JPH08301742A - だ液のpH低下を防止する口腔用組成物 - Google Patents

だ液のpH低下を防止する口腔用組成物

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JPH08301742A
JPH08301742A JP7140998A JP14099895A JPH08301742A JP H08301742 A JPH08301742 A JP H08301742A JP 7140998 A JP7140998 A JP 7140998A JP 14099895 A JP14099895 A JP 14099895A JP H08301742 A JPH08301742 A JP H08301742A
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histidine
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Kaname Kusaka
要 日下
Kenji Yoshikawa
憲司 芳川
Mitsuzo Hashimoto
充造 橋本
Ryohei Toyoshima
良平 豊嶋
Shigetaka Okada
茂孝 岡田
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Ezaki Glico Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 だ液のpH低下を防止し、う蝕防止に有用
な口腔用組成物を収得する。 【構成】 ヒスチジン単独又はヒスチジン等と炭酸カ
ルシウムを併用したものを含む口腔用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は口腔用組成物に関するも
のであって、ヒスチジン等と炭酸カルシウムを併用し
て、だ液のpH低下を防止し、もってう蝕防止に有用な
口腔用組成物を収得することをその目的とするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、国民医療費のうち歯科医療費の占
める割合は約1割にものぼり、そのうち「う蝕」の占め
る割合が最も高い。これまで、う蝕の対策としては、代
替糖の利用、薬品の利用、pH緩衝剤の利用などが行わ
れている。代替糖とは、微生物が利用して乳酸を産生す
る砂糖、ぶどう糖などの糖をパラチノースなどの利用さ
れない糖で代替するものである。薬品としては、フッ素
によるエナメル質強化等がある。
【0003】pH緩衝剤は、食品又は口腔用組成物に添
加して、産生された乳酸によるpHの低下を防ぐ物質で
ある。東北大学歯学部教授の山田正氏は歯垢のpHが
5.5以下になるとエナメル質が急激に溶け出すと報告
している。又、歯垢でなく口腔内のpHが5.5以下に
ならないようにすることが望ましいという情報(特公平
6−84309号)とか、キチン及びキトサンの少なく
とも1種を含有する口腔用組成物が、口腔内のpHを
5.5以上に維持する能力があるという情報(特許第1
731392号、特公平3−15604号)もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来使用さ
れていなかった素材を使用してかかる従来の技術による
よりも、風味を低下させることなく、更にpH低下防止
効果を高め、もってう蝕防止の目的を達成せんとするも
のである。即ち、従来各種のpH調整剤(緩衝剤)が知
られているが、ヒスチジンは食品のpH調整剤又はpH
緩衝剤としては知られておらず、一方、炭酸カルシウム
は水にほとんど溶けないためpH調整剤又はpH緩衝剤
として用いられることはない。
【0005】その他、イノシン酸、グアニル酸等もpH
緩衝剤としては知られておらず、本発明ではこれらを使
用したところに特徴がある。以下、本発明を説明する。
【0006】
【課題を解決するための手段】口腔用組成物とは、口中
で含嗽したり、咀嚼したりするものをいい、含嗽液、歯
磨ペースト、飲料、チューインガム、トローチ、キャン
デー等がこれに含まれる。
【0007】ヒスチジンは、通常のもので格別のもので
はないが、その水溶液はpH5.5以上であるようにす
る。たとえば、ヒスチジン塩酸塩はpH5.5以下であ
るから、アルカリ物質と反応させてpH5.5以上とす
れば本発明で使用できる。使用量は、本件組成物に対し
て0.05〜4.2重量%とするのがよい。イノシン
酸、グアニル酸については、これをそのまま使用でき、
組成物に対してそれぞれ0.05〜1重量%程度使用す
るのが好ましい。低分子化キトサンとは、キチンをアル
カリ処理して水溶液にしたのち、部分加水分解して分子
量を2万以下としたものをいう。これを組成物に対して
0.05〜10重量%程度使用するのが好ましい。
【0008】リン酸化オリゴ糖とは、グルコースが3乃
至8個結合したオリゴ糖にリン酸基が1個以上、好まし
くは1〜3個結合した物質の混合物である。使用するに
際しては、組成物に対して0.05〜20重量%がよ
い。トリポリリン酸ソーダも市販品でよく、組成物に対
して好ましくは0.05〜10重量%使用する。
【0009】本発明に使用する炭酸カルシウムは、格別
のものではない。使用量は組成物に対して0.01〜1
重量%が好ましい。ただし、チューインガムについては
炭酸カルシウムは0.01〜25重量%使用が好まし
い。
【0010】ヒスチジン、イノシン酸、グアニル酸、リ
ン酸化オリゴ糖、低分子化キトサン及びトリポリリン酸
ソーダのうちの1種以上と炭酸カルシウムとを組み合わ
せて使用する手段は格別の制限なく任意の手段で混合又
は溶解したらよい。
【0011】
【作用】本願発明におけるpH緩衝剤は、先に述べたと
おり口腔内の歯垢〜口腔内のpHを5.5以上に維持す
る能力の高いものである。そこで、試験管内に各種pH
緩衝剤の水溶液又は水との懸濁液を調製し乳酸を滴下す
ることにより、口腔内の当該部位の緩衝状態をモデル化
した。そして、そのpH緩衝剤のう蝕防止能力の指標を
pH5.5以下となるまでに要した乳酸の量により規定
した。
【0012】表1は、各種化合物の水溶液又は懸濁液3
0mlに、37℃に維持しながら0.1規定の乳酸を滴
下し、pH5.5以下になるまでに要した乳酸の量(m
l)を示したものである。又、その物質の風味を示し
た。ヒスチジンは無味であり、キトサンよりもpH5.
5以上に維持するpH緩衝能力が有意に優れている。
【0013】表2は、各種化合物と炭酸カルシウム(又
は他のカルシウム塩)との混合物の懸濁液30mlを、
37℃に維持しながら0.1規定の乳酸を1分間に0.
4mlの割合で滴下し、pH5.5以下になるまでに要
した乳酸の量(ml)を示したものである。又、その混
合物を構成する各種化合物及びカルシウム塩の溶液又は
懸濁液の乳酸の量(ml)を同一の条件にて個別に測定
し、その合計の量を個別の乳酸の量の和(ml)とし
た。更に、混合物の乳酸の量と個別の乳酸の量の和とを
比較し、前者が有意に多いとき、混合物のpH緩衝相乗
効果があるといえる。乳酸量の増加が20%以上のと
き、混合物のpH緩衝相乗効果の欄に「ある・大」、2
0%未満のとき「ある・小」と記載した。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】図1は、ヒスチジン1重量%溶液30m
l、炭酸カルシウム0.1重量%懸濁液30ml及び両
者混合物の懸濁液30ml(ヒスチジン1%、炭酸カル
シウム0.1%を含む)のそれぞれに、37℃に維持し
ながら0.4ml、0.1規定の乳酸を1分おきに滴下
し、そのpHの変化を示したものである。
【図1】
【0017】松久保らは歯垢内で微生物により産生する
乳酸の生成速度を0.1N乳酸40μl/分でおきかえ
ている(口腔衛生学会誌36,460−61,198
6)。口腔内に滞留する唾液の量を3ml(一定)とし
た仮定した場合、表2で試験した系はこの10倍スケー
ルであり、糖分摂取後の口腔内の状態をほぼ再現したも
のと考えられる。従って、この条件でpH5.5以下に
なるまでの時間が長い(あるいは加えた乳酸量が多い)
ほどう蝕の危険性が低いと考えられる。
【0018】ヒスチジン1重量%溶液のpHは滑らかに
低下し、乳酸の量が19.2mlで5.5以下となっ
た。一方、炭酸カルシウム0.1重量%懸濁液のpHは
乳酸を加えたときに一旦低下するが次第に上昇するとい
う挙動を繰り返して、乳酸の量が1.6mlで5.5以
下となった。これに対し、両者混合物の懸濁液のpHは
滑らかに低下し、乳酸の量が28.0mlで5.5以下
となった。
【0019】チューインガムは口腔内で数分から数十分
咀嚼される。ガムベースに混入したヒスチジン及び炭酸
カルシウム等は咀嚼により徐々に溶出され歯の表面に付
着し、さらに、歯垢内に浸透し滞在する。ガムベースに
添加した粉末状の炭酸カルシウムは、ガムベースに強固
に粘着し、単なる咀嚼のみでは容易に分離しない。唾液
と混合して咀嚼したとき、炭酸カルシウムが飽和となる
まで唾液中に溶解し、チューインガムのガム部から分離
する。従って、チューインガムに十分量の炭酸カルシウ
ムを配合することにより、咀嚼中、唾液は飽和量の炭酸
カルシウムが溶解していると考えられる。
【0020】5人のパネラーに炭酸カルシウムを5重量
%配合したチューインガム3.6gを与え、5分間咀嚼
した後の炭酸カルシウムの減少を調べると3.6mgで
あった。5分間のガムの咀嚼によって分泌される唾液は
平均して3〜4mlであることが報告されている(口腔
衛生学会誌41,94−104,1991)から、ガム
の咀嚼中に口腔内の炭酸カルシウム濃度は0.1重量%
程度になっていると考えられる。これは、炭酸カルシウ
ムがpH緩衝相乗効果を発揮する0.05〜1%の範囲
にあり、ヒスチジン、キトサンなどのpH緩衝剤ととも
に炭酸カルシウムをガムに配合すると強いpH緩衝作用
によってう蝕防止できると考えられる。
【0021】キャンデー、トローチ及び歯磨ペーストは
口腔内で数分から十数分滞在する。唾液に溶けたそれら
は、歯垢内に浸透し滞在する。飲料及び口腔用組成吻は
口腔内に含んだとき、歯垢内に浸透し滞在する。
【0022】各緩衝剤の使用量が少なすぎればpH緩衝
力が弱くて本願発明の目的を達しえないのは勿論である
が、おおすぎても次のような欠点がある。ヒスチジンが
4.2重量%以上であると液状の口腔用組成物にヒスチ
ジンは溶解しない。イノシン酸が1.0重量%以上でで
あると組成物の味が強く使用は難しい。グアニル酸が
1.0重量%以上であると組成物の味が強く使用は難し
い。リン酸化オリゴ糖が20重量%以上であると組成物
は高粘度となる。炭酸カルシウムが1重量%以上である
と液状の組成物は均一の懸濁液でなくなる。チューイン
ガムに炭酸カルシウムを25重量%を超えて配合する
と、噛みごこちが悪くなる。
【0023】
【実施例】
(実施例1、チューインガム)ガムベース20.0部、
ソルビット60.0部、還元水飴7.75部、マルチッ
ト10.0部、ステビア0.25部、ヒスチジン2.0
部を原料として、常法によりチューインガムを製造し
た。これを咀嚼したのち、ガム中のヒスチジン含量を調
べたところ明らかに減少しており、だ液中に溶出してい
ることが、確認された。なお、本実施例に限らず、以下
の各実施例においても、風味・食感は良好であった。
【0024】(実施例2、チューインガム)ガムベース
20.0部、ソルビット54.0部、還元水飴7.75
部、マルチット10.0部、ステビア0.25部、低分
子キトサン10.0部、炭酸カルシウム5.0部及び香
料1.0部を原料として、常法によりチューインガムを
製造した。実施例1と同じく咀嚼したのち、低分子キト
サン及び炭酸カルシウム含量を調べたところ、やはり明
らかに減少しており、だ液中に溶出していることが確認
された。
【0025】(実施例3、チューインガム)ガムベース
20.0部、ソルビット54.0部、還元水飴7.75
部、マルチット10.0部、ステビア0.25部、リン
酸化オリゴ糖10.0部、炭酸カルシウム5.0部及び
香料1.0部を原料として、常法によりチューインガム
を製造した。これも咀嚼したのち、リン酸化オリゴ糖及
び炭酸カルシウム含量は明らかに減少しており、だ液中
に溶出していることが確認された。
【0026】(実施例4、チューインガム)ガムベース
20.0部、ソルビット55.0部、還元水飴7.75
部、マルチット10.0部、ステビア0.25部、トリ
ポリリン酸ソーダ5.0部、炭酸カルシウム5.0部及
び香料1.0部を原料として、常法によりチューインガ
ムを製造した。この場合も咀嚼したのち、トリポリリン
酸ソーダ及び炭酸カルシウムはだ液中に溶出しているこ
とが確認された。
【0027】(実施例5、キャンデー)ショ糖43.4
部、還元麦芽糖水飴40.0部、ミルクパウダー5.0
部、ヒスチジン1.0部、炭酸カルシウム1.0部及び
ミルクフレーバー0.1部を原料として、常法によりハ
ードキャンデーを製造した。このとき、炭酸カルシウム
はミックスに分散させた。
【0028】(実施例6、トローチ)アラビアガム6.
0部、マルトース30.0部、グルコース20.0部、
フラクトース20.0部、ヒスチジン1.0部、炭酸カ
ルシウム1.0部、香料0.5部及び薬効成分適宜を原
料として、常法によりトローチを製造した。
【0029】(実施例7、果汁飲料)オレンジ果汁1
0.0部、ぶどう糖果糖液糖5.0部、砂糖1.0部、
ヒスチジン1.0部、炭酸カルシウム0.1部、ビタミ
ンC0.1部、無水クエン酸0.2部、香料0.1部及
び色素0.01部を原料として、常法により果汁飲料を
製造した。このとき、炭酸カルシウムは超音波破砕によ
る微粉末化などの方法で沈殿を起こりにくくした。
【0030】(実施例8、歯磨ペースト)第2リン酸カ
ルシウム40.0部、炭酸カルシウム10.0部、グリ
セリン20.0部、ラウリル硫酸ナトリウム1.5部、
カルボキシメチルセルロースナトリウム1.0部、ヒス
チジン10.0部、サッカリンナトリウム0.1部及び
香料1.0部を原料として、常法により歯磨ペーストを
製造した。
【0031】(実施例9、口腔衛生液)90%エチルア
ルコール20.0部、ソジウムラウロイルザルコシネー
ト0.5部、ヒスチジン1.0部、炭酸カルシウム0.
1部、香料1.0部、モノフロオロリン酸ナトリウム
0.15部、リン酸二ナトリウム0.3部、リン酸一ナ
トリウム0.7部及びサッカリンナトリウム0.1部を
原料として、常法により口腔衛生液を製造した。
【0032】(実施例10、口腔衛生液)90%エチル
アルコール20.0部、ソジウムラウロイルザルコシネ
ート0.5部、イノシン酸0.1部、炭酸カルシウム
0.1部、香料1.0部、モノフロオロリン酸ナトリウ
ム0.15部、リン酸二ナトリウム0.3部、リン酸一
ナトリウム0.7部及びサッカリンナトリウム0.1部
を原料として、常法により口腔衛生液を製造した。
【0033】(実施例11、口腔衛生液)90%エチル
アルコール20.0部、ソジウムラウロイルザルコシネ
ート0.5部、グアニル酸0.1部、炭酸カルシウム
0.1部、香料1.0部、モノフロオロリン酸ナトリウ
ム0.15部、リン酸二ナトリウム0.3部、リン酸一
ナトリウム0.7部及びサッカリンナトリウム0.1部
を原料として、常法により口腔衛生液を製造した。
【0034】(実施例12、口腔衛生液)90%エチル
アルコール20.0部、ソジウムラウロイルザルコシネ
ート0.5部、リン酸化オリゴ糖1.0部、炭酸カルシ
ウム0.1部、香料1.0部、モノフロオロリン酸ナト
リウム0.15部、リン酸二ナトリウム0.3部、リン
酸一ナトリウム0.7部及びサッカリンナトリウム0.
1部を原料として、常法により口腔衛生液を製造した。
【0035】(実施例13、口腔衛生液)90%エチル
アルコール20.0部、ソジウムラウロイルザルコシネ
ート0.5部、低分子化キトサン1.0部、炭酸カルシ
ウム0.1部、香料1.0部、モノフロオロリン酸ナト
リウム0.15部、リン酸二ナトリウム0.3部、リン
酸一ナトリウム0.7部及びサッカリンナトリウム0.
1部を原料として、常法により口腔衛生液を製造した。
【0036】(実施例14、口腔衛生液)90%エチル
アルコール20.0部、ソジウムラウロイルザルコシネ
ート0.5部、トリポリリン酸ソーダ1.0部、炭酸カ
ルシウム0.1部、香料1.0部、モノフロオロリン酸
ナトリウム0.15部、リン酸二ナトリウム0.3部、
リン酸一ナトリウム0.7部及びサッカリンナトリウム
0.1部を原料として、常法により口腔衛生液を製造し
た。
【0037】
【効果】本発明により、風味に影響を与えない少量の添
加でpHを5.5以上に維持するpH緩衝能力をもち、
う蝕防止効果が期待できる口腔用組成物を提供すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乳酸滴定によるヒスチジン溶液のpH変化を
示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒスチジンを含むことを特徴とするだ液
    のpH低下を防止する口腔用組成物。
  2. 【請求項2】 ヒスチジン、イノシン酸、グアニル酸、
    リン酸化オリゴ糖、低分子化キトサン及びトリポリリン
    酸ソーダのうちの1種以上と炭酸カルシウムとを含むこ
    とを特徴とするだ液のpH低下を防止する口腔用組成
    物。
  3. 【請求項3】 口腔用組成物がチューインガム、キャン
    デー、トローチ、歯磨ペースト、飲料又は口腔衛生液で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載のだ液のp
    H低下を防止する口腔用組成物。
  4. 【請求項4】 ヒスチジンを0.05〜4.2重量%、
    イノシン酸を0.05〜1.0重量%、グアニル酸を
    0.05〜1.0重量%、リン酸化オリゴ糖を0.05
    〜20重量%、低分子キトサンを0.05〜10重量
    %、トリポリリン酸ソーダを0.05〜10%及び炭酸
    カルシウムを0.01〜1重量%使用することを特徴と
    する請求項1又は2に記載のだ液のpH低下を防止する
    口腔用組成物。 【請求項4】 ヒスチジンを0.05〜4.2重量%、
    イノシン酸を0.05〜1.0重量%、グアニル酸を
    0.05〜1.0重量%、リン酸化オリゴ糖を0.05
    〜20重量%、低分子キトサンを0.05〜10重量
    %、トリポリリン酸ソーダを0.05〜10%及び炭酸
    カルシウムを0.01〜25重量%使用することを特徴
    とする請求項2に記載のだ液のpH低下を防止するチュ
    ーインガム。
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