JP2960104B2 - ごみ処理装置 - Google Patents

ごみ処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はごみを焼却・減量させるごみ処理装置に関す
るものである。
従来の技術 近年、家庭から発生するごみを焼却して容量を小さく
し、容易にごみの処理ができるようにする要求が高まっ
てきている。
従来この種のごみ処理装置は、第3図に示すように上
部の開閉自在な蓋101を有する燃焼炉102の内面に耐熱性
の炉材103を貼り巡らし、その壁面に外部へ連通する排
気口104を設け、この排気口の下流側には浄化器105を接
続している。また浄化器105内には排気の温度を検知す
る温度検知手段106が組み込まれている。そして、前記
燃焼炉102の内底部には、先端が内部に突出するように
ヒーター107が固定され、そのヒーター107の端子部は燃
焼炉102の外側に突出している。そして前記燃焼炉102の
内部には金属性の処理容器108を前記ヒーター107の上に
置いている。また、処理容器108の底にはヒーター107を
包み込む筒部109が形成され、その筒部109の壁面には開
口部110が設けられている。そしてこの開口部110から処
理容器108内へ空気を流入させる給気口111を前記燃焼炉
102の底面に設け、流量調節弁112を備えた接続管113を
介して前記給気口111に連通した給気装置114を備えてい
る。また給気装置114は、浄化エアー供給管115を介して
前気浄化器105の上流側に連通しており、これらは外装
ケース116内に納められていた。
そして、蓋101を開け、ごみ117を投入し蓋101を閉め
た後ヒーター107に通電すると、ヒーター107の熱エネル
ギーによりごみ117が加熱,焼却され発生した排ガスは
浄化器105によって浄化され排出されていた。また焼却
に必要な空気は接続管113を介して給気装置114より燃焼
炉102内へ送風され、浄化に必要な空気は浄化エアー供
給管115を介して浄化気105内へ送風されていた。装置の
動作は、マイクロコンピュータ(図示せず)により制御
されるものであり、まず浄化器105と給気装置114を動作
させ、浄化器105を十分な機能状態にしてからヒーター1
07を動作させ、焼却終了判定手段からの信号によりヒー
ター107と浄化器105を停止して焼却処理を終了させ、そ
の後流量調節弁112を駆動させ、風量を増加して装置を
送風冷却し、温度検知手段114を停止するものであっ
た。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、運転スタート後都合によ
り処理の途中で運転を停止したいときや、いつまでも燃
え続ける処理物等に対し予め設定した焼却上限時間に達
したため強制的に運転を停止させるとき、また処理の途
中で停電し燃焼炉102内が熱いときに停電が復帰したと
きなど、燃焼炉102内が熱く内部に燃え残りがある場
合、装置をどのように安全かつ早期に冷却して再び運転
出来るようにするかという課題があった。すなわち上記
の場合に冷却の行程に移すと流量調節弁112が駆動し風
量が増加して、燃え残りのごみ117が急激に燃焼し、浄
化器105内などの温度が著しく上昇するため、耐久性が
損なわれるほか、多量の排ガスが発生するため浄化しき
れず、煙りやススが発生するという課題があった。ま
た、全く処理をしないでそのまま放置し、自然に冷却す
るのを待つ方法もあるが、時間がかかりすぎて実用的で
はないという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、強制的に
運転を停止させるときや、処理中に停電し、内部が熱い
うちに復帰したときでも、安全かつ早期に運転を停止で
きるごみ処理装置を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、開閉自在な蓋と
ごみ加熱用の炉ヒーターと排気口を有する燃焼炉と、前
記排気口に連通して設けた浄化器と、この浄化器温度検
知手段と、前記燃焼炉内への給気風量を炉内を早期に冷
却する大風量と、ごみを熱分解させる小風量とに増減さ
せる風量調節弁を設けた接続管と、この接続管を介し前
記燃焼炉と連通して設けた給気装置と、前記温度検知手
段が検知した温度の信号と、運転停止の信号や停電復帰
の信号とに基づき、前記流量調節弁を小風量とし、前記
炉ヒーターへの通電を停止し、前記浄化器を動作し、所
定の時間後、前記流量調節弁を大風量とし、前記炉ヒー
ターへの通電を停止したまま、前記浄化器の動作を停止
させる制御手段とを備えた構成としたものである。
作用 この構成により、強制的に運転を停止させるときや、
処理中に停電し、内部が熱いうちに復帰したとき、燃焼
炉内に燃え残りがあっても、燃焼炉内へは、燃焼可能な
ほどの酸素が供給されないため、たとえ炉内が高温であ
っても急激な燃焼は発生せず、炉ヒーターへの通電が停
止されるため燃え残りは所定の時間内に鎮火することと
なる。一方鎮火の過程で発生する分解ガスは浄化器で浄
化されることとなる。その後前記炉ヒーターへの通電は
停止したまま、前記浄化器の動作を停止させ、流量調節
弁を大風量とするため、鎮火した燃え残りや装置は冷却
されることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図にもと
づき説明する。なお従来例と同一部分には同一番号を付
し、その詳細な説明は省略する。図に示すように、制御
装置1として、温度検知手段106が検知した温度の信号
と、運転停止の信号や停電復帰の信号とに基づき、前記
流量調節弁112を小風量とし、前記炉ヒーター107への通
電を停止し、前記浄化器105を動作し、所定の時間後、
前記流量調節弁112を大風量とし、前記炉ヒーター107へ
の通電を停止したまま、前記浄化器105の動作を停止さ
せる制御手段2を備えた構成としたものである。
以上のように構成されたごみ処理装置の動作につい
て、第2図のフローチャートを用いて説明する。
運転がスタートした後で、運転を強制停止する信号
や、停電後復帰した信号がでると、温度判定手段3によ
り温度検知手段106からの信号に基づき、内部が熱いか
否かの判定を行う。そして、内部が熱くなければスター
ト待機となる。内部が熱いときは動作制御手段4により
炉ヒーター107への通電を停止し、流量調節弁112を小風
量とし、浄化器105を動作状態とする。このため燃焼炉1
02内に燃え残りがあっても、燃焼炉102内へは、燃焼可
能な酸素が供給されないため、たとえ燃焼炉102内が高
温であっても急激な燃焼は発生せず、さらに炉ヒーター
107への通電が停止されるため燃え残りは予めごみの種
類や量の各種条件下で検討した結果鎮火するとして決定
された所定の時間内に鎮火することとなる。一方鎮火の
過程で発生する分解ガスは浄化器105で浄化されること
となる。つぎに時間判定手段5により所定の時間が経過
したか否かの判定をおこない、所定時間が経過すれば、
動作制御手段6により炉ヒーター107への通電は停止し
たまま、浄化器105の動作を停止させ、流量調節弁112を
大風量とする。このとき燃焼炉102内は、既に鎮火して
おり装置は冷却されることとなる。そして温度判定手段
7により温度検知手段106からの信号に基づき、冷却し
たか否かの判定を行い冷却すると運転を停止するもので
ある。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば、焼却処理中のごみを鎮火させてから冷却する構成
としたため、強制的に運転を停止させるときや、処理中
に停電し、内部が熱いうちに復帰したときでも、安全か
つ早期に運転を停止できるごみ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すごみ処理装置の縦断面
図、第2図は同実施例の動作の手順を示すフローチャー
ト、第3図は従来のごみ処理装置を示す縦断面図であ
る。 2……制御手段、101……蓋、102……燃焼炉、104……
排気口、105……浄化器、106……温度検知手段、107…
…炉ヒーター、112……流量調節弁、113……接続管、11
4……給気装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在な蓋とごみ加熱用の炉ヒーターと
    排気口を有する燃焼炉と、前記排気口に連通して設けた
    浄化器と、この浄化器に送られる排気流の温度を検知す
    る温度検知手段と、前記燃焼炉内への給気風量を炉内を
    早期に冷却する大風量と、ごみを熱分解させる小風量と
    に増減させる風量調節弁を設けた接続管と、この接続管
    を介し前記燃焼炉と連通して設けた給気装置とを備え、
    前記温度検知手段が検知した温度の信号と、運転停止の
    信号や停電復帰の信号とに基づき、前記流量調節弁を小
    風量とし、前記炉ヒーターへの通電を停止し、前記浄化
    器を動作し、所定の時間後、前記流量調節弁を大風量と
    し、前記炉ヒーターへの通電を停止したまま、前記浄化
    器の動作を停止させる制御手段とを設けたごみ処理装
    置。
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