JPH0865620A - ビデオ信号記録装置、ビデオ信号再生装置およびビデオ信号記録媒体 - Google Patents

ビデオ信号記録装置、ビデオ信号再生装置およびビデオ信号記録媒体

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JPH0865620A
JPH0865620A JP6200415A JP20041594A JPH0865620A JP H0865620 A JPH0865620 A JP H0865620A JP 6200415 A JP6200415 A JP 6200415A JP 20041594 A JP20041594 A JP 20041594A JP H0865620 A JPH0865620 A JP H0865620A
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video signal
data
recording medium
recording
register
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JP6200415A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Kudo
善道 工藤
Toshiro Kinugasa
敏郎 衣笠
Takuya Imaide
宅哉 今出
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオ信号記録装置において使用者が記録媒体
と電池の残り容量を別々に気遣う必要の無い、使い勝手
の良いビデオ信号記録装置を提供する。 【構成】ビデオ信号が記録される記録媒体71と、ビデ
オ信号記録媒体を駆動する電池72とは一体化されてビ
デオ信号記録装置に装着もしくは組み込まれる。ビデオ
信号記録媒体71にはデータ記録領域73の内記録記録
可能部分の先頭および最終番地をしめすレジスタ74、
75が設けられる。ビデオ信号の記録あるいは再生が行
われるとレジスタ74、75が更新され、記録済み部分
への上書きが防止される一方再生済み部分は再記録可能
となる。 【効果】記録媒体と電池とを常に一体として取り扱うの
で、ビデオ信号の残り記録可能時間は記録媒体あるいは
電池の残り量のいずれか一方で決まり、使用者がこれら
を別々に管理する必要が無いため、操作が簡単な使い勝
手の高いビデオ信号記録装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ信号を撮影して記
録するカメラ一体形のビデオ信号記録装置、ならびに該
ビデオ信号記録装置で記録されたビデオ信号を再生する
ビデオ信号再生装置、ならびに該ビデオ信号記録装置お
よび該ビデオ信号再生装置で用いられるビデオ信号記録
媒体に関するものである。特にビデオ信号の記録媒体と
して半導体メモリや磁気ディスクなどを用い、屋外など
で使用される小型の可搬形ビデオ信号記録装置と、この
ビデオ信号記録装置で使用されるビデオ信号記録媒体、
およびこのビデオ信号記録媒体に記録された画像を再生
するためのビデオ信号再生装置の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の可搬形のビデオ信号記録装置とし
てはカメラ一体形のビデオテープレコーダが広く使われ
ている。かかるビデオテープレコーダでは信号の記録媒
体としてビデオテープが用いられており、一般的にはテ
ープ1本あたりの信号記録可能時間は数十分〜数時間と
なっている。一方このようなビデオ信号記録装置の電源
供給、特に戸外などにおける撮影には充電式電池が使わ
れるが、その容量はビデオ信号記録装置の動作時間にし
て数十分程度のものである。ビデオ信号記録装置の使わ
れ方には様々な形態が考えられるが、いくつものカット
を繰り返し収録するような使われ方が最も一般的なもの
である。この場合ビデオ信号記録装置の動作としてはテ
ープへの記録動作とスタンバイ状態を繰り返すことにな
る。スタンバイ状態では電源が供給され、テープヘッド
も回転したままであるため、電池から給電される時間は
実際の記録時間よりも長くなる。またズームレンズの駆
動なども電気的に行われるから、ごく一般的には、テー
プへの記録可能時間の方が電池一本あたりの電力供給可
能時間よりも長いことになる。このため使用者がテープ
1本分のビデオ信号を記録しようとする場合には数本の
電池を用意する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のビ
デオ信号記録装置ではビデオ信号の記録媒体と、電池部
がそれぞれ個別の要素に分かれており、しかも各々の使
用可能時間が異なっている。さらに撮影時のスタンバイ
時間の長さやズーム使用の頻度によっても電池の寿命が
異なってくる。このため使用者は記録媒体と電池の両方
の残り量に常に気を使わねばならず、使い勝手の上で使
用者に不便さを与えるものであった。特に長期間の旅行
などに出かける場合には複数の記録媒体と複数の電池を
用意したうえで、使用済みの電池を再充電したり、翌日
の行動予定を考慮しながら記録媒体の取り替え時期を決
定したりするなど、管理を非常に煩雑なものにしてい
た。
【0004】本発明の目的は上述したような記録媒体お
よび電池の残り量の管理の煩雑さから使用者を解放し、
使い勝手の良いビデオ信号記録装置およびビデオ信号再
生装置およびビデオ信号記録媒体を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすため本
発明では、ビデオ信号記録媒体を用いてこれにビデオ信
号を記録するビデオ信号記録装置と、該ビデオ信号記録
媒体から記録されたビデオ信号を読み出しを行うととも
に該ビデオ信号記録装置での信号記録に用いられる電池
部に充電を行うためのビデオ信号記録再生装置とによっ
てビデオ信号の記録および再生を行うようにする。また
本発明ではビデオ信号記録装置に用いられる記録媒体
と、該ビデオ信号記録装置に電源を供給する電池とを1
つのケース内に収容する、もしくは記録媒体と電池とを
ビデオ信号記録装置内に固定的に収容し、1つの記録媒
体と1つの電池とを常に1組として取り扱うように構成
する。そして、記録媒体のデータ記録部分の中でデータ
が書き込み可能な部分と、書き込み不可の部分とを識別
する手段を該記録媒体内に設けるとともに、該記録媒体
に信号を記録するためのビデオ信号記録装置およびこの
記録媒体から信号を再生するためのビデオ信号再生装置
にも該識別手段の情報にアクセスするための手段を設け
る。
【0006】
【作用】ビデオ信号記録装置でビデオ信号を撮影する場
合には、記録媒体内の識別手段からデータの書き込み可
能な位置を示す情報を読み取り、この部分に撮影したビ
デオ信号を記録するようにし、その際にデータを記録し
た部分をデータ書き込み不可とするように識別手段の情
報を更新させる。ビデオ信号の記録は記録媒体の書き込
み可能部分の残り容量か、電池の電源容量のいずれかが
無くなるまで行う。
【0007】ビデオ信号再生装置では識別手段の情報か
ら、データ書き込み不可の部分の先頭から記録されてい
るビデオ信号を読み出して再生する。またビデオ信号を
再生する一方で、ビデオ信号記録装置を駆動する電池部
の充電も行う。ビデオ信号の再生と充電を終えて、ビデ
オ信号再生装置から記録媒体を取り外す際に、記録媒体
内のデータ記録部分のうちそのとき再生を行った部分を
データ書き込み不可から可能とするように、識別情報を
更新させる。
【0008】以上のようにして本発明によれば、ビデオ
信号記録装置で記録媒体と電池を一体として取り扱うこ
とにより、使用者が電池と記録媒体の残り量を別々に気
遣うことが不要となり、また一回記録したビデオ信号は
ビデオ信号再生装置によってデータの再生を行わない限
り上書きされないので、誤操作によって撮影したビデオ
信号が消去される危険性を低くすることができる。従っ
て使い勝手の良いビデオ信号記録装置およびビデオ信号
再生装置を提供することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の1番目の実施例であるビデオ
信号記録装置の構成方法を示したブロック図である。図
1のビデオ信号記録装置は、レンズ1、レンズ1で集光
した光を電気的な画像信号に変換するCCDなどのイメ
ージセンサ2、イメージセンサ2の出力信号に色成分変
換・ノイズ抑圧などの処理を行う信号処理回路3、信号
処理回路3の出力するビデオ信号を例えばDCTおよび
可変長符号化などの方式を用いてデータ圧縮するビデオ
データ圧縮回路4、音声を電気信号に変換するマイクロ
ホン5、マイクロホン5の出力する音声信号を増幅・帯
域制限などの処理を行う信号処理回路6、信号処理回路
6の出力する信号を例えばサブバンド符号化などの手法
によりデータ圧縮する音声データ圧縮回路7、ビデオデ
ータ圧縮回路4および音声データ圧縮回路7の出力を一
時的に蓄えるバッファメモリ8、各部の動作制御を行う
制御用マイコン9、センサ2の駆動用パルスを発生する
駆動回路10、記録媒体上でのビデオおよび音声データの
記録可能な領域の先頭アドレスを示す先頭値レジスタ1
1、記録媒体上でのビデオおよび音声データの記録可能
な領域の最終アドレスを示す最終値レジスタ12、バッ
ファメモリ8および制御用マイコン9から記録媒体にデ
ータを出力するインターフェースコネクタ13、各部に
電源の供給を行う安定化電源14、外部から電源を供給
する電源コネクタ15によって構成される。
【0010】図2は図1に示したビデオ信号記録装置と
共に使用するビデオ信号記録媒体の構成を示したブロッ
ク図である。図2のビデオ信号記憶媒体においてはメモ
リ21、蓄電池22、メモリ21へのデータ読み書きを
行うためのインターフェースコネクタ23、蓄電池22
への電源入出力を行う電源コネクタ24とによって構成
され、ケース25に収容される。メモリ21にはデータ
記録領域26、データ記録領域26内でデータの記録可
能なアドレスの先頭値を格納する先頭値レジスタ27
と、同じくデータ記録領域26内でデータの記録可能な
アドレスの最終値を格納する最終値レジスタ28とを設
けている。
【0011】図1のビデオ信号記録装置と図2のビデオ
信号記憶媒体とによってビデオ信号の記録を行う場合の
動作について説明する。ビデオ信号記録装置にケース2
5を装着すると、インターフェースコネクタ13および
23、電源コネクタ15および24とがそれぞれ接続さ
れ、蓄電池22からビデオ信号記録装置に電源が供給さ
れ、制御マイコン9からメモリ21へのデータの読み書
きが可能になる。ケース25の装着が行われると制御マ
イコン9はメモリ21内の先頭値レジスタ27と最終値
レジスタ28に書き込まれているデータを読み出して、
ビデオ信号記録装置の先頭値レジスタ11および最終値
レジスタ12へそれぞれの値を書き込む。以降、圧縮さ
れたビデオ信号および音声はデータ記録領域26の中で
先頭値レジスタ11によって示されるアドレスから順に
記録される。記録中はデータの書き込み量に応じて先頭
値レジスタ11の値を増加させてゆき、記録動作を停止
もしくは中断する際に先頭値レジスタ11の値をメモリ
21内の先頭値レジスタ27へと複写する。メモリの残
り容量は最終値レジスタ12と先頭値レジスタ11との
差によって求めることができ、先頭値レジスタ11の値
が最終値レジスタ12の値に到達するまでの間データの
記録を行う。もし、最終値レジスタの値が先頭値レジス
タよりも小さい場合には、現在値レジスタの値からデー
タ記録領域の最大アドレスまで記録した後、先頭アドレ
スに戻って、以後終端値レジスタの値まで記録を行うよ
うにする。以上のようにしてメモリ21のデータ記録領
域26の容量一杯にビデオおよび音声のデータを記録す
ることができる。
【0012】一方蓄電池22から供給される電源の電圧
レベルは制御マイコンによってモニターされ、電池が消
耗してビデオ信号記録装置の動作を維持するのに十分な
電圧値が得られなくなった場合には動作を停止させる。
以上のようにして、図1のビデオ信号記録装置では記録
媒体であるメモリの容量もしくは電池の電源容量のどち
らか一方がなくなるまで、ビデオ信号および音声の記録
を行うことができる。
【0013】記録を行う際には制御マイコン9において
メモリの残り容量と蓄電池の残り量とを比較して、例え
ばメモリの容量の方に余裕がある場合には、データ圧縮
回路4および7の符号化パラメータを調整して符号の発
生量を増加させ、記録されるビデオおよび音声の品質を
高めるようにしても良い。一方電池の残量の方に余裕が
有り、メモリの残量が不足している場合にはデータ圧縮
回路4および7の符号化パラメータを調節して符号の発
生が少なくなるようにしても良い。ただし、この場合に
は記録されるビデオ信号および音声の品質が低下するこ
とになるので、電池の量を余らせても品質の低下を抑え
るような品質優先の動作モードを設けて使用者に選択さ
せるようにすることも可能である。
【0014】図3は図2に示したビデオ信号記録媒体と
共に使用するビデオ信号再生装置の構成を示すブロック
図である。図3に示すビデオ信号再生装置は、図1に示
すビデオ信号記録装置によって記録された図2に示すビ
デオ信号記録媒体から、ビデオ信号および音声を再生す
るため、および図2に示したビデオ信号記録媒体の蓄電
池を充電するための装置である。図3のビデオ信号再生
装置は、メモリから読み出したデータを一時蓄えるため
のバッファメモリ31、バッファメモリ31に蓄えられ
ているデータからビデオ信号を復元するビデオデータ伸
長回路32、ビデオデータ伸長回路33の出力をモニタ
ディスプレイなどに供給するための信号フォーマットに
変換する信号処理回路33、信号処理回路33の出力を
外部に供給するためのビデオコネクタ34、バッファメ
モリ31に蓄えられたデータから音声信号を復元するた
めの音声データ伸長回路35、音声データ伸長回路35
の出力をモニタスピーカーに供給するためのフォーマッ
トおよび信号レベルに変換するための信号処理回路3
6、信号処理回路36の出力を外部に供給するためのオ
ーディオコネクタ37、ビデオ信号再生装置各部の動作
制御と記録媒体へのデータ読み書きを制御する制御マイ
コン38、制御マイコン38に使用者の操作指令を伝達
する操作パネル39、記録媒体上でのデータ記録可能領
域の先頭値を示す先頭値レジスタ40、記録媒体上での
データ記録可能領域の最終値を示す最終値レジスタ4
1、ビデオ信号再生装置において現在再生している記録
媒体上のアドレス値を示す現在値レジスタ42、再生動
作中に早送りや巻き戻しなどの飛ばし操作が行われたか
どうかを示す飛ばしフラグ43、記録媒体へのデータの
読み下記を行うためのインターフェースコネクタ44、
ビデオ信号記録装置を駆動する蓄電池を充電するための
電力を供給する電源45、蓄電池に電力を供給するため
の電源コネクタ46、記録媒体を固定するためのロック
機構47とによって構成される。
【0015】図3のビデオ信号再生装置によってビデオ
信号ならびに音声の再生を行うには、あらかじめデータ
の記録が行われた、図2に示したビデオ信号記録媒体を
ケース25毎装着する。これにより、インターフェース
コネクタ23および44、電源コネクタ24および46
とがそれぞれ接続し、ロック機構47によってビデオ信
号再生装置にケース25が固定される。ケース25が装
着されると制御マイコン38はメモリ21上の先頭値レ
ジスタ27および最終値レジスタ28の値を読み出し、
ビデオ信号再生装置内の先頭値レジスタ40および最終
値レジスタ41にそれぞれの値を記録し、現在値カウン
タ42に最終値レジスタ28の値を記録する。またケー
スの装着と共にマイコンは電源コネクタ46を通じて蓄
電池の残り容量をチェックし、充電が必要な場合には充
電用電源45により充電を開始する。
【0016】メモリ21に記録されているデータの再生
は現在値レジスタ42によって示されるアドレスから順
に行い、制御マイコン38はメモリ21のデータ記録領
域26からデータを読み出してバッファメモリ31に送
ると共に、読み出した量に対応させて現在値レジスタ4
2の値を増加させる。また最終値レジスタ41の値が増
加後の現在値レジスタ42よりも小さい場合には最終値
レジスタ41の値も増加させる。再生動作を終えて記録
媒体のケース25を外すように操作パネル39から指令
が与えられると、制御マイコン38は最終値レジスタ4
1の値をメモリ21内の最終値レジスタ28に書き込ん
だ後、ロック機構47解除してケース21を再生装置か
ら解放する。以上のようにして、最終値レジスタ28を
更新させることにより、ビデオ信号記録装置によって書
き込まれた部分のうちビデオ信号再生装置で再生した部
分を再び記録可能領域としてビデオ信号記録装置で再度
使用することが可能になる。
【0017】図3のビデオ信号再生装置において、記録
されているデータを早送り、巻き戻しを行う場合には次
のようにする。早送りを行う場合には、メモリ21のデ
ータ記録領域26からデータを間欠的に飛ばし読みして
ゆくと同時に、現在値レジスタ42を読み出したメモリ
の番地に対応させて進め、さらに最終値レジスタ41の
値が現在値レジスタ41よりも小さい場合には最終値レ
ジスタ41の値もメモリ21の読み出し位置に合わせて
変更する。巻き戻し動作を行う場合にはメモリ21の読
み出し位置を戻すと同時に現在位置レジスタ42をメモ
リ21のアドレスに合わせて戻し、最終値レジスタは巻
き戻しを行う以前の状態に保持しておく。このようにし
て現在位置レジスタ42は最後に再生を行った位置のア
ドレスを示し、また最終値レジスタ41は再生もしくは
早送り動作によって進められた最も先の部分のアドレス
値を示す。また早送りまたは巻き戻しの動作を行うとマ
イコンは飛ばしフラグ43に早送り又は巻き戻しの動作
が行われたことを示すフラグデータを書き込む。以上の
ようにして、早送り又は巻き戻しの動作が行われた場合
には記録媒体のケース25を外すように操作が行われる
と、制御マイコン38は飛ばしフラグ43の状態に従っ
て、例えばビデオ画面に表示するなどの方法を用いて、
新たに記録媒体の最終値レジスタ28に書き込む値とし
て最終値レジスタ41の値か現在値レジスタ42の値
か、あるいは最終値レジスタ28を更新しないかのいず
れかを使用者に選択させるようにする。以上のようにす
れば、一回再生を行った後に巻き戻し操作を行った場合
に、巻き戻し動作後の現在値レジスタ42の値が無条件
に記録媒体に書き込まれることが無く、一回再生した場
面が次の撮影終了後再び再生画面の先頭として表示され
ることが無い。また早送りで送っただけで通常の再生を
していない部分のデータを無条件に再記録可能部分とし
て解放してしまうことを防ぐことができる。もしも上記
3つの値のいずれもが最終値レジスタ28に書き込む値
として望ましくないならば、さらに早送り・巻き戻しの
動作を行って、現在値レジスタ42に希望する部分を書
き込んだ後に記録媒体を外すようにすれば良い。
【0018】図4は図1に示したビデオ信号記録装置と
図3に示したビデオ信号再生装置によって図2に示した
ビデオ信号記録媒体に記録および再生動作を繰り返した
際のデータ記録領域26の使用状況の変化を示したもの
である。(1)は何も記録されていない状態のデータ記
録領域を、右に向かってアドレスが増加する方向として
示している。(1)の初期状態では先頭値レジスタ27
の値Sはメモリの先頭番地を、また最終値レジスタ28
の値Eはメモリの最終番地をそれぞれ差している。ビデ
オ信号記録装置によって信号の記録が行われると、
(2)に示すように先頭値レジスタ27が記録の行われ
た部分に応じて増加される。この結果記録済み領域51
と未記録領域52が図のような配置をとる。ここでさら
にこの状態から追加記録を行った場合にはさらに先頭値
レジスタ27の値Sが増加される。また(2)の状態か
らビデオ信号再生装置によってデータの再生が行うと、
(3)に示すようにデータの再生が行われた部分53に
応じて最終値レジスタ28の値Eが増加する。(2)の
状態では最終値レジスタ28がメモリの最終アドレスを
示しているため、ビデオ信号再生装置の読み出しアドレ
スは一回メモリの先頭部分に戻ってから増加される。以
上のようにして(3)の状態では記録済みであったエリ
アのうち再生された部分53が記録可能部分として解放
される。もし既に記録されていた部分がすべて読み出さ
れてしまった場合には最終値レジスタ28は先頭値レジ
スタ27の直後の値を示すようになり、再びメモリ全体
を記録領域として使用できることになる。(3)の状態
から再びビデオ信号記録装置によって記録を行うと
(4)に示すように先頭値レジスタ27がさらに増加さ
れる。記録が進んでメモリの最終アドレスまで到達する
と、(5)に示すように再び先頭アドレスに戻って記録
を続ける。
【0019】以上説明したように、図1から図3に示し
た本発明の実施例によれば、記録媒体と記録再生装置の
電池を一体として扱うので、使用者がそれぞれ複数の記
録媒体と電池とを別々に持ち歩く必要が無く、しかもそ
れぞれの残り容量を個別に気遣う必要がない。もし1つ
の記録媒体を使い切ってしまった場合には別の記録媒体
と交換すれば良く、その際にも電池と記録媒体を常に一
体のものとして考えれば良い。また一回記録した媒体を
再度ビデオ信号記録装置に装着した場合でも記録可能部
分が媒体に記録されているため、誤って上書きしてしま
う危険性を無くすことができる。さらに記録済みのビデ
オ信号および音声をビデオ信号再生装置によって再生す
ることによって、再生した部分に対してのみ上書きの禁
止を解除することができるため、煩わしい操作が不要で
ある。また必要に応じて早送り巻き戻し操作を行うこと
により、再記録可能部分として解放する領域を任意に指
定することも可能である。またビデオ信号再生装置で信
号の再生を行っている間に電池部分に再充電できる。こ
のように本発明によれば、使い勝手の優れたビデオ信号
記録装置を提供することができる。なお図1のおよび図
3の先頭値レジスタおよび最終値レジスタはどちらも専
用の素子を用いて構成せずとも、制御マイコンの内部メ
モリやレジスタを用いて構成することもできる。
【0020】図5は本発明によるビデオ信号再生装置の
2番目の実施例の構成を示したブロック図である。図5
において図3に示したビデオ信号再生装置と異なる点は
記録装置48を設けて、信号処理回路33および36の
出力を記録できる様にしたことにある。記録装置48は
例えばVTRなどであり、ビデオ信号記録媒体から再生
されたビデオ信号および音声を記録する。制御マイコン
38はビデオ信号記録媒体から記録装置48への信号の
記録状態を監視し、信号の記録が行われた部分に対応さ
せて最終値レジスタ41の値を更新させる。このときに
再生動作だけで記録装置48への書き込みが行われなか
った部分や早送り・巻き戻し操作により進められた部分
が最終値レジスタの更新に影響を与えないようにする。
そしてビデオ信号記録媒体をビデオ信号再生装置から外
す際に最終値レジスタ41の値を記録媒体内の最終値レ
ジスタ28に書き込む。以上のようにして図5のビデオ
信号再生装置では図3に示したビデオ信号再生装置によ
る効果に加えて、装着されたビデオ信号記録媒体から記
録装置48にビデオ信号および音声が転送された部分の
みを再記録可能領域として解放するので、あらかじめ記
録されていたビデオ信号および音声が消失するのを防ぐ
ことができるという利点を持つ。なお、記録装置48は
VTR以外に光学式ディスクなど他の媒体を用いたもの
であっても構わない。
【0021】図6は本発明によるビデオ信号再生装置の
第3の実施例を示したものである。図6のビデオ信号再
生装置において図3のビデオ信号再生装置と異なる点は
記憶装置49を設けた点にある。記憶装置49は例えば
磁気ディスクなどのデータ記憶媒体を有し、インターフ
ェースコネクタ44を通してビデオ信号記録媒体から読
み出されたビデオ信号および音声のデータを記録する。
制御マイコン38は装着されたビデオ信号記録媒体から
のデータ読み出し状況と記憶装置49へのデータ書き込
み状況を管理し、ビデオ信号記録媒体から記憶装置49
にデータが書き込まれた部分に対応させて最終値レジス
タ41の値を更新させる。以上のようにして、図6のビ
デオ信号再生装置によっても図3に示したビデオ信号再
生装置による効果をあげられるのに加えて、ビデオ信号
記録媒体のデータ記録領域のうち記憶装置49にデータ
の転送が行われた部分を再書き込み可能部分として解放
することができるので、記録されたビデオ信号および音
声が消失するのを防ぐことができる。なお記憶装置49
に用いられる記憶媒体は磁気ディスクに限ることなく、
光磁気ディスク、光ディスク、テープ式ストリーマなど
であっても良い。
【0022】図7は本発明によるビデオ信号再生装置の
4番目の構成方法を示したブロック図である。図7のビ
デオ信号再生装置はデータ送信部60とデータ受信部6
1に分かれて構成される。データ送信部60にはデータ
通信装置62aとコネクタ63aを有し、ISDNなど
のネットワーク64を介してデータ受信部61に、ビデ
オ信号記録媒体から読み出したビデオ信号および音声の
データを送出する。データ受信部61ではコネクタ63
bに接続したネットワーク64を介してデータ送信部か
ら送られて来たデータをデータ通信装置62bで受信
し、バッファメモリ31に書き込む。受信されたデータ
はデータ伸長回路32、35、および信号処理回路3
3、36によりビデオ信号および音声信号に復元され、
ビデオコネクタ34ならびに音声コネクタ37から出力
されるか、あるいは記録装置48によって記録される。
制御マイコン38bは記録装置48における記録状況を
監視し、その結果をネットワーク64を介してデータ送
信部60の制御マイコン38bに伝達する。制御マイコ
ン38aはビデオ信号記録媒体からのデータの読み出し
と、データ通信装置62aでによるデータ送信状況、お
よびデータ受信部61から送られる記録装置48での記
録状況を監視し、ビデオ信号記録媒体のデータ記録部か
ら送信された部分もしくはデータ受信部61の記録装置
48に記録された部分に対応して最終値レジスタ41の
値を更新させる。
【0023】以上のようにして、図7に示したビデオ信
号再生装置によれば図3に示したビデオ信号再生装置に
よる効果に加えて、ビデオ信号記録媒体に記録したビデ
オ信号および音声をネットワークを介して遠隔値にある
データ受信部に送信することができるのとともに、送信
完了したデータあるいは送信されて受信側で記録装置に
記録されたデータ部分を再び書き込み可能領域として解
放することができる。これによって、記録されたデータ
の消失が防げるのとともに、使用者は旅行先などにビデ
オ信号記録装置とビデオ信号記録媒体ならびにビデオ信
号再生装置のデータ送信部のみを携帯すれば良いので、
可搬性を高められる。上記のビデオ信号再生装置ではネ
ットワークとしてISDNを例にとり説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、アナログ電話回線
や専用回線などを用いるものであっても良い。なお図7
に示すデータ受信部の代わりに図8に示すようにデータ
通信装置で受信したデータを記録する記憶装置を設ける
ようにしても良い。この場合にも図7に示すビデオ信号
再生装置と同等の効果が得られる。
【0024】図9は本発明の実施例であるビデオ信号記
録装置の第2番目の構成方法を示すブロック図である。
図9のビデオ信号記録装置ではメモリ71、および蓄電
池72を内部に有しており、さらにメモリ71にはデー
タ記録領域73の他、データ記録領域73の中でデータ
書き込み可能な部分の先頭アドレスおよび最終アドレス
をそれぞれ示す先頭値レジスタ74と最終値レジスタ7
5が設けてある。その他の部分については図1に示した
ビデオ信号記録装置と同一である。図8のビデオ信号記
録装置においてビデオ信号および音声の記録を行う場合
には、先頭値レジスタ74の示すアドレスから記録を開
始して最終値レジスタ75の示すアドレスに書き込みア
ドレスが到達するか、もしくは蓄電池72の容量が無く
なるまで記録を行う。記録動作が終了すると、インター
フェースコネクタ13および電源コネクタ15を介し
て、例えば図3に示した構成からなるビデオ信号再生装
置に接続し、データ記録領域73に記録されたビデオ信
号および音声の再生を行うのとともに蓄電池72の充電
を行う。また、ビデオ信号再生装置での読み出し結果に
従い、最終値レジスタ75の値が更新され、読み出され
た部分を再び記録可能領域として解放する。
【0025】以上のように図9に示したビデオ信号記録
装置によっても、記録媒体と電池を一体として取り扱う
ことができ、使用者を記録媒体および電池それぞれの残
り容量管理の煩わしさから解放することができる。ま
た、一回記録した部分はビデオ信号再生装置において再
生されない限り上書きされないので、記録済みの部分を
誤って消去してしまうことを防止できる。またビデオ信
号記録装置をビデオ信号再生装置に接続するだけで電池
の充電が行えるので、操作が簡単になるという効果も有
る。
【0026】図10は本発明によるビデオ信号記録媒体
の構成方法を示したブロック図である。図2に示したビ
デオ信号記録媒体と同様にメモリ81、蓄電池82、イ
ンターフェースコネクタ83、電源コネクタ84により
構成され、ケース85に収容する。また図2の構成とは
異なり、図10ではメモリ81内にデータ記録領域86
と上書き禁止参照領域87を設けている。上書き禁止参
照領域87は、データ記録領域86を複数のセクタに細
分化した際にそのセクタ1つ1つの書き込み可否を論理
値で示したデータの集まりを記録したものであり、例え
ば上書き禁止参照領域87のある部分のデータが論理値
1である場合にはそれに対応するデータ領域86のセク
タは書き込み不可であることを示している。上書き禁止
参照領域87の設け方は例えば図11に示すようにメモ
リ内の先頭部分などまとまった1部分を割当てるか、あ
るいは図12に示すように各セクタごとに上書き禁止参
照領域を設けても良い。
【0027】図10のビデオ信号記録媒体を用いる場合
には、ビデオ信号記録装置はビデオ信号記録媒体の装着
時に上書き禁止参照領域の情報をスキャンして、記録可
能な部分の先頭アドレスと最終アドレスをそれぞれ先頭
値レジスタと最終値レジスタに記録するようにする。そ
してビデオ信号記録媒体にデータを記録すると同時に上
書き禁止参照領域のデータを書き込み不可を示すデータ
に変更してゆく。ビデオ信号再生装置では、図10のビ
デオ信号記録媒体を装着すると上書き禁止参照領域をス
キャンして、書き込み可能な部分の先頭アドレスを先頭
値レジスタに、また最終アドレスを最終値レジスタおよ
び現在値レジスタに書き込む。そして再生動作が終了し
てビデオ信号記録媒体をとり外す際に現在値レジスタお
よび最終値レジスタの内容に従って、上書き禁止参照領
域の内容を更新させる。以上のようにして、図10のビ
デオ信号記録媒体を用いても図2に示したビデオ信号記
録媒体を用いて得られるのと同様の効果を得ることがで
きる。
【0028】以上説明した本発明の実施例ではビデオ信
号記録媒体として不揮発性の半導体メモリを用いた場合
の例を示したが、本発明はこれに限定されるものでは無
く、例えばバックアップ電源を備えたSRAM素子や、
あるいは小型の磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディ
スクなど低消費電力でランダムアクセス性を持つ媒体を
用いることも可能である。またデータ記録領域には磁気
ディスクを用い、先頭値レジスタ、最終値レジスタの部
分には半導体メモリを用いるなどこれらを組み合わせて
用いることもできる。
【0029】また以上説明した本発明の実施例では記録
する音声のチャンネル数が1である場合について示した
が、本発明の効果は音声記録の有無やそのチャンネル数
には影響を受けるものでは無い。さらに本発明において
記録媒体に記録されるデータはビデオ信号と音声信号だ
けに限定されるものではなく、例えば撮影を行った日付
や時刻などのデータや、撮影時のシャッター速度、絞り
値、ホワイトバランス、ズーム倍率などの撮影条件やそ
の他使用者が記録させておきたいコメントなどの情報を
多重して記録させても構わない。
【0030】なお、本発明の実施例で示したビデオ信号
記録媒体では記録媒体と蓄電池を1つのケース内に収容
するものとするが、これは記録媒体と蓄電池が絶対的に
とり外し不可能であることを意味するものではなく、例
えば電池部の経時変化などによる性能劣化や記憶媒体の
欠陥発生などの理由によりこれらを交換することまで含
むものではない。あくまでもビデオ信号の撮影動作を行
う場合に記録媒体と電池を一体のものとして取り扱うも
のである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればビ
デオ信号記録装置に用いる記録媒体と電池とを一体とし
て取り扱うことができるので、使用者がビデオ信号の記
録を行う際に記録媒体ならびに電池の残り容量を別々に
気遣う必用が無く、また複数の記録媒体と複数の電池と
をそれぞれ持ち歩く必要がない。従って使い勝手の良い
ビデオ信号記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるビデオ信号記録装置の1
番目の構成方法を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例であるビデオ信号記録媒体の1
番目の構成方法を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例であるビデオ信号再生装置の1
番目の構成方法hを示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例であるビデオ信号記録媒体への
データ記録手順を示すメモリマップ図である。
【図5】本発明の実施例であるビデオ信号再生装置の2
番目の構成方法を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例であるビデオ信号再生装置の3
番目の構成方法を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施例であるビデオ信号再生装置の4
番目の構成方法を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施例であるビデオ信号再生装置の5
番目の構成方法によるデータ受信部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】本発明の実施例であるビデオ信号記録装置の2
番目の構成方法を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施例であるビデオ信号記録媒体の
2番目の構成方法を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施例であるビデオ信号記録媒体の
1番目の領域割り当て方法を示すメモリマップ図であ
る。
【図12】本発明の実施例であるビデオ信号記録媒体の
2番目の領域割り当て方法を示すメモリマップ図であ
る。
【符号の説明】
2…イメージセンサ 4,7…データ圧縮回路 9,38…制御マイコン 11,27,40…先頭値レジスタ 12,28,41…最終値レジスタ 21…メモリ 22…電池 32,35…伸長回路 39…操作パネル 42…現在値レジスタ 45…充電用電源 47…ロック機構 48…記録装置 49…記憶装置 62a、62b…通信装置

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号を記録するデータ記録部と電源
    を供給する電池とが一体化されたビデオ信号記録媒体を
    装着してビデオ信号の記録を行うことを特徴とするビデ
    オ信号記録装置。
  2. 【請求項2】前記データ記録部の残り容量を求めるため
    の手段と、該電池の残り容量を検出する手段とを設け、
    該データ記録部の残り容量と該電池の残り容量のいずれ
    か一方が不十分となったときにビデオ信号の記録を停止
    することを特徴とする請求項1記載のビデオ信号記録装
    置。
  3. 【請求項3】前記ビデオ信号記録媒体を装着した際に、
    前記データ記録部のうちデータの記録が可能な部分と記
    録が不可な部分とを識別するための情報を前記ビデオ信
    号記録媒体に設けられた情報保持手段から読み取る手段
    を設け、該情報をもとに前記データ記録部のうち信号記
    録が可能な部分の残り容量を求めることを特徴とする請
    求項2記載のビデオ信号記録装置。
  4. 【請求項4】前記データ記録部にビデオ信号の記録を行
    うとともに前記ビデオ信号記録媒体の情報保持手段の情
    報を更新し、ビデオ信号の記録を行った箇所をデータ書
    き込み不可に変更することを特徴とする請求項3記載の
    ビデオ信号記録装置。
  5. 【請求項5】データ圧縮率が制御可能なデータ圧縮手段
    を設け、前記データ記録部の残り容量と前記電池の残り
    容量とがほぼ同時に無くなるように前記データ圧縮手段
    において圧縮率の制御を行い、該データ圧縮手段の出力
    を前記データ記録部に記録することを特徴とする請求項
    2記載のビデオ信号記録装置。
  6. 【請求項6】前記データ記録部のうち信号記録が可能な
    部分の先頭位置を示す第1のレジスタと、該データの記
    録が可能な部分の最終位置を示す第2のレジスタを設
    け、該2つのレジスタによって前記データ記録部の残り
    容量を求めることを特徴とする請求項2記載のビデオ信
    号記録装置。
  7. 【請求項7】前記ビデオ信号記録媒体を装着した際に、
    該ビデオ信号記録媒体から前記データ記録部のうち信号
    記録が可能な部分の先頭位置と、該データの記録が可能
    な部分の最終位置の情報を読み出して、前記第1のレジ
    スタおよび第2のレジスタにそれぞれの値を書き込むこ
    とを特徴とする請求項6記載のビデオ信号記録装置。
  8. 【請求項8】前記データ記録部にビデオ信号の記録を行
    うとともに前記第1のレジスタ値を更新し、更新結果を
    前記ビデオ信号記録媒体に書き込みビデオ信号の記録を
    行った箇所をデータ書き込み不可に変更することを特徴
    とする請求項6記載のビデオ信号記録装置。
  9. 【請求項9】ビデオ信号を記録するデータ記録部と、ビ
    デオ信号記録装置に電源を供給するための電池部を備え
    たことを特徴とするビデオ信号記録媒体。
  10. 【請求項10】前記データ記録部のうちデータの記録が
    可能な部分と記録が不可な部分とを識別するための情報
    を記憶する情報保持手段を設け、該情報保持手段の情報
    を外部から読み書き可能とすることを特徴とする請求項
    9記載のビデオ信号記録媒体。
  11. 【請求項11】前記データ記録部のうちデータの記録が
    可能な部分の先頭位置を示す第1のレジスタと、該デー
    タの記録が可能な部分の最終位置を示す第2のレジスタ
    を設けたことを特徴とする請求項9記載のビデオ信号記
    録媒体。
  12. 【請求項12】前記データ記録部を細分化したセクタご
    とのデータの記録が可能か否かを示す情報を記録する領
    域を設けたことを特徴とする請求項9記載のビデオ信号
    記録媒体。
  13. 【請求項13】請求項9記載のビデオ信号記録媒体を装
    着して前記データ記録部に記録されたビデオ信号を読み
    出して再生する手段と、前記電池部を充電する手段を備
    えたことを特徴とするビデオ信号再生装置。
  14. 【請求項14】前記ビデオ信号記録媒体を装着した際
    に、前記データ記録部のうちデータの記録が可能な部分
    と記録が不可な部分とを識別するための情報を前記ビデ
    オ信号記録媒体に設けられた情報保持手段から読み取る
    手段を設けたことを特徴とする請求項13記載のビデオ
    信号再生装置。
  15. 【請求項15】前記データ記録部に記録されたビデオ信
    号の再生を行った後、前記ビデオ信号記録媒体の情報保
    持手段の情報を更新し、ビデオ信号の再生を行った箇所
    をデータ書き込み可能に変更することを特徴とする請求
    項14記載のビデオ信号再生装置。
  16. 【請求項16】前記データ記録部から読み出されたデー
    タもしくは該データから再生されたビデオ信号を蓄える
    ための蓄積手段を設け、前記データ記録部からデータの
    読み出しを行った後、前記ビデオ信号記録媒体の情報保
    持手段の情報を更新し、前記蓄積手段に蓄えられた箇所
    をデータ書き込み可能に変更することを特徴とする請求
    項14記載のビデオ信号再生装置。
  17. 【請求項17】前記データ記録部から読み出されたデー
    タを伝送する通信手段を設け、前記データ記録部からデ
    ータの読み出しを行った後、前記ビデオ信号記録媒体の
    情報保持手段の情報を更新し、前記通信手段により伝送
    された箇所をデータ書き込み可能に変更することを特徴
    とする請求項14記載のビデオ信号再生装置。
  18. 【請求項18】前記ビデオ信号記録媒体をビデオ信号記
    録装置に固定するロック機構を設け、該記録媒体を取り
    外す際には、前記情報保持手段の内容を更新させてから
    ロック機構を解除することを特徴とする請求項14記載
    のビデオ信号再生装置。
  19. 【請求項19】前記データ記録部のうちビデオ信号が記
    録されている部分の最終位置を示す第1のレジスタと、
    ビデオ信号再生装置でデータの読み出しを行った部分の
    最終位置を示す第2のレジスタを設け、前記ビデオ信号
    記録媒体を装着した際に、該ビデオ信号記録媒体から前
    記データ記録部のうち信号記録が可能な部分の先頭位置
    と、該データの記録が可能な部分の最終位置の情報を読
    み出して、前記第1のレジスタおよび第2のレジスタに
    それぞれの値を書き込むことを特徴とする請求項13記
    載のビデオ信号再生装置。
  20. 【請求項20】前記データ記録部に記録されたビデオ信
    号の再生を行うとともに、前記第2のレジスタの値を更
    新し、前記ビデオ信号記録媒体を取り外す際に該第2の
    レジスタの値を該ビデオ信号記録媒体に書き込んで、ビ
    デオ信号の再生を行った箇所をデータ書き込み可能に変
    更することを特徴とする請求項19記載のビデオ信号再
    生装置。
  21. 【請求項21】前記データ記録部からの現在のデータ読
    み出し位置を示す第3のレジスタと、前記データ記録部
    からデータを行う際に早送り・巻き戻しなどの飛ばし動
    作を行ったことを示す第4のレジスタを設け、ビデオ信
    号の再生中に飛ばし動作を行った場合には前記第2のレ
    ジスタの値と第3のレジスタの値のうちどちらを前記ビ
    デオ信号記録媒体に書き込むかを選択させることを特徴
    とする請求項20記載のビデオ信号再生装置。
  22. 【請求項22】前記データ記録部から読み出されたデー
    タもしくは該データから再生されたビデオ信号を蓄える
    ための蓄積手段を設け、前記データ記録部からデータの
    読み出しを行うとともに、前記第2のレジスタを更新
    し、前記ビデオ信号記録媒体を取り外す際に該第2のレ
    ジスタの値を該ビデオ信号記録媒体に書き込んで、前記
    蓄積手段に蓄えられた箇所をデータ書き込み可能に変更
    することを特徴とする請求項19記載のビデオ信号再生
    装置。
  23. 【請求項23】前記データ記録部から読み出されたデー
    タを伝送するための通信手段を設け、前記データ記録部
    からデータの読み出しを行うとともに、前記第2のレジ
    スタを更新し、前記ビデオ信号記録媒体を取り外す際に
    該第2のレジスタの値を該ビデオ信号記録媒体に書き込
    んで、前記通信手段により伝送された箇所をデータ書き
    込み可能に変更することを特徴とする請求項19記載の
    ビデオ信号再生装置。
  24. 【請求項24】ビデオ信号を記録するデータ記録部と、
    電源を供給する電池と、前記データ記録部のうちデータ
    の記録が可能な部分と記録が不可な部分とを識別するた
    めの情報を記録する情報保持手段と、前記電池の残り容
    量を検出する手段とを設け、該データ記録部の残り容量
    と該電池の残り容量のいずれか一方が不十分となったと
    きにビデオ信号の記録を停止することを特徴とするビデ
    オ信号記録装置。
  25. 【請求項25】前記データ記録部にビデオ信号の記録を
    行うとともに前記情報保持手段の情報を更新し、ビデオ
    信号の記録を行った箇所をデータ書き込み不可に変更す
    ることを特徴とする請求項24記載のビデオ信号記録装
    置。
  26. 【請求項26】請求項24記載のビデオ信号記録装置と
    接続して、前記データ記憶部に記録されたビデオ信号を
    再生する手段と、前記情報保持手段の情報を読み書きす
    る手段と、前記電池を充電する手段とを備えたことを特
    徴とするビデオ信号再生装置。
JP6200415A 1994-08-25 1994-08-25 ビデオ信号記録装置、ビデオ信号再生装置およびビデオ信号記録媒体 Pending JPH0865620A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7289723B2 (en) 1997-12-12 2007-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital recording system using variable recording rate

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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