JPH08303739A - ごみ処理装置 - Google Patents

ごみ処理装置

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JPH08303739A
JPH08303739A JP11285595A JP11285595A JPH08303739A JP H08303739 A JPH08303739 A JP H08303739A JP 11285595 A JP11285595 A JP 11285595A JP 11285595 A JP11285595 A JP 11285595A JP H08303739 A JPH08303739 A JP H08303739A
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JP
Japan
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temperature
air supply
catalyst
secondary air
heater
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Application number
JP11285595A
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English (en)
Inventor
Michihisa Yonekichi
通久 米吉
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみ処理装置において、ごみの焼却処理を繰
り返す中で発生する触媒の目詰まりによる未浄化ガスの
放出や、浄化器の損傷を防止することのできるごみ処理
装置を提供することを目的とする。 【構成】 二次エアー給気管31の内部に、温度が所定
値を越えた場合に、装置の電源を遮断する電源遮断装置
36を設け、触媒18が目詰まりして浄化器16の上流
29側に高温の未浄化ガスが滞留し、この熱エネルギー
によって触媒燃焼が妨げられて浄化機能が低下し、未浄
化の排ガスが放出されたり、触媒18の温度が異常上昇
し、浄化器16が損傷するのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はごみを加熱・焼却させる
ごみ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、台所に発生するごみ処理に関心が
高まり、ごみを焼却・減量するごみ処理装置が開発され
てきている。
【0003】従来、この種のごみ処理装置は、図7に示
すように上部に開閉自在な蓋101を有する燃焼炉10
2の内面に断熱性の炉材103を貼り巡らし、その側壁
面に外部へ連通する排気口104を設け、この排気口1
04の下流側には浄化ヒータ105、触媒106からな
る浄化器107を接続していた。
【0004】また、燃焼炉102の内底部には抵抗線形
電熱式の炉ヒータ108が内側に突設されており、この
炉ヒータ108の下端部に設けた端子部を燃焼炉102
の外側に臨ませていた。
【0005】また、燃焼炉102の内側には金属製の処
理容器109が炉ヒータ108の上に配置されており、
この処理容器109の底には炉ヒータ108を包み込む
筒部110が形成され、その筒部110の壁面には複数
の開口部111が設けられている。そしてこの開口部1
11から処理容器109内へ空気を流入させる給気口1
12を前記燃焼炉102の底面に設け、この給気口11
2に給気送風機113を接続させていた。
【0006】上記構成において、蓋101を開け、ごみ
114を処理容器109に投入し蓋101を閉めたの
ち、炉ヒータ108および浄化ヒータ105に通電する
と、炉ヒータ108の熱エネルギーによって、ごみ11
4が加熱、焼却されるとともに、このとき発生する排ガ
スを浄化器107によって無臭化、無煙化させたのち、
外部へ排出させるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のごみ
処理装置では、ごみの焼却処理を繰り返して行くと排ガ
スに含まれる粉塵によって触媒106のガス排出流路が
徐々に目詰まりして行き、そして浄化器107の上流側
に高温の未浄化ガスが滞留し、この熱エネルギーによっ
て触媒燃焼が妨げられて浄化機能が低下し、未浄化の排
ガスが放出されたり、触媒106の排ガスの流路が粉塵
によって完全に閉塞された場合には、触媒106の温度
が異常上昇し、浄化器が損傷するなどの課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、ごみ
の焼却処理を繰り返す中で発生する触媒の目詰まりによ
る未浄化ガスの放出や、浄化器の損傷を防止することの
できるごみ処理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のごみ処理装置に
上記目的を達成するための第1の手段は、開閉自在な蓋
および給気口と排気口を有した燃焼室内部に炉ヒータを
配設した燃焼炉と、この燃焼炉内部に配設され、ごみを
収納する処理容器と、前記給気口に連通接続され、前記
燃焼炉に空気を供給する一次エアー給気手段と、前記排
気口に連通接続され、前記燃焼炉で発生する排ガスを浄
化する触媒および前記触媒を加熱する浄化ヒータと前記
触媒の温度を検知する温度検知手段からなる浄化器と、
前記浄化器の上流側に二次エアー給気管を介して連通接
続され、前記浄化器に空気を供給する二次エアー給気手
段と、前記二次エアー給気手段の供給空気量を調節する
二次エアー調節手段と、前記炉ヒータ、前記浄化ヒータ
に通電および前記一次エアー給気手段、前記二次エアー
給気手段を起動するとともに、前記温度検知手段の検知
温度にもとづいて前記浄化ヒータの発熱量の調節および
前記二次エアー調節手段を作動させる制御手段とを備
え、前記二次エアー給気管内に、温度が所定値を越えた
場合には、装置の電源を遮断する電源遮断装置を設けた
構成とする。
【0010】また、上記目的を達成するための第2の手
段は、二次エアー給気管内の温度を検知する給気管内温
度検知手段と、燃焼炉に投入されたごみを所定時間燃焼
させたのち、温度検知手段の検知温度にもとづいて炉ヒ
ータへの通電を停止する燃焼工程と、この燃焼工程と所
定の時間をおいて前記浄化ヒータへの通電を停止すると
ともに、前記温度検知手段の検知温度にもとづいて前記
一次エアー給気手段および前記二次エアー給気手段を停
止する冷却工程と、この冷却工程を行ったのち、装置を
停止させる制御手段とを備え、前記制御手段を、前記燃
焼工程中に、前記給気管内温度検知手段の検知温度が所
定値を越えた場合には、前記燃焼工程終了の有無にかか
わらず前記冷却工程を行ったのち、装置を停止させる構
成とする。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、焼
却処理を繰り返して行くうちに、排ガスに含まれる粉塵
によって触媒が目詰まりしてくると、浄化器の上流側に
高温の未浄化ガスの一部が滞留し、この熱エネルギーに
よって二次エアー給気管内の温度が上昇して行き、その
温度が所定値を越えた場合には、電源遮断装置が装置の
電源を遮断することとなる。
【0012】また第2の手段の構成により、焼却処理を
繰り返して行くうちに、排ガスに含まれる粉塵によって
触媒が目詰まりしてくると、浄化器の上流側に高温の未
浄化ガスの一部が滞留し、この熱エネルギーによって二
次エアー給気管内の温度が上昇して行き、給気管内温度
検知手段の検知温度が所定値を越えた場合には、制御手
段が冷却工程を行ったのち、装置を停止させることとな
る。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1実施例について、図1〜図
3を参照しながら説明する。
【0014】図に示すように、燃焼炉1は金属あるいは
セラミックなどの耐熱性の高い材料で箱体状に形成され
上部に開閉自在な蓋2を有し、下面に給気口3と一側面
に排気口4とを有した燃焼室5内周面に、耐熱性が高く
断熱効果を有するセラミックファイバーなどの材料の断
熱性の炉材6を内張りし、ごみ7を加熱するための棒状
の炉ヒータ8を給気口3から燃焼室5内部に臨ませて設
けている。また燃焼炉1の内部には、椀状で、その底部
に炉ヒータ8を包み込む凹部9を有し、この凹部9の壁
面に複数の開口部10を設け、凹部9の下面開口部11
を給気口3に連通するように配置された処理容器12が
設けられ、蓋2を開けて投入されたごみ7が処理容器1
2内に貯留されるようになっている。そして燃焼炉1の
下部には、給気口3に給気管13の一方の端部を接続す
るとともに、給気管13のもう一方の端部に給気ポンプ
14を接続してなる一次エアー給気手段15が配設さ
れ、ごみ7の燃焼に必要な空気を送るようになってい
る。
【0015】また、燃焼炉1の排気口4には、後述する
浄化器16が連通して接続されており、この浄化器16
の後部には、排気管17が接続されている。前記浄化器
16の内部には、触媒18と、この触媒18を加熱する
浄化ヒータ19と、触媒18の温度を検知する熱電対よ
りなる第1の温度検知手段20および触媒18の下流側
の温度を検知する第2の温度検知手段21とが組み込ま
れている。
【0016】一方、排気管17の後部には、この排気管
17の外周を覆い、その排気口22を排気管17の排気
口23と同方向に開口した排気筒24を有した希釈ダク
ト25が設けられ、この希釈ダクト25の上流26側に
設けた開口部27には、希釈送風機28が連通して接続
されている。
【0017】また、浄化器16の上流側29には二次エ
アー給気口30が設けられ、この二次エアー給気口30
には、二次エアー給気管31の一方の開口部32が連通
して接続されている。そして前記希釈ダクト25の上流
側26と前記二次エアー給気管31のもう一方の開口部
33とを流量を3段階に調節する二次エアー調節手段3
4で連通して接続することによって、浄化器16の上流
29側に空気を供給する二次エアー給気手段35を構成
している。そして前記二次エアー給気管31の管内31
Aには、温度が所定値(110℃)を越えた場合には、
装置の電源を遮断する電源遮断装置36となる温度ヒュ
ーズが前記開口部32の近傍に設けられている。また、
前記電源遮断装置36のリード線36Aおよび36B
は、前記二次エアー給気管31の管壁を貫通して固定さ
れている。
【0018】そして、炉ヒータ8の下方には、この炉ヒ
ータ8、給気ポンプ14および浄化ヒータ19、第1の
温度検知手段20および第2の温度検知手段21、希釈
送風機28、二次エアー調節手段34と電気的に接続さ
れた制御手段37が設けられており、起動スイッチ(図
示せず)を作動させることによって炉ヒータ8および浄
化ヒータ19に通電し、給気ポンプ14および希釈送風
機28を運転する。同時に、第1の温度検知手段20の
検知温度にもとづいて浄化ヒータ19の通電・断電を行
って浄化ヒータ19の発熱量の調節、および二次エアー
調節手段34を作動させて二次エアー供給量の調節を行
い、触媒18を所定の温度(600℃〜700℃)に保
ち、燃焼炉1に投入されたごみ7を所定時間燃焼させた
のち、第2の温度検知手段21の検知温度が所定の温度
(500℃)まで降下した時点で炉ヒータ8への通電を
停止させる燃焼工程を行う。所定の時間をおいて浄化ヒ
ータ19の通電を停止し、これら熱源の停止にともなっ
て第1の温度検知手段20の検知温度が所定値(50
℃)まで降下したとき、給気ポンプ14および希釈送風
機28を停止する冷却工程を行って装置の運転の停止を
行うものである。
【0019】上記構成により、処理容器12にごみ7を
投入し、ごみ処理装置の運転を開始すると、炉ヒータ8
の発熱エネルギーによりごみ7が加熱され、一次エアー
給気手段15から供給される燃焼空気すなわち一次エア
ーによって燃焼・焼却される。
【0020】そして、触媒18の温度は、図3の実線A
に示すように燃焼工程AX開始後、短時間で620℃付
近まで上昇したのち、初期燃焼工程Taが終了するまで
の間(約120分)は比較的温度変化も少なく、その温
度は燃焼炉1内で発生する燃焼ガスが触媒18で正常に
再燃焼処理することのできる620℃前後で維持する。
初期燃焼工程Taを経過すると、ごみ7の燃焼がピーク
に達し、その温度も正常な700℃前後に上昇したの
ち、ふたたび620℃前後に低下して推移する。ところ
で、運転開始後Te時間(約180分)経過したのち、
ごみ7自身の燃焼は終了するが、そののち、図3の実線
Bで示す第2の温度検知手段21の検知温度、すなわち
触媒18で浄化された排ガスの温度が所定の温度(50
0℃)まで降下するまでのTf時間(約40分)の間、
遅延運転し、そののち、燃焼工程AXが終了する。
【0021】また、二次エアー給気管31の管内31A
の温度(開口部32の近傍の温度)は、図3の実線Cに
示すように、燃焼が進むにしたがって徐々に上昇し、ご
み7の燃焼のピーク付近にもっとも高い温度(約80
℃)まで上昇し、燃焼工程AXが終了したのちふたたび
下降する。そして燃焼工程AXにおいて燃焼炉1内部で
発生する排ガスは、排気口4を通過し浄化器16の触媒
18で確実に再燃焼処理され、無煙、無臭化されたの
ち、排気管17および排気筒24を通して外部へ排出さ
れる。さらに、燃焼工程AXが終わると炉ヒータ8の通
電が停止され、そののちTg時間(30分)をおいて浄
化ヒータ19の通電も停止され、これによって触媒18
の温度がしだいに低下していき、第1の温度検知手段2
0の検知温度が所定の温度(50℃)まで下がった時点
で、給気ポンプ14および希釈送風機28が停止されて
冷却工程BXが終了し、これをもって装置全体の運転が
終了することとなる。
【0022】そして、上記の焼却処理を繰り返して行く
うちに、燃焼ガス中に含まれる粉塵(例えば、ごみ7の
燃焼反応によって生成されるカルシウム化合物など)
が、触媒18の入口側に付着堆積し、いわゆる触媒18
の目詰まり現象が発生した場合には、燃焼工程AXのピ
ーク時に浄化器16の上流側29に高温の未浄化ガスが
滞留し、この熱エネルギーによって、触媒18および二
次エアー給気管31の管内31Aの温度が図3の破線D
および破線Eに示すように、異常に上昇して行き、二次
エアー給気管31の管内31Aの温度が、110℃を越
えると同時に電源遮断装置36が作動して装置の電源を
遮断することとなる。
【0023】このように本発明の第1実施例のごみ処理
装置によれば、ごみ7の焼却処理を繰り返して行くうち
に、排ガスに含まれる粉塵によって触媒18のガス排出
流路が徐々に目詰まりして行き、そして浄化器16の上
流29側に高温の未浄化ガスが滞留し、この熱エネルギ
ーによって触媒燃焼が妨げられて浄化機能が低下し、未
浄化の排ガスが放出されたり、触媒18の温度が異常上
昇し、浄化器16が損傷するのを防止することができ
る。
【0024】つぎに、本発明の第2実施例を図4〜図6
を参照しながら説明する。なお、上記第1実施例と同一
部分については同一番号を付し、その説明は省略する。
【0025】本第2実施例は上記第1実施例に対し、二
次エアー給気管31の管内31Aの温度(開口部32の
近傍の温度)を検知する給気管内温度検知手段38とし
てサーミスタを二次エアー給気管31の管内31A(開
口部32の近傍)に設け、この給気管内温度検知手段3
8の検知温度が、燃焼工程AX中に基準限界温度(10
0℃)を越えた場合には、制御手段37Aが、燃焼工程
AX終了の有無にかかわらず冷却工程BXを行ったの
ち、装置を停止させるとともに、燃焼炉1の外壁面に設
けた表示ランプ39を点灯させる点に特徴がある。
【0026】上記構成により、触媒18の目詰まり現象
が発生した場合には、上記第1実施例と同様に触媒18
および二次エアー給気管31の管内31Aの温度が図6
の破線Dおよび破線Eに示すように、異常に上昇して行
き、給気管内温度検知手段38の検知温度が、100℃
を越えると同時に制御手段37Aが、燃焼工程AXを中
断し、冷却工程BXを行ったのち、装置を停止させると
ともに、表示ランプ39を点灯させることによって異常
停止を警告することとなる。
【0027】このように本発明の第2実施例のごみ処理
装置によれば、上記第1実施例と同様、未浄化の排ガス
が放出されたり、触媒18の温度が異常上昇し、浄化器
16が損傷するのを防止することができ、しかも異常が
生じた場合には、高温になった触媒18等が、冷却工程
BX中に強制的に冷却されたのち、装置が停止するの
で、浄化器16の損傷をより確実に防止することができ
る。また装置が触媒18の目詰まりによって異常停止し
たことを表示ランプ39で容易に確認することができる
ので、ごみ処理装置の保守効率を向上させることができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、開閉
自在な蓋および給気口と排気口を有した燃焼室内部に炉
ヒータを配設した燃焼炉と、この燃焼炉内部に配設さ
れ、ごみを収納する処理容器と、前記給気口に連通接続
され、前記燃焼炉に空気を供給する一次エアー給気手段
と、前記排気口に連通接続され、前記燃焼炉で発生する
排ガスを浄化する触媒および前記触媒を加熱する浄化ヒ
ータと前記触媒の温度を検知する温度検知手段からなる
浄化器と、前記浄化器の上流側に二次エアー給気管を介
して連通接続され、前記浄化器に空気を供給する二次エ
アー給気手段と、前記二次エアー給気手段の供給空気量
を調節する二次エアー調節手段と、前記炉ヒータ、前記
浄化ヒータに通電するとともに、前記一次エアー給気手
段、前記二次エアー給気手段を起動させ、前記温度検知
手段の検知温度にもとづいて前記浄化ヒータの発熱量の
調節および前記二次エアー調節手段を作動させる制御手
段とを備え、前記二次エアー給気管内に、温度が所定値
を越えた場合には、装置の電源を遮断する電源遮断装置
を設けたので、触媒の目詰まりによる未浄化ガスの放出
や、異常燃焼による浄化器の損傷を防止できるごみ処理
装置を提供できる。
【0029】また、二次エアー給気管内の温度を検知す
る給気管内温度検知手段と、燃焼炉に投入されたごみを
所定時間燃焼させたのち、温度検知手段の検知温度にも
とづいて炉ヒータへの通電を停止する燃焼工程と、この
燃焼工程と所定の時間をおいて前記浄化ヒータへの通電
を停止するとともに、前記温度検知手段の検知温度にも
とづいて前記一次エアー給気手段および前記二次エアー
給気手段を停止する冷却工程と、この冷却工程を行った
のち、装置を停止させる制御手段とを備え、前記制御手
段を、前記燃焼工程中に、前記給気管内温度検知手段の
検知温度が所定値を越えた場合には、前記燃焼工程終了
の有無にかかわらず前記冷却工程を行ったのち、装置を
停止させる構成としたので、触媒の目詰まりによる未浄
化ガスの放出や、異常燃焼による浄化器の損傷をより確
実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のごみ処理装置の断面図
【図2】同浄化器の断面図
【図3】同運転経過時間と触媒温度との関係を示す特性
【図4】同第2実施例のごみ処理装置の断面図
【図5】同浄化器の断面図
【図6】同運転経過時間と触媒温度との関係を示す特性
【図7】従来のごみ処理装置の断面図
【符号の説明】
1 燃焼炉 2 蓋 3 給気口 4 排気口 5 燃焼室 7 ごみ 8 炉ヒータ 12 処理容器 15 一次エアー給気手段 16 浄化器 18 触媒 19 浄化ヒータ 20 第1の温度検知手段 21 第2の温度検知手段 31 二次エアー給気管 34 二次エアー調節手段 35 二次エアー給気手段 36 電源遮断装置 37 制御手段 37A 制御手段 38 給気管内温度検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23J 15/00 ZAB F23J 15/00 ZABH

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在な蓋および給気口と排気口を有
    した燃焼室内部に炉ヒータを配設した燃焼炉と、この燃
    焼炉内部に配設され、ごみを収納する処理容器と、前記
    給気口に連通接続され、前記燃焼炉に空気を供給する一
    次エアー給気手段と、前記排気口に連通接続され、前記
    燃焼炉で発生する排ガスを浄化する触媒および前記触媒
    を加熱する浄化ヒータと前記触媒の温度を検知する温度
    検知手段からなる浄化器と、前記浄化器の上流側に二次
    エアー給気管を介して連通接続され、前記浄化器に空気
    を供給する二次エアー給気手段と、前記二次エアー給気
    手段の供給空気量を調節する二次エアー調節手段と、前
    記炉ヒータ、前記浄化ヒータに通電するとともに、前記
    一次エアー給気手段、前記二次エアー給気手段を起動さ
    せ、前記温度検知手段の検知温度にもとづいて前記浄化
    ヒータの発熱量の調節および前記二次エアー調節手段を
    作動させる制御手段とを備え、前記二次エアー給気管内
    に、温度が所定値を越えた場合には、装置の電源を遮断
    する電源遮断装置を設けてなるごみ処理装置。
  2. 【請求項2】 二次エアー給気管内の温度を検知する給
    気管内温度検知手段と、燃焼炉に投入されたごみを所定
    時間燃焼させたのち、温度検知手段の検知温度にもとづ
    いて炉ヒータへの通電を停止する燃焼工程と、この燃焼
    工程と所定の時間をおいて前記浄化ヒータへの通電を停
    止するとともに、前記温度検知手段の検知温度にもとづ
    いて前記一次エアー給気手段および前記二次エアー給気
    手段を停止する冷却工程と、この冷却工程を行ったの
    ち、装置を停止させる制御手段とを備え、前記制御手段
    を、前記燃焼工程中に、前記給気管内温度検知手段の検
    知温度が所定値を越えた場合には、前記燃焼工程終了の
    有無にかかわらず前記冷却工程を行ったのち、装置を停
    止させる構成とした請求項1記載のごみ処理装置。
JP11285595A 1995-05-11 1995-05-11 ごみ処理装置 Pending JPH08303739A (ja)

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