り
出すと共に、通信網20に対して、通信網20が通信網
上での正当性を検証するためとルーティングのために管
理する通信部11のデータ、具体的には、通信部11が
位置登録している無線基地局の識別番号の提示の要求を
行いこれを取得する。
【0054】その後、取得したソフトウエア種別、無線
基地局の識別番号を認証部52が管理する認証情報と比
較することで認証判定を行う。認証判定により、ソフト
ウエアの実行権が確認されると、データ管理部53から
ソフトウエアの実行に必要なデータ及びプログラムの一
部を取り出し、複合通信端末10に送信する。この認証
方法により、例えば特定の遊園地内にいる限りゲームソ
フトウエアが実行できるとか、会社内にいるときに限り
会社のデータベースにアクセスできる等のソフトウエア
を実行する地域を限定する認証が可能となる。
【0055】また、取得したソフトウエア種別と位置登
録している無線基地局の識別番号から代金請求部54が
請求先情報を検索し、ソフトウエア実行に対する代金の
請求処理を行う。これにより、業務、使用のいずれでも
使用するソフトウエアの場合に、会社での実行に対する
代金は会社に請求され、会社以外での実行には、実行し
た本人に課金がなされるというような、ことが可能とな
る。
【0056】以上、本発明を実施例に基づき説明した
が、本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論で
ある。すなわち、以下のものも本発明に包有される。 (1) 実施例1、2 、3 に関して、複合通信端末10で実
行するソフトウエアをソフトウエア実行に関するデータ
及びプログラムは完全に内蔵しているが、認証確認がな
されないとソフトウエアの実行が停止するものとしてい
る。
【0057】(2) 認証部、代金請求部で管理する情報と
して、複合通信端末の通信部の回線番号、通信部の端末
識別番号、無線基地局の識別番号、使用者の個人番号を
複数組み合わせて利用する。 (3) 認証部、データ管理部、ソフトウエア管理部、代金
請求部が独自に通信部をもたせ、分散して配置されてい
る。
【0058】(4) データ管理部をフロッピーディスクの
ような記憶媒体内もしくは複合通信端末の情報処理部内
のメモリに内に配置され、ソフトウエア管理部からは、
このデータを取り出すための情報だけが送られる。そし
て、この情報を解析した情報処理部で実行中のソフトウ
エアがメモリ上または記憶媒体内のデータ管理部から必
要とするデータ及びプログラムを取り出すことにより実
行を続ける。
【0059】(5) 代金請求部が請求を行うための情報と
して、認証時に認証要求から通信網が正当性を保証した
情報を取り出し、これを利用する。 (6) ソフトウエア実行前に認証を行い、実行可能な環境
(データ、プログラム)がそろった状態ではじめてソフ
トウエアを実行する。 (7) 呼制御手順は、ISDNやこれに準拠したものでな
い。すなわち、通信部と通信網との別途の取り決めで非
標準手順を採用する。これは特に、版権の保護に発呼端
の端末番号等通常のISDNではサービスされていない
情報を使用する場合に重要である。
【0060】(8) データの送信を回線交換を用いずにパ
ケット通信で行う。 (9)複数の複合通信端末やソフトウエア供給装置が通信
部や認証部、代金請求部等を共有している。例えば、請
求項3の発明において、複数のソフトウエア供給装置が
認証判定部を共有する、言葉を換えていうならば複数の
ソフトウエア供給業者が認証を専用の業者や通信網に委
託するようにしている。この場合には、少なくも一のソ
フトウエア供給装置は一見したところ認証部と通信部の
みからなることとなる。
【0061】(10)複合通信端末の通信部と情報処理部と
は物理的に一体のものでなく、別置となっている。 (11)通信網の課金部はソフトウエア供給装置側に設置さ
れ、これにより複数の通信網の使用と円滑な回線使用料
の請求が可能となっている。 (12)ソフトウエア実行終了時またはソフトウエアが指定
回数実行された場合等、特定の条件下でソフトウエアの
実行時に必要となるデータ及びプログラムの一部が消去
されるようにする。このことにより特定の条件が成立し
た時、ソフトウエア実行の為には認証要求をソフトウエ
ア供給装置に送信し、データ及びプログラムの一部を受
信する必要が生じるようにする。この結果、目的に応じ
たソフトウエア実行に対する課金を可能とする。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、通信網上
で正当性が検証される情報をソフトウエア実行の認証に
用いることにより、ソフトウエアを保護するための固有
コードを設定するハードウエアやソフトウエアを特別に
追加することなしに、ソフトウエア実行の認証が可能と
なる。
【0063】ソフトウエア実行時に必要となるデータ及
びプログラムの一部をあらかじめソフトウエアから切り
放してデータ管理部に配置し、複合通信端末がソフトウ
エア実行中にこれらが必要になる度に、認証を受けた上
で、これらを供給されて実行を続行するため、ソフトウ
エア販売のコストを上げることなく、また、ソフトウエ
ア自身が不正にコピーされても認証を受けないとプログ
ラム実行に必要なデータ及びプログラムが完全に揃わな
いため、その版権が保護される。
【0064】また、データ管理部からこれらのデータ等
を送信する際に課金するため、ソフトウエアの実行度合
いに応じた料金の徴集が可能となる。通信回線を通じて
ソフトウエアを取得するときには、ソフトウエア供給装
置が複合通信端末の通信部の情報を得て、認証部に認証
情報として登録する。また、ソフトウエアを記憶媒体に
入った状態で購入する場合には、ソフトウエア初期実行
時に、ユーザ登録要求をソフトウエア供給装置に送信す
ることで、ソフトウエア供給装置が複合通信端末の通信
部の情報を得て、認証部に認証情報として登録する。こ
れらにより、ソフトウエアの使用者が意識せずとも自動
的に認証のためのユーザ登録をすることが可能となる。
また供給したソフトウエアの代金の自動請求、通信回線
の使用料を併せての請求等もなしえ、更には公用と私用
に応じての請求さえも可能となるため、事務が簡単とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるソフトウエア購
入時に認証情報を登録する認証システムの構成図であ
る。
【図2】上記実施例におけるISDN網の手順を用いた
ソフトウエア送信とユーザ登録の信号フローである。
【図3】上記実施例におけるISDN網の手順を用いた
認証の信号フローである。
【図4】本発明の第2実施例の構成図である。(第3の
実施例である無線基地局の識別番号を利用した認証シス
テムの説明にも使用する)
【図5】上記実施例におけるISDN網の手順を用いた
ユーザ登録の信号フローである。
【図6】上記実施例におけるISDN網の手順を用いた
認証の信号フローである。
【図7】第1実施例における、実行に不可欠のデータ等
が予め切りはなされ、かつそれらを一度に取得すること
が不可能な場合のソフトウエアの実行とデータ等取得の
動作流れ図である。
【図8】初回起動時のユーザ登録を行うソフトウエアの
動作流れと構成図である。
【符号の説明】
10 複合通信端末 11 通信部(複合通信端末) 12 情報処理部 20 通信網 21 検証部(通信網) 22 課金部 30 ソフトウエア供給装置(第1実施例) 31 通信部(ソフトウエア供給装置) 32 認証部 33 ソフトウエア管理部 34 データ管理部 40 無線基地局 50 ソフトウエア供給装置(第2実施例) 51 通信部(ソフトウエア供給装置) 52 認証部 53 データ管理部 54 代金請求部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信部とソフトウエアの実行を行う情報
    処理部とを備えた複合通信端末と、通信部とソフトウエ
    アの実行に関する情報を記憶し、供給するソフトウエア
    供給部とソフトウエア実行に関する認証判定をおこなう
    認証部とを有するソフトウエア供給装置と、複合通信端
    末の通信部からの呼の設定要求により通信部からの呼設
    定要求の内容のみ若しくはこれと通信部そのものについ
    て通信網上での正当性を検証した後、複合通信端末とソ
    フトウエア供給装置との間に通信路を設定し情報の送受
    信を可能とする通信網からなるソフトウエア供給システ
    ムにおいて、 ソフトウエア供給装置内の認証部が管理するソフトウエ
    ア実行に関する認証情報として通信網が正当性を検証し
    た複合通信端末の通信部に関する通信情報を管理し、併
    せて、 ソフトウエア実行のための認証の必要性が発生した複合
    通信端末の通信部からの認証要求または認証要求のため
    の呼の設定要求を受信したときには、該認証要求内また
    は認証要求のための呼の設定要求内に含まれている、そ
    して、前記通信網が正当性を検証した複合通信端末の通
    信部に関する通信情報を直接取り出すか通信網に対して
    該通信情報の提示を要求の上取得した上でこれを自分が
    管理している通信情報と比較することにより認証判定を
    行い、 その結果両者が一致した場合には、ソフトウエア供給部
    が記憶しているソフトウエアの実行を可能とするための
    情報を自分の通信部を通じて複合通信端末に送信するこ
    とを特徴とするソフトウエア版権保護方法。
  2. 【請求項2】 通信部とソフトウエアの実行を行う情報
    処理部とを備えた複合通信端末と、通信部とソフトウエ
    アを管理し指定されたソフトウエアの読みだしを行うソ
    フトウエア供給部とソフトウエア実行に関する認証判定
    を行う認証部を備えたソフトウエア供給装置と、複合通
    信端末の通信部からの呼の設定要求により、該通信部か
    らの呼設定要求の内容のみ若しくはこれと該通信部その
    ものとについて通信網上での正当性を検証した後、複合
    通信端末とソフトウエア供給装置との間に通信路を設定
    し情報の送受信を可能とする通信網とから構成されるソ
    フトウエア供給システムにおいて、 複合通信端末が、その通信部により通信網を通じてソフ
    トウエア供給装置にソフトウエア送信要求を送信してソ
    フトウエア供給装置からソフトウエアを取得する際に、 この要求を受信したソフトウエア供給装置で認証部が、 前記ソフトウエア送信要求内またはソフトウエア送信要
    求のための呼の設定要求内に含まれている通信網が正当
    性を検証した複合通信端末の通信部に関する通信情報を
    取り出すか、通信網からこれを取得し、 送信したソフトウエアの認証情報としてこれを内蔵する
    記憶部に登録し、以降の認証に使用することを特徴とす
    るソフトウエアの版権保護のためのユーザ登録方法。
  3. 【請求項3】 通信部とソフトウエアの実行を行う情報
    処理部とを備えた複合通信端末と、通信部とソフトウエ
    アを管理し、指定されたソフトウエアの読み出しを行う
    ソフトウエア供給部とソフトウエア実行に関する認証判
    定をおこなう認証部とを備えたソフトウエア供給装置
    と、複合通信端末が有する通信部からの呼の設定要求に
    より、該通信部からの呼設定要求の内容のみ若しくはこ
    れと該通信部そのものとについて通信網上での正当性を
    検証した後、複合通信端末とソフトウエア供給装置との
    間に通信路を設定し情報の送受信を可能とする通信網と
    から構成されるソフトウエア供給システムにおいて、 供給されるソフトウエアは、複合通信端末におけるその
    初期実行時にその通信部に通信網を通じてソフトウエア
    供給装置宛に、ソフトウエア本体に埋め込まれた固有の
    番号を含めたユーザ登録要求を自動的に送信するようプ
    ログラムされ、 このユーザ登録要求を受信したソフトウエア供給装置に
    おいては、認証部が、 該ユーザ登録要求内またはユーザ登録要求のための呼の
    設定要求内の通信網が正当性を検証した複合通信端末の
    通信部に関する情報を取り出すか、通信網からこれを取
    得し、 ユーザ登録要求で通知された固有のソフトウエア番号の
    妥当性を検証し、その結果正当であると判断したときに
    は、取得した通信部の情報を内蔵の記憶部に固有のソフ
    トウエア番号に対する認証情報として登録し、将来のユ
    ーザの認証要求のため利用することを特徴とするソフト
    ウエア版権保護のためのユーザ登録方法。
  4. 【請求項4】 前記ソフトウエア供給装置の認証部で管
    理する情報として、複合通信端末の通信部の回線番号、
    同じく通信部の端末識別番号、使用者の個人番号、の少
    なくとも一つ使用することを特徴とする請求項1若しく
    は請求項2若しくは請求項3記載のソフトウエア実行の
    認証システム。
  5. 【請求項5】 前記ソフトウエア供給装置の認証部で管
    理する情報として、複合通信端末の所在する地域を所挙
    する無線基地局の識別番号を使用することを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3記載のソフ
    トウエア実行の認証システム。
  6. 【請求項6】 通信部とソフトウエアの実行を行う情報
    処理部とを備えた複合通信端末と、通信部と複合通信端
    末で実行するソフトウエアの実行に不可欠なデータ若し
    くはプログラムの少なくも一を管理するデータ管理部と
    ソフトウエア実行に関する認証判定をおこなう認証部と
    を備えたソフトウエア供給装置と、複合通信端末の通信
    部からの呼の設定要求により、通信部からの呼設定要求
    の内容のみ若しくはこれと該通信部とについて通信網上
    での正当性を検証した後、複合通信端末とソフトウエア
    供給装置の間に通信路を設定し情報の送受信を可能とす
    る通信網とから構成されるソフトウエア供給システムに
    おいて、 データ管理部は、ソフトウエア実行時に不可欠なデータ
    若しくはプログラムのうちの少なくとも一方を、供給す
    るソフトウエア本体からあらかじめ切り放して保持し、 供給するソフトウエアは、複合通信端末にてその実行時
    にデータ若しくはプログラムが必要となる毎にソフトウ
    エア供給装置にその送信要求を送らせるようプログラミ
    ングされ、 ソフトウエア供給装置においては、認証部がこの送信要
    求を判定し、その結果、正当性が認められた場合には、 データ管理部がその管理する要求のあったデータ若しく
    はプログラム又はこれらを取り出すことを可能とする情
    報を複合通信端末に送信するかし、 複合通信端末がこれらを取得することを特徴とするソフ
    トウエア版権の保護方法。
  7. 【請求項7】 通信部とソフトウエアの実行を行う情報
    処理部とを備えた複合通信端末と、通信部と複合通信端
    末で実行するソフトウエアの実行に不可欠なデータ若し
    くはプログラムの少なくも一を管理するデータ管理部と
    供給したデータ及びプログラムについての代金を求める
    代金徴集部とを有するソフトウエア供給装置と、複合通
    信端末の通信部からの呼の設定要求により、通信部から
    の呼設定要求の内容のみ若しくはこれと該通信部そのも
    のについて通信網上での正当性を検証した後、複合通信
    端末とデータ管理装置との間に通信路を設定し情報の送
    受信を可能とする通信網とから構成されるソフトウエア
    供給システムにおいて、 データ管理部はソフトウエア実行時に不可欠となるデー
    タ若しくはプログラムのうちの少なくとも一方を供給す
    るソフトウエア本体からあらかじめ切り放して保持し、 供給されるソフトウエアは、複合通信端末にて、その実
    行時にデータ若しくはプログラムが必要となる毎に、ソ
    フトウエア供給装置にその送信要求を送らせるようプロ
    グラミングされ、 データ管理部はこのデータ送信要求を受けて必要なデー
    タ若しくはプログラムを複合通信端末へ送信し、併せて
    その内容を代金徴集部へ通知し、 代金徴集部が、ソフトウエア供給装置の通信部から通知
    を受けて若しくは通信網から通知を受けて代金の請求先
    を特定し、 代金徴集部がこの上で該特定した請求先へ送信したデー
    タ若しくはプログラムに対する代金を請求することを特
    徴とするソフトウエアの代金徴集システム。
  8. 【請求項8】 通信部とソフトウエアの実行を行う情報
    処理部とを備えた複合通信端末と、通信部と複合通信端
    末で実行するソフトウエアの実行に不可欠なデータ若し
    くはプログラムの少なくも一を管理するデータ管理部と
    供給したデータ及びプログラムについての代金を求める
    代金請求部とを有するソフトウエア供給装置と、ソフト
    ウエア供給装置から代金についての情報を受け取り課金
    処理を行う代金徴集部と複合通信端末の通信部からの呼
    の設定要求により、通信部からの呼設定要求の内容のみ
    若しくはこれと該通信部そのものについて通信網上での
    正当性を検証した後、複合通信端末とデータ管理装置と
    の間に通信路を設定し情報の送受信を可能とする通信網
    本体部とからなる通信網とから構成されるソフトウエア
    供給システムにおいて、 データ管理部はソフトウエア実行時に不可欠となるデー
    タ若しくはプログラムのうちの少なくとも一方を供給す
    るソフトウエア本体からあらかじめ切り放して保持し、 供給されるソフトウエアは、複合通信端末にて、その実
    行時にデータ若しくはプログラムが必要となる毎に、ソ
    フトウエア供給装置にその送信要求を送らせるようプロ
    グラミングされ、 データ管理部はこのデータ送信要求を受けて必要なデー
    タ若しくはプログラムを複合通信端末へ送信し、 代金請求部が送信したデータ若しくはプログラムについ
    ての代金を計算の上代金徴集部へ通知し、 代金徴集部が、データ送信要求内またはデータ送信要求
    のための呼の設定要求内の通信網本体部が正当性を検証
    した複合通信端末の通信部に関する通信情報から代金の
    請求先を特定し若しくはソフトウエア供給装置か通信網
    本体部から通知を受けて特定し、 代金徴集部が該特定した請求先へ送信したデータ若しく
    はプログラムに対する代金を通信回線料にあわせて特定
    した請求先へ請求することを特徴とするソフトウエアの
    代金徴集システム。
  9. 【請求項9】 代金の請求先を特定するために用いる情
    報として、複合通信端末の通信部の回線番号、同じく通
    信部の端末識別番号、使用者の個人番号の少なくとも一
    つ使用することを特徴とする請求項7若しくは請求項8
    記載のソフトウエア実行の代金徴集システム。
  10. 【請求項10】 代金の請求先を特定するために用いる
    情報として、複合通信端末の所在する地域を所挙する無
    線基地局の識別番号を使用することを特徴とする請求項
    7若しくは請求項8記載のソフトウエア実行の代金徴集
    システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305645A (ja) * 1995-05-11 1996-11-22 Fuji Xerox Co Ltd 複合情報伝送装置及び方法
JPH10149338A (ja) * 1996-09-20 1998-06-02 I O Data Kiki:Kk ネットワークシステムおよび取引方法
KR20000053933A (ko) * 2000-05-10 2000-09-05 류종렬 소프트웨어의 정품인증시스템 및 그 방법
JP2011083010A (ja) * 1996-09-20 2011-04-21 I-O Data Device Inc ネットワークシステム

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