JPH0830372A - 座標指示装置 - Google Patents

座標指示装置

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JPH0830372A
JPH0830372A JP16183094A JP16183094A JPH0830372A JP H0830372 A JPH0830372 A JP H0830372A JP 16183094 A JP16183094 A JP 16183094A JP 16183094 A JP16183094 A JP 16183094A JP H0830372 A JPH0830372 A JP H0830372A
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Masahiro Saito
雅弘 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標指示装置に関し、常時指示状態の異常座
標を無視する処理を高速化することを目的とする。 【構成】 入力盤(30)を備え、該入力盤から指示不指示
を表す座標対応のビットデータを取得して、該入力盤上
指示された位置の座標を検出する座標指示装置であっ
て、前記ビットデータを含む座標データをアドレスとし
て、該座標データが格納される変換テーブル(31)と、該
入力盤の無指示状態における該ビットデータを取得する
検索部(32)と、前記検索部により得られた一連のビット
データに基づき指示状態の座標の有無を検出し、該変換
テーブルのビットデータのうち、指示状態の座標のビッ
トデータを不指示状態のビットデータに置換する置換部
(33)とを備え、得られた前記座標データを該変換テーブ
ルにより変換して、常時指示状態の異常座標を無効化し
た座標データを得るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタイザ,タッチ
パネル等の座標指示装置の改良に関する。例えば、透明
電導材をマトリックス状に配列し、X軸とY軸とが接触
した接点(座標)を検出するタッチパネルにおいて、1
つのキーを複数接点で構成する場合等では、許容数以下
の接点が接触状態にある不良パネルであっても、この接
点を無視することにより、指示された位置の座標が検出
できるようにしている。
【0002】このため、電源投入時等において、入力盤
を走査して接触状態の座標を検出,記憶しておき、接点
座標を得るごとに、常時接触状態の異常座標を除去する
処理が行われている。
【0003】しかし、従来では、この処理をプログラム
で実施していたため処理が遅く、入力盤上タッチして
も、応答が遅いといった課題があった。このため、接触
状態の座標を無視する処理を速やかに行う座標指示装置
が求められている。
【0004】
【従来の技術】図6は従来例の構成図で、入力盤として
表示画面上に張り付けられたタッチパネルを例として説
明する。タッチパネル1は、透明電極がマトリックス状
に形成され、タッチパネル1を押下(指で触れる)する
ことにより、その押下した下面に表示されているメニュ
ー等が入力されるもので、タッチパネル1の座標と表示
画面の座標とが対応付けられている。
【0005】図6に示すタッチパネル1は、縦横(X,
Y軸)3本の電極から構成されたもので、これにより
〜の9座標が指示できる。この縦横各3本の電極は、
常時は無接触状態で、例えば、〜の位置のいずれか
を指で押下することにより、X軸,Y軸の電極がその位
置でのみ接触するように構成されている。この場合、そ
れぞれ1か所を押下することにより所定キー押下と認識
される場合もあり、また複数箇所で所定のキーを表し、
そのうちのいずれか1つでも押下されると対応するキー
が押下されたとする場合もある。
【0006】ここで、セレクタ3は、所定幅のクロック
を、中央処理装置CPU4の指示により、Y軸電極Y
0,Y1,Y2にそれぞれ繰り返し走査出力するもの
で、それぞれオープンコレクタ出力を持つ。
【0007】一方、X軸電極にはそれぞれプルアップ抵
抗Rが接続されており、無指示時には、X軸出力は電圧
V0 (以下"1" とする)である。そしてY軸が走査され
るタイミングでY軸とX軸が接触している場合はX軸か
ら0v(以下"0" )が出力される。
【0008】ゲート2は、Y0,Y1,Y2の出力と、
X軸電極X0,X1,X2の出力とを、CPU4からの
アドレスにより、データバス50にビットデータ(Y2,
Y1,Y0,X2,X1,X0)として出力〔以下、電
極Y2のデータは(Y2)のごとく表す〕するもので、
Y2,Y1,Y0を1走査することにより、〜,
〜,〜並列の、それぞれ指示不指示を表すビット
データ(1走査分のビットデータをパターンデータと称
する)が、Y軸座標を表すデータ(Y2,Y1,Y0)
とともにゲート2から順次出力される。
【0009】図6の検出データメモリ5の内容は、ゲー
ト2から出力されて格納されたパターンデータ〔(a),
(b),(c)で1走査〕を示したものである。(1) は無押下
のときを表したもので、パターンデータ中のX2,X
1,X0出力はオール"1" (オフ)になる。
【0010】いま、の位置でX軸とY軸とが接触して
いると、(2) に示すようなパターンデータが得られ、ビ
ット対応により、が押下されていることが認識でき
る。しかし、このが何らかの原因で常時接触している
異常状態とすると、この状態でが押下されると(3) に
示すようなパターンデータとなって、とが同時に押
下されたことになる。これは通常はエラーとなる。
【0011】しかし、座標は不良接点座標として無視
するものとすると、のデータが排除されてが押下さ
れたと認識される。この処理を行うため、電源投入時等
において、無押下状態で初期走査を行ってパターンデー
タを取得し、このパターンデータと動作時のパターンと
の比較照合を行う。
【0012】いまの場合、初期パターンとして(2) のパ
ターンデータが得られるから、X2,X1,X0データ
中に"0" のある座標データ(ここでは2D,16進表
示)を故障座標として故障座標メモリ6に〔2D〕を格
納する。
【0013】そして、座標検出動作ごとに、先ず、デー
タ〔2D〕を故障座標メモリ6より取り出して故障ライ
ン(Y1軸)を確認し、得られた(a),(b),(c) の検出デ
ータのうちのY1軸のデータ、ここでは(b) の検出デー
タ中の対応する座標のビットデータ"0" を"1" に置き
換えた後、押下された座標の検出処理(ビット"0"の
座標検出)を行う。
【0014】以上により、座標が接触故障であって
も、他の座標押下を検出することが可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
故障座標を無視するために、予め接触故障座標を検出
し、通常動作で得られたパターンデータを、その都度こ
の故障座標と比較して修正した後、座標検出を行ってい
る。
【0016】この修正は、CPU4によるプログラム動
作で行っており、1パターンデータ取得する度に、例え
ば、対応するラインのデータとの間で排他的オア命令を
実行して、故障部分の"0" 出力を"1" に置換する等して
いたため、処理に時間がかかっていた。
【0017】また、故障は〜の各接点のみではな
く、X軸の検出系、例えばリード線,ゲート2等が接地
故障して"0" になる場合があり、この故障と、あるX軸
がすべてY軸と接触している故障とは区別できないとい
った課題があった。
【0018】本発明は、上記課題に鑑み、故障座標およ
び故障検出軸を検出し、この検出した座標,検出軸を無
視する処理を高速で行う座標指示装置を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の座標指示装置は、図1の本発明の原理図に
示すように、 (1) 入力盤30を備え、該入力盤から指示不指示を表す座
標対応のビットデータを取得して、入力盤上指示された
位置の座標を検出する座標指示装置であって、前記ビッ
トデータを含む座標データをアドレスとして、該座標デ
ータが格納される変換テーブル31と、入力盤30の無指示
状態における前記ビットデータを取得する検索部32と、
前記検索部32により得られた一連のビットデータに基づ
き指示状態の座標の有無を検出し、変換テーブル31のビ
ットデータのうち、指示状態の座標のビットデータを不
指示状態のビットデータに置換する置換部33とを備え
る。 (2) また、走査線と検出線とをマトリックス状に配列し
た入力盤を備え、該走査線を走査するごとに各検出線よ
り指示不指示を表す座標対応のビットデータを取得し
て、該入力盤上指示された位置の座標を検出する座標指
示装置においては、前記ビットデータを含む座標データ
をアドレスとして、該座標データが格納される変換テー
ブルと、該入力盤の無指示状態時において、該走査線を
走査して該検出線からビットデータを取得する検索部
と、前記検索部により検出された一連のビットデータに
基づき指示状態の座標の有無を検出し、該変換テーブル
のビットデータのうち、指示状態の座標のビットデータ
を不指示状態のビットデータに置換する置換部とを備え
る。 (3) 上記(2) において、無走査時のビットデータを検出
する手段を備え、該ビットデータから指示状態の座標を
検出して前記置換処理を行うように構成する。 (4) 上記(2) または(3) において、該検出線の出力を禁
止または許可するゲートと、無指示状態で指示状態を示
すビットデータが検出された検出線に対応する該ゲート
を制御して、該検出線の出力を無効にするゲート制御部
とを備え、不指示ビットデータが検出された検出線から
の出力を該ゲートにより無効化制御を行うように構成す
る。
【0020】
【作用】
(1) 指示不指示を表すビットデータを含む座標データを
アドレスとして、その座標データ中の故障座標を無視し
た座標データを変換テーブル31に格納しておく。
【0021】そして、入力盤から得られた座標データを
この変換テーブル31により変換すると、故障座標を無視
した所望の座標データを得ることができる。この変換テ
ーブル31はメモリに格納することができ、従来のプログ
ラムによる処理と比較して、高速に読み出すことができ
る。
【0022】この変換テーブル31を作成するため、検索
部32は、入力盤30の無指示状態において、座標対応の指
示不指示を表すビットデータを取得し、置換部33は、得
られたこれらのビットデータに基づき指示状態の座標の
有無を検出し、変換テーブル31に初期設定された座標デ
ータのうち、指示状態の座標のビットデータを不指示状
態のビットデータに置換する。 (2) 走査線(例えばY軸)と検出線(例えばX軸)とを
マトリックス状に配列した入力盤を使用した場合も同様
に実現できる。
【0023】この場合は、入力盤の無指示状態時におい
て、検索部は、走査線を走査して検出線からビットデー
タを取得し、置換部は、得られた一連のビットデータよ
り、指示状態の座標のビットデータを不指示状態のビッ
トデータに置換する。
【0024】これにより、上記(1) と同じ変換動作が行
われ、且つ同じ効果が得られる。 (3) 上記(2) において、検索部は無走査時のビットデー
タを検出し、置換部はこのビットデータから指示状態の
座標を検出して同じ置換処理を行う。これにより、故障
検出線の出力を無視することができる。 (4) なお、上記変換テーブル31を使用する代わりにゲー
トを使用しても同じ効果が得られる。
【0025】即ち、検出線の出力を禁止または許可する
ゲートを設け、ゲート制御部が故障座標のビットデータ
出力のタイミングでこのゲートを制御して、故障座標の
指示出力を不指示出力にする。
【0026】以上のごとく、メモリに設けた変換テーブ
ル31またはゲートにより、故障座標の検出出力を無視
する処理の高速化が達成できる。
【0027】
【実施例】図2は一実施例の構成図、図3は置換動作フ
ローチャート図、図4は変換テーブル例を表す図、図5
は他の実施例の構成図である。なお、全図を通じて同一
符号は同一対象物を表す。
【0028】本実施例では、図1の入力盤30として、従
来例で示したタッチパネルを用いた場合を説明する。図
2において、10はタッチパネルで、例えば複数(ここで
は3本)の透明電極がそれぞれ並行に塗布された2枚の
フィルムを、互いの電極が直交するように、スペーサ等
で所定の間隔を保持しつつ張り付けたような構造を成す
もので、複数のY軸電極(駆動線,Y2,Y1,Y0)
と、複数のX軸電極(検出線,X0,X1,X2)とが
マトリックス状に、且つ電極面が相対するように配置さ
れた構造となっている。そして、その交叉位置を押下す
ることにより、その位置のX軸電極とY軸電極のみが接
触し、〜の9座標が個別に指示できる構成となって
いる。
【0029】11はセレクタで、所定幅, 所定周期のパル
ス信号から、CPU12からのセレクト信号により、Y軸
電極Y0,Y1,Y2,および(Y3)に供給する走査
信号を生成する。なお、(Y3)は仮想的なY軸で、こ
の(Y3)が走査されているときはタッチパネル10には
走査信号は出力されない。なお、このセレクタ11は、カ
ウンタでも構成できる。
【0030】走査信号は、セレクタ11の出力が所定時間
オン("0" )となる信号で、X軸はプルアップ抵抗Rに
より無接触状態ではオフ"1" の状態にあり、このオンと
なったY軸と接触したX軸がこの走査信号によりオンと
なる。
【0031】15はアドレスセレクタで、CPU12の出力
するセレクト信号Sにより、アドレスバス51a (B0〜
B5)と、Y電極Y2,Y1,Y0およびX電極X2,
X1,X0から構成されるアドレスバス51(A5〜A
0) のいずれか一方のアドレスバスをアドレスバス51
に接続する。
【0032】16は変換テーブルで、後述するように、座
標データ(Y2,Y1,Y0,X2,X1,X0 )をアドレスデータとし
て、その座標データ(Y2,Y1,Y0,X2,X1,X0)が格納される
もので、タッチパネル10が正常な場合は、タッチパネル
10から得られる座標データ(Y2,Y1,Y0,X2,X1,X0)がその
まま変換テーブル16からデータバス50に出力される。
【0033】そして、後述するように、接触状態の座標
が存在すると、変換テーブル16の内容のうち、その座標
に対応するビットデータ( "0" ) は無接触を表すデータ
( "1" ) に置換される。つまり、この場合は、タッチパ
ネル10から得られたデータとは異なるデータ(故障座標
のビット"0" が"1" に変換されたもの、アドレスはその
ビットが"0" ) がデータバス50に出力される。
【0034】12は中央処理装置CPUで、プログラムで
構成される初期設定部13, 置換部14が図示省略した内部
メモリに格納されており、これら各部がCPU12内のプ
ロセッサにより動作してテーブルの置換動作が行われ
る。ここで、初期設定部13は、前述したように、CPU
12の内部メモリに登録されている〜の座標データを
変換テーブル16に初期設定する。
【0035】置換部14は、変換テーブル16に初期値が格
納された後に動作し、置換指令により無指示状態(指等
でタッチしない状態)のタッチパネル10が走査駆動され
てX軸から得られたビットデータにより、接触状態の座
標を検出し、変換テーブル16のうちのその座標に対応す
るビットデータ"0" を無指示状態を表す所定のデータ"
1" に置換する。
【0036】以下、変換テーブル16について説明する。
タッチパネル10はY軸方向に走査されて、走査ごとにX
軸から"0" ,"1" の走ビットデータが検出されるから、
Y軸データ(Y2,Y1,Y0)は走査線を表わし、X
軸データ(X2,X1,X0)の各ビットは、座標対応
で指示(接触"0" ) ,不指示(非接触"1" )を表すデー
タを表わす。
【0037】例えば、データ(110110)=(3
6)〔16進表示〕は、Y0が走査されているとき、X0
="0" ,X1="1" ,X2="1" を表し、図2のが押
下されたと判別する。
【0038】変換テーブル16は、上記の例で説明する
と、アドレス(110110)にデータ(11011
0)を格納しているもので、今の場合、座標は正常で
あるから、Y0が走査された時点で、アドレスバス51b
に(110110)が出力され、データバス50にデータ
(110110)が出力される。
【0039】図4(a) は変換テーブル16に初期値が格納
された状態を示している。このテーブルは、X軸出力
(アドレス)のあらゆる組合せについて、対応するデー
タ(X軸出力)を格納したもので、例えば(11001
0)=(32)は、座標ととが同時に押下された状
態を表している。なお、このような場合は、指示座標不
定と判定される。また、(111111)=(3F)の
ときは、無走査状態(ここではY3走査時)で、且つX
軸から"0" が検出されないことを表す。
【0040】図4(b) は、X0軸が、Y軸とは接触して
いないが、何らかの理由で"0" になった場合の置換例を
示したものである。例えば、Y3を走査("0" )したと
き、(X2,X1,X0)=(111)である筈である
が、(X2,X1,X0)=(110)となって、(1
11110)=(3E)がデータバス50に出力される。
このような状態を検出したとき、(X0は"1" になるこ
とはない)ということから、X0="1" として、アドレ
ス(11110)にデータ(3F) (無指示状態)を書
き込む。
【0041】同様にして、X0="0" となっているアド
レスの内容を、他のビットが同一でX0のみ"1" となっ
ているアドレスの内容と同一(複写)にする。この結
果、図4(b) において、例えばアドレス(10101
0)の内容は本来(101010)=(2A)である
が、(101011)=(2B)に置換される。このこ
とは、が押下されたとき、が接触状態でアドレスが
(101010)であっても(2B)が読み出され、
のみが押下されていると判定される。
【0042】図4(c) は、ある座標点〔とする〕でX
軸とY軸とが接触している場合の置換例を示したもので
ある。このときは、Y1="0" のときのみ、(X2,X
1,X0)=(101)となるから、アドレス(101
101)のデータ(101101)=(2D)を(10
1111)=(3F)(指示されていない)に置換す
る。
【0043】以上のごとく、変換テーブル16を変更する
ことにより、引出し線が接地状態である等の異常状態の
X軸およびXY電極が接触状態の座標を無視することが
可能となる。しかも、X軸から得られたデータをアドレ
スとして直接置換した座標データが出力されるので、処
理が高速化される。
【0044】以上の構成において、例えば電源投入時点
等において、次のような動作が行われる。図3参照 (1) 初期設定部13は、セレクト信号Sにより、アドレス
バス51の出力をアドレスバス51a に切り替えて、座標デ
ータの初期値を変換テーブル16に格納する。 (2) 次に置換部14は、アドレスセレクタ15をタッチパネ
ル10側に切替えて、置換動作を開始する。
【0045】先ず、Y3を"0" 、つまりY2,Y1,Y
0をオール"1" する。(3F)がデータバス50より出力
されると、X軸は正常であるから、(4) に進む。 (3) (3F)以外のデータならば、"0" が出力されてい
るX軸を検証し、そのX軸のビットが"0" のアドレス
に、そのビットのみ異なるアドレスの内容を読出して書
き込む。この動作をそのX軸が"0" のアドレスのすべて
について実施する。 (4) 次に、Y2を"0" にし、データバス50から対応する
座標データを読み出す。このとき、(3F)ならば正常
であるから、Y2に関する置換動作を終了する。(3
F)でなければ、そのアドレスに(3F)を書き込む。
【0046】以上の動作をY1,Y0をそれぞれ"0" に
して行う。以上により、例えば、電源投入ごと, リセッ
ト操作ごと、変換テーブル16の内容が置換される。 〔他の実施例〕本実施例は、変換テーブル16の代わりに
ゲート22を使用して異常X軸を無視する例を示す。
【0047】図5において、X2軸が常に"0" となる異
常が検出されるとすると、レジスタ21に、オア回路22の
うちのX2軸に接続されているオア回路22の一方の入力
を"1" にする。
【0048】これにより、X2軸は常に"1" となり、こ
のX2軸上の座標は無視される。以上は、マトリックス
の検出軸について示したが、走査に同期してレジスタ21
の内容を変更すると、各座標点の接触状態を無視する回
路を構成することは容易である。
【0049】以上のごとく、変換テーブル16、またはオ
アゲート22によりハード的に異常座標または異常軸を無
視することができ、処理が高速化される。なお、以上の
実施例では、3×3のマトリックス構造について示した
が、その数に限られるものではない。XY軸の数が増大
するに従って、マトリックス構成を複数の区分に分割
し、その区分を表すアドレス情報を追加すれば容易に変
換テーブル16を実現することができる。
【0050】以上は直接接触するタッチパネルを使用し
た例を示したが、入力盤を使用して座標を指示するもの
であれば、磁気的, 光学的にセンスする等のセンス方法
に限ることはないことは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上のごとく、本発明は、変換テーブル
16、またはゲートによるハードで異常座標または異常軸
を無視するようにしたので、故障座標を無視する処理が
高速化されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 一実施例の構成図
【図3】 補正動作フローチャート図
【図4】 変換テーブル例を表す図
【図5】 他の実施例の構成図
【図6】 従来例の構成図
【符号の説明】
1 タッチパネル 2 ゲート 3 セレクタ 4 中央処
理装置CPU 5 検出データメモリ 6 故障座
標メモリ 10 タッチパネル 11 セレク
タ 12 中央処理装置CPU 13 初期設
定部 14 置換部 15 アドレ
スセレクタ 16 変換テーブル 20 中央処
理装置CPU 21 レジスタ 22 オア回
路 30 入力盤 31 変換テ
ーブル 32 検索部 33 置換部 50 データバス 51a, 51b
アドレスバス R プルアップ抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力盤を備え、該入力盤から指示不指
    示を表す座標対応のビットデータを取得して、該入力盤
    上指示された位置の座標を検出する座標指示装置であっ
    て、 前記ビットデータを含む座標データをアドレスとして、
    該座標データが格納される変換テーブルと、 該入力盤の無指示状態における前記ビットデータを取得
    する検索部と、 前記検索部により得られた一連のビットデータに基づき
    指示状態の座標の有無を検出し、該変換テーブルのビッ
    トデータのうち、指示状態の座標のビットデータを不指
    示状態のビットデータに置換する置換部とを備え、該入
    力盤から得られた前記座標データを該変換テーブルによ
    り変換して常時指示状態の異常座標を無効化した座標デ
    ータを得ることを特徴とする座標指示装置。
  2. 【請求項2】 走査線と検出線とをマトリックス状に
    配列した入力盤を備え、該走査線を走査するごとに各検
    出線より指示不指示を表す座標対応のビットデータを取
    得して、該入力盤上指示された位置の座標を検出する座
    標指示装置であって、 前記ビットデータを含む座標データをアドレスとして、
    該座標データが格納される変換テーブルと、 該入力盤の無指示状態時において、該走査線を走査して
    該検出線からビットデータを取得する検索部と、 前記検索部により得られた一連のビットデータに基づき
    指示状態の座標の有無を検出し、該変換テーブルのビッ
    トデータのうち、指示状態の座標のビットデータを不指
    示状態のビットデータに置換する置換部とを備え、該入
    力盤より得られた前記座標データを該変換テーブルによ
    り変換して常時指示状態の異常座標を無効化した座標デ
    ータを得ることを特徴とする座標指示装置。
  3. 【請求項3】 無走査時のビットデータを検出する手
    段を備え、該ビットデータから指示状態の座標を検出し
    て前記置換処理を行うことを特徴とする請求項2記載の
    座標指示装置。
  4. 【請求項4】 該検出線の出力を禁止または許可する
    ゲートと、 無指示状態で指示状態を示すビットデータが検出された
    検出線に対応する該ゲートを制御して、該検出線の出力
    を無効にするゲート制御部とを備え、不指示ビットデー
    タが検出された検出線からの出力を該ゲートにより無効
    化制御を行うことを特徴とする請求項3または請求項4
    記載の座標指示装置。
JP16183094A 1994-07-14 1994-07-14 座標指示装置 Withdrawn JPH0830372A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012503324A (ja) * 2008-09-19 2012-02-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電子織物及び電子織物の機能領域を決定する方法
JP2012234472A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Renesas Sp Drivers Inc 半導体装置及びデータ処理システム

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