JPH08304566A - モータユニット - Google Patents

モータユニット

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JPH08304566A
JPH08304566A JP10856595A JP10856595A JPH08304566A JP H08304566 A JPH08304566 A JP H08304566A JP 10856595 A JP10856595 A JP 10856595A JP 10856595 A JP10856595 A JP 10856595A JP H08304566 A JPH08304566 A JP H08304566A
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JP
Japan
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switch
motor
cam
gear
motor unit
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JP10856595A
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Yuuichi Moto
雄一 基
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチ・カム及びスイッチ機構を内蔵させ
ることにより、モータ動作による外部動作に同期したタ
イミング信号を容易に取得可能なモータユニットを提供
する。 【構成】 モータ3と、このモータのモータ軸3bにギ
ア3cを装着するとともに、前記ギアに噛合する輪列4
とを備え、輪列4から出力軸5を取り出すモータユニッ
トにおいて、輪列4を構成する歯車に形成されるカム6
と、カム6に近づく方向に弾性付勢されたスイッチ杆8
aを有するスイッチ8と、を備え、カム付き歯車の回転
により、カムを介して前記スイッチのオン・オフ動作が
なされるモータユニットである。また、別途に回動可能
に支持されるレバー7を備えて、前記カム付き歯車の回
転により、カム6によってレバー7を介してスイッチの
オン・オフ動作がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばからくり時計に
用いられるモータユニットに関するもので、より詳細に
は、モータと、このモータのモータ軸にギアを装着する
とともに、前記ギアに噛合する輪列とを備え、前記輪列
から出力軸を取り出すモータユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、からくり時計のからくり人形等
を動作させる駆動機構として、モータと減速ギア機構を
内蔵したモータユニットが知られている。このモータユ
ニットは、外部から電流が供給されて、所定のからくり
動作等を行うもので、所定サイクルのからくり動作を行
うと、電源供給を停止してモータ駆動を停止し、当該か
らくり動作を終了させたり、モータを反転させて、から
くり動作を逆転させるようにしている。
【0003】このようなモータ動作を制御するには、モ
ータ動作を検出する必要がある。そして、このようにモ
ータ動作に同期したタイミング信号を得るためには、一
般にモータユニットの外部に、別体のモータ動作を検出
する検出機構を設けていた。この種の検出機構として
は、例えば、ユニットの出力軸に接続されたカム機構及
びこのカムにより押圧されてオン又はオフ動作する接点
スイッチ機構を設け、このスイッチのオン又はオフ状態
により、モータ動作を判別するものが用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、別体の検出
機構を設けてタイミング信号を得る構成は、設置する箇
所が制約されたり、収納スペース的に不利となる不都合
がある。
【0005】また、モータユニットによる動作が新規な
ものであると、これに応じて新たに検出機構そのものを
製作することになり、コスト的に不利となる欠点があっ
た。
【0006】そこで、本発明は、スイッチ・カム及びス
イッチ機構を内蔵させることにより、モータ動作による
外部動作に同期したタイミング信号を容易に取得可能な
モータユニットを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項の発明
は、モータと、このモータのモータ軸にギアを装着する
とともに、前記ギアに噛合する輪列とを備え、前記輪列
から出力軸を取り出すモータユニットにおいて、前記輪
列を構成する歯車に形成されるカムと、前記カムに近づ
く方向に弾性付勢されたスイッチ杆を有するスイッチ
と、を備え、前記カム付き歯車の回転により、前記カム
を介して前記スイッチのオン・オフ動作がなされる構成
のモータユニットである。
【0008】本願第2請求項の発明は、モータと、この
モータのモータ軸にギアを装着するとともに、前記ギア
に噛合する輪列とを備え、前記輪列から出力軸を取り出
すモータユニットにおいて、前記輪列を構成する歯車に
形成されるカムと、前記カムに近づく方向に弾性付勢さ
れたスイッチ杆を有するスイッチと、回動可能に支持さ
れるレバーと、を備え、前記カム付き歯車の回転によ
り、前記カムによって前記レバーを介してスイッチのオ
ン・オフ動作がなされる構成のモータユニットである。
【0009】
【作用】このように構成した場合は、スイッチ・カム及
びスイッチ機構を備えているので、モータ動作による外
部動作に同期したタイミング信号を容易に取得可能なモ
ータユニットを得ることができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0011】図1ないし図3において、本実施例のモー
タユニット1は、モータケース2内に収納される、電動
モータ3と、このモータ回転を減速させる減速ギア機構
4と、この減速ギア機構4の最終歯車である出力歯車1
2に設けられた出力軸5と、この出力歯車12に一体に
設けられたスイッチ・カム6と、このスイッチ・カム6
に、スイッチ・レバー7を介して接続されたスイッチ8
とから構成されている。そして、モータ3の動作による
出力軸5の回転に伴ってスイッチ・カム6が同期回転
し、スイッチ・カム6のカム突起部6aが、スイッチ・
レバー7を介してスイッチ8をオン動作させ、モータ3
による出力軸5の回転動作に同期したタイミング信号を
得るようにしている。
【0012】前記電動モータ3は、ケース2内のコーナ
ー部に設置され、このモータ3のモータ電源入力端子3
aは、ケース2外部に突出され、外部の電源回路等に接
続するように設けられている。従って、このモータ電源
入力端子3aを介して、モータ3に外部から電流が供給
されてモータ3が回転を開始する。更に、この供給電流
の通電方向により、正逆回転方向にモータ3が回転す
る。また、モータ3のモータ軸3bには、ウォーム歯車
3cが固着され、このウォーム歯車3cは、モータ減速
ギア機構4に接続され、このギア部によりモータ回転が
減速されるように設けられている。
【0013】前記減速ギア機構4は、電動モータ3のウ
ォーム歯車3cに噛合された入力歯車11と、この入力
歯車11に噛合された出力歯車12とから構成され、こ
の出力歯車12には、出力軸5が固着されている。入力
歯車11は、一体に形成された2段の歯車、すなわち、
大径の第1歯車11aと小径の第2歯車11bを備えて
おり、第1歯車11aは、ウォーム歯車3cに噛合し、
第2歯車11bは、出力歯車12に噛合している。ま
た、出力歯車12は、噛合された入力歯車11の第2歯
車11bより、大径の歯車により構成されている。従っ
て、これらの各大径及び小径歯車の組合せにより、モー
タ回転力が減速されて、出力歯車12及び出力軸5が回
転駆動される。
【0014】前記出力軸5は、ケース2の上下面の軸孔
に挿嵌され、ケース2上下面から減速されたモータ出力
を得ることができるように設けられている。すなわち、
この出力軸5に、外部の機器の入力軸が接続される。
【0015】また、この出力歯車12には、カム突起部
6aを備えたスイッチ・カム6が一体に形成されてい
る。すなわち、出力歯車12より小径に形成された円筒
周面の任意位置には、カム突起部6aが形成されてい
る。
【0016】前記スイッチ・レバー7は、合成樹脂を用
いてL字状に形成され、基端がケース2に軸支され、先
端側を揺動可能に設けている。また、このスイッチ・レ
バー7の基端側には、前記スイッチ・カム6に近づく方
向に屈曲形成された屈曲部7aが設けられている。この
屈曲部7aは、前記スイッチ・カム6に摺接し、また、
スイッチ・レバー7の先端側は、後述するスイッチ8の
スイッチ・アーム8aに当接している。従って、上述し
たスイッチ・カム6のカム突起部6aが所定の回転位置
に達して、スイッチ・レバー7の屈曲部7aを僅かに揺
動させると、スイッチ・レバー7の先端が大きく揺動す
ることになる。すなわち、このカム突起部6aによる作
動角度を拡大することにより、確実にスイッチ8をオン
又はオフ動作させることができるように設けられてい
る。
【0017】前記スイッチ8は、一般的なマイクロ・ス
イッチを用いており、揺動式のスイッチ・アーム8aを
備えている。このスイッチ杆たるスイッチ・アーム8a
は、時計方向に弾性付勢されており、そして、外力が付
加されない状態ではオフ状態になっている。また、この
スイッチ8の入出力端子8bは、ケース2外部に突出し
ている。従って、この入出力端子8bを、外部の電源回
路又は制御回路に接続することにより、モータ動作を検
出することができるように構成している。
【0018】このように構成されたモータユニット1
は、外部から電流が供給されモータ3が回転動作を開始
すると、このモータ回転力がモータ減速ギア機構4によ
り減速され、出力軸5が所定の回転速度で回転駆動さ
れ、この出力軸5に接続された機器により所定の動作が
行われる。そして、この出力軸5の回転動作に同期して
スイッチ・カム6が回転駆動され、このカム6のカム突
起部6aが所定の回転位置に到達した時、例えば外部の
機器による所定動作が終了した時には、このカム突起部
6aがスイッチ・レバー7aに当接して揺動させ、この
スイッチ・レバー7aによりスイッチ8のスイッチ・ア
ーム8aをオン方向に揺動駆動して、スイッチ8がオン
されてオン信号が外部に出力される。そして、このスイ
ッチ信号に基づいて、外部の回路により、次の所定動作
を行うためにモータ3の駆動を停止したり逆転する等の
所定のモータ駆動制御が行われる。
【0019】尚、上述した実施例において、モータ動作
による外部動作に同期したタイミング信号を得るスイッ
チとして、単純なオンオフ・スイッチを用いたが、本発
明は、これに限定されず、複数ポジションのスイッチを
用いてもよい。すなわち、スイッチ・レバーの作動角度
範囲に応じて、3ポジション・スイッチを設けることに
より、より多種のタイミング信号を得るように構成でき
る。例えば、カムに設ける突起部を、複数の突出量を持
たせた複数の突起部により構成し、これらの突起を設け
た任意回転位置の信号を得るようにしてもよい。
【0020】また、このモータ出力軸に同軸且つ異なる
平面に、これらのスイッチ・カム及びスイッチを配置す
ることにより、複数のタイミングで異なるスイッチ信号
を得るように構成してもよい。これにより、例えば、単
一のモータユニットにより複数の動作を行わせる場合に
も、それぞれの動作に応じた動作信号を得ることができ
る。また、ある動作が複数の動作段階により構成される
場合にも、それぞれの段階を区別した動作信号を得るこ
とができ、動作を判別して制御する制御回路等を簡素化
することができる。
【0021】更に、このスイッチを、逆転回路を介して
外部回路に接続することにより、モータ動作に同期した
スイッチ・オン信号を、スイッチ・オフ信号とするよう
にしてもよい。
【0022】更にまた、実施例では、スイッチ・レバー
7によりスイッチ8のスイッチ・アーム8aをオン方向
に揺動駆動して、スイッチ8がオンされてオン信号が外
部に出力する構成を例に採って説明したが、スイッチ・
レバー7を用いずに、直接スイッチ・カムでスイッチを
オンオフするようにしてもよい。
【0023】以上説明したように、本実施例によれば、
モータ出力軸に同軸に設けたスイッチ・カムと、このス
イッチ・カムによりオン動作される接点スイッチを内蔵
したことにより、コンパクト化が図れ、このモータユニ
ットを用いる機器の内部設置スペースを拡大することが
できる。
【0024】また、スイッチ・カムを出力歯車と一体に
形成することにより、別途カムを製作することが不要と
なり、低コスト化が図られて経済性が向上できる。
【0025】更に、モータユニット内に、モータ動作を
検出するカム機構とスイッチ機構を収納したので、従来
のように別体の検出機構を設ける必要がなく、省力化を
図ることができる。
【0026】尚、上述した実施例では、モータユニット
をケース内に収納したものを例に採って説明したが、本
発明はこれに限定されるものでなく、請求項記載の各構
成要素がユニットとして配されているもの一般に適用で
きるものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成さ
れ、スイッチ・カム及びスイッチ機構を備えているの
で、モータ動作による外部動作に同期したタイミング信
号を容易に取得することの可能なモータユニットを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係り、モータユニットを示す
上部ケースを省略した平面図である。
【図2】本実施例のモータユニットを示す図1中のII
−II矢視断面図。
【図3】本実施例のモータユニットの概略構成を示す斜
視図。
【符号の説明】
1 モータユニット 2 ケース 3 モータ 3a モータ電源入力端子 3b モータ軸 3c ウォーム歯車 4 減速ギア機構 5 出力軸 6 スイッチ・カム 6a カム突起部 7 スイッチ・レバー 7a 屈曲部 8 スイッチ 8a スイッチの揺動式スイッチ・アーム 8b スイッチの入出力端子 11 入力歯車 11a 入力歯車の第1歯車 11b 入力歯車の第2歯車 12 出力歯車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータのモータ軸にギア
    を装着するとともに、前記ギアに噛合する輪列とを備
    え、前記輪列から出力軸を取り出すモータユニットにお
    いて、 前記輪列を構成する歯車に形成されるカムと、 前記カムに近づく方向に弾性付勢されたスイッチ杆を有
    するスイッチと、を備え、前記カム付き歯車の回転によ
    り、前記カムを介して前記スイッチのオン・オフ動作が
    なされることを特徴とするモータユニット。
  2. 【請求項2】 モータと、このモータのモータ軸にギア
    を装着するとともに、前記ギアに噛合する輪列とを備
    え、前記輪列から出力軸を取り出すモータユニットにお
    いて、 前記輪列を構成する歯車に形成されるカムと、 前記カムに近づく方向に弾性付勢されたスイッチ杆を有
    するスイッチと、 回動可能に支持されるレバーと、を備え、前記カム付き
    歯車の回転により、前記カムによって前記レバーを介し
    てスイッチのオン・オフ動作がなされることを特徴とす
    るモータユニット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154873A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Citizen Holdings Co Ltd 指針位置検出機能付時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012154873A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Citizen Holdings Co Ltd 指針位置検出機能付時計

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