JPH0830166B2 - 水性ペイント組成物の製造方法 - Google Patents

水性ペイント組成物の製造方法

Info

Publication number
JPH0830166B2
JPH0830166B2 JP62074599A JP7459987A JPH0830166B2 JP H0830166 B2 JPH0830166 B2 JP H0830166B2 JP 62074599 A JP62074599 A JP 62074599A JP 7459987 A JP7459987 A JP 7459987A JP H0830166 B2 JPH0830166 B2 JP H0830166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amine
water
epoxy resin
epoxy
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62074599A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62250075A (ja
Inventor
ヘンリクス・パウルス・フベルトウス・シヨルテン
テツテ・ジヤン・デイクストラ
ルラント・ヴアン・イペレン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPS62250075A publication Critical patent/JPS62250075A/ja
Publication of JPH0830166B2 publication Critical patent/JPH0830166B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D17/00Pigment pastes, e.g. for mixing in paints
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D17/00Pigment pastes, e.g. for mixing in paints
    • C09D17/004Pigment pastes, e.g. for mixing in paints containing an inorganic pigment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G59/00Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
    • C08G59/18Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
    • C08G59/40Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
    • C08G59/50Amines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D7/00Features of coating compositions, not provided for in group C09D5/00; Processes for incorporating ingredients in coating compositions
    • C09D7/80Processes for incorporating ingredients

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、水性ペイント組成物を製造するための方
法、及び、その組成物を使用して表面をコーテイングす
るための方法に関するものである。
従来の技術および問題点 米国特許明細書4,100,315は、結合剤として固体のエ
ポキシ樹脂を含む水性のコーテイング粉末の分散液を製
造する方法を開示している。その固体エポキシ樹脂は界
面活性剤の特別な配合物の存在下に水中で超微粒子化し
たものである。しかしながら、多くの応用例を考えれば
硬化したコーテイング中の界面活性剤の存在は望ましく
ない。
ヨーロツパ特許出願84201186.8号は下記のことを含む
無溶剤の水性結合剤の製造法を開示している。
a) 液状の無溶剤エポキシ樹脂中に、粒子寸法20マイ
クロメーターより少ない粒子寸法を有する顔料粉末を分
散させ、 b) 水中に生成したペースト顔料を分散させ、 c) 上記に得られた分散体を、第2アミン及び随意的
には、また第1アミンと反応させ、該アミンまたはアミ
ン類の量は40℃ないし100℃の温度範囲でエポキシ樹脂
のエポキシ基当り、少なくとも1個のN−H官能基を提
供するのに十分な量であり、 d) 微粒子の表面を覆つている、かくして得られたエ
ポキシアミンの付加物被覆粒子の懸濁液を中和するこ
と、 e) かくして得られた分散体の濃度を水を加えること
により固体の重量で35%から75重量%の範囲に調節する
こと。
ここに無溶剤とは有機溶剤を含んでいないということ
である。
前記ヨーロツパ特許出願は、また、次のことを含む水
性ペイント組成物の製造方法を開示している。
即ち、ペーストを形成するために上記方法により製造
された水性結合剤組成物に実用目的のため顔料粉末が混
合されている架橋剤を加え、そしてかくして得た組成物
に水を加えてその濃度が重量%で10%から65%の範囲の
固体の合有量を確保するように調節する。
しかしながら上記段階(b)において均一質の分散物
を得ることは容易ではなく、また、段階(c)において
得られた懸濁液は通常高粘度を有している。なおその
上、水性ペイント組成物は、使用時の粘度においては比
較的低い固体含有量を有している。
上記問題を解決する手段 本発明はこれらの三つの困難を処理する問題に関する
ものである。それ故、本発明は、無溶剤、水性のエポキ
シ樹脂を基としたペイント組成物の単純化された製造法
を案出することを追求している。
従つて、本発明は、次記のものを含む一つの水性ペイ
ント組成物の製造法を提供するものである。
水性ペイント組成物の製造方法において、 (a) 無溶剤のペーストを形成するために粒子寸法20
マイクロメーター以下を有する顔料粉末、架橋剤、及び
エポキシ樹脂を混合すること。
(b) かくして生成したペーストを第2アミン、及び
随意的には更に第1アミンと反応させ、そのアミンの量
は20℃から140℃の範囲の温度において、エポキシ樹脂
のエポキシ基当り少なくとも1個のN−H官能基を提供
するのに十分な量であり、 (c) エポキシアミン附加物と架橋剤で表面を被覆さ
れた粒子の上記に生じた懸濁を中和しそして得られる分
散体の濃度を水を加えることにより固体成分が10ないし
80重量%の範囲になるように調節することからなる方
法。
段階(a)において均一のペーストを得ることは非常
に容易であり、そして段階(b)において得られた懸濁
液の粘度が比較的低いということが判つた。なおその上
に、段階(c)において得られた水性ペイント組成物は
使用時の粘度において比較的高い固体の含有量を持つて
いる。
顔料/架橋剤のペーストとエポキシ樹脂の顔料ペース
トとを別々に作ることも可能である。しかしながら、別
々に作る必要はない。それ故に、本発明の好ましい実施
例によれば段階(a)は顔料の粉末を、架橋剤とエポキ
シ樹脂との無溶剤の混合物の中に分散させることにより
行なわれる。
“ピグメント・パウダー”(顔料の粉末)という用語
は従来の顔料、充填剤、及び増量剤のような水に不溶性
の固体のペイント添加物のすべてを含んでいる。このよ
うな材料の例としては酸化チタン、バライト、粘土、マ
イクロタルク、及び黒色酸化鉄がある。ピグメント・パ
ウダーの粒子寸法は20マイクロメーターより小さく、好
ましくは10マイクロメーターより小さくそして、有利な
のは5マイクロメーターより少ない。
エポキシ樹脂で好ましいのは多価フエノールのポリグ
リシジルエーテルであり周囲温度で液体あるいは固体で
あることができる。都合良くは、エポキシ樹脂として二
価フエノールのポリグリシジルエーテルがある。好都合
には、エポキシ樹脂としては、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフエニール)プロパンのポリグリシジルエーテルで
ある。
もし、場合により使用されるエポキシアミンの付加物
が、平均して少なくとも分子当り二個のヒドロキシ成分
を含んでいるならば、若し望むなら、そのエポキシ樹脂
はモノグリシジル化合物とすることができる。使用され
うるエポキシ樹脂のもう一つの例は、エポキシノボラツ
ク樹脂である。更に例としてのエポキシ樹脂は、一分子
当りn個のエポキシ基(ここで1<n<2である)を平
均して持つているポリグリシジルエーテルである。そし
てこれらのエーテルはヨーロツパ特許出願第0127915号
に記述されているように、一分子当り平均x個のエポキ
シ基を有する多官能性のポリグリシジルエーテルの反応
生成物である。ここにx>2であり、但し該多官能性ポ
リグリシジルエーテルモル当り一官能性フエノールは
(x−n)モルである。
エポキシ化合物は、一般の付加反応によつて少なくと
も1個の反応性N−H官能基を持つアミンと反応するこ
とができる: 段階(b)において用いられる第2アミンは、その反
応状態下エポキシ基と反応しない置換基、例えば、ヒド
ロキシル、ケチミン、及びエステル基の一つまたはそれ
以上の置換基を含んでいるものである。好適な第2アミ
ンはジアルカノールアミン、N−アルキルアルカノール
アミン、ジアルキルアミン、及び脂肪族モノエポキシド
とアルカノールアミンとの付加物を含んでいる。
好ましくは第2アミンは次のアミン類を含むグループ
から選ばれた、少なくとも一つの化合物を含んでいる。
ジ(C2-6−アルカノール)アミン、N−C1-6−アルキ
ル−C2-6−アルカノールアミン、ジ(C1-6−アルキル)
アミン、及びC9-25−脂肪族モノエポキシドとC2-6−ア
ルカノールアミンとの付加物であつてそしてそのアミン
類の各々は、一個の炭素原子に結合した一個の水素原子
がジ(C1-6−アルキル)アミノ基によつて置換されうる
ものである。このような第2アミンの例はジエタノール
アミン、ジイソプロパノールアミン、メチル−2−ヒド
ロキシエチルアミン、ジエチルアミン及びC9-141、好ま
しくはC12-14脂肪族のモノグリシジルエーテルとモノエ
タノールアミンとの付加物である。第2アミンは、望む
ならケテイミン官能基を持ちうる。複数の第2アミンの
混合物も使用できる。第2アミンは、第1アミンの混合
物として使用されるのが有利である。
第1アミン及び第2アミンが段階(b)において同時
に加えうるということが本発明の特徴である。第1アミ
ンは、好ましくはアルキルアミンであり、あるいは、特
にアルカノールアミンでありそのアミン類の各々におい
て、一個の炭素原子と結合した一個の水素原子が、ジ
(C1-6−アルキル)アミノ基により置換されているもの
である。最も好ましい例は、モノエタノールアミンある
いはモノイソプロパノールアミンのようなC2-6−アルカ
ノールアミン類である。アルキルアミンの中ではC1-6
アルキルアミンが好適である。
段階(b)における反応温度は好ましくは少なくとも
30℃、好ましくは100℃以下である。
段階(c)においては、好ましくは懸濁液は0.2から
1.5の範囲、より好ましくは0.3乃至1.0の範囲の中和度
で中和され、該中和は一塩基性カルボン酸有利なのは酢
酸のようなC2-6カルボン酸の添加により中和される。
上記の段階(b)において生成されるエポキシ樹脂/
アミン付加物は一分子当り複数個のアルコールヒドロキ
シル官能基、少なくともN−H官能基のあるエポキシの
付加反応によつて形成された部分を持つている。附加的
ヒドロキシル官能基は、アミン、及び/又はエポキシ樹
脂出発材料が既にヒドロキシル基を含んでいる時に存在
するであろう。
適当な架橋剤は、硬化する間、アルコール官能基と反
応性の複数個の基を持つた化合物あるいは混合物であ
る。この種の公知の架橋剤はフエノール樹脂であり、特
にレゾール、アミノプラスト樹脂、例えば尿素、メラミ
ン、あるいはベンゾグアナミンから誘導されたものを含
む樹脂、ブロツク重合されたポリイソシアネート、であ
り、そして好ましくは一分子当り一つ以上の、好ましく
は二つのβ−ヒドロキシルエステル基を持つポリカルボ
ン酸の非酸性ポリエステル樹脂である。このようなポリ
エステルが用いられる時は、エステル交換促進用金属化
合物も、また、ペイント組成物中に混入される。
レゾール型のフエノール樹脂は、エーテル化できそし
てエポキシ樹脂/アミン付加物のヒドロキシル基と反応
できるメチロール基を含み、加えるに架橋反応はレゾー
ル分子間自体間で起り得る。
熱硬化性樹脂系において一般に用いられるアミノプラ
スト樹脂は、尿素、メラミン、あるいはベンゾグアナミ
ン、及びアルデヒド、普通ホルムアルデヒドから誘導さ
れたものであり、一般に、メタノール、エタノール、あ
るいはブタノールのような低級アルコールとエーテル化
される。
水性の熱硬化樹脂系に用いられるポリイソシアネート
誘導体は、上記樹脂系の製造の段階において用いられる
温度において、そのイソシアネート基を効果的にブロツ
クする反応でブロツクされねばならないし、かつ硬化温
度、一般に120℃以上で自由に硬化させなければならな
い。適当なブロツク剤の例は一価アルコール、一価フエ
ノール、そしてある種の窒素化合物、例えばカプロラク
タムのようなものである。
ポリカルボン酸の非酸性ポリエステルは0.18meq/gよ
り多くない酸価(酸価10以下)を持つており、好ましく
は0.09meq/gより多くない値をもつている。これに関連
してβ−ヒドロキシルエステルとは、そのエステルのア
ルコール誘導部分がβ−ヒドロキシル基を持つていると
いう意味であり、云いかえれば、エステル機能はヒドロ
キシル官能基のうちの僅か一つがエステル化されてい
る、1,2−グリコールの誘導体であるということであ
る。そのグリコール部分は置換基、例えば、アルキル、
エーテルあるいは安定したエステル基等を持つことがで
きる。そのβ−ヒドロキシル基は、許容温度で許容時間
内で充分架橋することが必要で、例えば200℃までの温
度で30分までの硬化時間で、十分な架橋結合が必要であ
る。その被覆またはコーテイングを硬化させたり焼付け
たりする方法により、ポリエステルのβ−ヒドロキシル
エステル基はエステル交換し、グリコール型の化合物の
放出によつてポリエステルのカルボキシル基とエポキシ
アミン付加物のヒドロキシル基間にエステル結合か形成
される。グリコール型化合物は、その時蒸発させうる。
その結果、耐溶剤性で不融性の架橋結合したコーテイン
グ(被覆)となる。
β−ヒドロキシルエステル基を持つた適当な非酸性ポ
リエステルはポリカルボン酸、あるいはその無水物、及
び1つ以上のグリコール、及び/又は、モノエポキシ
ド、から作ることができ、例えば、アゼライン酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸、無水フタール酸、無水トリメ
リツト酸、エチレングリコール、酸化エチレン、酸化プ
ロピレン、C10のモノカルボン酸のグリコールエステル
から作ることができる。ポリエステルの例はビス(2−
ヒドロキシエチル)−テレフタル酸、低級(2−ヒドロ
キシエチル)末端ポリアルキレングリコールテレフタル
酸、及びアゼライン酸と飽和C10−モノカルボン酸のグ
リシジルエステルとの、そしてアゼライン酸とn−ブチ
ルグリシジルエーテルとのジβ−ヒドロキシエステル反
応生成物である。
上記エポキシアミン付加物の架橋剤との重量比は臨界
的ではなく0.25から4までの範囲の広い限界内で変化で
きる。
好適なエステル交換促進金属化合物としては、鉛、亜
鉛、カルシウム、バリウム及び鉄(III)等の塩類(例
えばオクタネートまたはナフテネート)を包含する。金
属の錯体の好適例はチタンアセチルアセトネートであ
る。他の好適な塩類、例えば上に述べたものよりは一般
に活性の少ないものは、錫(II)、マンガン、コバル
ト、ジブチル錫、例えばジブチル錫ジラウレエート等の
塩類である。更に一般に挙げられる金属塩類はアルカリ
金属、アルカリ土類金属、ランタニドのオクトエートお
よびナフテネート、並びにジルコニウム、カドミウム、
クロームのオクトエートおよびナフテネートおよび鉛、
亜鉛、カドミウム、セリウム、トリウムおよび銅等のア
セチルナフテン酸塩である。オクタン酸亜鉛と酢酸亜鉛
は非常に良い結果が得られることが判つた。このような
塩類および/または錯体の混合物を用いることができ
る。
エステル交換促進金属化合物の金属の含有量は、ペイ
ント組成物のすべての有機材料の合計重量に基づいて0.
3%ないし2重量%の範囲が望ましく、有利なのは0.5%
ないし1.8重量%である。
本発明はまた、この発明の方法によつて製造されたペ
イント組成物を包含する。
ペイント組成物において、顔料/(架橋剤にアミン付
加物を加えたもの)の好ましい重量比は0.4ないし1.5の
範囲である。
ペイント組成物には段階(a)において混入される顔
料粉末は別として、ペイントに使用される添加成分、例
えば顔料、充填剤、チキソトロープ剤、安定剤、可塑
剤、流動調製剤、及び消毒剤が含まれる。
本発明の方法において用いられる水は蒸留あるいは脱
ミネラル化作用により浄化されていることが望ましく適
当な添加剤、例えば消毒剤のようなものが含まれてもよ
い。
本発明はまた、エステル交換促進金属化合物を含む本
発明のペイント組成物を表面に適用し、該組成物を乾燥
させ、そして熱の作用によつて硬化させる表面をコーテ
イングする方法をも提供するものである。
ペイント組成物は、当該技術分野に知られている手段
によつて、例えば、ブラシあるいはローラによつてまた
吹付け浸漬によつて、いろいろな種類の物質上に適用で
き、好ましくは例えば表面処理をしていない鋼、燐酸で
処理した鋼、亜鉛、錫板等々の金属の上に適用でき、事
情に応じて単一コーテイング層として、プライマーサー
フエイサー(表面の不整をならす中塗塗料)の下塗剤と
して(例えば電着によつてできた下地層の上に)応用さ
れる。本発明のペイント組成物は特にプライマーサーフ
エイサーとして吹付けの方法によるのが適切である。こ
のような適用方法においては段階(c)における組成物
濃度は固体の含有量を25%から75重量%の範囲に調整す
るべきである。
その固体含有量を10%から60重量%に調整されている
ペイント組成物もまた、下地塗として陰極電着による下
地に適用されうる。この方法が好ましい。
本発明の好ましい実施例においては、段階cは二つの
連続する(c1)及び(c2)の操作により実施され、
(c1)の操作は水の存在下中和することを含み、(c2
の操作は望むところの最終固体含有量を確保するために
水を加えることによりさらに調整することを含んでい
る。
水は蒸発させ、得られたコーテイングは通常の方法、
例えば焼付けること、あるいは熱の放射により硬化する
ことができる。焼付け時間と温度は、特にペイントの特
定の組成により変化し、熱硬化する表面コーテイングの
ための普通の範囲、一般に10分から60分の硬化時間で13
0℃から200℃の範囲となろう。
本発明は、さらに次の実施例からより理解されよう。
実施例においては、組成における部やパーセントは特に
指示がなければ重量によるものである。分析データは不
揮発性物質に基づくものである。
充填剤成分(酸化チタニウム、バライト、クレー、マ
イクロタルク、黒色酸化鉄)はすべて粒子寸法20マイク
ロメーター以下の粒子であつた。
EPIKOTE828は2,2−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
プロパンのポリグリシジルエーテルからなる市販用液体
の商標名であり、下記実施例の中では5320m mol/kgのエ
ポキシ基含量を有する。
CARDURA E10は飽和したC10−モノカルボン酸のグリシ
ジルエステルの商標名で、その中にはカルボキシル基に
関してアルフアカーボン原子が、3個のアルキル基に結
合しており、少なくともそのアルキル基の一つはメチル
であり、下記実施例においては3975m mol/kgのエポキシ
基含量を有する。
水は脱金属化された水である。
各々の実施例には、いかり形撹拌器、熱電対、還流冷
却器、送込管等が備わつているガラス反応器が使用され
た。
実施例 例1 アゼライン酸(1128g,6mol)及びCARDURA E10(3048
g,12エポキシ当量)が90℃の温度で1時間ガラス反応器
の中で共に熱せられた。その結果得られた透明な素材に
ベンジルジメチルアミン(10.4g)を加えて140℃までの
温度上昇を認めた。その反応混合物はこの温度で2時間
経過しその後周囲温度に冷却されて、0.01meq/gの酸含
有量を持つ液体のジβ−ヒドロキシエステルを生成し、
そのエポキシ含有量は0.07meq/g及び692の計算平均分子
量を有した。23℃におけるこのエステルの粘度は2.8Pa.
s.であつた。
EPIKOTE828(188g,1エポキシ当量)及び前記に製造さ
れたジ−β−ヒドロキシエステル架橋剤(346g)がガラ
ス反応器に装填されそして該反応器の内容物は周囲温度
で、混合が均一となるまで撹拌された。その均一となつ
た混合物は35℃に熱せられ、酸化チタニウム(186g)、
バライト(361g)、マイクロタルク増量剤(29g)、及
び黒色酸化鉄(5g)の混合物が高速撹拌下に該反応器の
中へ滴下充填された。2.5時間高速撹拌が続けられて均
一のペーストを得た。
それから、モノエタノールアミン(15.3g,0.25mol)
及びジエタノールアミン(52.5g,0.50mol)が撹拌しな
がら上記のペーストに加えられ70℃にまで温度上昇が認
められた。この温度は3.5時間維持されその結果、0.01m
eq/gのペーストのエポキシ基含有量となつた。
この反応期間の最後に、氷醋酸(45g,0.75mol)が高
速撹拌下滴加され次いで水(507g)が滴加された。
その結果生成したペイント組成物は、周囲温度で容易
に流動する中和度1.0を有する灰色の粘稠な液体であ
り、(架橋剤にアミン付加物を加えたもの)に対する顔
料の重量比は1.0そして固体含有量は68重量%であり、
そしてこれら固体は顔料、架橋剤及びアミン付加物の合
計であつた。エステル交換促進性金属化合物を含有する
ペイント組成物は撹拌下水中酢酸亜鉛ジハイドレートの
25重量%水溶液72.6gを添加して得られた。
例2 例1に使用された反応器には、EPIKOTE828(105g,0.5
6エポキシ当量)及び例1に記述されたように製造され
たジ−β・ヒドロキシ・エステル架橋剤(254g)が装填
されそして該反応器の内容物は周囲温度で0.25時間撹拌
され、その結果、均一の混合物を生じた。この混合物は
35℃に熱せられ、そして二酸化チタニウム(270.5g)及
びバライト(270.5g)の混合物が高速撹拌下反応器に滴
加された。2時間高速撹拌が続けられた結果、均一なペ
ーストが得られた。
そのペーストは40℃に熱せられ、それからモノエタノ
ールアミン(8.6g,0.14モル)とジエタノールアミン(2
9.5g,0.28モル)が撹拌しながら加えられ、その結果温
度は80℃に上昇した。この温度は4時間維持され、その
結果0.02meq/gのペーストのエポキシ基含有量が得られ
た。
この期間の終りに、氷錯酸(25.2g,0.42mol)が少し
づつ加えられた。さらに10分間撹拌した後、水(377g)
を高速撹拌の下に滴加された。
その結果得られたペイント組成物は、周囲温度で、流
動性の中和度1.0を有する白色の粘稠な液体であり、
(架橋剤にアミン付加物を加えたもの)に対する顔料の
重量比は1.4、そして固体含有量は70重量%で、これら
固体は例1において定義されたものであつた。
エステル交換促進性金属化合物を含むペイント組成物
が、亜鉛アセテート2水和物の25重量%水溶液を47.9
g、撹拌下加えることによつて得られた。
例3 アゼライン酸(188g,1モル)、nブチルグリシジルエ
ーテル(273g2.1モル)及びCordova Accelerptor AMC−
2触媒(2.3g,AMC−2はCordova Chemical社(米国)に
よつて販売されているエステル交換触媒の商標名であ
る)がガラス反応器に装填された。該反応器の内容物は
発熱反応が始まる90℃に熱せられ、120℃まで温度上昇
させた。それからその温度は110℃まで下降する迄放置
し、この温度で5.5時間保たれた。このようにして製造
された架橋剤は0.04meq/gのエポキシ基の含有量、0.02m
eq/gのカルボン酸基の含有量、23℃において0.2Pa.sの
粘度及び448の計算平均分子量を有した。
ガラス反応器はEPIKOTE828(65.8g,0.35エポキシ当
量)及び前記のようにして製造された架橋剤(97.8g)
が装填された。該反応器の内容物は、均一質混合物とな
るまで周囲温度で0.25時間、撹拌された。二酸化チタニ
ウム(121g)及びバライト(barytes)(121g)が高速
撹拌により滴加されつつ反応器に投入された。2.5時間
高速撹拌を続けて、均一質のペーストが得られた。
それから、この混合物は40℃に熱せられ、その温度で
高速撹拌しながらモノエタノールアミン(5.3g,0.09モ
ル)及びジエタノールアミン(18.4g,0.18モル)が加え
られ、その結果温度が90℃に上昇した。この温度は4.5
時間維持され、その結果、0.01meq/gのペーストのエポ
キシ含有量が得られた。
この反応期間の終りに氷酢酸(15.8g)が分割添加さ
れた。さらに10分間撹拌した後、高速撹拌しながら水
(168.1g)を滴下により加えた。
その結果得られたペイント組成物は、周囲温度で流動
する中和度1.0を有する白色の粘稠な液体であり、(架
橋剤にアミン付加物を加えたもの)に対する顔料の重量
比は1.3、そして固体含有量は70重量%、そして例1に
おいて定義されている固体であつた。
エステル交換促進性金属化合物を含むペイント組成物
が、22.6gの亜鉛アセテート2水和物の25重量%水溶液
を撹拌下加えることによつて得られた。
例4 例1に使用された反応器がEPIKOTE828(188g,エポキ
シ当量1)で装填され次いで2酸化チタニウム(76.2
g)バライト(148.2g)およびマイクロタルクの増量剤
(12.0g)の混合物が高速撹拌しながら分割的に少しづ
つ加えられた。撹拌は均一質のペーストが得られるまで
続けられた。
例1において使用された別の反応器は、例1に記述さ
れているようにして製造されたジ−β−ヒドロキシエス
テル架橋剤(346g)で装填されそして2酸化チタニウム
(110g)、バライト(213g)、マイクロタルク増量剤
(17g)および黒色酸化鉄(5g)の混合物が高速撹拌し
ながら少しづつ加えられた。撹拌は均一質のペーストが
得られるまで維持された。
前記したようにして製造された二つの顔料ペースト
は、例1において使用されたガラス反応器に入れられ
た。この反応器の内容物は40℃に熱せられそして均一質
のペーストが得られるまで撹拌された。
それから、モノエタノールアミン(15.3g,0.25モ
ル)、メチル−2−ヒドロキシエチルアミン(18.8g,0.
25モル)、及びジエチルアミン(18.3g,0.25モル)が撹
拌しながらペーストに加えられ、60℃に温度上昇する迄
放置された。この温度は3時間維持され、その結果、0.
01meq/gのエポキシ基含有量ペーストが得られた。
この反応期間の終りに氷酢酸(45g)が少しづつ加え
られ、続いて水(452g)が高速撹拌しながら滴下加えら
れた。
その結果得られたペイント組成物は、周囲温度で容易
に流動する中和度1.0を有する白色の粘稠な液体であ
り、(架橋剤にアミン付加物を加えたもの)に対する顔
料の重量比は1.0、そして固体含有量は70重量%で例1
において定義された固体であつた。
エステル交換促進性金属化合物を含むペイント組成物
が、70.7gの亜鉛アセテート2水和物の25重量%水溶液
を撹拌下加えることにより得られた。
上記四つの例に記載されたようにして得られた四種の
ペイント組成物は、次の表1に記述されている固体含有
率が得られるまで、さらに撹拌しながら水で薄められ
た。
これらの薄められてそのまゝ使用できる状態の四種の
ペイントの諸特性を表1に示す。
上文の表1において、「顔料」は、すべての充填剤成
分、例えば2酸化チタニウム,バライト,マイクロタル
ク,及び黒色酸化鉄等を意味しており、「結合剤」はす
べての有機物質を合せた重量を意味している。すべての
例において、亜鉛は、すべての非揮発性有機材料の合計
重量に基いて0.9重量%の量で存在する。
粘度はブルークフイールド(Brook field,商標名)粘
度計を使用して測定された。
貯蔵安定度は8週間貯蔵した後、評価された。
優秀(excellent)の用語は固形物が容易に再分散
し、わずかに沈降する状態で、全体的な粘度に変更な
し、ということを示している。
例1ないし例4の、薄められた即時使用可能な水性ペ
イント組成物は、50℃で10分間乾燥させ、表2に示され
ている温度で30分間焼付(ストーヴイング)により硬化
させた燐酸処理した鋼板の上に、バーコーターにより塗
布を行なうことにより試験された。焼付した後の4つの
例の各被膜は、滑らかで艶消し(matt)であつた。被膜
の厚さ、外見、機械的諸性質、溶剤や水に対する抵抗性
が評価された。
上記試験の結果は前記表2に示されている。その中の
「MEK摩擦」なる用語は、硬化した塗布被膜をメチルエ
チルケトンで湿した布で、塗布被覆層が拭い去られるま
で往復動の強い摩擦を行つたその回数である。「MEK摩
擦」50以上は、良好な硬化、良好な対溶剤抵抗を示して
いる。衝撃強さは、英国標準落球試験テストにより測定
された耐衝撃強さであり、次の規準により記録された。
E(優秀):塗布層は損傷なし G(良好):塗布層はわずかに損傷を受けた。
M(普通):塗布層に明らかな損傷がみとめられた。
P(貧弱):塗布層は破壊された。
上記は何れも90cm.kg.の裏面衝撃強さを適用した場合
の評価であり、「損傷なし」というのは非常に良好な可
撓性を示している。
水に対する抵抗性は、3日間沸騰する水の中に被覆塗
布量を浸し、それを観察して次の規準により評価した。
優秀(気泡(blister)なし)、良好(多少気泡あ
り)、普通(多数の気泡あり)、貧弱(許容できないほ
どの気泡発生) 塩水スプレー抵抗は、ASTM−B−117−64試験法によ
り測定され、10日後スクラツチによる接着性の損失(mm
で測定)として評価された。その外見は前記された規準
により観察により評価された。
例5−8 例3の実験が、氷酢酸の添加に至るまで繰返された。
それから、その結果生じたエポキシアミンの付加物と架
橋剤で被覆された粒子の得られた懸濁を4つの等しい部
分、即ち以下1ないし4と引用する部分に分けた。
部分1(例5)に対して氷酢酸(4.0g)が少しづつ加
えられた。さらに10分間撹拌した後、水(42.0g)を高
速撹拌しながら滴下により加えた。5.65gの、亜鉛アセ
テート2水和物の25重量%の水溶液を加え、続いて水
(18.4ml)を撹拌しながら加えて即時使用可能なペイン
トを得た。
部分2(例6)に対し、氷酢酸(3.0g)が少しづつ加
えられた。さらに10分間撹拌した後、水(43.0g)を高
速撹拌しながら滴下により加えた。5.65gの亜鉛アセテ
ート2水和物の25重量%の溶液を、続いて水(19.3ml)
を撹拌しながら加えて、即時使用可能なペイントを得
た。
部分3(例7)に氷酢酸(2.0g)が少しづつ加えられ
た。さらに10分間撹拌した後、水(44.0g)を高速撹拌
しながら滴下により加えた。5.65グラムの、亜鉛アセテ
ート2水和物の25重量%の水溶液を、続いて水(19.9m
l)を、撹拌しながら加えて即時使用可能なペイントを
得た。
部分4(例8)に氷酢酸(1.6g)が少しづつ加えられ
た。さらに10分間撹拌した後、水(44.4g)を高速撹拌
しながら滴下により加えた。5.65グラムの、亜鉛アセテ
ート2水和物の25重量%水溶液を、続いて水(23.6ml)
を、撹拌しながら加えて即時使用可能なペイントが得ら
れた。
上記即時使用可能なペイント類は、周囲温度で容易に
流動化する白色の粘稠な液体であつた。それらは(架橋
剤にアミンの付加物を加えたもの)に対する顔料の重量
比1.3を有していた。これらの即時使用可能なペイント
類の二、三の性質は下記表3に示される。
表3から、前記各粘度における固体含有量が比較的高
いということが判る。
本発明の即時使用可能なペイント類は、表面末処理の
鋼板にバーコーターにより施された。湿つた被膜は10分
間50℃で乾燥されそして30分間、170℃で焼付け硬化さ
れた。このようにして得られた4種の各被覆皮膜は優秀
な衝撃強度と50以上のMEK摩擦値を有した。
フロントページの続き (72)発明者 ルラント・ヴアン・イペレン オランダ国 1031 シー・エム アムステ ルダム、バトホイスウエヒ 3 (56)参考文献 特開 昭58−122961(JP,A) 特開 昭57−212263(JP,A) 特公 昭60−56731(JP,B2)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水性ペイント組成物の製造方法において、 (a) 無溶剤のペーストを形成するために粒子寸法20
    マイクロメーター以下を有する顔料粉末、架橋剤、及び
    エポキシ樹脂を混合すること、 (b) かくして生成したペーストを第2アミン、及び
    随意的には更に第1アミンと反応させ、そのアミンの量
    は20℃から140℃の範囲の温度において、エポキシ樹脂
    のエポキシ基当り、少なくとも1個のN−H官能基を提
    供するのに十分な量であり、 (c) 上記段階(b)で得られたエポキシアミン附加
    物と架橋剤で表面を被覆された顔料粒子の懸濁物を中和
    しそして得られる分散体の濃度を水を加えることにより
    固体含有量が10ないし80重量%の範囲になるように調節
    することからなる方法。
  2. 【請求項2】上記段階(a)は架橋剤と該エポキシ樹脂
    を混合した無溶剤液体混合物中に顔料粉末を分散させる
    ことによつて実施される特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  3. 【請求項3】該エポキシ樹脂は多価フエノールのポリグ
    リシジルエーテルである特許請求の範囲第1項及び第2
    項のいずれか1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】該エポキシ樹脂は二価フエノールのポリグ
    リシジルエーテルである特許請求の範囲第3項記載の方
    法。
  5. 【請求項5】該第2アミンは、ジ(C2-6−アルカノー
    ル)アミン、N−C1-6−アルキル−C2-6−アルカノール
    アミン、ジ(C1-6−アルキル)アミン、及びC9-25−脂
    肪族モノエポキシドとC2-6−アルカノールアミンとの附
    加物で、その各々のアミンには1個の炭素原子に結合し
    た一個の水素原子がジ(C1-6−アルキル)アミノ基によ
    つて置換されている、アミンのグループから選択された
    少なくとも1つの化合物を含んでいる特許請求の範囲第
    1項〜第4項のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】該第1アミンはC2-6−アルカノールアミン
    あるいはC1-6−アルキルアミンであり、それらの各アミ
    ンには1個の炭素原子に結合した1個の水素原子がジ
    (C1-6−アルキル)アミン基によつて置換されている特
    許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】上記段階(c)において、該懸濁物は一塩
    基性C2-6−カルボン酸を加えることにより中和度0.2な
    いし1.5の範囲で中和される特許請求の範囲第1項〜第
    6項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】該架橋剤は、1分子当り1個以上のβ−ヒ
    ドロキシ基を持つているポリカルボン酸の非酸性ポリエ
    ステルを含み、そして、エステル交換促進金属化合物が
    前記組成物中に混合される特許請求の範囲第1項〜第7
    項のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】上記段階(c)は二つの連続する(c1)及
    び(c2)の操作により実施され、(c1)の操作は水の存
    在下で中和することを含み、そして(c2)の操作は、望
    むところの固体含有量を確保するために水を加えること
    によりさらに調整することからなる特許請求の範囲第1
    項〜第8項のいずれか1項に記載の方法。
  10. 【請求項10】上記金属化合物は水溶性であるか、ある
    いは、水中分散形態としての水に不溶性の化合物であ
    り、そして上記操作(c1)及び(c2)の間中か、そのい
    ずれか1つの後に組成物中に混合される特許請求の範囲
    第8項記載の方法。
JP62074599A 1986-04-01 1987-03-30 水性ペイント組成物の製造方法 Expired - Lifetime JPH0830166B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8607938 1986-04-01
GB868607938A GB8607938D0 (en) 1986-04-01 1986-04-01 Aqueous paint composition

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62250075A JPS62250075A (ja) 1987-10-30
JPH0830166B2 true JPH0830166B2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=10595483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62074599A Expired - Lifetime JPH0830166B2 (ja) 1986-04-01 1987-03-30 水性ペイント組成物の製造方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4933379A (ja)
EP (1) EP0243992B1 (ja)
JP (1) JPH0830166B2 (ja)
KR (1) KR960001660B1 (ja)
AU (1) AU588986B2 (ja)
BR (1) BR8701437A (ja)
CA (1) CA1301988C (ja)
DE (1) DE3771381D1 (ja)
ES (1) ES2022870B3 (ja)
GB (1) GB8607938D0 (ja)
ZA (1) ZA872299B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9004013D0 (en) * 1990-02-22 1990-04-18 Shell Int Research Glycidylester-anhydride adducts,curing of epoxy resin powder coatings
US5100735A (en) * 1990-07-25 1992-03-31 E. I. Du Pont De Nemours And Company Waterborne basecoat/high solids clear finish for automotive substrates having an improved appearance
JP3373277B2 (ja) * 1993-12-28 2003-02-04 住友ゴム工業株式会社 塗装ゴルフボール
WO1999063016A1 (en) * 1998-05-29 1999-12-09 Hart Polymers, Inc. Zero-voc two-component epoxy coating system
WO2005017617A1 (en) 2003-07-17 2005-02-24 Honeywell International Inc. Planarization films for advanced microelectronic applications and devices and methods of production thereof
KR100725948B1 (ko) * 2005-11-04 2007-06-11 조우정 부식방지 및 스케일 제거용 화합물 및 그것을 함유한 조성물
EP2147955A1 (en) * 2008-07-21 2010-01-27 Cytec Surface Specialties Austria GmbH Aqueous coating binders for corrosion protection, wood and concrete
RU2638373C1 (ru) * 2016-07-05 2017-12-13 Михаил Юрьевич Квасников Композиция для катодного электроосаждения, предназначенная для получения лакокрасочных цинк-полимерных покрытий с повышенной твёрдостью и водостойкостью

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4048179A (en) * 1974-12-12 1977-09-13 Ciba-Geigy Corporation Process for preparing water-dilutable, heat-curing coating compositions
US4100315A (en) * 1976-04-13 1978-07-11 Ciba-Geigy Corporation Process for lacquering metals
JPS555933A (en) * 1978-06-27 1980-01-17 Nippon Soda Co Ltd Cation electrodeposition coating composition
US4374965A (en) * 1978-08-31 1983-02-22 Ford Motor Company Alkaline resistant organic coatings for corrosion susceptible substrates II
US4225479A (en) * 1979-07-30 1980-09-30 Celanese Corporation Cationic epoxide-amine reaction products
DE3162413D1 (en) * 1980-05-22 1984-04-05 Shell Int Research Aqueous coating powder suspensions, preparation and use
GB8322710D0 (en) * 1983-08-24 1983-09-28 Shell Int Research Preparing aqueous binder composition
DE3331903A1 (de) * 1983-09-03 1985-03-21 Basf Farben + Fasern Ag, 2000 Hamburg Wasserdispergierbare bindemittel fuer kationische elektrotauchlacke und verfahren zu ihrer herstellung
DE3561067D1 (en) * 1984-03-16 1988-01-07 Vianova Kunstharz Ag Process for producing cathodically depositable electro-dipping paint binders
US4575524A (en) * 1985-01-29 1986-03-11 Inmont Corporation High build, low bake cathodic electrocoat

Also Published As

Publication number Publication date
AU588986B2 (en) 1989-09-28
JPS62250075A (ja) 1987-10-30
GB8607938D0 (en) 1986-05-08
EP0243992B1 (en) 1991-07-17
EP0243992A2 (en) 1987-11-04
ZA872299B (en) 1987-09-22
DE3771381D1 (de) 1991-08-22
AU7077587A (en) 1987-10-08
BR8701437A (pt) 1988-01-05
KR870010142A (ko) 1987-11-30
KR960001660B1 (ko) 1996-02-03
US4933379A (en) 1990-06-12
CA1301988C (en) 1992-05-26
EP0243992A3 (en) 1989-02-08
ES2022870B3 (es) 1991-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5565525A (en) Unsaturated carbonyl and active hydrogen components with onium salt and epoxy compound
US5418264A (en) Aqueous coating agent and use thereof
JPH0347673B2 (ja)
CA1196119A (en) Aqueous coating powder suspensions, preparation and use
JPH06234954A (ja) 水性ベヒクル組成物、この組成物を含有するコーティング媒体およびその使用
JPH0443945B2 (ja)
JP2000053833A (ja) コ―ティング添加剤、該添加剤を含有するコ―ティング組成物、および該コ―ティング組成物を使用して基板をコ―ティングする方法
JPS625950B2 (ja)
CA2464241C (en) Self-priming coil coating compositions and method
JPH0830166B2 (ja) 水性ペイント組成物の製造方法
JP4326690B2 (ja) 多層の被覆の製造方法
JPH10338719A (ja) フィルム形成性親水性樹脂および塗料組成物
JP2004531595A (ja) 反応性非イソシアネートコーティング組成物
JPH11241048A (ja) 水性塗料組成物及びこの組成物を塗装した塗装物品
JPH02191692A (ja) 水稀釈可能な塗料
JPH11323157A (ja) 水希釈性の造膜性バインダ―
JP3292886B2 (ja) 水性中塗り塗料及び塗膜形成方法
JP2003165948A (ja) 下塗塗料組成物及びこれを用いた補修塗装方法
JPH07304867A (ja) 水分散型硬化剤組成物及び水性樹脂組成物
JPS63156866A (ja) 水性分散型塗料
JP2002047390A (ja) カチオン型水性エポキシ樹脂組成物及びその用途
JPS62127359A (ja) 水性分散型塗料組成物
JPH06122752A (ja) 水分散樹脂組成物
JP2020132673A (ja) 水性樹脂組成物、硬化物および積層体
JPH11302490A (ja) 樹脂組成物および水性樹脂組成物ならびにそれらを用いた硬化物