JPH0423225Y2 - - Google Patents

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JPH0423225Y2
JPH0423225Y2 JP1985078978U JP7897885U JPH0423225Y2 JP H0423225 Y2 JPH0423225 Y2 JP H0423225Y2 JP 1985078978 U JP1985078978 U JP 1985078978U JP 7897885 U JP7897885 U JP 7897885U JP H0423225 Y2 JPH0423225 Y2 JP H0423225Y2
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JP
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pin
gear
actuating
motor
transmission system
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JP1985078978U
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) フイルムの自動巻上げ、巻戻しカメラにおける
伝動系の自動切換え装置に関する考案である。
(従来の技術) この種の従来技術としては例えば特開昭57−
111518号、同58−70219号公報等の技術が公知で
あるが、一般にこの巻上げ、巻戻しの伝動系の切
換えは恒星歯車に対する遊星歯車を用いており、
この遊星歯車をフイルム終端の大きな張力による
作用で切換えていた。そこで切換えを確実にする
ために大きな蓄力を有するばねを用いており組立
作業で困難が伴つた。しかるに近年伝動系の歯車
に樹脂材料のものが用いられるようになり、これ
に切換え噛合を行うと歯が欠損したりすることが
ある。更に重大なことは歯車を平面上に一列に並
べなければならず限られたスペース内に組込む小
型化を阻害する。
この他の手段としては手動切換え方式やモータ
の過負荷を電気的に検知して作動するもの等があ
るが、前者では撮影者にとつては煩雑で煩わしい
し、後者ではコスト高を招き実用性に乏しい。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した如き、歯車の噛合離脱に衝撃を生じた
り、スペースを広く取ることもなく更に又別段の
操作手段を講ずることなく全くの自動的に切換え
を行うものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決する本考案は、モータよりフイ
ルム送り側に動力を伝達する伝動系中に、作動ピ
ンを有する作動部材を設け、該作動部材と共通の
回転軸線を有しかつ前記作動ピンが圧接する凹部
を形成したカム面を有する検知部材を設けて、上
記作動ピンが凹部よりカム面に乗り上げられたと
き、上記作動部材が作動してその一部が切換えス
イツチを作動する係合ピンと接して、前記伝動系
の伝動を開放し且つモータの回転を切換えること
を特徴とするフイルム送りの自動切換え装置であ
る。
(実施例) 次に図面に示した実施例により詳細に説明す
る。
モータよりフイルム送り間の伝動系中のギヤ
G1と噛合つているギヤG2には調節ピン1と作動
ピン2とを有する作動部材3が軸4で枢着されて
いて、調節ピン1には、ギヤG2上の植立ピン5
との間にばね6が張架され、この張力を微細に調
節するために上記調節ピン1は偏心ピン1′を有
するものとするのが好ましい。
上記作動部材3の作動ピン2がばね6の張力で
圧接するカム面7に凹部7′を形成し、ギヤG2
同心上に位置して回転する検知部材8を有し該回
転が伝わるギヤG3を有し、このギヤG3と噛合つ
てフイルム駆動側へ伝動するギヤG4が設けられ
る。
ギヤG2の外周近くに係合ピン9を有するフツ
クレバー10を形成し、該フツクレバー10のフ
ツクと係脱する切換えスイツチ11を作動するス
イツチレバー12が設けられる。
(作用) モータからの伝達で伝動系のギヤG1が回転す
るとギヤG2も回転し、作動ピン2はカム面7の
凹部7′に嵌合しているので、ギヤG2の回転は検
知部材8、ギヤG3,G4を経てフイルムは正常に
一枚づつ送られる。
フイルムが終端に達すると、ギヤG4が停止さ
れてしまうのでギヤG3、検知部材8は停止する。
しかるにモータ側は回転しているのでギヤG2
回動し、作動ピン2は凹部7′より押し出されカ
ム面7に接する。すると作動部材3はばね6を引
き延して軸4の回りに反時計方向へ回転するので
作動部材の外縁3′はギヤG2の外周より押し出さ
れる(第3図一点鎖線参照)このためにこの外縁
3′は係合ピン9を押しフツクレバー10を作動
し、フツクとスイツチレバー12は外れ、ばね力
によりスイツチレバー12は切換えスイツチ11
を切換えてモータを逆転方向に電流を通ずる。
それ故にギヤG1,G2は逆転を始め、作動ピン
2は再び凹部7′に落ち込み、検知部材8、ギヤ
G3,G4を逆転してフイルムを巻き戻すものであ
る。なお中間レバー13は裏蓋14の開放で、ス
イツチレバー12を再び正転方向(フイルム巻上
げ方向)に切換えスイツチ11を切換え、同時に
フツクレバー10のフツクを該スイツチレバー1
2に係止するものである。
(考案の効果) 本考案は遊星歯車系を用いないので、この歯車
に加わる強力なばね力も必要なく、歯車の歯に衝
突する衝撃も発音もなく、伝動系を一列に配列す
ることもなく、ほぼギヤの2枚重ね程度のスペー
スですむので限られたスペース内での組立が容易
であり、作動も静かであり且つ確実性が高い。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示したもので第1図は要
部の分解斜視図、第2図は組立て断面図、第3図
は第2図の−線の切断平面図である。 1は調節ピン、2は作動ピン、3は作動部材、
3′は外縁、7はカム面、7′は凹部、8は検知部
材、9は係合ピン、10はフツクレバー、11は
切換えスイツチ、12はスイツチレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータよりフイルム送り側に動力を伝達する伝
    動系中に、作動ピンを有する作動部材を設け、該
    作動部材と共通の回転軸線を有しかつ前記作動ピ
    ンが圧接する凹部を形成したカム面を有する検知
    部材を設けて、上記作動ピンが凹部よりカム面に
    乗り上げられたとき、上記作動部材が作動してそ
    の一部が切換えスイツチを作動する係合ピンと接
    して、前記伝動系の伝動を解放し且つモータの回
    転を切換えることを特徴とするフイルム送りの自
    動切換え装置。
JP1985078978U 1985-05-27 1985-05-27 Expired JPH0423225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985078978U JPH0423225Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985078978U JPH0423225Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61196225U JPS61196225U (ja) 1986-12-06
JPH0423225Y2 true JPH0423225Y2 (ja) 1992-05-29

Family

ID=30623459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985078978U Expired JPH0423225Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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JP (1) JPH0423225Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292510A (en) * 1976-01-29 1977-08-04 Canon Inc Release device for film winding mechanism

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292510A (en) * 1976-01-29 1977-08-04 Canon Inc Release device for film winding mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61196225U (ja) 1986-12-06

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