JP2564533B2 - 可動ミラ−駆動方法 - Google Patents

可動ミラ−駆動方法

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JP2564533B2 JP62041415A JP4141587A JP2564533B2 JP 2564533 B2 JP2564533 B2 JP 2564533B2 JP 62041415 A JP62041415 A JP 62041415A JP 4141587 A JP4141587 A JP 4141587A JP 2564533 B2 JP2564533 B2 JP 2564533B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野」 本発明は、モータの回転力を利用してファインダー観
察位置から撮影位置に可動ミラーを移動させる一眼レフ
レックスカメラの可動ミラー駆動方法に関する。
「従来の技術」 例えば、第2図に示すように、正逆方向に回転するモ
ータ7と、前記モータ7の回転をラチェット歯車31に伝
達する上部減速歯車列20−電動軸27−下側減速歯車列30
からなる調速機構と、一端が前記ラチェット歯車31に係
合するよう付勢され、前記ラチェット歯車31からの駆動
力を受けて揺動する操作レバー32と、該操作レバー32の
押圧により動作し、可動ミラー41に付設されているスプ
リング(図示せず)の復帰習性に抗して可動ミラー41を
ファインダー観察位置(以下下死点という)から撮影位
置(以下上死点という)に移動させるミラー駆動機構40
とを有し、前記モータ7の正回転によりラチェット歯車
31を第1の回転方向に回転させる事により操作レバー32
を介してミラー移動機構40を動作させ、可動ミラー41を
下死点から上死点に上昇させた後、前記ミラー移動機構
40に付設された図示しないスイッチにより前記モータ7
を停止させ、シャッタ閉成後モータ7の逆回転により、
ラチェット歯車31を第2の回転方向に回転させ、前記ミ
ラー41を復帰させるようにしたミラー駆動装置を、先に
本出願人が提案している。
「発明が解決しようとする問題点」 このようなミラー駆動装置においては、前記可動ミラ
ー41が上死点に衝突する際の反作用力に起因してバウン
ドが生じるのが避けられず、この為、前記従来装置にお
いては、スプリングの緩衝力を利用してバウンドを抑制
したり、又、フック等を利用して前記ミラー41を強制的
に掴持したりしているが、いずれも構成が複雑化し、小
型化の要請に反する事となる。
而も、スプリングを利用する方法では、共振現象によ
り必ずしも前記バウンドをすみやかに抑制出来ず、特に
近年のモータドライブ装置の普及に伴ない連続撮影を行
なう場合の大きな問題点となっていた。
又、特にモータ7の回転力により可動ミラー41を移動
させる機構においては、可動ミラー41の上死点の到達と
モータ7の停止を完全に一致させる事が困難である為
に、両者のタイミングのずれにより、モータ7に過負荷
が生じたり、可動ミラー41の確実なる移動を行えない恐
れも生じる。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、機構が煩雑に
なる事なく、すみやか且つ確実に前記ミラー41のバウン
ドを抑制し得るとともに、モータ7に過負荷が生じる恐
れを完全に取除く事が出来るミラー駆動方法を提供する
事を目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、かかる技術的課題を達成する為に、モータ
の回転力をミラー移動機構に伝達させる歯車列内にフリ
クション機構を介在させ、該フリクション機構を介して
モータの回転力によりファインダー観察位置から撮影位
置に可動ミラーを移動させる一眼レフレックスカメラの
可動ミラー駆動方法において、 前記撮影位置への可動ミラー41の移動完了後、更に所
定時間、具体的には前記上死点位置における可動ミラー
41が安定するまでの短時間、前記モータ7の通電状態を
維持せしめて、モータ7を空転させ、前記フリクション
機構21を介して可動ミラー41の上昇方向に駆動力を付与
し、可動ミラー41のバウンドによる下降方向への反発回
動を制動させた後に該モータ7を停止させるようにした
可動ミラー駆動方法を提案する。
「作用」 かかる技術手段によれば、可動ミラー41が上死点に到
達後もモータ7の回転力が維持されて空転しながら付勢
されている為に、該回転力が駆動力として機能し、前記
可動ミラー41が上死点に衝突する際の反作用力を吸収
し、前記ミラーのバウンドを極力抑制する事が出来る。
而も、前記回転力による駆動力はスプリングのように
ミラーのバウンド量によって変動(減少)するものでは
なく、前記フリクション機構21を介して可動ミラー41の
上昇方向に、常に一定且つ大きな制動力を得る事が出
来、すみやかに前記バウンドを吸収出来、特に近年のモ
ータドライブ装置の普及に伴ない連続撮影を行う場合の
大きな利点となる。
又、前記従来技術のスプリングやフック機構の場合
は、ミラー移動機構40に組み込んだり、又、ミラー41近
傍に配置しなければならないというレイアウト上の限定
と構成上の煩雑さが存在するが、本技術手段によれば、
単にモータ7を所定時間空転可能に構成するとともに、
該フリクション機構21をモータ7と可動ミラー41間の歯
車駆動系の任意の個所に配設する事が出来、この結果、
前記のようなレイアウト上の制約や煩雑化が生じる事な
く、容易に小型化が達成し得る。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的
に詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
第2図は本発明の実施例に係る一眼レフレックスカメ
ラのミラー駆動系の部品回りを示す斜視図で、その主要
構成は既に前記従来技術の項で説明したので、その他の
部位を補充的に説明するに、モータ7はフィルム巻上げ
用スプール15内に組込まれており、その上方に突出する
出力軸(図示せず)を上部減速歯車列と連結させるとと
もに、該上部減速歯車列にフリクション機構21を介装さ
せ、モータ7の回転力が該フリクション機構21を介して
ミラー移動機構40側に伝達可能に構成する。
そして、上部減速歯車列20の終端側には一方向クラッ
チ22を介して周面に切込み溝24aを有する円板状の一回
転制限板24が取り付けられ、モータ7の逆転時にのみ、
前記制限板24が一回転しフィルムを正確に一コマ送りし
た後、付勢されたセットレバー25が切込み溝24aに飛び
込み、フィルム送り検知スイッチ10をONするように構成
している。
又、前記フィルム巻上げ用スプール15には、カメラボ
デイの図上右側に設けられた巻戻し軸(図示せず)に装
填されている、パトローネ16から引出されたフィルム17
が巻付けられており、後記するようにモータ7の回転力
を利用して一コマづつ正確に巻上げ可能に構成されてい
る。
第3図は前記カメラの駆動系に用いられる制御装置を
示すブロック図で、該制御装置の構成を第1図のフロー
チャート図に基づいて説明すると、1はカメラ前面側に
取り付けられた測光素子、2は該測光素子1の電圧信号
を増幅する測光IC,3は該増幅された電圧信号をA−D変
換するA−D変換回路で、図示しない電源スイッチをON
すると、測光素子1の出力が、A−D変換され、ディジ
タル回路4で演算(100)され、CPU5に入力される。
そして、図示しないレリーズボタンの押上げでレリー
ズスイッチ9がONされると(101)、CPU5はモータ駆動
回路6に出力信号を送信し、モータ7を正回転させ、前
述した手段によりミラー移動機構40を作動させ、ミラー
41を上昇させる(102)。
ミラー41の上昇過程におけるミラー41の上死点位置近
辺でミラーアップスイッチ11がONすると(103)、CPU5
内の図示しない遅延回路が計数を開始し(104)、所定
時間例えば20msec程度経過するとCPU5は出力信号をモー
タ駆動回路6に送出し、モータ7を停止する(105)。
この場合、前記ミラー移動機構40にモータ7の回転力
を伝達する上部減速歯車列20にはフリクション機構21が
介在している為に、前記上死点にミラー41を移動させた
後更に短時間モータ7が空転し、上記上死点位置におけ
るミラー41が安定するまでの間、ミラー41を上昇方向に
駆動する回転力が前記フリクション機構21を介して制動
力として付与され、これにより第4図に示すように、ミ
ラー41の上死点衝突時におけるバウンドを極力抑制する
事が出来る。
尚、制限時間以内にミラーアップスイッチ11がONしな
い場合、例えばミラー41が途中で停止した場合は、前記
モータ7がOFFし(111)、ミラー表示を行う(112)。
一方、前記モータ7の停止信号送出とほぼ同時に、言
い変えればミラー41が安定した後又はその直前に、図示
しないシャッタが開成し、該シャッタが開成してから露
光時間経過後、トランジスタ13をONさせてシャタ閉成用
マグネット14をOFFしシャッタを閉成させる。シャッタ
閉成と連動してシャッタ閉成検知スイッチ12がONし、こ
れによりCPU5は出力信号をモータ駆動回路6に送出し、
モータ7を逆回転し、一回転制限板24が一回転して前述
したフィルム巻上げ動作を行う(107)ことによりフィ
ルム17のコマ送りがなされた後、フィルム送り検知スイ
ッチ10がONする(108)。そしてフィルム送り検知スイ
ッチ10がONするとモータ7が停止し(109)、次の撮影
準備が完了する。
一方、フィルム17の巻上げが完了して一回転制限板24
が一回転途中で停止し、所定制限時間内にスイッチ10が
ONしない場合(110)においても、モータ7を強制的に
停止させ、該モータ7の破損を防止する。
尚、この場合はCPU5より信号を表示回路に送信し、そ
の旨図示しない表示板にて表示を行う。
「発明の効果」 以上記載の如く本発明によれば、可動ミラー41の上死
点の到達とモータ7の停止を完全に一致させる必要がな
く、逆にわざわざモータ7の停止のタイミングを送らせ
て、その間空転させ、撮影位置への可動ミラー41の移動
完了後も、可動ミラー41の上昇方向への駆動力の付与を
フリクション機構21を介して維持して、可動ミラー41の
上昇方向に回転駆動力を受ける前記フリクション機構21
により可動ミラー41のバウンドを抑制する方法を取る為
に、可動ミラー41のバウンドによる下降方向への反発回
動を前記フリクション機構21による上昇方向への駆動力
によって駆動することができ、短時間に効率の良い可動
ミラー41の撮影位置への停止を行うことができ、可動ミ
ラー41の確実なる移動及び停止が円滑に行える。
また、すみやか且つ確実に可動ミラー41のバウンドを
抑制し得るとともに、前記バウンド抑制手段として機能
する前記フリクション機能21をモータ7と可動ミラー41
間の歯車駆動系の任意の個所に取り付ける事が可能であ
る為に、レイアウト構成や機構が煩雑になる事なく容易
に小型化が達成出来る。
【図面の簡単な説明】
第2図は本発明の実施例に係る一眼レフレックスカメラ
のミラー駆動系の部品回りを示す斜視図、第3図は前記
カメラの駆動系に用いられる制御装置を示すブロック
図、第1図はその動作手順を示すフローチャート図であ
る。第4図は可動ミラー上昇時における作用説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−141615(JP,A) 特開 昭49−130223(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転力をミラー移動機構に伝達さ
    せる歯車列内にフリクション機構を介在させ,該フリク
    ション機構を介してモータの回転力によりファインダー
    観察位置から撮影位置に可動ミラーを移動させる一眼レ
    フレックスカメラの可動ミラー駆動方法において、 前記撮影位置への可動ミラーの移動完了後、更に所定時
    間前記モータの通電状態を維持せしめて、モータを空転
    させ、前記フリクション機構を介して可動ミラーの上昇
    方向に駆動力を付与し、可動ミラーのバウンドによる下
    降方向への反発回動を制御させた後に該モータを停止さ
    せるようにした事を特徴とする可動ミラー駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS532688B2 (ja) * 1973-04-13 1978-01-31
JPS6026203B2 (ja) * 1977-05-17 1985-06-22 京セラ株式会社 モ−タドライブカメラ
JPS59152430A (ja) * 1983-02-18 1984-08-31 Minolta Camera Co Ltd 一眼レフレツクスカメラのミラ−作動装置

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