JPH08302808A - 大型pc壁版の接合方法 - Google Patents

大型pc壁版の接合方法

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JPH08302808A
JPH08302808A JP7110851A JP11085195A JPH08302808A JP H08302808 A JPH08302808 A JP H08302808A JP 7110851 A JP7110851 A JP 7110851A JP 11085195 A JP11085195 A JP 11085195A JP H08302808 A JPH08302808 A JP H08302808A
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JP
Japan
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slab
wall
concrete
wall slab
layer side
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JP7110851A
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English (en)
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Tatsu Tatsuno
達 辰濃
Moriji Hazama
盛二 狭間
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Taisei Corp
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Taisei Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【目的】上層側の大型PC壁版の建込み位置調整をほと
んど不要として上層側及び下層側の大型PC壁版どうし
を接合する大型PC壁版の接合方法である。 【構成】大型PC壁版15を、鉄筋19の端部を上面1
6及び下面17から突出させず、コンクリート版内部を
建て込み方向に延在して上面及び下面で開口する空洞穴
26を形成した構造とする。先ず、先行して建て込んだ
下層側の大型PC壁版15Aの空洞穴26aに、鉄筋籠
28の下端側を挿入する。次いで、前記空洞穴に接合用
コンクリート38を打設埋設する。また、下層側の大型
PC壁版の上面に所定高さの床スラブコンクリート39
を打設し、この床スラブコンクリートから上方に前記鉄
筋籠の上端側を突出させる。そして、上層側の大型PC
壁版15Bの空洞穴26bに、前記鉄筋籠の上端側を挿
入し、上層側の大型PC壁版の空洞穴から前記鉄筋籠に
向けて接合用コンクリート34を打設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚壁の構造体を施工す
るために、コンクリート版の板厚を厚く設定したプレキ
ャスト鉄筋コンクリート製の大型PC壁版を上下方向に
建て込み接合していく方法である。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子力発電所等の施設は、高度
の耐震性及び遮へい性を要求するために壁厚を厚く設定
したコンクリート構造体として施工される。このような
コンクリート構造体を施工する際には、例えば、特開平
6−299718号公報に記載されているPC版(プレ
キャスト鉄筋コンクリート製の矩形版)を壁材として用
いる工法が知られている。
【0003】この工法に使用されているPC版は、図1
2に示すように、壁厚Hを30〜150cmに設定した
大型PC壁版1Aである。この大型PC壁版1Aは、コ
ンクリート版2a内部に太径の縦筋3a及び横筋4aが
縦横に複数本配筋され、それら縦筋3a及び横筋4aの
両端部は、コンクリート版2aの上下面5a、6a及び
左右側面7a、8aから外方に突出している。また、コ
ンクリート版2aの下面6aには、コンクリート版2a
と一体形成されたコンクリート製の複数の脚柱9aが、
全て同一高さで突出している。なお、大型PC壁版1A
の上部に建て込まれるPC版1Bも、大型PC壁版1A
と同一構成の大型PC壁版である。この大型PC壁版1
Bの構成部材を、大型PC壁版1Aの構成部材の添字の
みをbに替えて示す。
【0004】そして、先に基礎10上に建て込まれた大
型PC壁版1Aに、大型PC壁版1Bを建て込む際に
は、上方まで吊り上げた大型PC壁版1Bを、大型PC
壁版1Aに向けて下降させていき、各脚柱9bを大型P
C壁版1Aの上端面5aに当接させた状態で建て込む
(図12の2点鎖線で示す大型PC壁版1B)。その
際、脚柱9bの高さと同一高さYを設けた接合空間S1
が、大型PC壁版1A、1B間に設けられる。
【0005】そして、大型PC壁版1Aの上面5a及び
大型PC壁版1Bの下面6bから接合空間S1 に向けて
多数延在している縦筋3a、3bどうしを、重ね継手に
より接合するとともに、接合空間S1 から水平方向に形
成される床スラブのスラブ筋(図示せず)を縦筋3a、
3bに接合しながら配筋していく。そして、縦筋3a、
3b及びスラブ筋を埋設しながら接合空間S1 に接合コ
ンクリートを打設していく。これにより、大型PC壁版
1Aの上部に大型PC壁版1Bが一体に接合され、壁厚
を厚くしたコンクリート構造体が施工されていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の施工では、大型PC壁版1Bの建て込み位置を
高精度に設定しないと、上下端面5a、6bから多数突
出している縦筋3a、3bどうしが衝突するおそれがあ
る。そのため、大重量の大型PC壁版1Bを建て込む際
には、その建込みの位置調整を行うために多くの手間と
時間を費しているのが現状である。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、上層側の大型PC壁版の建込み位置調整をほ
とんど不要として上層側及び下層側の大型PC壁版どう
しを高精度に接合することが可能な大型PC壁版の接合
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の大型PC壁版の
接合方法は、コンクリート版の板厚を厚く設定したプレ
キャスト鉄筋コンクリート製の大型PC壁版を上下方向
に建て込み、下層側の大型PC壁版と上層側の大型PC
壁版との上下面間を接合する方法であって、前記大型P
C壁版を、前記コンクリート版内部に配筋している鉄筋
の端部を上面及び下面から突出させず、且つ、該コンク
リート版内部を建て込み方向に延在して前記上面及び下
面で開口する空洞穴を形成した構造とし、先ず、先行し
て建て込んだ下層側の大型PC壁版の上面で開口する空
洞穴に、長さ方向を建て込み方向に向けた筒状の鉄筋籠
の下端側を挿入し、次いで、前記空洞穴に接合用コンク
リートを打設して前記鉄筋籠の下端側を埋設するととも
に、下層側の大型PC壁版の上面に所定高さの床スラブ
コンクリートを打設し、この床スラブコンクリートから
上方に前記鉄筋籠の上端側を突出させ、次いで、上層側
の大型PC壁版の下面で開口する空洞穴に、前記鉄筋籠
の上端側を挿入し、前記上層側の大型PC壁版の上面で
開口する空洞穴から前記鉄筋籠に向けて接合用コンクリ
ートを打設することを特徴とする方法である。
【0009】
【作用】本発明の大型PC壁版の接合方法によれば、本
発明で使用する大型PC壁版の上下面からコンクリート
版内部に配筋されている鉄筋の端部が突出せず、従来方
法で問題とされていた縦筋どうしが建て込み時に衝突す
るおそれがないので、上側の大型PC壁版を建て込む際
の位置調整作業がほとんど不要となる。
【0010】そして、本発明では筒状の鉄筋籠を採用
し、下層側の大型PC壁版の上面で開口する空洞穴に前
記鉄筋籠の下端側を挿入し、下層側の大型PC壁版の上
面に向けて上層側の大型PC壁版を下降させていく際
に、上層側の大型PC壁版の下面で開口する空洞穴に前
記鉄筋籠の上端側を挿入することにより、下層側及び上
層側の大型PC壁版どうしの配筋作業が短時間で完了す
る。
【0011】したがって、本発明は、上層側の大型PC
壁版を建て込む際の位置調整作業をほとんど不要とし、
下層側及び上層側の大型PC壁版どうしの配筋作業とが
短時間で完了するので、現場作業の省力化が図られる。
また、鉄筋籠は、上層側の大型PC壁版の空洞穴の下部
側と、下層側の大型PC壁版の空洞穴の上部側とに挿入
され、接合コンクリートを打設することにより定着する
ので、コンクリート打設作業の能率化と工期の短縮化を
図りながら、下層側及び上層側の大型PC壁版どうしの
接合が確実に行われる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
て説明する。図1及び図2に示すものは、本発明で使用
する大型PC壁版15を示すものであり、符号16で示
す端面を上面とし、符号17で示す端面を下面としてコ
ンクリート構造体の壁材として建て込まれる。
【0013】この大型PC壁版15は、壁厚Hを30〜
150cmの範囲としたコンクリート版18の内部に、
上下面16、17に向けて多数の縦筋19が平行に配筋
され、これら縦筋19と直交して側面21、22に向か
う方向に多数の横筋20が配筋されている。そして、横
筋20の両端部は、コンクリート版16の側面21、2
2から外方に突出している。なお、前記側面21、22
には、溝型の切欠き部23が設けられているとともに、
切欠き部23の底面にコッター24が設けられており、
この大型PC壁版15と水平方向に配設した他の大型P
C壁版(図示せず)の側部どうしを接合コンクリートの
打設により接合することにより、コッター24の支圧力
によって接合部の一体化が図れるようになっている。
【0014】ここで、コンクリート版18内部には、上
面16及び下面17で開口する複数の空洞穴26が互い
に平行に形成されている。これら空洞穴26は、上面1
6の開口部から下面17の開口部に達するまで、同一の
内径D1 となるように円筒状の穴として形成されてい
る。また、図3及び図4に示すものは、本実施例で使用
される鉄筋籠28を示すものである。この鉄筋籠28
は、所定ピッチをあけてリング状に配置した複数本の主
筋29と、リング状とされた複数本のフープ筋30とで
構成され、各フープ筋30は、リング状に配置した複数
本の主筋29に対して、それらの長さ方向の所定間隔を
あけた位置に接続されている。
【0015】そして、この鉄筋籠28は、前記空洞穴2
6の内径D1 より僅かに縮径された外径D2 (D2 <D
1 )に設定されているとともに、高さLは、大型PC壁
版15どうしを上下方向に建て込む際に、上側及び下側
の大型PC壁版15の空洞穴26の内部に挿入可能な長
さに設定されている。次に、図5から図11を参照して
本実施例の大型PC壁版の接合方法について説明する。
なお、基礎上に建て込まれる下側の大型PC壁版を、下
側大型PC壁版(下層側の大型PC壁版)15Aとする
とともに、この下側大型PC壁版15Aの構成部材を添
字aで示す。また、下側大型PC壁版15Aの上部に建
て込まれる大型PC壁版を、上側大型PC壁版(上層側
の大型PC壁版)15Bとするとともに、この上側大型
PC壁版15Bの構成部材を添字bで示す。
【0016】手順1:図5に示すように、予め形成した
コンクリート基礎32上に、空洞穴26aを鉛直方向
(建て込み方向)に向けた状態で下側大型PC壁版15
Aを建て込む。その際、コンクリート基礎32には、そ
の上面から上方に突出し、建て込まれる下側大型PC壁
版15Aの空洞穴26aと対応する位置に鉄筋籠28が
埋設されている。したがって、下側大型PC壁版15A
を、その下面17a側の開口部から鉄筋籠28の一部を
挿入した状態で、コンクリート基礎32に立設してい
く。
【0017】手順2:図6に示すように、複数の梁部材
36を、その一端部を下側大型PC壁版15Aの上面1
6aと同じ高さに一致させ、床スラブを形成する水平方
向に延在して配設し、下側大型PC壁版15Aの建込み
の精度を確保する。 手順3:図7に示すように、鉄筋籠28が挿入されてい
る空洞穴26a内部に、上面16a側の開口部から現場
打ちコンクリート34を打設していく。この際、現場打
ちコンクリート34は、下側大型PC壁版15Aと上側
大型PC壁版15Bとを連結するために挿入される鉄筋
籠28の下端レベルまで打設する。そして、現場打ちコ
ンクリート34に埋設された各鉄筋籠28が定着するこ
とにより、下側大型PC壁版15Aがコンクリート基礎
32上に建込まれる。
【0018】手順4:図8の上部及び図9に示すよう
に、現場打ちコンクリート34を打設した空洞穴26a
1 の上部に鉄筋籠28の下端側を挿入する。これら各鉄
筋籠28の挿入長さU1 は、全体長さLから、床スラブ
を形成するためのスラブ高さYと、上側大型PC壁版1
5Bの空洞穴26bへの挿入長さU2 とを差し引いた長
さとする。
【0019】手順5:図10に示すように、梁部材36
をスラブの捨型枠の受梁としてスラブの捨型枠を配設
し、スラブ筋(図示せず)を、接合空間S2 に位置する
鉄筋籠28と接続しながら配筋し、下側大型PC壁版1
5Aの空洞孔26a1 に接合用コンクリート38を打設
するとともに、接合空間S2 に床スラブ用コンクリート
39を打設する。
【0020】手順6:図11に示すように、上側PC壁
版15Bを、空洞穴26bを鉛直方向に向けた状態で建
て込んでいく。その際、床スラブから上方に突出して下
側大型PC壁版15Aと接続している鉄筋籠28に、上
側PC壁版15Bの空洞穴26bを挿入する。 そして、上述した手順1から手順6までの行程を層数分
繰り返す。
【0021】これにより、上下に立設した大型PC壁版
どうしの空洞穴26a、26bに挿入された鉄筋籠28
と床スラブとが、接合用コンクリート38内部に埋設さ
れて定着することにより、上下大型PC壁版どうしが接
合するとともに、接合空間S 2 から水平方向に延在する
床スラブが形成される。上記実施例によれば、上側大型
PC壁版15Bを下側大型PC壁版15A上に建て込む
際には、下側大型PC壁版15Aの空洞部26aに挿入
されている鉄筋籠28の上部を、上側大型PC壁版15
Bの空洞部26bに挿入するだけで両者の配筋作業が短
時間で完了する。これにより、従来方法において建て込
み位置に多数の縦筋が存在し、建て込み時にそれら縦筋
どうしが衝突するという問題点も、本実施例では、鉄筋
籠28を採用することで解消することができる。また、
鉄筋籠28を採用することにより、上下縦筋どうしの継
手作業も不要となる。したがって、本実施例は、従来方
法と比較して、上側大型PC壁版15Bを建て込む際の
位置調整に費す手間と時間が殆どないので、現場作業の
省力化及び工期の短縮化を図ることができる。
【0022】なお、上記実施例では、鉄筋籠28を内部
に挿入していない空洞穴26a、26bを存在させてい
るが、それら空洞穴26a、26bの全てに鉄筋籠28
を挿入すると、さらに下側大型PC壁版15A及び上側
大型PC壁版15Bの壁耐力を向上させることができ
る。また、コンクリート基礎32に対する下側大型PC
壁版15Aの建て込み方法は、上記実施例に限るもので
はなく、鉄筋籠28を使用せず他の基礎部材を使用して
も、本発明の作用効果を得ることができる。
【0023】また、大型PC壁版15に形成した空洞穴
26を円形とし、鉄筋籠28も円筒状としたが、これに
限るものではなく、例えば、角形状の空洞穴及び鉄筋籠
を使用しても、同様の作用効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、大型P
C壁版の上下面からコンクリート版内部に配筋されてい
る鉄筋の端部が突出せず、従来方法で問題とされていた
縦筋どうしが建て込み時に衝突するおそれがないので、
上側の大型PC壁版を建て込む際の位置調整作業がほと
んど不要となる。また、本発明では筒状の鉄筋籠を採用
し、下層側の大型PC壁版の上面で開口する空洞穴に前
記鉄筋籠の下端側を挿入し、上層側の大型PC壁版の下
面で開口する空洞穴に前記鉄筋籠の上端側を挿入するこ
とにより、下層側及び上層側の大型PC壁版どうしの配
筋作業が短時間で完了する。また、鉄筋籠は、上層側の
大型PC壁版の空洞穴の下部側と、下層側の大型PC壁
版の空洞穴の上部側とに挿入され、接合コンクリートを
打設することにより定着するので、コンクリート打設作
業の能率化と工期の短縮化を図りながら、下層側及び上
層側の大型PC壁版どうしの接合を確実に行うことがで
きる。
【0025】したがって、本発明は、上層側の大型PC
壁版を建て込む際の位置調整作業をほとんど不要とし、
且つ、下層側及び上層側の大型PC壁版どうしの配筋作
業とが短時間で完了するので、現場作業の省力化及び工
期の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大型PC壁版を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る大型PC壁版を建て込み方向と直
交する方向に切断した断面図である。
【図3】本発明に係る鉄筋籠を示す平面図である。
【図4】鉄筋籠を示す側面図である。
【図5】下層側の大型PC壁版の下面側に鉄筋籠を挿入
した状態を示す図である。
【図6】下層側の大型PC壁版の上面と同一高さに複数
の梁部材を配設した状態を示す図である。
【図7】下層側の大型PC壁版の空洞穴に現場打ちコン
クリートを打設した状態を示す図である。
【図8】下層側の大型PC壁版の上面側に鉄筋籠の下端
側を挿入した状態を示す図である。
【図9】下層側の大型PC壁版の上面に床スラブを形成
するための梁部材を配設した状態を示す図である。
【図10】下層側の大型PC壁版の空洞穴に接合コンク
リートを打設し、床スラブコンクリートを打設した状態
を示す図である。
【図11】上層側の大型PC壁版を、その下面で開口し
ている空洞穴に床スラブから上方に突出している鉄筋籠
の上端側を挿入して建込んだ状態を示す図である。
【図12】大型PC壁版どうしを上下方向に建て込んで
接合する従来の方法を示す図である。
【符号の説明】
15 大型PC壁版 15A 下層側の大型PC壁版 15B 上層側の大型PC壁版 16、16a、16b 大型PC壁版の上面 17、17a、17b 大型PC壁版の下面 18 コンクリート版 19 縦筋(鉄筋) 26、26a、26b 空洞穴 28 鉄筋籠 38 接合用コンクリート 39 床スラブコンクリート H 壁厚(板厚) S2 接合空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート版の板厚を厚く設定したプ
    レキャスト鉄筋コンクリート製の大型PC壁版を上下方
    向に建て込み、下層側の大型PC壁版と上層側の大型P
    C壁版との上下面間を接合する方法であって、 前記大型PC壁版を、前記コンクリート版内部に配筋し
    ている鉄筋の端部を上面及び下面から突出させず、且
    つ、該コンクリート版内部を建て込み方向に延在して前
    記上面及び下面で開口する空洞穴を形成した構造とし、 先ず、先行して建て込んだ下層側の大型PC壁版の上面
    で開口する空洞穴に、長さ方向を建て込み方向に向けた
    筒状の鉄筋籠の下端側を挿入し、 次いで、前記空洞穴に接合用コンクリートを打設して前
    記鉄筋籠の下端側を埋設するとともに、下層側の大型P
    C壁版の上面に所定高さの床スラブコンクリートを打設
    し、この床スラブコンクリートから上方に前記鉄筋籠の
    上端側を突出させ、 次いで、上層側の大型PC壁版の下面で開口する空洞穴
    に、前記鉄筋籠の上端側を挿入し、前記上層側の大型P
    C壁版の上面で開口する空洞穴から前記鉄筋籠に向けて
    接合用コンクリートを打設することを特徴とする大型P
    C壁版の接合方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070671A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Kumagai Gumi Co Ltd 建物構造
JP2018123644A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社安藤・間 プレキャストコンクリート部材の接合構造
CN110805291A (zh) * 2019-11-29 2020-02-18 湖南五新模板有限公司 Pc建筑墙板预留套管插筋定位装置
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KR102371555B1 (ko) * 2021-05-14 2022-03-07 동서 피, 씨, 씨 주식회사 중공슬래브 접합 벽체 시공구조 및 그 시공방법

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