JP2562135Y2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP2562135Y2 JP2562135Y2 JP1988140913U JP14091388U JP2562135Y2 JP 2562135 Y2 JP2562135 Y2 JP 2562135Y2 JP 1988140913 U JP1988140913 U JP 1988140913U JP 14091388 U JP14091388 U JP 14091388U JP 2562135 Y2 JP2562135 Y2 JP 2562135Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- reversing
- switch
- contact plate
- cam surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水流状態を切り換え可能な洗濯機に関す
る。
る。
(従来の技術) 水流を強又は弱に任意に切り換えることができる洗濯
機は既に知られている。特公昭61-2396号公報、特公昭6
1-49997号公報記載のものはその例である。これらは、
水流の反転用タイムスイッチを兼ねた洗濯時限設定用タ
イムスイッチや脱水用タイムスイッチとは別に水流切り
換え用のスイッチを有し、この水流切り換え用スイッチ
の操作で水流発生用モータの動作インターバルを切り換
えることにより水流状態を強又は弱に切り換えるように
なっている。
機は既に知られている。特公昭61-2396号公報、特公昭6
1-49997号公報記載のものはその例である。これらは、
水流の反転用タイムスイッチを兼ねた洗濯時限設定用タ
イムスイッチや脱水用タイムスイッチとは別に水流切り
換え用のスイッチを有し、この水流切り換え用スイッチ
の操作で水流発生用モータの動作インターバルを切り換
えることにより水流状態を強又は弱に切り換えるように
なっている。
(考案が解決しようとする課題) 水流を強弱に切り換え可能な従来の洗濯機によれば、
タイムスイッチのほかに水流切り換え用のスイッチを必
要とする。この水流切り換え用のスイッチは一般にリー
フ状のスイッチ接点で構成される。
タイムスイッチのほかに水流切り換え用のスイッチを必
要とする。この水流切り換え用のスイッチは一般にリー
フ状のスイッチ接点で構成される。
しかるに、水流切り換え用のスイッチを別に設けると
いうことは、それ自体で必要な部品が増えコストが上昇
するということであり、そればかりでなく、洗濯機のパ
ネルの裏面側において電線を引き回さなければならない
し、スイッチ接点や配線が水をかぶって漏電やショート
の危険性が増大するという問題がある。
いうことは、それ自体で必要な部品が増えコストが上昇
するということであり、そればかりでなく、洗濯機のパ
ネルの裏面側において電線を引き回さなければならない
し、スイッチ接点や配線が水をかぶって漏電やショート
の危険性が増大するという問題がある。
なお、本考案に関連する従来技術として実公昭48-209
49号公報記載の考案がある。これは、凹凸の周期が異な
るカム面を有する反転カムに対し接点ばねを摺接させる
と共に、この接点ばねを移動させることにより反転カム
に対する接点ばねの摺接位置を切り換えて洗濯機の反転
サイクルを切り換えるようにしたものである。そして、
上記のように反転カムに対し接点ばね自体を直接移動さ
せて反転サイクルを切り換えるものであるため、反転サ
イクル切り換え時に、反転カムに対し接点ばねが支障な
く切り替わるように、操作つまみを一旦軸方向に押し、
操作つまみと一体のカムで、接点ばねを支持した可動タ
ーミナルを回転させて接点ばねを反転カムから離間さ
せ、その状態で操作つまみを回転させて主カムを介し上
記可動ターミナルを接点ばねと共に軸方向に移動させる
ことにより、反転カムに対する接点ばねの摺接位置を切
り換えるようにしている。
49号公報記載の考案がある。これは、凹凸の周期が異な
るカム面を有する反転カムに対し接点ばねを摺接させる
と共に、この接点ばねを移動させることにより反転カム
に対する接点ばねの摺接位置を切り換えて洗濯機の反転
サイクルを切り換えるようにしたものである。そして、
上記のように反転カムに対し接点ばね自体を直接移動さ
せて反転サイクルを切り換えるものであるため、反転サ
イクル切り換え時に、反転カムに対し接点ばねが支障な
く切り替わるように、操作つまみを一旦軸方向に押し、
操作つまみと一体のカムで、接点ばねを支持した可動タ
ーミナルを回転させて接点ばねを反転カムから離間さ
せ、その状態で操作つまみを回転させて主カムを介し上
記可動ターミナルを接点ばねと共に軸方向に移動させる
ことにより、反転カムに対する接点ばねの摺接位置を切
り換えるようにしている。
このように、上記公報記載の考案によれば、反転カム
に対し接点ばねを直接移動させて反転サイクルを切り換
えるものであるため、反転サイクル切り換え時に、反転
カムに対し接点ばねが支障なく切り替わるように、一旦
接点ばねを反転カムから離間させるためのカム、レバ
ー、サイクル切り換え軸を付勢するためのばね、可動タ
ーミナルを付勢するためのばねなどが必要であり、構成
が複雑で故障しやすいという難点がある。また、接点ば
ねを支持した可動ターミナルを反転カムに対し移動させ
て反転サイクルを切り換えるため、接点ばね及び可動タ
ーミナルの移動空間が必要であり、しかも、サイクル切
り換え軸付勢手段、可動ターミナル付勢手段等も配置す
る必要があって嵩張るという難点がある。
に対し接点ばねを直接移動させて反転サイクルを切り換
えるものであるため、反転サイクル切り換え時に、反転
カムに対し接点ばねが支障なく切り替わるように、一旦
接点ばねを反転カムから離間させるためのカム、レバ
ー、サイクル切り換え軸を付勢するためのばね、可動タ
ーミナルを付勢するためのばねなどが必要であり、構成
が複雑で故障しやすいという難点がある。また、接点ば
ねを支持した可動ターミナルを反転カムに対し移動させ
て反転サイクルを切り換えるため、接点ばね及び可動タ
ーミナルの移動空間が必要であり、しかも、サイクル切
り換え軸付勢手段、可動ターミナル付勢手段等も配置す
る必要があって嵩張るという難点がある。
さらに、上記公報記載の考案は、接点ばねの移動を許
容するために、固定ターミナルを設け、接点ばねを支持
した可動ターミナルと固定ターミナルとの間をリード線
で接続し、固定ターミナルから外部回路に接続するよう
にしている。従って、固定ターミナルやリード線を必要
とし、また、可動ターミナルが移動するたびに可動ター
ミナル及び固定ターミナルとリード線との接続部分やリ
ード線にストレスがかかり、接続部分が剥離したり、リ
ード線が断線したりすることがあり得る。
容するために、固定ターミナルを設け、接点ばねを支持
した可動ターミナルと固定ターミナルとの間をリード線
で接続し、固定ターミナルから外部回路に接続するよう
にしている。従って、固定ターミナルやリード線を必要
とし、また、可動ターミナルが移動するたびに可動ター
ミナル及び固定ターミナルとリード線との接続部分やリ
ード線にストレスがかかり、接続部分が剥離したり、リ
ード線が断線したりすることがあり得る。
本考案は、かかる従来技術の問題点を解消するために
なされたもので、タイムスイッチを利用して水流を切り
換えることを可能にして水流切り換え用のスイッチを特
別に設けることを不要にし、もって、必要なスイッチ接
点と配線とを簡素化して安全性の向上と組立作業性の向
上及びコストの低廉化を図った洗濯機を提供することを
目的とする。
なされたもので、タイムスイッチを利用して水流を切り
換えることを可能にして水流切り換え用のスイッチを特
別に設けることを不要にし、もって、必要なスイッチ接
点と配線とを簡素化して安全性の向上と組立作業性の向
上及びコストの低廉化を図った洗濯機を提供することを
目的とする。
本考案はまた、構成が簡単でコンパクト化が可能であ
り、かつ、接続部分が剥離したり、リード線が断線した
りすることのない洗濯機を提供することを目的とする。
り、かつ、接続部分が剥離したり、リード線が断線した
りすることのない洗濯機を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、主スイッチ及び反転スイッチをそれぞれオ
ンオフ制御するための主カム及び反転カムを備えたタイ
ムスイッチと、水流状態を選択するための水流選択手段
とを有する洗濯機であって、反転スイッチは、固定接点
板と、この固定接点板に接離するする正転用可動接点板
および逆転用可動接点板とを有し、正転用可動接点板と
逆転用可動接点板はともに固定接点板の一方の面側に配
置されており、反転カムはそれぞれ異なったカム面形状
の第1及び第2のカム面を有し、反転カムと、正転用可
動接点板との間および逆転用可動接点板との間にそれぞ
れ重なり合って介在し、反転カムの回転により、固定接
点板と正転用可動接点板との接離、固定接点板と逆転用
可動接点板との接離を交互に行わせる複数のレバーを有
し、移動することによって上記複数のレバーを上記第1
のカム面に摺接させて反転スイッチをオンオフ制御する
状態と上記第2のカム面に摺接させて反転スイッチをオ
ンオフ制御する状態とに切り換えるカム面切り換え手段
を有し、上記水流選択手段とカム面切り換え手段は、水
流選択手段が操作されたとき、反転スイッチが第1のカ
ム面でオンオフする状態と第2のカム面でオンオフする
状態とに切り換えられるように連結されていることを特
徴とする。
ンオフ制御するための主カム及び反転カムを備えたタイ
ムスイッチと、水流状態を選択するための水流選択手段
とを有する洗濯機であって、反転スイッチは、固定接点
板と、この固定接点板に接離するする正転用可動接点板
および逆転用可動接点板とを有し、正転用可動接点板と
逆転用可動接点板はともに固定接点板の一方の面側に配
置されており、反転カムはそれぞれ異なったカム面形状
の第1及び第2のカム面を有し、反転カムと、正転用可
動接点板との間および逆転用可動接点板との間にそれぞ
れ重なり合って介在し、反転カムの回転により、固定接
点板と正転用可動接点板との接離、固定接点板と逆転用
可動接点板との接離を交互に行わせる複数のレバーを有
し、移動することによって上記複数のレバーを上記第1
のカム面に摺接させて反転スイッチをオンオフ制御する
状態と上記第2のカム面に摺接させて反転スイッチをオ
ンオフ制御する状態とに切り換えるカム面切り換え手段
を有し、上記水流選択手段とカム面切り換え手段は、水
流選択手段が操作されたとき、反転スイッチが第1のカ
ム面でオンオフする状態と第2のカム面でオンオフする
状態とに切り換えられるように連結されていることを特
徴とする。
カム面切り換え手段は、切換用カムを有していてこの
切換用カムのカム面に反転カムが摺接し、上記水流選択
手段が操作されたとき、切換用カムが移動して反転カム
が回転軸方向に移動し、反転カムの第1のカム面と第2
のカム面との間で反転スイッチの摺接位置が切り換えら
れるようにするとよい。
切換用カムのカム面に反転カムが摺接し、上記水流選択
手段が操作されたとき、切換用カムが移動して反転カム
が回転軸方向に移動し、反転カムの第1のカム面と第2
のカム面との間で反転スイッチの摺接位置が切り換えら
れるようにするとよい。
(作用) 水流選択手段の選択操作により、タイムスイッチ内に
おいてカム面切り換え手段を反転カム及び反転スイッチ
に対して相対移動させ、反転スイッチを第1のカム面で
オンオフする状態と上記第2のカム面でオンオフする状
態との間で切り換え、水流の状態を強又は弱に切り換え
る。
おいてカム面切り換え手段を反転カム及び反転スイッチ
に対して相対移動させ、反転スイッチを第1のカム面で
オンオフする状態と上記第2のカム面でオンオフする状
態との間で切り換え、水流の状態を強又は弱に切り換え
る。
請求項2記載の発明は、カム面切り換え手段が反転カ
ムのカム面に摺接しており、水流選択手段が操作された
とき、反転カムの第1のカム面と第2のカム面との間で
その摺接位置が切り換わる。
ムのカム面に摺接しており、水流選択手段が操作された
とき、反転カムの第1のカム面と第2のカム面との間で
その摺接位置が切り換わる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案に係る洗濯機の実施
例について説明する。
例について説明する。
まず、本考案に用いられるタイムスイッチの例につい
て第1図乃至第18図を参照しながら説明する。
て第1図乃至第18図を参照しながら説明する。
第1図乃至第5図において、符号10,11は、互いには
まりあうことによってタイムスイッチの箱体を構成する
機枠を示す。機枠11には駆動源としての全舞20を収納す
る香箱110が形成されている。香箱110には全舞20を挿入
するための孔が形成されている。機枠10の一側縁部は外
方に伸び出て防水壁103が形成され、この防水壁103を隔
てて外部接続用端子が配置されている。これは、時間設
定用の摘み側、即ち洗濯機の操作パネル側から水が浸入
したとしても、防水壁103によって水を阻止し、外部接
続用端子を水から保護するためのものである。
まりあうことによってタイムスイッチの箱体を構成する
機枠を示す。機枠11には駆動源としての全舞20を収納す
る香箱110が形成されている。香箱110には全舞20を挿入
するための孔が形成されている。機枠10の一側縁部は外
方に伸び出て防水壁103が形成され、この防水壁103を隔
てて外部接続用端子が配置されている。これは、時間設
定用の摘み側、即ち洗濯機の操作パネル側から水が浸入
したとしても、防水壁103によって水を阻止し、外部接
続用端子を水から保護するためのものである。
機枠10には管軸部101が形成され、この管軸部101には
主軸15が回転可能に遊嵌されている。主軸15の上端の突
部150は機枠11の香箱110の内側天井部に形成された軸支
部に遊嵌されている。機枠10の外方に突出した主軸15の
下端部には、図示されない時間設定用の摘みが取りつけ
られる。
主軸15が回転可能に遊嵌されている。主軸15の上端の突
部150は機枠11の香箱110の内側天井部に形成された軸支
部に遊嵌されている。機枠10の外方に突出した主軸15の
下端部には、図示されない時間設定用の摘みが取りつけ
られる。
主軸15には上端部において主歯車16が相対回転可能に
はめられると共に、その下に摩擦板19がはめられてい
る。摩擦板19は一面が主軸15の段部に当接し、他面が主
歯車16の圧接している。主歯車16には係合凹部160が、
摩擦板19には上記係合凹部160に係合可能な係合突部190
が形成されており、主歯車16と摩擦板19が相対回転する
ことにより係合凹部160と係合突部190が係合し、主歯車
16と摩擦板19が一体的に回転することができる。主歯車
16には全舞20の始端掛け止め用の鉤部161が一体的に設
けられている。全舞20の始端は香箱110に形成された前
記孔から香箱110内に挿入され、全舞20の始端部の透孔
が上記鉤部161に掛け止められる。この状態で主軸15が
回転させられることにより全舞20が香箱110内に巻き込
まれ、全舞20の終端部が上記挿入孔近傍の機枠10の掛け
止め部に掛け止められる。
はめられると共に、その下に摩擦板19がはめられてい
る。摩擦板19は一面が主軸15の段部に当接し、他面が主
歯車16の圧接している。主歯車16には係合凹部160が、
摩擦板19には上記係合凹部160に係合可能な係合突部190
が形成されており、主歯車16と摩擦板19が相対回転する
ことにより係合凹部160と係合突部190が係合し、主歯車
16と摩擦板19が一体的に回転することができる。主歯車
16には全舞20の始端掛け止め用の鉤部161が一体的に設
けられている。全舞20の始端は香箱110に形成された前
記孔から香箱110内に挿入され、全舞20の始端部の透孔
が上記鉤部161に掛け止められる。この状態で主軸15が
回転させられることにより全舞20が香箱110内に巻き込
まれ、全舞20の終端部が上記挿入孔近傍の機枠10の掛け
止め部に掛け止められる。
主軸15の側方には機枠10,11間において主軸15と並行
に軸13が支持されている。軸13によって大径歯車23が回
転可能に支持されており、この大径歯車23のボス部の周
りに回転可能に小径歯車22が支持されている。小径歯車
22は主歯車16とかみ合っている。大径歯車23は内側にラ
チェット歯230を有し、このラチェット歯230には、小径
歯車22に樹脂で一体成形された弾性腕220の先端のラチ
ェット爪が係合している。こうして、小径歯車22と大径
歯車23との間には、主軸15を時間設定方向に回転させる
ときは歯車22の回転力を歯車23に伝達することがなく、
全舞20の付勢力で主軸15が逆向きに回転するときは歯車
22の回転力を歯車23に伝達する一方向クラッチ21が構成
されている。
に軸13が支持されている。軸13によって大径歯車23が回
転可能に支持されており、この大径歯車23のボス部の周
りに回転可能に小径歯車22が支持されている。小径歯車
22は主歯車16とかみ合っている。大径歯車23は内側にラ
チェット歯230を有し、このラチェット歯230には、小径
歯車22に樹脂で一体成形された弾性腕220の先端のラチ
ェット爪が係合している。こうして、小径歯車22と大径
歯車23との間には、主軸15を時間設定方向に回転させる
ときは歯車22の回転力を歯車23に伝達することがなく、
全舞20の付勢力で主軸15が逆向きに回転するときは歯車
22の回転力を歯車23に伝達する一方向クラッチ21が構成
されている。
軸13の側方には機枠10,11間において別の軸14が軸13
と並行に支持されている。軸14には小径歯車部241と大
径歯車部242とが一体成形された歯車24が回転可能に支
持されている。上記大径歯車23は歯車24の小径歯車部24
1とかみ合っている。歯車24の大径歯車部242は、上記軸
13において上記大径歯車23の下側に回転可能に支持され
た歯車25の小径歯車部251とかみ合っている。歯車25は
上記小径歯車251と大径歯車部252の一体成形でなる。機
枠10,11間にはまた軸13と並行に軸165と軸67が支持され
ている。軸165には小径歯車部261とこれよりも大径のラ
チェット輪部262とが一体成形されてなる雁木車26が回
転可能に支持されている。雁木車26の小径歯車部261は
歯車25の大径歯車部252とかみ合っている。主歯車16の
回転力は、増速歯車列22-23-241-242-252-251-261を経
て雁木車26に伝達され、雁木車26を高速回転させる。雁
木車26のラチェット輪部262には、軸67に回転可能に支
持され、かつ、振子板270を一体に有する振子27のアン
クル272(第5図参照)がかみ合っている。振子27は、
雁木車26の一方向への回転により往復回動させられて上
記増速歯車列及び主軸15の回転速度を一定に制御する。
上記歯車24、歯車25、雁木車26、振子27によって時計機
構28が構成されている。
と並行に支持されている。軸14には小径歯車部241と大
径歯車部242とが一体成形された歯車24が回転可能に支
持されている。上記大径歯車23は歯車24の小径歯車部24
1とかみ合っている。歯車24の大径歯車部242は、上記軸
13において上記大径歯車23の下側に回転可能に支持され
た歯車25の小径歯車部251とかみ合っている。歯車25は
上記小径歯車251と大径歯車部252の一体成形でなる。機
枠10,11間にはまた軸13と並行に軸165と軸67が支持され
ている。軸165には小径歯車部261とこれよりも大径のラ
チェット輪部262とが一体成形されてなる雁木車26が回
転可能に支持されている。雁木車26の小径歯車部261は
歯車25の大径歯車部252とかみ合っている。主歯車16の
回転力は、増速歯車列22-23-241-242-252-251-261を経
て雁木車26に伝達され、雁木車26を高速回転させる。雁
木車26のラチェット輪部262には、軸67に回転可能に支
持され、かつ、振子板270を一体に有する振子27のアン
クル272(第5図参照)がかみ合っている。振子27は、
雁木車26の一方向への回転により往復回動させられて上
記増速歯車列及び主軸15の回転速度を一定に制御する。
上記歯車24、歯車25、雁木車26、振子27によって時計機
構28が構成されている。
ここで、以上述べた機構部分の動作を説明しておく。
主軸15を時間設定方向に回すと、摩擦板19の係合突部19
0と主歯車16の係合凹部160とが係合して主歯車16が一体
回転し、これに連結した全舞20が巻き上げられて付勢力
が蓄勢される。この場合、一方向クラッチ機構21はその
弾性腕220の先端のラチェット爪が大径歯車23のラチェ
ット歯車230に対して滑動し、時計機構28への回転力の
伝達はなされない。一方、主軸15を手動により時間設定
方向とは反対の向きに戻すと、摩擦板19と主歯車16との
間で滑りが生じ、主歯車16は回ることなく主軸15のみが
戻る。
主軸15を時間設定方向に回すと、摩擦板19の係合突部19
0と主歯車16の係合凹部160とが係合して主歯車16が一体
回転し、これに連結した全舞20が巻き上げられて付勢力
が蓄勢される。この場合、一方向クラッチ機構21はその
弾性腕220の先端のラチェット爪が大径歯車23のラチェ
ット歯車230に対して滑動し、時計機構28への回転力の
伝達はなされない。一方、主軸15を手動により時間設定
方向とは反対の向きに戻すと、摩擦板19と主歯車16との
間で滑りが生じ、主歯車16は回ることなく主軸15のみが
戻る。
上記のようにして全舞20が付勢されると、その蓄勢力
により主歯車16は時間設定方向とは逆向きに回転駆動さ
れ、その回転力は摩擦面の摩擦力により主軸15に伝達さ
れ主軸15が回転駆動される。この回転の場合は、一方向
クラッチ21のラチェット爪がラチェット歯230に係止さ
れ、小径歯車22と大径歯車23とが一体回転して時計機構
28に回転力を伝達するため、時計機構28により時間設定
方向とは反対方向、即ち全舞20の巻き戻り方向への回転
が一定の速度に調節される。主歯車16と摩擦板19でなる
摩擦クラッチは、全舞20の巻き戻りによる回転力を限度
として双方間に回転力を伝達し、主軸15を手動で戻す場
合のように一定以上の回転力は伝達しない。
により主歯車16は時間設定方向とは逆向きに回転駆動さ
れ、その回転力は摩擦面の摩擦力により主軸15に伝達さ
れ主軸15が回転駆動される。この回転の場合は、一方向
クラッチ21のラチェット爪がラチェット歯230に係止さ
れ、小径歯車22と大径歯車23とが一体回転して時計機構
28に回転力を伝達するため、時計機構28により時間設定
方向とは反対方向、即ち全舞20の巻き戻り方向への回転
が一定の速度に調節される。主歯車16と摩擦板19でなる
摩擦クラッチは、全舞20の巻き戻りによる回転力を限度
として双方間に回転力を伝達し、主軸15を手動で戻す場
合のように一定以上の回転力は伝達しない。
主軸15には、主歯車16の下方においてブザーカム17が
嵌合固着されると共に、その下側において主カム18が回
転可能にはめられている。第14図にも示すように、ブザ
ーカム17と主カム18は、主軸15の中心軸線を共通の回転
中心軸線として重ね合わせられている。ブザーカム17は
外周の大半を占める高段部172と外周部の一部に形成さ
れた低段部173からなるカム面を有し、下面側に軸線方
向に突出した突部175を有する。主カム18も外周の大半
を占める高段部182と外周部の一部に形成された低段部1
83からなるカム面を有すると共に、機枠10の管軸部101
の外周に沿う中心孔180と、この中心孔180の一部を切り
欠いてなる係合凹部181を有する。
嵌合固着されると共に、その下側において主カム18が回
転可能にはめられている。第14図にも示すように、ブザ
ーカム17と主カム18は、主軸15の中心軸線を共通の回転
中心軸線として重ね合わせられている。ブザーカム17は
外周の大半を占める高段部172と外周部の一部に形成さ
れた低段部173からなるカム面を有し、下面側に軸線方
向に突出した突部175を有する。主カム18も外周の大半
を占める高段部182と外周部の一部に形成された低段部1
83からなるカム面を有すると共に、機枠10の管軸部101
の外周に沿う中心孔180と、この中心孔180の一部を切り
欠いてなる係合凹部181を有する。
ブザーカム17と主カム18を重ねたとき、ブザーカム17
の突部175が主カム18の凹部181にはまり合って二つのカ
ム17,18が互いに保持し合うと共に、この状態で双方の
カム17,18が所定の範囲で相対回転できるように上記突
部175と凹部181との間に周方向の遊びが設けられてい
る。従って、主軸15を回転させたとき、突部175が係合
凹部181の端部を押すまでは、カム17は先行して回転し
カム18は回転しない。突部175が係合凹部181の端部と係
合したのちは、カム17,18が一体的に回転する。また、
カム17,18を上記のように重ね合わせた状態では、各カ
ム17,18の低段部173,183が略重なり合っている。なお、
カム17の低段部173がカム18の低段部183よりも多少広い
範囲にわたって形成されている。
の突部175が主カム18の凹部181にはまり合って二つのカ
ム17,18が互いに保持し合うと共に、この状態で双方の
カム17,18が所定の範囲で相対回転できるように上記突
部175と凹部181との間に周方向の遊びが設けられてい
る。従って、主軸15を回転させたとき、突部175が係合
凹部181の端部を押すまでは、カム17は先行して回転し
カム18は回転しない。突部175が係合凹部181の端部と係
合したのちは、カム17,18が一体的に回転する。また、
カム17,18を上記のように重ね合わせた状態では、各カ
ム17,18の低段部173,183が略重なり合っている。なお、
カム17の低段部173がカム18の低段部183よりも多少広い
範囲にわたって形成されている。
第14図において、カム17とカム18に対し、弾性を有す
る複数の接点板31,32,33,34,35でなるスイッチ要素が対
向配置されている。複数の接点板の各一端部はモールド
一体成形により絶縁基台69に固定され、この絶縁基台69
は機枠10に固定されている。各接点板の他端部側はカム
17,18に従動して揺動することにより接離するスイッチ
要素を構成している。
る複数の接点板31,32,33,34,35でなるスイッチ要素が対
向配置されている。複数の接点板の各一端部はモールド
一体成形により絶縁基台69に固定され、この絶縁基台69
は機枠10に固定されている。各接点板の他端部側はカム
17,18に従動して揺動することにより接離するスイッチ
要素を構成している。
接点板31は、同接点板31とモールド一体成形された従
動部材41を介してカム18に従動し、接点板32と接離する
第1のスイッチ要素を構成する。この第1のスイッチ要
素は、従動部材41の先端の従動部411がカム18の高段部1
82と対峙するときはオン、低段部181に落ち込むとオフ
となる。
動部材41を介してカム18に従動し、接点板32と接離する
第1のスイッチ要素を構成する。この第1のスイッチ要
素は、従動部材41の先端の従動部411がカム18の高段部1
82と対峙するときはオン、低段部181に落ち込むとオフ
となる。
接点板33は、従動レバー42を介してカム17に従動し、
接点板32と接離する第2のスイッチ要素を構成する。従
動レバー42は前記絶縁基台69に形成された軸691を中心
に回動可能であり、カム17との従動部421と接点板33と
の当接部422を先端両側に有する。上記第2のスイッチ
要素は、レバー42の従動部421がカム17の高段部172と対
峙するときはオン、低段部173に落ち込むとオフとな
る。
接点板32と接離する第2のスイッチ要素を構成する。従
動レバー42は前記絶縁基台69に形成された軸691を中心
に回動可能であり、カム17との従動部421と接点板33と
の当接部422を先端両側に有する。上記第2のスイッチ
要素は、レバー42の従動部421がカム17の高段部172と対
峙するときはオン、低段部173に落ち込むとオフとな
る。
接点板34は、上記従動部材41の動きに従動するスライ
ドレバー43を介してカム18に従動し、接点板35と接離す
る第3のスイッチ要素を構成する。スライドレバー43は
機枠10に形成された案内溝105に沿って摺動し、同レバ
ー43に形成された突部431により接点板34が接点板35側
に押される。従動部材41のピン部412がスライドレバー4
3の孔432に遊嵌されることによりレバー43が従動部材41
の動きに従動する。
ドレバー43を介してカム18に従動し、接点板35と接離す
る第3のスイッチ要素を構成する。スライドレバー43は
機枠10に形成された案内溝105に沿って摺動し、同レバ
ー43に形成された突部431により接点板34が接点板35側
に押される。従動部材41のピン部412がスライドレバー4
3の孔432に遊嵌されることによりレバー43が従動部材41
の動きに従動する。
上記第1のスイッチ要素と第3のスイッチ要素はそれ
ぞれ主スイッチ90を構成し、第18図に示すように電源77
と水流発生用モータ79との間にかつモータ79の両側にそ
れぞれ直列的に接続されている。この第1、第3のスイ
ッチ要素は同一の接離動作をし、同時にオン、オフす
る。
ぞれ主スイッチ90を構成し、第18図に示すように電源77
と水流発生用モータ79との間にかつモータ79の両側にそ
れぞれ直列的に接続されている。この第1、第3のスイ
ッチ要素は同一の接離動作をし、同時にオン、オフす
る。
第2のスイッチ要素はブザースイッチ91を構成する。
ブザースイッチ91は第18図に示すように電源77と図示さ
れないブザーBに対し直列に接続されている。主スイッ
チ90とブザースイッチ91は、主軸15の時間設定方向(第
14図において破線の矢印で示す反時計方向)への回転に
対しては突部175と係合凹部181との遊びによりカム17が
先行するので、先に接点板33が接点板32から離間し、ブ
ザーは鳴らない。一方、主軸15が全舞20の蓄勢力で第14
図に実線の矢印で示す時計方向に回転するときは、上記
遊びの範囲でカム17が先に戻るため、主スイッチ90がオ
フになる前の所定の時間だけ接点板33が接点板32に接触
し、ブザーを僅かな時間だけ鳴らして洗濯の終了を報知
する。各接点板31,32,33,34,35の一端部は絶縁基台69か
ら外方へ突出していて、外部接続用端子となっている。
ブザースイッチ91は第18図に示すように電源77と図示さ
れないブザーBに対し直列に接続されている。主スイッ
チ90とブザースイッチ91は、主軸15の時間設定方向(第
14図において破線の矢印で示す反時計方向)への回転に
対しては突部175と係合凹部181との遊びによりカム17が
先行するので、先に接点板33が接点板32から離間し、ブ
ザーは鳴らない。一方、主軸15が全舞20の蓄勢力で第14
図に実線の矢印で示す時計方向に回転するときは、上記
遊びの範囲でカム17が先に戻るため、主スイッチ90がオ
フになる前の所定の時間だけ接点板33が接点板32に接触
し、ブザーを僅かな時間だけ鳴らして洗濯の終了を報知
する。各接点板31,32,33,34,35の一端部は絶縁基台69か
ら外方へ突出していて、外部接続用端子となっている。
接点板31の基端部は後述する反転スイッチ側に連結さ
れている。接点板32の先端には樹脂モールドにより振子
停止片44が固着されている。接点板32が自由状態にある
ときは同接点板32が接点板31から離間し、第15図に示す
ように振子27の下端に突出して形成された停止ピン271
に振子停止片44が当接し、振子27の揺動を停止させてタ
イムスイッチの駆動系を停止させる。従動レバー41の従
動部411がカム18の高段部182と対峙するときは接点板31
が接点板32をカム18の径方向外方に付勢しながら接点板
32に接触するため接点板32は同方向に撓むが、上記従動
部411がカム18の低段部182に落ち込んで接点板31が接点
板32から離間すると接点板32はそれ自体の弾性により原
位置に復帰しその振子停止片44が上記のように停止ピン
271に当接する。
れている。接点板32の先端には樹脂モールドにより振子
停止片44が固着されている。接点板32が自由状態にある
ときは同接点板32が接点板31から離間し、第15図に示す
ように振子27の下端に突出して形成された停止ピン271
に振子停止片44が当接し、振子27の揺動を停止させてタ
イムスイッチの駆動系を停止させる。従動レバー41の従
動部411がカム18の高段部182と対峙するときは接点板31
が接点板32をカム18の径方向外方に付勢しながら接点板
32に接触するため接点板32は同方向に撓むが、上記従動
部411がカム18の低段部182に落ち込んで接点板31が接点
板32から離間すると接点板32はそれ自体の弾性により原
位置に復帰しその振子停止片44が上記のように停止ピン
271に当接する。
第2図、第5図乃至第8図において、前記軸14にはボ
ス部が前記歯車24のボス部と係合することにより歯車24
と一体回転する反転カム50が歯車24の下側に支持されて
いる。反転カム50は外周にそれぞれ異なった凹凸形状の
4層のカム面51,52,53,54を軸方向に有する多層カムで
あり、樹脂の一体成形によって作られる。上記カム面5
1,53は対をなして第1のカム面をなし、上記カム面52,5
4は対をなして第2のカム面をなす。第6図に示すよう
に、カム面51はその大半を占める高段部511と残りの低
段部512からなる。これに対してカム面52は、第6図及
び第7図に示すように、約半周にわたって形成された高
段部521と残りの約半周にわたって形成された低段部522
とからなる。各カム面51,52には同一位置に高段部から
低段部に至る落ち込み部501が形成されている。カム面5
3もカム面51と同様に大半を占める高段部531と残りの低
段部532を有し、カム面51に対し線対称に形成されてい
る。カム面54もカム面52と同様に約半周にわたる高段部
541と低段部542が形成され、カム面52と線対称に形成さ
れている。各カム面53,54には同一位置に高段部から低
段部に至る落ち込み部503が形成されている。
ス部が前記歯車24のボス部と係合することにより歯車24
と一体回転する反転カム50が歯車24の下側に支持されて
いる。反転カム50は外周にそれぞれ異なった凹凸形状の
4層のカム面51,52,53,54を軸方向に有する多層カムで
あり、樹脂の一体成形によって作られる。上記カム面5
1,53は対をなして第1のカム面をなし、上記カム面52,5
4は対をなして第2のカム面をなす。第6図に示すよう
に、カム面51はその大半を占める高段部511と残りの低
段部512からなる。これに対してカム面52は、第6図及
び第7図に示すように、約半周にわたって形成された高
段部521と残りの約半周にわたって形成された低段部522
とからなる。各カム面51,52には同一位置に高段部から
低段部に至る落ち込み部501が形成されている。カム面5
3もカム面51と同様に大半を占める高段部531と残りの低
段部532を有し、カム面51に対し線対称に形成されてい
る。カム面54もカム面52と同様に約半周にわたる高段部
541と低段部542が形成され、カム面52と線対称に形成さ
れている。各カム面53,54には同一位置に高段部から低
段部に至る落ち込み部503が形成されている。
第1図、第4図及び第6図において、機枠10には絶縁
基台550を介して弾性を有する複数の接点板36,37,38の
基部が固定されている。接点板38は前記接点板31と連結
されて固定接点板を構成しており、また、接点板38の先
端部は他の接点板36,37を幅方向に横切る向きに直角に
曲げられ、各接点板36,37と対向する位置に接点39,40が
固着されている。接点板36,37は可動接点板を構成して
おり、その先端部には上記接点39,40と接触することが
できる接点361,371が固着されている。第18図に示すよ
うに、接点板36,37は水流発生用コンデンサモータ79の
正転端子と逆転端子にそれぞれ接続されている。本実施
例においては、接点板36と接点板38で正転スイッチ55
を、接点板37と接点板38で逆転スイッチ56を構成する。
このように、上記接点板36は正転用可動接点板を構成
し、上記接点板37は逆転用可動接点板を構成しており、
これら正転用可動接点板と逆転用可動接点板はともに固
定接点板38の一方の面側に配置されている。
基台550を介して弾性を有する複数の接点板36,37,38の
基部が固定されている。接点板38は前記接点板31と連結
されて固定接点板を構成しており、また、接点板38の先
端部は他の接点板36,37を幅方向に横切る向きに直角に
曲げられ、各接点板36,37と対向する位置に接点39,40が
固着されている。接点板36,37は可動接点板を構成して
おり、その先端部には上記接点39,40と接触することが
できる接点361,371が固着されている。第18図に示すよ
うに、接点板36,37は水流発生用コンデンサモータ79の
正転端子と逆転端子にそれぞれ接続されている。本実施
例においては、接点板36と接点板38で正転スイッチ55
を、接点板37と接点板38で逆転スイッチ56を構成する。
このように、上記接点板36は正転用可動接点板を構成
し、上記接点板37は逆転用可動接点板を構成しており、
これら正転用可動接点板と逆転用可動接点板はともに固
定接点板38の一方の面側に配置されている。
前記反転カム50のカム面51又はカム面52のうちの任意
に洗濯されたカム面には従動レバー61の先端部の従動部
611が摺接する。またカム面53又はカム面54には従動レ
バー62の従動部621が摺接する。各従動レバー61,62の従
動部611,621が摺接する反転カム50のカム面は後述のカ
ム面切り換え手段によって選択されるものであり、従動
部611がカム面51に対峙するときは必ず従動部621がカム
面53に対峙し、従動部611がカム面52に対峙するときは
必ず従動部621がカム面54に対峙する。各従動レバー61,
62の基部613,623には軸孔が形成されており、この軸孔
がレバー軸63に遊嵌されることにより、各従動レバー6
1,62は反転カム50の回転に従動して軸63を中心に個別に
揺動する。従動レバー61には従動部611とは反対側に接
点板操作部612が突出形成され、同様に従動レバー62に
も接点板操作部622が突出形成されている。従動レバー6
1,62が反転カム50に従動して揺動するとき、各接点板操
作部612,622が各可動接点板36,37を揺動させる。従動レ
バー61の揺動部611が反転カム50の低段部512又は低段部
522と対峙するときは接点板36,38の接点361と39が接触
して正転スイッチ55がオンとなり、高段部511,521に対
峙するときは正転スインッチ55がオフとなる。また従動
レバー62も反転カム50の低段部532又は低段部542と対峙
するときは逆転スイッチ56がオンとなり、高段部531,54
1に対峙するときは逆転スイッチ56がオフとなる。この
ように、上記二つのレバー61、62は、上記反転カム50
と、上記正転用可動接点板36との間および逆転用可動接
点板37との間にそれぞれ重なり合って介在し、上記反転
カム50の回転により、上記固定接点板38と正転用可動接
点板36との接離、上記固定接点板38と逆転用可動接点板
37との接離を交互に行わせるようになっている。第10
図、第11図に示すように、各レバー61,62には、湾曲部6
13,623が形成され、これら湾曲部613,623の内側、即ち
カム50側にはそれぞれ係合突部614,624が突出形成され
ている。このように、上記正転スイッチ55と逆転スイッ
チ56は反転スイッチを構成しており、この反転スイッチ
は、定位置に取り付けられている。
に洗濯されたカム面には従動レバー61の先端部の従動部
611が摺接する。またカム面53又はカム面54には従動レ
バー62の従動部621が摺接する。各従動レバー61,62の従
動部611,621が摺接する反転カム50のカム面は後述のカ
ム面切り換え手段によって選択されるものであり、従動
部611がカム面51に対峙するときは必ず従動部621がカム
面53に対峙し、従動部611がカム面52に対峙するときは
必ず従動部621がカム面54に対峙する。各従動レバー61,
62の基部613,623には軸孔が形成されており、この軸孔
がレバー軸63に遊嵌されることにより、各従動レバー6
1,62は反転カム50の回転に従動して軸63を中心に個別に
揺動する。従動レバー61には従動部611とは反対側に接
点板操作部612が突出形成され、同様に従動レバー62に
も接点板操作部622が突出形成されている。従動レバー6
1,62が反転カム50に従動して揺動するとき、各接点板操
作部612,622が各可動接点板36,37を揺動させる。従動レ
バー61の揺動部611が反転カム50の低段部512又は低段部
522と対峙するときは接点板36,38の接点361と39が接触
して正転スイッチ55がオンとなり、高段部511,521に対
峙するときは正転スインッチ55がオフとなる。また従動
レバー62も反転カム50の低段部532又は低段部542と対峙
するときは逆転スイッチ56がオンとなり、高段部531,54
1に対峙するときは逆転スイッチ56がオフとなる。この
ように、上記二つのレバー61、62は、上記反転カム50
と、上記正転用可動接点板36との間および逆転用可動接
点板37との間にそれぞれ重なり合って介在し、上記反転
カム50の回転により、上記固定接点板38と正転用可動接
点板36との接離、上記固定接点板38と逆転用可動接点板
37との接離を交互に行わせるようになっている。第10
図、第11図に示すように、各レバー61,62には、湾曲部6
13,623が形成され、これら湾曲部613,623の内側、即ち
カム50側にはそれぞれ係合突部614,624が突出形成され
ている。このように、上記正転スイッチ55と逆転スイッ
チ56は反転スイッチを構成しており、この反転スイッチ
は、定位置に取り付けられている。
第4図、第6図、第9図、第12図において、上記レバ
ー61,62の基部は、保持カバー64内において同カバー64
の上端板641及び下端板642を貫通した前記軸63により回
動可能に支持されている。軸63はその上下両端部が機枠
10,11によって支持されている。カバー64の外周面は一
部は切り欠かれてレバー窓645が形成されており、この
窓645からレバー61,62の基部が挿入されて装着されてい
る。窓645はレバー61,62の揺動を妨げない範囲に形成さ
れている。上記軸63は保持カバー64の下端板642の下側
において平面形状扇形のカム73の円弧状長孔75を貫いて
いる。カム73は扇の要に相当する部分に円柱状の軸部71
を一体に有し、この軸部71の下端部が機枠10に一体に突
出形成された軸支部105に遊嵌されかつ軸部71の上端部
が機枠11の孔を貫通することによりカム73が上記軸支部
105を中心に回動可能となっている。機枠11から突出し
た上記軸部71の上端部には手動的な操作レバー74の基部
が嵌合固着されている。軸部71は前記レバー61,62の湾
曲部613,623の内方に位置している。軸部71の外周には
係合突堤712が軸線方向に沿いかつ半径方向に突出して
形成されている。この突堤712は、操作レバー74の操作
で軸部71を回動させるとき、レバー61,62の係合突部61
4,624と当たり、さらに同係合突部614,624を突堤712が
押し、レバー61,62を回動させて反転カム50のカム面か
ら離間させる。このときレバー61,62は、従動部611,621
がカム50の各高段部511,521,531,541と対峙していると
きと同じレバー位置又はそれよりも外方へと移動させら
れる。さらに軸部71が回動すると係合突部614,624と係
合突堤712は離間し互いに干渉することはなく、接点板3
6,37の弾力によりレバー61,62が回動復帰してその従動
部611,621が反転カム50のカム面に当接する。
ー61,62の基部は、保持カバー64内において同カバー64
の上端板641及び下端板642を貫通した前記軸63により回
動可能に支持されている。軸63はその上下両端部が機枠
10,11によって支持されている。カバー64の外周面は一
部は切り欠かれてレバー窓645が形成されており、この
窓645からレバー61,62の基部が挿入されて装着されてい
る。窓645はレバー61,62の揺動を妨げない範囲に形成さ
れている。上記軸63は保持カバー64の下端板642の下側
において平面形状扇形のカム73の円弧状長孔75を貫いて
いる。カム73は扇の要に相当する部分に円柱状の軸部71
を一体に有し、この軸部71の下端部が機枠10に一体に突
出形成された軸支部105に遊嵌されかつ軸部71の上端部
が機枠11の孔を貫通することによりカム73が上記軸支部
105を中心に回動可能となっている。機枠11から突出し
た上記軸部71の上端部には手動的な操作レバー74の基部
が嵌合固着されている。軸部71は前記レバー61,62の湾
曲部613,623の内方に位置している。軸部71の外周には
係合突堤712が軸線方向に沿いかつ半径方向に突出して
形成されている。この突堤712は、操作レバー74の操作
で軸部71を回動させるとき、レバー61,62の係合突部61
4,624と当たり、さらに同係合突部614,624を突堤712が
押し、レバー61,62を回動させて反転カム50のカム面か
ら離間させる。このときレバー61,62は、従動部611,621
がカム50の各高段部511,521,531,541と対峙していると
きと同じレバー位置又はそれよりも外方へと移動させら
れる。さらに軸部71が回動すると係合突部614,624と係
合突堤712は離間し互いに干渉することはなく、接点板3
6,37の弾力によりレバー61,62が回動復帰してその従動
部611,621が反転カム50のカム面に当接する。
前記カム73の先端縁部には、軸支部105を中心とする
円弧に沿って前記長孔75が形成され、この長孔75を前記
軸63が貫通することによりカム73の回動範囲が規制され
る。なお、機枠10側にもカム73の回動範囲を規制する突
部が形成されている。長孔75の周りには軸方向の揚程を
もつカム面72が形成されている。カム面72は、高段部72
1と低段部722とを両端に有し、この両者をつなぐ傾斜面
723を中間部に有する。
円弧に沿って前記長孔75が形成され、この長孔75を前記
軸63が貫通することによりカム73の回動範囲が規制され
る。なお、機枠10側にもカム73の回動範囲を規制する突
部が形成されている。長孔75の周りには軸方向の揚程を
もつカム面72が形成されている。カム面72は、高段部72
1と低段部722とを両端に有し、この両者をつなぐ傾斜面
723を中間部に有する。
前記保持カバー64の下端板642は上記カム面72に摺接
する。保持カバー64の上端板641と機枠11との間にはコ
イルばね65が介装されており、ばね65の弾力により保持
カバー64の下端板642が上記カム面72に圧接させられて
いる。前記操作レバー74を回動操作するとカム73が一体
的に回動し、カバー64の下端板642が摺接するカム面72
が傾斜面723を経て高段部721又は低段部722に切り換え
られ、コイルばね65との協働によりカバー64及びこのカ
バー64内に保持されたレバー61,62が軸63に沿って上下
動する。
する。保持カバー64の上端板641と機枠11との間にはコ
イルばね65が介装されており、ばね65の弾力により保持
カバー64の下端板642が上記カム面72に圧接させられて
いる。前記操作レバー74を回動操作するとカム73が一体
的に回動し、カバー64の下端板642が摺接するカム面72
が傾斜面723を経て高段部721又は低段部722に切り換え
られ、コイルばね65との協働によりカバー64及びこのカ
バー64内に保持されたレバー61,62が軸63に沿って上下
動する。
こうして、カバー64の下端板642がカム73の高段部721
に当接しているときはレバー61,62はばね65に抗して上
位にあり、レバー61,62の従動部611,621は反転カム50の
第1のカム面51,53にそれぞれ対峙する。また、カバー6
4の下端板642がカム73の低段部722に当接しているとき
はレバー61,62はばね65の付勢力により下位にあり、レ
バー61,62の従動部611,621は反転カム50の第2のカム面
52,54にそれぞれ対峙する。
に当接しているときはレバー61,62はばね65に抗して上
位にあり、レバー61,62の従動部611,621は反転カム50の
第1のカム面51,53にそれぞれ対峙する。また、カバー6
4の下端板642がカム73の低段部722に当接しているとき
はレバー61,62はばね65の付勢力により下位にあり、レ
バー61,62の従動部611,621は反転カム50の第2のカム面
52,54にそれぞれ対峙する。
また、操作レバー74の回動操作の途中で、前述の通り
軸部71の係合突堤712と各レバー61,62の係合突部614,62
4との当接によりレバー61,62が回動させられてその各従
動部611,621がカム50の半径方向外方に逃がされ、カム5
0の軸方向への移動時に、各カム面51,52,53,54の段差部
分にレバー61,62の従動部が引っ掛かるのを防止する。
軸部71の係合突堤712と各レバー61,62の係合突部614,62
4との当接によりレバー61,62が回動させられてその各従
動部611,621がカム50の半径方向外方に逃がされ、カム5
0の軸方向への移動時に、各カム面51,52,53,54の段差部
分にレバー61,62の従動部が引っ掛かるのを防止する。
上記カバー64の外周には、係合突堤646が軸方向に形
成されている。この係合突堤646は機枠10に形成された
ガイド溝108にはまり、もって、カバー64はガイド溝108
に沿って移動可能に、しかし軸63の周りには回動不能に
支持されている。
成されている。この係合突堤646は機枠10に形成された
ガイド溝108にはまり、もって、カバー64はガイド溝108
に沿って移動可能に、しかし軸63の周りには回動不能に
支持されている。
上記操作レバー74,カム73,保持カバー64等を含む構成
部分は、反転カム50と、反転スイッチ55,56又は従動レ
バー61,62とを相対移動させることによって反転スイッ
チ55,56を第1のカム面51,53でオンオフ制御する状態と
第2のカム面52,54でオンオフ制御する状態との間で切
り換えるカム面切り換え手段70を構成する。
部分は、反転カム50と、反転スイッチ55,56又は従動レ
バー61,62とを相対移動させることによって反転スイッ
チ55,56を第1のカム面51,53でオンオフ制御する状態と
第2のカム面52,54でオンオフ制御する状態との間で切
り換えるカム面切り換え手段70を構成する。
ただし、反転スイッチ55,56又は従動レバー61,62が摺
接する反転カム50のカム面を切り換えるのに、カム73を
用いることなく直接的に反転スイッチ55,56又は従動レ
バー61,62を移動させてもよいし、反転カム50の方を移
動させるようにしてもよい。また、保持カバー64は省略
してもよい。
接する反転カム50のカム面を切り換えるのに、カム73を
用いることなく直接的に反転スイッチ55,56又は従動レ
バー61,62を移動させてもよいし、反転カム50の方を移
動させるようにしてもよい。また、保持カバー64は省略
してもよい。
次に、以上述べたタイムスイッチを用いた洗濯機の実
施例について説明する。第19図乃至第21図において、洗
濯機の操作パネル1には時間設定摘み3と水流選択摘み
2が左右に並べて配置されている。操作パネル1の裏側
には上に述べたタイムスイッチ4が取りつけられてお
り、時間設定摘み3はパネル1から突出しているタイム
スイッチ4の主軸15の端部に取りつけられている。水流
選択摘み2は水流選択手段をなし、パネル1に支持され
た回転軸7と一体に設けられている。回転軸7にはパネ
ル1の裏側においてレバー6が一体に設けられている。
レバー6の基部には突起8が一体に形成されており、こ
の突起8に板ばね9が押し当てられることによりレバー
6の二つの回動位置が節度をもって保持される。レバー
6の二つの回動位置はそれぞれ標準の水流とソフトの水
流の切り換え位置である。レバー6はロッド5を介して
タイムスイッチ4の前記操作レバー74に連結され、レバ
ー6と実質一体の水流選択摘み2の回動位置を切り換え
ることにより、ロッド5を介して操作レバー74の回動位
置が切り換えられる。レバー6と操作レバー74の第21図
における実線の位置は標準の水流を選択した位置であ
り、反転スイッチに従動するレバー61,62は第10図乃至
第13図に示すように反転カム50の第2のカム面52,54に
摺接する。また、レバー6と操作レバー74の第21図にお
ける破線の位置はソフト水流を選択した位置であり、上
記従動レバー61,62は第6図乃至第9図に示すように反
転カム50の第1のカム面51,53に摺接する。
施例について説明する。第19図乃至第21図において、洗
濯機の操作パネル1には時間設定摘み3と水流選択摘み
2が左右に並べて配置されている。操作パネル1の裏側
には上に述べたタイムスイッチ4が取りつけられてお
り、時間設定摘み3はパネル1から突出しているタイム
スイッチ4の主軸15の端部に取りつけられている。水流
選択摘み2は水流選択手段をなし、パネル1に支持され
た回転軸7と一体に設けられている。回転軸7にはパネ
ル1の裏側においてレバー6が一体に設けられている。
レバー6の基部には突起8が一体に形成されており、こ
の突起8に板ばね9が押し当てられることによりレバー
6の二つの回動位置が節度をもって保持される。レバー
6の二つの回動位置はそれぞれ標準の水流とソフトの水
流の切り換え位置である。レバー6はロッド5を介して
タイムスイッチ4の前記操作レバー74に連結され、レバ
ー6と実質一体の水流選択摘み2の回動位置を切り換え
ることにより、ロッド5を介して操作レバー74の回動位
置が切り換えられる。レバー6と操作レバー74の第21図
における実線の位置は標準の水流を選択した位置であ
り、反転スイッチに従動するレバー61,62は第10図乃至
第13図に示すように反転カム50の第2のカム面52,54に
摺接する。また、レバー6と操作レバー74の第21図にお
ける破線の位置はソフト水流を選択した位置であり、上
記従動レバー61,62は第6図乃至第9図に示すように反
転カム50の第1のカム面51,53に摺接する。
次に、上記実施例の動作を説明する。
いま、第19図に示す摘み3を回転操作して主軸15を回
転させ時限を設定すると、全舞20の付勢力により前記増
速輪列が回転駆動されると共に、時計機構28の動作によ
って主軸15が一定の速度で時限設定の向きとは逆の向き
に回転駆動される。上記増速輪列中の歯車24のボス部に
は反転カム50のボス部が係合しており、反転カム50が歯
車24と一体的に比較的速い速度で回転駆動される。反転
カム50が回転するとレバー61,62の従動部611,621が対峙
するカム50のカム面が高段部と低段部とに交互に切り替
わり、従動部611,621が高段部に対峙するときはスイッ
チ55,56がオフ、従動部611,621が低段部に対峙するとき
はスイッチ56がオンとなる。
転させ時限を設定すると、全舞20の付勢力により前記増
速輪列が回転駆動されると共に、時計機構28の動作によ
って主軸15が一定の速度で時限設定の向きとは逆の向き
に回転駆動される。上記増速輪列中の歯車24のボス部に
は反転カム50のボス部が係合しており、反転カム50が歯
車24と一体的に比較的速い速度で回転駆動される。反転
カム50が回転するとレバー61,62の従動部611,621が対峙
するカム50のカム面が高段部と低段部とに交互に切り替
わり、従動部611,621が高段部に対峙するときはスイッ
チ55,56がオフ、従動部611,621が低段部に対峙するとき
はスイッチ56がオンとなる。
ここで、水流選択摘み2(第19図参照)によってソフ
ト水流が選択されてレバー61,62の従動部611,621が反転
カム50の第1のカム面51,53に対峙しているものとす
る。第1のカム面51,53は外周の大部分が高段部511,531
で、外周の残りの僅かな部分が低段部512,532であり、
かつ、これら低段部512,532の位相が180度ずれているた
め、スイッチ55とスイッチ56は位相差180度で交互にオ
ン、オフ動作する。第16図はこれらスイッチの動作を示
すもので、(a)はスイッチ55の動作を、(b)はスイ
ッチ56の動作を、(c)はスイッチ55,56による第18図
のモータ79の反転動作を示す。第16図(a)(b)に示
すように、スイッチ55,56は180度の位相差でかつ一定の
周期で交互にオン、オフする。そして、カム50のカム面
51,53の低段部512,532は狭い範囲に形成されているた
め、スイッチ55,56のオンの時間幅aは狭くなり、オフ
の時間幅は広くなる。従って、スイッチ55を第18図にお
けるモータ79の正転用、スイッチ56を逆転用とすると、
モータ79は、第16図(c)に幅aで示す比較的短い時間
正転したあと幅bで示す比較的長い時間停止し、次に幅
aで示す比較的短い時間逆転したあと幅bで示す比較的
長い時間停止する。このように、設定時限内における水
流発生用モータ79の動作時間は短く、停止時間が長いた
め、ソフトな水流が得られる。
ト水流が選択されてレバー61,62の従動部611,621が反転
カム50の第1のカム面51,53に対峙しているものとす
る。第1のカム面51,53は外周の大部分が高段部511,531
で、外周の残りの僅かな部分が低段部512,532であり、
かつ、これら低段部512,532の位相が180度ずれているた
め、スイッチ55とスイッチ56は位相差180度で交互にオ
ン、オフ動作する。第16図はこれらスイッチの動作を示
すもので、(a)はスイッチ55の動作を、(b)はスイ
ッチ56の動作を、(c)はスイッチ55,56による第18図
のモータ79の反転動作を示す。第16図(a)(b)に示
すように、スイッチ55,56は180度の位相差でかつ一定の
周期で交互にオン、オフする。そして、カム50のカム面
51,53の低段部512,532は狭い範囲に形成されているた
め、スイッチ55,56のオンの時間幅aは狭くなり、オフ
の時間幅は広くなる。従って、スイッチ55を第18図にお
けるモータ79の正転用、スイッチ56を逆転用とすると、
モータ79は、第16図(c)に幅aで示す比較的短い時間
正転したあと幅bで示す比較的長い時間停止し、次に幅
aで示す比較的短い時間逆転したあと幅bで示す比較的
長い時間停止する。このように、設定時限内における水
流発生用モータ79の動作時間は短く、停止時間が長いた
め、ソフトな水流が得られる。
次に、第19図に示す水流選択摘み2によって標準水流
が選択され、操作レバー74が第21図に鎖線で示す位置ま
で回動させられたとする。操作レバー74の回動により、
第13図のように保持カバー64の下端板642がカム72の低
段部722に当接してレバー61,62が下方に移動する。レバ
ー61,62は第12図に示すようにその従動部611,621が反転
カム50の第2のカム面52,54にそれぞれ対峙する。この
場合も反転カム50の回転に伴いスイッチ55,56が一定周
期でオン、オフ動作をするが、上記第2のカム面52,54
は半周より僅かに長い高段部521,541と半周より僅かに
短い低段部522,542からなり、かつ、各カム面52,54は線
対称に形成されているため、スイッチ55とスイッチ56は
位相差180度で交互にオン、オフ動作する。第17図はこ
れらスイッチの動作を示すもので、(a)はスイッチ55
の動作を、(b)はスイッチ56の動作を(c)はスイッ
チ55,56による第18図におけるモータ79の反転動作を示
す。第17図(a)(b)に示すように、スイッチ55,56
は180度の位相差でかつ一定の周期で交互にオン、オフ
する。そして、カム50のカム面52,54の低段部522,542は
180度近い範囲に形成されているため、スイッチ55,56の
一定周期内でのオン時間幅bは前述の動作時における時
間幅aよりも長くなる。従って、第18図におけるモータ
79は、第17図(c)に示すように幅bで示す比較的長い
時間正転したあと幅dで示す比較的短い時間停止し、次
に幅bで示す比較的長い時間逆転したあと幅dで示す比
較的短い時間停止する。このように、時限設定時間内に
おける水流発生用モータ79の動作時間は長く、停止時間
が短いため、標準的な強さの水流が得られる。
が選択され、操作レバー74が第21図に鎖線で示す位置ま
で回動させられたとする。操作レバー74の回動により、
第13図のように保持カバー64の下端板642がカム72の低
段部722に当接してレバー61,62が下方に移動する。レバ
ー61,62は第12図に示すようにその従動部611,621が反転
カム50の第2のカム面52,54にそれぞれ対峙する。この
場合も反転カム50の回転に伴いスイッチ55,56が一定周
期でオン、オフ動作をするが、上記第2のカム面52,54
は半周より僅かに長い高段部521,541と半周より僅かに
短い低段部522,542からなり、かつ、各カム面52,54は線
対称に形成されているため、スイッチ55とスイッチ56は
位相差180度で交互にオン、オフ動作する。第17図はこ
れらスイッチの動作を示すもので、(a)はスイッチ55
の動作を、(b)はスイッチ56の動作を(c)はスイッ
チ55,56による第18図におけるモータ79の反転動作を示
す。第17図(a)(b)に示すように、スイッチ55,56
は180度の位相差でかつ一定の周期で交互にオン、オフ
する。そして、カム50のカム面52,54の低段部522,542は
180度近い範囲に形成されているため、スイッチ55,56の
一定周期内でのオン時間幅bは前述の動作時における時
間幅aよりも長くなる。従って、第18図におけるモータ
79は、第17図(c)に示すように幅bで示す比較的長い
時間正転したあと幅dで示す比較的短い時間停止し、次
に幅bで示す比較的長い時間逆転したあと幅dで示す比
較的短い時間停止する。このように、時限設定時間内に
おける水流発生用モータ79の動作時間は長く、停止時間
が短いため、標準的な強さの水流が得られる。
以上述べた実施例によれば、正転用と逆転用のスイッ
チ55,56が当接する反転カム50のカム面を予め一つの間
欠動作用と別の間欠動作用に分けて形成しておき、これ
を選択的に使用することにより一定の周期内における反
転スイッチ55,56の間欠的なオン、オフ動作時間を切り
換えるようにしたため、一周期内におけるオン、オフ時
間はカム50のカム面の形状に依存することになり、カム
50のカム面の形状を変えることによりオン、オフ時間を
大きく変化させることができる。また、スイッチ55,56
が直接反転カム50に摺接せずに、カム面切り換え手段70
を介して間接的にスイッチ55,56をオンオフ動作させる
ことから、反転カム50及びスイッチ55,56を構成する材
料を自由に選択できる。
チ55,56が当接する反転カム50のカム面を予め一つの間
欠動作用と別の間欠動作用に分けて形成しておき、これ
を選択的に使用することにより一定の周期内における反
転スイッチ55,56の間欠的なオン、オフ動作時間を切り
換えるようにしたため、一周期内におけるオン、オフ時
間はカム50のカム面の形状に依存することになり、カム
50のカム面の形状を変えることによりオン、オフ時間を
大きく変化させることができる。また、スイッチ55,56
が直接反転カム50に摺接せずに、カム面切り換え手段70
を介して間接的にスイッチ55,56をオンオフ動作させる
ことから、反転カム50及びスイッチ55,56を構成する材
料を自由に選択できる。
なお、第22図は、一定周期内における反転スイッチの
オン、オフ動作時間を切り換えるようにした従来の洗濯
機の例を示すもので、一定周期内におけるオン時間とオ
フ時間が異なる二つのスイッチ930,940を用い、このス
イッチ930,940の何れか一方を外部選択操作スイッチ920
で選択することにより反転スイッチのオン、オフ動作時
間を切り換えるものである。符号77は電源、79は水流発
生用モータ、900は時限スイッチ、910はブザースイッチ
である。
オン、オフ動作時間を切り換えるようにした従来の洗濯
機の例を示すもので、一定周期内におけるオン時間とオ
フ時間が異なる二つのスイッチ930,940を用い、このス
イッチ930,940の何れか一方を外部選択操作スイッチ920
で選択することにより反転スイッチのオン、オフ動作時
間を切り換えるものである。符号77は電源、79は水流発
生用モータ、900は時限スイッチ、910はブザースイッチ
である。
上記従来の例によれば、反転用のスイッチを二組設け
る必要があると共に、二組のスイッチを選択する外部選
択操作スイッチを設ける必要がある。これに対して本考
案の前記実施例によれば、一組の反転用スイッチ55,56
と反転カム50とを相対移動させてオン、オフ動作時間を
切り換えるため、反転用のスイッチは一組で足りるし、
外部選択用のスイッチを設ける必要もなく、配線を簡素
化できるという効果もある。また、スイッチの構成及び
配線を簡素化できるということは、洗濯機の操作パネル
の裏面側の電線の引回しを簡素化できるということであ
って、スイッチ接点や配線が水をかぶって漏電やショー
トを発生する危険性が低下するという優れた効果につな
がる。
る必要があると共に、二組のスイッチを選択する外部選
択操作スイッチを設ける必要がある。これに対して本考
案の前記実施例によれば、一組の反転用スイッチ55,56
と反転カム50とを相対移動させてオン、オフ動作時間を
切り換えるため、反転用のスイッチは一組で足りるし、
外部選択用のスイッチを設ける必要もなく、配線を簡素
化できるという効果もある。また、スイッチの構成及び
配線を簡素化できるということは、洗濯機の操作パネル
の裏面側の電線の引回しを簡素化できるということであ
って、スイッチ接点や配線が水をかぶって漏電やショー
トを発生する危険性が低下するという優れた効果につな
がる。
(考案の効果) 本考案によれば、水流反転用のスイッチ接点を有する
タイムスイッチを利用し、このタイムスイッチの定位置
に取り付けられた反転スイッチとの間に介在し、移動す
ることによって反転スイッチを第1のカム面でオンオフ
制御する状態と第2のカム面でオンオフ制御する状態と
に切り換えるカム面切り換え手段を設けると共に、この
カム面切り換え手段と水流選択手段とを機構的に連結し
たため、反転スイッチのオン、オフ時間を切り換える機
能を有していながら、反転用のスイッチは一組で足りる
し、オン、オフ時間を切り換えるための外部選択用のス
イッチを設ける必要もなく、必要な部品及び配線を簡素
化できるという効果を奏する。また、部品構成及び配線
を簡素化できるということは、洗濯機の操作パネルの裏
面側の電線の引回しを簡素化できるということであっ
て、スイッチ接点や配線が水をかぶる機会が少なくな
り、漏電やショートの発生を少なくすることができる。
さらに、反転カムに対し反転スイッチを直接移動させて
オンオフ時間を切り換えるのではなく、反転カムと定位
置に取り付けられた反転スイッチとの間にカム面切り換
え手段を介在させ、このカム面切り換え手段を移動させ
ることによって反転スイッチを第1のカム面でオンオフ
制御する状態と第2のカム面でオンオフ制御する状態と
に切り換えるようにしたため、切り換え時に反転スイッ
チを反転カムのカム面から離間させる必要はなく、構成
が簡単であり、反転スイッチの移動空間を確保する必要
もないことと構成が簡単であることと相まってコンパク
ト化が可能であり、かつ、反転スイッチに直接外部接続
用のリード線を接続することができ、切り換え時にこの
リード線接続部が移動することもないから、接続部分が
剥離したり、リード線が断線したりすることもない。
タイムスイッチを利用し、このタイムスイッチの定位置
に取り付けられた反転スイッチとの間に介在し、移動す
ることによって反転スイッチを第1のカム面でオンオフ
制御する状態と第2のカム面でオンオフ制御する状態と
に切り換えるカム面切り換え手段を設けると共に、この
カム面切り換え手段と水流選択手段とを機構的に連結し
たため、反転スイッチのオン、オフ時間を切り換える機
能を有していながら、反転用のスイッチは一組で足りる
し、オン、オフ時間を切り換えるための外部選択用のス
イッチを設ける必要もなく、必要な部品及び配線を簡素
化できるという効果を奏する。また、部品構成及び配線
を簡素化できるということは、洗濯機の操作パネルの裏
面側の電線の引回しを簡素化できるということであっ
て、スイッチ接点や配線が水をかぶる機会が少なくな
り、漏電やショートの発生を少なくすることができる。
さらに、反転カムに対し反転スイッチを直接移動させて
オンオフ時間を切り換えるのではなく、反転カムと定位
置に取り付けられた反転スイッチとの間にカム面切り換
え手段を介在させ、このカム面切り換え手段を移動させ
ることによって反転スイッチを第1のカム面でオンオフ
制御する状態と第2のカム面でオンオフ制御する状態と
に切り換えるようにしたため、切り換え時に反転スイッ
チを反転カムのカム面から離間させる必要はなく、構成
が簡単であり、反転スイッチの移動空間を確保する必要
もないことと構成が簡単であることと相まってコンパク
ト化が可能であり、かつ、反転スイッチに直接外部接続
用のリード線を接続することができ、切り換え時にこの
リード線接続部が移動することもないから、接続部分が
剥離したり、リード線が断線したりすることもない。
また、正転用可動接点板と逆転用可動接点板はともに
固定接点板の一方の面側に配置したため、正転用可動接
点板と逆転用可動接点板は同じ向きに移動することによ
って固定接点板に接離することになり、固定接点板に対
する正転用可動接点板の接離速度と逆転用可動接点板の
接離速度とを同じにすることができる。仮に、固定接点
板に対する正転用可動接点板の接離速度と逆転用可動接
点板の接離速度とが異なっているとすれば、接点板の接
離時に生じる火花等による接点の消耗度に差を生じ、使
用時間が経過するに伴って正転時の時間間隔と逆転時の
時間間隔に差を生じることになるが、本考案によれば、
上記のように固定接点板に対する正転用可動接点板の接
離速度と逆転用可動接点板の接離速度とを同じにするこ
とができるため、使用時間が経過するに伴って接点が摩
耗しても、正転用可動接点板と逆転用可動接点板の摩耗
度はほぼ同じになり、正転時の時間間隔と逆転時の時間
間隔に差を生じることはないという効果がある。
固定接点板の一方の面側に配置したため、正転用可動接
点板と逆転用可動接点板は同じ向きに移動することによ
って固定接点板に接離することになり、固定接点板に対
する正転用可動接点板の接離速度と逆転用可動接点板の
接離速度とを同じにすることができる。仮に、固定接点
板に対する正転用可動接点板の接離速度と逆転用可動接
点板の接離速度とが異なっているとすれば、接点板の接
離時に生じる火花等による接点の消耗度に差を生じ、使
用時間が経過するに伴って正転時の時間間隔と逆転時の
時間間隔に差を生じることになるが、本考案によれば、
上記のように固定接点板に対する正転用可動接点板の接
離速度と逆転用可動接点板の接離速度とを同じにするこ
とができるため、使用時間が経過するに伴って接点が摩
耗しても、正転用可動接点板と逆転用可動接点板の摩耗
度はほぼ同じになり、正転時の時間間隔と逆転時の時間
間隔に差を生じることはないという効果がある。
第1図は本考案に用いられるタイムスイッチの例を示す
平面図、第2図は同上タイムスイッチ中の増速輪列の一
部を示す断面図、第3図は時計機構を含む上記増速輪列
の他の一部を示す断面図、第4図は上記タイムスイッチ
の一部断面左側面図、第5図は上記タイムスイッチの分
解斜視図、第6図は上記タイムスイッチの反転スイッチ
機構部分の平面図、第7図は上記タイムスイッチの反転
カムの平面断面図、第8図は上記反転カムと反転スイッ
チとの関係を示す正面図、第9図は上記タイムスイッチ
のカム面切り換え手段の正面図、第10図は反転スイッチ
機構部分の異なる作動態様を第6図に準じて示す平面
図、第11図は反転スイッチ機構に用いられるレバーの一
つを示す平面図、第12図は反転カムと反転スイッチの異
なる作動態様を第8図に準じて示す正面図、第13図はカ
ム面切り換え手段の異なる作動態様を第9図に準じて示
す正面図、第14図は上記タイムスイッチの時限スイッチ
機構及びブザースイッチ機構部分の平面図、第15図は同
上スイッチ機構部分の異なる作動態様を示す平面図、第
16図は上記反転スイッチ機構の動作を示すタイミングチ
ャート、第17図は反転スイッチ機構の異なる動作を示す
タイミングチャート、第18図は本考案に適用可能な電気
的接続関係の例を示す回路図、第19図は上記タイムスイ
ッチを用いた本考案に係る洗濯機の実施例を示す操作パ
ネルの正面図、第20図は同上パネル部分の断面図、第21
図は同じくパネル部分の背面図、第22図は従来の洗濯機
の電気的接続例を示す回路図である。 1……パネル、2……水流選択手段としての摘み、4…
…タイムスイッチ、18……主カム、50……反転カム、5
5,56……反転カム、51,53……第1のカム面、52,54……
第2のカム面、70……カム面切り換え手段、79……水流
発生用モータ、90……主スイッチ。
平面図、第2図は同上タイムスイッチ中の増速輪列の一
部を示す断面図、第3図は時計機構を含む上記増速輪列
の他の一部を示す断面図、第4図は上記タイムスイッチ
の一部断面左側面図、第5図は上記タイムスイッチの分
解斜視図、第6図は上記タイムスイッチの反転スイッチ
機構部分の平面図、第7図は上記タイムスイッチの反転
カムの平面断面図、第8図は上記反転カムと反転スイッ
チとの関係を示す正面図、第9図は上記タイムスイッチ
のカム面切り換え手段の正面図、第10図は反転スイッチ
機構部分の異なる作動態様を第6図に準じて示す平面
図、第11図は反転スイッチ機構に用いられるレバーの一
つを示す平面図、第12図は反転カムと反転スイッチの異
なる作動態様を第8図に準じて示す正面図、第13図はカ
ム面切り換え手段の異なる作動態様を第9図に準じて示
す正面図、第14図は上記タイムスイッチの時限スイッチ
機構及びブザースイッチ機構部分の平面図、第15図は同
上スイッチ機構部分の異なる作動態様を示す平面図、第
16図は上記反転スイッチ機構の動作を示すタイミングチ
ャート、第17図は反転スイッチ機構の異なる動作を示す
タイミングチャート、第18図は本考案に適用可能な電気
的接続関係の例を示す回路図、第19図は上記タイムスイ
ッチを用いた本考案に係る洗濯機の実施例を示す操作パ
ネルの正面図、第20図は同上パネル部分の断面図、第21
図は同じくパネル部分の背面図、第22図は従来の洗濯機
の電気的接続例を示す回路図である。 1……パネル、2……水流選択手段としての摘み、4…
…タイムスイッチ、18……主カム、50……反転カム、5
5,56……反転カム、51,53……第1のカム面、52,54……
第2のカム面、70……カム面切り換え手段、79……水流
発生用モータ、90……主スイッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】設定時間後に電源を遮断するための主スイ
ッチ、水流発生用モータを正逆転制御するための反転ス
イッチ、これら主スイッチ及び反転スイッチをそれぞれ
オンオフ制御するための主カム及び反転カムを備えたタ
イムスイッチと、洗い時の水流状態を選択するためにパ
ネルに設けられた水流選択手段とを有する洗濯機であっ
て、 上記反転スイッチは、固定接点板と、この固定接点板に
接離するする正転用可動接点板および逆転用可動接点板
とを有し、 上記正転用可動接点板と逆転用可動接点板はともに固定
接点板の一方の面側に配置されており、 上記反転カムはそれぞれ異なったカム面形状の第1及び
第2のカム面を有し、 上記反転カムと、上記正転用可動接点板との間および逆
転用可動接点板との間にそれぞれ重なり合って介在し、
上記反転カムの回転により、上記固定接点板と正転用可
動接点板との接離、上記固定接点板と逆転用可動接点板
との接離を交互に行わせる複数のレバーを有し、 移動することによって上記複数のレバーを上記第1のカ
ム面に摺接させて上記反転スイッチをオンオフ制御する
状態と上記第2のカム面に摺接させて上記反転スイッチ
をオンオフ制御する状態とに切り換えるカム面切り換え
手段を有し、 上記水流選択手段とカム面切り換え手段は、水流選択手
段が操作されたとき、上記反転スイッチが第1のカム面
でオンオフする状態と上記第2のカム面でオンオフする
状態とに切り換えられるように連結されていることを特
徴とする洗濯機。 - 【請求項2】カム面切り換え手段は、切換用カムを有し
ていてこの切換用カムのカム面に反転カムが摺接してな
り、上記水流選択手段が操作されたとき、切換用カムが
移動して反転カムが回転軸方向に移動し、反転カムの第
1のカム面と第2のカム面との間で反転スイッチの摺接
位置が切り換えられることを特徴とする請求項1記載の
洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988140913U JP2562135Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988140913U JP2562135Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0263791U JPH0263791U (ja) | 1990-05-14 |
JP2562135Y2 true JP2562135Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=31405513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988140913U Expired - Fee Related JP2562135Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562135Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000192366A (ja) * | 1998-12-24 | 2000-07-11 | Marusho:Kk | ウェットクリーニング方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820949U (ja) * | 1971-07-19 | 1973-03-09 |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP1988140913U patent/JP2562135Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0263791U (ja) | 1990-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |