JPH08305504A - 固体記録再生装置 - Google Patents
固体記録再生装置Info
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- JPH08305504A JPH08305504A JP7104092A JP10409295A JPH08305504A JP H08305504 A JPH08305504 A JP H08305504A JP 7104092 A JP7104092 A JP 7104092A JP 10409295 A JP10409295 A JP 10409295A JP H08305504 A JPH08305504 A JP H08305504A
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- memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 固体記録再生装置おいて、メモリの使用効率
を向上させること。 【構成】 バッファメモリ11及びフラッシュメモリ1
2の読出し,書込みを制御する制御手段13は、フラッ
シュメモリ12上の記録済み領域にバッファメモリ11
からのデータを重ね書きしていく制御を行う場合に、フ
ラッシュメモリ12の消去エリアを消去する動作手順の
前に、その消去エリアのデータをバッファメモリ11に
転送する動作手順を加えたものである。これにより、フ
ラッシュメモリ12が満杯の記録状態であり更に該フラ
ッシュメモリ12に入力データを上書きしていく途中で
記録停止となっても、フラッシュメモリ12上に転送さ
れるデータは旧データによって空きエリアが埋められて
いるので、フラッシュメモリ12に空きエリアを生じる
ことがなく、しかもフラッシュメモリ12上の旧データ
間ではデータが内容的に連続したものとなる。
を向上させること。 【構成】 バッファメモリ11及びフラッシュメモリ1
2の読出し,書込みを制御する制御手段13は、フラッ
シュメモリ12上の記録済み領域にバッファメモリ11
からのデータを重ね書きしていく制御を行う場合に、フ
ラッシュメモリ12の消去エリアを消去する動作手順の
前に、その消去エリアのデータをバッファメモリ11に
転送する動作手順を加えたものである。これにより、フ
ラッシュメモリ12が満杯の記録状態であり更に該フラ
ッシュメモリ12に入力データを上書きしていく途中で
記録停止となっても、フラッシュメモリ12上に転送さ
れるデータは旧データによって空きエリアが埋められて
いるので、フラッシュメモリ12に空きエリアを生じる
ことがなく、しかもフラッシュメモリ12上の旧データ
間ではデータが内容的に連続したものとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュメモリのよ
うな半導体メモリをデータの記録媒体として用いた固体
記録再生装置に関する。
うな半導体メモリをデータの記録媒体として用いた固体
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声を記録再生するには、記録媒
体として磁気テープを用いたテープレコーダなどの磁気
記録再生装置が使用されている。
体として磁気テープを用いたテープレコーダなどの磁気
記録再生装置が使用されている。
【0003】このような磁気テープを用いた記録再生装
置のほかに、例えばフラッシュメモリのような半導体メ
モリを録音媒体として用いた固体記録再生装置が開発さ
れている。
置のほかに、例えばフラッシュメモリのような半導体メ
モリを録音媒体として用いた固体記録再生装置が開発さ
れている。
【0004】図5に、従来の固体記録再生装置の要部構
成のブロック図を示す。図5に示すように、固体記録再
生装置ではその主要部に、データを一時的に記憶するバ
ッファメモリ61と、データを記録し必要に応じて再生
することが可能なフラッシュメモリ62と、これらのメ
モリ61,62に対するデータの読み書きを制御するた
めの制御手段63とを備えている。
成のブロック図を示す。図5に示すように、固体記録再
生装置ではその主要部に、データを一時的に記憶するバ
ッファメモリ61と、データを記録し必要に応じて再生
することが可能なフラッシュメモリ62と、これらのメ
モリ61,62に対するデータの読み書きを制御するた
めの制御手段63とを備えている。
【0005】ディジタル化した音声データを、バッファ
メモリ61に一旦書き込んだ後、バッファメモリ61か
らフラッシュメモリ62に対して所定のデータ量に対応
した単位(消去単位という)で転送し記録することが行
われる。
メモリ61に一旦書き込んだ後、バッファメモリ61か
らフラッシュメモリ62に対して所定のデータ量に対応
した単位(消去単位という)で転送し記録することが行
われる。
【0006】ここで、フラッシュメモリ62に既にデー
タが記録されているときには、フラッシュメモリ62の
消去エリア(前記消去単位のデータが記録されている領
域)のデータをまず消去し、次には、そのとき同時にバ
ッファメモリ61に対して前記消去単位で新しく書き込
まれたデータを、フラッシュメモリ62の前記消去エリ
アに書き込むことが行われる。バッファメモリ61は、
通常、フラッシュメモリ62の消去エラー対策のため、
フラッシュメモリ62の消去単位以上の容量を有し、フ
ラッシュメモリ62の消去エリアを消去した後、バッフ
ァメモリ61に消去単位分の入力データが溜まったら、
バッファメモリ61からフラッシュメモリ62の前記消
去エリアに対してデータを転送するように制御される。
タが記録されているときには、フラッシュメモリ62の
消去エリア(前記消去単位のデータが記録されている領
域)のデータをまず消去し、次には、そのとき同時にバ
ッファメモリ61に対して前記消去単位で新しく書き込
まれたデータを、フラッシュメモリ62の前記消去エリ
アに書き込むことが行われる。バッファメモリ61は、
通常、フラッシュメモリ62の消去エラー対策のため、
フラッシュメモリ62の消去単位以上の容量を有し、フ
ラッシュメモリ62の消去エリアを消去した後、バッフ
ァメモリ61に消去単位分の入力データが溜まったら、
バッファメモリ61からフラッシュメモリ62の前記消
去エリアに対してデータを転送するように制御される。
【0007】このときのフラッシュメモリ62及びバッ
ファメモリ61に対する制御動作を図6に示す。
ファメモリ61に対する制御動作を図6に示す。
【0008】図6において、(a) はフラッシュメモリの
制御を示し、(b) はバッファメモリの制御を示してい
る。図6(a) ,(b) に示すように、フラッシュメモリに
おいては、消去単位毎に古いデータを消去した後、この
データ消去と同時にバッファメモリ上に書き込んでおい
た新しいデータを読み出して(R)フラッシュメモリ上
へ書き込んでいく(W)。即ち、アの期間に、フラッシ
ュメモリ62の消去(E)とバッファメモリ61への新
データの書込み(W)が行われ、次のイの期間に、バッ
ファメモリ61からの新データの読出し(R)とこの読
み出されたデータのフラッシュメモリ61への書込み
(W)が行われる。
制御を示し、(b) はバッファメモリの制御を示してい
る。図6(a) ,(b) に示すように、フラッシュメモリに
おいては、消去単位毎に古いデータを消去した後、この
データ消去と同時にバッファメモリ上に書き込んでおい
た新しいデータを読み出して(R)フラッシュメモリ上
へ書き込んでいく(W)。即ち、アの期間に、フラッシ
ュメモリ62の消去(E)とバッファメモリ61への新
データの書込み(W)が行われ、次のイの期間に、バッ
ファメモリ61からの新データの読出し(R)とこの読
み出されたデータのフラッシュメモリ61への書込み
(W)が行われる。
【0009】ところが、図5に示すように、フラッシュ
メモリ62の消去後、バッファメモリ61に消去単位分
のデータが溜まる以前に録音が「停止」に操作された場
合は、その後、バッファメモリ61からフラッシュメモ
リ62に新しいデータを転送しても、フラッシュメモリ
62上には空きエリアが生じてしまう。つまり、フラッ
シュメモリ62は旧データを含めて満杯に記録されず、
未記録エリアができてしまう。
メモリ62の消去後、バッファメモリ61に消去単位分
のデータが溜まる以前に録音が「停止」に操作された場
合は、その後、バッファメモリ61からフラッシュメモ
リ62に新しいデータを転送しても、フラッシュメモリ
62上には空きエリアが生じてしまう。つまり、フラッ
シュメモリ62は旧データを含めて満杯に記録されず、
未記録エリアができてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来は、
フラッシュメモリが満杯の状態でさらに記録しようとす
ると、停止操作のタイミングにより、フラッシュメモリ
上に空きエリアが生じてしまい、メモリの使用効率が低
下するという問題があった。
フラッシュメモリが満杯の状態でさらに記録しようとす
ると、停止操作のタイミングにより、フラッシュメモリ
上に空きエリアが生じてしまい、メモリの使用効率が低
下するという問題があった。
【0011】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、メモ
リの使用効率を上げることができる固体記録再生装置を
提供することを目的とするものである。
リの使用効率を上げることができる固体記録再生装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る固体記録再生装置は、所定のデータ量に対応した消去
単位で、記録済みデータの消去及び入力データの書込み
が可能なフラッシュメモリと、少なくとも前記フラッシ
ュメモリの消去単位に対応する容量を有し、入力として
供給されるデータを記憶するバッファメモリと、前記フ
ラッシュメモリ及び前記バッファメモリに対するデータ
の読み書きを制御する手段であって、前記フラッシュメ
モリのデータが既に記録されている領域に新たなデータ
を記憶する際に、まず、次段階で消去しようとする前記
フラッシュメモリ上の消去エリアのデータを読み出し、
その読み出したデータを前記バッファメモリに書き込ん
でからフラッシュメモリ上の前記消去エリアのデータを
消去すると共に、前記バッファメモリに前記フラッシュ
メモリに記憶するための新たなデータを上書きし、その
後、前記バッファメモリから前記消去単位の量のデータ
を読み出して、前記フラッシュメモリの前記消去エリア
に書き込む制御を行う制御手段とを具備したものであ
る。
る固体記録再生装置は、所定のデータ量に対応した消去
単位で、記録済みデータの消去及び入力データの書込み
が可能なフラッシュメモリと、少なくとも前記フラッシ
ュメモリの消去単位に対応する容量を有し、入力として
供給されるデータを記憶するバッファメモリと、前記フ
ラッシュメモリ及び前記バッファメモリに対するデータ
の読み書きを制御する手段であって、前記フラッシュメ
モリのデータが既に記録されている領域に新たなデータ
を記憶する際に、まず、次段階で消去しようとする前記
フラッシュメモリ上の消去エリアのデータを読み出し、
その読み出したデータを前記バッファメモリに書き込ん
でからフラッシュメモリ上の前記消去エリアのデータを
消去すると共に、前記バッファメモリに前記フラッシュ
メモリに記憶するための新たなデータを上書きし、その
後、前記バッファメモリから前記消去単位の量のデータ
を読み出して、前記フラッシュメモリの前記消去エリア
に書き込む制御を行う制御手段とを具備したものであ
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の固
体記録再生装置における前記制御手段が、前記フラッシ
ュメモリの記録容量が満杯の状態でさらに新たなデータ
を記憶する際に、まず、次段階で消去しようとする前記
フラッシュメモリ上の消去エリアのデータを読み出し、
その読み出したデータを前記バッファメモリに書き込ん
でからフラッシュメモリ上の前記消去エリアのデータを
消去すると共に、前記バッファメモリに前記フラッシュ
メモリに記憶するための新たなデータを上書きし、該上
書きするデータの量が前記消去エリアのデータよりも少
ない場合は、前記バッファメモリにある新データと旧デ
ータからなる消去単位量のデータを読み出して、前記フ
ラッシュメモリの前記消去エリアに書き込む制御を行う
ことを特徴とする。
体記録再生装置における前記制御手段が、前記フラッシ
ュメモリの記録容量が満杯の状態でさらに新たなデータ
を記憶する際に、まず、次段階で消去しようとする前記
フラッシュメモリ上の消去エリアのデータを読み出し、
その読み出したデータを前記バッファメモリに書き込ん
でからフラッシュメモリ上の前記消去エリアのデータを
消去すると共に、前記バッファメモリに前記フラッシュ
メモリに記憶するための新たなデータを上書きし、該上
書きするデータの量が前記消去エリアのデータよりも少
ない場合は、前記バッファメモリにある新データと旧デ
ータからなる消去単位量のデータを読み出して、前記フ
ラッシュメモリの前記消去エリアに書き込む制御を行う
ことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の固
体記録再生装置における前記制御手段が、前記フラッシ
ュメモリの記録容量が満杯の状態でさらに新たなデータ
を記憶する際に、まず、次段階で消去しようとする前記
フラッシュメモリ上の消去エリアのデータを読み出し、
その読み出したデータを前記バッファメモリに書き込ん
でからフラッシュメモリ上の前記消去エリアのデータを
消去すると共に、前記バッファメモリに前記フラッシュ
メモリに記憶するための新たなデータを上書きし、該上
書きの途中の段階で記録停止になった場合、前記バッフ
ァメモリにある新データと旧データからなる消去単位量
のデータを読み出して、前記フラッシュメモリの前記消
去エリアに書き込む制御を行うことを特徴とする。
体記録再生装置における前記制御手段が、前記フラッシ
ュメモリの記録容量が満杯の状態でさらに新たなデータ
を記憶する際に、まず、次段階で消去しようとする前記
フラッシュメモリ上の消去エリアのデータを読み出し、
その読み出したデータを前記バッファメモリに書き込ん
でからフラッシュメモリ上の前記消去エリアのデータを
消去すると共に、前記バッファメモリに前記フラッシュ
メモリに記憶するための新たなデータを上書きし、該上
書きの途中の段階で記録停止になった場合、前記バッフ
ァメモリにある新データと旧データからなる消去単位量
のデータを読み出して、前記フラッシュメモリの前記消
去エリアに書き込む制御を行うことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1,2,3
のいずれかに記載の固体記録再生装置において扱うデー
タは、音声データであることを特徴とする。
のいずれかに記載の固体記録再生装置において扱うデー
タは、音声データであることを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1,2,3記載の発明によれば、従来の
制御手順に加えて、バッファメモリからフラッシュメモ
リにデータ転送して書き込む場合に、フラッシュメモリ
の消去エリアを消去するステップの前に、その消去しよ
うとするエリアのデータを前もってバッファメモリに転
送する手順を設けたので、バッファメモリからフラッシ
ュメモリにデータ転送するときには既に、バッファメモ
リ上にはフラッシュメモリの消去エリアのデータが転送
されており、バッファメモリから次にフラッシュメモリ
の消去エリアに書き込むまでの期間には、バッファメモ
リ上に新しい入力データが上書きされるので、バッファ
メモリに消去単位分データが溜まる以前に記録停止或い
は記録終了となった場合に、その後バッファメモリから
フラッシュメモリの消去エリアに新しいデータを転送し
ても、フラッシュメモリ上の消去エリアにはバッファメ
モリに新たに書き込まれた(上書きされた)データと旧
データの一部から成る消去単位分のデータが転送される
ことになり、フラッシュメモリ上には空きエリアを生じ
ることがなく、メモリの使用効率を向上させることがで
きる。
制御手順に加えて、バッファメモリからフラッシュメモ
リにデータ転送して書き込む場合に、フラッシュメモリ
の消去エリアを消去するステップの前に、その消去しよ
うとするエリアのデータを前もってバッファメモリに転
送する手順を設けたので、バッファメモリからフラッシ
ュメモリにデータ転送するときには既に、バッファメモ
リ上にはフラッシュメモリの消去エリアのデータが転送
されており、バッファメモリから次にフラッシュメモリ
の消去エリアに書き込むまでの期間には、バッファメモ
リ上に新しい入力データが上書きされるので、バッファ
メモリに消去単位分データが溜まる以前に記録停止或い
は記録終了となった場合に、その後バッファメモリから
フラッシュメモリの消去エリアに新しいデータを転送し
ても、フラッシュメモリ上の消去エリアにはバッファメ
モリに新たに書き込まれた(上書きされた)データと旧
データの一部から成る消去単位分のデータが転送される
ことになり、フラッシュメモリ上には空きエリアを生じ
ることがなく、メモリの使用効率を向上させることがで
きる。
【0017】請求項4記載の発明によれば、固体記録再
生装置として音声信号を記録再生する固体録音装置に応
用することができる。
生装置として音声信号を記録再生する固体録音装置に応
用することができる。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の固体記録再生装置の要部を示す
ブロック図である。図1において、本発明に係る固体記
録再生装置でその主要部に、ディジタル化した入力デー
タを所定のデータ量単位(消去単位)だけ一時的に記憶
するバッファメモリ11と、このバッファメモリ11に
書き込まれた前記所定量のデータを、書込み予定のエリ
ア(消去エリア)に書き込んで記録するフラッシュメモ
リ12と、バッファメモリ11及びフラッシュメモリ1
2に対する書込み,読出しを制御する制御手段13とを
備えている。
1は本発明の一実施例の固体記録再生装置の要部を示す
ブロック図である。図1において、本発明に係る固体記
録再生装置でその主要部に、ディジタル化した入力デー
タを所定のデータ量単位(消去単位)だけ一時的に記憶
するバッファメモリ11と、このバッファメモリ11に
書き込まれた前記所定量のデータを、書込み予定のエリ
ア(消去エリア)に書き込んで記録するフラッシュメモ
リ12と、バッファメモリ11及びフラッシュメモリ1
2に対する書込み,読出しを制御する制御手段13とを
備えている。
【0019】前記フラッシュメモリ12は、所定のデー
タ量に対応した消去単位で、記録済みデータの消去及び
入力データの書込みが可能なメモリであり、一般的に不
揮発性メモリで構成されている。
タ量に対応した消去単位で、記録済みデータの消去及び
入力データの書込みが可能なメモリであり、一般的に不
揮発性メモリで構成されている。
【0020】また、前記バッファメモリ11は、通常、
フラッシュメモリ12の消去エラー対策のため、フラッ
シュメモリ12の消去単位以上の容量を有し、入力とし
て供給されるデータが前記データ量の消去単位だけ記憶
されたとき、該データを前記フラッシュメモリ12に転
送するメモリであり、一般的に揮発性メモリで構成され
ている。
フラッシュメモリ12の消去エラー対策のため、フラッ
シュメモリ12の消去単位以上の容量を有し、入力とし
て供給されるデータが前記データ量の消去単位だけ記憶
されたとき、該データを前記フラッシュメモリ12に転
送するメモリであり、一般的に揮発性メモリで構成され
ている。
【0021】前記制御手段13は、前記フラッシュメモ
リ12及び前記バッファメモリ11に対するデータの読
み書きを制御する手段であって、前記フラッシュメモリ
12に既に記録されているデータに対して更に新しいデ
ータを重ね書きするとき、まず、次に消去しようとする
前記フラッシュメモリ12上の消去エリアのデータを読
み出し、その読み出したデータを前記バッファメモリ1
1に書き込んでからフラッシュメモリ12上の前記消去
エリアのデータを消去し、この消去と同時に前記バッフ
ァメモリ11に新たなデータを上書きしておき、その
後、前記バッファメモリ11から前記消去単位の量のデ
ータを読み出して、前記フラッシュメモリ12の前記消
去エリアに書き込む制御を行うものである。
リ12及び前記バッファメモリ11に対するデータの読
み書きを制御する手段であって、前記フラッシュメモリ
12に既に記録されているデータに対して更に新しいデ
ータを重ね書きするとき、まず、次に消去しようとする
前記フラッシュメモリ12上の消去エリアのデータを読
み出し、その読み出したデータを前記バッファメモリ1
1に書き込んでからフラッシュメモリ12上の前記消去
エリアのデータを消去し、この消去と同時に前記バッフ
ァメモリ11に新たなデータを上書きしておき、その
後、前記バッファメモリ11から前記消去単位の量のデ
ータを読み出して、前記フラッシュメモリ12の前記消
去エリアに書き込む制御を行うものである。
【0022】次に、図1の動作を図2を参照して説明す
る。ここで、フラッシュメモリ12が記録済みデータで
満杯となった後も更にデータを記録し続けようとした場
合について説明する。図2に示すように、フラッシュメ
モリ12に対して、データの読出し(R),消去
(E),書込み(W)を交互に繰り返し行う。
る。ここで、フラッシュメモリ12が記録済みデータで
満杯となった後も更にデータを記録し続けようとした場
合について説明する。図2に示すように、フラッシュメ
モリ12に対して、データの読出し(R),消去
(E),書込み(W)を交互に繰り返し行う。
【0023】図2において、(a) はフラッシュメモリの
制御を示し、(b) はバッファメモリの制御を示してい
る。即ち、図2(a) ,(b) に示すように、まず、アの期
間では、フラッシュメモリ12上の次に書き込む予定の
エリア(消去エリア)のデータを読み出してバッファメ
モリ11に書き込む。次に、イの期間で、フラッシュメ
モリ12の前記消去エリアのデータを消去し、同時に新
しい入力データをバッファメモリ11に上書きしてい
く。このとき、バッファメモリ11に対して前記消去エ
リアに対応したデータ量だけ上書きされると、次にウの
期間で、バッファメモリ11のデータを読み出し、フラ
ッシュメモリ12の前記消去エリアに書き込む。
制御を示し、(b) はバッファメモリの制御を示してい
る。即ち、図2(a) ,(b) に示すように、まず、アの期
間では、フラッシュメモリ12上の次に書き込む予定の
エリア(消去エリア)のデータを読み出してバッファメ
モリ11に書き込む。次に、イの期間で、フラッシュメ
モリ12の前記消去エリアのデータを消去し、同時に新
しい入力データをバッファメモリ11に上書きしてい
く。このとき、バッファメモリ11に対して前記消去エ
リアに対応したデータ量だけ上書きされると、次にウの
期間で、バッファメモリ11のデータを読み出し、フラ
ッシュメモリ12の前記消去エリアに書き込む。
【0024】通常、バッファメモリ11にフラッシュメ
モリ12の消去エリア分の入力データが書き込まれた時
点で、該データをフラッシュメモリ12の消去エリアに
転送して書き込むが、バッファメモリ11に消去単位分
の入力データが溜まる以前に記録停止或いは記録終了に
なった場合、新しい入力データと共に図2のアの期間に
フラッシュメモリ12の消去エリアから読み出しバッフ
ァメモリ11に書き込んでおいた旧データのうち、入力
データによって上書きされていない旧データが新たな上
書きデータと共にフラッシュメモリ12に書き込まれる
ことにより、フラッシュメモリ12上の消去エリアには
空きを生じることのない記録が可能となる。
モリ12の消去エリア分の入力データが書き込まれた時
点で、該データをフラッシュメモリ12の消去エリアに
転送して書き込むが、バッファメモリ11に消去単位分
の入力データが溜まる以前に記録停止或いは記録終了に
なった場合、新しい入力データと共に図2のアの期間に
フラッシュメモリ12の消去エリアから読み出しバッフ
ァメモリ11に書き込んでおいた旧データのうち、入力
データによって上書きされていない旧データが新たな上
書きデータと共にフラッシュメモリ12に書き込まれる
ことにより、フラッシュメモリ12上の消去エリアには
空きを生じることのない記録が可能となる。
【0025】図3(a) 〜(c) は、図2におけるア〜ウの
期間の各手順を図的に示したものである。
期間の各手順を図的に示したものである。
【0026】図3において、(a) は図2のアの期間の動
作を説明するもので、フラッシュメモリ12上のこれか
ら書き込もうとするエリア(消去エリア)の記録済みデ
ータ(旧データとする)を読み出してバッファメモリ1
1に書き込んだ状態を示している。
作を説明するもので、フラッシュメモリ12上のこれか
ら書き込もうとするエリア(消去エリア)の記録済みデ
ータ(旧データとする)を読み出してバッファメモリ1
1に書き込んだ状態を示している。
【0027】図3(b) は図2のイの期間の動作を説明す
るもので、フラッシュメモリ12上の消去エリアのデー
タを消去すると同時に、バッファメモリ11の旧データ
上に新しい入力データ(新データとする)を上書きして
いる状態を示している。
るもので、フラッシュメモリ12上の消去エリアのデー
タを消去すると同時に、バッファメモリ11の旧データ
上に新しい入力データ(新データとする)を上書きして
いる状態を示している。
【0028】図3(c) は図2のウの期間の動作を説明す
るもので、図3(b) で入力データを上書きしているとき
に、消去単位分のデータが上書きされる以前に途中で記
録の停止が操作された場合に、その後バッファメモリ1
1からフラッシュメモリ12に対してデータが消去単位
分だけ転送されるので、フラッシュメモリ12の消去エ
リアには、バッファメモリ11から、新データと上書き
されずに残った旧データが転送され書き込まれることに
なる。
るもので、図3(b) で入力データを上書きしているとき
に、消去単位分のデータが上書きされる以前に途中で記
録の停止が操作された場合に、その後バッファメモリ1
1からフラッシュメモリ12に対してデータが消去単位
分だけ転送されるので、フラッシュメモリ12の消去エ
リアには、バッファメモリ11から、新データと上書き
されずに残った旧データが転送され書き込まれることに
なる。
【0029】なお、図3(c) の状態のフラッシュメモリ
12に対して、さらに新たなデータを記録する場合に
は、図3(a) に示す動作と同様に、まず消去エリアのデ
ータをバッファメモリ11に書き込み、次に、バッファ
メモリ11の旧データが書き込まれている位置から新た
なデータを書き込み、バッファメモリ11の消去エリア
分のデータをフラッシュメモリ12に転送して書き込む
ようにすればよい。この目的のために、バッファメモリ
11において、消去単位分に満たないデータが書き込ま
れた場合には、その最終アドレス位置をメモリ制御部で
記憶しておくようにする。
12に対して、さらに新たなデータを記録する場合に
は、図3(a) に示す動作と同様に、まず消去エリアのデ
ータをバッファメモリ11に書き込み、次に、バッファ
メモリ11の旧データが書き込まれている位置から新た
なデータを書き込み、バッファメモリ11の消去エリア
分のデータをフラッシュメモリ12に転送して書き込む
ようにすればよい。この目的のために、バッファメモリ
11において、消去単位分に満たないデータが書き込ま
れた場合には、その最終アドレス位置をメモリ制御部で
記憶しておくようにする。
【0030】以上の実施例によれば、フラッシュメモリ
12のすべての領域がデータで満杯の状態でさらにデー
タを重ね書きして、記録し続けるとき、フラッシュメモ
リ12の消去エリアを消去した後、バッファメモリ11
に消去単位分の入力データが溜まる以前に記録が「停
止」に操作された場合でも、その後、バッファメモリ1
1からフラッシュメモリ12の消去エリアに新しいデー
タを転送しても、フラッシュメモリ11上には空きエリ
アが生じることがなく、新データと共に旧データを用い
て空きなく記録され、しかも旧データはフラッシュメモ
リ12上の元の位置に再記録されるから、さらに次の記
録予定エリア(即ち旧データ記録エリア)の旧データと
は内容的に連続性を保つことができる。このように、記
録用メモリとしてのフラッシュメモリ12に空きエリア
を生じることがなく、メモリの使用効率を向上させるこ
とができる。
12のすべての領域がデータで満杯の状態でさらにデー
タを重ね書きして、記録し続けるとき、フラッシュメモ
リ12の消去エリアを消去した後、バッファメモリ11
に消去単位分の入力データが溜まる以前に記録が「停
止」に操作された場合でも、その後、バッファメモリ1
1からフラッシュメモリ12の消去エリアに新しいデー
タを転送しても、フラッシュメモリ11上には空きエリ
アが生じることがなく、新データと共に旧データを用い
て空きなく記録され、しかも旧データはフラッシュメモ
リ12上の元の位置に再記録されるから、さらに次の記
録予定エリア(即ち旧データ記録エリア)の旧データと
は内容的に連続性を保つことができる。このように、記
録用メモリとしてのフラッシュメモリ12に空きエリア
を生じることがなく、メモリの使用効率を向上させるこ
とができる。
【0031】なお、バッファメモリ11からフラッシュ
メモリ12へのデータの書込み制御動作は、フラッシュ
メモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合と無い場合とで、異なるように
することができる。即ち、制御手段13は、フラッシュ
メモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合と無い場合を判定し、フラッシ
ュメモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合は、図1の動作説明(図2及び
図3)と同様な手順を経てフラッシュメモリ12へのデ
ータ書込みを行うように制御すればよいが、フラッシュ
メモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がない場合は、フラッシュメモリ12から
の旧データを読み出して該旧データをバッファメモリ1
1へ書き込む手順(図2のアの期間におけるR及びWの
手順)及び、その後の手順である、フラッシュメモリ1
2の書込み予定エリアのデータ消去の手順(図2のイの
期間におけるEの手順)を省略し、バッファメモリ11
に入力データを所定量の単位だけ書き込んだ後に、バッ
ファメモリ11から読み出して、フラッシュメモリ12
の書込み予定エリアに転送し書き込む手順(図2のイの
期間におけるWと、図2のウの期間におけるR及びWの
手順)のみとすることができる。
メモリ12へのデータの書込み制御動作は、フラッシュ
メモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合と無い場合とで、異なるように
することができる。即ち、制御手段13は、フラッシュ
メモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合と無い場合を判定し、フラッシ
ュメモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合は、図1の動作説明(図2及び
図3)と同様な手順を経てフラッシュメモリ12へのデ
ータ書込みを行うように制御すればよいが、フラッシュ
メモリ12の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がない場合は、フラッシュメモリ12から
の旧データを読み出して該旧データをバッファメモリ1
1へ書き込む手順(図2のアの期間におけるR及びWの
手順)及び、その後の手順である、フラッシュメモリ1
2の書込み予定エリアのデータ消去の手順(図2のイの
期間におけるEの手順)を省略し、バッファメモリ11
に入力データを所定量の単位だけ書き込んだ後に、バッ
ファメモリ11から読み出して、フラッシュメモリ12
の書込み予定エリアに転送し書き込む手順(図2のイの
期間におけるWと、図2のウの期間におけるR及びWの
手順)のみとすることができる。
【0032】図4は図1の要部構成を備えた、本発明の
一実施例の固体記録再生装置を示すブロック図である。
本実施例では、固体記録再生装置として、音声の記録再
生を行う携帯用録音装置について説明する。
一実施例の固体記録再生装置を示すブロック図である。
本実施例では、固体記録再生装置として、音声の記録再
生を行う携帯用録音装置について説明する。
【0033】図4において、録音装置本体40の外面に
は、音声を入力するマイク41及び音声を出力するイヤ
ホーン42と、録音,再生,停止,早送り,巻き戻しな
どの操作を行うための操作キーを備えた操作盤43と、
記録,再生などの動作モードの表示や記録,再生時など
の動作経過時間の表示を行うための液晶表示部44と、
他の音声記録再生機器と接続してこの機器に対してディ
ジタル化した音声データを入出力するためのコネクタ4
5が配設されている。マイコン49は、メモリ制御部4
9aと表示制御部49bから成り、操作盤43からの各
種キー入力に基づいた制御を行うと共にDSP48の圧
縮・伸張処理及びメモリ50,51の書込み,読出し制
御を行い、また液晶表示部44に対する制御を行う。
は、音声を入力するマイク41及び音声を出力するイヤ
ホーン42と、録音,再生,停止,早送り,巻き戻しな
どの操作を行うための操作キーを備えた操作盤43と、
記録,再生などの動作モードの表示や記録,再生時など
の動作経過時間の表示を行うための液晶表示部44と、
他の音声記録再生機器と接続してこの機器に対してディ
ジタル化した音声データを入出力するためのコネクタ4
5が配設されている。マイコン49は、メモリ制御部4
9aと表示制御部49bから成り、操作盤43からの各
種キー入力に基づいた制御を行うと共にDSP48の圧
縮・伸張処理及びメモリ50,51の書込み,読出し制
御を行い、また液晶表示部44に対する制御を行う。
【0034】記録時は、マイク41からの音声信号がオ
ペアンプ46で増幅され、符号化及び復号化回路47の
符号化部でディジタル信号に変換され、その後音声デー
タ圧縮・伸張用のディジタルサウンドプロセッサ(以
下、DSP)48に送られ、ここで音声データの圧縮が
行われて、マイコン49のメモリ制御部49aの制御に
よって一旦バッファメモリ50に書き込まれる。メモリ
制御部49aは、このバッファメモリ50に所定データ
量の単位(図1における消去単位)だけ書き込まれる
と、この所定量のデータ(消去単位分のデータ)を読み
出してフラッシュメモリ51上の記録エリア(即ち消去
エリア)に書き込む。
ペアンプ46で増幅され、符号化及び復号化回路47の
符号化部でディジタル信号に変換され、その後音声デー
タ圧縮・伸張用のディジタルサウンドプロセッサ(以
下、DSP)48に送られ、ここで音声データの圧縮が
行われて、マイコン49のメモリ制御部49aの制御に
よって一旦バッファメモリ50に書き込まれる。メモリ
制御部49aは、このバッファメモリ50に所定データ
量の単位(図1における消去単位)だけ書き込まれる
と、この所定量のデータ(消去単位分のデータ)を読み
出してフラッシュメモリ51上の記録エリア(即ち消去
エリア)に書き込む。
【0035】なお、バッファメモリ50からフラッシュ
メモリ51へのデータの書込み制御動作は、フラッシュ
メモリ51の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合と無い場合とで、異なるように
することができる。即ち、メモリ制御不49aは、フラ
ッシュメモリ51の書き込む予定のエリアに記録済みデ
ータ(旧データ)がある場合と無い場合とを判定し、フ
ラッシュメモリ51の書き込む予定のエリアに記録済み
データ(旧データ)がある場合は、図1の動作説明(図
2及び図3)と同様な手順を経てフラッシュメモリ51
へのデータ書込みを行うように制御すればよいが、フラ
ッシュメモリ51の書き込む予定のエリアに記録済みデ
ータ(旧データ)がない場合は、フラッシュメモリ51
からの旧データを読み出して該旧データをバッファメモ
リ50へ書き込む手順(図2のアの期間におけるR及び
Wの手順)及び、その後の手順である、フラッシュメモ
リ51の書込み予定エリアのデータ消去の手順(図2の
イの期間におけるEの手順)を省略し、バッファメモリ
50に入力データを所定量の単位だけ書き込んだ後に、
バッファメモリ50から読み出して、フラッシュメモリ
51の書込み予定エリアに転送し書き込む手順(図2の
イの期間におけるWと、図2のウの期間におけるR及び
Wの手順)のみとすることができる。
メモリ51へのデータの書込み制御動作は、フラッシュ
メモリ51の書き込む予定のエリアに記録済みデータ
(旧データ)がある場合と無い場合とで、異なるように
することができる。即ち、メモリ制御不49aは、フラ
ッシュメモリ51の書き込む予定のエリアに記録済みデ
ータ(旧データ)がある場合と無い場合とを判定し、フ
ラッシュメモリ51の書き込む予定のエリアに記録済み
データ(旧データ)がある場合は、図1の動作説明(図
2及び図3)と同様な手順を経てフラッシュメモリ51
へのデータ書込みを行うように制御すればよいが、フラ
ッシュメモリ51の書き込む予定のエリアに記録済みデ
ータ(旧データ)がない場合は、フラッシュメモリ51
からの旧データを読み出して該旧データをバッファメモ
リ50へ書き込む手順(図2のアの期間におけるR及び
Wの手順)及び、その後の手順である、フラッシュメモ
リ51の書込み予定エリアのデータ消去の手順(図2の
イの期間におけるEの手順)を省略し、バッファメモリ
50に入力データを所定量の単位だけ書き込んだ後に、
バッファメモリ50から読み出して、フラッシュメモリ
51の書込み予定エリアに転送し書き込む手順(図2の
イの期間におけるWと、図2のウの期間におけるR及び
Wの手順)のみとすることができる。
【0036】バッファメモリ50としては、例えば256
kbitのSRAM(Static RAM)が用いられ、またフ
ラッシュメモリ51としては、例えば16Mbitのフラッシ
ュメモリが用いられる。
kbitのSRAM(Static RAM)が用いられ、またフ
ラッシュメモリ51としては、例えば16Mbitのフラッシ
ュメモリが用いられる。
【0037】再生時は、操作盤43により再生モードを
選択することにより、フラッシュメモリ51に記録され
ているデータを順次読み出してバッファメモリ50に一
旦記憶し、前記DSP48で圧縮データを伸張して、符
号化及び復号化回路47の復号化部でアナログ信号に変
換し、オペアンプ52で増幅してイヤホーン42に出力
する。
選択することにより、フラッシュメモリ51に記録され
ているデータを順次読み出してバッファメモリ50に一
旦記憶し、前記DSP48で圧縮データを伸張して、符
号化及び復号化回路47の復号化部でアナログ信号に変
換し、オペアンプ52で増幅してイヤホーン42に出力
する。
【0038】録音装置本体40内には、直流電源として
NiCdなどによるバッテリー53が配設されており、
その直流電圧をDC−DCコンバータ54にて必要な直
流電圧に昇圧して本体40内の各回路に供給している。
例えば、1.2Vのバッテリー電圧を、DC−DCコン
バータで5Vに昇圧して各回路に供給している。
NiCdなどによるバッテリー53が配設されており、
その直流電圧をDC−DCコンバータ54にて必要な直
流電圧に昇圧して本体40内の各回路に供給している。
例えば、1.2Vのバッテリー電圧を、DC−DCコン
バータで5Vに昇圧して各回路に供給している。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フラ
ッシュメモリ上に無駄な空きエリアを生じさせることの
ない記録を実現でき、メモリの使用効率を上げることが
できる。
ッシュメモリ上に無駄な空きエリアを生じさせることの
ない記録を実現でき、メモリの使用効率を上げることが
できる。
【図1】本発明の一実施例の固体記録再生装置の要部構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】図1におけるフラッシュメモリ及びバッファメ
モリの制御動作を説明する図。
モリの制御動作を説明する図。
【図3】フラッシュメモリの記録容量が満杯の状態でさ
らに記録を行う場合の、バッファメモリとフラッシュメ
モリの動作を説明する図。
らに記録を行う場合の、バッファメモリとフラッシュメ
モリの動作を説明する図。
【図4】図1の要部構成を備えた、本発明の一実施例の
固体記録再生装置を示すブロック図。
固体記録再生装置を示すブロック図。
【図5】従来の固体記録再生装置の要部構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図6】図5におけるフラッシュメモリ及びバッファメ
モリの制御を説明する図。
モリの制御を説明する図。
11…バッファメモリ 12…フラッシュメモリ 13…制御手段
Claims (4)
- 【請求項1】所定のデータ量に対応した消去単位で、記
録済みデータの消去及び入力データの書込みが可能なフ
ラッシュメモリと、 少なくとも前記フラッシュメモリの消去単位に対応する
容量を有し、入力として供給されるデータを記憶するバ
ッファメモリと、 前記フラッシュメモリ及び前記バッファメモリに対する
データの読み書きを制御する手段であって、前記フラッ
シュメモリのデータが既に記録されている領域に新たな
データを記憶する際に、まず、次段階で消去しようとす
る前記フラッシュメモリ上の消去エリアのデータを読み
出し、その読み出したデータを前記バッファメモリに書
き込んでからフラッシュメモリ上の前記消去エリアのデ
ータを消去すると共に、前記バッファメモリに前記フラ
ッシュメモリに記憶するための新たなデータを上書き
し、その後、前記バッファメモリから前記消去単位の量
のデータを読み出して、前記フラッシュメモリの前記消
去エリアに書き込む制御を行う制御手段とを具備したこ
とを特徴とする固体記録再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の固体記録再生装置におい
て、 前記制御手段は、前記フラッシュメモリの記録容量が満
杯の状態でさらに新たなデータを記憶する際に、まず、
次段階で消去しようとする前記フラッシュメモリ上の消
去エリアのデータを読み出し、その読み出したデータを
前記バッファメモリに書き込んでからフラッシュメモリ
上の前記消去エリアのデータを消去すると共に、前記バ
ッファメモリに前記フラッシュメモリに記憶するための
新たなデータを上書きし、該上書きするデータの量が前
記消去エリアのデータよりも少ない場合は、前記バッフ
ァメモリにある新データと旧データからなる消去単位量
のデータを読み出して、前記フラッシュメモリの前記消
去エリアに書き込む制御を行うことを特徴とする固体記
録再生装置。 - 【請求項3】請求項1記載の固体記録再生装置におい
て、 前記制御手段は、前記フラッシュメモリの記録容量が満
杯の状態でさらに新たなデータを記憶する際に、まず、
次段階で消去しようとする前記フラッシュメモリ上の消
去エリアのデータを読み出し、その読み出したデータを
前記バッファメモリに書き込んでからフラッシュメモリ
上の前記消去エリアのデータを消去すると共に、前記バ
ッファメモリに前記フラッシュメモリに記憶するための
新たなデータを上書きし、該上書きの途中の段階で記録
停止になった場合、前記バッファメモリにある新データ
と旧データからなる消去単位量のデータを読み出して、
前記フラッシュメモリの前記消去エリアに書き込む制御
を行うことを特徴とする固体記録再生装置。 - 【請求項4】請求項1,2,3のいずれかに記載の固体
記録再生装置において扱うデータは、音声データである
ことを特徴とする固体記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7104092A JPH08305504A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 固体記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7104092A JPH08305504A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 固体記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08305504A true JPH08305504A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14371485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7104092A Pending JPH08305504A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 固体記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08305504A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003509789A (ja) * | 1999-09-13 | 2003-03-11 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | マルチメディア・データ・シャトルおよびアーカイブ |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP7104092A patent/JPH08305504A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003509789A (ja) * | 1999-09-13 | 2003-03-11 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | マルチメディア・データ・シャトルおよびアーカイブ |
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